JP2864282B2 - スノーモービル用トラックベルト - Google Patents
スノーモービル用トラックベルトInfo
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- Japan
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- sliding
- snowmobile
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- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 24
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 9
- 239000010410 layer Substances 0.000 description 4
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 3
- 239000002344 surface layer Substances 0.000 description 2
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000009191 jumping Effects 0.000 description 1
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M27/00—Propulsion devices for sledges or the like
- B62M27/02—Propulsion devices for sledges or the like power driven
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/06—Endless track vehicles with tracks without ground wheels
- B62D55/07—Mono-track vehicles
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62D—MOTOR VEHICLES; TRAILERS
- B62D55/00—Endless track vehicles
- B62D55/08—Endless track units; Parts thereof
- B62D55/18—Tracks
- B62D55/24—Tracks of continuously flexible type, e.g. rubber belts
- B62D55/244—Moulded in one piece, with either smooth surfaces or surfaces having projections, e.g. incorporating reinforcing elements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B62—LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
- B62M27/00—Propulsion devices for sledges or the like
- B62M27/02—Propulsion devices for sledges or the like power driven
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-
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- B62M—RIDER PROPULSION OF WHEELED VEHICLES OR SLEDGES; POWERED PROPULSION OF SLEDGES OR SINGLE-TRACK CYCLES; TRANSMISSIONS SPECIALLY ADAPTED FOR SUCH VEHICLES
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- Combustion & Propulsion (AREA)
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Automotive Seat Belt Assembly (AREA)
- Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、スノーモービル用トラックベルトに係わ
り、更に詳しくはスノーモービルの車体を支えるサスペ
ンションレールと摺動するガイドクリップを備えたスノ
ーモービル用トラックベルトに関するものである。
り、更に詳しくはスノーモービルの車体を支えるサスペ
ンションレールと摺動するガイドクリップを備えたスノ
ーモービル用トラックベルトに関するものである。
従来、スノーモービル用トラックベルトのサスペンシ
ョンレールとの摺動部には、例えば、実公昭61−24462
号公報（以下、従来例１と言う），米国特許第4,023,86
5号（以下、従来例２と言う），及び米国特許第4,217,0
06号（以下、従来例３と言う）に開示されているよう
に、サスペンションレールを案内するためのガイドクリ
ップが、トラックベルトの周方向に所定の間隔で取付け
られており、スノーモービルの旋回走行時や斜面走行時
において、サスペンションレールがトラックベルトの摺
動部から簡単に離脱しないように構成されている。
ョンレールとの摺動部には、例えば、実公昭61−24462
号公報（以下、従来例１と言う），米国特許第4,023,86
5号（以下、従来例２と言う），及び米国特許第4,217,0
06号（以下、従来例３と言う）に開示されているよう
に、サスペンションレールを案内するためのガイドクリ
ップが、トラックベルトの周方向に所定の間隔で取付け
られており、スノーモービルの旋回走行時や斜面走行時
において、サスペンションレールがトラックベルトの摺
動部から簡単に離脱しないように構成されている。
ところで、近年ではスノーモービルが高出力化される
に従って３本のトラックベルト本体の全部を駆動するよ
うになって来た。
に従って３本のトラックベルト本体の全部を駆動するよ
うになって来た。
然しながら、上記の従来例１では、両側のトラックベ
ルト本体に駆動突起を設けるのは、構成上問題があり、
従来例２及び従来例３のような構成が必要となって来
た。
ルト本体に駆動突起を設けるのは、構成上問題があり、
従来例２及び従来例３のような構成が必要となって来
た。
然しながら、従来例２に開示されているガイドクリッ
プ１の案内部２は、第９図に示すようにトラックベルト
本体３に駆動突起４に沿って平板で構成されているた
め、トラックベルト本体３の蛇行時に、案内部２の先端
エッジ部2aでサスペンションレール５のランナー5aを削
ってしまい、ランナー5aを損耗させるのみならず、エネ
ルギーのロスによりスノーモービルの性能を劣化させる
と言う問題があった。
プ１の案内部２は、第９図に示すようにトラックベルト
本体３に駆動突起４に沿って平板で構成されているた
め、トラックベルト本体３の蛇行時に、案内部２の先端
エッジ部2aでサスペンションレール５のランナー5aを削
ってしまい、ランナー5aを損耗させるのみならず、エネ
ルギーのロスによりスノーモービルの性能を劣化させる
と言う問題があった。
また、スノーモービルがシャンプして着地する際、ト
ラックベルト本体３とサスペンションレール５との関係
は、正常な状態ばかりではなく、ジャンプ時或いは着地
時の姿勢によってはトラックベルト本体３とサスペンシ
ョンレール５との位置関係にずれが生じて、第９図のよ
うな状態となる場合がある。
ラックベルト本体３とサスペンションレール５との関係
は、正常な状態ばかりではなく、ジャンプ時或いは着地
時の姿勢によってはトラックベルト本体３とサスペンシ
ョンレール５との位置関係にずれが生じて、第９図のよ
うな状態となる場合がある。
この場合、上述したように、サスペンションレール５
のランナー5aの底面側を案内部２の先端エッジ部2aで削
ると共に、ガイドグリップ１の案内部２に大きな力が作
用し、損傷すると言う問題があった。また、案内部２は
板状であるので、強度的に弱く、またサスペンションレ
ール５のランナー5aと面接触するので摺動抵抗が大きく
なると言う問題もあった。
のランナー5aの底面側を案内部２の先端エッジ部2aで削
ると共に、ガイドグリップ１の案内部２に大きな力が作
用し、損傷すると言う問題があった。また、案内部２は
板状であるので、強度的に弱く、またサスペンションレ
ール５のランナー5aと面接触するので摺動抵抗が大きく
なると言う問題もあった。
また、従来例３に開示されているようなガイドクリッ
プ６の場合には、案内部２の上端に駆動突起４の上面を
覆うような突起７を形成してあるが、この場合にも、ス
ノーモービルがジャンプして着地する際に、サスペンシ
ョンレール５のランナー5aが第10図に示すように乗り上
げ、ランナー5aを損傷させたり、破損させると言う問題
があった。
プ６の場合には、案内部２の上端に駆動突起４の上面を
覆うような突起７を形成してあるが、この場合にも、ス
ノーモービルがジャンプして着地する際に、サスペンシ
ョンレール５のランナー5aが第10図に示すように乗り上
げ、ランナー5aを損傷させたり、破損させると言う問題
があった。
この発明は、かかる従来の課題に着目して案出された
もので、スノーモービルの通常走行時においてもサスペ
ンションレールのランナーを損傷させたり、破損させる
ことがない上、トラックベルト本体が蛇行したり、スノ
ーモービルがジャンプして着地した際にガイドクリップ
上へ乗り上げてもサスペンションレールのランナーを傷
付けたり、損傷させることがなく、常に正常な位置関係
を保ちながら走行できるのでスノーモービルの性能をよ
り向上させることが出来るスノーモービル用トラックベ
ルトを提供することを目的とするものである。
もので、スノーモービルの通常走行時においてもサスペ
ンションレールのランナーを損傷させたり、破損させる
ことがない上、トラックベルト本体が蛇行したり、スノ
ーモービルがジャンプして着地した際にガイドクリップ
上へ乗り上げてもサスペンションレールのランナーを傷
付けたり、損傷させることがなく、常に正常な位置関係
を保ちながら走行できるのでスノーモービルの性能をよ
り向上させることが出来るスノーモービル用トラックベ
ルトを提供することを目的とするものである。
この発明は上記目的を達成するため、ガイドクリップ
を、上面に形成した摺動面部と、その両側に一体的に形
成した加締部とで断面略Ｃ字状に形成すると共に、前記
摺動面部の一側縁部に連続して案内部を立設させて構成
し、前記案内部の高さ及び幅は、前記駆動突起よりも若
干低く、かつ狭く形成すると共に、案内部の側面中央
は、前記摺動面部側に向かって略割球状に膨出させて形
成し、前記案内部の外周に位置する外周縁部を、前記摺
動部にガイドクリップを加締固定する際駆動突起の側面
に食い込むように構成したことを要旨とするものであ
る。
を、上面に形成した摺動面部と、その両側に一体的に形
成した加締部とで断面略Ｃ字状に形成すると共に、前記
摺動面部の一側縁部に連続して案内部を立設させて構成
し、前記案内部の高さ及び幅は、前記駆動突起よりも若
干低く、かつ狭く形成すると共に、案内部の側面中央
は、前記摺動面部側に向かって略割球状に膨出させて形
成し、前記案内部の外周に位置する外周縁部を、前記摺
動部にガイドクリップを加締固定する際駆動突起の側面
に食い込むように構成したことを要旨とするものであ
る。
この発明は、ガイドクリップの形状を上記のように構
成することで、トラックベルト本体との接触が点接触に
近くなり、従って摺動抵抗が小さくなり、またガイドク
リップのエッジが外部に露出していないので、サスペン
ションレールのランナーを傷付けたり、損傷させること
がなく、常に正常な位置関係を保つことが出来るもので
ある。
成することで、トラックベルト本体との接触が点接触に
近くなり、従って摺動抵抗が小さくなり、またガイドク
リップのエッジが外部に露出していないので、サスペン
ションレールのランナーを傷付けたり、損傷させること
がなく、常に正常な位置関係を保つことが出来るもので
ある。
以下、添付図面に基づき、この発明の実施例を説明す
る。
る。
第１図は、この発明を実施したスノーモービルの側面
図、第２図はトラックベルト本体の一部切欠した斜視図
を示し、前記スノーモービルは、車体フレーム11の前部
には、操行スキー12が取付けられ、また後部には、駆動
トラック部13が設けられている。
図、第２図はトラックベルト本体の一部切欠した斜視図
を示し、前記スノーモービルは、車体フレーム11の前部
には、操行スキー12が取付けられ、また後部には、駆動
トラック部13が設けられている。
前記車体フレーム11の上部には、シート14が設けら
れ、その前方にハンドル15が設けられており、このハン
ドル15により操行スキー12が操作されるようになってい
る。
れ、その前方にハンドル15が設けられており、このハン
ドル15により操行スキー12が操作されるようになってい
る。
また、車体フレーム11の前部には、エンジン16が搭載
され、このエンジン16により駆動トラック部13の駆動輪
17が駆動されるようになっている。駆動トラック部13で
は、スプロケット状の駆動輪17と従動輪18及び遊動輪18
aの回りに無端状のトラックベルト本体20が巻回され、
そのトラックベルト本体20の接地側の裏面にサスペンシ
ョンレール19が摺接するように配設されている。
され、このエンジン16により駆動トラック部13の駆動輪
17が駆動されるようになっている。駆動トラック部13で
は、スプロケット状の駆動輪17と従動輪18及び遊動輪18
aの回りに無端状のトラックベルト本体20が巻回され、
そのトラックベルト本体20の接地側の裏面にサスペンシ
ョンレール19が摺接するように配設されている。
そして、トラックベルト本体20の接地圧により、雪面
あるいは地面を蹴り出すように構成され、上記トラック
ベルト本体20は、第２図に示すように、ベルト幅方向に
三つに区分されたベルト21a,21b,21cを横剛性部材22に
よって連結して構成され、このベルト21a,21b,21cは、
中心層に織布またはコードから成る芯体23が配設され、
その外側に外層の補強織布24を配設し、更にその表層は
ゴムを素材とした表カバー25で覆っている。
あるいは地面を蹴り出すように構成され、上記トラック
ベルト本体20は、第２図に示すように、ベルト幅方向に
三つに区分されたベルト21a,21b,21cを横剛性部材22に
よって連結して構成され、このベルト21a,21b,21cは、
中心層に織布またはコードから成る芯体23が配設され、
その外側に外層の補強織布24を配設し、更にその表層は
ゴムを素材とした表カバー25で覆っている。
また芯体23の内側に、内層の補強織布26を配設し、そ
の表層はゴムを素材とした裏カバー27で覆っている。
の表層はゴムを素材とした裏カバー27で覆っている。
横剛性部材22は、通常外層の補強織布24と芯体23との
間に配設されている。
間に配設されている。
牽引突起28は、横剛性部材22の長手方向一杯に表カバ
ー25と一体的に取付けられており、また駆動突起29は、
横剛性部材22の長手方向に沿って裏カバー27と一体的に
取付けられている。
ー25と一体的に取付けられており、また駆動突起29は、
横剛性部材22の長手方向に沿って裏カバー27と一体的に
取付けられている。
各ベルト21a,21b,21cの間の摺動部に配設された金属
製のガイドクリップ30は、サスペンションレール19を摺
動可能に載置させるものであり、緩衝用ゴムを介して横
剛性部材22にカシメにより取付けられている。
製のガイドクリップ30は、サスペンションレール19を摺
動可能に載置させるものであり、緩衝用ゴムを介して横
剛性部材22にカシメにより取付けられている。
前記、ガイドクリップ30は、第３図〜第８図に示すよ
うに、上面に形成した摺動面部31と、その両側に一体的
に形成した加締部32a,32bとで断面略Ｃ字状に形成され
ている。
うに、上面に形成した摺動面部31と、その両側に一体的
に形成した加締部32a,32bとで断面略Ｃ字状に形成され
ている。
そして、前記摺動面部31の一側縁部に連続して案内部
33を立設させて構成し、この案内部33の高さ（ｈ）及び
幅（ｗ）は、前記駆動突起29の高さよりも若干低く（約
2mm程度）、かつ駆動突起29の幅よりも若干狭く（約4mm
程度）に形成されている。
33を立設させて構成し、この案内部33の高さ（ｈ）及び
幅（ｗ）は、前記駆動突起29の高さよりも若干低く（約
2mm程度）、かつ駆動突起29の幅よりも若干狭く（約4mm
程度）に形成されている。
また、案内部33の中央33aは、第６図に示すように、
前記摺動面部31側に向かって略割球状に膨出させて形成
され、サスペンションレール19の底面に着脱自在に装置
されたランナー19aと略点接触するようになっている。
前記摺動面部31側に向かって略割球状に膨出させて形成
され、サスペンションレール19の底面に着脱自在に装置
されたランナー19aと略点接触するようになっている。
また前記案内部33の外周には、外周縁部34が形成さ
れ、前記案内部33の上端側に位置する上外周縁部34a及
び側端側に位置する側外周縁部34bは、摺動面部にガイ
ドクリップ30を加締固定する際、駆動突起９の側面に食
い込むように構成されている。
れ、前記案内部33の上端側に位置する上外周縁部34a及
び側端側に位置する側外周縁部34bは、摺動面部にガイ
ドクリップ30を加締固定する際、駆動突起９の側面に食
い込むように構成されている。
この実施例におけるガイドクリップ30は、上記のよう
な形状をしており、従って、トラックベルト本体20との
接触が点接触に近くなり、従って摺動抵抗が小さくな
り、またガイドクリップ30のエッジが外部に露出してい
ないので、サスペンションレール19のランナー19aを傷
付けたり、損傷させることがなく、常に正常な位置関係
を保つことが出来るものである。
な形状をしており、従って、トラックベルト本体20との
接触が点接触に近くなり、従って摺動抵抗が小さくな
り、またガイドクリップ30のエッジが外部に露出してい
ないので、サスペンションレール19のランナー19aを傷
付けたり、損傷させることがなく、常に正常な位置関係
を保つことが出来るものである。
また、第８図に示すように、側断面が弧状になってい
るので、案内部33を倒す力に対してリブ効果が得られ、
強度的にも強い形状となっている。
るので、案内部33を倒す力に対してリブ効果が得られ、
強度的にも強い形状となっている。
この発明は、上記のようにガイドクリップを、上面に
形成した摺動面部と、その両側に一体的に形成した加締
部とで断面略Ｃ字状に形成すると共に、前記摺動面部の
一側縁部に連続して案内部を立設させて構成し、前記案
内部の高さ及び幅は、前記駆動突起よりも若干低く、か
つ狭く形成すると共に、案内部の側面中央は、前記摺動
面部側に向かって略割球状に膨出させて形成し、前記案
内部の外周に位置する外周縁部を、前記摺動部にガイド
クリップを加締固定する際駆動突起の側面に食い込むよ
うに構成したので、スノーモービルの通常走行時におい
てもサスペンションレールのランナーを損傷させたり、
破損させることがない上、トラックベルト本体が蛇行し
たり、スノーモービルがジャンプして着地した際にガイ
ドクリップ上へ乗り上げてもサスペンションレールのラ
ンナーを傷付けたり、損傷させることがなく、常に正常
な位置関係を保ちながら走行できるのでスノーモービル
の性能をより向上させることが出来る効果がある。
形成した摺動面部と、その両側に一体的に形成した加締
部とで断面略Ｃ字状に形成すると共に、前記摺動面部の
一側縁部に連続して案内部を立設させて構成し、前記案
内部の高さ及び幅は、前記駆動突起よりも若干低く、か
つ狭く形成すると共に、案内部の側面中央は、前記摺動
面部側に向かって略割球状に膨出させて形成し、前記案
内部の外周に位置する外周縁部を、前記摺動部にガイド
クリップを加締固定する際駆動突起の側面に食い込むよ
うに構成したので、スノーモービルの通常走行時におい
てもサスペンションレールのランナーを損傷させたり、
破損させることがない上、トラックベルト本体が蛇行し
たり、スノーモービルがジャンプして着地した際にガイ
ドクリップ上へ乗り上げてもサスペンションレールのラ
ンナーを傷付けたり、損傷させることがなく、常に正常
な位置関係を保ちながら走行できるのでスノーモービル
の性能をより向上させることが出来る効果がある。
第１図は、この発明を実施したスノーモービルの側面
図、第２図はトラックベルト本体の一部切欠した斜視
図、第３図はガイドクリップをトラックベルト本体に取
付けた状態を示す正面図、第４図は第３図のＸ部の拡大
正面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ矢視側面図、第６図は
ガイドクリップの拡大斜視図、第７図は第６図のVII−V
II矢視断面図、第８図は第６図のVIII−VIII矢視断面
図、第９図及び第10図は、従来のガイドクリップの説明
図である。 19……サスペンションレール、20……トラックベルト本
体、29……駆動突起、30……ガイドクリップ、31……摺
動面部、32a,32b……加締部、33……案内部、33a……案
内部の側面中央、34……外周縁部、34a……上外周縁
部、34b……側外周縁部。
図、第２図はトラックベルト本体の一部切欠した斜視
図、第３図はガイドクリップをトラックベルト本体に取
付けた状態を示す正面図、第４図は第３図のＸ部の拡大
正面図、第５図は第４図のＶ−Ｖ矢視側面図、第６図は
ガイドクリップの拡大斜視図、第７図は第６図のVII−V
II矢視断面図、第８図は第６図のVIII−VIII矢視断面
図、第９図及び第10図は、従来のガイドクリップの説明
図である。 19……サスペンションレール、20……トラックベルト本
体、29……駆動突起、30……ガイドクリップ、31……摺
動面部、32a,32b……加締部、33……案内部、33a……案
内部の側面中央、34……外周縁部、34a……上外周縁
部、34b……側外周縁部。
Claims (1)
- 【請求項１】トラックベルト本体の内周面の巾方向両側
近傍に、駆動突起と、サスペンションレールの摺動部と
を形成し、前記摺動部に、サスペンションレールを案内
するためのガイドクリップを周方向に一定の間隔を隔て
て取付けて成るスノーモービル用トラックベルトにおい
て、前記ガイドクリップを、上面に形成した摺動面部
と、その両側に一体的に形成した加締部とで断面略Ｃ字
状に形成すると共に、前記摺動面部の一側縁部に連続し
て案内部を立設させて構成し、前記案内部の高さ及び幅
は、前記駆動突起よりも若干低く、かつ狭く形成すると
共に、案内部の側面中央は、前記摺動面部側に向かって
略割球状に膨出させて形成し、前記案内部の外周に位置
する外周縁部を、前記摺動部にガイドクリップを加締固
定する際駆動突起の側面に食い込むように構成したこと
を特徴とするスノーモービル用トラックベルト。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2182830A JP2864282B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | スノーモービル用トラックベルト |
| CA002046744A CA2046744A1 (en) | 1990-07-12 | 1991-07-10 | Track belt for snowmobiles |
| US07/728,413 US5174638A (en) | 1990-07-12 | 1991-07-11 | Track belt for snowmobiles |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2182830A JP2864282B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | スノーモービル用トラックベルト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0471970A JPH0471970A (ja) | 1992-03-06 |
| JP2864282B2 true JP2864282B2 (ja) | 1999-03-03 |
Family
ID=16125215
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2182830A Expired - Fee Related JP2864282B2 (ja) | 1990-07-12 | 1990-07-12 | スノーモービル用トラックベルト |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5174638A (ja) |
| JP (1) | JP2864282B2 (ja) |
| CA (1) | CA2046744A1 (ja) |
Families Citing this family (14)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0668599B1 (en) * | 1994-02-21 | 2001-04-25 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Contact material for vacuum valve and method of manufacturing the same |
| US5536464A (en) * | 1994-11-15 | 1996-07-16 | Bridgestone/Firestone, Inc. | Apparatus and method for curing endless rubber track |
| US5975226A (en) * | 1996-07-30 | 1999-11-02 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Crawler belt vehicle |
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Also Published As
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