JP2694076B2 - 記憶部制御装置 - Google Patents

記憶部制御装置

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JP2694076B2
JP2694076B2 JP3307936A JP30793691A JP2694076B2 JP 2694076 B2 JP2694076 B2 JP 2694076B2 JP 3307936 A JP3307936 A JP 3307936A JP 30793691 A JP30793691 A JP 30793691A JP 2694076 B2 JP2694076 B2 JP 2694076B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のアクセス発生装置
と、1以上の主記憶装置と 該アクセス発生装置からの
主記憶装置へのアクセスを制御する記憶部制御装置から
なる計算機システムにおけるキー記憶部(キーメモリと
RCメモリ)のRCメモリの参照(R)ビット、変更
(C)ビットの更新あるいは読み出しのアクセス制御に
関する。
【0002】
【従来の技術】情報処理能力要求が年々高まるにつれ
て、CPUを複数にするマルチプロセッサシステムを実
現する必要があるが、複数のCPUで共通に使用する記
憶部に対するアクセスの競合による処理能力の低下が問
題となってきている。これを解消する為には同一タイミ
ングで複数の主記憶装置への複数のアクセスを可能とす
る複数の優先順位回路、アクセス制御回路を持つ方法が
考えられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この方法で考えられる
問題の一つにキー記憶部に対するアクセスがある。キー
記憶部は記憶保護情報を格納するキーメモリとファイル
上のデータをメモリ上に持ってくる時のリプレース条件
として、また、メモリ上の置き換えられるデータをファ
イルへ戻す必要があるかどうかの判断条件に使用する主
記憶の参照と更新についての情報であるRビット、Cビ
ットの格納の為のRCメモリによって構成される。(こ
のファイル、メモリ間のデータのやりとりをページング
という)その為、RCメモリのRビット、Cビットはア
クセス発生装置からの主記憶アクセスを処理する際に常
に更新しなければならない。。
【0004】RCメモリについてさらに詳しく説明する
と、このRCメモリは主記憶装置に加えて補助記憶装置
を使用し、仮想記憶方式を実現するためのページング方
式において使用される。
【0005】すなわち、このページング方式では、プロ
グラムとデータ及び主記憶装置の両方を一定の大きさに
区切り、前者の区切った単位をページといい、後者の区
切った単位をページ枠(ページフレーム)という。
【0006】一般にページ及びページ枠は1から4キロ
バイトの固定長である。そして、プログラムの実行時
に、まず必要なページが補助記憶装置から主記憶装置の
ページ枠にロードされ(ページイン)、実行される。
【0007】次いで、次ぎに必要となったプログラムや
データのページがロードされ実行される。プログラムは
仮想アドレスを用いて記述されており、仮想アドレスは
命令実行時にページテーブルを用いて実アドレスに変換
され、実アドレスはプレフィックス変換等の手段を用い
て絶対アドレスに変換され、その後、主記憶装置上のア
ドレスである物理アドレスに変換される。
【0008】ページテーブルにはページが主記憶に存在
しているか、あるいは、補助記憶装置上にページアウト
されているかを示すページフォールトビットやページ枠
番号などが含まれる。ページフォールトビットが0のと
きページが主記憶上に存在し、1の時主記憶上に存在し
ないものとする。
【0009】そして、ページフォールトビットが1であ
って、実行すべきページが主記憶装置のページ枠上にな
いとき、すなわち、ページ不在となると、割り込みが生
じ、制御プログラムが必要なページを補助記憶装置上か
ら主記憶装置の空きページ枠に転送し、併せてページテ
ーブルを書き換える。
【0010】もし、空きページ枠がないときには、主記
憶装置上のどれかのページを補助記憶装置に書き出し
(これをページアウトという)、その後、補助記憶装置
からページ読み込み(これをページインという)を行
う。
【0011】このとき、どのページをページアウトする
かを決定するためのアルゴリズムがページリプレースア
ルゴリズムである。このアルゴリズムが不適切であると
主記憶−補助記憶間での転送が頻繁となって効率が悪く
なるスラッシング現象が生ずる。
【0012】ページリプレースアルゴリズムとしてはF
IFO(ファーストイン・ファーストアウト:一番最初
に主記憶装置に入ったページすなわち一番古いページを
ページアウトする方式)とLRU(リースト・リーセン
トリー・ユーズド:最後に参照された時点から経過時間
の最長のページをページアウトする方式)とがある。
【0013】以上のようなページリプレースアルゴリズ
ムを実行する場合には、各ページ枠毎に設けられた参照
ビット(Rビット:リファレンスビット)と変更ビット
(Cビット:チェンジビット)を参照する。参照ビット
はそこのページ枠上のページを参照したかどうかを示す
ビット。あるページ枠のページにアクセスした場合、そ
のページ枠に対応する参照ビットを1にする。変更ビッ
トはそのページ枠上のページを書換えたかどうかを示
す。
【0014】ここでLRUを実現する場合、一例として
主記憶のページテーブルにページ枠対応にカウンタを設
けておく。そして、リセットリファレンスビット(RR
B)という命令が全ての主記憶に定期的に出され、RR
B命令によりRビットのデータを読み込んで来て、その
データの値が1だった場合OSの制御テーブル不要なの
値を+1するとともに、Rビットを0に書き換える。そ
の後、再度主記憶アクセスがあって、特定のページ枠内
の内容が更新されると、RCビットが1に書換えられ
る。
【0015】そして、再度RRB命令によりRビットの
データが読まれてテーブルの値を+1し、Rビットを0
にする。もし、新しいプログラムをたち上げる場合、主
記憶にプログラムを読んでこなければならないが、その
時に主記憶のどのページ枠を追い出すかというのは、先
ほどのテーブルのカウンタ値の最も小さいところを追い
出す(ページアウト)。このためにRビットがある。
【0016】ページアウトされるページの内容が実行中
に変更されていないならば、補助記憶装置に同じ内容が
格納されているので、ページアウトの必要はない。その
判定はCビットにより行い、ページの内容が変更されて
いる場合はCビットを1にする。従ってCビットが0で
あればページアウトは省略できる。
【0017】このようなRCビットは通常主記憶装置上
のページ枠毎にキー記憶部として設けるが、各命令実行
毎に主記憶装置のキー記憶部を参照するのでは処理速度
が低下する。そこで、RCビット専用のレジスタ(RC
メモリ)を主記憶装置毎に設けて処理する方式がとられ
ている。
【0018】しかし、主記憶装置を2つにわけた場合、
RCメモリを2つ設けると2倍の容量を必要とする。な
ぜなら、1つのページ枠が複数の主記憶に跨っている場
合、その全ての主記憶毎に同じページ枠についてのRC
情報を持ち、読み出し時にそれら全ての情報の論理和を
とらなければならないためである。そこで、RCメモリ
を1つにすると、第1の主記憶装置に対するアクセス要
求と、第2の主記憶装置へのアクセス要求とが同時に1
つのRCメモリに来た場合、これをキュー(待ち行列)
で受け、アクセス要求を1つづつキューから送り出して
処理していかなければならない。
【0019】本発明の第1の目的は物量を増やさずにR
Cメモリの更新を可能とする方法を提供するものであ
る。前記同一タイミングで複数の主記憶アクセスを可能
とするキー記憶部に対するアクセス制御の最も簡単な方
法は同一タイミングで処理可能なアクセス数分のRCメ
モリを持つことである。この方法での問題点は、多大な
物量が必要であるということである。
【0020】つまり、1個のアクセスに対してRCメモ
リ用として8個のRAMLSIが必要であるならば、同
時に2個のアクセスを処理できる装置では16個のRA
MLSIが必要となる。本発明は小量の回路を追加する
ことでRAM数を増やすことなく複数のアクセスの同時
処理を可能とすることを目的とする。
【0021】また、本発明の第2の目的として、キーア
クセスが記憶部制御装置内の優先順位回路で選ばれてか
ら一定時間で処理を完了するように制御し、アクセス発
生装置への処理完了通知や読み出したキーデータ(R,
Cビット等)の送出制御を容易にし、かつ、アクセス発
生装置からみたキーアクセス(SSK、ISK、RRB
等によるキー記憶部へのアクセス)のアクセス時間を最
短とし、性能向上を図ることである。(主記憶アクセス
に伴うR,Cビットの更新は後続のキーアクセスに順序
性のつじつまさえ合わせておけば、いつRCメモリを更
新してもよいのでキーアクセスを優先させることで性能
向上につながる)。
【0022】このためには該キーアクセスがキーに格納
されFIFOなどのアルゴリズムにより処理を待たされ
ていては実現不可能であり、前記アルゴリズムを実現す
るキューをバイパスして優先処理する必要がある(但
し、キーアクセスは優先順位回路において同一タイミン
グに複数のキーアクセスは選ばれない)。
【0023】また、複数のアクセスを同時にキューに格
納し、一方一つづつ取り出しして処理していくため、キ
ューが満杯状態になりアクセスのキューへの入力が行え
ない状態つまり優先順位回路でアクセスの選択、送出を
禁止させる必要があり、性能低下の原因となる。
【0024】本発明の第3の目的は、キューが満杯状態
となることをできるだけ少なくし、性能低下を防止する
ことにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明では、プログラムやデータを格納した補助記
憶装置と、この補助記憶装置に格納されたプログラムや
データがページングされる複数の主記憶領域と、複数の
主記憶領域にそれぞれ対応づけられた、対応する主記憶
領域の記憶保護情報を格納するための複数のキーメモリ
と、複数の主記憶領域内の各ページに関する、Rビット
とCビットを含むRCビット情報を格納するためのRC
メモリと、複数のアクセス発生装置とに接続される記憶
部制御装置として、以下の構成を有するものを採用す
る。
【0026】(1)RCメモリが実行すべき処理内容が定
められた情報である、複数個のRCビット更新要求を記
憶するためのキュー。 (2)このキュー内に記憶されたRCビット更新要求を順
次RCメモリに供給する供給手段。 (3)複数のアクセス発生装置からのアクセス要求を受け
付ける手段であって、同時に複数のアクセス要求が発行
された場合には、発行されたアクセス要求の中から、所
定規則に従って所定数のアクセス要求を選択して、受け
付ける受付手段。 (4)受付手段によって受け付けられたアクセス要求の種
類を判定する判定手段。
【0027】(5)この判定手段によってアクセス要求が
主記憶領域に対するアクセス要求であると判定されたと
きに、そのアクセス要求の内容に応じたRCビット更新
要求をキューに登録する登録手段。 (6)判定手段によってアクセス要求が主記憶領域へのア
クセスを伴わない、RCビット情報の読み出しを必要と
するアクセス要求であると判定されたときに、アクセス
要求と同じアドレスに関するRCビット更新要求がキュ
ー内に記憶されているか否かを判定する第2判定手段。 (7)この第2判定手段によってアクセス要求と同じアド
レスに関するRCビット更新要求が記憶されていないと
判定されたときに、そのアクセス要求で要求されている
RCビット情報をRCメモリから読み出して、読み出し
たRCビット情報を、アクセス要求を出したアクセス発
生装置に通知する第1応答手段。 (8)第2判定手段によってアクセス要求と同じアドレス
に関するRCビット更新要求が記憶されていると判定さ
れたときに、そのアクセス要求で要求されているRCビ
ット情報をRCメモリから読み出すとともに、キュー内
のそのRCビット更新要求を読み出し、読み出したRC
ビット情報と読み出したRCビット更新要求に含まれる
RCビット情報との論理和をアクセス要求を出したアク
セス発生装置に通知する第2応答手段。
【0028】
【作用】図1の原理図に従って、本発明の作用を説明す
るが、より具体的には図6の回路図等を参照するのが本
発明を理解するのによい。
【0029】本発明では、複数の主記憶領域34に対し
てそれぞれRCメモリ16を設ける必要はなくRCメモ
リ16を主記憶領域34の数より少なくでき、前記第1
の目的を達成できる。
【0030】ところで、主記憶が複数あるにも拘らず、
RCメモリ16を1つにすると、アクセス要求が同時に
1つのRCメモリ16に来た場合、これをキュー(RC
Q)(待ち行列)で受け、アクセス要求を1つづつキュ
ー(RCQ)から送り出して処理していかなければなら
ない。
【0031】しかし、そのような処理だと時間がかか
る。そこで、本発明では、アクセス要求の種類に応じて
処理を代えることとした。すなわち、判定手段45によ
る判定の結果、複数の優先順位回路5,6で選ばれた複
数のアクセスが主記憶領域34へのアクセスであれば、
そのアクセスに伴うR,Cビット更新のためのアクセス
は、一旦、該キュー(RCQ)に格納した後該キュー
(RCQ)から1個づつアクセスを選択してRCメモリ
16へ送出する。
【0032】また、前記アクセスが主記憶領域34への
アクセスを伴わないキーアクセスの場合は、前記バイパ
ス手段(21,22)により、キュー(RCQ)をバイ
パスしてRCメモリ16へアクセスを送出する。
【0033】ここで、主記憶領域34へのアクセスを伴
わないアクセスとは、一般的には特権命令の記憶保護キ
ーの設定命令、読み出し命令をいい、より具体的には、
例えば、アクセス発生装置42により、記憶保護キー及
びRビット、Cビットを共に初期値にセットするセット
ストレイジキー(SSK)命令、ページフレームの使用
可否を判定するためのキーリード命令、OSがキーの内
容を調べるのに使うインサートストレンジャーキー(I
SK)命令、Rビットのデータを読み込んで来て、その
データの値が1だった場合OSの制御テーブルの値を+
1するとともに、Rビットを0に書き換えるリセットリ
ファレンスビット(RRB)命令等により生じ、キーメ
モリ35、RCメモリ16に対して行うアクセスのこと
をいう。
【0034】キーメモリ35の中にアクセス制御ビット
をチェックしにいくが、あるブロック(ページフレー
ム)にプログラムを入れたので、このブロック(ページ
フレーム)に関し制御ビットが幾つであるか最初にセッ
トしておく。そのためにセットストレージキーという命
令がある。
【0035】プログラムを実行する際、キーリードとい
う命令でキーメモリ35の記憶キーの内容を読み、プロ
グラムが実際に持っている保護キー(PSWのキー)と
比較し、比較して一致がとれたらそのブロック(ページ
フレーム)が使っていいエリアであると判定する。これ
によりそのプログラムが実行できる。ここで、制御プロ
グラムが主記憶全部の参照状態を得るために、RRB命
令(リセットリファレンスビット)がRCビットを読ん
でリセットをかける。こういう命令は、待ち行列に入れ
ると待たされるので、応答の制御が難しくなり、かつ、
処理装置に返る時間が遅くなる。
【0036】RCメモリ16はオペレーティングシステ
ムがページングの制御の際に使用する場合と、ふつうの
アクセス装置からプログラムの命令を読みに行ったり、
オペランドのデータを読みに行ったりする際に、更新さ
れる。その更新というのは、後者の処理の場合、順序性
が守られれば特にいつやってもよく、遅くともよいので
あるが、前者のRRB命令とかの処理に関しては早くす
るのが好ましい。
【0037】このため、主記憶領域アクセスを伴わない
アクセスが、キュー内の命令よりも先に(キュー内の命
令を追い越して)処理されるようにしたのである。
【0038】またキュー(RCQ)に命令が蓄積される
とディレイの問題が生じる。キュー(RCQ)の中の量
によって返るタイミングがばらつく。そうすると、こち
ら側の中でキュー(RCQ)の待ち行列によってRRB
命令とかの応答を返すのがずれてしまうと制御が難しく
なる。これに対し、キュー(RCQ)を追い越す制御を
すると、一定のタイミングで応答を返せるので制御が容
易になる。
【0039】以上により、第2の目的、すなわち、アク
セス発生装置42からみたキーアクセスのアクセス時間
を最短とし、性能向上を図ることを達成できる。しかし
ながら、主記憶領域へのアクセスを伴わないキーアクセ
スを、単に、キュー内に蓄積されている命令よりも先に
処理する構成では、キュー内に同じアドレスに関する命
令が存在していた場合、誤ったデータが読み出されてし
まうことがあり得る。このため、主記憶領域アクセスを
伴わないアクセス要求に応答するための手段として、第
2判定手段によってアクセス要求と同じアドレスに関す
るRCビット更新要求が記憶されていないと判定された
ときに機能する、アクセス要求で要求されているRCビ
ット情報をRCメモリから読み出して、読み出したRC
ビット情報を、アクセス要求を出したアクセス発生装置
に通知する第1応答手段と、第2判定手段によってアク
セス要求と同じアドレスに関するRCビット更新要求が
記憶されていると判定されたときに機能する、そのアク
セス要求で要求されているRCビット情報をRCメモリ
から読み出すとともに、キュー内のそのRCビット更新
要求を読み出し、読み出したRCビット情報と読み出し
たRCビット更新要求に含まれるRCビット情報との論
理和をアクセス要求を出したアクセス発生装置に通知す
る第2応答手段を設けているのである。また、このよう
な動作をする第2応答手段を採用した場合には、実際の
RCメモリの書き換えは、読出アクセス要求に対する応
答後で行われることになるが、前記第2応答手段とし
て、キューからRCビット更新要求を読み出した後、R
Cメモリ内の読み出しが終わったRCビット更新要求が
無効なものとなるようにRCメモリの内容を書き換える
処理と、読み出したRCビット要求をRCメモリに供給
する処理をも行う手段を用いれば、以下に記すように、
与えれたRCメモリに対する読出アクセス要求とキュー
内の書込アクセスが同時に処理されるシステムが実現さ
れることになる。
【0040】追い抜く際、中にアドレスの同じものがあ
った場合で、一致したすべてのアクセスのRビットとC
ビットの更新情報を読み出し、その情報がR,C両ビッ
トを「1」にするアクセスを含んでいたならばデータを
そのままアクセス発生装置に返し、同時にR,Cメモリ
の該当するアクセスに「1」を書き込んでしまい、Rビ
ットのみを「1」とするアクセスのときはRビットに
「1」を書き込むのと同時にCビットのデータをRCメ
モリから読み出し、Rビットの書き込みデータと共にア
クセス元装置へ返す。なお図6で、Vはキュー(RC
Q)の有効性を示す有効ビット、RWDはRビットを1
にしろというフラグ、CWDはCビットを1にしろとい
うフラグである。ADRS0〜19はアドレスで、後ろ
から来た命令とキュー(RCQ)内のアドレスが一致し
たということは同じところに行くということが分かるの
で、キュー(RCQ)を追越して後ろから来た命令を送
出するとともに、キュー内のマッチしたアクセスのRW
D、CWDの内容をキューより読み出し処理しようとす
るアクセスのR,Cの書き込みデータと論理和をとる。
そして、その情報がRWDのみが「1」のときはRビッ
トの書き込み、Cビットの読みだしアクセスとしてRC
メモリにアクセスし、ライトデータとCビットの読みだ
しデータをアクセス元へ、RWD,CWDが共に「1」
のときはR及びCのライトアクセスとしてRCメモリに
「1」を書き込むのと同時に、その書き込みデータをそ
のままアクセス元装置へ送出することで追い越すアクセ
スによるメモリの読み出しアクセスと同時にキュー内の
書き込みアクセスが同時に処理される。
【0041】さらに、記判定手段によってアクセス要求
が主記憶領域へのアクセスを伴わない書込アクセス要求
であると判定されたときに、そのアクセス要求に対応す
るRCビット更新要求をRCメモリに供給するととも
に、RCメモリ内に、アクセス要求と同じアドレスに関
するRCビット更新要求が記憶されていた場合には、そ
のRCビット更新要求の内容を、アクセス要求の内容に
応じたものに書き換える第3応答手段を付加して、記憶
部制御装置を構成しても良い。
【0042】
【0043】
【0044】このように、キーアクセスをキュー(RC
Q)に格納されているアクセスと同時に一括処理し、該
キュー(RCQ)に格納されていたアクセスを無効化
し、キュー(RCQ)内部の空を増やすことでキュー
(RCQ)が満杯状態となることをできるだけ少なくす
ることができる。
【0045】
【0046】本発明で適用するページリプレースアルゴ
リズムとしてはFIFO、LRUを例示できる。前記キ
ュー(RCQ)がFIFOを実現するキュー(RCQ)
である場合である。
【0047】なお、図2に示したように、優先順位回路
5,6には複数のアクセス発生装置がポートを介して接
続され、複数のアクセスが送られて来るが、優先順位回
路5,6はこれら複数のアクセスを同一のタイミングに
複数処理可能とする。
【0048】複数のアクセスを同一のタイミングに複数
処理するとは、「主記憶アクセスに関して優先順位回路
5は、主記憶34−0に対するアクセスのみを選び、優
先順位回路6は主記憶34−1に対するアクセスのみを
選ぶので、それぞれ独立に動作可能である」ということ
である。
【0049】なお、図2のアクセス制御回路とは、キュ
ー、バイパス手段、判定手段他、アクセス制御に必要な
各種構成を含む。
【0050】
【実施例】図3に実施例の装置の概略を示すとともに、
図4にその記憶部制御装置の詳細ブロック図を示す。
【0051】主記憶領域34を有する主記憶装置は2つ
設けられている。また、キーメモリ35及びページング
のためのページテーブル36が設けられている。このテ
ーブル36はオペレーティング・システムが1つの計算
機システムでは1つのテーブルのみ設けられる。
【0052】そして、記憶部制御装置41に、アクセス
発生装置42、1つのRCメモリ16、補助記憶装置4
3が接続され、アクセス発生装置42からの命令に従っ
て補助記憶装置43に格納されたプログラム・ファイル
が読み出され、キーメモリ35、ページテーブル36、
RCメモリ16の各動作によりページングが行われ、前
記プログラムが主記憶装置34に読み込まれ、実行され
る。
【0053】記憶部制御装置41は、アクセス発生装置
42からの複数のアクセスを同一のタイミングに複数処
理可能とする複数の優先順位回路5,6、前記RCメモ
リ16に対応した複数のアクセスを同時に入力可能で1
タイミングには1個のアクセスをRCメモリ16へ送出
するキュー(RCQ)、前記複数の優先順位回路5,6
で選ばれたアクセスが主記憶アクセスであるか否かを判
断する判定手段45、この判定手段45の判定の結果判
明したアクセスの種類によってそのアクセスを前記キュ
ー(RCQ)を経由せずに前記RCメモリ16に直接送
出するバイパス手段21,22、判定手段45によりバ
イパスすべきと判定されたアクセスのアドレスとキュー
(RCQ)内に既格納のアクセスのアドレスとを比較す
るアドレス比較手段9,10、前記キュー(RCQ)内
のアクセス蓄積量を検出するキュー蓄積状態検出手段3
1、このキュー蓄積状態検出手段31により検出したキ
ュー(RCQ)内アクセス蓄積量がキュー(RCQ)の
容量に対して満杯状態か満杯状態に近い場合に新たなア
クセスを禁止するアクセス禁止手段32を備えている。
【0054】この例では、アクセス発生装置42として
の例えば中央処理装置から2個のアクセスが同時に処理
可能である。図4は、本発明に係る記憶部制御装置41
の一実施例を示すブロック図である。
【0055】図4で、1,2は優先順位回路で選ばれた
第1及び第2のリクエスト信号線である。3,4はリク
エストポート、優先順位回路で選ばれたリクエストを保
持するレジスタである。50,51はキューへのリクエ
スト格納選択回路である。7,8は前記選択回路50,
51で選択されたリクエストのRCメモリへのアクセス
情報を保持する第1及び第2のレジスタ(これら第1及
び第2のレジスタを複数組設けて本発明におけるキュー
(RCQ)を構成している)で、図5,6のように、格
納アクセスのアドレス格納部(ADRS0〜19)、格
納アクセスの有効性を示す有効フラグ(V)、RCメモ
リ16への書き込みフラグ(RWD,CWD)をそれぞ
れ有し、RWDはRビットの書き込み情報を示し、CW
DはCビットの書き込み情報を有する。9,10はアド
レス比較手段9,10を構成する比較回路である。11
はインポインタ(入力データを設定すべきレジスタ番号
を示すカウンタ)である。12はアウトポインタ(出力
データとして選択するレジスタ番号を示すカウンタ)で
ある。13は選択回路である。14,15はタイミング
調整レジスタである。16はRCメモリ(RCRAM)
である。この一つのRCメモリで全主記憶装置分のRC
ビット情報を処理する。17はRCメモリ(RCRA
M)への書き込みデータを保持するバイパスレジスタで
ある。そして、RCメモリ16を迂回する並列線18が
設けられ、この並列線にバイパスレジスタ17が接続さ
れ、このバイパスレジスタ17の出力と、前記RCメモ
リ16の出力がオアゲート19に入力され、このオアゲ
ート19の出力がキーデータ(R,Cビット)としてア
クセス元装置へ送出される。
【0056】21,22は優先順位回路で選ばれたリク
エストとキュー内のリクエストのアドレスの一致を調べ
るアドレス比較手段9,10への信号線である。そし
て、1つのページ枠が複数の主記憶装置に跨るときその
ページ枠に関するキーメモリは1つしか持てないため、
該主記憶装置のいずれかのキーメモリ上に存在している
ためキーメモリのアクセス時は優先回路5,6の独立性
が失われ同タイミングに1個の処理のみにしなければな
らない。
【0057】第1、第2の優先順位回路5,6はそれぞ
れ第1及び第2のリクエスト信号線1,2に接続されて
いるので、各信号線1,2それぞれからのメモリアクセ
ス(ACC0DATA、ACC1DATA)はいずれも
それぞれ、第1、第2のキュー格納先選択回路5,6に
入力される。
【0058】この回路により2入力のキュー(RCQ)
を矛盾無く実現している。選択回路5の動作例として
は、リクエストポート3に主記憶アクセスがあれば該ア
クセスのRCメモリの更新アクセスを選択し、リクエス
トポート3にリクエストがなくリクエストポート4の主
記憶アクセスがあればリクエストポート4からのRCメ
モリの更新アクセスを選択する。このようにして、イン
ポインタ11により示されるレジスタに2個のデータ
(ACC0DATA、ACC1DATA)がそれぞれ設
定される。
【0059】なお、ここで示したように、インポインタ
11により示されるレジスタはRCQ0、RCQ1の2
個を組で示してもよいし、1個を示してもよい。組で示
す場合は、ACC0DATAを偶数レジスタ側に、AC
C1DATAを奇数レジスタ側に設定するというように
制御する。一個の場合はインポインタ11で示すレジス
タにACC0DATAを、インポインタ11で示すレジ
スタ番号+1で示されるレジスタにACC1DATAを
設定するというように制御すればよい。
【0060】インポインタ11によりレジスタ7,8に
設定されたアクセスはアウトポインタ12により指示さ
れることで選択回路13(PRIO(SEL))で選ば
れRCメモリ16へ送出される。
【0061】ところで、アクセスがキュー(RCQ)を
構成するレジスタ7,8に設定されると、インポインタ
11はカウントアップされる。2個のアクセスがレジス
タに設定された場合+2、どちらか一方のみが設定され
た場合+1カウントアップされる。(本例ではインポイ
ンタ11が1個のレジスタを示すものとしている。)ア
ウトポインタ12はその指示しているレジスタに設定さ
れているアクセスがRCメモリ16へ送出されたときカ
ウントアップされる。
【0062】従って、インポインタ11とアウトポイン
タ12の差がその時点で蓄えられたアクセス数である。
このアクセス数によりキュー(RCQ)がフルとなった
ときまたはフルになりそうな時、優先順位回路へその旨
を報告し、新たなアクセスの選択を禁止する。ここで、
本発明におけるキュー蓄積状態検出手段31はインポイ
ンタ11とアウトポインタ12及びこれらの差を演算す
る算出手段31、算出手段31の結果から優先順位回路
にアクセス選択禁止命令を出す、アクセス禁止手段32
から実現される。
【0063】キュー(RCQ)内にアクセスが蓄えられ
ている時新たなアクセスがアクセス制御回路(優先順位
回路)から送出されると該新たなアクセスのアドレスと
キュー(RCQ)内のアクセスのアドレスとがアドレス
比較手段9,10としての比較回路9,10により比較
される。
【0064】比較結果が不一致の時は、この新たなアク
セスはキュー(RCQ)中のレジスタに新たに設定され
る。一致した場合は、一致したレジスタに新たな設定は
行われない。
【0065】ここでアクセスタイプが主記憶への読み出
しアクセスならRビットへの「1」書き込み情報が設定
される。アクセスタイプが主記憶への書き込みアクセス
ならばRビット、Cビットへの「1」書き込み情報が設
定される。
【0066】このアドレス比較はキュー(RCQ)内の
有効なアクセス全てに行ってもよいし、限定されたアク
セスで比較してもよい。限定されたアクセスとしては例
としてアウトポインタ12で示されているアクセスを除
くなどである。
【0067】キュー(RCQ)内にアクセスが蓄えられ
ている時、新たなキーアクセスが入力されると、以下の
処理となる。まず、キー読み出しアクセスを考える、キ
ー読み出しアクセスはキュー(RCQ)に設定し、キュ
ー(RCQ)から読み出されるときにキー記憶部(キー
メモリ35、RCメモリ16)からの読み出しを行って
もよいが、この方式ではアクセスタイムが不定となる為
制御が複雑となりキュー(RCQ)で待っている時間だ
けアクセス発生装置42へのキーデータの送出が遅れる
ので性能低下につながる。
【0068】そこで、キュー(RCQ)にキー読み出し
アクセスがアクセス発生装置から送出されるとキュー
(RCQ)への登録はせず、バイパス手段21,22に
よりキュー(RCQ)に蓄えられているアクセスを追い
越してRCメモリ16へ送出する。
【0069】この時、キュー(RCQ)内の全てのアク
セスとアドレス比較が比較回路9,10でなされ、アド
レスが一致したキュー(RCQ)内のアクセスRビッ
ト,Cビットの書き込みデータを読み出しRビット、C
ビットの書き込みデータとしてRCメモリ16へ送られ
る。(読み出しなのでメモリには書き込まれないまた、
この時、一致により前記キュー(RCQ)より読み出し
たRビットの書き込み情報が「1」である時は、一致し
たキュー(RCQ)内アクセスのRWDをオンにし、ま
た、Rビットの書き込み情報の論理和とCビットの書き
込み情報が共に1であるとき、RCメモリ16への書き
込みフラグRWD、CWDをオン状態にしてアクセスす
ることで図5に示したようにRAM部内に書き込み動作
を行うのと同一タイミングでR,Cビットの読み出しデ
ータ(アクセス発生装置42へ送出するキーデータ)を
得ることができ、つまり一括処理が可能となり、この
時、該アドレス一致したキュー(RCQ)に該格納アク
セスの有効フラグ(V)をオフして無効化する。
【0070】RWD、CWDが「1」の時は、図14の
V,RW,CW,RD,CDが「1」となる。このレジ
スタのRW,CWは図5のREAD/WRITE CT
RLへ出力され、RD,CDはR/C WRITE D
ATAとなる。このとき、R/C WRITE DAT
AはR/C RAMに入力されるのと同時にバイパスレ
ジスタ17にセットされ、オアゲート19でORされ
る。オアゲート19の出力はRAMからの値が不定値
「X」であっても、バイパスレジスタ17からの「1」
の信号により出力は「1」+「X」=「1」が出力さ
れ、RAMの書き込みと同時にRAMからの(実際はレ
ジスタ17からの)データを読み出したことになり、同
時処理がなされたことになる。
【0071】また、キー書き込みアクセスもキュー(R
CQ)内のアクセスを追い越してRCメモリ16へ送出
する。この時、キュー(RCQ)内の全てのアクセスと
アドレス比較がなされ一致したキュー(RCQ)内アク
セスのRビット、Cビットが前記キー書き込みアクセス
の種類によって「0」にされる。RRB命令では一致し
たキューのRWが「0」とされ、SSK命令ではRW
D、CWD共に「0」とされる。またSSK命令では有
効ビット(V)を「0」としてもよい。
【0072】図6,7にアドレス比較による処理に関す
る詳細回路を示す。図6,7において、RCQ0はキュ
ー(RCQ)を構成するレジスタである。なお、この例
ではRCQのレジスタ群はRCQ0からRCQ5までと
する。また、B1で示すブロックはRCQ0のRWD及
びCWDの更新回路である。この更新回路は6つの二入
力アンドゲート、一方の入力にインバータを有する2つ
のアンドゲート、及び、2つのオアゲートから構成さ
れ、このRCQ0のRWDとCWDにそれぞれ前記2つ
のアンドゲートに向かうフィードバック線が接続されて
いる。
【0073】次に、COMPは比較回路、SELは選択
回路、B2はRCメモリ16書換え用のキュー(RC
Q)で、アドレス格納部(ADRS0〜19)、有効フ
ラグ(V)、RCメモリ16のRビットへの書き込みフ
ラグ(RWD)、RCメモリ16のCビットへの書き込
みフラグ(CWD)、RCメモリ16のRビット書込デ
ータ(RD)、RCメモリ16のCビット書込データ
(CD)を有している。
【0074】B3はRビットの更新回路で図では省略し
てあるが三入力アンドゲートは6つ並列にある。B4は
Cビットの更新回路で図では省略してあるが三入力アン
ドゲートは6つ並列にある。B5はRCQ0の有効フラ
グを無効化するリセット回路である。図6,7における
記号は以下の意味である。 RWD,RW:Rビット書き込み指示{Rビットへの書
き込みフラグ(RWD,RW)が「1」のとき書き込み
を意味する。} CWD,CW:Cビット書き込み指示{Cビットへの書
き込みフラグ(CWD,CW)が「0」のとき読み出し
を意味する。} RD:Rビットライトデータ CD:Cビットライトデータ ACCx:アクセス ACC0=リクエストポート3を経由するアクセス、 ACC1=リクエストポート4を経由するアクセス、 RCQy:キューに既格納のアクセス ACCxRCQyMCH:ACCxとRCQyのアドレス一
致信号 MSURQ:主記憶アクセス MSUST:主記憶書き込みアクセス KSURW:KSU Rビット書き込みアクセス (リクエストポート3に設定されたアクセス) KSUCW:KSU Cビット書き込みアクセス (リクエストポート4に設定されたアクセス) RCQyRW:メモリアクセスによるRビット書き込み
指示(RD=1) RCQyCW:メモリアクセスによるCビット書き込み
指示(CD=1) KSUREAD:KSU R,Cビット読み出しアクセ
ス KSURD:KSU Rビット書き込みアクセス時Rビ
ット書き込みデータ KSUCD:KSU Cビット書き込みアクセス時Cビ
ット書き込みデータ KSURQ:KSU R,Cビットに対する読み出し+
書き込みアクセス ACC0KEYREAD:キーのリードアクセス (=リクエストポート3に設定されたアクセス) RCQRWD・MCH、RCQCWD・MCHでMCH
上にバーが引いてある記号:アドレスマッチしていない
通常のキューから1つづつ読み出したアクセスRWD、
CWD まず、優先順位回路からのアクセス(例えばACC0K
SURQのメモリアクセス)があると、インポインタ1
1により示されるレジスタ番号を持つキュー(RCQ)
としてのレジスタ(RCQ0)にデータ(ACC0DA
TA)を設定しようとする。
【0075】このとき比較回路でACC0DATAのア
ドレスACC0ADRSと、RCQ0からRCQ5に既
格納のアクセスのアドレスとが比較され、一致するもの
がなければ、前記データはレジスタRCQ0に設定され
る。
【0076】このとき、アクセスの種類と、アクセスの
比較結果により以下のように動作態様が異なる。 <アクセス=主記憶への読み出しアクセス、アクセスア
ドレス不一致の場合>主記憶への読み出しアクセスの場
合で、アクセスアドレス不一致の場合のRCQ0のRW
D、CWDの書換えは図8で示したように、以下のよう
になる。
【0077】このとき、ACC0RCQ0MCH=0 ACC0MSURQ=1 ACC0MSUST=0 ACC0KSURW=1 ACC0KSUCW=1 であるからアンドゲートA1=0、A3=0、A5=
0、A6=0である。
【0078】このA5の出力0はインバータで1に反転
されてアンドゲートA7に入力される。このアンドゲー
トA7の他方の入力にはRWD=0がフィードバック線
から入力されるので、このアンドゲートA7の出力は0
となる。
【0079】このA7出力0とアンドゲートA1からの
0がオアゲートO1に入力されるので、オアゲートO1
の出力は0となり、RWDに0が立つ。一方、A6の出
力0はインバータで1に反転されてアンドゲートA8に
入力される。このアンドゲートA8の他方の入力にはC
WD=0がフィードバック線から入力されるので、この
アンドゲートA8の出力は0となる。
【0080】このA8出力0とアンドゲートA3からの
0がオアゲートO2に入力されるので、オアゲートO2
の出力は0となり、CWDは0のままである。 <アクセス=主記憶への書き込みアクセス、アクセスア
ドレス不一致の場合>次に、アクセスタイプが主記憶へ
の書き込みアクセスならRビットとCビットへ共に
「1」の書き込み情報が設定される。
【0081】すなわち、主記憶への書き込みアクセスの
場合で、アクセスアドレス不一致の場合のRCQ0のR
WD、CWDの書換えは図11で示したように、以下の
ようになる。
【0082】このとき、ACC0RCQ0MCH=0 ACC0MSURQ=1 ACC0MSUST=1 ACC0KSURW=1 ACC0KSUCW=1 であるからアンドゲートA1=0、A3=0、A5=
0、A6=0である。
【0083】このA5の出力0はインバータで1に反転
されてアンドゲートA7に入力される。このアンドゲー
トA7の他方の入力にはRWD=0がフィードバック線
から入力されるので、このアンドゲートA7の出力は0
となる。
【0084】このA7出力0とアンドゲートA1からの
0がオアゲートO1に入力されるので、オアゲートO1
の出力は0となり、RWDに0が立つ。一方、A6の出
力0はインバータで1に反転されてアンドゲートA8に
入力される。このアンドゲートA8の他方の入力にはC
WD=0がフィードバック線から入力されるので、この
アンドゲートA8の出力は0となる。
【0085】このA8出力0とアンドゲートA3からの
0がオアゲートO2に入力されるので、オアゲートO2
の出力は0となり、CWDは0のままである。 <アクセス=主記憶への読み出しアクセス、アクセスア
ドレス一致の場合>新たなアクセスとキュー(RCQ)
中のアクセスのアドレスとが一致した場合は、キュー
(RCQ0)に新たな設定は行われない。
【0086】すなわち、アクセスが一致して、しかもそ
のアクセスタイプが主記憶への読み出しアクセスの場
合、図12及び以下に示したように、RWD、CWDへ
の書換えは行われない。 このとき、ACC0RCQ0MCH=1 主記憶アクセス ACC0KSURQ=1 ACC0MSUST=0 キーメモリアクセス ACC0KSURW=0 ACC0KSUCW=0 である。なお、主記憶アクセスとキーメモリアクセ
スは同時にはどちらか一方のみしか流れない。
【0087】以上により、アンドゲートA1=1、A3
=0、A5=0、A6=0である。このA5の出力1は
インバータで0に反転されてアンドゲートA7に入力さ
れる。このアンドゲートA7の他方の入力にはRWD=
1がフィードバック線から入力されるので、このアンド
ゲートA7の出力は1となる。
【0088】このA7出力1とアンドゲートA1からの
1がオアゲートO1に入力されるので、オアゲートO1
の出力は1となり、RWDに1が立つ。しかし最初から
RWDに1が立っているのでRWは書き換えられないの
と同じである(キューに格納されている有効アクセスは
総てRWが1になっている)。
【0089】一方、A6の出力0はインバータで1に反
転されてアンドゲートA8に入力される。このアンドゲ
ートA8の他方の入力にはCWD=1がフィードバック
線から入力されるので、このアンドゲートA8の出力は
1となる。
【0090】このA8出力1とアンドゲートA3からの
0がオアゲートO2に入力されるので、オアゲートO2
の出力は1となり、CWDに1が立つ。 <アクセス=主記憶への書き込みアクセス、アクセスア
ドレス一致の場合>アクセスが一致して、しかもそのア
クセスタイプが主記憶への書き込みアクセスの場合、図
13及び以下に示したように、RWD、CWDへの書換
えは行われない。 このとき、ACC0RCQ0MCH=1 ACC0MSURQ=1 ACC0MSUST=1 ACC0KSURW=0 ACC0KSUCW=0 であるからアンドゲートA1=1、A3=1、A5=
0、A6=0である。
【0091】このA5の出力0はインバータで1に反転
されてアンドゲートA7に入力される。このアンドゲー
トA7の他方の入力にはRWD=1がフィードバック線
から入力されるので、このアンドゲートA7の出力は1
となる。
【0092】このA7出力1とアンドゲートA1からの
1がオアゲートO1に入力されるので、オアゲートO1
の出力は1となり、RWDに1が立つ。しかし最初から
RWDに1が立っているのでRWDは書き換えられない
のと同じである。
【0093】一方、A6の出力0はインバータで1に反
転されてアンドゲートA8に入力される。このアンドゲ
ートA8の他方の入力にはCWD=1がフィードバック
線から入力されるので、このアンドゲートA8の出力は
1となる。
【0094】このA8出力1とアンドゲートA3からの
1がオアゲートO2に入力されるので、オアゲートO2
の出力は1となり、CWDに1が立つ。しかし最初から
CWDに1が立っているのでCWDは書き換えられない
のと同じである。<アクセス=キー読み出しアクセス、
アクセスアドレス不一致の場合>アクセスが主記憶領域
34へのアクセスを伴わないキー読み出しアクセスの場
合は、バイパス手段21,22により、キュー(RC
Q)をバイパスしてRCメモリ16へアクセスを送出す
る。
【0095】このとき、前記キュー(RCQ)をバイパ
スしてRCメモリ16へ送られるアクセスのアドレスと
前記キュー(RCQ)内に蓄積されたアクセスのアドレ
スとが一致しない場合、アクセスがキュー(RCQ)を
バイパスする以外はこれまでの通常処理と同一であり、
図4のSIG1,SIG2を経由してPRIQ(選択回
路13)で選ばれ、キー読み出しアクセスがRCメモリ
16に送出される。<アクセス=キー読み出しアクセ
ス、アクセスアドレス一致の場合>この例の場合を図1
5に従って説明する。
【0096】第2図優先順位回路5で選択されたリクエ
ストのACCODATAは第4図リクエストポート3に
設定される。このステージでリクエストの内容の判定を
判定手段21により行い、キーメモリへのリードアクセ
スであると検出した場合、判定手段より生成される制御
信号は以下のようになる。
【0097】ACCOMSURQ=0 ACCOMSUST=0 ACCOKSURW=0 ACCOKSUCW=0 ACCOKEYREAD=1 ACCOADRS=「K」 RCQ0のアドレスが「K」であった場合比較的手段に
よりACCORCQMCHは1となり回路の入力は定ま
る。この時RCQ0のRWD、CWDは共に(E)
(F)により0にクリアーされ、(A)によりVも
「0」にクリアーされる。これによりキュー(Queu
e)を圧縮したことになる。又、RCメモリへ送出する
インタフェースレジスタB2にはADRS0〜19=
「K」が、「Vにはバイパスする」ということを検出す
ることを条件にして設定され、RW,CW,RD,CD
に「1」が設定されるのは回路の通りである。
【0098】図5を用いて説明するとこのレジスタの出
力はRCメモリに送られ、ADRS0〜19=「K」は
RC−RAM ADDRESSに入力され、RW,CW
はREAD/WRITE CTRLに入力されR/C
WRITE DATAにRD,CDが入力される。これ
によってRCRAMではアドレスKにR=「1」,C=
「1」のデータを書き込み16からの出力は不定値とな
っているが、レジスタ17の出力がR=「1」,C=
「1」であるためOR回路19により、RC RAMか
らR=「1」,C=「1」が読み出されたことになり、
このデータがアクセス元装置へ読み出しデータとして送
出され、READ/WRITEの一括処理ができたこと
になる。 <アクセス=キー書き込みアクセス、アクセスアドレス
不一致の場合>キー書き込みアクセスもキュー(RC
Q)内のアクセスを追い越してRCメモリ16へ送出す
る。この時、キー書き込みアクセスがキュー(RCQ)
内の全てのアクセスとアドレス比較され、その結果不一
致であった場合、アクセスがキュー(RCQ)をバイパ
スする以外はこれまでの通常処理と同一であり、図4の
SIG1,SIG2を経由してPRIO(選択回路1
3)で選ばれ、キー読み出しアクセスがRCメモリ16
に送出される。 <アクセス=キー書き込みアクセス、アクセスアドレス
一致の場合>図16に示したように、例えば、SSK命
令によりアドレスKにR=「1」,C=「1」を書く場
合である。
【0099】これは、図15の場合と同様な手段を経由
して判定手段より生成される制御信号は以下のようにな
る。 ACCOMSURQ=0 ACCOMSUST=0 ACCOKSURW=1 ACCOKSUCW=1 ACCOKEYREAD=0 ACCOADRS=「K」 ACCOKSURW=1 ACCOKSUCW=1 ACCOKSUWRD=1 ACCOKSUWCD=1 RCQ0のアドレスが「K」であった場合、比較手段に
よりACCORCQMCHは「1」となり、回路の入力
は定まる。この時RCQのRWD,CWDは共に「0」
にクリアーされる。又、RCメモリへ送出するインター
フェースレジスタB2にはADRS0〜19=「K」,
Vはバイパス検出により設定され、RW,CW,RD,
CDに「1」が設定される。
【0100】これがRCメモリへ送られてRC−RAM
ADDRESSは「K」、READ/WRLTE=1
によりRAMのライトネーブルを「1」とし、R/C
WRITEDATAにR=「1」,C=「1」のデータ
を入力する。この時別紙と同様な動作をするが図5の
OR19の出力はR=「1」,C=「1」が出てくるが
書き込みリクエストだったのでアクセス元へのデータの
送出は行わない。以上説明したように、また、図6,7
から明かなように、少量の回路追加で複数のアクセスの
同時処理が可能となり、性能向上コストパフォーマンス
向上に大きく寄与する。
【0101】
【発明の効果】本発明では、物量を増やさずにRCメモ
リの更新が可能で、経済的でコストを下げることができ
る。また装置の軽量化にも寄与する。
【0102】また、記憶部制御装置内の優先順位回路で
選ばれてから一定時間で処理を完了するように制御し、
アクセス発生装置への処理完了通知や読み出したキーデ
ータ(R,Cビット等)の送出制御を容易にし、かつ、
アクセス発生装置からみたキーアクセス(SSK、IS
K、RRB等によるキー記憶部へのアクセス)のアクセ
ス時間を最短とし、性能向上を図ることができる。
【0103】また、キュー(RCQ)内のアクセス蓄積
量を検出するキュー蓄積状態検出手段と、このキュー蓄
積状態検出手段により検出したキュー(RCQ)内アク
セス蓄積量が満杯かそれに近い場合に新たなアクセスを
禁止するアクセス禁止手段とを設ければ、キューが満杯
状態となることをできるだけ少なくし、性能低下を防止
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理図
【図2】 アクセス発生装置から優先順位回路部に至る
経路のブロック図
【図3】 本発明の実施例を示したブロック図
【図4】 実施例の記憶部制御装置を示したブロック図
【図5】 RCメモリ部分のブロック図
【図6】 図4の記憶部制御装置の前段の回路図
【図7】 図4の記憶部制御装置の後段の回路図
【図8】 図6の回路の動作例を示した図
【図9】 図6,図8のCに接続される回路図
【図10】 図6,図8のDに接続される回路図
【図11】 図6の回路の動作例を示した図
【図12】 図6の回路の動作例を示した図
【図13】 図6の回路の動作例を示した図
【図14】 図7の回路の動作例を示した図
【図15】 キー読み出しアクセスのアドレス一致の動
作例を示した図
【図16】 キー書き込みアクセスのアドレス一致の動
作例を示した図
【符号の説明】
1,2・・第1及び第2のリクエスト信号線 5,6・・優先順位回路 7,8(RCQ)・・キュー(第1及び第2のレジス
タ) 9,10・・アドレス比較手段 11・・インポインタ 12・・アウトポインタ 13・・選択回路 14,15・・タイミング調整レジスタ 16・・RCメモリ 17・・バイパスレジスタ 18・・並列線 19・・オアゲート 21,22・・バイパス手段 31・・キュー蓄積状態検出手段 32・・アクセス禁止手段 34・・主記憶領域(主記憶装置) 35・・キーメモリ 36・・ページテーブル 41・・記憶部制御装置 42・・アクセス発生装置 43・・補助記憶装置 45・・判定手段 (ADRS0〜19)・・アドレス格納部 (V)・・有効フラグ (RW,CW)・・RCメモリへの書き込みフラグ RW・・Rビットの書き込み情報 CW・・Cビットの書き込み情報
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−48954(JP,A) 特開 昭58−150195(JP,A) 特開 昭58−150196(JP,A) 特開 昭57−33494(JP,A)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムやデータを格納した補助記憶
    装置と、この補助記憶装置に格納されたプログラムやデ
    ータがページングされる複数の主記憶領域と、前記複数
    の主記憶領域にそれぞれ対応づけられた、対応する主記
    憶領域の記憶保護情報を格納するための複数のキーメモ
    と、前記複数の主記憶領域内の各ページに関する、R
    ビットとCビットを含むRCビット情報を格納するため
    RCメモリと、複数のアクセス発生装置とに接続され
    る記憶部制御装置であって、 前記RCメモリが実行すべき処理内容が定められた情報
    である、複数個のRCビット更新要求を記憶するための
    キューと、 このキュー内に記憶されたRCビット更新要求を順次前
    記RCメモリに供給する供給手段と、 前記複数のアクセス発生装置からのアクセス要求を受け
    付ける手段であって、同時に複数のアクセス要求が発行
    された場合には、発行されたアクセス要求の中から、所
    定規則に従って所定数のアクセス要求を選択して、受け
    付ける受付手段と、 前記受付手段によって受け付けられたアクセス要求の種
    類を判定する判定手段と、 この判定手段によってアクセス要求が前記主記憶領域に
    対するアクセス要求であると判定されたときに、そのア
    クセス要求の内容に応じたRCビット更新要求を前記キ
    ューに登録する登録手段と、 前記判定手段によって前記アクセス要求が前記主記憶領
    域へのアクセスを伴わない、RCビット情報の読み出し
    を必要とするアクセス要求であると判定されたときに、
    前記アクセス要求と同じアドレスに関するRCビット更
    新要求が前記キュー内に記憶されているか否かを判定す
    る第2判定手段と、 この第2判定手段によってアクセス要求と同じアドレス
    に関するRCビット更新要求が記憶されていないと判定
    されたときに、そのアクセス要求で要求されているRC
    ビット情報を前記RCメモリから読み出して、読み出し
    たRCビット情報を、前記アクセス要求を出したアクセ
    ス発生装置に通知する第1応答手段と、 前記第2判定手段によって前記アクセス要求と同じアド
    レスに関するRCビッ ト更新要求が記憶されていると判
    定されたときに、そのアクセス要求で要求されているR
    Cビット情報を前記RCメモリから読み出すとともに、
    前記キュー内のそのRCビット更新要求を読み出し、読
    み出したRCビット情報と読み出したRCビット更新要
    求に含まれるRCビット情報との論理和を前記アクセス
    要求を出したアクセス発生装置に通知する第2応答手段
    とを、備えることを特徴とする記憶部制御装置。
  2. 【請求項2】 前記第2応答手段は、前記キューからR
    Cビット更新要求を読み出した後、RCメモリ内の読み
    出しが終わったRCビット更新要求が無効なものとなる
    ようにRCメモリの内容を書き換える処理と、読み出し
    たRCビット要求を前記RCメモリに供給する処理をも
    行うことを特徴とする請求項1記載の記憶部制御装置。
  3. 【請求項3】 前記判定手段によって前記アクセス要求
    が前記主記憶領域へのアクセスを伴わない書込アクセス
    要求であると判定されたときに、そのアクセス要求に対
    応するRCビット更新要求を前記RCメモリに供給する
    とともに、前記RCメモリ内に、前記アクセス要求と同
    じアドレスに関するRCビット更新要求が記憶されてい
    た場合には、そのRCビット更新要求の内容を、前記ア
    クセス要求の内容に応じたものに書き換える第3応答手
    段を、さらに、備えることを特徴とする請求項1または
    請求項2記載の記憶部制御装置。
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