JP2860591B2 - パチンコ機の音発生装置 - Google Patents

パチンコ機の音発生装置

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、打球を入賞させてその賞球を得るようにし
たパチンコ機に係り、賞球を報知するためのパチンコ機
の音発生装置に関するものである。
(従来の技術) 一般に、パチンコ機は、遊技盤上に設けられた入賞口
に遊技球が入ることによって賞球が払い出されるように
されている。したがって、パチンコ機の前面には遊技球
や賞球を載せる受皿が備えられ、遊技球を打ち出すため
のハンドルが取り付けられている。また、遊技球の打ち
出されるレールの延長上にはファール口が設けられ、遊
技盤にはその下部にアウト口が設けられている。
そして、遊技球をハンドル操作によって遊技盤上に打
ち出すことにより、打球(発射された遊技球)は入賞口
またはアウト口に付ち込まれる。これによって入賞口に
入った打球(入賞球)に応じて遊技盤の裏側から一定数
の賞球が受皿に払い出され、また、アウト口に入った打
球は外部に排出される。
第5図に示すようにパチンコ機1の裏側は、上部に貯
留皿2が配置され、その側方には賞球装置3が連設され
賞球用樋4を介して受皿(図示略)と接続されている。
また、賞球用樋4の内部に臨んで鈴5が取り付けられて
いる。一方、入賞口(図示略)から遊技盤裏側へ続く通
路には、その通路端に入賞球を1つずつ下方に落下させ
る連チャン6が設けられ、直下方に、落下した入賞球を
その先端に受ける水平レバー7が軸8に対し回動自在に
取り付けられている。水平レバー7の基端部側には賞球
装置3の払い出し口を開閉するためのロッド棒9が連接
されている。
遊技中、入賞口に打ち込まれた打球は通路先端の連チ
ャン6と衝突し、ここで1つずつ水平レバー7の先端に
落とされ、水平レバー7を下方に回動させる。水平レバ
ー7が回動するごとにロッド棒9は上方に移動して払い
出し口を開放し一定の賞球を排出する。払い出し時に、
賞球は賞球用樋4を落下中、鈴5に衝突して音を発生さ
せ、賞球が行われていることを遊技者に報知するように
なっている。また、この鈴音以外に、外付けのテープレ
コーダを作動させ各パチンコ機のスピーカを鳴らすもの
(実公昭39−31820号公報)や各パチンコ機に取り付け
たオルゴールを作動させるもの(実公昭36−33664号公
報)がある。さらに、近年のパチンコ機では、音、光等
を発する電子装置を備え、賞球時の報知音とは別に、大
役の場合に音調の異なる効果音を発生させることができ
るようにされているものがある。
(発明が解決しようとする課題) したがって、最近のパチンコ店での盛況時において
は、賞球時の鈴などの打音が響き、役物を始動させる入
賞口に打球が入賞することにより、それを報知する効果
音が流れ、また、大役が継続作動中には別の効果音が流
れる。このように店内が音に溢れ、店内の音量レベルが
大きくなることは十分に起こりうる。このため、パチン
コ店ホールが発生させる音はかなりの騒音になる。この
過剰な音は遊技者にとっても好ましいものではなく、こ
の音量レベルを小さくし、騒音とならない適度の音量に
することが望まれていた。
しかしながら、鈴、テープレコーダ等による音は一定
音量のため、パチンコ店ホールの音量レベルが最大の時
に合わせて各音量をセットすると、平常時においては音
に活気がなくなり、パチンコ機の入賞頻度が低下した場
合には、音量レベルが極端に下がって遊技性の低下につ
ながる。また、役物作動中の効果音はある程度大きくな
ければ遊技性に乏しくなるので、この音の音量を下げる
ことは難しい問題である。
本発明は、パチンコ機の周囲の音量レベルが騒音とみ
なされたときに、そのオーバーした音量を抑制するため
に賞球時の報知音を小さくすることができるパチンコ機
の音発生装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、集音装置と、
該集音装置の出力信号を入力し設定レベル以上の入力が
あったときに出力する騒音レベル調整装置と、該騒音レ
ベル調整装置の出力信号を入力し、該入力の大きさに応
じて、前記マイクに入力される音が設定レベル以下の入
力になるように、電子音を発生する発生回路とを設けた
ことを特徴とする。
また、これらのパチンコ機を複数並設するのも良い。
(作用) 上記のように構成することにより本発明は、パチンコ
機の設置されている周囲の音、すなわち、役物始動、大
役継続中の報知音、および賞球時に発生する音は常に集
音装置に集音されることになり、マイクには総合された
音が入力されることになる。そして、設定レベル以上の
入力があった場合に騒音レベル調整回路の出力が変化さ
れる。一方、入賞球または賞球を検出することにより電
子音の発生回路が作動し、騒音レベル調整回路の出力に
反比例して、この電子音の音量が減衰されることにな
る。
また、このパチンコ機が複数並設されている場所にお
いては、各パチンコ機のマイクがそれぞれの周囲の音を
集音することによって、全体の音量レベルを制御するこ
とができる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第1図および第2図にパチンコ機10の裏面、前面を示
す。前面には遊技球Pを打ち出すためのハンドル11が取
り付けられ、遊技球Pを載せる上皿12、下皿13が備えら
れている。遊技盤14には入賞口15が設けられ遊技盤14下
部にはアウト口16が設けられている。また、遊技球Pの
打ち出されるレール17の延長上にはファール口18が設け
られている。入賞口15は役物の始動口としたものもあ
り、これに打球が打ち込まれると大役が開始される。遊
技盤14側方には入賞時、賞球時に報知音を発声するスピ
ーカ19が取り付けられ、また、パチンコ機10の上部には
同様に効果を演出する発光装置20が設けられている。
前面側枠にはパチンコ機10周辺の音を集音するマイク
(集音装置)21が取り付けられ裏側に配線されている。
なお、発光装置20内部に設けても良く、第3図に示すよ
うに、装飾された半透明板のカバー22とランプ23を取り
付けた基板24とからなる発光装置20の、内部スペースに
マイク21aを設置することができる。このとき、カバー2
2には窓22aを形成する。
パチンコ機10の裏側は遊技盤14に対向して裏カバー25
が取り付けられ、大役作動のための役物回路ボックス26
が設けられている。下部にはハンドル軸11aおよびハン
ドル駆動用のモータ27が固着され、入賞口15から遊技盤
14裏側へ続く通路28には入賞球の検出を行うマイクロス
イッチ29が取り付けられている。また、入賞球の検出に
よる賞球の払い出しを行うための賞球用の貯留皿30と賞
球装置31が設けられている。下部に固定された収納ボッ
クス31には発生回路32と騒音レベル調整回路33とサーボ
回路34とを有する基板が組み込まれ、マイクロスイッチ
29、マイク21およびスピーカ19に配線されている。この
配線は第4図に示すように賞球音発生装置の、騒音レベ
ル調整回路33の入力にマイク21が接続され、発生回路32
のスタート入力にマイクロスイッチ29が接続され、発生
回路32の出力にスピーカ19が接続されているものであ
る。
賞球音発生装置の電気回路は第4図に示すように電子
音の発生回路32と騒音レベル調整回路33とサーボ回路34
とからなっている。発生回路32はマイクロスイッチ29と
タイマー部35とメロディIC36によって一定時間の音信号
を発生させ、可変抵抗VR1を介してアンプ37に入力され
た音信号をスピーカ19から発声させる。騒音レベル調整
回路33はマイク21、フラットアンプ38および聴感補正回
路39が接続され、聴感補正回路39によって設定ホーン以
上の音量を増幅して次段のサーボ回路34に入力するよう
配線されている。設定ホーンは第2種住宅専用地域に適
用される50ホーン以下に合わせてセットするか、これに
準じて、店舗の状況に応じてセットする。サーボ回路34
には、可変抵抗VR2によって得られる電圧を騒音レベル
調整回路33からの出力電圧と共に入力する差動アンプ40
が設けられ、差動アンプ40の出力に可変抵抗VR2を操作
するサーボモータ41が接続されている。サーボモータ41
は入力される2つの電圧差によって作動し、可変抵抗VR
2からの電圧を騒音レベル調整回路33からの出力電圧に
合わせるように回転する。また、サーボモータ41は可変
抵抗VR1を連動させており、可変抵抗VR1はサーボ回路34
に入力があったとき(周囲の音量レベルが設定以上のと
き)サーボモータ41の回転によって可変抵抗VR1の入力
電圧が小さくなるように結線されている。
実施例では、可変抵抗VR1,VR2の可動端子の位置は平
衡状態において中点に調節したが、希望とする音量レベ
ルの上限または下限を基準として可動端子を一方に寄せ
た位置に調節することもできる。なお、騒音レベル調整
回路33の出力を直接発生回路32のアンプ37に入力する回
路をサーボ回路の代わりに導入しても良い。
上記、パチンコ機10は入賞を検知するごとにスピーカ
19から電子音が流れ、賞球装置31によって賞球される。
大役時にはその報知音が流れ、しかも賞球を報知する電
子音が頻繁に流れ、周囲の音量レベルが高くなる。この
ような状態のときに、マイク21で集音した音量レベルが
設定レベルを越えている場合にあ、騒音レベル調整回路
33から出力信号が出てサーボ回路34を働かせ、サーボモ
ータ41を回転させる。これにより、可変抵抗VR2で得た
補正電圧をサーボ回路34の入力にフィードバックするこ
とによりサーボモータ41を停止するように働く。また、
可変抵抗VR1はアンプ37の入力を小さくするのでスピー
カ19の発声音は小さくなる。発声音が小さくなるとサー
ボ回路34に入力される電圧も小さくなるので、サーボモ
ータ41の回転は減じられる。このようにして、遊技者に
対して適当な音量レベルの報知音を与えることができ
る。また、騒音が大のときから平常に戻るときには、こ
の逆の作用が行なわれる。
なお、パチンコ機10が複数設置されている店内におい
ては各パチンコ機10に取り付けられているマイク21によ
って店全体の音の大きさを制御することができる。ま
た、従来は、賞球で鈴5を打ち鳴らすため、時には不快
音となることもあったが、電子音としたことにより、メ
ロディ等が付加され音色が多彩となって遊技性が豊富に
なるという効果がある。なお、賞球装置31は従来の装置
のように機械的構造としても良いことは勿論である。
(発明の効果) 本発明は、以上のように構成したものであるから、集
音装置には周囲の総合された音が入力され、入賞球を検
出したときに、発生回路からは騒音レベル調整回路の出
力に応じた音量レベルの報知音が発生することになり、
過剰な高いレベルの音は抑制され、遊技者に対して適当
な音量レベルとなり快適に遊技が行えることになる。
また、このパチンコ機が複数並設されている場所にお
いては、設置箇所全体の音量レベルを制御するので、店
内の騒音を減少することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例におけるパチンコ機の裏面図、 第2図は第1図の実施例におけるパチンコ機の前面の斜
視図、 第3図は実施例におけるパチンコ機の発光装置の分解
図、 第4図は実施例における賞球音発生装置の電気回路図、 第5図は従来の賞球の報知音の発生装置を示すパチンコ
機の裏面図である。 10……パチンコ機 21,21a……マイク 32……発生回路 33……騒音レベル調整回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】集音装置と、該集音装置の出力信号を入力
    し設定レベル以上の入力があったときに出力する騒音レ
    ベル調整装置と、該騒音レベル調整装置の出力信号を入
    力し、該入力の大きさに応じて、前記集音装置に入力さ
    れる音が設定レベル以下の入力になるように、電子音を
    発生する発生回路とを設けたことを特徴とするパチンコ
    機の音発生装置。
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