JP2862009B2 - 貸出返却装置 - Google Patents

貸出返却装置

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JP2862009B2
JP2862009B2 JP12366189A JP12366189A JP2862009B2 JP 2862009 B2 JP2862009 B2 JP 2862009B2 JP 12366189 A JP12366189 A JP 12366189A JP 12366189 A JP12366189 A JP 12366189A JP 2862009 B2 JP2862009 B2 JP 2862009B2
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    • G07F7/06Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by returnable containers, i.e. reverse vending systems in which a user is rewarded for returning a container that serves as a token of value, e.g. bottles
    • G07F7/069Mechanisms actuated by objects other than coins to free or to actuate vending, hiring, coin or paper currency dispensing or refunding apparatus by returnable containers, i.e. reverse vending systems in which a user is rewarded for returning a container that serves as a token of value, e.g. bottles by box-like containers, e.g. videocassettes, books

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、図書館やレンタル店などにおいて、図書、
レコード、CD等の物品の貸出、返却及び継続貸出業務を
自動化及びセルフサービス化する貸出返却装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の貸出返却業務においては、貸出記録用
紙に貸出者名や貸出物品名等を手書して手続を行ってい
た。しかし、このような人手による作業では手数を要す
るとともに、管理上、図書館の職員等が貸出返却業務を
行わなければならず、不便であった。
一方、従来、図書等の無断帯出防止システム(例え
ば、住友スリーエム株式会社製のM−955,M−1850,M−1
355,ET3000L等)が提供された。この無断帯出防止シス
テムは、図書に予め付された金属片などの磁気媒体に着
磁及び脱磁を行う着脱磁装置と、図書館などの出口付近
に設置され、前記図書の磁気媒体の脱磁状態を電磁誘導
作用等に基づき検出する検出装置とから構成されてい
た。そして、該源装置の検出信号により図書館の出口の
ゲートをロックしたり警報を発したりする装置が設けら
れていた。なお、前記脱磁とは、前記磁気媒体を前記検
出装置が検出し得る磁気状態にすることをいい、前記着
磁とは、前記磁気媒体を着磁と異なる磁気状態で前記検
出装置が検出し得ない磁気状態にすることをいう。
この無断帯出防止システムによれば、前記着脱磁装置
によって図書館内の図書の前記磁気媒体を予め脱磁して
おき、図書の貸出時にその図書の磁気媒体を前記着脱磁
装置によって着磁し、図書の返却時にその図書の磁気媒
体を脱磁すれば、図書の無断帯出時には前記検出装置に
よって検出され、図書館の出口のゲートがロックされた
り警報が発せられたりして図書の無断帯出が防止される
ものであった。
しかし、管理上、貸出返却時の前記着脱磁装置の操作
は図書館の職員が行わなければならず、貸出返却業務の
負担が増大していた。また、図書館の職員が前記着脱磁
装置を誤って操作してしまうと、図書の無断帯出を有効
に防止し得ないとともに、通常の前記貸出業務により図
書の貸出が許されたにもかかわらずその図書の帯出が禁
止されるなどのトラブルが発生していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、前記従来技術に鑑みてなされたもので、図
書、レコード、CD等の物品の貸出、返却及び継続貸出業
務の自動化及びセルフサービス化を図ることができ、図
書館の職員等を煩らわせることがなく、また、前記従来
の無断帯出防止システムにおける検出装置を併用するこ
とにより無断帯出防止システムを構成することができ、
しかも、図書の無断帯出を有効に防止できるとともに図
書の貸出時などのトラブルを未然に防ぐことができる貸
出返却装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の構成を第1図に基づいて説明する。
1は、利用者の操作により貸出、返却又は継続貸出の
選択信号を出力する選択操作手段である。2は、利用者
固有の利用者データが記憶されている第1の記憶媒体3
の該利用者データを読み取る利用者読取り手段である。
4は、物品固有の物品データが記憶されている第2の記
憶媒体5及び該第2の記憶媒体5と独立した磁気媒体6
がそれぞれ予め付された物品7の、前記第2の記憶媒体
5の物品データを読み取る物品読取り手段である。8
は、利用者及び物品7の管理データを記憶した管理デー
タ記憶手段である。9は、前記選択操作手段1の出力、
前記利用者読取り手段2により読み取られた利用者デー
タ、前記物品読取り手段4により読み取られた物品デー
タ、及び前記管理データ記憶手段8が記憶している管理
データに基づいて、物品7の貸出時には当該利用者への
当該物品7の貸出を許すか否か、物品7の返却時には当
該利用者からの当該物品の返却を許すか否か、及び当該
利用者への当該物品7の継続貸出を許すか否かをそれぞ
れ判定する判定手段である。10は、判定手段9の出力を
受けて、当該物品7の前記磁気媒体6に、当該利用者へ
の当該物品7の貸出が許された場合には着磁を行い、当
該利用者から当該物品7の返却が許された場合には脱磁
を行うとともに、当該利用者への当該物品の継続継続が
許された場合には更新着磁を行う着脱磁手段である。な
お、ここで、脱磁とは、前記磁気媒体6を,本発明と併
用される検出装置が検出し得る磁気状態いすることをい
い、着磁(更新着磁を含む)とは前記磁気媒体6を着磁
状態と異なる磁気状態で前記検出装置が検出し得ない磁
気状態にすることをいい、以下同様である。11は、前記
判定手段9の出力を受けて、当該利用者への当該物品7
の貸出が許された場合当該利用者からの当該物品の返却
が許された場合及び当該利用者への当該物品の継続貸出
が許された場合に、その貸出、返却又は継続貸出に応じ
て、前記利用者読取り手段2により読み取られた利用者
データ及び前記物品読取り手段4により読み取られた物
品データに基づいて、前記管理データ記憶手段8が記憶
している管理データを書き換える書換え手段である。
〔作用〕
本発明によれば、利用者読取り手段2により利用者デ
ータが読み取られ、物品読取り手段4により物品データ
が読み取られる。
そして、利用者が選択操作手段1を操作して貸出を選
択した場合には、判定手段9によって、前記利用者デー
タ、物品データ及び管理データ記憶手段8が記憶してい
る管理データに基づいて、当該利用者への当該物品7の
貸出を許すか否かが判定される。そして、貸出が許され
ると、着脱磁手段10によって当該物品7の磁気媒体6に
着磁が行われるとともに、書換え手段11によって、その
貸出に応じて、前記利用者データ及び物品データに基づ
いて、管理データ記憶手段8が記憶している管理データ
が書き換えられる。一方、貸出が許されなければ、前記
着脱磁手段10による着磁及び前記書換え手段11による書
換えは行われない。
一方、利用者が選択操作手段1を操作して返却を選択
した場合には、判定手段9によって、前記利用者デー
タ、物品データ及び管理データ記憶手段8が記憶してい
る管理データに基づいて、当該利用者からの当該物品7
の返却を許すか否かが判定される。そして、返却が許さ
れると、着脱磁手段10によって当該物品7の磁気媒体6
に脱磁が行われるとともに、書換え手段11によって、そ
の返却に応じて、前記利用者データ及び物品データに基
づいて、管理データ記憶手段8が記憶している管理デー
タが書き換えられる。一方、返却が許されなければ前記
書換え手段11による書換えは行われない。また、利用者
が選択操作手段1を操作して継続貸出を選択した場合に
は判定手段9によって、前記利用者データ、物品データ
及び管理データ記憶手段が記憶している管理データに基
づいて、当該利用者への当該物品の継続貸出を許すか否
かが判定される。そして、継続貸出が許されると、着脱
磁手段10によって当該物品7の磁気媒体6に更新着磁が
行われるとともに、書換え手段11によって、その継続貸
出に応じて、前記利用者データ及び物品データに基づい
て、管理データが記憶手段8が記憶している管理データ
が書き換えられる。一方、継続貸出が許されなければ前
記書換え手段11による書換えは行われない。
このように、本発明によれば、自動的に貸出、返却又
は継続貸出を許すか否かが判定され、許された場合に自
動的に管理データが書き換えられるので、選択操作手段
1の操作等を利用者に委ねることができ、図書館の職員
等を煩わすことなく、貸出返却業務の自動化、セルフサ
ービス化を図ることができる。また、本発明では、着脱
磁手段10が設けられているので、前記従来の無断帯出防
止システムにおける検出装置を併用することにより無断
帯出防止システムを構成することができる。そして、着
脱磁手段10は、判定手段9の出力を受けて、自動的に、
貸出、返却又は継続貸出が許された場合に物品7に付さ
れた磁気媒体6に脱磁又は着磁が行われるものであるの
で、前記従来の無断帯出防止システムの如く図書館の職
員等が特別に着脱磁操作を行う必要がなく、この意味で
も貸出、返却及び継続貸出のセルフサービス化を図るこ
とができるとともに、従来の如く誤って着脱磁操作を行
うような事態が生じ得ず、このため、貸出が許されない
にもかかわらず帯出が可能となったり貸出が許されたに
もかかわらず帯出が禁止されたりするおそれがない。
〔実施例〕 以下、本発明を図書館における図書20の貸出、返却及
び継続貸出装置(以下単に「貸出返却装置」と言う。)
aに適用した実施例について説明する。
第2図は前記貸出返却装置aの電気的な構成を示すブ
ロック図、第3図は前記貸出返却装置aの外観を示す斜
視図、第4図は第3図におけるIV−IV矢視図、第5図は
第3図におけるV−V矢視図である。
これらの図面において、21は図書20の貸出(借受)時
に利用者により押圧操作される貸出スイッチ、22は同じ
く返却時に押圧操作される返却スイッチ、23は同じく継
続貸出時に押圧操作される継続貸出スイッチで、これら
が第1図における選択操作出力1に対応している。
また、図面実施例の場合、貸出・返却・継続の操作終
了時に押圧操作される終了スイッチ24、図書館の職員の
呼出し時に押圧操作される呼出スイッチ25もそれぞれ設
けられているが、本発明ではこれらを必ずしも設ける必
要はない。なお、前記「継続」とは、既に貸出中の図書
20を貸出期間を更新して引続き貸出を受けることをい
う。
図面実施例の場合、図面には示していないが、第1図
中の第1の記憶媒体3として、利用者固有の利用者デー
タ(少なくとも利用者が識別できるデータであればよい
が、氏名・住所等種々のデータを含めてもよい)がバー
コードとして付された利用者カード(図示せず)が用い
られいるようになっている。もっとも、バーコードに限
定されるものではなく、磁気記憶等を利用してもよいこ
とは勿論である。
また、図面において、26は前記利用者カードのバーコ
ードを読み取る利用者カードリーダである。該利用者カ
ードリーダ26は、図面には詳細に示していないが、利用
者カード挿入・返却口27に利用者カードを挿入したこと
を検知する挿入検知器、挿入・返却口に挿入された利用
者カードを内部に搬入し及び内部に搬入した利用者カー
ドを挿入・返却口27に搬出する搬送装置、バーコード読
取り部、利用者カードが内部に到達したことを検知する
検知器等から構成されており、各検知信号、バーコード
読取り信号や制御信号等の授受を入出力インターフェイ
ス28を介してCPU29と行うようになっている。すなわ
ち、図面実施例の場合、前記利用者カードリーダ26及び
CPU29の後述の機能が第1図における利用者読取り手段
2に対応している。
また、図面実施例の場合、図書20が第1図中の物品7
に対応している。そして、図書20の裏表紙には、第5図
示の如く、図書20固有の図書データ(少くとも図書が識
別できるデータであればよいが、禁帯出か否か、図書名
等の種々のデータを含めてもよい)がバーコード30とし
て付されおり、該バーコード30が第1図中の第2の記憶
媒体5に対応している。また、図書20の背の内側に金属
薄片等の磁気媒体6が付されている。なお、該磁気媒体
6としては、例えば、住友スリーエム社製の「タトルテ
ープ」と称される磁性体付きの接着テープ(市販品)を
用いて、これを図書20に接着すればよい。
そして、図面実施例の場合、図書20の配置部31が設け
られている。すなわち、該配置部31は、第3図示の如
く、傾斜面32と、該傾斜面32の下方に設けた段部33と、
前記傾斜面32の左側の側面34とから構成されており、第
3図示の如く、図書20の裏表紙を傾斜面32に載せ、図書
20の下部が段部33で支持され、図書20の背を側面34に接
した状態に図書20を配置するようになっている。なお、
前記段部33の段差は比較的小さくされており、図書20を
1冊しか載せられないようになっている。なお、配置部
31は、図示の例に限定されるものではなく、図書20を機
体内部に挿入できるように構成するなどしてもよいもの
である。
また、第2図において、35,36は、図書20が前述の如
く正しく配置されたか否かを検出する図書セットセンサ
である。これらの図書セットセンサ35,36は、両方と
も、第4図示の如く、前記段部33を跨ぐように配置され
た発光素子37及び受光素子38とから構成されている。そ
して、各図書セットセンサ35,36は、一方が前記側面34
付近に配置され、他方がそこから離れた位置に配置され
ている。したがって、図書20が前述の如く正しく配置さ
れると、各受光素子38に向かう光が遮断され、図書20が
正しく配置されたか否かが検出されるものである。
また、第2図において、39は、前記図書20のバーコー
ド30を読み取る図書バーコードリーダである。前記傾斜
面32の下部には比較的広いガラス板等からなる読取り窓
32aが構成されており、図面には示していないが、前記
図書バーコードリーダ39は読取り窓32aの奥に配置され
ている。そして、前記図書バーコードリーダ39は、レー
ザー光を読取り窓32aの全体に渡って走査し、前記配置
部31に配置された図書20のバーコード30を読み取るよう
になっている。前記図書バーコードリーダ39も、バーコ
ード読取り信号や制御信号等の授受を入出力インターフ
ェイス28を介してCPU29と行うようになっており、図書
バーコードリーダ39及びCPU29の後述の機能が第1図に
おける物品読取り手段4に対応している。
また、第2図において、40は、前記図書20の磁気媒体
6に着磁及び脱磁を行う着脱磁装置である。該着脱磁装
置40は、第5図に示すコイル部41を有しており、該コイ
ル部41に電流を流すことによって発生する磁界によって
前記配置部31に配置された図書20の磁気媒体6に着磁及
び脱磁を行うようになっている。該着脱磁装置40は、CP
U29から入手段インターフェイス28を介して制御信号を
受けて前記着磁又は脱磁を行うようになっており、着脱
磁装置40及びCPU29の後述の機能が第1図中の着脱磁手
段10に対応している。
また、第2図において、42は、前記配置部31に配置さ
れた図書20の磁気媒体6が着磁状態にあるが脱磁状態に
あるかを検出する着脱磁センサである。該着脱磁センサ
42としては種々の磁気センサを用いることができ、ま
た、図面には示していないが、前記配置部31に配置され
た図書20の磁気媒体6と近接する位置に配置されてい
る。
また、第2図において、43は、前記着脱磁装置40のコ
イル部41を、第5図示の如く、前記図書バーコードリー
ダ39の図書バーコード読取り範囲と干渉せぬ位置に復帰
及び着脱磁可能位置に移動せしめる着脱磁装置用移動装
置である。該移動装置43は、第5図示の如く、モータに
より作動されるシリンダ44、リンク機構45等を有してお
り、CPU29から受ける制御信号に基づいて前記コイル部4
1を復帰及び移動せしめるようになっている。図面実施
例の場合、図書バーコードリーダ39の読取り範囲が広く
され、コイル部41が着脱磁可能位置にあるときに前記読
取り範囲に干渉するので、前記移動装置43が設けられて
いるが、読取り範囲を狭くしたりコイル部41を小さくす
るなどによって、コイル部41が読取り範囲に干渉しない
場合には、前記移動装置43は要しない。
また、第2図において、46はCPU29のプログラム及び
各種データを記憶するメモリであり、該メモリ46の所定
エリアには、利用者の氏名、住所、貸出可能冊数、現在
どの図書を借りているか、貸出期限、図書名、その図書
を誰が借りているか、その図書の予約の有無、禁帯出か
否か等の利用者及び図書の管理データが記憶されてお
り、該メモリ46は第1図における管理データ記憶手段8
としての記能も担っている。
そして、CPU29には、第2図に示すように、前述の利
用者カードリーダ26、貸出スイッチ21、返却スイッチ2
2、継続スイッチ23、終了スイッチ24、呼出スイッチ2
5、図書セットセンサ35,36、図書バーコードリーダ39、
着脱磁装置40、着脱磁センサ42、着脱磁装置用移動装置
43の他に、操作手順などを表示するCRT等の表示装置4
7、利用者控え等を印字するプリンタ48、利用者や図書
を記録するためなどのために管理データを書き換えたり
するためのキーボード49、図書館の職員を呼び出し音を
発したりする呼出装置50も、入出力インターフェイス28
を介して接続されている。
そして、図面実施例の場合、CPU29は、前述の如く、
第1図中の利用者読取り手段2の一部、物品読取り手段
4の一部、着脱磁手段10の一部としての機能を担う他、
第1図中の判定手段9及び書換え手段11としての機能等
も担うようになっている。
これらの各機能を実現するためのプログラムを示フロ
ーチャートの一例を第6図乃至第12図に基づいて説明す
る。なお、図中、 はフローチャートの各ステップを示す。
かかるフローチャートの動作は、例えば、電源投入時
に初期設定されて、でスタートする。なお、初期設定
時に、着脱磁装置40のコイル部41は、移動装置43により
図書バーコード読取り範囲と干渉せぬ位置に復帰され
る。
まず、で、利用者カードを利用者カードリーダ26の
挿入・返却口27にセットせよという旨の案内表示を表示
装置47に表示させる。次に、で、利用者カードがセッ
トされたか否かが判定される。この判定は、利用者カー
ドリーダ26の検知信号の有無によりなされる。そして、
セットされなければ、を繰り返し、セットされるまで
待つ。利用者カードがセットされると、で、利用者カ
ードリーダ26によって利用者カードのバーコードの内容
(利用者データ)が読み取られ、この利用者データがメ
モリ46の所定番地に記憶される。このとき、利用者カー
ドは利用者カードリーダ26の内部に搬入された状態にあ
る。次に、で、利用者データの読取りが適正か否かが
判定される。この判定は、予めメモリ46に記憶させてお
いた適正な利用者データの桁数情報と読み取られた桁数
とが一致するか否か等によってなされる。そして、読取
りが適正でなければ、で、利用者カードの読取りが不
可であった旨を表示装置47に表示させ、で、利用者カ
ードリーダ26に制御信号を送って挿入・返却口27から利
用者カードを返却せしめ、に戻る。一方、で読取り
が適正であると判定したときには、に移る。以上、
〜が、利用者カードリーダ26とともに、第1図中の利
用者読取り手段2に対応している。
次に、で、前記利用者データ及びメモリ46が記憶し
ている前記管理データに基づいて、当該利用者の利用
(貸出・返却・継続貸出)を許すか否かが判定される。
すなわち、例えば、当該利用者は閲覧のみを許された者
であるか、利用者カードの有効期限が切れていないか等
が判定される。そして、当該利用者の利用が許されなけ
れば、で、不許可の旨及びその理由(閲覧しかできな
い旨、利用者カードの有効期限切れの旨及び更新手続き
を促す旨)等を表示装置47に表示させる。次に、で利
用者カードを返却し、に戻る。一方、で当該利用者
の利用を許すと判定したときには、に移る。
次に、で、配置部31に図書20を正しくセットせよと
いう旨の案内表示を表示装置47に表示させる。次に、
で、図書セットセンサ35,36からの検知信号に基づい
て、図書20が正しくセットされたか否かが判定される。
正しくセットされていなければに戻り、正しくセット
されていれば、、貸出スイッチ21、返却スイッチ22、
継続スイッチ23及び終了スイッチ24のうちうずれかを押
せという旨の選択案内表示を表示装置47に表示させる。
次に,,,で前記スイッチ21,22,23,24のうち
のいずれのスイッチが押されたかを判定し、いずれのス
イッチも押されていないときにはからに戻っていず
れかのスイッチが押されるまで待ち、貸出スイッチ21が
押されたときにはに移り、返却スイッチ22が押された
ときにはに移り、継続スイッチ23が押されたときには
に移り、終了スイッチ24が押されたときにはに移
る。
第一に、に移った場合(貸出選択時)について説明
する。
で、着脱磁装置用移動装置43に制御信号を送って着
脱磁装置40のコイル部41を着脱磁可能位置に移動させ
る。
次に、で、Aレジスタの内容を0にセットし、で
着脱磁装置40により図書20の磁気媒体6に脱磁を行い、
で着脱磁センサ40に信号に基づき磁気媒体6が脱磁さ
れているか否かを判定する。脱磁されたいなければ、
でもとのAレジスタの内容に1を加算したものをAレジ
スタの内容とし、25でAレジスタの内容が3か否か、す
なわち,を3回繰り返したか否かを判定し、3回繰
り返していなければに戻り、3回繰り返していれば、
で誤動作が生じた旨を表示装置47に表示させ、で着
脱磁装置用移動装置43に制御信号を送って着脱磁装置40
のコイル部41を図書バーコード読取り範囲と干渉せぬ位
置に復帰させ、前記に戻る。一方、で脱磁されてい
ると判定したときは、で着脱磁装置40のコイル部41を
復帰させ、に移る。
で、Aレジスタの内容を0にセットする。次に、
で、図書バーコードリーダ39によって図書20のバーコー
ド30の内容(図書データ)が読み取られ、この図書デー
タがメモリ46の所定番地に記憶される。そして、で、
図書データの読取りが適正か否かが判定される。この判
定は、前記と同様である。そして、読取りが適正でな
ければ、でもとのAレジスタの内容に1を加算したも
のをAレジスタの内容とし、でAレジスタの内容が5
か否か、すなわち,を5回繰り返したか否かを判定
し、5回繰り返していなければに戻り、5回繰り返し
ていれば、で図書20のバーコードの読取りが不可であ
った旨を表示装置47に表示させ、前記に戻る。一方、
で読取りが適正であると判定したときは、に移る。
で、前記利用者データ及び図書データ及び前記管理
データに基づいて、当該利用者への当該図書の貸出を許
すか否かを判定する。すなわち、例えば、当該利用者へ
の貸出しは貸出冊数を制限を越えることとならないか、
当該図書は禁帯出とされていないか、当該図書は特別の
貸出手続を要するものではないか、当該図書は他の利用
者によって予約されていなかか等を判定する。そして、
当該利用者への当該図書の貸出が許されなければ、で
不許可の旨及びその理由等を表示装置47に表示させ、前
記に戻る。一方、で当該利用者への当該図書の貸出
を許すと判定したときには、に移る。
次に、で着脱磁装置40のコイル部41を着脱磁可能位
置に移動させる。次に、でAレジスタの内容を0にセ
ットし、で着脱磁装置40により図書20の磁気媒体6に
着磁を行い、で着脱磁センサ40の信号に基づき磁気媒
体6が着磁されているか否かを判定する。着磁されてい
なければ、でものとAレジスタの内容に1を加算した
ものをAレジスタの内容とし、でA劣化の内容が3
か、すなわち,を3回繰り返したか否かを判定し、
3回繰り返していなければに戻り、3回繰り返してい
れば、で誤動作が生じた旨を表示装置47に表示させ、
で着脱磁装置40のコイル部41を図書バーコード読取り
範囲と干渉せぬ位置に復帰させ、前記に戻る。一方、
で着磁されていると判定したときは、で着脱磁装置
40のコイル部41を復帰させ、で、前記利用者データ及
び図書データに基づいて、当該利用者へ当該図書を貸出
した旨の内容にメモリ46が記憶している。管理データを
書き換える。そして、前記に戻る。
第二に、に移った場合(返却選択時)について説明
する。
〜は前記〜と全く同様であるので、その説明
は省略する。
で図書データの読取りが適正であると判定したとき
は、に移る。
で利用者データ及び図書データ及び管理データに基
づいて、当該利用者からの当該図書の返却を許すか否か
を判定する。すなわち、例えば、当該利用者が当該図書
を借りた者であるか等を判定する。そして、当該利用者
からの当該図書の貸出が許されなければ、で不許可の
旨及びその理由等を表示装置47に表示させ、に戻る。
一方、で当該利用者からの当該図書の返却を許すと判
定したときは、に移る。
で、着脱磁装置40のコイル部41を着脱磁可能位置に
移動させ、に移る。ここで、,〜は、前記,
〜と同様であるので、その説明は省略する。
で着脱磁装置40により図書20の磁気媒体6に脱磁を
行ない、で磁気媒体6が脱磁されているか否かを判定
する。脱磁されていれば、で着脱磁装置40のコイル部
41を復帰させ、で、利用者データ及び図書データに基
づいて、当該利用者から当該図書が返却された旨の内容
に、メモリ46が記憶している管理データを書き換える。
そして、前記に戻る。
第三に、に移った場合(継続貸出選択時)について
説明する。
〜、 は、前記〜、〜と同様であるので、その説明は
省略する。
で、利用者データ及び図書データ及び管理データに
基づいて、当該利用者への当該図書20の継続貸出を許す
か否かを判定する。この判定の具体的内容は前記とほ
ぼ同様であるが、既に当該利用者に当該図書20が貸出し
状態にあるか否かも判定される。そして、継続が許され
なければ、で不許可の旨及びその理由等を表示装置47
に表示させ、に戻る。
また、 では、利用者データ及び図書データに基づいて、当該利
用者に対して当該図書が継続貸出された旨、すなわち貸
出期間が更新された旨の内容に、メモリ46が記憶してい
る管理データが書き換えられる。そして、に戻る。
第四に、に移った場合(終了選択時)について説明
する。
で、管理データのうちから利用者にとって必要なデ
ータ、例えば、貸出中の図書名や返却期日等のデータ
を、利用者控えデータとしてプリンタ48に打ち出させ
る。次に、で利用者カードを返却させ、に戻る。
なお、前記〜、〜が、図書バーコードリーダ
39とともに、第1図中の物品読取り手段4に対応してい
る。また、前記,が、着脱磁装置40とともに、第1
図中の着脱磁手段10に対応している。さらに、前記,
,が第1図中の判定手段9に対応し、前記,が
第1図中の書換え手段11に対応している。
前記構成の図書20の貸出返却装置aは、前記従来の無
断帯出防止システムにおける検出装置等が並用される。
例えば、住友スリーエム社製のM−1850、M−1355又は
ET3000Lを図書館の出口付近に設置すればよいものであ
る。
なお、前記管理データを適宜処理することにより、貸
出実績の集計や返却の催促処理なども自動化することが
できることは勿論である。
以上の説明においては、本発明を図書館の図書の貸出
返却装置に適用した例について説明したが、本発明は、
図書館やレンタル店などにおける図書、レコード、CD等
種々の物品の貸出返却装置に広く適用することができる
ものである。
なお、本発明をレンタル店における貸出返却装置に適
用する場合には、自動販売機等における金銭受領装置を
付加して、その受領後に前記フローチャートの動作を開
始させればよいものである。
〔発明の効果〕
本発明によれば、自動的に貸出、返却又は継続貸出を
許すか否かが判定され、許された場合に自動的に管理デ
ータが書き換えられるので、操作を利用者に委ねること
ができ、図書館の職員等を煩わすことなく、貸出、返却
及び継続貸出業務の自動化、セルフサービス化を図るこ
とができる効果が得られるものである。
また、本発明では、着脱磁手段が設けられているの
で、従来の無断帯出防止システムにおける検出装置等を
併用することにより無断帯出防止システムを構成するこ
とができる。
そして、本発明では、着脱磁手段は判定手段の出力に
基づいて自動的に作動するものであるので、従来と異な
り図書館の職員等が特別に着脱磁操作を行う必要がな
く、この意味でも貸出、返却及び継続貸出業務のセルフ
サービス化を図ることができるとともに、従来の如く誤
って着脱磁操作を行うような事態が生じ得ず、このた
め、貸出が許されないにもかかわらず帯出が可能となっ
たり貸出が許されたにもかかわらず帯出が禁止されたり
するおそれがない効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】 図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は全体構
成図、第2図は電気的な構成を示すブロック図、第3図
は外観を示す斜視図、第4図は第3図におけるIV−IV矢
視図、第5図は第3図におけるV−V矢視図、第6図乃
至第12図はフローチャートである。 1……選択操作手段、2……利用者読取り手段、3……
第1の記憶媒体、4……物品読取り手段、5……第2の
記憶媒体、6……磁気媒体、7……物品、8……管理デ
ータ記憶手段、9……判定手段、10……着脱磁手段、11
……書換え手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G07F 17/00 G07F 15/21 G07F 13/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】利用者の操作により貸出、返却又は継続貸
    出の選択信号を出力する選択操作手段と、 利用者固有の利用者データが記憶されている第1の記憶
    媒体の該利用者データを読み取る利用者読取り手段と、 物品固有のデータが記憶されている第2の記憶媒体及び
    該第2の記憶媒体と独立した磁気媒体がそれぞれ予め付
    された物品の、前記第2の記憶媒体の物品データを読み
    取る物品読取り手段と、 利用者及び物品の管理データを記憶した管理データ記憶
    手段と、 前記選択操作手段の出力、前記利用者読取り手段によっ
    て読み取られた利用者データ、前記物品読取り手段によ
    り読み取られた物品データ、及び前記管理データ記憶手
    段が記憶している管理データに基づいて、物品の貸出時
    には当該利用者への当該物品の貸出を許すか否か、物品
    の返却時には当該利用者からの当該物品の返却を許すか
    否か、及び継続貸出を許すか否かをそれぞれ判定する判
    定手段と、 該判定手段の出力を受けて、当該物品の前記磁気媒体
    に、当該利用者への当該物品の貸出が許された場合には
    着磁を行い、当該利用者から当該物品の返却が許された
    場合には脱磁を行うとともに、当該利用者への当該物品
    の継続貸出が許された場合には更新着磁を行う着脱磁手
    段と、 前記判定手段の出力を受けて、当該利用者への当該物品
    の貸出が許された場合、当該利用者から当該物品の返却
    が許された場合及び当該利用者への当該物品の継続貸出
    が許された場合に、その貸出、返却及び継続貸出に応じ
    て、前記利用者読取り手段により読み取られた利用者デ
    ータ及び前記物品読取り手段により読み取られた物品デ
    ータに基づいて、前記管理データ記憶手段が記憶してい
    る管理データを書き換える書換え手段と、 を備えてなることを特徴とする貸出返却装置。
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