JP2865665B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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JP2865665B2 JP24690187A JP24690187A JP2865665B2 JP 2865665 B2 JP2865665 B2 JP 2865665B2 JP 24690187 A JP24690187 A JP 24690187A JP 24690187 A JP24690187 A JP 24690187A JP 2865665 B2 JP2865665 B2 JP 2865665B2
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利徳 下簗
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、高画質化機能を備えたディジタルテレビジ
ョン受像機に関する。 [従来の技術] ディジタルテレビジョン受像機においては、YC分離や
動き補正等各種のディジタル信号処理をいわゆるシステ
ムクロック信号を用いて他の回路と同期をとって行って
いる。 このようなシステムクロック信号は、一般にはバース
ト信号に基づいてAPC回路等で得られた連続波信号を周
波数逓倍して、バースト信号にロックし、しかも、その
4倍の周波数4f scを有するものとして形成されていた
(以下、このクロック信号をバーストロックされたクロ
ック信号と呼ぶ)。このようなバーストロックされたク
ロック信号は、テレビジョン放送を受信して得たビデオ
信号に対しては、そのビデオ信号がジッタ(時間軸のゆ
らぎ)を有しないため、所定個数が正確に1H(水平同期
期間)に対応しており、各種のディジタル信号処理はこ
れと同期をとって実行させることができる。 しかしながら、最近のテレビジョン受像機は、ビデオ
テープレコーダやビデオディスクプレーヤにも接続され
て用いられることもある。このような機器からのビデオ
信号は、ドラムとテープとの摩擦や、ディスクとターン
テーブルとの摩擦やモータの回転むら等によってジッタ
を有している(以下、ジッタを有するビデオ信号を非標
準ビデオ信号と呼び、これに対してジッタを殆ど有さな
いビデオ信号すなわち水平同期信号と色副搬送波との関
係がテレビジョン標準方式の信号規格を満たす信号を標
準ビデオ信号と呼ぶ)。このような非標準ビデオ信号に
対してバーストロックされたクロック信号を形成した場
合、1Hに対するクロック信号の個数が一定せず、各種の
ディジタル信号処理はこれと同期をとって実行させるこ
とができない。 そこで従来、到来しているビデオ信号が非標準ビデオ
信号か標準ビデオ信号かを検出する回路を設け、標準ビ
デオ信号の場合にはバーストロックされたクロック信号
をシステムクロック信号とした、非標準ビデオ信号に対
してはビデオ信号から分離された水平同期信号を周波数
逓倍して得られたクロック信号(以下、Hロッククロッ
ク信号と呼ぶ)をシステムクロック信号として各種のデ
ィジタル信号処理を実行させるようにしていた。 このようなシステムクロック信号は、ビデオ信号がジ
ッタを有していれば時間軸変動をもったものとして形成
され、ビデオ信号がジッタを有さない場合には時間軸変
動を有さないものとなり、ビデオ信号に対応したものと
なる。そのため、偏向回路に対する水平駆動信号HDや垂
直駆動信号VDは、このシステムクロック信号を分周して
形成していた。 [発明が解決しようとする問題点] ところで、ディジタルテレビジョン受像機において
は、YC分離や走査線変換処理等にラインメモリやフレー
ムメモリ等を使用している。そのため、システムクロッ
ク信号の形成に用いているラインに比較して、各種の処
理がなされて偏向回路に向かうビデオ信号は数ラインま
たは数フレーム進んだものとなる。 ジッタは、正確にはこのように処理ラインが異なれば
異なっており、このため厳密にはシステムクロック信号
により形成された水平駆動信号HD及び垂直駆動信号VD
と、各種の処理がなされたビデオ信号とは対応しておら
ず、偏向動作が適切になされない恐れがある。この場
合、垂直駆動信号VDは、上述の時間遅れに比べて垂直同
期期間が十分に長いので、実際上問題となることはない
が、水平駆動信号HDは、ラインごとにジッタの差による
影響を強く受けるため、偏向動作が不安定になるといっ
た問題があった。 また、特開昭62−175091号「カラーテレビジョン信号
処理回路」には、YC分離や走査線補間により生じた信号
遅延に対し、入力カラーテレビジョン信号から抽出した
水平同期信号ではなく、走査線の倍密度変換処理を施し
た後の輝度信号から抽出した水平同期信号を用いること
で、時間変動成分を相殺するようにし、かつまた水平同
期信号よりは周期の長い垂直同期信号に関しては、時間
的変動が無視できるため、入力カラーテレビジョン信号
から抽出したものを用いるようにしたテレビジョン受像
機が開示されている。 しかしながら、このものは、色副搬送波信号の位相が
水平走査周期と所定のオフセット関係にない家庭用VTR
の再生信号等の非標準ビデオ信号に対し、フィールド内
処理或いはライン内処理による輝度色分離とフィールド
内処理により走査線補間に切り替えることを目的とする
ものであり、標準信号と非標準信号の別に応じて、シス
テムクロック信号をバーストロッククロック信号か又は
Hロッククロック信号から択一するものではなく、入力
ビデオ信号の特性に応じたきめ細かな対応が図られてい
ないために、画質に不満を残すといった問題を抱えるも
のであった。 さらに、入力ビデオ信号の特性に応じてバーストロッ
ククロック信号とHロッククロック信号とを使い分ける
構成のテレビジョン受像機が、特開昭62−246901号「デ
ィジタル・テレビジョン受像機用クロック信号発生回
路」に開示されている。 しかしながら、このものは、白黒ビデオ信号やVTRの
再生信号のようにジッタを含むビデオ信号をディジタル
処理する場合に、バーストロッククロック信号ではなく
Hロッククロック信号を用いるようにしたことを特徴と
しているだけであり、輝度色分離や補間或いは時間軸圧
縮等を考慮してシステムクロック信号をきめ細かに切り
替えるものではなく、また偏向回路系に及ぶジッタの影
響についても、何ら言及するものでもなかった。 本発明は、以上の点を考慮してなされたもので、ジッ
タ等の影響を受けることなく、偏向動作を適切に実行さ
せることができるテレビジョン受像機を提供することを
目的とするものである。 [問題点を解決するための手段] かかる問題点を解決するため、本発明は、アナログの
入力ビデオ信号から抽出されたカラーバースト信号を抽
出するバースト抜取回路と、該バースト抜取回路が抽出
したカラーバースト信号から色副搬送周波数を4逓倍し
たバーストロッククロック信号を発生するバーストロッ
ククロック発生回路と、前記アナログの入力ビデオ信号
から水平同期信号と垂直同期信号とを分離する第1の同
期分離回路と、該第1の同期分離回路が出力する水平同
期信号を4×910逓倍してHロッククロック信号を発生
するHロッククロック発生回路と、前記入力ビデオ信号
が、水平同期信号と色副搬送波との関係がテレビジョン
標準方式の信号規格を満たす標準ビデオ信号か否かを、
前記バーストロッククロック信号を1フィールド周期を
単位に計数した結果が239975個に一定の許容範囲内で一
致するか否かをもって判別し、標準信号の場合は前記バ
ーストロッククロックをシステムクロック信号として択
一出力させ、非標準ビデオ信号の場合は、前記Hロック
クロック信号をシステムクロック信号として択一出力さ
せるビデオ信号判別回路と、前記システムクロック信号
をサンプリングクロックとして前記入力ビデオ信号をデ
ィジタル信号に変換するA/D変換回路と、該A/D変換回路
の出力を前記システムクロック信号に基づいて輝度信号
と色信号とに分離するYC分離回路と、該YC分離回路が出
力する輝度信号と色信号について、前記システムクロッ
ク信号に基づいてそれぞれ前後ラインの混合により補間
する補間回路と、前記システムクロック信号とその2倍
の周波数のクロック信号とに基づき、前記補間回路の出
力の時間軸を1/2圧縮して走査線数を倍密度変換する時
間軸変換回路と、該時間軸変換回路が出力する輝度信号
と色信号をそれぞれアナログ信号に逆変換する輝度信号
用及び色信号用の一対のD/A変換回路と、該一対のD/A変
換回路が出力する輝度信号と色信号をマトリクス演算
し、表示駆動信号を生成するマトリクス回路と、前記輝
度信号用D/A変換回路の出力輝度信号から水平同期信号
を分離する第2の同期分離回路と、前記第1の同期分離
回路が出力する垂直同期信号と前記第2の同期分離回路
が出力する水平同期信号とにより駆動される偏向回路と
を具備することを特徴とするものである。 [作用] 本発明によれば、入力ビデオ信号を輝度色分離した
後、それぞれ倍密度変換してマトリクス演算により表示
駆動信号とする上で、入力ビデオ信号が標準ビデオ信号
であればバーストロッククロック信号を、また非標準ビ
デオ信号であればHロッククロック信号をそれぞれ択一
的にシステムクロック信号として用い、かつまた入力ビ
デオ信号から同期分離した垂直同期信号と前記信号処理
手段の出力輝度信号から同期分離した水平同期信号とに
より偏向回路を駆動することにより、時間軸のずれに起
因する不安定な水平偏向を排除した的確な表示を実現す
る。 [実施例] 以下、本発明の実施例について、図面を参照して詳述
する。図は、本発明のテレビジョン受像機の一実施例を
示すブロック図である。 図において、入力ビデオ信号VIDはA/D変換回路1を介
してディジタルデータに変換されてYC分離回路2に与え
られる。YC分離回路2は、入力ビデオ信号を輝度信号Y
及びクロマ信号Cに分離してYC処理回路3に与える。YC
処理回路3は、輝度信号Y及びクロマ信号CをACC処理
や色後調処理や輪郭補正処理等の各種の処理をして補間
回路4に与える。 補間回路4は、前後のラインの輝度信号及び色信号か
らその中間の輝度信号及び色信号を形成して時間軸変換
回路5に与える。時間軸変換回路5は、補間回路4によ
って得られた到来するビデオ信号の2倍のライン数の輝
度信号及び色信号をそれぞれ1/2に時間軸圧縮して輝度
信号用D/A変換回路6及び色信号用D/A変換回路7に与え
る。すなわち、補間回路4と時間軸変換回路5が、走査
線倍密度変換手段を構成しており、垂直方向の解像度が
2倍に改善された輝度信号及び色信号を出力する。 D/A変換回路6は、入力輝度データをアナログ信号に
変換してマトリクス回路8に与え、他方のD/A変換回路
7は入力色データをアナログ信号に変換してマトリクス
回路8に与える。マトリクス回路8は、輝度信号と色信
号から原色信号を得てCRT(陰極線管)表示装置14に与
える。以上のビデオ信号の処理は、クロック発生回路9
から与えられるシステムクロック信号CK1とその2倍の
周波数のクロック信号CK2によって各部の同期を取りつ
つ行われる。 クロック発生回路9は、バースト抜取回路12からのバ
ースト信号に基づいてAPC回路等で得られた連続波信号
を周波数逓倍して、バースト信号にロックし、しかもそ
の周波数fscの4倍の周波数4f scを有するバーストロ
ックされたシステムクロック信号を形成するバーストロ
ッククロック発生回路9aと、ビデオ信号から第1の同期
分離回路13にて分離された水平同期信号HD1を4×910逓
倍して得られたHロックのシステムクロック信号を形成
するHロッククロック発生回路9bとを備え、ビデオ信号
判別回路10からの判別信号S1に応じていずれかのシステ
ムクロック信号を選択して各回路1〜7に出力するよう
になされている。 ジッタを有さないテレビジョン放送等による標準ビデ
オ信号に対しては、色信号処理等を考慮するとバースト
ロックされたクロック信号が好ましいが、ジッタを有す
る非標準ビデオ信号に対してはバーストロックされたク
ロック信号の所定個数が1Hに対応しないため、Hロック
によるクロック信号の方が好ましく、ここではビデオ信
号判別回路10による標準ビデオ信号(水平同期信号と色
副搬送波との関係がテレビジョン標準方式の信号規格を
満たすビデオ信号)か非標準ビデオ信号かの判別結果に
応じ、システムクロック信号を択一する構成としてあ
る。実施例に示したビデオ信号判別回路10は、入力ビデ
オ信号から分離したバースト信号に同期した4f scのク
ロックパルス、すなわちバーストロッククロック発生回
路9aが発生するのと実質的には全く同じクロックパルス
を1フィールド周期を単位に計数し、その計数値が2399
75個(=262.5×910)に一定の許容範囲内で一致する場
合は、入力ビデオ信号を標準ビデオ信号であると判定
し、そうでない場合は非標準ビデオ信号であると判定す
る。なお、ビデオ信号判別回路10に対しては、バースト
ロッククロック発生回路9aから直接バーストロッククロ
ック信号を供給する構成とすることで、冗長な回路を廃
止して全体の回路構成を簡単化することが可能である。 このようにして選択されたシステムクロック信号CK1,
CK2に基づいて各部が処理して得られた原色信号が、CRT
表示装置14に与えられる。このCRT表示装置14は、マト
リクス回路8からのRGB信号を表示駆動信号とし、かつ
また垂直同期信号VDと水平同期信号HDにより駆動される
偏向回路15により水平偏向と垂直偏向を行う。 垂直同期信号VDは、第1の同期分離回路13からクロッ
ク発生回路9に供給される信号で形成されるが、水平同
期信号HDは、第2の同期分離回路11により形成される。
この第2の同期分離回路11は、輝度信号用D/A変換回路
6を介してアナログ信号に変換された輝度信号から水平
駆動信号HDを分離し、CRT表示装置14の偏向回路15に与
える。 水平駆動信号HDを第2の同期分離回路11が出力する輝
度信号から抽出するようにしたのは、ビデオ信号をYC分
離回路2、YC処理回路3、補間回路4、時間軸変換回路
5等の縦列接続回路により処理しているため、処理時点
のシステムクロック信号が有するジッタ成分と得られた
輝度信号が有するジッタ成分とが必ずしも一致しておら
ず、システムクロック信号から水平同期信号を形成した
場合、偏向動作が適切に行われない場合があるからであ
る。そこで、こうした偏向動作の不具合を避けるため、
倍密度変換された輝度信号から水平同期信号HDを抽出す
ることで、水平同期信号HDとCRT表示装置14に与えられ
るビデオ信号(原色信号)とが同一のジッタ成分を共有
するようにしたのである。 ただし、垂直同期信号VDは、水平同期期間に比べ垂直
同期期間は長いため、YC分離回路2、YC処理回路3、補
間回路4、時間軸変換回路5等を介することによる時間
遅れの影響をほとんど受けず、従って、抽出が容易な点
に配慮し、入力ビデオ信号から同期分離する第1の同期
分離回路13の出力として得るようにしてある。 以上の構成において、ビデオ信号VIDが入力される
と、ビデオ信号判別回路10において標準ビデオ信号か非
標準ビデオ信号かが判別されて判別信号S1がクロック発
生回路9に与えられる。標準ビデオ信号であれば、バー
ストロックされたシステムクロック信号が択一され、非
標準ビデオ信号であればHロックされたシステムクロッ
ク信号が択一されて各回路1〜7に与えられる。 また、ビデオ信号VIDはA/D変換回路1においてディジ
タルデータに変換されてYC分離回路2に与えられ、YC分
離回路2においてYC分離され、その後、YC処理回路3に
おいてACC処理、色復調処理、動き補正処理等の処理が
なされ、さらに、補間回路4及び時間軸変換回路5を順
次介して倍密度走査線変換され、輝度信号用及び色信号
用D/A変換回路6及び7を介してアナログ信号に変換さ
れ、マトリクス回路8にて原色の表示駆動信号に変換さ
れてCRT表示装置14に与えられる。 このとき、第2の同期分離回路11がアナログ信号に変
換された輝度信号から抽出した水平同期信号HDと、第1
の同期分離回路13が入力ビデオ信号から抽出した垂直同
期信号VDが偏向回路15に与えられる。かくして、これら
水平同期信号HD及び垂直同期信号VDに基づいて電子ビー
ムが偏向され、ビデオ信号が表示される。この場合、水
平同期信号HDが、システムクロック信号によらず、輝度
信号から抽出されるため、ビデオ信号のディジタル処理
に伴う時間遅れの影響を受けることなく偏向動作させる
ことができ、良好な画像表示が可能である。 なお、上述の実施例においては、原色信号でドライブ
されるCRT表示装置14を示したが、色差信号でドライブ
されるCRT表示装置に対しても適用することができる。 [発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、入力ビデオ信
号を輝度色分離した後、それぞれ倍密度変換してマトリ
クス演算により表示駆動信号とする上で、入力ビデオ信
号が標準ビデオ信号であれば色副搬送周波数の4倍の周
波数のバーストロッククロックを、また非標準ビデオ信
号であれば水平同期信号の4×910倍の周波数のHロッ
ククロック信号をそれぞれ択一的にシステムクロック信
号として用い、YC分離や補間や時間軸変換といったディ
ジタル信号処理を実行するようにしたから、1ライン上
にサンプリングされる910個の標本点を正方配列し、色
副搬送波によるビート妨害が目立たせることなく安定し
たディジタル信号処理が可能であり、また入力ビデオ信
号から同期分離した垂直同期信号とディジタル信号処理
してアナログ信号に逆変換した出力輝度信号から同期分
離した水平同期信号とにより偏向回路を駆動する構成と
したから、偏向回路用の水平駆動信号をシステムクロッ
ク信号によらず、表示駆動信号のためのマトリクス回路
の入力段の輝度信号から抽出することで、輝度色分離と
倍密度走査線変換等の各種の処理を経てCRT表示装置に
与えられるビデオ信号と、偏向回路用の水平同期信号と
が同じジッタ成分を共有するようにでき、これにより常
に適切な偏向動作を実行させることができ、また垂直同
期信号に関しては、水平同期期間に比べ長く、輝度色分
離や走査線倍密度変換等の各種の処理による時間遅れの
影響をほとんど受けないため、入力ビデオ信号から同期
分離された垂直同期信号で十分用が足り、従ってHロッ
ククロック信号生成用に水平同期信号を分離する第1の
同期分離回路にて抽出される垂直同期信号を用いること
で、容易かつ適確な垂直偏向が可能であり、さらにまた
ビデオ信号判別回路が、入力ビデオ信号が水平同期信号
と色副搬送波との関係がテレビジョン標準方式の信号規
格を満たす標準ビデオ信号であるか否かを、前記バース
トロッククロック信号を1フィールド周期を単位に計数
した結果が239975個に一定の許容範囲内で一致するか否
かをもって判別するため、非常に精度の高いビデオ信号
判別が可能である等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】 図は、本発明のテレビジョン受像機の一実施例を示すブ
ロック図である。 1……A/D変換回路 2……YC分離回路 3……YC処理回路 4……補間回路 5……時間軸変換回路 6,7……D/A変換回路 8……マトリクス回路 9a……バーストロッククロック発生回路 9b……Hロッククロック発生回路 10……ビデオ信号判別回路 11……第2の同期分離回路 12……バースト抜取回路 13……第1の同期分離回路 14……CRT表示装置 15……偏向回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 合議体 審判長 松野 高尚 審判官 高瀬 博明 審判官 内藤 二郎 (56)参考文献 特開 昭62−175091(JP,A) 実開 昭60−177569(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.アナログの入力ビデオ信号から抽出されたカラーバ
    ースト信号を抽出するバースト抜取回路と、該バースト
    抜取回路が抽出したカラーバースト信号から色副搬送周
    波数を4逓倍したバーストロッククロック信号を発生す
    るバーストロッククロック発生回路と、前記アナログの
    入力ビデオ信号から水平同期信号と垂直同期信号とを分
    離する第1の同期分離回路と、該第1の同期分離回路が
    出力する水平同期信号を4×910逓倍してHロッククロ
    ック信号を発生するHロッククロック発生回路と、前記
    入力ビデオ信号が、水平同期信号と色副搬送波との関係
    がテレビジョン標準方式の信号規格を満たす標準ビデオ
    信号か否かを、前記バーストロッククロック信号を1フ
    ィールド周期を単位に計数した結果が239975個に一定の
    許容範囲内で一致するか否かをもって判別し、標準信号
    の場合は前記バーストロッククロックをシステムクロッ
    ク信号として択一出力させ、非標準ビデオ信号の場合
    は、前記Hロッククロック信号をシステムクロック信号
    として択一出力させるビデオ信号判別回路と、前記シス
    テムクロック信号をサンプリングクロックとして前記入
    力ビデオ信号をディジタル信号に変換するA/D変換回路
    と、該A/D変換回路の出力を前記システムクロック信号
    に基づいて輝度信号と色信号とに分離するYC分離回路
    と、該YC分離回路が出力する輝度信号と色信号につい
    て、前記システムクロック信号に基づいてそれぞれ前後
    ラインの混合により補間する補間回路と、前記システム
    クロック信号とその2倍の周波数のクロック信号とに基
    づき、前記補間回路の出力の時間軸を1/2圧縮して走査
    線数を倍密度変換する時間軸変換回路と、該時間軸変換
    回路が出力する輝度信号と色信号をそれぞれアナログ信
    号に逆変換する輝度信号用及び色信号用の一対のD/A変
    換回路と、該一対のD/A変換回路が出力する輝度信号と
    色信号をマトリクス演算し、表示駆動信号を生成するマ
    トリクス回路と、前記輝度信号用D/A変換回路の出力輝
    度信号から水平同期信号を分離する第2の同期分離回路
    と、前記第1の同期分離回路が出力する垂直同期信号と
    前記第2の同期分離回路が出力する水平同期信号とによ
    り駆動される偏向回路とを具備することを特徴とするテ
    レビジョン受像機。
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