JP2863751B1 - 梁の支持装置 - Google Patents

梁の支持装置

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JP2863751B1
JP2863751B1 JP4055998A JP4055998A JP2863751B1 JP 2863751 B1 JP2863751 B1 JP 2863751B1 JP 4055998 A JP4055998 A JP 4055998A JP 4055998 A JP4055998 A JP 4055998A JP 2863751 B1 JP2863751 B1 JP 2863751B1
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藤原恭史
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株式会社トーアエンジニアリング
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Abstract

【要約】 【課題】 梁成を異にする種々の梁に適用できる支持装
置を提供する。 【解決手段】 中央部片1と該中央部片1の両側に相対
して連設した一対の側部片2,2から成る主体枠A1を
備えた第一金具Aの前記主体枠A1を、梁13の端面を
開口して設けたスリット14に係合する。また、柱17
に固定手段によって固着する接合部片6の表面に接続部
片7を突設して構成した第二金具Bの接続部片7を前記
一対の側部片2,2で構成する挾入間隙12に縦動可能
に挾入し、該接続部片7の先端に縦方向に列設した受止
部片10に前記中央部片1に縦方向に列設した掛止孔4
の適宜のものを選択的に掛止させる。そして、前記接続
部片7と前記側部片2のそれぞれに縦方向に列設した透
孔5,11を互いに選択的に一致させ、該一致させた透
孔5,11に前記梁13を通じて固定杆16を係合貫通
させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木造建物における梁を
柱に支持させるために用いる梁の支持装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】柱に箱状の受金具を固定し、該受金具に
梁の端部を受支させる構造のものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来例は、受金具
の形状が一定であるため受支させる梁の梁成(高さ幅)
に対応する受金具を準備しなけらばならない。
【0004】本発明は斯様な従来例の欠点に着目して種
々の梁成に対応できる構造の梁の支持装置を提供すべく
創案したものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】中央部片と該中央部片の
両側に相対して連設した一対の側部片から成る主体枠を
備えた第一金具の前記主体枠を、梁の端面を開口して設
けたスリットに係合し、柱に固定手段によって固着する
接合部片の表面に接続部片を突設して構成した第二金具
の接続部片を前記一対の側部片で構成する挾入間隙に縦
動可能に挾入し、該接続部片の先端に縦方向に列設した
受止部片に前記中央部片に縦方向に列設した掛止孔の適
宜のものを選択的に掛止させ、前記接続部片と前記側部
片のそれぞれに縦方向に列設した透孔を互いに選択的に
一致させ、該一致させた透孔に前記梁を通じて固定杆を
係合貫通させた構成にしたものである。
【0006】
【実施例】図面は本発明に係る梁の支持装置の一実施例
を示し、図1は縦断面図、図2は図1のX−X線断面
図、図3は第一金具の斜視図、図4は第二金具の斜視図
である。
【0007】図中、Aは第一金具で、第一金具Aは中央
部片1の両側に相対して一対の側部片2,2を連設して
側部片2,2間を挾入間隙12とした主体枠A1の前記
側部片2,2の下端に互いに反対方向にして水平状にし
て突設した受支部片3,3を備えたもので、この第一金
具Aの主体枠A1の前記中央部片1には縦方向に互いに
等間隔を存して掛止孔4…を列設し、該掛止孔4,4の
間隔幅と同じくして前記側部片2,2には透孔5…を縦
方向に列設して構成したものである。
【0008】Bは第二金具で、第二金具Bは、接合部片
6の表面左右方向中央に接続部片7を突設して成り、前
記接合部片6の上部には前記接続部片7を介して一対の
螺子筒8,8を設け、該螺子筒8,8の直下に存するよ
うに前記接合部片6の下端には縦長の掛止切欠9,9を
設け、また、前記接続部片7の先端には前記間隔幅と同
じくして受止部片10…を縦方向に列設し、この受止部
片10,10の間隔幅と同幅にして第一金具Aの側部片
2に設けた前記透孔5…と一致する位置(接続部片7を
前記挾入間隙3に挾入して位置合わせしたとき)に配し
た透孔11…を前記接続部片7に縦方向に列設してあ
る。
【0009】しかして、第一金具Aの側部片2,2で構
成する挾入間隙12に第二金具Bの接続部片7を縦動可
能に挾入し、主体枠A1の下端と接続部片7の上端とで
成す間隔幅が梁13の梁成(高さ幅)と見合う位置に両
金具A,B(側部片2と接続部片7)を上下方向に互い
にずらせて位置調節し、位置調節することにより選択さ
れた適宜の受止部片10を適宜の掛止孔4に係合して両
金具A,Bを組合わせ、この組合わせた両金具A,Bを
第一金具Aの中央部片1側から梁13の端面中央に設け
たスリット14に挾入して受支部片3上に梁13が載置
される位置に配し、前記位置調節により選択されて互い
に一致させた第一金具A側の当該透孔5と第二金具B側
の当該透孔11に、前記間隔幅と同幅にして梁13に予
め形成した貫通孔15を通じてドリフトピン16(ドリ
フトピンと称するものでなくとも良い)貫通係合させる
ことにより、各金具A,Bは梁13の端面に第二金具B
の接合部片6が重合された状態で梁13に組付け固定さ
れる。
【0010】前記梁13を支持する柱17の適所には予
め受支ボルト18を固着し、受支ボルト18は、補強片
(金属製)19を通じて梁13を支持する側の一方の片
面から該一方の片面に相対する他の一方の片面に貫通さ
せ、他の一方の片面に突出するボルト先端とナット20
を螺合締付けて柱17に固定したもので、ボルト頭部1
8´に隣接する根部18Aをボルト先端方向に漸次縮径
する円錐台形状として該根部18Aを前記柱17より突
出させたものである。
【0011】この受支ボルト18の根部18Aに、梁1
3の端面に重合させた接合部片6を前記掛止切欠9にお
いて掛止し(掛止する際、前記根部18Aの円錐台形状
により梁13は柱17側に引き寄せられ、梁13は柱1
7に密接される)、この掛止状態において柱17の前記
他の一方の片面側から柱17に固定ボルト21を貫通さ
せ、該固定ボルト21の先端を接合部片6に備えた螺子
筒8に螺合締付けることにより梁13は柱17に支持固
定される。
【0012】なお、梁13の端面には固定ボルト21先
端係合用の係合穴22および受支ボルト18の頭部18
´(乃至根部18A)係合用の下端開口の係合溝23を
設けてある。これら係合穴22等および前記貫通孔15
或いはスリット14並びに柱17側の受支ボルト18お
よび固定ボルト21貫通用のそれぞれの貫通孔24,2
4´は所謂プレカットによって形成され、プレカット加
工によることから各部は誤差が生じることなく正位置に
配せられる。
【0013】第一、第二の各金具A,Bは鋼板をプレス
成形し、第二金具Bのように必要に応じて一対の部材B
´,B´を熔接して構成してある。
【0014】
【発明の効果】本発明は前記の通りの構成であるから、
第一金具と第二金具を上下方向に相対的に位置をずらせ
ることにより梁の深成に対応させて接合金具としての高
さ幅にすることができ、従って、梁成を異にする種々の
梁に適用できる梁支持装置を提供できる。
【0015】もとより、各金具は固定杆によって梁に確
実に固定され、各金具による梁の支持状態は確実に維持
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】縦断面図。
【図2】図1のX−X線断面図。
【図3】第一金具の斜視図。
【図4】第二金具の斜視図。
【符号の説明】 1 中央部片 2 側部片 4 掛止孔 5 透孔 6 接合部片 7 接続部片 10 受止部片 11 透孔 12 挾入間隙 13 梁 14 スリット 16 固定杆 A 第一金具 B 第二金具

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部片と該中央部片の両側に相対して
    連設した一対の側部片から成る主体枠を備えた第一金具
    の前記主体枠を、梁の端面を開口して設けたスリットに
    係合し、柱に固定手段によって固着する接合部片の表面
    に接続部片を突設して構成した第二金具の接続部片を前
    記一対の側部片で構成する挾入間隙に縦動可能に挾入
    し、該接続部片の先端に縦方向に列設した受止部片に前
    記中央部片に縦方向に列設した掛止孔の適宜のものを選
    択的に掛止させ、前記接続部片と前記側部片のそれぞれ
    に縦方向に列設した透孔を互いに選択的に一致させ、該
    一致させた透孔に前記梁を通じて固定杆を係合貫通させ
    た梁の支持装置。
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