JPS63141894A

JPS63141894A - 貨物または機械の係留システムの支持・保持装置

Info

Publication number: JPS63141894A
Application number: JP62290457A
Authority: JP
Inventors: ミシェル　パコー; ジャン−ジャック　ガレ
Original assignee: Etat Francais
Current assignee: Etat Francais
Priority date: 1986-11-19
Filing date: 1987-11-17
Publication date: 1988-06-14
Anticipated expiration: 2014-03-08
Also published as: ES2016377B3; NO874801L; NO173177B; US4878634A; DK604887A; GR3000890T3; FR2606733A1; NO173177C; EP0272169A1; DK604887D0; DE3763581D1; FR2606733B1; EP0272169B1; JP2866652B2; NO874801D0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、揺動するプラットホーム上に貨物または機械
を係留するのに用いられる係留システム用の収容および
保持装置に関する。

従来の技術フランス国特許公開第２．１８０．４９９号には多数の
孔を有する上部有孔プレートと、支柱および形材から成
るこのプレートの支持手段とを含む上記タイプの装置が
記載されている。この構造では、上記プレートとプラッ
トホームの両表面の間が連続するように一体化されてい
る。上記有孔プレートは肩部に支えられ、有孔プレート
／支柱／形材の集合体はプラットホーム自体に加わる最
大の力に等しい力に耐え得るように弾性変形可能な懸架
構造をしている。また、上記支柱と形材は構造全体に力
を分散させることによって、貨物により生じる曲げ応力
のみに抵抗するよう設定されている。

しかしながら、この装置には２つの問題点があった。

発明が解決しようとする問題点すなわち、まず第１に、プラットホームに切込み加工を
しなければならない。従って、プラットホームが船の甲
板である場合、船の設計段階からこの点を考慮しなけれ
ばならないことは明らかである。しかも、このような切
込み加工が甲板の抵抗力に影響を及ぼすことは不可避で
ある。

第２に、重量の大きな機械、例えば１３トンを超える大
きな機械の場合には、プラットホーム上に直接固定する
と仮定しても、上記の装置を使用することは不可能であ
る。というのは、上記の懸架構造はプラットホーム上の
圧縮応力に耐えられるよう設計されてはいないからであ
る。

英国特許第１．１１７．７５１号には、甲板の上にヘリ
コプタ収容装置を固定することがすでに提案されている
。しかし、これはほぼ鉛直方向の支持体上に両端がボル
トで固定された棒状部材で構成されるシステムである。

このシステムは重量が約１３トンの重い機械の収容には
使用することができず、またこのシステムが工業的に製
造されたこともなかった。

本発明の目的は、重量の大きいヘリコプタによって加わ
る圧縮応力および引張り応力に耐えることができ、プラ
ットホームに取付けた場合でもプラットホームの強度を
損うことがなく、しかも該プラットホームよりも高さが
ほとんど高くならない収容装置を提供することにある。

問題点を解決するための手段従って、本発明の対象は、上部有孔プレートと該上部有
孔プレートの支持手段を備え、この上部有孔プレートお
よび支持手段が支柱により結合されている型式のプラッ
トホーム上に貨物または機械を係留するシステム用の収
容および保持装置において、上記支持手段がプラットホ
ーム上に載置されたほぼ一定の厚さの下部プレートと、
この下部と組合された支柱とから構成され、上記支柱の
各々は上部プレートおよび下部プレートと当接する肩部
を有し、この支柱が抵抗要素を構成し且つ上記上部有孔
プレートと下部プレートとの間に一定の間隔を維持して
いることを特徴とする装置にある。

上記下部プレートの厚さは上部プレートの厚さより薄く
例えば１ｃｍ未満である。

上記装置は少なくとも１つの控え柱から成るプラットホ
ーム上・＼の有孔プレートの固定システムを有している
。

上記控え柱はプラットホーム上に溶接されたー゛群の脚
から成り、有孔プレートはねじで各脚に結合されている
。

上記控え柱はプラットホーム上に固定された一部のつば
付き部材から成り、植込みボルトが各つば付き部材の空
洞部中に固定されている。

上記有孔プレートは、上記植込みボルト中に縦軸方向に
はめ込まれたねじにより各植込みボルトと結合している
。

上記各植込みボルトは合成樹脂層により上記つば付き部
材中に封止されている。

上記各つば付き部材は、プラットホーム上に溶接により
固定されている。

上記各つば付き部材は、下部プレートに施されたノツチ
中に入り込んでいる。

合成樹脂層が下部プレートとプラットホームの間、さら
に下部プレートと控え柱の間に配置されている。

本発明の利点は、本発明による装置が、比較的平坦であ
ればどんな受入れ表面上にでも据え付けることが可能で
あるという点である。

本発明の別の利点は、プラットホームの剛性を利用して
収容する貨物により生じる圧縮応力および引張り応力を
全体に分散させることができるという点である。

本発明のもう１つの利点は、本装胃がプラットホーム表
面よりほんのわずかに高い位置にしかならないという点
である。

さらに本発明のもう１つの利点は、支持手段が圧縮応力
、特に引張り応力に対する強さを向上させて、構造を強
化する手段の役割も果たすという点にある。

実施例本発明の他の利点は、添付の図面を参照した下記の説明
により理解されるであろう。

第１図に示すプラットホーム１は例えば船の甲板である
。このプラットホーム上にヘリコプタ等の機械または貨
物を収容し、保持するための本発明による装置２が固定
されている。

本発明による装置２は、多数の孔を有する上部を凡プレ
ート３　（その構造については前述のフランス国特許に
記載されている）と、一群の支柱８と、さらに下部プレ
ート７とを備えている。上記上部有孔プレートは多数の
孔４を有し、これら孔の中心は正三角形の各頂点に位置
する。隣接する２つの孔の間にある部材は、公知の方法
で鉤が引掛かるような格子５である。上部有孔プレート
の孔の集合体は前述のフランス国特許で説明したように
蜂の巣状格子を成している。下部プレート７は、上記棒
状部材５と下部プレート７とにそれぞれねじて固定され
ている一部の支柱８によって上部プレート３に連結され
ている。この下部プレートはプラットホーム上に直接置
くことができる。

上部プレート３は一部の控え柱６によりプラットホーム
１に周辺部で固定されている。上記控え柱の一部を収納
するために、控え柱に対する位置を定めた上で下部プレ
ート７にノツチ９が設けられている。

第２図は、控え柱６と支柱８の一つの特殊な構造を示す
断面図である。各支柱８は上記プレート３．７０間の間
隔を規定する２つの肩部１５．１６を備えている。この
支柱の一端は格子５にねじで固定され、またねじ切りさ
れたその他端はナツト１７を介してプレート７に固定さ
れている。各控え柱６は周辺が溶接１１またはそれに相
当する別の手段によりプラットホーム１上に固定されて
いるつば付き部材１０を備える。このつば付き部材１０
は空洞部１２を含み、図面上では底が開放された中空の
円筒形をしている。金属製の植込みボルト１３ａがこの
空洞部１２中にはめ込まれ、これは合成樹脂の層１４で
密封されている。引張り応力と共に圧縮応力に対して強
固に取付けが行われるよう、この合成樹脂層１４は図面
に示すように植込みボルトの底部に設けることができる
。プレート３は植込みボルトの自由端上に支持され、そ
こで植込みボルト１３ａ中に縦軸方向に螺合したねじ１
３ｂにより固定される。プラットホーム１０表面が平ら
でない場合には、これを補正するための樹脂の層１８が
プラットホーム１と下部プレート７０間に挿入されてい
る。これによりプラットホームとの接触が完全になるた
め、装置に加わる引張り応力に対する抵抗も増大する。

下部プレート７が動くのを制止し、液体の浸透を防ぐた
めに、もう１つの樹脂層１９が下部プレート７の周辺に
施されている。さらに第２図には機械の取扱いを容易に
するための傾斜路２０も示しである。

第３図は先に説明した実施例と同一の方法でプレート３
．７の縁部の所に固定された支柱８を示している。

一例として例えば、本発明の装置によって高さは約１０
ｃｍ高くなるが、この場合、１３トンを越える重量の貨
物を載せることが可能である。驚くべきことに、下部プ
レート７の厚さは上部プレート３の厚さより冴くてもよ
いことがわかった。下部プレートは上部プレートの約１
１５の厚さであり、例えば１ｃｍより薄く、この厚さは
貨物を載せるプラットホームの剛性に応じて変わる。厚
さ約２〜５叩の一枚の鋼板を用いて行った実験の結果、
本発明の装置は１３トンのヘリコプタによる引張り応力
に耐えることがわかった。すなわち、構造全体が引張り
に対する強さに寄与することになる。

第４図および第５図に控え柱の変形例を示す。

これらの図では、一端をプラットホーム上に溶接した円
筒状部材２２あるいはＬ型部材２１等の一部の固定脚が
示しである。いずれにせよ、これらの脚は上記のように
上部有孔プレートとプラットホームとを接続する単一の
環状部材または複数の環状セクターを構成するように互
いに一体化することもできる。もちろん、これらの脚は
ねじ２３．２４を用いて有孔プレート３に固定されてい
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は、プラットホーム上に取付けられた本発明によ
る装置を上から見た部分図であり、第２図は、第１図の
切断線Ａ−Ａにおける断面図であり、第３図は、第１図の切断線Ｂ−Ｂにおける断面図であり
、第４図および第５図は、控え柱の変形例を示す。（主な参照番号）１・・プラットホーム、２・・本発明による装置、３・・上部プレート、　　４・・孔、５・・格子、　　　　　　６・・控え柱、７・・下部プ
レート、　　８・・支柱、９・・ノツチ、　　　　　１
０・・つば付き部材、１３ａ・・植込みボルト、　１３
ｂ・・ねじ、１４・・合成樹脂層、　　　１５．１６・
・肩部、２０・・傾斜路、　　　　　２１・・Ｌ型部材
、２２・・円筒状部材

Claims

【特許請求の範囲】

（１）上部有孔プレート（３）と該上部有孔プレートの
支持手段（７）とを備え、該上部有孔プレートと支持手
段が支柱（８）により結合されている型式のプラットホ
ーム（１）上に貨物または機械を係留するシステム用の
収容および保持装置において、上記支持手段がプラット
ホーム（１）上に載置され且つ上記支柱（８）と共働す
るほぼ一定の厚さの下部プレート（７）を有し、上記支
柱の各々は上部プレート（３）および下部プレート（７
）と当接する肩部（１６、１７）を有し、この支柱が抵
抗要素を構成し且つ上記上部有孔プレート（３）と下部
プレート（７）の間に一定の間隔を維持するようになっ
ていることを特徴とする装置。
（２）上記下部プレート（７）の厚さが、上部プレート
の厚さより薄く、例えば１ｃｍ未満であることを特徴と
する特許請求の範囲第１項に記載の装置。
（３）少なくとも１つの控え柱から成るプラットホーム
（１）上の有孔プレートの固定システムを含むことを特
徴とする特許請求の範囲第１項または第２項に記載の装
置。
（４）上記控え柱がプラットホーム上に溶接された一群
の脚（２１、２２）から成り、上記上部有孔プレートが
ねじを用いて上記の各脚に結合されていることを特徴と
する特許請求の範囲第３項に記載の装置。
（５）上記控え柱がプラットホーム（１）上に固定され
た一群のつば付き部材（１０）から成り、植込みボルト
（１３ａ）が各つば付き部材の空洞部（１２）中に固定
されていることを特徴とする特許請求の範囲第１項また
は第２項に記載の装置。
（６）上記上部有孔プレート（３）が、植込みボルト（
１３ａ）の縦軸方向にはめ込まれたねじ（１３ｂ）によ
り上記植込みボルト（１３ａ）に結合されていることを
特徴とする特許請求の範囲第５項に記載の装置。
（７）上記各植込みボルト（１３ａ）が合成樹脂層（１
４）によりつば付き部材（１０）中に密封されているこ
とを特徴とする特許請求の範囲第６項に記載の装置。
（８）上記各つば付き部材（１０）がプラットホーム上
に溶接により固定されていることを特徴とする特許請求
の範囲第５項〜第７項のいずれか１項に記載の装置。
（９）上記各つば付き部材（１０）が下部プレートに設
けたノッチ（９）中に入っていることを特徴とする特許
請求の範囲第５項〜第８項のいずれか１項に記載の装置
。
（１０）合成樹脂層（１８、１９）が下部プレート（７
）とプラットホーム（１）の間、さらに下部プレート（
７）と控え柱（６）の間に配置されていることを特徴と
する特許請求の範囲第１項〜第９項のいずれか１項に記
載の装置。