JP2862154B2 - バーンイン装置 - Google Patents
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- JP2862154B2 JP2862154B2 JP3205452A JP20545291A JP2862154B2 JP 2862154 B2 JP2862154 B2 JP 2862154B2 JP 3205452 A JP3205452 A JP 3205452A JP 20545291 A JP20545291 A JP 20545291A JP 2862154 B2 JP2862154 B2 JP 2862154B2
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01R—MEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
- G01R31/00—Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
- G01R31/28—Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
- G01R31/2832—Specific tests of electronic circuits not provided for elsewhere
- G01R31/2836—Fault-finding or characterising
- G01R31/2849—Environmental or reliability testing, e.g. burn-in or validation tests
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- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
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Description
【0001】(目次) 産業上の利用分野 従来の技術(図12〜図14) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段(図1) 作用(図1) 実施例(図2〜図11) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、バーンイン装置に関す
る。各メーカーは自社の製品が顧客に納入し据付けされ
てのち、1〜2年内に発生する製品の初期故障を工場出
荷前に早期発見する必要がある。このため、製品を通電
した状態で一定時間加熱し故障が発生しないかを各種試
験設備でチェックするバーンイン装置が開発されてい
る。
る。各メーカーは自社の製品が顧客に納入し据付けされ
てのち、1〜2年内に発生する製品の初期故障を工場出
荷前に早期発見する必要がある。このため、製品を通電
した状態で一定時間加熱し故障が発生しないかを各種試
験設備でチェックするバーンイン装置が開発されてい
る。
【0003】
【従来の技術】図12は従来の個別バーンイン装置を示
す斜視図であるが、この図12に示す個別バーンイン装
置は、試験設備4,空調ユニット7,接続ケーブル1
1,個別バーイン室200をそなえて構成されていて、
さらに個別バーンイン室200は、出入口201,給電
装置202をそなえて構成されている。
す斜視図であるが、この図12に示す個別バーンイン装
置は、試験設備4,空調ユニット7,接続ケーブル1
1,個別バーイン室200をそなえて構成されていて、
さらに個別バーンイン室200は、出入口201,給電
装置202をそなえて構成されている。
【0004】ここで、空調ユニット4は、個別バーンイ
ン室200内の空気を製品が試験されるに適切な温度に
調整するものである。接続ケーブル11は、試験設備4
と製品とを仲介するもので、試験設備4は、製品の試験
を行なって異常があるかないかを調べるものであるが、
製品に対して全ての試験を行なう方法と、必要性のある
要約された一部分の試験(自己診断機能や電圧などが正
常であるかどうか)を行なう方法とがある。
ン室200内の空気を製品が試験されるに適切な温度に
調整するものである。接続ケーブル11は、試験設備4
と製品とを仲介するもので、試験設備4は、製品の試験
を行なって異常があるかないかを調べるものであるが、
製品に対して全ての試験を行なう方法と、必要性のある
要約された一部分の試験(自己診断機能や電圧などが正
常であるかどうか)を行なう方法とがある。
【0005】個別バーンイン室200は、試験を行なわ
れる製品を一定時間、固定的に1つ格納するもので、ま
た空調ユニット7によって製品が試験されるのに適切な
温度に調整された、個別バーンイン室200内の気温を
保存し、それにより個別バーンイン室200内に格納さ
れた製品を加熱してバーンインしながら試験設備4によ
って試験動作を行なわせるものである。
れる製品を一定時間、固定的に1つ格納するもので、ま
た空調ユニット7によって製品が試験されるのに適切な
温度に調整された、個別バーンイン室200内の気温を
保存し、それにより個別バーンイン室200内に格納さ
れた製品を加熱してバーンインしながら試験設備4によ
って試験動作を行なわせるものである。
【0006】個別バーンイン室200の出入口201
は、扉が設けられていて製品が出入りするときのみ扉が
開けられるものである。また、給電装置202は、個別
バーンイン室200内に固定的に格納され、バーンイン
される製品に給電を行なって、製品をバーンイン中に通
電した状態にするものである。
は、扉が設けられていて製品が出入りするときのみ扉が
開けられるものである。また、給電装置202は、個別
バーンイン室200内に固定的に格納され、バーンイン
される製品に給電を行なって、製品をバーンイン中に通
電した状態にするものである。
【0007】このような構成により、まず試験を行なわ
れる製品は、扉の開いた出入口201を介して個別バー
ンイン室200に固定的に格納され、そしてそののち扉
は閉められる。そののち、個別バーンイン室200内の
気温は空調ユニット7によって試験されるに適切な温度
に調整される。
れる製品は、扉の開いた出入口201を介して個別バー
ンイン室200に固定的に格納され、そしてそののち扉
は閉められる。そののち、個別バーンイン室200内の
気温は空調ユニット7によって試験されるに適切な温度
に調整される。
【0008】そして、個別バーンイン室200内に固定
的に格納された製品は、個別バーンイン室200に設け
られた給電装置202により、給電が行なわれ通電した
状態にされる。
的に格納された製品は、個別バーンイン室200に設け
られた給電装置202により、給電が行なわれ通電した
状態にされる。
【0009】さらにまた、個別バーンイン室200内に
格納された製品は、個別バーンイン室200によって保
たれている、製品が試験されるに適切な温度に調整され
た空気により加熱されてバーンインさせられ、なお且
つ、試験設備4に接続ケーブル11を介して接続され
る。
格納された製品は、個別バーンイン室200によって保
たれている、製品が試験されるに適切な温度に調整され
た空気により加熱されてバーンインさせられ、なお且
つ、試験設備4に接続ケーブル11を介して接続され
る。
【0010】このようにしてのち、製品は個別バーンイ
ン室200でバーンイン中に、試験設備4によって、全
ての試験又は或る要約された一部分の試験が行なわれ
て、製品に異常があるかないかを調べられる。
ン室200でバーンイン中に、試験設備4によって、全
ての試験又は或る要約された一部分の試験が行なわれ
て、製品に異常があるかないかを調べられる。
【0011】図13は従来のコンベア方式の無人運転バ
ーンイン装置を示す斜視図であるが、この図13に示す
コンベア方式の無人運転バーンイン装置は、試験設備
4,3つの空調ユニット7,接続ケーブル11,バーン
イン室210をそなえて構成され、さらにバーンイン室
210は、相対する位置に製品の入庫口212と出庫口
213をそなえるとともに、入庫口212と出庫口21
3を介してバーンイン室210を通っている自動コンベ
ア211をそなえて構成されている。さらにまた、自動
コンベア211は、幾つかの給電装置214をそなえて
構成されているのである。
ーンイン装置を示す斜視図であるが、この図13に示す
コンベア方式の無人運転バーンイン装置は、試験設備
4,3つの空調ユニット7,接続ケーブル11,バーン
イン室210をそなえて構成され、さらにバーンイン室
210は、相対する位置に製品の入庫口212と出庫口
213をそなえるとともに、入庫口212と出庫口21
3を介してバーンイン室210を通っている自動コンベ
ア211をそなえて構成されている。さらにまた、自動
コンベア211は、幾つかの給電装置214をそなえて
構成されているのである。
【0012】ここで、試験設備4,空調ユニット7,接
続ケーブル11は、先の図12のものとほぼ同様の構成
のものである。また、バーンイン室210は、バーンイ
ンされる製品を格納するもので、また空調ユニット7に
よって製品が試験されるのに適切な温度に調整された、
バーンイン室210内の気温を保存し、それによりバー
ンイン室210内に格納された製品を加熱してバーンイ
ンするものである。
続ケーブル11は、先の図12のものとほぼ同様の構成
のものである。また、バーンイン室210は、バーンイ
ンされる製品を格納するもので、また空調ユニット7に
よって製品が試験されるのに適切な温度に調整された、
バーンイン室210内の気温を保存し、それによりバー
ンイン室210内に格納された製品を加熱してバーンイ
ンするものである。
【0013】なお、入庫口212には、扉が設けられて
いて、製品が入るときのみ扉が開けられるとともに、出
庫口213にも、扉が設けられていて、製品が出るとき
のみ扉が開けられるものである。
いて、製品が入るときのみ扉が開けられるとともに、出
庫口213にも、扉が設けられていて、製品が出るとき
のみ扉が開けられるものである。
【0014】自動コンベア211は、入庫口212を介
して製品を順々にバーンイン室210へと運搬し、さら
にバーンイン室210内の製品をバーンイン室212の
入庫口212側から出庫口213側へと動的に格納さ
せ、そして製品をバーンイン室210の出庫口213を
介して順々に試験設備4へと送るものである。給電装置
214は、自動コンベア211上に載置された、バーン
インされる製品に給電を行なって、製品をバーンイン中
に通電した状態にするものである。
して製品を順々にバーンイン室210へと運搬し、さら
にバーンイン室210内の製品をバーンイン室212の
入庫口212側から出庫口213側へと動的に格納さ
せ、そして製品をバーンイン室210の出庫口213を
介して順々に試験設備4へと送るものである。給電装置
214は、自動コンベア211上に載置された、バーン
インされる製品に給電を行なって、製品をバーンイン中
に通電した状態にするものである。
【0015】このような構成により、まず各空調ユニッ
ト7は、バーンイン室210内の空気が製品を試験する
ための適切な温度に調整する。そして、各製品は入庫口
212側から自動コンベア213によって扉が開けられ
た入庫口212を介して順次バーンイン室210内に格
納され、格納が終了すると扉は閉められる。さらに各製
品は給電装置214によって、給電を行なわれて通電さ
せられる。
ト7は、バーンイン室210内の空気が製品を試験する
ための適切な温度に調整する。そして、各製品は入庫口
212側から自動コンベア213によって扉が開けられ
た入庫口212を介して順次バーンイン室210内に格
納され、格納が終了すると扉は閉められる。さらに各製
品は給電装置214によって、給電を行なわれて通電さ
せられる。
【0016】その際、バーンイン室210内に自動コン
ベア211によって格納された各製品は、バーンイン室
210によって保たれている、製品が試験されるに適切
な温度に調整された空気により加熱されてバーンインさ
せられる。
ベア211によって格納された各製品は、バーンイン室
210によって保たれている、製品が試験されるに適切
な温度に調整された空気により加熱されてバーンインさ
せられる。
【0017】そして、各製品はバーンイン終了後、自動
コンベア211によって、バーンイン室210の扉が開
けられた出庫口213を介してバーンイン室210から
出され、そしてそののち、出庫口213の扉は閉められ
る。
コンベア211によって、バーンイン室210の扉が開
けられた出庫口213を介してバーンイン室210から
出され、そしてそののち、出庫口213の扉は閉められ
る。
【0018】このように、バーンイン室210から出さ
れた製品は、試験設備4へと送られてのち、接続ケーブ
ル11を介して試験設備4に接続され、そして試験設備
4によって、全ての試験又は或る要約された一部分の試
験が行なわれて、製品に異常があるかないかを調べられ
る。
れた製品は、試験設備4へと送られてのち、接続ケーブ
ル11を介して試験設備4に接続され、そして試験設備
4によって、全ての試験又は或る要約された一部分の試
験が行なわれて、製品に異常があるかないかを調べられ
る。
【0019】図14は従来の水平回転棚方式の無人運転
バーンイン装置を示す斜視図であるが、この図14に示
す水平回転棚方式の無人運転バーンイン装置は、試験設
備4,接続ケーブル11,3つの空調ユニット7,バー
ンイン室220,リフト装置221,自動コンベア22
2をそなえて構成されていて、さらにバーンイン室22
0内には、出入口223,水平回転棚方式のバーンイン
・ストレージ224が設けられている。さらにまた、こ
の水平回転棚方式バーンイン・ストレージ224は、給
電装置225をそなえて構成されている。
バーンイン装置を示す斜視図であるが、この図14に示
す水平回転棚方式の無人運転バーンイン装置は、試験設
備4,接続ケーブル11,3つの空調ユニット7,バー
ンイン室220,リフト装置221,自動コンベア22
2をそなえて構成されていて、さらにバーンイン室22
0内には、出入口223,水平回転棚方式のバーンイン
・ストレージ224が設けられている。さらにまた、こ
の水平回転棚方式バーンイン・ストレージ224は、給
電装置225をそなえて構成されている。
【0020】ここで、試験設備4,接続ケーブル11,
各空調ユニット7は先の図13のものとほぼ同様の構成
のものであり、自動コンベア222は、製品をリフト装
置221へ運搬するものであり、またリフト装置221
によって自動コンベア222に置かれた製品を、試験設
備4へ運搬するものである。
各空調ユニット7は先の図13のものとほぼ同様の構成
のものであり、自動コンベア222は、製品をリフト装
置221へ運搬するものであり、またリフト装置221
によって自動コンベア222に置かれた製品を、試験設
備4へ運搬するものである。
【0021】リフト装置221は、上下に可動して自動
コンベア222上および水平回転棚方式バーンイン・ス
トレージ224内の各棚から製品を取り出したり、また
取り出された製品を上下に運搬することによって、自動
コンベア222上および水平回転棚方式バーンイン・ス
トレージ224内の各棚に製品を収納あるいは載置する
ものである。
コンベア222上および水平回転棚方式バーンイン・ス
トレージ224内の各棚から製品を取り出したり、また
取り出された製品を上下に運搬することによって、自動
コンベア222上および水平回転棚方式バーンイン・ス
トレージ224内の各棚に製品を収納あるいは載置する
ものである。
【0022】バーンイン室220は、空調ユニット7に
よって製品が試験されるに適切な温度に調整された、バ
ーンイン室220内の気温を保存し、それによりバーン
イン室220内の水平回転棚方式バーンイン・ストレー
ジ224の各棚に載置された各製品を加熱するものであ
る。また、出入口223には、扉が設けられていて製品
が出入りするときのみ扉が開けられるものである。
よって製品が試験されるに適切な温度に調整された、バ
ーンイン室220内の気温を保存し、それによりバーン
イン室220内の水平回転棚方式バーンイン・ストレー
ジ224の各棚に載置された各製品を加熱するものであ
る。また、出入口223には、扉が設けられていて製品
が出入りするときのみ扉が開けられるものである。
【0023】水平回転棚方式バーンイン・ストレージ2
24は、文字どうり水平回転棚になっており、製品を通
電した状態で載置する1列3棚に分けられた複数のラッ
クがあり、そしてこの複数のラックは円状に並べられ、
さらに水平に回転するようになっており、それによりバ
ーンイン室220の出入口223へと必要な棚を運搬す
るものである。
24は、文字どうり水平回転棚になっており、製品を通
電した状態で載置する1列3棚に分けられた複数のラッ
クがあり、そしてこの複数のラックは円状に並べられ、
さらに水平に回転するようになっており、それによりバ
ーンイン室220の出入口223へと必要な棚を運搬す
るものである。
【0024】給電装置225は、水平回転棚方式バーン
イン・ストレージ224の各棚に設けられ、水平回転棚
方式バーンイン・ストレージ224の各棚に載置された
各製品に給電を行なって、製品をバーンイン中に通電し
た状態にするものである。
イン・ストレージ224の各棚に設けられ、水平回転棚
方式バーンイン・ストレージ224の各棚に載置された
各製品に給電を行なって、製品をバーンイン中に通電し
た状態にするものである。
【0025】このような構成により、まず各空調ユニッ
ト7は、バーンイン室224内の空気を製品が試験され
るための適切な温度に調節する。そして、製品は自動コ
ンベア222によってリフト装置221の手前まで運搬
されて、リフト装置221によって、自動コンベア22
2から取り出され、さらにリフト装置221によって水
平回転棚方式バーンイン・ストレージ224の所定の棚
の前まで運搬され、扉の開けられた出入口223を介し
て所定の棚に載置され、そしてそののち、出入口223
の扉は閉められる。そして、水平回転棚方式バーンイン
・ストレージ224の所定の棚に載置された製品は、給
電装置225によって、給電が行なわれて通電された状
態にされる。
ト7は、バーンイン室224内の空気を製品が試験され
るための適切な温度に調節する。そして、製品は自動コ
ンベア222によってリフト装置221の手前まで運搬
されて、リフト装置221によって、自動コンベア22
2から取り出され、さらにリフト装置221によって水
平回転棚方式バーンイン・ストレージ224の所定の棚
の前まで運搬され、扉の開けられた出入口223を介し
て所定の棚に載置され、そしてそののち、出入口223
の扉は閉められる。そして、水平回転棚方式バーンイン
・ストレージ224の所定の棚に載置された製品は、給
電装置225によって、給電が行なわれて通電された状
態にされる。
【0026】そしてまた、同様の要領で幾つかの製品が
自動コンベア222とリフト装置221によって、バー
イン室220内の水平回転棚方式バーンイン・ストレー
ジ224の所定の棚に載置される。
自動コンベア222とリフト装置221によって、バー
イン室220内の水平回転棚方式バーンイン・ストレー
ジ224の所定の棚に載置される。
【0027】このように、水平回転棚方式バーンイン・
ストレージ224の各棚に載置された各製品は、給電が
行なわれて通電された状態で、バーンイン室220によ
って保たれている、製品が試験されるに適切な温度に調
整された空気により加熱されてバーンインさせられる。
ストレージ224の各棚に載置された各製品は、給電が
行なわれて通電された状態で、バーンイン室220によ
って保たれている、製品が試験されるに適切な温度に調
整された空気により加熱されてバーンインさせられる。
【0028】そして、バーンインが終了した水平回転棚
方式バーンイン・ストレージ224の各棚に載置された
製品は、水平回転棚方式バーンイン・ストレージ224
の円状に並べられた1列3棚の各ラックが水平に回転す
ることにより、バーンイン室220の出入口223の手
前に運搬され、そしてさらに、リフト装置221によっ
て水平回転棚方式バーンイン・ストレージ224内から
扉の開けられた出入口223を介して取り出され、自動
コンベア222上に載置され、そしてそののち、出入口
223の扉は閉められる。
方式バーンイン・ストレージ224の各棚に載置された
製品は、水平回転棚方式バーンイン・ストレージ224
の円状に並べられた1列3棚の各ラックが水平に回転す
ることにより、バーンイン室220の出入口223の手
前に運搬され、そしてさらに、リフト装置221によっ
て水平回転棚方式バーンイン・ストレージ224内から
扉の開けられた出入口223を介して取り出され、自動
コンベア222上に載置され、そしてそののち、出入口
223の扉は閉められる。
【0029】このように、自動コンベア222上に載置
された製品は、自動コンベアによって試験設備4へと運
搬され、接続ケーブル11を介して試験設備4に接続さ
れ、そして試験設備4によって、全ての試験又は或る要
約された一部分の試験が取り行なわれて、製品に異常が
あるかないかを調べられる。
された製品は、自動コンベアによって試験設備4へと運
搬され、接続ケーブル11を介して試験設備4に接続さ
れ、そして試験設備4によって、全ての試験又は或る要
約された一部分の試験が取り行なわれて、製品に異常が
あるかないかを調べられる。
【0030】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の図12,図13,図14の各バーンイン装置
には、以下のような課題がある。まず、図12の個別バ
ーンイン装置においては、製品を個別バーンイン室に固
定的に格納し、また製品に給電を行ない通電させ、更に
バーンイン中に試験設備によって製品に異常があるかな
いかを調べられるため、バーンイン中に完全に故障した
ものおよびバーンイン時のみに故障が発生する不安定な
動作をするもの(顧客納入後の初期故障の要因となるも
の)の両方とも発見することができるが、1つの製品に
対して1セットの試験設備を必要とするため、設備費が
高価になってしまう。
うな従来の図12,図13,図14の各バーンイン装置
には、以下のような課題がある。まず、図12の個別バ
ーンイン装置においては、製品を個別バーンイン室に固
定的に格納し、また製品に給電を行ない通電させ、更に
バーンイン中に試験設備によって製品に異常があるかな
いかを調べられるため、バーンイン中に完全に故障した
ものおよびバーンイン時のみに故障が発生する不安定な
動作をするもの(顧客納入後の初期故障の要因となるも
の)の両方とも発見することができるが、1つの製品に
対して1セットの試験設備を必要とするため、設備費が
高価になってしまう。
【0031】次に図13のコンベア方式,図14の水平
回転棚方式の各無人運転バーンイン装置においては、多
数の製品に対して1つのバーンイン室と少数の空調ユニ
ットと試験設備とでバーンインを行なうことができ、さ
らにまた個別バーンイン装置に比べ製品の数において能
率良くバーンインを行なうことができるため、通信機器
製品を検査する場合において、先の個別バーンイン装置
と比較すると遙かに設備費は安価なものとなるが、バー
ンイン室への製品の入庫および出庫を自動で行なうの
で、自動コンベアや水平回転棚は、その都度、動作し、
これにより、バーンイン室内の製品とバーンイン室外の
試験設備を接続する接続ケーブルとを接続できず、その
結果、バーンイン中に試験設備によって故障の有無をチ
ェックすることができない。
回転棚方式の各無人運転バーンイン装置においては、多
数の製品に対して1つのバーンイン室と少数の空調ユニ
ットと試験設備とでバーンインを行なうことができ、さ
らにまた個別バーンイン装置に比べ製品の数において能
率良くバーンインを行なうことができるため、通信機器
製品を検査する場合において、先の個別バーンイン装置
と比較すると遙かに設備費は安価なものとなるが、バー
ンイン室への製品の入庫および出庫を自動で行なうの
で、自動コンベアや水平回転棚は、その都度、動作し、
これにより、バーンイン室内の製品とバーンイン室外の
試験設備を接続する接続ケーブルとを接続できず、その
結果、バーンイン中に試験設備によって故障の有無をチ
ェックすることができない。
【0032】そのため、バーンイン中に完全に故障した
ものはバーンイン終了後の試験設備によるチェックで故
障の有無を発見することができるが、製品がバーンイン
中の温まった状態のみに故障が発生する不安定な動作を
するもの(顧客納入後の初期故障の要因となるもの)に
関しては発見することができない。
ものはバーンイン終了後の試験設備によるチェックで故
障の有無を発見することができるが、製品がバーンイン
中の温まった状態のみに故障が発生する不安定な動作を
するもの(顧客納入後の初期故障の要因となるもの)に
関しては発見することができない。
【0033】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、多数の製品に対して1つのバーンイン室と少
数の空調ユニットと試験設備でバーンインを行なうこと
ができ、さらにまた個別バーンイン装置に比べ製品の数
において能率良くバーンインを行なうことができるよう
にして、設備費を安価なものとし、しかも、且つ、バー
ンイン中に試験設備によって製品に異常があるかないか
を調べ、バーンイン中に完全に故障したものおよびバー
ンイン時のみに故障が発生する不安定な動作をするもの
(顧客納入後の初期故障の要因となるもの)の両方とも
発見することができる、つまり従来の各バーンイン装置
のそれぞれの利点のみを取り入れた、バーンイン装置を
提供することを目的とする。
たもので、多数の製品に対して1つのバーンイン室と少
数の空調ユニットと試験設備でバーンインを行なうこと
ができ、さらにまた個別バーンイン装置に比べ製品の数
において能率良くバーンインを行なうことができるよう
にして、設備費を安価なものとし、しかも、且つ、バー
ンイン中に試験設備によって製品に異常があるかないか
を調べ、バーンイン中に完全に故障したものおよびバー
ンイン時のみに故障が発生する不安定な動作をするもの
(顧客納入後の初期故障の要因となるもの)の両方とも
発見することができる、つまり従来の各バーンイン装置
のそれぞれの利点のみを取り入れた、バーンイン装置を
提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図で、この図1において、1はバーンイン室、2は製品
搬入用自動コンベア、3は製品搬出用自動コンベアであ
り、このバーンイン室1は、製品搬入用自動コンベア2
および製品搬出用自動コンベア3に接続されている。
図で、この図1において、1はバーンイン室、2は製品
搬入用自動コンベア、3は製品搬出用自動コンベアであ
り、このバーンイン室1は、製品搬入用自動コンベア2
および製品搬出用自動コンベア3に接続されている。
【0035】製品搬入用自動コンベア2は、製品をバー
ンイン・ストレージ1内に運搬するものであり、製品搬
出用自動コンベア3は、バーンイン室1内のバーンイン
された製品を搬出するものである。
ンイン・ストレージ1内に運搬するものであり、製品搬
出用自動コンベア3は、バーンイン室1内のバーンイン
された製品を搬出するものである。
【0036】そして、バーンイン室1の外部には、試験
設備4と、バーンイン室1内の温度調節をする空調ユニ
ット7とが設けられている。また、バーンイン室1の内
外に渡って、製品試験部6が設けられているが、この製
品試験部6は、バーンイン中に製品を通電させながら試
験設備4を用いて製品を試験するためのものである。
設備4と、バーンイン室1内の温度調節をする空調ユニ
ット7とが設けられている。また、バーンイン室1の内
外に渡って、製品試験部6が設けられているが、この製
品試験部6は、バーンイン中に製品を通電させながら試
験設備4を用いて製品を試験するためのものである。
【0037】さらにまた、バーンイン室1の内部に、バ
ーンイン・ストレージ5と、製品移動手段8とが設けら
れているが、バーンイン・ストレージ5は複数の製品を
通電させながら載置すべく複数の製品載置部(図示略)
を有するもので、製品移動手段8は、製品搬入用自動コ
ンベア2,製品搬出用自動コンベア3,バーンイン・ス
トレージ5の所望の製品載置部および製品試験部6の間
において製品を移動しうるものである。
ーンイン・ストレージ5と、製品移動手段8とが設けら
れているが、バーンイン・ストレージ5は複数の製品を
通電させながら載置すべく複数の製品載置部(図示略)
を有するもので、製品移動手段8は、製品搬入用自動コ
ンベア2,製品搬出用自動コンベア3,バーンイン・ス
トレージ5の所望の製品載置部および製品試験部6の間
において製品を移動しうるものである。
【0038】
【作用】上述の本発明のバーンイン装置では、まず、製
品は製品搬入用自動コンベア2によって、バーンイン室
1内に運搬される。また、空調ユニット7は、バーンイ
ン室1内の空気をバーンインするための温度に調節し、
そして、バーンイン室1は、空調ユニット7によってバ
ーンインするために温められた空気の温度を保つことに
より、製品搬入用自動コンベア2によって、バーンイン
室1内に運搬されてきた製品を加熱してバーンインす
る。
品は製品搬入用自動コンベア2によって、バーンイン室
1内に運搬される。また、空調ユニット7は、バーンイ
ン室1内の空気をバーンインするための温度に調節し、
そして、バーンイン室1は、空調ユニット7によってバ
ーンインするために温められた空気の温度を保つことに
より、製品搬入用自動コンベア2によって、バーンイン
室1内に運搬されてきた製品を加熱してバーンインす
る。
【0039】製品搬入用自動コンベア2によって、バー
ンイン室1内に運搬されてきた製品は、製品移動手段8
によって、製品搬入用自動コンベア2からバーンイン・
ストレージ5の所望の製品載置部へ移動される。
ンイン室1内に運搬されてきた製品は、製品移動手段8
によって、製品搬入用自動コンベア2からバーンイン・
ストレージ5の所望の製品載置部へ移動される。
【0040】製品移動手段8によって、製品搬入用自動
コンベア2からバーンイン・ストレージ5へ移動された
製品は、バーンイン・ストレージ5によって、通電させ
られながら載置される。
コンベア2からバーンイン・ストレージ5へ移動された
製品は、バーンイン・ストレージ5によって、通電させ
られながら載置される。
【0041】バーンイン・ストレージ5にある製品で、
これからバーンイン中に試験をされようとするものは、
製品移動手段8によって、バーンイン・ストレージ5の
所望の製品載置部から製品試験部6へ移動される。
これからバーンイン中に試験をされようとするものは、
製品移動手段8によって、バーンイン・ストレージ5の
所望の製品載置部から製品試験部6へ移動される。
【0042】製品移動手段8によって、製品試験部6に
移動されてきた製品は、製品試験部6によって、通電さ
せられながらバーンイン中に試験設備4を用いられて試
験をされる。試験を終了した製品は、製品移動手段8に
よって、製品試験部6からバーンイン・ストレージ5あ
るいは製品搬出用自動コンベア3へ移動される。
移動されてきた製品は、製品試験部6によって、通電さ
せられながらバーンイン中に試験設備4を用いられて試
験をされる。試験を終了した製品は、製品移動手段8に
よって、製品試験部6からバーンイン・ストレージ5あ
るいは製品搬出用自動コンベア3へ移動される。
【0043】バーンインおよび試験を終了した製品は、
製品移動手段8によって、バーンイン・ストレージ5あ
るいは製品試験部6から製品搬出用自動コンベア3へ移
動される。そしてその後は、製品移動手段8によって、
製品は製品搬出用自動コンベア3へ移動されて搬出され
る。
製品移動手段8によって、バーンイン・ストレージ5あ
るいは製品試験部6から製品搬出用自動コンベア3へ移
動される。そしてその後は、製品移動手段8によって、
製品は製品搬出用自動コンベア3へ移動されて搬出され
る。
【0044】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図2は本発明の一実施例としてのバーンイン装置
および冷却装置の配置関係を示す説明図であるが、この
図2に示すバーンイン装置20は、製品搬入用自動コン
ベア2および製品搬出用自動コンベア3に接続されたバ
ーンイン室1をそなえており、製品搬出用自動コンベア
3によって冷却装置21の冷却室22と接続されてい
る。
する。図2は本発明の一実施例としてのバーンイン装置
および冷却装置の配置関係を示す説明図であるが、この
図2に示すバーンイン装置20は、製品搬入用自動コン
ベア2および製品搬出用自動コンベア3に接続されたバ
ーンイン室1をそなえており、製品搬出用自動コンベア
3によって冷却装置21の冷却室22と接続されてい
る。
【0045】ここで、バーンイン装置20は、製品搬入
用自動コンベア2から送られてきた各製品を格納し、バ
ーンインしながら各製品を試験するものであり、冷却装
置21は、製品搬出用自動コンベア3から送られてきた
各製品を格納し、常温に冷却するものである。
用自動コンベア2から送られてきた各製品を格納し、バ
ーンインしながら各製品を試験するものであり、冷却装
置21は、製品搬出用自動コンベア3から送られてきた
各製品を格納し、常温に冷却するものである。
【0046】そして、このバーンイン装置20は、バー
ンイン室1,入庫口9,出庫口10をそなえて構成され
ていて、また、冷却装置21は、冷却室22,入庫口2
3,出庫口24,25,荷姿検出器26をそなえて構成
されている。
ンイン室1,入庫口9,出庫口10をそなえて構成され
ていて、また、冷却装置21は、冷却室22,入庫口2
3,出庫口24,25,荷姿検出器26をそなえて構成
されている。
【0047】ここで、バーンイン室1は、製品搬入用自
動コンベア2によって運搬されてきた複数の製品をそれ
ぞれバーンイン室1内の所定の位置に載置して格納し、
且つ、バーンインしながら製品の試験をするところであ
る。
動コンベア2によって運搬されてきた複数の製品をそれ
ぞれバーンイン室1内の所定の位置に載置して格納し、
且つ、バーンインしながら製品の試験をするところであ
る。
【0048】なお、入庫口9は、バーンイン室1へ製品
が入るところであり、また扉が設けられていて製品が入
るときのみ扉が開けられるものである。出庫口10は、
バーンイン室1から製品が出るところであり、また扉が
設けられていて製品が出るときのみ扉が開けられるもの
である。
が入るところであり、また扉が設けられていて製品が入
るときのみ扉が開けられるものである。出庫口10は、
バーンイン室1から製品が出るところであり、また扉が
設けられていて製品が出るときのみ扉が開けられるもの
である。
【0049】また、冷却装置21を構成するものの説明
は以下の通りである。まず、冷却室22は、製品搬出用
自動コンベア3によって運搬されてきた複数の製品を、
冷却室22内の所定の位置に載置して格納し常温に冷却
するところである。
は以下の通りである。まず、冷却室22は、製品搬出用
自動コンベア3によって運搬されてきた複数の製品を、
冷却室22内の所定の位置に載置して格納し常温に冷却
するところである。
【0050】入庫口23は、冷却室22へ製品が入ると
ころであり、また扉が設けられていて製品が入るときの
み扉が開けられるものである。出庫口24,出庫口25
は、冷却室22から製品が出るところであり、また扉が
設けられていて製品が出るときのみ扉が開けられるもの
である。そして、荷姿検出器26は、製品搬出用自動コ
ンベア3から送られてくる製品の荷姿データを採るもの
である。
ころであり、また扉が設けられていて製品が入るときの
み扉が開けられるものである。出庫口24,出庫口25
は、冷却室22から製品が出るところであり、また扉が
設けられていて製品が出るときのみ扉が開けられるもの
である。そして、荷姿検出器26は、製品搬出用自動コ
ンベア3から送られてくる製品の荷姿データを採るもの
である。
【0051】なお、製品搬入用自動コンベア2は、入庫
口9を介して製品をバーンイン室1内に運搬するもので
あり、製品搬出用自動コンベア3は、バーンイン室1内
の製品を出庫口10を介し、更に冷却室22の入庫口2
3を介して冷却室22内に運搬するものである。
口9を介して製品をバーンイン室1内に運搬するもので
あり、製品搬出用自動コンベア3は、バーンイン室1内
の製品を出庫口10を介し、更に冷却室22の入庫口2
3を介して冷却室22内に運搬するものである。
【0052】このような構成により、製品は製品搬入用
自動コンベア2によって、入庫口9を介してバーンイン
室1内に運搬されるが、この際、入庫口9は製品が入る
ときのみ扉が開けられ、製品が入ると扉は閉じられる。
同様の要領で、幾つかの製品がバーンイン室1内に運搬
される。そして、バーンイン室1内に運搬された各製品
はバーンイン室1によって、バーンインされながら試験
をされる。
自動コンベア2によって、入庫口9を介してバーンイン
室1内に運搬されるが、この際、入庫口9は製品が入る
ときのみ扉が開けられ、製品が入ると扉は閉じられる。
同様の要領で、幾つかの製品がバーンイン室1内に運搬
される。そして、バーンイン室1内に運搬された各製品
はバーンイン室1によって、バーンインされながら試験
をされる。
【0053】さらに、バーンイン室1でバーンインが終
了した各製品は、製品搬出用自動コンベア3によって、
出庫口10を介し、さらに荷姿検出器25および冷却装
置21の入庫口23を介して冷却室22内に運搬され
る。この際、荷姿検出器26は、製品の荷姿データを採
り、そして、出庫口10は出るときのみ扉が開けられ、
製品が出入りが終了すると扉は閉じられる。
了した各製品は、製品搬出用自動コンベア3によって、
出庫口10を介し、さらに荷姿検出器25および冷却装
置21の入庫口23を介して冷却室22内に運搬され
る。この際、荷姿検出器26は、製品の荷姿データを採
り、そして、出庫口10は出るときのみ扉が開けられ、
製品が出入りが終了すると扉は閉じられる。
【0054】そして、製品搬出用自動コンベア3によっ
て、冷却室22に運搬されてきた各製品は、常温に冷却
される。そしてまた、冷却室22によって、常温に冷却
された各製品は出庫口24,出庫口25を介して取り出
される。
て、冷却室22に運搬されてきた各製品は、常温に冷却
される。そしてまた、冷却室22によって、常温に冷却
された各製品は出庫口24,出庫口25を介して取り出
される。
【0055】このように、製品を製品搬入用自動コンベ
ア2によって、バーンイン室1内に入庫口9を介して運
搬し、バーンイン室1でダイナミック・バーンインさ
せ、そして製品搬出用自動コンベア3によって、出庫口
10を介し、さらに荷姿検出器25および冷却装置21
の入庫口23を介して冷却室22内に運搬させることに
より、出庫口24,出庫口25からダイナミック・バー
ンイン済みの製品を取り出すことができる。
ア2によって、バーンイン室1内に入庫口9を介して運
搬し、バーンイン室1でダイナミック・バーンインさ
せ、そして製品搬出用自動コンベア3によって、出庫口
10を介し、さらに荷姿検出器25および冷却装置21
の入庫口23を介して冷却室22内に運搬させることに
より、出庫口24,出庫口25からダイナミック・バー
ンイン済みの製品を取り出すことができる。
【0056】ところで、図3,図4,図5,図6は本発
明の一実施例としての同じバーンイン装置を詳細に示す
説明図であるが、図3は上面から、図4は側面からそれ
ぞれ見た透視図であり、また、図5は製品搬入用自動コ
ンベア2と製品搬出用自動コンベア3に沿ったところの
断面図、図6は図5の断面位置を試験装置4と製品試験
部6のところにずらした断面図である。
明の一実施例としての同じバーンイン装置を詳細に示す
説明図であるが、図3は上面から、図4は側面からそれ
ぞれ見た透視図であり、また、図5は製品搬入用自動コ
ンベア2と製品搬出用自動コンベア3に沿ったところの
断面図、図6は図5の断面位置を試験装置4と製品試験
部6のところにずらした断面図である。
【0057】これらの図3〜図6に示すように、バーイ
ン装置20は、製品搬入用自動コンベア2および製品搬
出用自動コンベア3に接続されたバーンイン室1をそな
えて構成されている。なお、製品搬入用自動コンベア
2,搬出用自動コンベア3は、先に図2で説明したとう
りのものである。
ン装置20は、製品搬入用自動コンベア2および製品搬
出用自動コンベア3に接続されたバーンイン室1をそな
えて構成されている。なお、製品搬入用自動コンベア
2,搬出用自動コンベア3は、先に図2で説明したとう
りのものである。
【0058】バーンイン室1も先の図2で説明したもの
であり、さらに詳細するとバーンイン室1は、バーンイ
ンされる製品を格納するもので、また複数(4つ)の空
調ユニット7によって製品が試験されるに適切な温度に
調整された、バーンイン室1内の気温を保存し、それに
よりバーンイン室1内に格納された製品を加熱してバー
ンインするものである。
であり、さらに詳細するとバーンイン室1は、バーンイ
ンされる製品を格納するもので、また複数(4つ)の空
調ユニット7によって製品が試験されるに適切な温度に
調整された、バーンイン室1内の気温を保存し、それに
よりバーンイン室1内に格納された製品を加熱してバー
ンインするものである。
【0059】そして、このバーンイン室1は、入庫口
9,出庫口10をそなえて構成されているが、この入庫
口9,出庫口10も先に図2で説明した通りのものであ
る。そしてまた、バーンイン室1の外部には、3つの試
験設備4,4つの空調ユニット7,3つの接続ケーブル
11が設けられており、これら各試験設備4,各空調ユ
ニット7,各接続ケーブル11は、設置数などは異なる
ものの、その機能は従来のバーンイン装置にそなえられ
たものとほぼ同じであるので、その説明は省略する。
9,出庫口10をそなえて構成されているが、この入庫
口9,出庫口10も先に図2で説明した通りのものであ
る。そしてまた、バーンイン室1の外部には、3つの試
験設備4,4つの空調ユニット7,3つの接続ケーブル
11が設けられており、これら各試験設備4,各空調ユ
ニット7,各接続ケーブル11は、設置数などは異なる
ものの、その機能は従来のバーンイン装置にそなえられ
たものとほぼ同じであるので、その説明は省略する。
【0060】さらにまた、バーンイン室1の内部には、
バーンイン・ストレージ5,製品移動手段としてのラッ
ク・マスター8が設けられている。ここで、バーンイン
・ストレージ5は、ラック・マスター8によって、運搬
されてきた製品を載置し、さらに製品に給電を行ない通
電させるものあり、例えば図3に示すように、21個の
棚間隔を複種類の形状を持つ多品種の製品に対応するよ
うに変化でき製品を2つか3つ載置するラック30と、
3個のバッファ・バーンイン・ラック33によって構成
されている。
バーンイン・ストレージ5,製品移動手段としてのラッ
ク・マスター8が設けられている。ここで、バーンイン
・ストレージ5は、ラック・マスター8によって、運搬
されてきた製品を載置し、さらに製品に給電を行ない通
電させるものあり、例えば図3に示すように、21個の
棚間隔を複種類の形状を持つ多品種の製品に対応するよ
うに変化でき製品を2つか3つ載置するラック30と、
3個のバッファ・バーンイン・ラック33によって構成
されている。
【0061】すなわち、バーンイン・ストレージ5は、
1列に12個のラック30を並べたものと1列に9個の
ラック30および3個のバッファ・バーンイン・ラック
33を並べたものを、ラック・マスター8の通路を挟ん
で向かい会うかたちで2つ設けられたものである。即
ち、合計72棚が収容されていることになる。なお、こ
のラック30は、複種類の形状を持つ多品種の製品を、
2つか3つ載置することができるものである。
1列に12個のラック30を並べたものと1列に9個の
ラック30および3個のバッファ・バーンイン・ラック
33を並べたものを、ラック・マスター8の通路を挟ん
で向かい会うかたちで2つ設けられたものである。即
ち、合計72棚が収容されていることになる。なお、こ
のラック30は、複種類の形状を持つ多品種の製品を、
2つか3つ載置することができるものである。
【0062】そして、ラック30は、図8に示すよう
に、バーンイン棚31,給電装置32をそなえている。
ここで、バーンイン棚(製品載置部)31は、製品を通
電させながら載置するためのもので、本実施例では、ラ
ック30に3棚設けられ(図9のa〜c参照)、ラック
・マスター8によって、運搬されてきた製品を複数載置
できるようになっている。
に、バーンイン棚31,給電装置32をそなえている。
ここで、バーンイン棚(製品載置部)31は、製品を通
電させながら載置するためのもので、本実施例では、ラ
ック30に3棚設けられ(図9のa〜c参照)、ラック
・マスター8によって、運搬されてきた製品を複数載置
できるようになっている。
【0063】バッファ・バーンイン・ラック33は、製
品試験装置6にも兼用されており、のちに図7を用いて
製品試験装置6を説明する際に説明する。また、バーン
イン棚31は、取外し可能になっており、ラック30の
棚間隔を複種類の形状を持つ多品種の製品に対応するよ
うに、図9のa〜cに示されるもの以外にも図9のd,
eに示されるパターンにもなるものである。
品試験装置6にも兼用されており、のちに図7を用いて
製品試験装置6を説明する際に説明する。また、バーン
イン棚31は、取外し可能になっており、ラック30の
棚間隔を複種類の形状を持つ多品種の製品に対応するよ
うに、図9のa〜cに示されるもの以外にも図9のd,
eに示されるパターンにもなるものである。
【0064】給電装置32は、ラック30のトラスに設
けられ、ラック30のそれぞれの棚に載置された製品に
給電を行ない製品が通電させられた状態にするものであ
る。そして、この給電装置32は、図8に示すように、
集電子40,コネクタ41,ヒューズ42,給電用配線
43をそなえている。
けられ、ラック30のそれぞれの棚に載置された製品に
給電を行ない製品が通電させられた状態にするものであ
る。そして、この給電装置32は、図8に示すように、
集電子40,コネクタ41,ヒューズ42,給電用配線
43をそなえている。
【0065】ここで、集電子40は、製品のコードのプ
ラグを挿入されることにより製品に電力を与える電力線
の終端部である。コネクタ41は、給電用配線43を接
続するための分離できるものである。ヒューズ42は、
過電流が流れたとき回路を開くものである。
ラグを挿入されることにより製品に電力を与える電力線
の終端部である。コネクタ41は、給電用配線43を接
続するための分離できるものである。ヒューズ42は、
過電流が流れたとき回路を開くものである。
【0066】従って、今、バーンイン棚31に製品が載
置される場合、製品のコードのプラグが、電力線の終端
部である集電子40に挿入されることにより、給電用配
線43とコネクタ41を介して、製品に電力が与えられ
る。そして、いま仮に過電流が流れてしまったときは、
ヒューズ42が、回路を開き製品を保護する。
置される場合、製品のコードのプラグが、電力線の終端
部である集電子40に挿入されることにより、給電用配
線43とコネクタ41を介して、製品に電力が与えられ
る。そして、いま仮に過電流が流れてしまったときは、
ヒューズ42が、回路を開き製品を保護する。
【0067】このように、給電装置32を設けること
で、バーンイン棚31に製品が載置されると、製品のコ
ードのプラグが集電子40に挿入され、製品に電力が与
えられ、このバーンイン棚31に載置された製品はバー
ンイン棚31に載置された状態で通電する。
で、バーンイン棚31に製品が載置されると、製品のコ
ードのプラグが集電子40に挿入され、製品に電力が与
えられ、このバーンイン棚31に載置された製品はバー
ンイン棚31に載置された状態で通電する。
【0068】ところで、このような構成により、ラック
30は、棚間隔をバーンイン棚31を取り外したりし
て、製品が載置される棚間隔にし、そして、ラック・マ
スター8によって、製品をバーンイン棚31に載置され
ると、給電装置32によって、バーンイン棚31に載置
された製品を載置したまま給電し通電した状態にする。
また、製品に過電流が流れると給電をストップし製品を
保護する。
30は、棚間隔をバーンイン棚31を取り外したりし
て、製品が載置される棚間隔にし、そして、ラック・マ
スター8によって、製品をバーンイン棚31に載置され
ると、給電装置32によって、バーンイン棚31に載置
された製品を載置したまま給電し通電した状態にする。
また、製品に過電流が流れると給電をストップし製品を
保護する。
【0069】このように、棚間隔を複種類の形状を持つ
多品種の製品に対応するようにできるバーンイン棚3
1,給電装置32が設けられたことにより、ラック30
は複種類の形状を持つ多品種の製品を給電させ通電させ
ながら載置できる。
多品種の製品に対応するようにできるバーンイン棚3
1,給電装置32が設けられたことにより、ラック30
は複種類の形状を持つ多品種の製品を給電させ通電させ
ながら載置できる。
【0070】そして、このような構成により、ラック・
マスター8によって移動されてきた、複種類の形状を持
つ多品種の各製品は、バーンイン・ストレージ5に、ラ
ック・マスター8によってバーンイン・ストレージ5に
載置させられながら給電させられ、そして通電させられ
る。
マスター8によって移動されてきた、複種類の形状を持
つ多品種の各製品は、バーンイン・ストレージ5に、ラ
ック・マスター8によってバーンイン・ストレージ5に
載置させられながら給電させられ、そして通電させられ
る。
【0071】このように、バーンイン棚31が、取外し
ができ、さらに給電装置32をそなえたラック30を設
けることにより、バーンイン・ストレージ5は、ラック
・マスター8によって移動されてきた、複種類の形状を
持つ多品種の各製品を載置させながら給電させて通電さ
せることができる。
ができ、さらに給電装置32をそなえたラック30を設
けることにより、バーンイン・ストレージ5は、ラック
・マスター8によって移動されてきた、複種類の形状を
持つ多品種の各製品を載置させながら給電させて通電さ
せることができる。
【0072】ところで、図3〜図6に示すラック・マス
ター8は、製品搬入用自動コンベア2,製品搬出用自動
コンベア3,バーンイン・ストレージ5の各バーンイン
棚31および製品試験装置6の間において製品を移動し
うるものであるが、このラック・マスター8は、図10
に示すように、リフト装置50,ラック・マスター移動
装置51,ラック・マスター接続ケーブル52をそなえ
ている。
ター8は、製品搬入用自動コンベア2,製品搬出用自動
コンベア3,バーンイン・ストレージ5の各バーンイン
棚31および製品試験装置6の間において製品を移動し
うるものであるが、このラック・マスター8は、図10
に示すように、リフト装置50,ラック・マスター移動
装置51,ラック・マスター接続ケーブル52をそなえ
ている。
【0073】ここで、リフト装置50は、上下に可動し
て製品搬入用自動コンベア2上およびバーンイン・スト
レージ5内の各バーンイン棚31,製品試験部6から製
品を取り出したり、また取り出された製品を上下に移動
することにより、製品搬出用自動コンベア3上およびバ
ーンイン・ストレージ5内の各バーンイン棚31,製品
試験部6に収納あるいは載置するものである。
て製品搬入用自動コンベア2上およびバーンイン・スト
レージ5内の各バーンイン棚31,製品試験部6から製
品を取り出したり、また取り出された製品を上下に移動
することにより、製品搬出用自動コンベア3上およびバ
ーンイン・ストレージ5内の各バーンイン棚31,製品
試験部6に収納あるいは載置するものである。
【0074】ラック・マスター移動装置51は、ラック
・マスター8をラック・マスター8の運搬通路のレール
に沿って移動させ、それにより、リフト装置50を製品
搬入用自動コンベア2,製品搬出用自動コンベア3,バ
ーンイン・ストレージ5の各バーンイン棚31および製
品試験装置6の手前に移動しうるものである。ラック・
マスター接続ケーブル52は、制御信号をラック・マス
ター8に仲介するためのものである。
・マスター8をラック・マスター8の運搬通路のレール
に沿って移動させ、それにより、リフト装置50を製品
搬入用自動コンベア2,製品搬出用自動コンベア3,バ
ーンイン・ストレージ5の各バーンイン棚31および製
品試験装置6の手前に移動しうるものである。ラック・
マスター接続ケーブル52は、制御信号をラック・マス
ター8に仲介するためのものである。
【0075】従って、製品を移動しようとするとき、ラ
ック・マスター8は、ラック・マスター接続ケーブル5
2を介して制御信号を与えられ、以下の操作が行なわれ
るのである。
ック・マスター8は、ラック・マスター接続ケーブル5
2を介して制御信号を与えられ、以下の操作が行なわれ
るのである。
【0076】まず、ラック・マスター移動装置51によ
って、製品搬入用自動コンベア2,バーンイン棚31,
製品試験装置6などの該当する製品の載置されたところ
の手前に、運搬通路のレールに沿って移動させられる。
って、製品搬入用自動コンベア2,バーンイン棚31,
製品試験装置6などの該当する製品の載置されたところ
の手前に、運搬通路のレールに沿って移動させられる。
【0077】そして、該当する製品の載置されたところ
の手前に移動させられたラック・マスター8は、リフト
装置50が、上下に可動して製品搬入用自動コンベア
2,バーンイン棚31,製品試験装置6などの該当する
製品の載置されたところから製品を取り出す。
の手前に移動させられたラック・マスター8は、リフト
装置50が、上下に可動して製品搬入用自動コンベア
2,バーンイン棚31,製品試験装置6などの該当する
製品の載置されたところから製品を取り出す。
【0078】こうして、該当する製品を載置されたとこ
ろから取り出したラック・マスター8は、ラック・マス
ター移動装置51によって、製品搬出用自動コンベア
3,バーンイン棚31,製品試験装置6などの製品を移
動するところの手前に、移動させられる。
ろから取り出したラック・マスター8は、ラック・マス
ター移動装置51によって、製品搬出用自動コンベア
3,バーンイン棚31,製品試験装置6などの製品を移
動するところの手前に、移動させられる。
【0079】さらに、ラック・マスター8は、製品搬出
用自動コンベア3,バーンイン棚31,製品試験装置6
などの製品を移動するところの手前に、移動してきた製
品をリフト装置50によって、上下に移動し、製品搬出
用自動コンベア3,バーンイン棚31,製品試験装置6
などの所定のところに製品を載置する。
用自動コンベア3,バーンイン棚31,製品試験装置6
などの製品を移動するところの手前に、移動してきた製
品をリフト装置50によって、上下に移動し、製品搬出
用自動コンベア3,バーンイン棚31,製品試験装置6
などの所定のところに製品を載置する。
【0080】このようにしてリフト装置50とラック・
マスター移動装置51とラック・マスター接続ケーブル
52とにより、ラック・マスター8は、製品搬入用自動
コンベア2,製品搬出用自動コンベア3,バーンイン棚
31および製品試験装置6の間において製品を移動しう
ることができる。
マスター移動装置51とラック・マスター接続ケーブル
52とにより、ラック・マスター8は、製品搬入用自動
コンベア2,製品搬出用自動コンベア3,バーンイン棚
31および製品試験装置6の間において製品を移動しう
ることができる。
【0081】ところで、図3〜図6に示すように、バー
ンイン室1の内外に渡って製品試験装置6が設けられて
いて、この製品試験装置6は、バーンイン中に製品を通
電させられながら試験設備4を用いて製品を試験するた
めのものである。
ンイン室1の内外に渡って製品試験装置6が設けられて
いて、この製品試験装置6は、バーンイン中に製品を通
電させられながら試験設備4を用いて製品を試験するた
めのものである。
【0082】そして、この製品試験装置6は、図7に示
すように、バーンイン室1の外壁に設けられたガラス開
閉窓60,エアーシャッター61,在荷パトライト62
(パトライトはパトロールライトの略である)をそなえ
るとともに、バーンイン室1内に設けられたバッファ・
バーンイン・ラック34,ダイナミック・バーンイン専
用棚63をそなえている。
すように、バーンイン室1の外壁に設けられたガラス開
閉窓60,エアーシャッター61,在荷パトライト62
(パトライトはパトロールライトの略である)をそなえ
るとともに、バーンイン室1内に設けられたバッファ・
バーンイン・ラック34,ダイナミック・バーンイン専
用棚63をそなえている。
【0083】ここでまず、製品試験装置6のバーンイン
室1の外壁に設けられたものから説明する。ガラス開閉
窓60は、製品がダイナミック・バーンイン専用棚63
に載置されたかどうか、また、バーンイン中の製品の具
合をガラス越しから覗いて様子を見るものであり、さら
にガラス開閉窓60は、製品がダイナミック・バーンイ
ン専用棚63に載置されると開けられて、接続ケーブル
11の製品への取り付けが行なわれ、そしてこれが終了
すると閉じられるものである。
室1の外壁に設けられたものから説明する。ガラス開閉
窓60は、製品がダイナミック・バーンイン専用棚63
に載置されたかどうか、また、バーンイン中の製品の具
合をガラス越しから覗いて様子を見るものであり、さら
にガラス開閉窓60は、製品がダイナミック・バーンイ
ン専用棚63に載置されると開けられて、接続ケーブル
11の製品への取り付けが行なわれ、そしてこれが終了
すると閉じられるものである。
【0084】エアーシャッター61は、開けられたガラ
ス開閉窓60の上部から熱風を吹き下ろされ温風の壁を
作られることにより、人の手と接続ケーブル11はバー
ンイン室1外からバーンイン室1内に通して、接続ケー
ブル11の取り付け作業を行なっても、バーンイン室1
内の温かい空気をバーンイン室1外に漏れるのを防ぐも
のである。
ス開閉窓60の上部から熱風を吹き下ろされ温風の壁を
作られることにより、人の手と接続ケーブル11はバー
ンイン室1外からバーンイン室1内に通して、接続ケー
ブル11の取り付け作業を行なっても、バーンイン室1
内の温かい空気をバーンイン室1外に漏れるのを防ぐも
のである。
【0085】在荷パトライト62は、ダイナミック・バ
ーイン専用棚63に製品が載置されると点灯して、ダイ
ナミック・バーンイン専用棚63に製品が載置されたこ
とと、さらに接続ケーブル11の全てのケーブルが接続
されているか、あるいは切り離されてるかを知らせるも
のである。
ーイン専用棚63に製品が載置されると点灯して、ダイ
ナミック・バーンイン専用棚63に製品が載置されたこ
とと、さらに接続ケーブル11の全てのケーブルが接続
されているか、あるいは切り離されてるかを知らせるも
のである。
【0086】そして、製品試験装置6のバーンイン室1
内に設けられたものの説明は以下の通りである。バッフ
ァ・バーンイン・ラック33は、バーンイン・ストレー
ジ5に含まれるものであり、また、ラック・マスター8
によって運搬されてきた製品を格納し給電させ通電させ
るものであり、さらにバッファ・バーンイン・ラック3
3とダイナミック・バーンイン専用棚63の間において
製品を移動しうるものである。そしてまた、システムの
誤動作などで試験中の製品が運搬されてしまったり、製
品が製品試験装置6で2重搬入が起こった場合の製品を
破損から守るためのものである。
内に設けられたものの説明は以下の通りである。バッフ
ァ・バーンイン・ラック33は、バーンイン・ストレー
ジ5に含まれるものであり、また、ラック・マスター8
によって運搬されてきた製品を格納し給電させ通電させ
るものであり、さらにバッファ・バーンイン・ラック3
3とダイナミック・バーンイン専用棚63の間において
製品を移動しうるものである。そしてまた、システムの
誤動作などで試験中の製品が運搬されてしまったり、製
品が製品試験装置6で2重搬入が起こった場合の製品を
破損から守るためのものである。
【0087】そして、バッファ・バーンイン・ラック3
3は、ラック34,ラックサイド・コンベア35によっ
て構成されていて、ラック34は、先の説明のバーンイ
ン・ストレージ5のラック30とほぼ同じ構造のもので
ある。
3は、ラック34,ラックサイド・コンベア35によっ
て構成されていて、ラック34は、先の説明のバーンイ
ン・ストレージ5のラック30とほぼ同じ構造のもので
ある。
【0088】ラックサイド・コンベア35は、バッファ
・バーンイン・ラック33とダイナミック・バーンイン
専用棚63の間において製品を移動しうるものであり、
また、システムの誤動作などで試験中の製品が運搬され
てしまうことを防止するためのものである。
・バーンイン・ラック33とダイナミック・バーンイン
専用棚63の間において製品を移動しうるものであり、
また、システムの誤動作などで試験中の製品が運搬され
てしまうことを防止するためのものである。
【0089】このような構成により、ラック・マスター
8によって運搬されてきた製品はラック34に格納さ
れ、ラック34内のバーンイン棚31に載置され給電装
置32によって、給電され通電させられる。さらに製品
はダイナミック・バーンインされる場合、ラックサイド
・コンベア35によって、ダイナミック・バーンイン専
用棚63へ移動させられる。
8によって運搬されてきた製品はラック34に格納さ
れ、ラック34内のバーンイン棚31に載置され給電装
置32によって、給電され通電させられる。さらに製品
はダイナミック・バーンインされる場合、ラックサイド
・コンベア35によって、ダイナミック・バーンイン専
用棚63へ移動させられる。
【0090】いま仮に、システムの誤動作などで試験中
の製品を運搬されてしまったり、製品が製品試験装置6
で2重搬入が起こった場合、誤動作により運搬されてき
た製品は、他の空きバーンイン棚31に確保され破損な
どから守られる。
の製品を運搬されてしまったり、製品が製品試験装置6
で2重搬入が起こった場合、誤動作により運搬されてき
た製品は、他の空きバーンイン棚31に確保され破損な
どから守られる。
【0091】このように、バッファ・バーンイン・ラッ
ク33は、ラック30と同じ構成のラック34と、製品
をラック34からダイナミック・バーンイン専用棚63
へ移動させるラックサイド・コンベア35により、ラッ
ク・マスター8によって移動されてきた製品をラック3
4に格納し、ラック34内の製品をダイナミック・バー
ンインさせるときは、製品をダイナミック・バーンイン
専用棚63に移動する。
ク33は、ラック30と同じ構成のラック34と、製品
をラック34からダイナミック・バーンイン専用棚63
へ移動させるラックサイド・コンベア35により、ラッ
ク・マスター8によって移動されてきた製品をラック3
4に格納し、ラック34内の製品をダイナミック・バー
ンインさせるときは、製品をダイナミック・バーンイン
専用棚63に移動する。
【0092】また、システムの誤動作などで試験中の製
品を運搬されてしまったり、製品が製品試験部で2重搬
入が起こった場合、製品を破損などから守るため、他の
空きバーンイン棚31に、誤動作により運搬されてきた
製品は確保される。
品を運搬されてしまったり、製品が製品試験部で2重搬
入が起こった場合、製品を破損などから守るため、他の
空きバーンイン棚31に、誤動作により運搬されてきた
製品は確保される。
【0093】ところで、ダイナミック・バーンイン専用
棚63は、ラックサイド・コンベア35から送られてき
た製品をバーンインしながら試験設備4によって試験を
取り行い、そののち、ラックサイド・コンベア35へ製
品を移動するものである。
棚63は、ラックサイド・コンベア35から送られてき
た製品をバーンインしながら試験設備4によって試験を
取り行い、そののち、ラックサイド・コンベア35へ製
品を移動するものである。
【0094】そして、ダイナミック・バーンイン専用棚
63は、チェーン・コンベア70,ケーブル検出機7
1,先端立ち上げストッパ72,給電装置73,パレッ
ト押さえ74をそなえている。
63は、チェーン・コンベア70,ケーブル検出機7
1,先端立ち上げストッパ72,給電装置73,パレッ
ト押さえ74をそなえている。
【0095】ここで、チェーン・コンベア70は、バッ
ファ・バーンイン・ラック33から送られてきた製品を
載せているパレットのかどを、先端ストッパ72に接触
するところまで移動させるものであり、また、試験をバ
ーンインしながら行なうとこでもあり、さらに、試験の
終了した製品をバッファ・バーンイン・ラック33に運
搬するものである。さらにまた、チェーン・コンベア7
0は、製品試験装置6から取り外せる機構で、将来自動
ケーブル接続機が代わりに設置できるようになってい
る。
ファ・バーンイン・ラック33から送られてきた製品を
載せているパレットのかどを、先端ストッパ72に接触
するところまで移動させるものであり、また、試験をバ
ーンインしながら行なうとこでもあり、さらに、試験の
終了した製品をバッファ・バーンイン・ラック33に運
搬するものである。さらにまた、チェーン・コンベア7
0は、製品試験装置6から取り外せる機構で、将来自動
ケーブル接続機が代わりに設置できるようになってい
る。
【0096】ケーブル検出機71は、製品に試験を行な
う際、接続ケーブル11の全てのケーブルが接続された
かどうかを調べるものであり、また、製品の試験が終了
して製品がバッファ・バーンイン・ラック33に運搬さ
れる前に、接続ケーブル11の全てのケーブルが切り離
されたかどうかを調べるものである。
う際、接続ケーブル11の全てのケーブルが接続された
かどうかを調べるものであり、また、製品の試験が終了
して製品がバッファ・バーンイン・ラック33に運搬さ
れる前に、接続ケーブル11の全てのケーブルが切り離
されたかどうかを調べるものである。
【0097】先端立ち上げストッパ72は、チェーン・
コンベア70によって送られてきたパレットに載せられ
た製品のパレットを押さえ、製品の載ったパレットがパ
レットと先端立ち上げストッパ72が接触した位置で止
まるようにするためのものである。
コンベア70によって送られてきたパレットに載せられ
た製品のパレットを押さえ、製品の載ったパレットがパ
レットと先端立ち上げストッパ72が接触した位置で止
まるようにするためのものである。
【0098】給電装置73は、送られてきたパレット上
の製品に給電を行ない通電した状態にするものである。
パレット押さえ74は、パレットと製品が先端立ち上げ
ストッパ72と接触した位置で止まると、操作ボックス
の釦を押すことにより作動しパレットを押さえ付け固定
するものである。
の製品に給電を行ない通電した状態にするものである。
パレット押さえ74は、パレットと製品が先端立ち上げ
ストッパ72と接触した位置で止まると、操作ボックス
の釦を押すことにより作動しパレットを押さえ付け固定
するものである。
【0099】このような構成により、バッファ・バーン
イン・ラック33から送られてきた製品を載せているパ
レットは、チェーン・コンベア70によって、パレット
のかどが先端ストッパ72に接触するところまで運搬さ
れる。
イン・ラック33から送られてきた製品を載せているパ
レットは、チェーン・コンベア70によって、パレット
のかどが先端ストッパ72に接触するところまで運搬さ
れる。
【0100】そして、先端ストッパ72に接触するとこ
ろまで運搬された製品を載せているパレットは、パレッ
トと製品が先端立ち上げストッパ72と接触した位置で
止まると、操作ボックスの釦を人に押されることによっ
てパレット押さえ74が作動し、パレットを押さえ付け
固定する。
ろまで運搬された製品を載せているパレットは、パレッ
トと製品が先端立ち上げストッパ72と接触した位置で
止まると、操作ボックスの釦を人に押されることによっ
てパレット押さえ74が作動し、パレットを押さえ付け
固定する。
【0101】そしてまた、パレットに載せられて送られ
てきた製品は給電装置73によって、給電を行なわれ通
電した状態にされる。また、このパレットに載せられて
送られてきた製品は、人の手によって接続ケーブル11
を接続されるが、ケーブル検出機71によって、この接
続ケーブル11の全てのケーブルが接続されたかどうか
を調べられ、さらに、この接続ケーブル11を介してバ
ーンインしながら試験設備4によって試験を行なわれ
る。
てきた製品は給電装置73によって、給電を行なわれ通
電した状態にされる。また、このパレットに載せられて
送られてきた製品は、人の手によって接続ケーブル11
を接続されるが、ケーブル検出機71によって、この接
続ケーブル11の全てのケーブルが接続されたかどうか
を調べられ、さらに、この接続ケーブル11を介してバ
ーンインしながら試験設備4によって試験を行なわれ
る。
【0102】このようにして、製品の試験が終了すると
人の手によって、製品から接続ケーブル11の全てのケ
ーブルが切り離されるが、全てのケーブルが切り離され
たかどうかをケーブル検出機71によって調べられる。
そして、製品の試験を終了すると、製品を載せたパレッ
トはチェーン・コンベア70によって、バッファ・バー
ンイン・ラック33に移動される。また、将来自動ケー
ブル接続機を設置するときは、チェーン・コンベア70
を製品試験装置6から取り外し、その代わりに自動ケー
ブル接続機を設置する。
人の手によって、製品から接続ケーブル11の全てのケ
ーブルが切り離されるが、全てのケーブルが切り離され
たかどうかをケーブル検出機71によって調べられる。
そして、製品の試験を終了すると、製品を載せたパレッ
トはチェーン・コンベア70によって、バッファ・バー
ンイン・ラック33に移動される。また、将来自動ケー
ブル接続機を設置するときは、チェーン・コンベア70
を製品試験装置6から取り外し、その代わりに自動ケー
ブル接続機を設置する。
【0103】このようにチェーン・コンベア70,ケー
ブル検出機71,先端立ち上げストッパ72,給電装置
73,パレット押さえ74により、バーンインしながら
試験設備4によって試験を取り行ない、そののち、ラッ
クサイド・コンベア35へ製品を移動することができ
る。
ブル検出機71,先端立ち上げストッパ72,給電装置
73,パレット押さえ74により、バーンインしながら
試験設備4によって試験を取り行ない、そののち、ラッ
クサイド・コンベア35へ製品を移動することができ
る。
【0104】ところで、製品試験装置6は、上記のよう
な構成により、バッファ・バーンイン・ラック33によ
って、ラック・マスター8から運搬されてきた製品を格
納し給電させ通電させる。そして、バーンイン棚31か
ら製品をラックサイド・コンベア35によって、ダイナ
ミック・バーンイン専用棚63に運搬させる。
な構成により、バッファ・バーンイン・ラック33によ
って、ラック・マスター8から運搬されてきた製品を格
納し給電させ通電させる。そして、バーンイン棚31か
ら製品をラックサイド・コンベア35によって、ダイナ
ミック・バーンイン専用棚63に運搬させる。
【0105】ダイナミック・バーンイン専用棚63に製
品が運搬され載置されると、在荷パトライト62が点灯
して、ダイナミック・バーンイン専用棚63に製品が載
置されたことを人に知らせるが、さらに接続ケーブル1
1の全てのケーブルが接続されているか、あるいは切り
離されているかをこの在荷パトライト62で知らせるこ
ともできる。
品が運搬され載置されると、在荷パトライト62が点灯
して、ダイナミック・バーンイン専用棚63に製品が載
置されたことを人に知らせるが、さらに接続ケーブル1
1の全てのケーブルが接続されているか、あるいは切り
離されているかをこの在荷パトライト62で知らせるこ
ともできる。
【0106】そして、在荷パトライト62が点灯する
と、人はガラス開閉窓60を覗くことによって、製品が
ダイナミック・バーンイン専用棚63に載置されたかど
うかを確かめる。
と、人はガラス開閉窓60を覗くことによって、製品が
ダイナミック・バーンイン専用棚63に載置されたかど
うかを確かめる。
【0107】また、製品がダイナミック・バーンイン専
用棚63に載置されてることを確かめると、ガラス開閉
窓60を開けて、接続ケーブル11の製品への取り付け
作用を行なう。
用棚63に載置されてることを確かめると、ガラス開閉
窓60を開けて、接続ケーブル11の製品への取り付け
作用を行なう。
【0108】この際、エアーシャッター61によって、
開けられたガラス開閉窓60の上部から風を吹き下ろさ
れガラス開閉窓60の窓口に温風の壁が作られるが、こ
の温風の壁を介して、接続ケーブル11が取り付けられ
る。そのため、バーンイン室1内の温かい空気をバーン
イン室1外に漏れるのことを十分に防止できる。
開けられたガラス開閉窓60の上部から風を吹き下ろさ
れガラス開閉窓60の窓口に温風の壁が作られるが、こ
の温風の壁を介して、接続ケーブル11が取り付けられ
る。そのため、バーンイン室1内の温かい空気をバーン
イン室1外に漏れるのことを十分に防止できる。
【0109】そしてこれらの動作が終了すると、ガラス
開閉窓60は閉じられ、ダイナミック・バーンイン専用
棚63に運搬され、ここに載置された製品は、バーンイ
ンされながら試験設備4によって試験を行なわれる。ま
たその際、バーンイン中の製品の具合をガラス開閉窓6
0のガラス越しから覗いて様子を観察する。そして、試
験が終了するとダイナミック・バーンイン専用棚63か
ら、ラックサイド・コンベア35へ移動される。
開閉窓60は閉じられ、ダイナミック・バーンイン専用
棚63に運搬され、ここに載置された製品は、バーンイ
ンされながら試験設備4によって試験を行なわれる。ま
たその際、バーンイン中の製品の具合をガラス開閉窓6
0のガラス越しから覗いて様子を観察する。そして、試
験が終了するとダイナミック・バーンイン専用棚63か
ら、ラックサイド・コンベア35へ移動される。
【0110】このように、この製品試験装置6は、ダイ
ナミック・バーンイン専用棚の手前にバッファ・バーン
イン・ラックを設け、そして、ダイナミック・バーンイ
ン専用棚63に製品を固定的に載置することにより、バ
ーンイン中に製品を通電させながら試験設備4を用いて
製品を試験することができ、また、システムの誤動作な
どで試験中の製品を運搬してしまうことを防ぐことがで
きる。
ナミック・バーンイン専用棚の手前にバッファ・バーン
イン・ラックを設け、そして、ダイナミック・バーンイ
ン専用棚63に製品を固定的に載置することにより、バ
ーンイン中に製品を通電させながら試験設備4を用いて
製品を試験することができ、また、システムの誤動作な
どで試験中の製品を運搬してしまうことを防ぐことがで
きる。
【0111】ところで、図3〜図6に示すバーンイン装
置は、上述の構成により、まず、空調ユニット7によっ
て製品が試験されるに適切な温度にバーンイン室1内の
気温が調整される。
置は、上述の構成により、まず、空調ユニット7によっ
て製品が試験されるに適切な温度にバーンイン室1内の
気温が調整される。
【0112】そして、製品は製品搬入用自動コンベア2
によって、入庫口9を介してバーンイン室1内に運搬さ
れるが、この際、入庫口9は製品が入るときのみ扉が開
けられ、製品が入ると扉は閉じられる。同様の要領で、
幾つかの製品がバーンイン室1内に運搬される。
によって、入庫口9を介してバーンイン室1内に運搬さ
れるが、この際、入庫口9は製品が入るときのみ扉が開
けられ、製品が入ると扉は閉じられる。同様の要領で、
幾つかの製品がバーンイン室1内に運搬される。
【0113】バーンイン室1に運搬された製品は、バー
ンイン室1によって、格納され加熱される。また、この
バーンイン室1に運搬された製品は、ラック・マスター
8によって、バーンイン・ストレージ5内のラック30
のバーンイン棚31に移動される。
ンイン室1によって、格納され加熱される。また、この
バーンイン室1に運搬された製品は、ラック・マスター
8によって、バーンイン・ストレージ5内のラック30
のバーンイン棚31に移動される。
【0114】バーンイン・ストレージ5内のラック30
のバーンイン棚31に移動された製品は、バーンイン・
ストレージ5に載置され給電が行なわれ通電させられバ
ーンインされる。
のバーンイン棚31に移動された製品は、バーンイン・
ストレージ5に載置され給電が行なわれ通電させられバ
ーンインされる。
【0115】そして、そののち、バーンイン・ストレー
ジ5でバーンインされている製品は、ラック・マスター
8によって、バーンイン・ストレージ5内のラック30
のバーンイン棚31から、製品試験装置6に移動され
る。
ジ5でバーンインされている製品は、ラック・マスター
8によって、バーンイン・ストレージ5内のラック30
のバーンイン棚31から、製品試験装置6に移動され
る。
【0116】製品試験装置6に移動され製品は、製品試
験装置6によって、通電されバーンインされながら接続
ケーブル11を介し試験設備4によって試験される。そ
して、製品試験装置6にて試験が終了した製品は、ラッ
ク・マスター8によって、製品搬出用自動コンベア3へ
移動させられる。製品搬出用自動コンベア3へ移動させ
られた製品は、製品搬出用自動コンベア3によって、図
2の冷却装置21へ運搬される。
験装置6によって、通電されバーンインされながら接続
ケーブル11を介し試験設備4によって試験される。そ
して、製品試験装置6にて試験が終了した製品は、ラッ
ク・マスター8によって、製品搬出用自動コンベア3へ
移動させられる。製品搬出用自動コンベア3へ移動させ
られた製品は、製品搬出用自動コンベア3によって、図
2の冷却装置21へ運搬される。
【0117】このように、本バーンイン装置は、製品搬
入用自動コンベア2および製品搬出用自動コンベア3に
接続されたバーンイン室1の外部に、試験設備4と、バ
ーンイン室1内の温度調節をする空調ユニット7とを設
けるとともに、バーンイン室1の内外に渡っては、バー
ンイン中に製品を通電させながら試験設備4を用いて製
品を試験するための製品試験装置6を設け、且つ、バー
ンイン室1の内部に、複数の製品を通電させながら載置
すべく複数のバーンイン棚31を有するバーンイン・ス
トレージ5と、製品搬入用自動コンベア2,製品搬出用
自動コンベア3,バーンイン・ストレージ5の所望のバ
ーンイン棚31および製品試験装置6の間において製品
を移動しうるラック・マスター8とを設けることによ
り、試験対象の製品を、複数のバーンイン棚31のうち
の所望(任意)のバーンイン棚31から取り出して製品
試験装置6へ移動させることができるので、1つのバー
ンイン室1と少数の空調ユニット7と試験設備4で1度
に多数の、しかも多品種の製品に対してバーンインがで
きる。そのため、複数の製品に対して能率良く柔軟にバ
ーンインを行なうことができ、且つ、個別バーンイン装
置に比べ安価な設備投資で済ませることができる。
入用自動コンベア2および製品搬出用自動コンベア3に
接続されたバーンイン室1の外部に、試験設備4と、バ
ーンイン室1内の温度調節をする空調ユニット7とを設
けるとともに、バーンイン室1の内外に渡っては、バー
ンイン中に製品を通電させながら試験設備4を用いて製
品を試験するための製品試験装置6を設け、且つ、バー
ンイン室1の内部に、複数の製品を通電させながら載置
すべく複数のバーンイン棚31を有するバーンイン・ス
トレージ5と、製品搬入用自動コンベア2,製品搬出用
自動コンベア3,バーンイン・ストレージ5の所望のバ
ーンイン棚31および製品試験装置6の間において製品
を移動しうるラック・マスター8とを設けることによ
り、試験対象の製品を、複数のバーンイン棚31のうち
の所望(任意)のバーンイン棚31から取り出して製品
試験装置6へ移動させることができるので、1つのバー
ンイン室1と少数の空調ユニット7と試験設備4で1度
に多数の、しかも多品種の製品に対してバーンインがで
きる。そのため、複数の製品に対して能率良く柔軟にバ
ーンインを行なうことができ、且つ、個別バーンイン装
置に比べ安価な設備投資で済ませることができる。
【0118】例えば、1日に製品72台をダイナミック
・バーンインする場合を考えると、本バーンイン装置の
設備投資は、従来の個別バーンイン装置の設備投資のお
よそ1/7で済むのである。
・バーンインする場合を考えると、本バーンイン装置の
設備投資は、従来の個別バーンイン装置の設備投資のお
よそ1/7で済むのである。
【0119】しかも、多くの製品を個別バーンイン装置
と同じように、バーンイン中に試験設備によって製品に
異常があるかないかを調べ、バーンイン中に完全に故障
したものおよびバーンイン時のみに故障が発生する不安
定な動作をするもの(顧客納入後の初期故障の要因とな
るもの)の両方とも発見することができる。つまり従来
の各バーンイン装置のそれぞれの利点のみを取り入れた
ものということができる。
と同じように、バーンイン中に試験設備によって製品に
異常があるかないかを調べ、バーンイン中に完全に故障
したものおよびバーンイン時のみに故障が発生する不安
定な動作をするもの(顧客納入後の初期故障の要因とな
るもの)の両方とも発見することができる。つまり従来
の各バーンイン装置のそれぞれの利点のみを取り入れた
ものということができる。
【0120】さらに、ダイナミック・バーンイン専用棚
の手前にバッファ・バーンイン・ラックを設けることに
より、システムの誤動作などで試験中の製品を運搬して
しまうことはない。
の手前にバッファ・バーンイン・ラックを設けることに
より、システムの誤動作などで試験中の製品を運搬して
しまうことはない。
【0121】図11は本発明の一実施例の制御系を示す
ブロック図であり、この図11に示すダイナミック・バ
ーンイン・システムは、ダイナミック・バーイン制御装
置100,時間監視装置101,バーンイン管理ファイ
ル102,シェルフ・パレット管理ファイル103,ダ
イナミック・バーンイン処理画面部104,冷却管理フ
ァイル105,搬送制御装置106をそなえて構成され
ている。
ブロック図であり、この図11に示すダイナミック・バ
ーンイン・システムは、ダイナミック・バーイン制御装
置100,時間監視装置101,バーンイン管理ファイ
ル102,シェルフ・パレット管理ファイル103,ダ
イナミック・バーンイン処理画面部104,冷却管理フ
ァイル105,搬送制御装置106をそなえて構成され
ている。
【0122】ここで、ダイナミック・バーンイン制御装
置100は、バーンイン管理ファイル102を読み込
み、ダイナミック・バーンイン専用棚63に空きが有れ
ば、バーンイン・ストレージ5のバーンイン棚31から
搬送可能な製品の載せられたパレットが有るかどうかを
調べ、該当パレットが無い場合は、処理を終了するもの
である。
置100は、バーンイン管理ファイル102を読み込
み、ダイナミック・バーンイン専用棚63に空きが有れ
ば、バーンイン・ストレージ5のバーンイン棚31から
搬送可能な製品の載せられたパレットが有るかどうかを
調べ、該当パレットが無い場合は、処理を終了するもの
である。
【0123】なお、バーンイン棚31から、ダイナミッ
ク・バーンイン専用棚63に搬送可能な条件は、次の通
りである。 ダイナミック・バーンイン試験を行なう予定の製品の
載せられたパレットであり、まだ試験が行なわれていな
い。 バーンイン出庫予定時刻からシェルフ・パレット管理
ファイル103のダイナミック・バーンイン時間内、あ
るいは既にバーンイン出庫予定時刻を過ぎていること。
ク・バーンイン専用棚63に搬送可能な条件は、次の通
りである。 ダイナミック・バーンイン試験を行なう予定の製品の
載せられたパレットであり、まだ試験が行なわれていな
い。 バーンイン出庫予定時刻からシェルフ・パレット管理
ファイル103のダイナミック・バーンイン時間内、あ
るいは既にバーンイン出庫予定時刻を過ぎていること。
【0124】また、ダイナミック・バーンイン制御装置
100は、該当する製品を載せたパレットが有る場合
は、バーンイン棚からダイナミック・バーンイン専用棚
63に搬送するために、両方の棚アドレスとともに、バ
ーンイン・ストレージ5からの出庫指示を搬送制御装置
106に通知し、そののち搬送制御装置106から完了
通知を受信することもできるようになっている。
100は、該当する製品を載せたパレットが有る場合
は、バーンイン棚からダイナミック・バーンイン専用棚
63に搬送するために、両方の棚アドレスとともに、バ
ーンイン・ストレージ5からの出庫指示を搬送制御装置
106に通知し、そののち搬送制御装置106から完了
通知を受信することもできるようになっている。
【0125】さらに、ダイナミック・バーンイン制御装
置100は、製品を載せたパレットが製品試験装置6へ
搬送されたのち、製品を載せたパレットの製品試験装置
6での状態をバーンイン管理ファイル102に書き込む
こともできるようになっている。
置100は、製品を載せたパレットが製品試験装置6へ
搬送されたのち、製品を載せたパレットの製品試験装置
6での状態をバーンイン管理ファイル102に書き込む
こともできるようになっている。
【0126】そしてまた、ダイナミック・バーンイン制
御装置100は、製品の製品試験装置6での試験結果が
NGの場合は、不良品としてステーションへの搬送指示
を搬送制御装置106に通知することもでき、さらに、
ダイナミック・バーンイン制御装置100は、画面から
製品の製品試験装置6での試験結果が入力されると冷却
管理ファイル105の空き状態を調べ、ダイナミック・
バーンイン専用棚63から冷却入庫口23への搬送可能
かどうかをも調べることができ、搬送可能な場合は、冷
却管理ファイル105の搬送先の棚アドレスを予約し、
搬送指示を搬送制御装置106に渡すようになってい
る。また、冷却ストレージ107に空きが無ければ、バ
ーンインの続行を指示するようになっている。
御装置100は、製品の製品試験装置6での試験結果が
NGの場合は、不良品としてステーションへの搬送指示
を搬送制御装置106に通知することもでき、さらに、
ダイナミック・バーンイン制御装置100は、画面から
製品の製品試験装置6での試験結果が入力されると冷却
管理ファイル105の空き状態を調べ、ダイナミック・
バーンイン専用棚63から冷却入庫口23への搬送可能
かどうかをも調べることができ、搬送可能な場合は、冷
却管理ファイル105の搬送先の棚アドレスを予約し、
搬送指示を搬送制御装置106に渡すようになってい
る。また、冷却ストレージ107に空きが無ければ、バ
ーンインの続行を指示するようになっている。
【0127】さらに、ダイナミック・バーンイン制御装
置100は、冷却入庫口23の荷姿検出器26からの荷
姿データとともに搬送完了通知を搬送制御装置106か
ら受け取り、またそののち、シェルフ・パレット管理フ
ァイル103からピッチを読み込み、ピッチと荷姿デー
タを比較して合っていなければ、その製品を再投入品と
し、ピッチと荷姿データが合っていて、冷却ストレージ
107に空きが有れば、ダイナミック・バーンイン専用
棚53から冷却ストレージ107への搬送を搬送制御装
置106に指示することもできる。
置100は、冷却入庫口23の荷姿検出器26からの荷
姿データとともに搬送完了通知を搬送制御装置106か
ら受け取り、またそののち、シェルフ・パレット管理フ
ァイル103からピッチを読み込み、ピッチと荷姿デー
タを比較して合っていなければ、その製品を再投入品と
し、ピッチと荷姿データが合っていて、冷却ストレージ
107に空きが有れば、ダイナミック・バーンイン専用
棚53から冷却ストレージ107への搬送を搬送制御装
置106に指示することもできる。
【0128】さらにまた、ダイナミック・バーンイン制
御装置100は、冷却ストレージ107への入庫が完了
すると、冷却ストレージ107からの入庫完了通知を受
信した入庫完了通知を搬送制御装置106から受信し、
そののち冷却出庫予定時刻を計算し、冷却管理ファイル
105に、パレットID(IDとは識別番号のことであ
る),冷却時間,出庫予定時刻,ピッチ,棚種別,シェ
ルフID,管理番号を書き込み、また、バーンイン管理
ファイル102のパレット情報を削除し空き状態とする
ものであり、そして、パレットに載せられた製品がダイ
ナミック・バーンイン終了後に冷却開始を行なう場合
は、そのパレットに載せられた製品の状態をシェルフ・
パレット管理ファイル103に書き込むこともできるよ
うになっている。
御装置100は、冷却ストレージ107への入庫が完了
すると、冷却ストレージ107からの入庫完了通知を受
信した入庫完了通知を搬送制御装置106から受信し、
そののち冷却出庫予定時刻を計算し、冷却管理ファイル
105に、パレットID(IDとは識別番号のことであ
る),冷却時間,出庫予定時刻,ピッチ,棚種別,シェ
ルフID,管理番号を書き込み、また、バーンイン管理
ファイル102のパレット情報を削除し空き状態とする
ものであり、そして、パレットに載せられた製品がダイ
ナミック・バーンイン終了後に冷却開始を行なう場合
は、そのパレットに載せられた製品の状態をシェルフ・
パレット管理ファイル103に書き込むこともできるよ
うになっている。
【0129】時間監視装置101は、ダイナミック・バ
ーンイン制御装置100を時間監視して、所要時間毎に
起動させるものである。バーンイン管理ファイル102
は、現在のダイナミック・バーンイン専用棚63に空き
が有るか無いかの有無、およびバーンイン・ストレージ
5に搬送された製品のバーンイン・ストレージ5での状
態をダイナミック・バーンイン制御装置100によっ
て、書き込まれたり削除されたり、また、読み込まれた
りするものである。
ーンイン制御装置100を時間監視して、所要時間毎に
起動させるものである。バーンイン管理ファイル102
は、現在のダイナミック・バーンイン専用棚63に空き
が有るか無いかの有無、およびバーンイン・ストレージ
5に搬送された製品のバーンイン・ストレージ5での状
態をダイナミック・バーンイン制御装置100によっ
て、書き込まれたり削除されたり、また、読み込まれた
りするものである。
【0130】すなわち、バーンイン・ストレージ5での
状態とは、ダイナミック・バーンイン専用棚63が空い
ている状態、および、パレットに載せられた製品が、バ
ーンイン棚31からダイナミック・バーンイン専用棚6
3への搬送が終了し、試験が行なわれて無い状態をい
い、さらに、ダイナミック・バーンイン専用棚63に送
られてきた製品に接続ケーブル11の接続と、ダイナミ
ック・バーンイン専用棚63のガラス開閉窓60が、イ
ンターロックしたことを確認し試験中の状態、また、接
続ケーブル11が、ダイナミック・バーンイン専用棚6
3に置かれた製品から取り外され、そののち、ガラス開
閉窓60が、インターロックしたことを確認し、さらに
試験結果の入力が終了している状態などをいう。
状態とは、ダイナミック・バーンイン専用棚63が空い
ている状態、および、パレットに載せられた製品が、バ
ーンイン棚31からダイナミック・バーンイン専用棚6
3への搬送が終了し、試験が行なわれて無い状態をい
い、さらに、ダイナミック・バーンイン専用棚63に送
られてきた製品に接続ケーブル11の接続と、ダイナミ
ック・バーンイン専用棚63のガラス開閉窓60が、イ
ンターロックしたことを確認し試験中の状態、また、接
続ケーブル11が、ダイナミック・バーンイン専用棚6
3に置かれた製品から取り外され、そののち、ガラス開
閉窓60が、インターロックしたことを確認し、さらに
試験結果の入力が終了している状態などをいう。
【0131】シェルフ・パレット管理ファイル103
は、ピッチをダイナミック・バーンイン制御装置100
によって、書き込まれたり削除されたり、また、読み込
まれたりするものである。
は、ピッチをダイナミック・バーンイン制御装置100
によって、書き込まれたり削除されたり、また、読み込
まれたりするものである。
【0132】ダイナミック・バーンイン処理画面部10
4は、「ダイナミック・バーンイン処理」画面が選択さ
れた場合または実行キーが押された場合に、バーンイン
管理ファイル102を検索し最新の状態を画面表示する
ものであり、また、試験が終了した製品の試験結果をダ
イナミック・バーンイン制御装置100に入力するもの
である。
4は、「ダイナミック・バーンイン処理」画面が選択さ
れた場合または実行キーが押された場合に、バーンイン
管理ファイル102を検索し最新の状態を画面表示する
ものであり、また、試験が終了した製品の試験結果をダ
イナミック・バーンイン制御装置100に入力するもの
である。
【0133】冷却管理ファイル105は、ダイナミック
・バーンイン制御装置100によって、パレットID,
冷却時間,出庫予定時刻,ピッチ,棚種別,シェルフI
D,管理番号を書き込まれたり削除されたり、また、読
み込まれたりするものである。
・バーンイン制御装置100によって、パレットID,
冷却時間,出庫予定時刻,ピッチ,棚種別,シェルフI
D,管理番号を書き込まれたり削除されたり、また、読
み込まれたりするものである。
【0134】搬送制御装置106は、バーンイン棚から
ダイナミック・バーンイン専用棚53にパレットに載せ
られた製品を搬送する場合に、ダイナミック・バーンイ
ン制御装置100によって、両方の棚アドレスととも
に、バーンイン・ストレージ5からの出庫指示を通知さ
れ、バーンイン・ストレージ5に出庫指示を送信するほ
か、バーンイン・ストレージ5からの完了通知を受信
し、そののち、ダイナミック・バーンイン制御装置10
0に完了通知を送信するものである。
ダイナミック・バーンイン専用棚53にパレットに載せ
られた製品を搬送する場合に、ダイナミック・バーンイ
ン制御装置100によって、両方の棚アドレスととも
に、バーンイン・ストレージ5からの出庫指示を通知さ
れ、バーンイン・ストレージ5に出庫指示を送信するほ
か、バーンイン・ストレージ5からの完了通知を受信
し、そののち、ダイナミック・バーンイン制御装置10
0に完了通知を送信するものである。
【0135】また、搬送制御装置106は、ダイナミッ
ク・バーンイン専用棚63から冷却入庫口23への搬送
への搬送指示をダイナミック・バーンイン制御装置10
0から受信した場合は、その搬送指示を冷却入庫口23
へ送信するものである。
ク・バーンイン専用棚63から冷却入庫口23への搬送
への搬送指示をダイナミック・バーンイン制御装置10
0から受信した場合は、その搬送指示を冷却入庫口23
へ送信するものである。
【0136】そしてまた、搬送制御装置106は、冷却
入庫口23から、冷却入庫口の荷姿検出器26からの荷
姿データとともに搬送完了通知を受信し、また、それら
をダイナミック・バーンイン制御装置100に送信する
ものである。
入庫口23から、冷却入庫口の荷姿検出器26からの荷
姿データとともに搬送完了通知を受信し、また、それら
をダイナミック・バーンイン制御装置100に送信する
ものである。
【0137】さらに、搬送制御装置106は、ダイナミ
ック・バーンイン制御装置100によって、シェルフ・
パレット管理ファイル103から読み込まれたピッチと
荷姿データが合っていて、冷却ストレージ107に空き
が有れば、ダイナミック・バーンイン専用棚63から冷
却ストレージ107への搬送指示をダイナミック・バー
ンイン制御装置100から受け、そののち、冷却ストレ
ージ107に搬送指示と冷却入庫指示を送信し、冷却ス
トレージ107が製品の入庫が完了すると、冷却ストレ
ージ107から入庫完了通知を受信し、ダイナミック・
バーンイン制御装置100へ入庫完了を通知するもので
ある。冷却ストレージ107は、搬送されてきた製品を
格納し、さらに常温に冷却するものである。
ック・バーンイン制御装置100によって、シェルフ・
パレット管理ファイル103から読み込まれたピッチと
荷姿データが合っていて、冷却ストレージ107に空き
が有れば、ダイナミック・バーンイン専用棚63から冷
却ストレージ107への搬送指示をダイナミック・バー
ンイン制御装置100から受け、そののち、冷却ストレ
ージ107に搬送指示と冷却入庫指示を送信し、冷却ス
トレージ107が製品の入庫が完了すると、冷却ストレ
ージ107から入庫完了通知を受信し、ダイナミック・
バーンイン制御装置100へ入庫完了を通知するもので
ある。冷却ストレージ107は、搬送されてきた製品を
格納し、さらに常温に冷却するものである。
【0138】このような構成により、ダイナミック・バ
ーンイン・システムでは、まず、ダイナミック・バーン
イン制御装置100が、時間監視装置101によって、
所要時間毎に起動させられる〔図11の(1)〕。
ーンイン・システムでは、まず、ダイナミック・バーン
イン制御装置100が、時間監視装置101によって、
所要時間毎に起動させられる〔図11の(1)〕。
【0139】起動させられたダイナミック・バーンイン
制御装置100は、バーンイン管理ファイル102を読
み込み、ダイナミック・バーンイン専用棚63に空きが
有れば、バーンイン・ストレージ5のバーンイン棚31
から搬送可能なパレットが有るかどうかを調べる。な
お、該当パレットが無い場合は、処理を終了する〔図1
1の(2)〕。
制御装置100は、バーンイン管理ファイル102を読
み込み、ダイナミック・バーンイン専用棚63に空きが
有れば、バーンイン・ストレージ5のバーンイン棚31
から搬送可能なパレットが有るかどうかを調べる。な
お、該当パレットが無い場合は、処理を終了する〔図1
1の(2)〕。
【0140】また、ダイナミック・バーンイン制御装置
100は、バーンイン管理ファイル102にバーンイン
・ストレージ5の製品の状態に変化が有ればその変化を
書き込む〔図11の(3)〕。
100は、バーンイン管理ファイル102にバーンイン
・ストレージ5の製品の状態に変化が有ればその変化を
書き込む〔図11の(3)〕。
【0141】そして、ダイナミック・バーンイン処理画
面部104は、「ダイナミック・バーンイン処理」画面
が選択された場合または実行キーが押された場合に、バ
ーンイン管理ファイル102を検索し最新の状態を画面
表示し、ダイナミック・バーンイン・システムを操作す
る人間に伝える〔図11の(4)〕。
面部104は、「ダイナミック・バーンイン処理」画面
が選択された場合または実行キーが押された場合に、バ
ーンイン管理ファイル102を検索し最新の状態を画面
表示し、ダイナミック・バーンイン・システムを操作す
る人間に伝える〔図11の(4)〕。
【0142】そしてまた、該当する製品を載せたパレッ
トが有る場合、ダイナミック・バーンイン制御装置10
0は、バーンイン棚からダイナミック・バーンイン専用
棚63に搬送するために、両方の棚アドレスとともに、
バーンイン・ストレージ5からの出庫指示を搬送制御装
置106に通知する〔図11の(5)〕。
トが有る場合、ダイナミック・バーンイン制御装置10
0は、バーンイン棚からダイナミック・バーンイン専用
棚63に搬送するために、両方の棚アドレスとともに、
バーンイン・ストレージ5からの出庫指示を搬送制御装
置106に通知する〔図11の(5)〕。
【0143】そして、出庫指示を受けた搬送制御装置1
06は、バーンイン・ストレージ5に出庫指示を送信
し、バーンイン・ストレージ5は該当する製品を載せた
パレットをバーンイン棚からダイナミック・バーンイン
専用棚63に出庫する。そののち搬送制御装置106
は、バーンイン・ストレージ5からの完了通知を受信
し、この完了通知をダイナミック・バーンイン制御装置
100に送信する〔図11の(6)〜(8)〕。
06は、バーンイン・ストレージ5に出庫指示を送信
し、バーンイン・ストレージ5は該当する製品を載せた
パレットをバーンイン棚からダイナミック・バーンイン
専用棚63に出庫する。そののち搬送制御装置106
は、バーンイン・ストレージ5からの完了通知を受信
し、この完了通知をダイナミック・バーンイン制御装置
100に送信する〔図11の(6)〜(8)〕。
【0144】そしてまた、ダイナミック・バーンイン専
用棚63にて、試験が終了した製品が現れると、その試
験が終了した製品の試験結果は、ダイナミック・バーン
イン制御装置100に入力される〔図11の(9)〕。
用棚63にて、試験が終了した製品が現れると、その試
験が終了した製品の試験結果は、ダイナミック・バーン
イン制御装置100に入力される〔図11の(9)〕。
【0145】画面から製品の製品試験装置6での試験結
果が入力されると、ダイナミック・バーンイン制御装置
100は、冷却管理ファイル105の空き状態を調べ、
バーンイン・ストレージ5から冷却ストレージ107へ
搬送可能かどうかを調べる。そして、ダイナミック・バ
ーンイン制御装置100は、バーンイン・ストレージ5
から冷却ストレージ107へ搬送可能な場合、冷却管理
ファイル105の搬送先の棚アドレスを予約する。ま
た、冷却ストレージ107に空きが無ければ、バーンイ
ンの続行を指示する〔図11の(10)〕。
果が入力されると、ダイナミック・バーンイン制御装置
100は、冷却管理ファイル105の空き状態を調べ、
バーンイン・ストレージ5から冷却ストレージ107へ
搬送可能かどうかを調べる。そして、ダイナミック・バ
ーンイン制御装置100は、バーンイン・ストレージ5
から冷却ストレージ107へ搬送可能な場合、冷却管理
ファイル105の搬送先の棚アドレスを予約する。ま
た、冷却ストレージ107に空きが無ければ、バーンイ
ンの続行を指示する〔図11の(10)〕。
【0146】ダイナミック・バーンイン制御装置100
が、冷却管理ファイル105の搬送先の棚アドレスを予
約すると、同じくダイナミック・バーンイン制御装置1
00は、ダイナミック・バーンイン専用棚63から冷却
入庫口105への搬送指示を、搬送制御装置106に渡
す〔図11の(11)〕。
が、冷却管理ファイル105の搬送先の棚アドレスを予
約すると、同じくダイナミック・バーンイン制御装置1
00は、ダイナミック・バーンイン専用棚63から冷却
入庫口105への搬送指示を、搬送制御装置106に渡
す〔図11の(11)〕。
【0147】そして、ダイナミック・バーンイン専用棚
63から、冷却入庫口105への搬送指示を受けた搬送
制御装置106は、冷却入庫口105に、この搬送指示
を送信する〔図11の(12)〕。
63から、冷却入庫口105への搬送指示を受けた搬送
制御装置106は、冷却入庫口105に、この搬送指示
を送信する〔図11の(12)〕。
【0148】ダイナミック・バーンイン専用棚63か
ら、冷却入庫口105への搬送指示を受けたのち、冷却
入庫口105は、冷却入庫口105の荷姿検出器26か
らの荷姿データとともに搬送完了通知を搬送制御装置1
06に送信する〔図11の(13)〕。そして、荷姿デ
ータとともに搬送完了通知を受信した搬送制御装置10
6は、ダイナミック・バーンイン制御装置100にこの
搬送完了通知を送信する〔図11の(14)〕。
ら、冷却入庫口105への搬送指示を受けたのち、冷却
入庫口105は、冷却入庫口105の荷姿検出器26か
らの荷姿データとともに搬送完了通知を搬送制御装置1
06に送信する〔図11の(13)〕。そして、荷姿デ
ータとともに搬送完了通知を受信した搬送制御装置10
6は、ダイナミック・バーンイン制御装置100にこの
搬送完了通知を送信する〔図11の(14)〕。
【0149】荷姿データとともに搬送完了通知を受信し
たダイナミック・バーンイン制御装置100は、シェル
フ・パレット管理ファイル103からピッチを読み込
み、ピッチと荷姿データを比較して合っていなければ、
その製品を再投入品とし〔図11の(15)〕、ピッチ
と荷姿データが合っていて、冷却ストレージ107に空
きが有れば、ダイナミック・バーンイン専用棚63から
冷却ストレージ107への搬送を搬送制御装置106に
指示する〔図11の(16)〕。
たダイナミック・バーンイン制御装置100は、シェル
フ・パレット管理ファイル103からピッチを読み込
み、ピッチと荷姿データを比較して合っていなければ、
その製品を再投入品とし〔図11の(15)〕、ピッチ
と荷姿データが合っていて、冷却ストレージ107に空
きが有れば、ダイナミック・バーンイン専用棚63から
冷却ストレージ107への搬送を搬送制御装置106に
指示する〔図11の(16)〕。
【0150】ダイナミック・バーンイン専用棚63か
ら、冷却ストレージ107への搬送指示を受けた搬送制
御装置106は、この搬送指示を冷却ストレージ107
に送信する〔図11の(17)〕。
ら、冷却ストレージ107への搬送指示を受けた搬送制
御装置106は、この搬送指示を冷却ストレージ107
に送信する〔図11の(17)〕。
【0151】ダイナミック・バーンイン専用棚63か
ら、冷却ストレージ107への搬送指示を受けた、冷却
ストレージ107は、ダイナミック・バーンイン専用棚
63から試験が終了した製品を、冷却ストレージ107
内へ冷却入庫口105を介して冷却ストレージ107内
に入庫したのち、入庫完了通知を搬送制御装置106に
送信する〔図11の(18)〕。
ら、冷却ストレージ107への搬送指示を受けた、冷却
ストレージ107は、ダイナミック・バーンイン専用棚
63から試験が終了した製品を、冷却ストレージ107
内へ冷却入庫口105を介して冷却ストレージ107内
に入庫したのち、入庫完了通知を搬送制御装置106に
送信する〔図11の(18)〕。
【0152】ダイナミック・バーンイン専用棚63か
ら、冷却ストレージ107への入庫完了通知を受信し
た、搬送制御装置106は、この入庫完了通知をダイナ
ミック・バーンイン制御装置100に送信する〔図11
の(19)〕。
ら、冷却ストレージ107への入庫完了通知を受信し
た、搬送制御装置106は、この入庫完了通知をダイナ
ミック・バーンイン制御装置100に送信する〔図11
の(19)〕。
【0153】ダイナミック・バーンイン専用棚63か
ら、冷却ストレージ107への入庫完了通知を受信し
た、ダイナミック・バーンイン制御装置100は、冷却
管理ファイル105に、パレットID,冷却時間,出庫
予定時刻,ピッチ,棚種別,シェルフID,管理番号を
書き込み〔図11の(20)〕、さらに試験が終了し、
冷却ストレージ107へ入庫されたところのパレットに
載せられた製品の情報を、バーンイン管理ファイル10
2から削除し空き状態とする〔図11の(21)〕。
ら、冷却ストレージ107への入庫完了通知を受信し
た、ダイナミック・バーンイン制御装置100は、冷却
管理ファイル105に、パレットID,冷却時間,出庫
予定時刻,ピッチ,棚種別,シェルフID,管理番号を
書き込み〔図11の(20)〕、さらに試験が終了し、
冷却ストレージ107へ入庫されたところのパレットに
載せられた製品の情報を、バーンイン管理ファイル10
2から削除し空き状態とする〔図11の(21)〕。
【0154】さらにまた、ダイナミック・バーンイン制
御装置100は、冷却ストレージ107へ入庫され冷却
されるパレットに載せられた製品の状態をシェルフ・パ
レット管理ファイル103に書き込む〔図11の(2
2)〕。
御装置100は、冷却ストレージ107へ入庫され冷却
されるパレットに載せられた製品の状態をシェルフ・パ
レット管理ファイル103に書き込む〔図11の(2
2)〕。
【0155】このように、ダイナミック・バーンイン制
御装置100および搬送制御装置106により、時間監
視装置101,バーンイン管理ファイル102,シェル
フ・パレット管理ファイル103,ダイナミック・バー
ンイン処理画面部104,冷却管理ファイル105,搬
送制御装置106,冷却ストレージ107が制御され、
各製品のダイナミック・バーンインが行なわれる。そし
て、各製品のダイナミック・バーンインによる試験結果
は、ダイナミック・バーンイン処理画面部104を通じ
て入力されるのである。
御装置100および搬送制御装置106により、時間監
視装置101,バーンイン管理ファイル102,シェル
フ・パレット管理ファイル103,ダイナミック・バー
ンイン処理画面部104,冷却管理ファイル105,搬
送制御装置106,冷却ストレージ107が制御され、
各製品のダイナミック・バーンインが行なわれる。そし
て、各製品のダイナミック・バーンインによる試験結果
は、ダイナミック・バーンイン処理画面部104を通じ
て入力されるのである。
【0156】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のバーンイ
ン装置によれば、製品搬入用自動コンベアおよび製品搬
出用自動コンベアに接続されたバーンイン室の外部に、
試験設備と、バーンイン室内の温度調節をする空調ユニ
ットとを設けるとともに、バーンイン室の内外に渡っ
て、バーンイン中に製品を通電させながら試験設備を用
いて製品を試験するための製品試験部を設け、且つ、バ
ーンイン室の内部に、複数の製品を通電させながら載置
すべく複数の製品載置部を有するバーンイン・ストレー
ジと、製品搬入用自動コンベア,製品搬出用自動コンベ
ア,バーンイン・ストレージの所望の製品載置部および
製品試験部の間において製品を移動しうる製品移動手段
とを設けることにより、試験対象の製品を、複数の製品
載置部のうちの所望(任意)の製品載置部から取り出し
て製品試験部へ移動させることができるので、1つのバ
ーンイン室と少数の空調ユニットと試験設備で1度に多
数の、しかも多品種の製品に対してバーンインができる
ため、複数の製品を能率良く柔軟にバーンインを行なう
ことができ、且つ、個別バーンイン装置に比べ安価な設
備投資で済むという利点がある。
ン装置によれば、製品搬入用自動コンベアおよび製品搬
出用自動コンベアに接続されたバーンイン室の外部に、
試験設備と、バーンイン室内の温度調節をする空調ユニ
ットとを設けるとともに、バーンイン室の内外に渡っ
て、バーンイン中に製品を通電させながら試験設備を用
いて製品を試験するための製品試験部を設け、且つ、バ
ーンイン室の内部に、複数の製品を通電させながら載置
すべく複数の製品載置部を有するバーンイン・ストレー
ジと、製品搬入用自動コンベア,製品搬出用自動コンベ
ア,バーンイン・ストレージの所望の製品載置部および
製品試験部の間において製品を移動しうる製品移動手段
とを設けることにより、試験対象の製品を、複数の製品
載置部のうちの所望(任意)の製品載置部から取り出し
て製品試験部へ移動させることができるので、1つのバ
ーンイン室と少数の空調ユニットと試験設備で1度に多
数の、しかも多品種の製品に対してバーンインができる
ため、複数の製品を能率良く柔軟にバーンインを行なう
ことができ、且つ、個別バーンイン装置に比べ安価な設
備投資で済むという利点がある。
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の一実施例としてのバーンイン装置およ
び冷却装置の配置関係を示す説明図である。
び冷却装置の配置関係を示す説明図である。
【図3】本発明の一実施例としてのバーンイン装置を上
面から見た透視図である。
面から見た透視図である。
【図4】本発明の一実施例としてのバーンイン装置を側
面から見た透視図である。
面から見た透視図である。
【図5】本発明の一実施例としてのバーンイン装置の断
面図である。
面図である。
【図6】本発明の一実施例としてのバーンイン装置の断
面図である。
面図である。
【図7】製品試験部を示す模式図である。
【図8】ラック詳細を示す模式図である。
【図9】ラックの棚配置を説明する図である。
【図10】ラック・マスターを示す立面図である。
【図11】本発明の一実施例の制御系を示すブロック図
である。
である。
【図12】従来の個別バーンイン装置を示す斜視図であ
る。
る。
【図13】従来のコンベア方式の無人運転バーンイン装
置を示す斜視図である。
置を示す斜視図である。
【図14】従来の水平回転棚方式の無人運転バーンイン
装置を示す斜視図である。
装置を示す斜視図である。
1 バーンイン室 2 製品搬入用自動コンベア 3 製品搬出用自動コンベア 4 試験設備 5 バーンイン・ストレージ 6 製品試験部 7 空調ユニット 8 ラック・マスター(製品移動手段) 9 入庫口 10 出庫口 11 接続ケーブル 20 バーンイン装置 21 冷却装置 22 冷却室 23 入庫口 24 出庫口 25 出庫口 26 荷姿検出器 30 ラック 31 バーンイン棚 32 給電装置 33 バッファ・バーンイン・ラック 34 ラック 35 ラックサイド・コンベア 40 集電子 41 コネクタ 42 ヒューズ 43 給電用配線 50 リフト装置 51 ラック・マスター移動装置 52 ラック・マスター接続ケーブル 60 ガラス開閉窓 61 エアーシャッター 62 在荷パトライト 63 ダイナミック・バーンイン専用棚 70 チェーン・コンベア 71 ケーブル検出機 72 先端立ち上げストッパ 73 給電装置 74 パレット押さえ 100 ダイナミック・バーイン制御装置 101 時間監視装置 102 バーンイン管理ファイル 103 シェルフ・パレット管理ファイル 104 ダイナミック・バーンイン処理画面部 105 冷却管理ファイル 106 搬送制御装置 107 冷却ストレージ 200 個別バーイン室 201 出入口 202 給電装置 210 バーンイン室 211 自動コンベア 212 入庫口 213 出庫口 214 給電装置 220 バーンイン室 221 リフト装置 222 自動コンベア 223 出入口 224 水平回転棚方式のバーンイン・ストレージ 225 給電装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01R 31/26 - 31/3193 B65G 47/52
Claims (1)
- 【請求項1】 製品搬入用自動コンベアおよび製品搬出
用自動コンベアに接続されたバーンイン室をそなえ、 該バーンイン室の外部に、試験設備と、該バーンイン室
内の温度調節をする空調ユニットとが設けられるととも
に、 該バーンイン室の内外に渡って、バーンイン中に製品を
通電させながら該試験設備を用いて製品を試験するため
の製品試験部が設けられ、且つ、 該バーンイン室の内部に、複数の製品を通電させながら
載置すべく複数の製品載置部を有するバーンイン・スト
レージと、該製品搬入用自動コンベア,該製品搬出用自
動コンベア,該バーンイン・ストレージの所望の製品載
置部および該製品試験部の間において製品を移動しうる
製品移動手段とが設けられ ていることを特徴とする、バ
ーンイン装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205452A JP2862154B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | バーンイン装置 |
US07/916,270 US5397998A (en) | 1991-07-22 | 1992-07-21 | Burn-in apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205452A JP2862154B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | バーンイン装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526955A JPH0526955A (ja) | 1993-02-05 |
JP2862154B2 true JP2862154B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=16507117
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3205452A Expired - Lifetime JP2862154B2 (ja) | 1991-07-22 | 1991-07-22 | バーンイン装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5397998A (ja) |
JP (1) | JP2862154B2 (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US5929340A (en) * | 1997-04-30 | 1999-07-27 | Rpi, Inc. | Environmental test apparatus with ambient-positioned card support platform |
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US6305076B1 (en) | 2000-01-21 | 2001-10-23 | Cypress Semiconductor Corp. | Apparatus for transferring a plurality of integrated circuit devices into and/or out of a plurality of sockets |
US6374621B1 (en) | 2000-08-24 | 2002-04-23 | Cincinnati Sub-Zero Products, Inc. | Refrigeration system with a scroll compressor |
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DE10212068A1 (de) * | 2002-03-19 | 2003-10-16 | Bayer Ag | Brandtestautomat |
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CN100412558C (zh) * | 2005-01-07 | 2008-08-20 | 统宝光电股份有限公司 | 显示面板的高温老化测试装置 |
US7716408B2 (en) * | 2007-05-22 | 2010-05-11 | Dell Products L.P. | Burn rack docking apparatus for an information handling system |
ITMI20090622A1 (it) * | 2009-04-16 | 2010-10-17 | Sif S A S Di Claudio Formenti E C | Cabina per prove di bruciatura verticale, particolarmente per cavi elettrici, con dispositivo di movimentazione e di posizionamento della scala portacavi perfezionato. |
DE102015009795B3 (de) * | 2015-08-03 | 2016-07-28 | Micronas Gmbh | Klimakammer |
CN105277905A (zh) * | 2015-10-21 | 2016-01-27 | 江苏浩明光电科技股份有限公司 | T8led灯管全自动生产线全自动老化机 |
CN106226567B (zh) * | 2016-08-31 | 2023-04-14 | 合肥邦立电子股份有限公司 | 一种车载充电器老化测试台 |
CN108435581B (zh) * | 2018-01-31 | 2019-11-19 | 广州加杰精密机械有限公司 | 一种冷热测机 |
CN112557934B (zh) * | 2020-12-09 | 2021-12-28 | 浙江纽联科技有限公司 | 线束收缩轨迹可控的恒温式锂电池性能测试系统 |
CN117872005A (zh) * | 2024-01-10 | 2024-04-12 | 佛山东柳自动化科技有限公司 | 一种储能空调老化测试设备及其方法 |
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SU477566A1 (ru) * | 1973-07-16 | 1975-07-15 | Предприятие П/Я А-1216 | Устройство дл испытани радиодеталей |
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US5126656A (en) * | 1991-05-31 | 1992-06-30 | Ej Systems, Inc. | Burn-in tower |
-
1991
- 1991-07-22 JP JP3205452A patent/JP2862154B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-07-21 US US07/916,270 patent/US5397998A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5397998A (en) | 1995-03-14 |
JPH0526955A (ja) | 1993-02-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981124 |