JP2864853B2 - 輝度調整回路 - Google Patents
輝度調整回路Info
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- JP2864853B2 JP2864853B2 JP4052393A JP5239392A JP2864853B2 JP 2864853 B2 JP2864853 B2 JP 2864853B2 JP 4052393 A JP4052393 A JP 4052393A JP 5239392 A JP5239392 A JP 5239392A JP 2864853 B2 JP2864853 B2 JP 2864853B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、陰極線管(以下CRT
と略す)等を使用したカラー表示装置における輝度調整
回路に関するものである。
と略す)等を使用したカラー表示装置における輝度調整
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年カラー表示装置は、コンピュータの
利用範囲の拡大に伴い高性能化が進み、広帯域高輝度を
要求されるようになってきた。従来CRTのカソードは
映像信号増幅回路に直結されており、輝度調整は映像信
号増幅回路の直流電圧を制御して行っていたが、広帯域
高輝度化に伴い映像信号増幅回路のダイナミックレンジ
を非常に大きくする必要があり、消費電力が増大してし
まう。このため従来の直結型から、直流成分をコンデン
サで遮断し、帰線期間の黒レベル信号を基準電圧にクラ
ンプして直流再生を行うカソードクランプ方式が主流と
なって来た。
利用範囲の拡大に伴い高性能化が進み、広帯域高輝度を
要求されるようになってきた。従来CRTのカソードは
映像信号増幅回路に直結されており、輝度調整は映像信
号増幅回路の直流電圧を制御して行っていたが、広帯域
高輝度化に伴い映像信号増幅回路のダイナミックレンジ
を非常に大きくする必要があり、消費電力が増大してし
まう。このため従来の直結型から、直流成分をコンデン
サで遮断し、帰線期間の黒レベル信号を基準電圧にクラ
ンプして直流再生を行うカソードクランプ方式が主流と
なって来た。
【0003】以下に従来の輝度調整回路について説明す
る。図3は輝度調整回路を含むカラー表示装置の映像出
力回路部分を示すブロック図である。図3において、3
1は映像増幅回路、32はCRT、33は結合コンデン
サ、34はクランプ回路、35は輝度調整回路である。
なおカラー表示装置であるため同一の回路構成が3原色
分3組存在するが、基本動作は全く同一であるので以下
説明は1組分の回路のみ行う。
る。図3は輝度調整回路を含むカラー表示装置の映像出
力回路部分を示すブロック図である。図3において、3
1は映像増幅回路、32はCRT、33は結合コンデン
サ、34はクランプ回路、35は輝度調整回路である。
なおカラー表示装置であるため同一の回路構成が3原色
分3組存在するが、基本動作は全く同一であるので以下
説明は1組分の回路のみ行う。
【0004】図4は従来の輝度調整回路の回路図であ
る。これは図3のブロック図における輝度調整回路35
に相当する。図4において、41は定電流ICによる第
1の定電圧回路、42は第1の可変抵抗器、43は定電
流ICによる第2の定電圧回路、44は定電流ICによ
る第3の定電圧回路、45は第2の可変抵抗器、46は
電源入力端子、47は出力端子である。なお第1の定電
圧回路41,第1の可変抵抗器42は3原色に共通の回
路となっている。
る。これは図3のブロック図における輝度調整回路35
に相当する。図4において、41は定電流ICによる第
1の定電圧回路、42は第1の可変抵抗器、43は定電
流ICによる第2の定電圧回路、44は定電流ICによ
る第3の定電圧回路、45は第2の可変抵抗器、46は
電源入力端子、47は出力端子である。なお第1の定電
圧回路41,第1の可変抵抗器42は3原色に共通の回
路となっている。
【0005】図5は図4における定電流ICの動作説明
図である。図6において、50は定電圧IC、51は入
力端子、52は出力端子、53は制御端子、54,55
は抵抗である。
図である。図6において、50は定電圧IC、51は入
力端子、52は出力端子、53は制御端子、54,55
は抵抗である。
【0006】図6は図4における定電圧ICの動作説明
図である。図6において、60は定電圧IC、61は入
力端子、62は出力端子、63は制御端子、64,65
は抵抗である。
図である。図6において、60は定電圧IC、61は入
力端子、62は出力端子、63は制御端子、64,65
は抵抗である。
【0007】以上のように構成された従来の輝度調整回
路について、以下その動作について説明する。
路について、以下その動作について説明する。
【0008】まず図3を使用し輝度調整の原理を説明す
る。映像増幅回路31で増幅された映像信号はCRT3
2を駆動するのに十分な信号振幅を持つが、直流成分は
CRT32の特性とは無関係に映像増幅回路31のダイ
ナミックレンジのみで決定されている。そこで結合コン
デンサ33により一旦直流成分を遮断する。輝度調整回
路35からクランプ回路34に対してはCRT32の3
原色がちょうど黒レベルになる直流電圧が供給されてお
り、映像信号が帰線期間にかかり黒信号になった時点で
クランプ回路34が動作し信号線の直流電圧を与える。
この電圧は結合コンデンサ33に保持され、CRT32
には所望の映像が表示される。表示装置の使用者が輝度
を変更する場合には、CRT32の3原色のバランスが
崩れないように輝度調整回路35からクランプ回路34
に与えられる3つの直流電圧は同時に上下し、一方表示
装置の生産時には、CRT32の3原色間のばらつきを
補正するために3つの直流電圧は個別に上下できるよう
にする必要がある。
る。映像増幅回路31で増幅された映像信号はCRT3
2を駆動するのに十分な信号振幅を持つが、直流成分は
CRT32の特性とは無関係に映像増幅回路31のダイ
ナミックレンジのみで決定されている。そこで結合コン
デンサ33により一旦直流成分を遮断する。輝度調整回
路35からクランプ回路34に対してはCRT32の3
原色がちょうど黒レベルになる直流電圧が供給されてお
り、映像信号が帰線期間にかかり黒信号になった時点で
クランプ回路34が動作し信号線の直流電圧を与える。
この電圧は結合コンデンサ33に保持され、CRT32
には所望の映像が表示される。表示装置の使用者が輝度
を変更する場合には、CRT32の3原色のバランスが
崩れないように輝度調整回路35からクランプ回路34
に与えられる3つの直流電圧は同時に上下し、一方表示
装置の生産時には、CRT32の3原色間のばらつきを
補正するために3つの直流電圧は個別に上下できるよう
にする必要がある。
【0009】次に図5を使用し定電流ICの動作を説明
する。ここで説明を分かり易くするために入力端子51
の出力端子52に対する電圧をVa、制御端子53の出
力端子52に対する電圧をVb、定電流IC50の入力
端子51から出力端子52に流れる電流をIa、抵抗5
4および抵抗55を流れる電流をIbとする。なお制御
端子53における電流はほとんど無視できるほど小さ
い。
する。ここで説明を分かり易くするために入力端子51
の出力端子52に対する電圧をVa、制御端子53の出
力端子52に対する電圧をVb、定電流IC50の入力
端子51から出力端子52に流れる電流をIa、抵抗5
4および抵抗55を流れる電流をIbとする。なお制御
端子53における電流はほとんど無視できるほど小さ
い。
【0010】定電流IC50はその特性として、Vbが
定電流IC50内部における基準電圧(例えば2.5
V)より高い場合はIaを減少させ、逆にVbが基準電
圧より低い場合はIaを増加させるように動作する。市
販されているICとしては431型などがある。一方V
a,VbはIbと抵抗54および抵抗55の抵抗値によ
り決定される。外部から流入する電流すなわちIa+I
bを一定とすれば、もしIbが増加した場合にはVbが
増加して基準電圧より高くなるためにIaも増加し、結
果Ibが減少する。逆にもしIbが減少した場合にはV
bが減少して基準電圧より低くなるためにIaも減少
し、結果Ibが増加する。この作用により外部から流入
する電流が変動してもIbは一定値を保ち、したがって
Vaは一定値となるため全体として定電圧回路が構成さ
れる。
定電流IC50内部における基準電圧(例えば2.5
V)より高い場合はIaを減少させ、逆にVbが基準電
圧より低い場合はIaを増加させるように動作する。市
販されているICとしては431型などがある。一方V
a,VbはIbと抵抗54および抵抗55の抵抗値によ
り決定される。外部から流入する電流すなわちIa+I
bを一定とすれば、もしIbが増加した場合にはVbが
増加して基準電圧より高くなるためにIaも増加し、結
果Ibが減少する。逆にもしIbが減少した場合にはV
bが減少して基準電圧より低くなるためにIaも減少
し、結果Ibが増加する。この作用により外部から流入
する電流が変動してもIbは一定値を保ち、したがって
Vaは一定値となるため全体として定電圧回路が構成さ
れる。
【0011】次に図6を使用した定電圧ICの動作を説
明する。ここで説明を分かり易くするために出力端子6
2の制御端子63に対する電圧をVc、制御端子63の
接地に対する電圧をVd、定電圧IC60の入力端子6
1から出力端子62に流れる電流をIc、抵抗64およ
び抵抗65を流れる電流をIdとする。なお制御端子6
3における電流はほとんど無視できるほど小さい。
明する。ここで説明を分かり易くするために出力端子6
2の制御端子63に対する電圧をVc、制御端子63の
接地に対する電圧をVd、定電圧IC60の入力端子6
1から出力端子62に流れる電流をIc、抵抗64およ
び抵抗65を流れる電流をIdとする。なお制御端子6
3における電流はほとんど無視できるほど小さい。
【0012】定電圧IC60はその特性として、Vcが
定電圧IC60内部における基準電圧(例えば24V)
より高い場合はIcを減少させ、逆にVcが基準電圧よ
り低い場合はIcを増加させるように動作する。市販さ
れているICとしては7824型などがある。一方Vc
はIdと抵抗64の抵抗値により決定される。外部へ流
出する電流すなわちIc−Idを一定とすれば、もしI
dが増加した場合にはVcが増加して基準電圧より高く
なるためにIcは減少し、結果Idが減少しVcが減少
する。逆にもしIdが減少した場合にはVcが減少して
基準電圧より低くなるためにIcは増加し、結果Idが
増加しVcが増加する。この作用によりVcおよびId
は一定値を保つ。ここでVdはIdと抵抗65の抵抗値
により決定されるためやはり一定値となり、全体として
定電圧回路が構成される。
定電圧IC60内部における基準電圧(例えば24V)
より高い場合はIcを減少させ、逆にVcが基準電圧よ
り低い場合はIcを増加させるように動作する。市販さ
れているICとしては7824型などがある。一方Vc
はIdと抵抗64の抵抗値により決定される。外部へ流
出する電流すなわちIc−Idを一定とすれば、もしI
dが増加した場合にはVcが増加して基準電圧より高く
なるためにIcは減少し、結果Idが減少しVcが減少
する。逆にもしIdが減少した場合にはVcが減少して
基準電圧より低くなるためにIcは増加し、結果Idが
増加しVcが増加する。この作用によりVcおよびId
は一定値を保つ。ここでVdはIdと抵抗65の抵抗値
により決定されるためやはり一定値となり、全体として
定電圧回路が構成される。
【0013】次に図4を使用して従来の輝度調整回路の
動作を説明する。まず第1の定電圧回路41,第2の定
電圧回路43は図5において説明したとおり定電圧動作
を行い、この電圧をそれぞれV31,V32とする。同
様に第3の定電圧回路44は図6において説明したとお
り定電圧動作を行い、この電圧をV33とする。ところ
で第1の定電圧回路31には第1の可変抵抗器32が接
続されており、したがってV31は第1の可変抵抗器3
2の変化によって一定の範囲で可変される。同様に第3
の定電圧回路34には第2の可変抵抗器35が接続され
ており、V33は第2の可変抵抗器35の変化によって
一定の範囲で可変される。これらにより、出力端子37
の電圧すなわちV31+V32+V33は、第1の可変
抵抗器32,第2の可変抵抗器35により一定の範囲で
可変することができる。一般に第1の可変抵抗器32は
表示装置の使用者が操作する3原色共通の輝度調整用可
変抵抗器であり、第2の可変抵抗器35は表示装置の生
産時にCRTによる3原色間のばらつきを補正するため
に使用される。
動作を説明する。まず第1の定電圧回路41,第2の定
電圧回路43は図5において説明したとおり定電圧動作
を行い、この電圧をそれぞれV31,V32とする。同
様に第3の定電圧回路44は図6において説明したとお
り定電圧動作を行い、この電圧をV33とする。ところ
で第1の定電圧回路31には第1の可変抵抗器32が接
続されており、したがってV31は第1の可変抵抗器3
2の変化によって一定の範囲で可変される。同様に第3
の定電圧回路34には第2の可変抵抗器35が接続され
ており、V33は第2の可変抵抗器35の変化によって
一定の範囲で可変される。これらにより、出力端子37
の電圧すなわちV31+V32+V33は、第1の可変
抵抗器32,第2の可変抵抗器35により一定の範囲で
可変することができる。一般に第1の可変抵抗器32は
表示装置の使用者が操作する3原色共通の輝度調整用可
変抵抗器であり、第2の可変抵抗器35は表示装置の生
産時にCRTによる3原色間のばらつきを補正するため
に使用される。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、CRTのカソード電圧において輝度調整
を行うために要求される電圧が100V前後であるのに
対し、一般に入手可能な定電圧ICあるいは定電流IC
の耐圧が30〜40V程度と低いため、これらのICを
直列に数段重ねて使用する必要がある。また一般にCR
Tのカソードには管内放電による高電圧サージが発生す
るが、上述のICは高電圧サージに比較的弱く、信頼性
上問題がある。
うな構成では、CRTのカソード電圧において輝度調整
を行うために要求される電圧が100V前後であるのに
対し、一般に入手可能な定電圧ICあるいは定電流IC
の耐圧が30〜40V程度と低いため、これらのICを
直列に数段重ねて使用する必要がある。また一般にCR
Tのカソードには管内放電による高電圧サージが発生す
るが、上述のICは高電圧サージに比較的弱く、信頼性
上問題がある。
【0015】さらに、最近増加しているディジタル化さ
れた制御方式に対応するためには、D/A変換器におけ
る0〜5Vの直流出力では可変抵抗器を直接制御できな
いため回路構成上の工夫が必要であり、また高電圧を制
御するための電圧シフト回路などの追加回路が必要にな
る。
れた制御方式に対応するためには、D/A変換器におけ
る0〜5Vの直流出力では可変抵抗器を直接制御できな
いため回路構成上の工夫が必要であり、また高電圧を制
御するための電圧シフト回路などの追加回路が必要にな
る。
【0016】以上のように、従来の輝度調整回路では、
回路素子数の増加、信頼性の低下などの問題点を有して
いた。
回路素子数の増加、信頼性の低下などの問題点を有して
いた。
【0017】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、回路素子数が少なく、信頼性の高い輝度調整回路を
提供することを目的とする。
で、回路素子数が少なく、信頼性の高い輝度調整回路を
提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の輝度調整回路は、2個の入力端子と、1個の
出力端子を有する回路であって、反転入力と非反転入
力、および出力を持つ演算増幅器と、エミッタに直列帰
還抵抗を有するエミッタ接地増幅回路とを従続接続して
構成され、第1の入力端子と上記演算増幅器の反転入力
との間に第1の抵抗を設け、第2の入力端子と上記演算
増幅器の反転入力との間に第2の抵抗を設け、上記演算
増幅器の反転入力と上記エミッタ接地増幅器回路のエミ
ッタとの間に第3の抵抗を設け、上記演算増幅器の非反
転入力と上記出力端子との間に第4の抵抗を設け、上記
演算増幅器の非反転入力と接地との間に第5の抵抗を設
けた構成を有している。
に本発明の輝度調整回路は、2個の入力端子と、1個の
出力端子を有する回路であって、反転入力と非反転入
力、および出力を持つ演算増幅器と、エミッタに直列帰
還抵抗を有するエミッタ接地増幅回路とを従続接続して
構成され、第1の入力端子と上記演算増幅器の反転入力
との間に第1の抵抗を設け、第2の入力端子と上記演算
増幅器の反転入力との間に第2の抵抗を設け、上記演算
増幅器の反転入力と上記エミッタ接地増幅器回路のエミ
ッタとの間に第3の抵抗を設け、上記演算増幅器の非反
転入力と上記出力端子との間に第4の抵抗を設け、上記
演算増幅器の非反転入力と接地との間に第5の抵抗を設
けた構成を有している。
【0019】
【作用】この構成によって、まずエミッタ接地増幅回
路,エミッタフォロワ回路に使用するトランジスタは、
一般に100V以上の耐圧をもつものが容易に入手でき
るため、回路の耐圧を保証するために素子を積み上げる
必要がない。またトランジスタはICに比較して高電圧
サージに強く、一方高電圧サージに比較的弱い演算増幅
器は高電圧サージの発生源であるCRTカソードから遠
い位置にあるため破壊に対する信頼性が高い。
路,エミッタフォロワ回路に使用するトランジスタは、
一般に100V以上の耐圧をもつものが容易に入手でき
るため、回路の耐圧を保証するために素子を積み上げる
必要がない。またトランジスタはICに比較して高電圧
サージに強く、一方高電圧サージに比較的弱い演算増幅
器は高電圧サージの発生源であるCRTカソードから遠
い位置にあるため破壊に対する信頼性が高い。
【0020】しかも第1の入力端子,第2の入力端子
共、一般のD/A変換器から得られる0〜5Vの直流電
圧を直接入力することで、出力端子では100V前後の
電圧を制御することができ、ディジタル化制御に容易に
対応することができる。
共、一般のD/A変換器から得られる0〜5Vの直流電
圧を直接入力することで、出力端子では100V前後の
電圧を制御することができ、ディジタル化制御に容易に
対応することができる。
【0021】ところで一般にトランジスタは温度補償を
行う必要があるが、演算増幅器の反転入力とエミッタ接
地増幅回路のエミッタとの間に第3の抵抗を設け、さら
に演算増幅器の非反転入力とエミッタフォロワ回路のエ
ミッタとの間に第4の抵抗を設けたことにより、エミッ
タ接地増幅回路およびエミッタフォロワ回路が演算増幅
器の帰還ループ内に入るためそれぞれの温度補償がなさ
れ非常に安定となる。
行う必要があるが、演算増幅器の反転入力とエミッタ接
地増幅回路のエミッタとの間に第3の抵抗を設け、さら
に演算増幅器の非反転入力とエミッタフォロワ回路のエ
ミッタとの間に第4の抵抗を設けたことにより、エミッ
タ接地増幅回路およびエミッタフォロワ回路が演算増幅
器の帰還ループ内に入るためそれぞれの温度補償がなさ
れ非常に安定となる。
【0022】これらの結果、回路素子が少なく、信頼性
の高い輝度調整回路を提供することが可能となる。
の高い輝度調整回路を提供することが可能となる。
【0023】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0024】(実施例1)図1は本発明の第1の実施例
における輝度調整回路の回路図である。これは既に従来
例にて説明した図3のブロック図における輝度調整回路
35に相当する。図1において、1は第1の抵抗、2は
第2の抵抗、3は第3の抵抗、4は第4の抵抗、5は第
5の抵抗、6は演算増幅器、7は演算増幅器6の反転入
力、8は演算増幅器6の非反転入力、9は演算増幅器の
出力である。10はNPN型トランジスタ、11はエミ
ッタ抵抗、12はコレクタ抵抗であり、上記3者でエミ
ッタ接地増幅回路を構成する。13はPNP型トランジ
スタ、14は負荷抵抗であり、上記2者でエミッタフォ
ロア回路を構成する。15は第1の入力端子、16は第
2の入力端子、17は出力端子、18は電源端子であ
る。
における輝度調整回路の回路図である。これは既に従来
例にて説明した図3のブロック図における輝度調整回路
35に相当する。図1において、1は第1の抵抗、2は
第2の抵抗、3は第3の抵抗、4は第4の抵抗、5は第
5の抵抗、6は演算増幅器、7は演算増幅器6の反転入
力、8は演算増幅器6の非反転入力、9は演算増幅器の
出力である。10はNPN型トランジスタ、11はエミ
ッタ抵抗、12はコレクタ抵抗であり、上記3者でエミ
ッタ接地増幅回路を構成する。13はPNP型トランジ
スタ、14は負荷抵抗であり、上記2者でエミッタフォ
ロア回路を構成する。15は第1の入力端子、16は第
2の入力端子、17は出力端子、18は電源端子であ
る。
【0025】以上のように構成された輝度調整回路につ
いて、以下図面を用いてその動作を説明する。図1にお
いて、第1の入力端子15の電圧をV1、第2の入力端
子16の電圧をV2、NPN型トランジスタ10のエミ
ッタ電圧をV3、出力端子17電圧をV4、演算増幅器
6の反転入力7の電圧をV0、演算増幅器6の非反転入
力8の電圧をVN、電源端子18の電圧をVCC、PN
P型トランジスタ13のベース〜エミッタ間電圧をVB
E、第1の抵抗1の抵抗値をR1、第2の抵抗2の抵抗
値をR2、第3の抵抗3の抵抗値をR3、第4の抵抗4
の抵抗値をR4、第5の抵抗5の抵抗値をR5、エミッ
タ抵抗11の抵抗値をR6、コレクタ抵抗12の抵抗値
をR7、第1の抵抗1を流れる電流をI1、第2の抵抗
2を流れる電流をI2、第3の抵抗3を流れる電流をI
3、第4の抵抗4を流れる電流をI4、第5の抵抗5を
流れる電流をI5、NPN型トランジスタ10のベース
接地電流増幅率をAとする。
いて、以下図面を用いてその動作を説明する。図1にお
いて、第1の入力端子15の電圧をV1、第2の入力端
子16の電圧をV2、NPN型トランジスタ10のエミ
ッタ電圧をV3、出力端子17電圧をV4、演算増幅器
6の反転入力7の電圧をV0、演算増幅器6の非反転入
力8の電圧をVN、電源端子18の電圧をVCC、PN
P型トランジスタ13のベース〜エミッタ間電圧をVB
E、第1の抵抗1の抵抗値をR1、第2の抵抗2の抵抗
値をR2、第3の抵抗3の抵抗値をR3、第4の抵抗4
の抵抗値をR4、第5の抵抗5の抵抗値をR5、エミッ
タ抵抗11の抵抗値をR6、コレクタ抵抗12の抵抗値
をR7、第1の抵抗1を流れる電流をI1、第2の抵抗
2を流れる電流をI2、第3の抵抗3を流れる電流をI
3、第4の抵抗4を流れる電流をI4、第5の抵抗5を
流れる電流をI5、NPN型トランジスタ10のベース
接地電流増幅率をAとする。
【0026】ここで演算増幅器6の電圧増幅率は非常に
大きいため、
大きいため、
【0027】
【数1】
【0028】
【数2】
【0029】
【数3】
【0030】が成立する。
【0031】まず反転入力7に関し、(数2)より、
【0032】
【数4】
【0033】したがって、NPN型トランジスタ10の
エミッタ電圧は、
エミッタ電圧は、
【0034】
【数5】
【0035】のように、NPN型トランジスタ10のベ
ース〜エミッタ間電圧とは全く無関係に定まる。
ース〜エミッタ間電圧とは全く無関係に定まる。
【0036】次に非反転入力8について考えると、
【0037】
【数6】
【0038】(数6)を(数5)に代入して、
【0039】
【数7】
【0040】のようになる。
【0041】一方、エミッタ接地増幅回路およびエミッ
タフォロア回路を中心に考えると、
タフォロア回路を中心に考えると、
【0042】
【数8】
【0043】となる。ここで(数8)を(数7)に代入
すると、
すると、
【0044】
【数9】
【0045】(数9)よりV4についてまとめると、
【0046】
【数10】
【0047】すなわち、出力端子17の電圧V4を、第
1の入力端子15の電圧V1と、第2の入力端子16の
電圧V2で直線的に制御することができる。
1の入力端子15の電圧V1と、第2の入力端子16の
電圧V2で直線的に制御することができる。
【0048】(数10)で分かるとおり、本実施例の輝
度制御回路では、NPN型トランジスタ10のベース〜
エミッタ間電圧は全く無関係になる。また(数10)の
分母は1より大きく、このことは第4の抵抗4により帰
還がかかるため電源端子の電圧VCC、PNP型トラン
ジスタ13のベース〜エミッタ間電圧VBEの変動の影
響が減少することを示している。
度制御回路では、NPN型トランジスタ10のベース〜
エミッタ間電圧は全く無関係になる。また(数10)の
分母は1より大きく、このことは第4の抵抗4により帰
還がかかるため電源端子の電圧VCC、PNP型トラン
ジスタ13のベース〜エミッタ間電圧VBEの変動の影
響が減少することを示している。
【0049】以上のように本実施例によれば、2個の入
力端子と、1個の出力端子を有する回路であって、反転
入力と非反転入力、および出力を持つ演算増幅器と、エ
ミッタに直列帰還抵抗を有するエミッタ接地増幅回路と
を、従続接続して構成され、第1の入力端子と上記演算
増幅器の反転入力との間に第1の抵抗を設け、第2の入
力端子と上記演算増幅器の反転入力との間に第2の抵抗
を設け、上記演算増幅器の反転入力と上記エミッタ接地
増幅回路のエミッタとの間に第3の抵抗を設け、上記演
算増幅器の非反転入力と上記出力端子との間に第4の抵
抗を設け、上記演算増幅器の非反転入力と接地との間に
第5の抵抗を設けたことにより、従来の輝度調整回路に
比較して少ない半導体素子数で、高電圧サージに強く、
ディジタル化制御にそのまま対応でき、しかも温度変化
にも安定な輝度調整回路を実現することができる。
力端子と、1個の出力端子を有する回路であって、反転
入力と非反転入力、および出力を持つ演算増幅器と、エ
ミッタに直列帰還抵抗を有するエミッタ接地増幅回路と
を、従続接続して構成され、第1の入力端子と上記演算
増幅器の反転入力との間に第1の抵抗を設け、第2の入
力端子と上記演算増幅器の反転入力との間に第2の抵抗
を設け、上記演算増幅器の反転入力と上記エミッタ接地
増幅回路のエミッタとの間に第3の抵抗を設け、上記演
算増幅器の非反転入力と上記出力端子との間に第4の抵
抗を設け、上記演算増幅器の非反転入力と接地との間に
第5の抵抗を設けたことにより、従来の輝度調整回路に
比較して少ない半導体素子数で、高電圧サージに強く、
ディジタル化制御にそのまま対応でき、しかも温度変化
にも安定な輝度調整回路を実現することができる。
【0050】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0051】図2は本発明の第2の実施例における輝度
調整回路の回路図である。図2において、点線で囲った
部分すなわち21,22,23は図1において既に説明
した本発明の第1の実施例における輝度調整回路を、カ
ラー表示装置の3原色に対応するために3組そのまま使
用したものであり、21は赤映像用輝度調整回路、22
は緑映像用輝度調整回路、23は青映像用輝度調整回路
である。
調整回路の回路図である。図2において、点線で囲った
部分すなわち21,22,23は図1において既に説明
した本発明の第1の実施例における輝度調整回路を、カ
ラー表示装置の3原色に対応するために3組そのまま使
用したものであり、21は赤映像用輝度調整回路、22
は緑映像用輝度調整回路、23は青映像用輝度調整回路
である。
【0052】24は赤映像用D/A変換器、25は緑映
像用D/A変換器、26は青映像用D/A変換器であ
り、赤映像用輝度調整回路21、緑映像用輝度調整回路
22、青映像用輝度調整回路23の第1の入力端子にそ
れぞれ接続される。27は3原色同時調整用D/A変換
器であり、赤映像用輝度調整回路21、緑映像用輝度調
整回路22、青映像用輝度調整回路23の第2の入力端
子に共通に接続される。
像用D/A変換器、26は青映像用D/A変換器であ
り、赤映像用輝度調整回路21、緑映像用輝度調整回路
22、青映像用輝度調整回路23の第1の入力端子にそ
れぞれ接続される。27は3原色同時調整用D/A変換
器であり、赤映像用輝度調整回路21、緑映像用輝度調
整回路22、青映像用輝度調整回路23の第2の入力端
子に共通に接続される。
【0053】28は赤映像用出力端子、29は緑映像用
出力端子、30は青映像用出力端子である。
出力端子、30は青映像用出力端子である。
【0054】次にその動作を説明する。なお赤映像用輝
度調整回路21、緑映像用輝度調整回路22、青映像用
輝度調整回路23の基本動作については既に図1におい
て説明したとおりであり省略する。
度調整回路21、緑映像用輝度調整回路22、青映像用
輝度調整回路23の基本動作については既に図1におい
て説明したとおりであり省略する。
【0055】図2において、赤映像用輝度調整回路2
1、緑映像用輝度調整回路22、青映像用輝度調整回路
23それぞれの第2の入力端子は共通に接続されている
ため、赤映像用出力端子28、緑映像用出力端子29、
青映像用出力端子30の電圧を3原色同時調整用D/A
変換器27により同時に直線的に制御することができ
る。このことによりカラー表示装置の3原色の輝度を同
時に変化させることができる。
1、緑映像用輝度調整回路22、青映像用輝度調整回路
23それぞれの第2の入力端子は共通に接続されている
ため、赤映像用出力端子28、緑映像用出力端子29、
青映像用出力端子30の電圧を3原色同時調整用D/A
変換器27により同時に直線的に制御することができ
る。このことによりカラー表示装置の3原色の輝度を同
時に変化させることができる。
【0056】また図2において、赤映像用輝度調整回路
21、緑映像用輝度調整回路22、青映像用輝度調整回
路23の第1の入力端子はそれぞれ独立に接続されてい
るため、赤映像用出力端子28の電圧を赤映像用D/A
変換器24で、緑映像用出力端子29を緑映像用D/A
変換器25で、青映像用出力端子30の電圧を青映像用
D/A変換器26で、個別に直線的に制御することがで
きる。このことによりカラー表示装置の3原色の輝度を
個別に変化することができる。
21、緑映像用輝度調整回路22、青映像用輝度調整回
路23の第1の入力端子はそれぞれ独立に接続されてい
るため、赤映像用出力端子28の電圧を赤映像用D/A
変換器24で、緑映像用出力端子29を緑映像用D/A
変換器25で、青映像用出力端子30の電圧を青映像用
D/A変換器26で、個別に直線的に制御することがで
きる。このことによりカラー表示装置の3原色の輝度を
個別に変化することができる。
【0057】以上のように本実施例によれば、第1の実
施例において説明した輝度調整回路を3個用い、それぞ
れの第1の入力端子を3個のD/A変換器に個別に接続
し、それぞれの第2の入力端子を1個のD/A変換器に
共通に接続したことにより、第1の実施例の特長に加
え、カラー表示装置の生産時にCRTによる3原色間の
ばらつきを補正するために必要な3原色個別の調整と、
カラー表示装置の使用者が操作する3原色共通の調整と
をディジタル化制御することができる。
施例において説明した輝度調整回路を3個用い、それぞ
れの第1の入力端子を3個のD/A変換器に個別に接続
し、それぞれの第2の入力端子を1個のD/A変換器に
共通に接続したことにより、第1の実施例の特長に加
え、カラー表示装置の生産時にCRTによる3原色間の
ばらつきを補正するために必要な3原色個別の調整と、
カラー表示装置の使用者が操作する3原色共通の調整と
をディジタル化制御することができる。
【0058】なお第2の実施例において、一般市販の演
算増幅器は1個のパッケージに4回路集積されているた
め、回路実装上は1個のパッケージで十分であり、余っ
た1回路は他の用途に使用することができる利点があ
る。
算増幅器は1個のパッケージに4回路集積されているた
め、回路実装上は1個のパッケージで十分であり、余っ
た1回路は他の用途に使用することができる利点があ
る。
【0059】また第2の実施例において、D/A変換器
を用いず、可変抵抗器により制御電圧を与えた場合は、
ディジタル化制御にはならないが、他の動作上はなんら
問題ない。
を用いず、可変抵抗器により制御電圧を与えた場合は、
ディジタル化制御にはならないが、他の動作上はなんら
問題ない。
【0060】第1の実施例、第2の実施例とも、出力端
子はエミッタフォロワ回路のエミッタより接続されてい
るが、原理的にはエミッタ接地回路のコレクタより接続
しエミッタフォロワ回路を省略しても良い。しかし実際
の輝度調整回路では、クランプ回路で黒信号の直流電圧
を与える際の過渡電流が大きいため、エミッタフォロワ
回路を省略した場合は、出力端子の電圧を変動させない
ために、エミッタ接地回路の回路電流をかなり大きくす
る必要がある。これによりエミッタ接地回路の消費電力
が増大するためあまり実用には適さない。
子はエミッタフォロワ回路のエミッタより接続されてい
るが、原理的にはエミッタ接地回路のコレクタより接続
しエミッタフォロワ回路を省略しても良い。しかし実際
の輝度調整回路では、クランプ回路で黒信号の直流電圧
を与える際の過渡電流が大きいため、エミッタフォロワ
回路を省略した場合は、出力端子の電圧を変動させない
ために、エミッタ接地回路の回路電流をかなり大きくす
る必要がある。これによりエミッタ接地回路の消費電力
が増大するためあまり実用には適さない。
【0061】また本発明において、上述のクランプ回路
で黒信号の直流電圧を与える際の過渡電流による出力端
子の電圧変動をさらに軽減するために、出力端子と接地
との間にコンデンサを接続することが有効であることは
言うまでもない。
で黒信号の直流電圧を与える際の過渡電流による出力端
子の電圧変動をさらに軽減するために、出力端子と接地
との間にコンデンサを接続することが有効であることは
言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明は、2個の入力端子
と、1個の出力端子を有する回路であって、反転入力と
非反転入力、および出力を持つ演算増幅器と、エミッタ
に直列帰還抵抗を有するエミッタ接地増幅回路とを、従
続接続して構成され、第1の入力端子と上記演算増幅器
の反転入力との間に第1の抵抗を設け、第2の入力端子
と上記演算増幅器の反転入力との間に第2の抵抗を設
け、上記演算増幅器の反転入力と上記エミッタ接地増幅
回路のエミッタとの間に第3の抵抗を設け、上記演算増
幅器の非反転入力と出力端子との間に第4の抵抗を設
け、上記演算増幅器の非反転入力と接地との間に第5の
抵抗を設けたことにより、回路素子数が少なく、高電圧
サージに対する信頼性が高く、温度変化にも安定で、か
つディジタル制御対応可能な輝度調整回路を安価に実現
することができる優れたものである。
と、1個の出力端子を有する回路であって、反転入力と
非反転入力、および出力を持つ演算増幅器と、エミッタ
に直列帰還抵抗を有するエミッタ接地増幅回路とを、従
続接続して構成され、第1の入力端子と上記演算増幅器
の反転入力との間に第1の抵抗を設け、第2の入力端子
と上記演算増幅器の反転入力との間に第2の抵抗を設
け、上記演算増幅器の反転入力と上記エミッタ接地増幅
回路のエミッタとの間に第3の抵抗を設け、上記演算増
幅器の非反転入力と出力端子との間に第4の抵抗を設
け、上記演算増幅器の非反転入力と接地との間に第5の
抵抗を設けたことにより、回路素子数が少なく、高電圧
サージに対する信頼性が高く、温度変化にも安定で、か
つディジタル制御対応可能な輝度調整回路を安価に実現
することができる優れたものである。
【図1】本発明の第1の実施例における輝度調整回路の
回路図
回路図
【図2】本発明の第2の実施例における輝度調整回路の
回路図
回路図
【図3】輝度調整回路を含むカラー表示装置の映像出力
回路部分を示すブロック図
回路部分を示すブロック図
【図4】従来の輝度調整回路の回路図
【図5】定電流ICの動作説明図
【図6】定電圧ICの動作説明図
6 演算増幅器 10 NPN型トランジスタ 13 PNP型トランジスタ 15 第1の入力端子 16 第2の入力端子
Claims (2)
- 【請求項1】 2個の入力端子と、1個の出力端子を有
する回路であって、反転入力と非反転入力、および出力
を持つ演算増幅器と、エミッタに直列帰還抵抗を有する
エミッタ接地増幅回路とを従続接続して構成され、第1
の入力端子と上記演算増幅器の反転入力との間に第1の
抵抗を設け、第2の入力端子と上記演算増幅器の反転入
力との間に第2の抵抗を設け、上記演算増幅器の反転入
力と上記エミッタ接地増幅器回路のエミッタとの間に第
3の抵抗を設け、上記演算増幅器の非反転入力と上記出
力端子との間に第4の抵抗を設け、上記演算増幅器の非
反転入力と接地との間に第5の抵抗を設けたことを特徴
とする、輝度調整回路。 - 【請求項2】 請求項1に記載の輝度調整回路を3個有
し、それぞれの第2の入力端子を3個とも共通に接続し
たことを特徴とする、輝度調整回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4052393A JP2864853B2 (ja) | 1991-10-29 | 1992-03-11 | 輝度調整回路 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28266191 | 1991-10-29 | ||
JP3-282661 | 1991-10-29 | ||
JP4052393A JP2864853B2 (ja) | 1991-10-29 | 1992-03-11 | 輝度調整回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05183835A JPH05183835A (ja) | 1993-07-23 |
JP2864853B2 true JP2864853B2 (ja) | 1999-03-08 |
Family
ID=26392998
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4052393A Expired - Fee Related JP2864853B2 (ja) | 1991-10-29 | 1992-03-11 | 輝度調整回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2864853B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5541271B2 (ja) * | 2011-12-12 | 2014-07-09 | セイコーエプソン株式会社 | プロジェクタおよびプロジェクタの制御方法 |
US10125666B2 (en) | 2016-01-14 | 2018-11-13 | Nautilus Engineering, Llc | Systems and methods of compression ignition engines |
-
1992
- 1992-03-11 JP JP4052393A patent/JP2864853B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05183835A (ja) | 1993-07-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |