JP2866652B2 - 貨物または機械の係留システムの支持・保持装置 - Google Patents
貨物または機械の係留システムの支持・保持装置Info
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- JP2866652B2 JP2866652B2 JP62290457A JP29045787A JP2866652B2 JP 2866652 B2 JP2866652 B2 JP 2866652B2 JP 62290457 A JP62290457 A JP 62290457A JP 29045787 A JP29045787 A JP 29045787A JP 2866652 B2 JP2866652 B2 JP 2866652B2
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B63—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; RELATED EQUIPMENT
- B63B—SHIPS OR OTHER WATERBORNE VESSELS; EQUIPMENT FOR SHIPPING
- B63B25/00—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby
- B63B25/28—Load-accommodating arrangements, e.g. stowing, trimming; Vessels characterised thereby for deck loads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B64F1/00—Ground or aircraft-carrier-deck installations
- B64F1/12—Ground or aircraft-carrier-deck installations for anchoring aircraft
- B64F1/125—Mooring or ground handling devices for helicopters
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- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は揺動する船舶のプラットホーム上に貨物また
は機械を係留するのに用いられる係留システムの支持・
保持装置に関するものである。 従来の技術 フランス国特許第2,180,499号にはこの形式の装置が
記載されている。この特許の装置は有孔プレートと、支
柱および異形断面材で構成される有孔プレートの支持手
段とで構成されている。この構造では有孔プレートとプ
ラットホームの両表面が連続するように一体化されてい
る。有孔プレートは肩部上に支持され、有孔プレート/
支柱/異形断面材の集合体は、プラットホーム自体に加
わる最大の力に耐え得るように弾性変形可能な懸架構造
をしている。また、支柱および異形断面材な構造全体に
力を分散させることによって、貨物によって加えられる
曲げ応力のみに抵抗するように設計されている。 しかし、この装置には2つの問題点があった。すなわ
ち、まず第1に、プラットホームに切込み加工をしなけ
ればならないという欠点がある。従って、プラットホー
ムが船の甲板の場合、船の設計段階からこの点を考慮し
なければならなくなる。しかも、こうした切込み加工が
甲板の抵抗力に影響を及ぼすことは不可避である。次
に、重量の大きな貨物、例えば13トンを超える大型機械
の貨物の場合には、貨物をプラットホームに直接固定す
るとしても、上記懸架構造はプラットホーム上の圧縮応
力に耐えられるよう設計されてはいないため、上記装置
を使用することは不可能である。 英国特許第1,177,751号には、甲板の上にヘリコプタ
収容装置を固定する方法が提案されている。しかし、こ
の装置はほぼ鉛直方向の支持体上に両端がボルトで固定
された棒状部材で構成され、このシステムは重量が約13
トンの重い機械等の貨物の収容には使用できず、またこ
のシステムが工業的に製造されたこともない。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、重量の大きいヘリコプタによって加
わる圧縮応力および引張り応力に耐えることができ、プ
ラットホームに取付けた場合でもプラットホームの強度
を損うことがなく、しかも、プラットホームの高さがほ
とんど高くならない、係留システム用の収容・保持装置
を提供することにある。 問題点を解決するための手段 本発明の対象は、上部有孔プレートとその支持手段と
が支柱によって互いに結合されている型式の船舶のプラ
ットホーム上に貨物または機械を係留するシステムを支
持・保持する装置において、支持手段がプラットホーム
上に載置された厚さがほぼ一定の下部プレートで構成さ
れ、各支柱は上部有孔プレートと下部プレートのれぞれ
と当接する肩部を有し、この支柱が荷重に耐え且つ上部
有孔プレートと下部プレートの間の間隔を一定に維持す
るスペーサ要素を構成することを特徴とする装置にあ
る。 発明の実施の形態 下部プレートの厚さは上部有孔プレートの厚さより薄
く、例えば1cm以下である。本発明装置はプラットホー
ム上へ上部有孔プレートを固定する固定システムを有し
ている。この固定システムは少なくとも1本の控え柱で
構成される。 本発明の一つの実施例では、控え柱はプラットホーム
上に固定された一群のつば付き部材で構成され、各つば
付き部材の空洞部の中には植込みボルトが固定されてい
る。上部有孔プレートは植込みボルトに縦軸方向に螺合
するネジによって植込みボルト(13a)に結合されてい
る。各植込みボルトは合成樹脂の層によってつば付き部
材中に密封されている。各つば付き部材はプラットホー
ム上に溶接によって固定されている。各つば付き部材は
下部プレートに形成されたノッチの中に入っている。下
部プレートとプラットホームとの間および下部プレート
と控え柱との間には合成樹脂の層が配置されている。 本発明の別のの実施例では、控え柱はプラットホーム
上に溶接された一群の固定脚で構成され、上部有孔プレ
ートはネジによって各固定脚に結合される。 本発明は、添付図面を参照した下記の説明から容易に
理解できよう。 実施例 第1図に示すプラットホーム1は例えば船の甲板であ
る。ヘリコプタ等の機械または貨物を収容・保持するた
めの本発明装置2はこのプラットホーム上に固定されて
いる。 本発明装置2は、多数の孔を有する上部有孔プレート
3(その構造については前記フランス国特許第2,180,49
9号に記載されている)と、一群の支柱8と、下部プレ
ート7とで構成される。上部有孔プレートは多数の孔4
を有し、これら孔の中心は正三角形の各頂点に位置して
いる。隣接する2つの孔の間の格子5には公知の方法で
フックが引掛かるようになっている。上部有孔プレート
3の孔4の集合体は上記フランス国特許第2,180,499号
に記載の蜂の巣状格子を構成している。下部プレート7
は一群の支柱8を介して上部有孔プレート3に連結され
ている。各支柱8は格子5および下部プレート7にそれ
ぞれネジで固定されている。下部プレート7はプラット
ホーム上に直接置くことができる。一方、上部有孔プレ
ート3の周辺部は一群の控え柱6によってプラットホー
ム1に固定されている。下部プレート7の控え柱6に対
応する位置には控え柱の一部を収納するためのノッチ9
が形成されている。 第2図は一本の控え柱6と一本の支柱8の構造を示す
断面図である。各支柱8は上部有孔プレート3と下部プ
レート7との間の間隔を規定する2つの肩部15、16を有
している。この支柱8の一端は格子5に螺合しており、
ネジ切りされたその他端はナット17を介してプレート7
に固定されている。各控え柱6はつば付き部材10を有
し、各つば付き部材10の周辺部は溶接11、その他の手段
によってプラットホーム1に固定されている。各つば付
き部材10は空洞部12を有し、図では底が開放された中空
円筒形をしている。この空洞部12の中には金属製の植込
みボルト13aが係合し、この植込みボルト13aは合成樹脂
の層14で密封されている。引張り応力と圧縮応力の両方
に対して強固に取付けが行われるようにするために、こ
の合成樹脂層14は図示するように植込みボルト13aの底
部に配置することができる。植込みボルト13aの自由端
上には上部有孔プレート3が支持され、そこで植込みボ
ルト13a中に縦軸方向に螺合したネジ13bによって固定さ
れている。プラットホーム1の表面が平らでない場合
に、それを補正するための樹脂の層18がプラットホーム
1と下部プレート7との間に挿入される。それによりプ
ラットホームとの接触が完全になるため、装置に加わる
引張り応力に対する抵抗も増大する。下部プレート7が
動くのを制止し、液体の浸透を防ぐために別の樹脂層19
を下部プレート7の周辺に配置する。第2図には機械の
取扱いを容易にするための傾斜路20も示してある。 第3図に示す実施例では、控え柱6を無くして、上部
有孔プレート3および下部プレート7の端縁部の所に上
記実施例と同じ方法で固定された支柱8が用いられてい
る。 第4図、第5図は控え柱の変形例を示している。これ
らの図では一端をプラットホーム1上に溶接した円筒状
部材22またはL型部材21等の一群の固定脚が用いられ
る。この固定脚を互いに一体化して、上部有孔プレート
とプラットホームとを接続する単一の環状部材または複
数の環状セクターにすることもできる。もちろん、これ
らの固定脚はネジ23、24を用いて上部有孔プレート3に
固定される。 発明の効果 本発明装置では高さが約10cm高くなるが、例えば13ト
ンを越える重量の貨物を載せることが可能である。驚く
べきことに、下部プレート7の厚さは上部有孔プレート
3の厚さより薄くてもよいことがわかっている。下部プ
レートは上部有孔プレートの約1/5の厚さでよく、例え
ば1cmより薄くすることができる。この厚さは貨物を載
せるプラットホームの剛性に応じて変わる。厚さ約2〜
5mmの一枚の鋼板を用いて行った実験の結果、本発明装
置は13トンのヘリコプタによる引張り応力に耐えること
がわかった。すなわち、構造全体で引張りに対して抵抗
することができる。 本発明の利点は、平坦であればプラットホームの任意
の受け面上に据え付けることができるという点にある。 本発明の別の利点は、収容する貨物によって加わる圧
縮応力および引張り応力をプラットホームの剛性を利用
して全体に分散させることができる点にある。 本発明の別の利点は、本発明装置を設置してもプラッ
トホーム表面よりほんのわずかしか高くならないという
点である。 本発明のさらに別の利点は、支持手段が構造の強化手
段の役目をして圧縮応力および引張り応力、特に引張り
応力に対する抵抗力を向上させる点にある。
は機械を係留するのに用いられる係留システムの支持・
保持装置に関するものである。 従来の技術 フランス国特許第2,180,499号にはこの形式の装置が
記載されている。この特許の装置は有孔プレートと、支
柱および異形断面材で構成される有孔プレートの支持手
段とで構成されている。この構造では有孔プレートとプ
ラットホームの両表面が連続するように一体化されてい
る。有孔プレートは肩部上に支持され、有孔プレート/
支柱/異形断面材の集合体は、プラットホーム自体に加
わる最大の力に耐え得るように弾性変形可能な懸架構造
をしている。また、支柱および異形断面材な構造全体に
力を分散させることによって、貨物によって加えられる
曲げ応力のみに抵抗するように設計されている。 しかし、この装置には2つの問題点があった。すなわ
ち、まず第1に、プラットホームに切込み加工をしなけ
ればならないという欠点がある。従って、プラットホー
ムが船の甲板の場合、船の設計段階からこの点を考慮し
なければならなくなる。しかも、こうした切込み加工が
甲板の抵抗力に影響を及ぼすことは不可避である。次
に、重量の大きな貨物、例えば13トンを超える大型機械
の貨物の場合には、貨物をプラットホームに直接固定す
るとしても、上記懸架構造はプラットホーム上の圧縮応
力に耐えられるよう設計されてはいないため、上記装置
を使用することは不可能である。 英国特許第1,177,751号には、甲板の上にヘリコプタ
収容装置を固定する方法が提案されている。しかし、こ
の装置はほぼ鉛直方向の支持体上に両端がボルトで固定
された棒状部材で構成され、このシステムは重量が約13
トンの重い機械等の貨物の収容には使用できず、またこ
のシステムが工業的に製造されたこともない。 発明が解決しようとする問題点 本発明の目的は、重量の大きいヘリコプタによって加
わる圧縮応力および引張り応力に耐えることができ、プ
ラットホームに取付けた場合でもプラットホームの強度
を損うことがなく、しかも、プラットホームの高さがほ
とんど高くならない、係留システム用の収容・保持装置
を提供することにある。 問題点を解決するための手段 本発明の対象は、上部有孔プレートとその支持手段と
が支柱によって互いに結合されている型式の船舶のプラ
ットホーム上に貨物または機械を係留するシステムを支
持・保持する装置において、支持手段がプラットホーム
上に載置された厚さがほぼ一定の下部プレートで構成さ
れ、各支柱は上部有孔プレートと下部プレートのれぞれ
と当接する肩部を有し、この支柱が荷重に耐え且つ上部
有孔プレートと下部プレートの間の間隔を一定に維持す
るスペーサ要素を構成することを特徴とする装置にあ
る。 発明の実施の形態 下部プレートの厚さは上部有孔プレートの厚さより薄
く、例えば1cm以下である。本発明装置はプラットホー
ム上へ上部有孔プレートを固定する固定システムを有し
ている。この固定システムは少なくとも1本の控え柱で
構成される。 本発明の一つの実施例では、控え柱はプラットホーム
上に固定された一群のつば付き部材で構成され、各つば
付き部材の空洞部の中には植込みボルトが固定されてい
る。上部有孔プレートは植込みボルトに縦軸方向に螺合
するネジによって植込みボルト(13a)に結合されてい
る。各植込みボルトは合成樹脂の層によってつば付き部
材中に密封されている。各つば付き部材はプラットホー
ム上に溶接によって固定されている。各つば付き部材は
下部プレートに形成されたノッチの中に入っている。下
部プレートとプラットホームとの間および下部プレート
と控え柱との間には合成樹脂の層が配置されている。 本発明の別のの実施例では、控え柱はプラットホーム
上に溶接された一群の固定脚で構成され、上部有孔プレ
ートはネジによって各固定脚に結合される。 本発明は、添付図面を参照した下記の説明から容易に
理解できよう。 実施例 第1図に示すプラットホーム1は例えば船の甲板であ
る。ヘリコプタ等の機械または貨物を収容・保持するた
めの本発明装置2はこのプラットホーム上に固定されて
いる。 本発明装置2は、多数の孔を有する上部有孔プレート
3(その構造については前記フランス国特許第2,180,49
9号に記載されている)と、一群の支柱8と、下部プレ
ート7とで構成される。上部有孔プレートは多数の孔4
を有し、これら孔の中心は正三角形の各頂点に位置して
いる。隣接する2つの孔の間の格子5には公知の方法で
フックが引掛かるようになっている。上部有孔プレート
3の孔4の集合体は上記フランス国特許第2,180,499号
に記載の蜂の巣状格子を構成している。下部プレート7
は一群の支柱8を介して上部有孔プレート3に連結され
ている。各支柱8は格子5および下部プレート7にそれ
ぞれネジで固定されている。下部プレート7はプラット
ホーム上に直接置くことができる。一方、上部有孔プレ
ート3の周辺部は一群の控え柱6によってプラットホー
ム1に固定されている。下部プレート7の控え柱6に対
応する位置には控え柱の一部を収納するためのノッチ9
が形成されている。 第2図は一本の控え柱6と一本の支柱8の構造を示す
断面図である。各支柱8は上部有孔プレート3と下部プ
レート7との間の間隔を規定する2つの肩部15、16を有
している。この支柱8の一端は格子5に螺合しており、
ネジ切りされたその他端はナット17を介してプレート7
に固定されている。各控え柱6はつば付き部材10を有
し、各つば付き部材10の周辺部は溶接11、その他の手段
によってプラットホーム1に固定されている。各つば付
き部材10は空洞部12を有し、図では底が開放された中空
円筒形をしている。この空洞部12の中には金属製の植込
みボルト13aが係合し、この植込みボルト13aは合成樹脂
の層14で密封されている。引張り応力と圧縮応力の両方
に対して強固に取付けが行われるようにするために、こ
の合成樹脂層14は図示するように植込みボルト13aの底
部に配置することができる。植込みボルト13aの自由端
上には上部有孔プレート3が支持され、そこで植込みボ
ルト13a中に縦軸方向に螺合したネジ13bによって固定さ
れている。プラットホーム1の表面が平らでない場合
に、それを補正するための樹脂の層18がプラットホーム
1と下部プレート7との間に挿入される。それによりプ
ラットホームとの接触が完全になるため、装置に加わる
引張り応力に対する抵抗も増大する。下部プレート7が
動くのを制止し、液体の浸透を防ぐために別の樹脂層19
を下部プレート7の周辺に配置する。第2図には機械の
取扱いを容易にするための傾斜路20も示してある。 第3図に示す実施例では、控え柱6を無くして、上部
有孔プレート3および下部プレート7の端縁部の所に上
記実施例と同じ方法で固定された支柱8が用いられてい
る。 第4図、第5図は控え柱の変形例を示している。これ
らの図では一端をプラットホーム1上に溶接した円筒状
部材22またはL型部材21等の一群の固定脚が用いられ
る。この固定脚を互いに一体化して、上部有孔プレート
とプラットホームとを接続する単一の環状部材または複
数の環状セクターにすることもできる。もちろん、これ
らの固定脚はネジ23、24を用いて上部有孔プレート3に
固定される。 発明の効果 本発明装置では高さが約10cm高くなるが、例えば13ト
ンを越える重量の貨物を載せることが可能である。驚く
べきことに、下部プレート7の厚さは上部有孔プレート
3の厚さより薄くてもよいことがわかっている。下部プ
レートは上部有孔プレートの約1/5の厚さでよく、例え
ば1cmより薄くすることができる。この厚さは貨物を載
せるプラットホームの剛性に応じて変わる。厚さ約2〜
5mmの一枚の鋼板を用いて行った実験の結果、本発明装
置は13トンのヘリコプタによる引張り応力に耐えること
がわかった。すなわち、構造全体で引張りに対して抵抗
することができる。 本発明の利点は、平坦であればプラットホームの任意
の受け面上に据え付けることができるという点にある。 本発明の別の利点は、収容する貨物によって加わる圧
縮応力および引張り応力をプラットホームの剛性を利用
して全体に分散させることができる点にある。 本発明の別の利点は、本発明装置を設置してもプラッ
トホーム表面よりほんのわずかしか高くならないという
点である。 本発明のさらに別の利点は、支持手段が構造の強化手
段の役目をして圧縮応力および引張り応力、特に引張り
応力に対する抵抗力を向上させる点にある。
【図面の簡単な説明】
第1図はプラットホーム上に取付けられた本発明装置を
上から見た部分図。 第2図は第1図のA−A線による断面図。 第3図は第1図のB−B線による断面図。 第4図と第5図は控え柱の変形例を示す図。 (主な参照番号) 1……プラットホーム、2……本発明装置 3……上部有孔プレート、5……格子 6……控え柱、7……下部プレート 8……支柱、9……ノッチ 10……つば付き部材、13a……植込みボルト 13b……ネジ、14……合成樹脂の層 15,16……肩部、20……傾斜路 21……L型部材、22……円筒状部材
上から見た部分図。 第2図は第1図のA−A線による断面図。 第3図は第1図のB−B線による断面図。 第4図と第5図は控え柱の変形例を示す図。 (主な参照番号) 1……プラットホーム、2……本発明装置 3……上部有孔プレート、5……格子 6……控え柱、7……下部プレート 8……支柱、9……ノッチ 10……つば付き部材、13a……植込みボルト 13b……ネジ、14……合成樹脂の層 15,16……肩部、20……傾斜路 21……L型部材、22……円筒状部材
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名)
B64F 1/00
B63B 25/24
B63B 25/28
B60P 7/06
B60P 3/11
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.上部有孔プレート(3)と、船舶のプラットホーム
(1)上に載置される厚さがほぼ一定である一体化され
た一枚の下部プレート(7)からなる支持手段(7)
と、この支持手段(7)と上部有孔プレート(3)とを
互いに結合する支柱(8)とを有し、各支柱(8)は上
部有孔プレート(3)と下部プレート(7)のそれぞれ
と当接する肩部(15,16)を有し、この支柱(8)が荷
重に耐え且つ上部有孔プレート(3)と下部プレート
(7)の間の間隔を一定に維持するスペーサ要素を構成
することを特徴とする、船舶のプラットホーム(1)上
に貨物または機械を係留するシステムを支持・保持する
装置。 2.下部プレート(7)の厚さが上部有孔プレート
(3)の厚さより薄く、1cm以下である特許請求の範囲
第1項に記載の装置。 3.プラットホーム(1)上に上部有孔プレート(3)
を固定する少なくとも1つの控え柱(6)を有する特許
請求の範囲第1項または第2項に記載の装置。 4.控え柱(6)がプラットホーム上に溶接された一群
の固定脚(21,22)で構成され、上部有孔プレートがネ
ジ(23,24)によって固定脚(21,22)に結合されている
特許請求の範囲第3項に記載の装置。 5.控え柱(6)がプラットホーム(1)上に固定され
た一群のつば付き部材(10)と各つば付き部材の空洞部
(12)中に固定された植込みボルト(13a)とで構成さ
れる特許請求の範囲第3項に記載の装置。 6.上部有孔プレート(3)が植込みボルト(13a)に
縦軸方向に螺合するネジ(13b)によって植込みボルト
(13a)に結合されている特許請求の範囲第5項に記載
の装置。 7.各植込みボルト(13a)が合成樹脂の層(14)によ
ってつば付き部材(10)の内部に密封されている特許請
求の範囲第6項に記載の装置。 8.各つば付き部材(10)がプラットホーム上に溶接に
よって固定されている特許請求の範囲第5〜7項のいず
れか一項に記載の装置。 9.各つば付き部材(10)が下部プレートに形成したノ
ッチ(9)の中に入っている特許請求の範囲第5〜8項
のいずれか一項に記載の装置。 10.下部プレート(7)とプラットホーム(1)との
間および下部プレート(7)と控え柱(6)との間に合
成樹脂の層(18,19)が配置されている特許請求の範囲
第3〜9項のいずれか一項に記載の装置。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR8616065 | 1986-11-19 | ||
FR8616065A FR2606733B1 (fr) | 1986-11-19 | 1986-11-19 | Dispositif de reception et de maintien pour systemes d'accrochage de charge ou d'engins |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63141894A JPS63141894A (ja) | 1988-06-14 |
JP2866652B2 true JP2866652B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=9340961
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62290457A Expired - Fee Related JP2866652B2 (ja) | 1986-11-19 | 1987-11-17 | 貨物または機械の係留システムの支持・保持装置 |
Country Status (9)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4878634A (ja) |
EP (1) | EP0272169B1 (ja) |
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