JP2861353B2 - 自動販売機の故障診断装置 - Google Patents
自動販売機の故障診断装置Info
- Publication number
- JP2861353B2 JP2861353B2 JP2268837A JP26883790A JP2861353B2 JP 2861353 B2 JP2861353 B2 JP 2861353B2 JP 2268837 A JP2268837 A JP 2268837A JP 26883790 A JP26883790 A JP 26883790A JP 2861353 B2 JP2861353 B2 JP 2861353B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- failure
- communication
- wire communication
- vending machine
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
この発明は、自動販売機内で故障が発生したときの故
障診断を行うための故障診断装置に関するものである。
障診断を行うための故障診断装置に関するものである。
この種の従来の故障診断としては、第6図に示すもの
が知られている。 第6図において、1は自動販売機内の各制御部(スレ
ーブ)に指令を出すマスター(主制御部)であり、以下
の各スレーブとは常にシリアル交信ラインLを通してシ
リアル交信をしている。 2は硬貨の識別、釣銭を払い出すコインメックスレー
ブであり、3は、商品選択押釦,売切ランプ,APi(販売
可)ランプ4を制御する扉スレーブである。5は、商品
搬出機構に設けられる商品搬送用ソレノイド及び売切ス
イッチ6の入力を行なう搬出スレーブであり、7は、価
格の設定、売上数の確認などを行なうテンキースレーブ
である。8は自動販売機に故障が発生したときに上記交
信ラインLに接続して用いるラインモニタであり、実際
に販売動作を行なわせて、そのときの交信状況をライン
モニタ8でモニタして異常箇所を見つける。
が知られている。 第6図において、1は自動販売機内の各制御部(スレ
ーブ)に指令を出すマスター(主制御部)であり、以下
の各スレーブとは常にシリアル交信ラインLを通してシ
リアル交信をしている。 2は硬貨の識別、釣銭を払い出すコインメックスレー
ブであり、3は、商品選択押釦,売切ランプ,APi(販売
可)ランプ4を制御する扉スレーブである。5は、商品
搬出機構に設けられる商品搬送用ソレノイド及び売切ス
イッチ6の入力を行なう搬出スレーブであり、7は、価
格の設定、売上数の確認などを行なうテンキースレーブ
である。8は自動販売機に故障が発生したときに上記交
信ラインLに接続して用いるラインモニタであり、実際
に販売動作を行なわせて、そのときの交信状況をライン
モニタ8でモニタして異常箇所を見つける。
この様な方法で故障箇所を探し出すのには、現地までラ
インモニタ8を持って行き、故障状況を再現してそれを
ラインモニタ8でモニタすることになるが、故障コード
で確定できるような故障であれば容易に発見できるが、
再現性のないような故障であれば、即座には発見できな
かった。 本発明は、上述した課題を解決するためになされたも
のであり、常時監視することにより、故障を的確に検出
できる自動販売機の故障診断装置を提供することを目的
とする。
インモニタ8を持って行き、故障状況を再現してそれを
ラインモニタ8でモニタすることになるが、故障コード
で確定できるような故障であれば容易に発見できるが、
再現性のないような故障であれば、即座には発見できな
かった。 本発明は、上述した課題を解決するためになされたも
のであり、常時監視することにより、故障を的確に検出
できる自動販売機の故障診断装置を提供することを目的
とする。
請求項1に係わる発明は、第1図に示すように、 個々に機能を有する複数のスレーブを2線交信ライン
を介してマスターで制御する分散制御の自動販売機の内
部故障を診断する装置であって、 2線交信ラインでの交信内容を取り込み記憶する2線
通信データバッファ(A)と、2線通信データバッファ
(A)に記憶された交信内容から故障であるか否かを判
定する異常状態検出部(B)と、判定された故障のコー
ドもしくは該故障に該当するメッセージを表示する表示
手段(C)とを備えると共に、 故障状況を推定できる交信内容を知的ベースとして格
納する知的ベース記憶手段(D)と、知的ベース記憶手
段(D)に記憶された情報を参照することにより、上記
2線通信データバッファ(A)に記憶された交信内容か
ら故障の疑いがあるかを診断する故障診断部(E)とを
更に備えたことを特徴とする。 請求項2に係わる発明では更に、故障時および故障の
疑い有りと診断されるまでの上記2線交信ラインの交信
内容を記憶するロギングバッファ(F)と、 ロギングバッファ(F)より交信内容を読み出し上記
表示手段(C)に表示させるロギング部(G)とを備え
る。
を介してマスターで制御する分散制御の自動販売機の内
部故障を診断する装置であって、 2線交信ラインでの交信内容を取り込み記憶する2線
通信データバッファ(A)と、2線通信データバッファ
(A)に記憶された交信内容から故障であるか否かを判
定する異常状態検出部(B)と、判定された故障のコー
ドもしくは該故障に該当するメッセージを表示する表示
手段(C)とを備えると共に、 故障状況を推定できる交信内容を知的ベースとして格
納する知的ベース記憶手段(D)と、知的ベース記憶手
段(D)に記憶された情報を参照することにより、上記
2線通信データバッファ(A)に記憶された交信内容か
ら故障の疑いがあるかを診断する故障診断部(E)とを
更に備えたことを特徴とする。 請求項2に係わる発明では更に、故障時および故障の
疑い有りと診断されるまでの上記2線交信ラインの交信
内容を記憶するロギングバッファ(F)と、 ロギングバッファ(F)より交信内容を読み出し上記
表示手段(C)に表示させるロギング部(G)とを備え
る。
請求項1記載の装置によれば、2線交信ライン(L)
におけるマスターと各スレーブとの間の交信内容が取り
込まれて2線通信データバッファ(A)に記憶される。
この2線通信データバッファ(A)に記憶された交信内
容から故障がないか否かが異常状態検出部(B)で検出
され、故障が検出されたときは、この故障コードもしく
はこの故障に該当するようなメッセージが表示手段
(C)に表示される。この構成により、故障時の内容を
把握することができる。 更に知的ベース記憶手段(D)に、商品の補充回数が
頻繁な割には売り切れ状態の期間が長いときには、売り
切れスイッチの故障の確率が高い、といったような知的
ベースを多数格納しておき、その知的ベースを参照する
ことにより、2線通信データバッファ(A)に記憶され
た交信内容に対し、正常運転中においても常時、故障の
疑いがあるかが故障診断部(E)で判断され、故障の疑
いがあった場合には前記表示手段(C)に表示される。
後半の二つの要素(D)、(E)を備えることにより、
故障につながるような前兆(故障の疑い)を捕らえるこ
とができ、故障時の原因究明が容易となる。 請求項2記載の装置に記したように、故障時および故
障のの疑い有りと診断されたとき、ロギングバッファ
(F)に記憶されていた故障発生までの交信内容がロギ
ング部(G)の読み出しにより表示手段(C)に次々と
表示されるので、この表示をチェックすることにより、
真の故障発生時の原因解析が更に容易となる。
におけるマスターと各スレーブとの間の交信内容が取り
込まれて2線通信データバッファ(A)に記憶される。
この2線通信データバッファ(A)に記憶された交信内
容から故障がないか否かが異常状態検出部(B)で検出
され、故障が検出されたときは、この故障コードもしく
はこの故障に該当するようなメッセージが表示手段
(C)に表示される。この構成により、故障時の内容を
把握することができる。 更に知的ベース記憶手段(D)に、商品の補充回数が
頻繁な割には売り切れ状態の期間が長いときには、売り
切れスイッチの故障の確率が高い、といったような知的
ベースを多数格納しておき、その知的ベースを参照する
ことにより、2線通信データバッファ(A)に記憶され
た交信内容に対し、正常運転中においても常時、故障の
疑いがあるかが故障診断部(E)で判断され、故障の疑
いがあった場合には前記表示手段(C)に表示される。
後半の二つの要素(D)、(E)を備えることにより、
故障につながるような前兆(故障の疑い)を捕らえるこ
とができ、故障時の原因究明が容易となる。 請求項2記載の装置に記したように、故障時および故
障のの疑い有りと診断されたとき、ロギングバッファ
(F)に記憶されていた故障発生までの交信内容がロギ
ング部(G)の読み出しにより表示手段(C)に次々と
表示されるので、この表示をチェックすることにより、
真の故障発生時の原因解析が更に容易となる。
第2図は、本発明の装置の一実施例を示すシステムブ
ロック図である。 1は、分散制御システムにおいて主制御をなすマスタ
ーであり、2ないし6は、個々に独立した機能を有する
スレーブであり、2線交信ラインLを介してマスター1
により常時監視制御される。これらのスレーブ2ないし
6の機能を実際の販売動作にて説明する。 コインメック2またはビルバリ3にてコインまたは紙
幣の入金を調べ、入金があれば、その入金データをマス
ターに送信し、その結果、マスター1から扉スレーブ4
へ入金データおよび販売可能な商品を示す販売可(AP
I)データを送信することにより、金額表示器41で入金
額が表示され、押釦・API・売り切れランプ42のAPIライ
ンが点灯される。この後、販売可能な商品の押釦を押す
と、そのデータが扉スレーブ4を介してマスター1に送
信されることにより、マスター1から搬出スレーブ6に
対して販売商品のコラム番号を送信し、これにより、サ
ーペンラック61にて対応するソレノイドが動作して商品
が搬出され、搬出された商品はイージーアクセスメカ62
(ラックから搬出された商品を上部の商品取出口へ送出
する)により商品取出口に搬送される。このように販売
が済めば、マスター1は、扉スレーブ4に、入金額から
販売商品の価格を減じた額、およびAPIの消灯データを
送信し、又、コインメック2およびビルバリ3に対して
収金指令を出して一連の販売動作が終了する。5は販売
する商品の価格等を入力するキーボードスレーブであ
り、ここで入力したデータはマスター1にて価格データ
として記憶される。7はこのシステムの電源である。 8は、上記のスレーブと同様、交信ラインLに接続さ
れるAI(人工知能)スレーブであり、上述した一連の交
信状態や待機時の交信状態を常に傍受して故障を判定す
る。このAIスレーブ8の構成を第3図に示している。 第3図において、81は、2線交信ラインLを傍受する
2線通信制御部であり、82は、2線通信制御部81で傍受
したデータを随時記憶する2線通信データバッファであ
る。83は、2線通信バッファ82に記憶されるデータに異
常がないかをチェックする異常状態検出部であり、デー
タのチェックを行いつつ状態テーブル84および、ロギン
グ部85を介してロギングバッファ86に格納する。87は、
一般的な販売、商品の補充等の基本交信パターンを記憶
する知的ベースである。88は、故障診断部であり、知的
ベース87のデータを参照することにより、状態テーブル
84より読み出したデータ内容から故障を診断するもので
あり、例えば以下のごとく診断する。 89は、上記の故障内容を予めメッセージとして記憶す
るメッセージテーブルであり、90は、メッセージ表示部
であり、故障診断部88で故障が診断されたとき、メッセ
ージテーブル89から該当する故障メッセージを読み出し
て表示器91に表示する。 第4図は、2線交信ラインLに対するAIスレーブ8の
接続方法を示す図であり、マスター1より出力ラインL1
およびマスター1への入力ラインL2の双方を傍受できる
よう、これらのラインよりの信号を受ける入力バッファ
101、102の両出力をアンドゲート103で受け、この和出
力を当該AIスレーブ8の入力としている。 次に上記構成になるシステムの動作を第5図のフロー
チャートに基づき説明する。 ステップS1にてAIスレーブにより、マスター1と各ス
レーブとの間の交信が常に傍受され、ステップS2では傍
受した交信内容が2線通信データバッファ82に格納され
る。ステップS3では、異常状態検出部83により、2線通
信データバッファ82から交信内容が読み出され、故障コ
ードに該当する交信の有無が判定され、無い場合は次の
ステップS4では、故障診断部88により、交信内容が状態
テーブル84から読み出され、知的ベース87に記憶され
た、故障を推論できる運転状況例と参照することによ
り、故障の疑いが疑いがあるかが診断され、故障の疑い
無しの場合はステップS1に戻るが、ステップS3にて故障
があったとき、あるいはステップS4にて故障の疑い有り
と診断された場合には、ステップS5に進み、交信の傍受
が中止され、ステップS6で故障内容に該当する故障メッ
セージがメッセージテーブル89から読み出され、ステッ
プS7でそのメッセージが表示器91に表示される。次のス
テップS8ではロギング部85のロギング表示スイッチSWが
オンになっているか判定され、オフの場合はステップS7
に戻ることにより、故障状態の表示が継続される。この
メッセージを見ることにより、ステップS3による故障コ
ードにあるような歴然とした故障やステップS4による故
障の疑い有りの時の交信内容を知ることができ、この場
合には、ロギング表示スイッチSWをオンにすることによ
り、ステップS9にて故障に至ったまでの傍受した交信デ
ータが表示されるので、この表示をチェックすることに
より、故障の真偽を確実に判定できる。
ロック図である。 1は、分散制御システムにおいて主制御をなすマスタ
ーであり、2ないし6は、個々に独立した機能を有する
スレーブであり、2線交信ラインLを介してマスター1
により常時監視制御される。これらのスレーブ2ないし
6の機能を実際の販売動作にて説明する。 コインメック2またはビルバリ3にてコインまたは紙
幣の入金を調べ、入金があれば、その入金データをマス
ターに送信し、その結果、マスター1から扉スレーブ4
へ入金データおよび販売可能な商品を示す販売可(AP
I)データを送信することにより、金額表示器41で入金
額が表示され、押釦・API・売り切れランプ42のAPIライ
ンが点灯される。この後、販売可能な商品の押釦を押す
と、そのデータが扉スレーブ4を介してマスター1に送
信されることにより、マスター1から搬出スレーブ6に
対して販売商品のコラム番号を送信し、これにより、サ
ーペンラック61にて対応するソレノイドが動作して商品
が搬出され、搬出された商品はイージーアクセスメカ62
(ラックから搬出された商品を上部の商品取出口へ送出
する)により商品取出口に搬送される。このように販売
が済めば、マスター1は、扉スレーブ4に、入金額から
販売商品の価格を減じた額、およびAPIの消灯データを
送信し、又、コインメック2およびビルバリ3に対して
収金指令を出して一連の販売動作が終了する。5は販売
する商品の価格等を入力するキーボードスレーブであ
り、ここで入力したデータはマスター1にて価格データ
として記憶される。7はこのシステムの電源である。 8は、上記のスレーブと同様、交信ラインLに接続さ
れるAI(人工知能)スレーブであり、上述した一連の交
信状態や待機時の交信状態を常に傍受して故障を判定す
る。このAIスレーブ8の構成を第3図に示している。 第3図において、81は、2線交信ラインLを傍受する
2線通信制御部であり、82は、2線通信制御部81で傍受
したデータを随時記憶する2線通信データバッファであ
る。83は、2線通信バッファ82に記憶されるデータに異
常がないかをチェックする異常状態検出部であり、デー
タのチェックを行いつつ状態テーブル84および、ロギン
グ部85を介してロギングバッファ86に格納する。87は、
一般的な販売、商品の補充等の基本交信パターンを記憶
する知的ベースである。88は、故障診断部であり、知的
ベース87のデータを参照することにより、状態テーブル
84より読み出したデータ内容から故障を診断するもので
あり、例えば以下のごとく診断する。 89は、上記の故障内容を予めメッセージとして記憶す
るメッセージテーブルであり、90は、メッセージ表示部
であり、故障診断部88で故障が診断されたとき、メッセ
ージテーブル89から該当する故障メッセージを読み出し
て表示器91に表示する。 第4図は、2線交信ラインLに対するAIスレーブ8の
接続方法を示す図であり、マスター1より出力ラインL1
およびマスター1への入力ラインL2の双方を傍受できる
よう、これらのラインよりの信号を受ける入力バッファ
101、102の両出力をアンドゲート103で受け、この和出
力を当該AIスレーブ8の入力としている。 次に上記構成になるシステムの動作を第5図のフロー
チャートに基づき説明する。 ステップS1にてAIスレーブにより、マスター1と各ス
レーブとの間の交信が常に傍受され、ステップS2では傍
受した交信内容が2線通信データバッファ82に格納され
る。ステップS3では、異常状態検出部83により、2線通
信データバッファ82から交信内容が読み出され、故障コ
ードに該当する交信の有無が判定され、無い場合は次の
ステップS4では、故障診断部88により、交信内容が状態
テーブル84から読み出され、知的ベース87に記憶され
た、故障を推論できる運転状況例と参照することによ
り、故障の疑いが疑いがあるかが診断され、故障の疑い
無しの場合はステップS1に戻るが、ステップS3にて故障
があったとき、あるいはステップS4にて故障の疑い有り
と診断された場合には、ステップS5に進み、交信の傍受
が中止され、ステップS6で故障内容に該当する故障メッ
セージがメッセージテーブル89から読み出され、ステッ
プS7でそのメッセージが表示器91に表示される。次のス
テップS8ではロギング部85のロギング表示スイッチSWが
オンになっているか判定され、オフの場合はステップS7
に戻ることにより、故障状態の表示が継続される。この
メッセージを見ることにより、ステップS3による故障コ
ードにあるような歴然とした故障やステップS4による故
障の疑い有りの時の交信内容を知ることができ、この場
合には、ロギング表示スイッチSWをオンにすることによ
り、ステップS9にて故障に至ったまでの傍受した交信デ
ータが表示されるので、この表示をチェックすることに
より、故障の真偽を確実に判定できる。
以上説明したように、本発明は、マスターとスレーブ
間の交信を常時傍受し、その交信内容に異常があった場
合には故障コード等により表示するようにしたので、再
現性がないような故障であっても確実に検出できる。そ
して、“ある状態が継続しているのにこの状態に反す
る”ような結果が生じている場合には例えば売り切れス
イッチの故障の確率が高い、といったような知能ベース
を格納する記憶手段を備え、これを参照することによ
り、交信内容から故障の疑いがあるか否かを診断したの
で、故障につながるような前兆を捕らえることができ、
その結果、真の故障発生時に原因究明が容易となる。
又、故障が発生した時、および故障の疑い有りと診断さ
れた時までの交信内容を表示させるようにすれば、その
交信内容を逐一チェックすることにより、故障原因の究
明が更に容易となる。
間の交信を常時傍受し、その交信内容に異常があった場
合には故障コード等により表示するようにしたので、再
現性がないような故障であっても確実に検出できる。そ
して、“ある状態が継続しているのにこの状態に反す
る”ような結果が生じている場合には例えば売り切れス
イッチの故障の確率が高い、といったような知能ベース
を格納する記憶手段を備え、これを参照することによ
り、交信内容から故障の疑いがあるか否かを診断したの
で、故障につながるような前兆を捕らえることができ、
その結果、真の故障発生時に原因究明が容易となる。
又、故障が発生した時、および故障の疑い有りと診断さ
れた時までの交信内容を表示させるようにすれば、その
交信内容を逐一チェックすることにより、故障原因の究
明が更に容易となる。
第1図は、本発明の自動販売機の故障診断装置のクレー
ム対応図、 第2図は、本発明の故障診断装置を備えた自動販売機の
システム図、 第3図は、第2図の故障診断装置の一実施例を示す制御
ブロック図、 第4図は、第2図のシステム図において2線交信ライン
との接続関係を示す結線図、 第5図は、第2図図示のAIスレーブの動作を示すフロー
チャート、 第6図は、従来の故障診断装置であるラインモニタの接
続例を示す図である。 1…マスター、8…AIスレーブ 82…2線通信データバッファ 83…異常状態検出部 84…状態テーブル、85…ロギング部 86…ロギングバッファ、87…知的ベース 88…故障診断部、89…メッセージテーブル 90…メッセージ表示部、91…表示器
ム対応図、 第2図は、本発明の故障診断装置を備えた自動販売機の
システム図、 第3図は、第2図の故障診断装置の一実施例を示す制御
ブロック図、 第4図は、第2図のシステム図において2線交信ライン
との接続関係を示す結線図、 第5図は、第2図図示のAIスレーブの動作を示すフロー
チャート、 第6図は、従来の故障診断装置であるラインモニタの接
続例を示す図である。 1…マスター、8…AIスレーブ 82…2線通信データバッファ 83…異常状態検出部 84…状態テーブル、85…ロギング部 86…ロギングバッファ、87…知的ベース 88…故障診断部、89…メッセージテーブル 90…メッセージ表示部、91…表示器
Claims (2)
- 【請求項1】個々に機能を有する複数のスレーブを2線
交信ラインを介してマスターで制御する分散制御の自動
販売機の内部故障を診断する装置であって、 2線交信ラインでの交信内容を取り込み記憶する2線通
信データバッファ(A)と、2線通信データバッファ
(A)に記憶された交信内容から故障であるか否かを判
定する異常状態検出部(B)と、判定された故障のコー
ドもしくは該故障に該当するメッセージを表示する表示
手段(C)とを備えると共に、 故障状況を推定できる交信内容を知的ベースとして格納
する知的ベース記憶手段(D)と、知的ベース記憶手段
(D)に記憶された情報を参照することにより、上記2
線通信データバッファ(A)に記憶された交信内容から
故障の疑いがあるかを診断する故障診断部(E)とを備
えたことを特徴とする自動販売機の故障診断装置。 - 【請求項2】個々に機能を有する複数のスレーブを2線
交信ラインを介してマスターで制御する分散制御の自動
販売機の内部故障を診断する装置であって、 2線交信ラインでの交信内容を取り込み記憶する2線通
信データバッファ(A)と、2線通信データバッファ
(A)に記憶された交信内容から故障であるか否かを判
定する異常状態検出部(B)と、判定された故障のコー
ドもしくは該故障に該当するメッセージを表示する表示
手段(C)と、故障状況を推定できる交信内容を知的ベ
ースとして格納する知的ベース記憶手段(D)と、知的
ベース記憶手段(D)に記憶された情報を参照すること
により、上記2線通信データバッファ(A)に記憶され
た交信内容から故障の疑いがあるかを診断する故障診断
部(E)とを備えると共に、 故障時および故障の疑い有りと診断されるまでの上記2
線交信ラインの交信内容を記憶するロギングバッファ
(F)と、ロギングバッファ(F)より交信内容を読み
出し上記表示手段(C)に表示させるロギング部(G)
とを備えたことを特徴とする自動販売機の故障診断装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2268837A JP2861353B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 自動販売機の故障診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2268837A JP2861353B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 自動販売機の故障診断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04145598A JPH04145598A (ja) | 1992-05-19 |
JP2861353B2 true JP2861353B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=17463955
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2268837A Expired - Fee Related JP2861353B2 (ja) | 1990-10-05 | 1990-10-05 | 自動販売機の故障診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2861353B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4581298B2 (ja) * | 2001-06-19 | 2010-11-17 | 三菱自動車工業株式会社 | キーレスエントリーシステムの故障診断装置及び故障診断方法 |
JP4372023B2 (ja) * | 2005-02-03 | 2009-11-25 | リンナイ株式会社 | インターホン装置、テレビユニット、および信号解析装置 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5987590A (ja) * | 1982-11-09 | 1984-05-21 | 三洋電機株式会社 | 自動販売機の制御装置 |
JPS60250492A (ja) * | 1984-05-27 | 1985-12-11 | 株式会社日本コンラックス | 自動販売機 |
JPS61158502A (ja) * | 1984-12-28 | 1986-07-18 | 株式会社竹中工務店 | 透水舗装ブロツク |
JPH02224088A (ja) * | 1988-11-08 | 1990-09-06 | Fuji Electric Co Ltd | 分散制御式自動販売機の交信データ記憶スレーブ制御装置 |
-
1990
- 1990-10-05 JP JP2268837A patent/JP2861353B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04145598A (ja) | 1992-05-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0789394B2 (ja) | Pos端末装置 | |
US5245164A (en) | Transaction processing apparatus | |
JP2861353B2 (ja) | 自動販売機の故障診断装置 | |
JPH03116395A (ja) | 自動販売機データ収集システム | |
JP4309335B2 (ja) | 自動販売機の返金システムおよび方法ならびに自動販売機およびそのプログラム | |
JP2583314B2 (ja) | 自動販売機の故障診断システム | |
JP2828671B2 (ja) | 自動販売機の制御装置 | |
CN114038116A (zh) | 一种自动售货柜的检测方法和系统 | |
JP3291337B2 (ja) | 自動販売機の表示装置 | |
JPH0863642A (ja) | 自動販売機の商品管理装置 | |
JPH0239664A (ja) | 遠隔監視自動販売機 | |
JPH03219389A (ja) | 現金自動取引装置監視システム | |
JP2004054746A (ja) | 自動販売機 | |
JPH0345054A (ja) | 端末装置の異常診断方法 | |
JPS59183488A (ja) | 自動販売機の販売コラム確認装置 | |
JP3511323B2 (ja) | 自動販売機の故障データ伝送システム | |
JPH03141493A (ja) | 自動販売システム装置 | |
JP2543017B2 (ja) | 販売管理装置 | |
JPH02144797A (ja) | Posシステム | |
JPH06290197A (ja) | 自動販売機管理システム | |
JPH11184518A (ja) | 生産装置の故障監視システム | |
JPH0528438B2 (ja) | ||
JP2000090314A (ja) | 自動機遠方監視システム、および該システムに用いる自動機遠方監視卓、並びに自動機 | |
JPH09319934A (ja) | 自動販売機 | |
JPH0223498A (ja) | 自動販売機の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |