JP2862915B2 - プリンタの印字ヘッド間隔調整装置 - Google Patents

プリンタの印字ヘッド間隔調整装置

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JP2862915B2 JP27068389A JP27068389A JP2862915B2 JP 2862915 B2 JP2862915 B2 JP 2862915B2 JP 27068389 A JP27068389 A JP 27068389A JP 27068389 A JP27068389 A JP 27068389A JP 2862915 B2 JP2862915 B2 JP 2862915B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 プラテンと印字ヘッドとの間隔を自動調整できるよう
にしたプリンタの印字ヘッド間隔調整装置に関し、 用紙吸入時の印字ヘッド間隔を低コストにしかも正確
にセットすることができるプリンタの印字ヘッド間隔調
整装置を提供することを目的とし、 印字ヘッドをプラテンに接近および退避させる方向に
駆動するための駆動手段と、印字ヘッドがプラテンに最
接近した所定の位置で、印字ヘッドの接近方向への移動
を阻止する接近ストッパと、プラテンと印字ヘッドとの
間に印字用紙を吸入するに先だって、駆動手段によっ
て、まず接近ストッパがぶつかる最接近位置まで印字ヘ
ッドを移動させるために最接近位置と最退避位置との距
離Aの長さ以上に印字ヘッドを接近方向に駆動させ、次
いで印字ヘッドを距離Aだけ退避方向に駆動させる制御
手段を設けて構成する。
〔産業上の利用分野〕
この発明は、プラテンと印字ヘッドとの間隔を自動調
整できるようにしたプリンタの印字ヘッド間隔調整装置
に関する。
プリンタのプラテンと印字ヘッドとの間の間隔(印字
ヘッド間隔)は、使用する印字用紙の厚さに合わせて調
整する必要があるが、その前に、まず印字用紙を吸入す
る際には、印字ヘッドを用紙吸入に都合のよい所定位置
に正確に退避させなければならない。
〔従来の技術〕
印字ヘッド間隔は、一般に、駆動モータで偏心シャフ
トを回転させ、印字ヘッドを搭載したキャリアを、その
偏心シャフトの回転によって、プラテンに対して接近及
び退避させる方向に運動させて調整している。
そして用紙吸入の際には、従来は、キャリアをストッ
パ(退避ストッパ)にぶつかる位置まで退避させて、用
紙吸入時の印字ヘッド間隔を出していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、退避側のストッパは、プラテンから離れた位
置にプラテンに対して独立して設けられる。つまり、退
避ストッパとプラテンとの間には幾つもの部品が介在し
ている。したがって、退避ストッパの位置によって用紙
吸入時の印字ヘッド間隔を決めるためには、ストッパを
高精度に位置決めしなければならず、製造、組立に非常
にコストがかかる欠点があった。
この発明は、そのような従来の欠点を解消し、用紙吸
入時の印字ヘッド間隔を正確にしかも低コストでセット
することができるプリンタの印字ヘッド間隔調整装置を
提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明のプリンタの印字
ヘッド間隔調整装置は、第1図に示されるように、プラ
テン1と、上記プラテン1に対向して配置された印字ヘ
ッド2と、上記印字ヘッド2を上記プラテン1に接近お
よび退避させる方向に駆動するための駆動手段3と、上
記印字ヘッド2が上記プラテン1に最接近した所定の位
置で、上記印字ヘッド2の接近方向への移動を阻止する
接近ストッパ5と、上記プラテン1と上記印字ヘッド2
との間に印字用紙を収入するに先だって、上記駆動手段
3によって、まず上記接近ストッパ5がぶつかる最接近
位置まで上記印字ヘッド2を移動させるために上記最接
近位置と最退避位置との距離Aの長さ以上に上記印字ヘ
ッド2を接近方向に駆動させ、次いで上記印字ヘッド2
を上記距離Aだけ退避方向に駆動させる制御手段8を設
けたことを特徴とする。
〔作用〕
印字ヘッド2を距離A以上に接近方向に駆動させれ
ば、印字ヘッド2が最初にどの位置にあっても、印字ヘ
ッド2は、接近ストッパ5がぶつかる最接近位置に必ず
移動する。これによって、印字ヘッド2の基準位置が正
確に設定される。そして、次に退避方向にAだけ印字ヘ
ッド2を駆動させれば、印字用紙を吸入するための印字
ヘッド間隔が正確に設定される。
〔実施例〕
図面を参照して実施例を説明する。
第2図は実施例の平面図、第3図は側面図である。図
中、1は、印字用紙100を沿わせて送行するためのプラ
テン、11は用紙送りローラであり、これらはラインフィ
ードモータ12によって回転駆動される。
2は印字ヘッドであり、プラテン1に対向するように
キャリア13に搭載されている。印字ヘッド2とプラテン
1との間には、用紙100が走行する。また、キャリア13
には、印字ヘッド2の先端よりややプラテン1寄りの位
置に、印字ヘッド2がプラテン1に接近する際にその移
動を阻止するストッパ(接近ストッパ)5が固定されて
いる。
キャリア13に穿設された丸孔17には、偏心シャフト19
が回転自在に嵌挿されている。偏心シャフト19は断面形
状円形であり、その中心からずれた位置でフレーム21に
回転自在に軸支されている。19aがその回転中心であ
る。
また、キャリア13の後端部に形成されたコの字形の溝
23内には、フレームに固定されたステーシャフト25が、
ガタのない程度に移動自在に挿通されている。したがっ
て、偏心シャフト19が回転すれば、印字ヘッド2、キャ
リア13及び接近ストッパ5が一体となって、プラテン1
に対して接近し或いは退避する方向に移動する。
溝23の底部6はステーシャフト25にぶつからないよう
に深く凹んで形成されているが、印字ヘッド2が退避し
すぎたとき等にはステーシャフト25にぶつかってその移
動を停止させるリミットストッパになっている。
3は、キャリア13、印字ヘッド2及び接近ストッパ5
を上述のように一体的に駆動するために、減速歯車27を
介して偏心シャフト19を回転させるステップモータ(駆
動手段)である。
減速歯車27と偏心シャフト19との間にはクラッチ4が
介装されている。本実施例においては、クラッチ4は、
軸にコイルスプリング4aを密着巻きしたいわゆるスプリ
ングクラッチを用いており、コイルスプリング4aの一端
側は減速歯車27側に固定され、他端側は偏心シャフト19
側に固定されている。したがって、スプリング4aが緩み
方向(接近方向)に回転するときには、一定以上の負荷
が加わることによりスプリング4aが開いてクラッチが滑
り、スプリング4aが締まり方向(退避方向)に回転する
ときには、滑りは発生しない。その結果、プラテン1に
接近ストッパ5が押し付けられればクラッチ4が滑り、
プラテン1と接近ストッパ5との間に印字用紙100が挟
まれているときにもクラッチ4が滑って、ステップモー
タ3が回転していても偏心軸19は回転しない。
このように、本実施例では一方向(接近方向)にのみ
滑りが発生し得るクラッチを用いているが、両方向に滑
りが発生し得る摩擦クラッチなどを用いてもよい。ま
た、ステップモータ3の脱調などを利用する場合には、
クラッチ4は省略することができる。
8は、中央演算装置(CPU)及びROM,RAMなどを内蔵し
た印字ヘッド間隔制御部であり、ヘッド停止検出器7か
らの出力信号を入力して、ステップモータ3の駆動回路
に対して制御信号を出力する。10は、種々の制御の中枢
となる主制御部である。
次に、上記実施例の動作を、第4図の接近ストッパ5
の動作シーケンス図及び第5図の処理フロー図を参照し
つつ説明する。
本実施例装置において、印字用紙100の吸入を行う際
には、それに先だって、まず、印字ヘッド2がどこに位
置していても、そこからプラテン1へ接近する方向に、
印字ヘッド2を距離(A+a)分だけステップモータ3
で駆動する()。この距離Aは、印字ヘッド2がプラ
テン1に最接近した位置と最退避した位置との距離であ
り、印字用紙100をプラテン1と印字ヘッド2との間に
吸入する際のプラテン1と接近ストッパ5との間の距離
である。
また、a≧0であり、したがって(A+a)とはA以
上の適当な一定値である。通常は、aはAの数分の1程
度の大きさに設定しておき、リミットストッパ6がステ
ーシャフト15にぶつかる位置まで過度に退避していて
も、(A+a)分駆動することによって接近ストッパ5
がプラテン1に必ずぶつかるようにしておくのがよい。
このように、印字ヘッド2を接近方向に(A+a)だ
け駆動することにより、その途中で接近ストッパ5は必
ずプラテン1にぶつかる。するとステップモータ3はさ
らに(A+a)の残りの分だけ回転するが、クラッチ4
が滑って、印字ヘッド2はそれ以上移動しない。これに
よって、印字用紙100が吸入されていない状態での印字
ヘッド2の基準位置が設定される。
次いで、印字ヘッド2をプラテン1から退避する方向
にAだけ駆動する()。これによって、印字用紙100
を吸入するための印字ヘッド間隔が正確に形成される。
そこで、改行制御部9に対して、例えば主制御部10か
ら用紙吸入制御信号を出力する。すると、改行制御部9
がラインフィードモータ12を所定量回転させて、印字用
紙100をプラテン1と印字ヘッド2との間に吸入し、用
紙の頭出しが行われる()。
印字用紙100の吸入が済んだら、再び印字ヘッド2を
接近方向に(A+a)分だけ駆動する()。すると、
接近ストッパ5が印字用紙100にぶつかってプラテン1
に押し付けられた位置でその移動は停止し、クラッチ4
が滑って、ステップモータ3だけが(A+a)の残りの
分だけ空転する。これによって、用紙吸入状態での印字
ヘッド2の基準位置が設定される。
次いで、印字ヘッド2をプラテン1から退避する方向
に、所定距離Bだけ駆動する()。これによって、印
字時の印字ヘッド間隔が正確に形成される。
〔発明の効果〕
本発明のプリンタの印字ヘッド間隔調整装置によれ
ば、位置精度のでた退避ストッパを設ける必要がなくな
るので印字ヘッド間隔の調整装置のコスト低減に寄与す
るところが大きく、しかも画一的で簡単な制御によって
印字ヘッド間隔を正確に調整することができる優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理図、 第2図は実施例の平面図、 第3図は実施例の側面図、 第4図は接近ストッパの動作を示すシーケンス図、 第5図は実施例の処理フロー図である。 図中、1……プラテン、 2……印字ヘッド、 3……駆動手段、 5……接近ストッパ、 8……制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−215562(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41J 25/304 - 25/308

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラテンと、 上記プラテンに対向して配置された印字ヘッドと、 上記印字ヘッドを上記プラテンに接近および退避させる
    方向に駆動するための駆動手段と、 上記印字ヘッドが上記プラテンに最接近した所定の位置
    で、上記印字ヘッドの接近方向への移動を阻止する接近
    ストッパと、 上記プラテンと上記印字ヘッドとの間に印字用紙の吸入
    を行う際には、それに先だって、上記印字ヘッドが上記
    最接近位置と上記最退避位置との間のどの位置にあって
    も、上記駆動手段によって、まず上記接近ストッパがぶ
    つかる最接近位置まで上記印字ヘッドを移動させるため
    に上記最接近位置と最退避位置との距離Aの長さ以上に
    上記印字ヘッドを接近方向に駆動させ、次いで上記印字
    ヘッドを上記距離Aだけ退避方向に駆動させる制御手段
    を設けたことを 特徴とするプリンタの印字ヘッド間隔調整装置。
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