JP2859388B2 - 撮影レンズ - Google Patents

撮影レンズ

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JP2859388B2
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
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Description

【発明の詳細な説明】 「技術分野」 本発明は、その撮影レンズ固有のレンズデータがメモ
リされたメモリ手段を備えた撮影レンズに関する。
「従来技術およびその問題点」 近年のAF(自動焦点)一眼レフカメラの撮影レンズ
(交換レンズ)には、その撮影レンズ固有のレンズデー
タをメモリしたメモリ手段(通常はROM)が搭載されて
いる。一方カメラボディには、上記ROMにメモリされた
レンズデータを通信により読出して、そのレンズデータ
に基づいて、所定のアルゴリズム、演算式により露出演
算および自動焦点調節に関するAF演算等を実行して、露
出因子(絞り値およびシャッタ速度等)およびデフォー
カス量、焦点レンズの移動量などを算出する。
レンズデータとしては、例えば、開放絞りのアペック
ス値Avmin(開放Fナンバー)、最小絞りのアペックス
値Avmax(最大Fナンバー)、焦点距離f、あるいは撮
影距離データなどがある。
ここで、上記レンズデータは撮影条件によって、つま
り、単一焦点距離レンズの場合には撮影距離に応じて変
わるものがあり、ズームレンズの場合には、さらに焦点
距離に応じて変わるものがある。
そこで、単一レンズの場合には、複数の撮影距離を複
数のゾーンに分割して各撮影距離ゾーン毎に、そのゾー
ンに対応するすべてのレンズデータを、ROMの所定のエ
リア毎にメモリしている。また、ズームレンズの場合に
は、焦点距離範囲を複数の範囲に分割して各焦点距離ゾ
ーン毎に、その焦点距離ゾーンに対応するすべてのレン
ズデータをROMの所定のエリアにメモリしている。つま
り、ページアドレス方式によって、撮影条件毎にレンズ
データをメモリしている。
そして、例えば、撮影距離検出手段または焦点距離検
出手段により撮影距離または焦点距離を検出して、これ
らの各検出距離データに対応するページにメモリされた
レンズデータをすべて、その時点のレンズデータとして
カメラボディに出力する。
6分割された焦点距離ゾーン毎に対応するすべてのレ
ンズデータを、各ページ(エリア)毎にメモリしたレン
ズROMの内容を第7表に示した。この第7表において、
各行は各ページの内容を示し、(00、10、20、30、40、
50)は、6分割された焦点距離ゾーンに対応するページ
を表わす。
このように、複数の撮影距離あるいは焦点距離に応じ
たすべてのレンズデータをページ単位でメモリ手段にメ
モリすると、大きなメモリ容量が必要となる。
「発明の目的」 本発明は、上記問題意識に基づいてなされたもので、
少ないメモリ容量で、多数の撮影条件に基づくレンズデ
ータがメモリできる撮影レンズを提供することを目的と
する。
「発明の概要」 本発明は、レンズデータの中には、撮影距離あるいは
焦点距離が変わっても変化しないものがあることに着目
してなされたもので、撮影条件が変化しても変化しない
固定レンズデータと、撮影条件の変化に応じて変化する
可変レンズデータとを含むレンズデータを、複数の撮影
条件に応じてメモリするメモリ手段を備えた撮影レンズ
において、上記撮影条件に応じた可変レンズデータを、
複数の撮影条件に対応した可変データメモリエリアにメ
モリし、上記複数の撮影条件に共通する固定レンズデー
タは、上記メモリエリアとは別の固定データメモリエリ
アにメモリしたことに特徴を有する。
この構成によれば、撮影条件、例えば焦点距離または
撮影距離が変わっても変化しない共通の固定レンズデー
タは1組しかメモリしなくてもよいので、メモリ容量が
少なくて済む。
本発明は、より具体的には、上記メモリ手段をROMで
構成し、このROMに、一つの撮影条件における複数のレ
ンズ特性に関するレンズデータをそれぞれ特定のアドレ
スにメモリ可能な固定データメモリエリアと、他の可変
レンズデータをそれぞれ特定のアドレスにメモリした可
変データメモリエリアとを備え、上記固定レンズデータ
は、上記固定データメモリエリアの対応するアドレスに
それぞれメモリし、上記他の可変レンズデータは、上記
可変データメモリエリアの対応するアドレスにそれぞれ
メモリし、さらに、上記固定データメモリエリアの空き
アドレスには、撮影条件に応じた対応する可変レンズデ
ータのメモリアドレスを特定可能なデータをメモリす
る。
この構成によれば、撮影条件に応じた固定データは、
撮影条件の変化にかかわらず固定データメモリエリアの
特定のアドレスから直接得ることができるし、可変レン
ズデータは、上記固定データメモリエリアの特定のアド
レスにメモリされたアドレスデータに基づいて、固定デ
ータメモリアドレスから得ることができる。
「発明の実施例」 以下、図示実施例に基づいて本発明を説明する。第1
図は、本発明を適用したズームレンズ51の概要を示すブ
ロック図である。このズームレンズ51は、複数の撮影条
件によって異なるレンズ特性を有する。この撮影条件と
しては、例えば焦点距離あるいは撮影距離がある。レン
ズ特性としては、例えば、絞り値としては開放Fナンバ
ー(開放絞り値)、最大Fナンバーなどがあり、自動焦
点に関数するデータとして、例えばKVALUEがある。なお
KVALUEとは、ズームレンズ51の結像面を単位長移動させ
るために、焦点レンズをどれだけ移動させなければなら
ないか等に関する関数または数値である。
メモリ手段(ROM)53には、各撮影条件に応じたレン
ズデータのうち、共通の固定レンズデータと、他の可変
レンズデータとが各々メモリされている。そしてこれら
のレンズデータは、撮影条件検出手段としての焦点距離
検出手段55が検出した撮影条件に応じて、レンズデータ
読出手段57により読出され、カメラボディ61に送られ
る。
次に、第2図ないし第4図に基づいて、本発明を適用
した一眼レフカメラシステムの構成について説明する。
第2図は、本発明を適用したズームレンズ2を装着した
一眼レフカメラシステムの主要回路構成をブロックで示
す図である。
このズームレンズ2は、焦点距離の変化に応じて特定
のレンズデータが変化する。第6表に示したように、本
実施例では、可変焦点距離範囲を複数のゾーンに分割
し、各焦点距離ゾーンにおいて共通の(変化しない)レ
ンズデータを、固定の固定レンズデータとして、レンズ
CPU30内のROM30aの固定データメモリエリア(アドレス
「00」)にメモリしてある。さらに、各焦点距離ゾーン
毎に変化するレンズデータは、ROM30aの上記エリアとは
別のエリア(アドレス「10」〜)にメモリしてある。な
お、レンズCPU30はレンズデータ読出し手段を構成し、R
OM30aはメモリ手段を構成している。
可変レンズデータとしては、先に述べたように焦点距
離、被写体距離ならびに開放Fナンバー、最小Fナンバ
ーおよびKVALUEデータなどがある。
次に、上記ズームレンズ2からレンズデータを入力し
て露出因子等を算出して撮影する、一眼レフカメラシス
テムの構成ついて説明する。
カメラボディ1は、制御手段としてメインCPU10およ
び表示用CPU11とを備えている。メインCPU10は、カメラ
システム全体を統括的に制御するとともに、撮影に必要
な各種のデータを、所定の演算式に基づいて演算処理す
る機能を備えている。表示用CPU11は、スイッチ部材に
よる情報の入力およびズームレンズ2との間で情報の授
受を行なうインタフェースとしての機能、および撮影情
報に関する表示を制御する機能を有する。
表示用CPU11には、各種の撮影情報を表示するLCDパネ
ル12、フィルムのパローネの表面に設けられたDXコード
の中から、少なくともフィルムのISO感度情報を読み込
むDXコード入力回路13が接続されている。また、メイン
CPU10には、ズームレンズ2を介して入射する光束を受
光して、その強度に応じたアナログ信号を出力する受光
素子14が、A/D回路15を介して接続されている。
さらにメインCPU10には、入力された各種の撮影情報
に基づいてシャッターおよび絞り等(図示せず)を駆動
制御する露出制御回路16、オートフォーカス用CCD測距
センサ17が出力する焦点情報を受けてズームレンズ2の
合焦状態を検出するCCD処理回路18、ズームレンズ2の
フォーカシングを行なうAFモータ19を駆動するAFモータ
制御回路20、およびAFモータ19の回転量(回転角または
回転数)をパスル数として検出するAFパルサー21が接続
されている。なお、CCD測距センサ17は、ズームレンズ
2を通って入射した被写体光束を受けて、所定の焦点情
報信号(デフォーカス信号)を出力する。
AFモータ19は、カメラボディ側マウントBMから突出可
能に設けられたカプラ19aと、レンズ側マウントLMに設
けられたカプラ31aとの接続を介して、ズームレンズ2
に駆動力を伝達する。
バッテリー22は、カメラボディ1内の各電子素子、電
子回路に電源を供給するほか、ズームレンズ2内のモー
タ、電子素子、電子回路に対しても電力を供給する。
また、ズームレンズ2は、レンズ制御手段としてのレ
ンズCPU30と、焦点調節用カム環の回転により焦点レン
ズ群を光軸方向に相対移動させてフォーカシングを行な
うフォーカス機構31と、ズーム環(図示せず)を回動さ
せて、少なくとも2組の変倍レンズ群を光軸方向に相対
移動させてズーミングを行なうズーム機構32とを備えて
いる。
フォーカス機構31にはカプラ31aが接続されている。
カプラ31aとカプラ19aとは、ズームレンズ2がカメラボ
ディ1に装着されたときに連結し、AFモータ19の回転駆
動力をフォーカス機構31に伝達する。フォーカス機構31
は、この駆動力により焦点調節用カム環(図示せず)を
回動させて合焦動作を行なう。
また、図示しない係合解除手段によりカプラ31a、19a
の係合を解除することにより、撮影者が手動により焦点
調節操作リングを回動操作して焦点調節を行なう、いわ
ゆるマニュアルフォーカスも可能である。
ズーム機構32は、PZモータ34により駆動され、PZモー
タ34は、パワーズーム(PZ)モータ駆動部33により駆動
制御される。PZモータ駆動部33の動作は、パワーズーム
モードに応じてレンズCPU30またはズームスイッチSWPZ2
(第4図参照)により制御され、またマニュアルパワー
ズームモードにおいては、撮影者により手動操作される
ズーム操作コード板38の出力により制御される。
なお、オートパワーズームモードとマニュアルパワー
ズームモードとの切換えは、ズームスイッチSWZM1の操
作を受けたレンズCPU30により行なわれる。
レンズCPU30には、情報入力手段として、PZモータ34
の駆動量をパルス数で検出するPZパルサー35と、フォー
カス機構31により駆動された焦点調節用カム環(焦点レ
ンズ群)の位置情報(被写体距離情報)を読取る、初期
値データ形成手段の一つを構成する距離コード板A36
と、ズーム機構32により駆動されたズーム用カム環(変
倍レンズ群)の位置情報(焦点距離情報)を読取るズー
ムコード板37と、ズーム操作スイッチによるパワーズー
ムの方向およびズームスピードに関する情報を入力する
ズーム操作コード板38が接続されている。上記距離コー
ド板A36、ズームコード板37およびレンズCPU30により撮
影条件検出手段を構成している。
なお、撮影レンズが単焦点マクロレンズのときには、
フォーカシングレンズの移動距離が長くなるので、距離
コード板A36に代えて、より情報量の多いズームコード
板37が利用される。
さらにレンズCPU30には、このズームレンズ2がズー
ムレンズ、単焦点レンズ、単焦点マクロレンズであるか
どうかなどレンズの種別を識別するレンズ判別コード板
39と、テレ端時におけるKVALUEに関するデータを入力す
るKVALUE入力部材49が接続されている。なお「KVALUE」
とは、本実施例では、ズームレンズ2により結像された
像面を単位長さ移動させるために必要なAFパルサー21の
パルス数をいうが、これに限定されるものではない。
また、距離コード板A36およびその他のコード板は、
図示しないが、カム環等に固定されたコード板と、固定
環等に取付けられた、コード板の各コードにそれぞれ独
立して摺接する複数の接片を備えたブラシとによって構
成されている。そして、ブラシの各接片が接触するコー
ド(ハイ/ローレベル)の組み合わせによって、カム環
等の位置を複数ビットの情報として得る構成が一般的で
ある。
さらに、レンズCPU30のデータ入出力端子には、入出
力手段としてのレンズインタフェース41が接続されてい
る。レンズCPU30と表示用CPU11とは、このレンズインタ
フェース41を介してデータの授受を行なう。このインタ
フェース41には、マクロ時にマクロ情報を出力する、初
期値データ形成手段の一つを構成するマクロコード部材
42が接続されている。
[カメラボディの回路] 第3図には、カメラボディ1の電気系の主要構成をブ
ロックで示してある。
表示用CPU11のVDD1端子には、バッテリー22の電圧
が、レギュレータ23により変圧され、スーパーキャパシ
タ24によるバックアップを受けて供給されている。表示
用CPU11は、このVDD1端子に入力された定電圧により常
時動作している。
表示用CPU11のP1端子には、メインCPU10の電源をON/O
FF制御するDC/DCコンバータ25が接続され、P2端子に
は、シャッターボタン(図示せず)の半押しでオンする
測光スイッチSWSが接続され、P3端子には、シャッター
ボタンの全押しでオンするレリーズスイッチSWRが接続
され、P4端子には、カメラを撮影状態にする場合にオン
されるロックスイッチSWLが接続されている。
DC/DCコンバータ25は、ロックスイッチSWLがオンした
状態で測光スイッチSWSあるいはレリーズスイッチSWRが
オンされたとき、およびズームレンズ2からレンズデー
タを入力する際に表示用CPU11からの指令によって作動
し、メインCPU10のVDD端子に基準定電圧を供給してメイ
ンCPU10を起動させる。
さらに表示用CPU11のP5端子にはモードスイッチSWMが
接続され、P6端子にはドライブスイッチSWDRが接続さ
れ、P7端子には露出補正スイッチSWXVが接続され、P8、
P9端子にはそれぞれ、アップスイッチSWUP、ダインスイ
ッチSWDNが接続されている。
表示用CPU11は、P5〜P9端子のレベルを入力してこれ
らのスイッチSWのON/OFF状態を知り、それぞれの状態に
応じた動作をする。例えば、モードスイッチSWMの操作
に応じてプログラム露出モード、オート露出モードまた
はマニュアル露出モード等の各露出モードを択一的に選
択可能とし、またドライブスイッチSWDRの操作に応じて
いわゆるシングル(単写)モード、連写モードなどのド
ライブモードを択一的に選択可能な状態にする。そし
て、これらの露出モード、またはドライブモードが選択
可能な状態において、スイッチSWUPまたはSWDNの操作に
応じて選択モードを循環して変更する。
また、表示用CPU11は、露出補正スイッチSWXVがオン
されたときには露出値の変更を可能な状態とし、この状
態におけるスイッチSWUPまたはSWDNの操作に応じて露出
補正値を変更する。
表示用CPU11の表示制御用PSEG端子群は、バスを介し
て表示用LCD12に接続されている。表示用CPU11は、リッ
ロスイッチSWLがオンされたときに、撮影に関する所定
のデータを表示用LCD12に表示させる。
表示用CPU11の7個のP10〜P16端子はそれぞれ、ボデ
ィ側マウントBMに設けられたボディ側Fmin1接点、Fmin2
接点、Fmin3接点、Fmax1接点、Fmax2接点、A/M接点およ
びCont接点に接続され、P18端子はスイッチ回路26に接
続されている。
また、ボディ側Fmin1、2、3接点は、ズームレンズ
2との間でデータ通信を行なう通信接点としての機能も
有する。つまり、ボディ側Fmin1接点はシリアルクロッ
クを入出力する~SCK接点、ボディ側Fmin2接点はデータ
の授受を行なうDATA接点、ボディ側Fmin3接点はリセッ
ト信号を出力するRES接点としての機能を有する。ま
た、P10、P11およびP12端子は、表示用CPU11の内部で常
時プルアップされている。
スイッチ回路26の出力は、VBATT端子に接続されてい
る。このスイッチ回路26は、バッテリー22とVBATT端子
とを断続するスイッチとして機能し、P18端子のレベル
に応じてスイッチング動作をする。Gnd端子は、バッテ
リー22のGnd端子側に接続されている。
表示用CPU11とメインCPU10とは、シリアルロックSCK
端子、シリアルインIN端子、シリアルアウトSO端子を介
してデータ通信を行なうが、この通信では、例えば、第
1表に示したコマンドコードを用いてデータ転送を行な
う。第1表の左欄は、表示用CPU11からメインCPU10へ出
力されるデータである。右欄は、メインCPU10から表示
用CPU11へ転送されるデータであり、これらのデータ
は、メインCPU10が制御する測光、測距等の測定データ
に基づいて設定される。
メインCPU10のPA接点群は、測光用のA/D回路15に接続
され、PB接点群は露出制御回路16に、PC接点群はCCD処
理回路18に、PD接点群はAFモータ制御回路20に、PE接点
群はAFパルサー21に、PF接点群はDXコード入力回路13に
それぞれ接続されている。
メインCPU10のP20端子は、フォーカシングモードを、
AFモータ19の駆動により行なうオートフォーカスモード
と、ユーザーの手動駆動によるマニュアルフォーカスモ
ードとの間で切換える第1AFスイッチSWAF1に接続されて
いる。P2端子には、シャッターレリーズのモードを、合
焦優先モードとレリーズ優先モードとの間で切換える第
2AFスイッチSWAF2が接続されている。
これらの第1、第2AFスイッチSWAF1、SWAF2は機械的
に連動する構成であり、例えば、第1AFスイッチSWAF1に
よりマニュアルフォーカスモードが設定されると、第2A
FスイッチSWAF2がレリーズ優先モードに切換わる。つま
り、一方がオンすると他方がオフする構成である。
[ズームレンズの回路] 次に、ズームレンズ2に搭載された電気系の構成につ
いて、第4図を参照して説明する。
ズームレンズ2のレンズ側マウトLMには、カメラボデ
ィ1に装着されたときにボディ側マウントBMに設けられ
た対応する接点と電気的に接続するレンズ側接点群とし
て、VBATT接点、CONT接点、RES(Fmin3)接点、▲
▼(Fmin1)接点、DATA(Fmin2)接点、Gnd接点、レ
ンズ側Fmax1接点、レンズ側Fmax2接点およびA/M接点が
設けられている。図示の都合でボディ側接点群と順番を
代えて示してあるが、これらのレンズ側接点群の各接点
は、同一符号を付したボディ側接点群の各接点とそれぞ
れ電気的に接続される。
レンズ側VBATT接点はPZモータ駆動部33に接続されて
いて、PZモータ駆動部33のスイッチング動作により、カ
メラボディ1のバッテリ22の電力が、VBATT接点を介し
てPZモータ34に直接供給される。
レンズ側Fmax1、Fmax2接点は、従来の旧AEレンズに設
けられているものと同様に2ビットの最小絞りFナンバ
ー(数値としては最大値)情報をカメラボディに伝達す
る固定情報伝達部としても機能する。つまり、レンズ側
Fmax1、Fmax2接点は、スイッチSWmax1、SWmax2を介して
接地されていて、一対のスイッチSWmax1、SWmax2のON/O
FFの組み合わせにより変わるレベルの組み合わせによ
り、最小絞りFナンバー情報を形成する。レンズ側Fmax
1、Fmax2接点のレベルと最小絞りナンバーとの組み合わ
せは、例えば第2表に示す通りである。
レンズ側A/M接点は、絞りのオート/マニュアル情報
をカメラボディ1に供給する機能を有し、切換えスイッ
チSWA/Mを介して接地されている。切換えスイッチSWA/M
は、ズームレンズ2の絞りリング(図示せず)の回転に
連動していて、絞りリングがオート位置またはマニュア
ル位置にあるときにオンまたはオフする。
レンズ側Fmin1、2、3接点は、旧AEレンズに設けら
れているものと同様に、3ビットの開放絞りFナンバー
情報をカメラボディ1に伝達する固定情報伝達部として
の機能と、カメラボディ1との間で通信を行なう通信接
点としても機能する。レンズ側Fmin1、2、3接点のレ
ベルと開放Fナンバーとの関係は、例えば第3表に示す
通りである。
このように固定情報伝達および通信機能を共用させる
ために、レンズ側Fmin1、2、3接点にPNPトランジスタ
Tr1、2、3が接続されている。各トランジスタTrのエ
ミッタはレンズ側Fmin1、2、3接点に接続され、ベー
スは、ヒューズ部H1〜H3を介して接点CONTに断続可能に
形成され、コレクタは、接地されている。なお、ヒュー
ズ部は、エミッタとレンズ側Fmin接点との間に設ける構
成としてもよい。
レンズ側Fmin1、2、3接点から開放絞りFナンバー
情報を得るためには、CONT接点の電位がGndレベルに落
される。すると、ヒューズが接続されているトランジス
タTrがオンし、オンしたトランジスタTrのエミッタはGN
Dレベルに、オンしないトランジスタTrのエミッタは
“H"レベルになる。つまり、ヒューズ部H1〜H3の継続に
よりトタンジスタTr1、2、3がオフまたはオンしてエ
ミッタレベルが変わり、3ビットの開放絞りFナンバー
情報がレンズ側Fmin1、2、3接点に出力される。
レンズインタフェース41のCONT端子は、レンズ側CONT
接点に接続され、RES端子はレンズ側Fmin3接点に、▲
▼端子はレンズ側Fmin1接点に、DATA端子はレンズ
側Fmin2接点に、Gnd端子はレンズ側Gnd接点に接続され
ている。
レンズ側CONT接点は、上記のように、トランジスタTr
のベースおよびレンズインタフェース41のCONT端子に接
続されている。このCONT端子による電源供給のスイッチ
ングは、RES端子(レンズ側Fmin3)を介して行なわれ
る。つまり、開放絞りFナンバーに関するデータが表示
用CPU11に読取られ、CONT端子が“H"レベルに、RES端子
が“L"レベルになったときに、レンズCPU30に基準定電
圧が供給される。
レンズインタフェース41のVDDB端子は、コンデンサC2
を介してレンズCPU30のVDD端子に接続され、カメラボデ
ィ1のCONT端子から供給された定電圧をレンズCPU30に
供給している。
レンズインタフェース41のDIS1〜DIS3端子には、撮影
条件検出手段を構成する距離コード板A36が接続されて
いる。距離コード板A36は、フォーカス機構31によって
駆動された焦点直節用カム環の位置に応じた被写体距離
に関する距離情報信号を3ビット信号としげDIS1〜DIS3
端子に出力する。
MACRO端子には、マクロコード部42が接続されてい
る。このマクロコード部42は、ズーム操作環が操作され
てズームレンズ2がマクロに切換えられたときに、これ
を検知してオンするマクロスイッチとしての機能を有す
る。ズーム操作環の操作によりマクロに切換わるときに
は、マクロコード部42を、ズームコード板37のコードの
一部として形成することもできる。
また、レンズインタフェース41に入出力端子群は、レ
ンズCPU30の入出力端子群と接続されている。レンズイ
ンタフェース41のリセット▲▼端子は、レンズ
CPU30のリセット▲▼端子に接続され、クロ
ックCLK端子はシリアルクロック▲▼端子に、シ
リアルインSIS端子はシリアルアウトSO端子に、シリア
ルアウトSOS端子はシリアルインSI端子に、▲▼端
子はP43端子に、▲▼端子はP40端子に、φIN端子
はPCL端子に、▲▼端子はPOO端子にそれぞ
れ接続されている。また、レンズインタフェース41のCR
ES端子は、ディレイコンデンサC1を介して接地されてい
る。
レンズCPU30の制御端子にはPZモータ駆動部33が接続
されていて、レンズCPU30は、PZモータ駆動部33を介し
てPZモータ34の回転を制御している。
さらにレンズCPU30には、PZパルサー35およびレンズ
判別コード39が接続されている。
レンズCPU30のP30〜P33、P62およびP63端子のおのお
のには、ズームコード板37の各コードが接続されてい
る。レンズCPU30は、これらのP30〜P33、P62およびP63
端子のレベルを入力し、その組み合わせに応じて焦点距
離データ、あるいは単焦点マクロレンズのときには撮影
距離データを得る。
このズームレンズ2は、すでに述べた通り、焦点距離
の変化によっては変わらない固定レンズデータをROM30a
のアドレス「00」で特定されるエリアにメモリし、可変
レンズデータは、ROM30aの他のエリアのアドレス「10」
〜にメモリしてある。そして、第6表に( )で示した
アドレス部分には特定のアドレスデータをメモリしてあ
る。このアドレスデータにズームコードデータを加算し
たアドレスに、その焦点距離ゾーンにおける特定のレン
ズデータがメモリされている。
したがってレンズCPU30は、カメラボディ1(表示用C
PU11)から出力されるデータ読み出しコマンドを受ける
と、コード板37のズームコードを読み込み、アドレス
「00」のページにメモリされた固定データおよび、上記
( )内のアドレスに上記ズームコードに基づくデータ
を加算したアドレスにメモリされたデータを、その時点
のレンズデータとして読み出して、カメラボディ1に送
出する。カメラボディ1とズームレンズ2との間で通信
される情報およびコマンドとしは、例えば第4、5表に
示すものがある。
なお、レンズCPU30のP21〜P23端子には、オートフォ
ーカススイッチSWAF3や、パワーズームスイッチSWPZ1、
PZ2などのスイッチが接続され、P24〜P29端子には、ズ
ーム操作コード板38が接続されている。
[ボディ、レンズ間の通信] このズームレンズ2は、クロック出力手段としてクロ
ックパルス発生回路43を備えていて、このクロックパル
ス発生回路43は、レンズCPU30のX1、X2端子に接続され
ている。レンズCPU30は、このクロックパルス発生回路4
3が出力するクロックパルスに同期して動作する。
前述のように表示用CPU11は、CONT端子を“L"レベル
にして開放絞りFナンバー情報を読み込んだ後に、CONT
端子およびRES端子(Fmin3端子)をともに“H"レベルに
して、レンズCPU30にリセットをかける。そして表示用C
PU11がこのリセットを解除すると、レンズCPU30は初期
値データを読み込み、あるいは演算して、レンズインタ
フェース41内のシフトレジスタに、カメラボディ1側か
ら出力されるクロックとは非同期にセット(ロード)す
る。
このセットされた初期値データは、カメラボディ1の
クロックにより、シフトレジスタから順次出力される。
以上の旧通信は、レンズインタフェース41内でハード的
に実行され、本実施例では19バイト分のデータがカメラ
ボディ1に送られる。
旧通信が終了すると、レンズインタフェース41の▲
▼端子が“L"レベルに立ち下がり、これが旧
通信終了信号となって、レンズCPU30は、カメラボディ
1からの新通信開始データ待ち状態となる。
カメラボディ1から新通信開始データを受け取ると、
レンズCPU30は、DATA端子(Fmin2接点)が“H"レベルで
あることを確認して、DATA端子を“L"レベルに立ち下げ
た後に立ち上げることにより、カメラボディ1に新通信
が可能であることを伝え、新通信を開始する。なおCONT
端子、RES端子は、最初にレンズCPU30が立ち上がると、
その状態にホールドされる。
そして新通信では、カメラボディ1から出力される命
令コードにより、ズームレンズ2からカメラボディ1
に、あるいはカメラボディ1からズームレンズ2にデー
タが転送される。この新通信は、ズームレンズ2から出
力されるクロックに同期して実行される。
例えば、レンズCPU30は、SCK端子からクロックを出力
をし、カメラボディ1が出力するデータをDATA端子から
入力する。
このコードがテストコードであればレンズCPU30は、
アクノリッジ信号をDATA端子から出力した後に、表示瘍
CPU11から出力されるズームコードをDATA端子から入力
し、これを内部RAM30bにメモリしてから受信終了アクノ
リッジ信号を出力する。
その後、テストモードの状態でレンズ情報を読出せ
ば、レンズCPU30は、新たに書込まれたデータに対応し
たレンズデータをDATA端子から出力する。そしてレンズ
CPU30は、所定のデータ出力が終了すると、DATA端子を
一旦“L"レベルに落してから“H"レベルに立ち上げて、
カメラボディ1側にデータ出力終了を伝える。
また、本実施例のズームレンズ2が、旧通信しかでき
ない旧タイプのカメラボディに装着された場合には、カ
メラボディ側から出力されるクロックにより上記旧通信
が行なわれる。逆に、本実施例のカメラボディ1に、旧
通信しかできない旧タイプのズームレンズが装着された
場合には、カメラボディ1からクロックを出力して旧通
信を行なう。
次に、カメラボディ1とズームレンズ2との間におけ
る通信動作について説明する。
[レンズデータの入力処理] レンズデータの入力処理に関するカメラボディ1側の
動作について、第5図に示したタイムチャートおよび第
6Aおよび6B図に示した動作フローチャートに基づいて説
明する。この処理は、表示用CPU11により実行される。
先ず、レンズ判別用の4個のレンズ種別フラグFAE、F
CPU、FLROM、FNOを「0」にセットする(S40)。ここ
で、フラグFAEは、レンズROMを備えない従来の旧AEレン
ズであることを識別し、フラグFCPUは、レンズCPUを備
えた新CPUレンズ、例えば第2図、第4図等に示したレ
ンズCPU30を備えた本実施例のズームレンズ2であるこ
とを識別する。フラグFLROMは、レンズROMを備えた従来
のAEレンズであることを識別し、フラグFNOは、レンズ
が装着されていないこと、または撮影レンズがNG(故障
等)の場合を識別するフラグである。
次に、ロックフラグFLOCKが立っているかどうかをチ
ェックし、立っていなければステップS42に進み、立っ
ていればステップS49にスキップする。
ステップS42では、ズームレンズ2との間でシリアル
通信に使用するP10〜P12端子を入力モードに設定し、次
にP16端子(Cont接点)のレベルを入力してチェックす
る(S43、S44)。
装着されたCONT接点が設けられていない場合には、ボ
ディ側CONT接点がレンズ側マウント面に接触してGNDレ
ベルになるので、レンズROMをもたない旧AEレンズであ
ることが分かる。
旧AEレンズのときには、P10〜P15端子のレベルを入力
して、開放Fナンバー、最大Fナンバーに関するデータ
および絞りA/M切換えデータを読み込み、旧AEレンズフ
ラグFAEを立ててリターンする(S45、S46)。
Cont接点が“H"レベルのときには、撮影レンズが装着
されていないか、レンズデータを有するレンズである。
そこで、P16端子を“L"レベルに下げて撮影レンズへの
電源を落し、P10〜P15端子のレベルを入力する(S4
8)。
第3図に示すように、レンズ側Fmin1〜Fmin3接点にト
ランジスタTrが接続されているときには、オンするトラ
ンジスタTrとオンしないトランジスタTrの組み合わせに
より変わる、レンズ側Fmin1〜Fmin3接点レベルの組み合
わせにより開放Fナンバーが分かる。さらに、スイッチ
SWFmax1、SWFmax2のON/OFFにより変わるレンズ側Fmax
1、Fmax2接点レベルの組み合わせにより最大Fナンバー
が分かり、絞りA/M接点のレベルにより、絞りがオート
がマニュアルかが分かる。
ここで、P10〜P14端子がすべて“H"レベルであるかど
うかをチェックし、すべて“H"レベルであれば、レンズ
が装着されていないと判断し、ノーレンズフラグFNOを
立ててリターンする(S48−2、S52)。
P10〜P14端子のうち、1個でも“L"レベルのものがあ
れば、P16端子を“H"レベルにしてレンズ側へ給電し、
レンズCPU、レンズROMを作動可能状態としてからP10〜P
14端子のレベルを入力する(S49、S50)。
そして、P10〜P12端子がすべて“H"レベルであるかど
うかをチェックし、いずれかのP10〜P12端子が“L"レベ
ルであれば、撮影レンズ(レンズROMまたはレンズCPU)
が故障していると考えられるので、ノーレンズフラグFN
Oを立ててリターンする(S51、S52)。
P10〜P12端子がすべて“H"レベルであれば、P13、P14
端子レベルが双方ともに“H"レベルであるかどうかをチ
ェックし、双方ともに“H"レベルのときには、撮影レン
ズが装着されていないと判断して、ノーレンズフラグFN
Oを立ててリターンする(S53、S52)。
P13、P14端子の少なくとも一方が“L"レベルであれ
ば、新通信が可能な新CPUレンズ(ズームレンズ2)な
ので、P12端子のレベルを“L"レベルに落し、P10、P11
端子をシリアル通信モードにセットしてステップS56に
進む(S53〜S55)。
ステップS56では、ロックフラグFLOCKが立っているか
どうかをチェックし、立っていなければステップS57に
進み、立っていればステップS66にスキップする。
ステップS57では、旧通信により16バイトのレンズデ
ータおよび3バイトのリアコンバータデータを入力す
る。
旧通信によるデータ入力が終了すると、その入力した
データの一部からレンズCPUを備えた新レンズ(ズーム
レンズ2)かどうかを判断し、新レンズでなければレン
ズROMを備えた従来のAEレンズなので、フラグFLROMを立
ててリターンする(S57−2、S57−3)。
一方、新レンズであれば、新旧切換え信号をDATA端子
に出力し、レンズ側からアクノリッジ信号を受けてレン
ズ側にクロック要求信号を出力してレンズCPU30にクロ
ックを出力させる(S58〜S60)。
次に、レンズ復帰命令コード91Hを送出してレンズCPU
30にパワーズーム機構復帰動作を行なわせ、レンズCPU3
0からアクノリッジ信号が出力されるのを待つ(S61、S6
2)。
アクノリッジ信号を受けたら、収納前焦点距離データ
を送出してレンズCPU30のパワーズーム処理を行なわせ
る(S63)。そして、この処理の終了を、レンズCPU30か
らアクノリッジ信号が出力されることで知り、ロックフ
ラグFLOCKを立ててステップS66に進む(S64、S65)。
ステップS66では、クロック要求信号を送出してレン
ズCPU30からクロックを出力させる。そして、そのクロ
ックに同期させて命令コード60Hを送出し、レンズCPU30
からアクノリッジ信号が送出さるのを待つ(S67、S6
8)。命令コード60Hは、レンズ側のスイッチ設定デー
タ、パワーホールド要求信号等を含むレンズ情報を読出
すためのコードである。
アクノリッジ信号を受けると、その後にレンズCPU30
から送出されるレンズ情報を受信する(S69)。そして
レンズ情報の受信終了を表示用CPU11は、、レンズCPU30
が出力する送信終了アクノリッジ信号を受信することに
より知る(S70)。
送信終了アクノリッジ信号を受信したら、パワーホー
ルドの要求があるかどうかをチェックする(S71)。要
求があれば、レンズCPU30にクロックの送出を要求し、P
18端子を“H"レベルにしてレンズCPU30からアクノリッ
ジ信号が出力されるのを待つ(S72〜S74)。
アクノリッジ信号を受けたら、パワーホールドオンコ
ード92Hを送出してステップS81に進む(S75)。
一方、ステップS71でパワーホールドの要求がなかっ
たときにはクロックの送出を要求し、レンズCPU30から
出力されるクロックに同期させてパワーホールドオフコ
ード93Hを送出する(S76、S77)。そして、レンズCPU30
から受信アクノリッジ信号が出力されるのを待つ(S7
8)。
受信アクノリッジ信号を受けたら、所定時間待ってか
らP18端子を“L"レベルに落としてPZモータ34への給電
を断ち、ステップS81に進む(S80)。
ステップS81ではレンズCPU30にクロックを要求し、そ
のクロックに同期させてレンズ情報2を要求するコード
61Hを送出し、受信アクノリッジ信号が出力されるのを
待つ(S82、S83)。受信アクノリッジ信号を受信した
ら、次に送られてくるレンズ情報2を受信し、送信終了
のアクノリッジ信号を受信するまで待つ(S84、S85)。
送信終了アクノリッジ信号を受信したらクロックを要
求し、レンズCPU30から出力されるクロックに同期させ
て、すべてのデータを要求するコード33Hを送出し、受
信アクノリッジ信号が送られてくるのを待つ(S86〜S8
8)。
受信アクノリッジ信号を受信したら、その後に送信さ
れる16バイト分のデータを入力し、送信終了アクノリッ
ジ信号を受信するまで待つ(S89、S90)。
送信終了アクノリッジ信号を受信したら、パワーホー
ルド要求があるかどうかをチェックし、要求があれば新
CPUレンズフラグFCPUを立ててリターンする(S91、S9
5)。
要求がなければ、クロックを要求し、所定のコードを
送信して、受信アクノリッジ信号を受信するまで待って
から新CPUレンズフラグFCPUを立ててリターンする(S92
〜S95)。
[レンズCPUのメインルーチン] 次に、レンズCPU30のメイン動作について、第8図に
示したフローチャートを参照して説明する。
レンズCPU30は、表示用CPU11によりCont接点を介して
電力供給を受け、Cont接点が“H"レベルになった後に、
RES端子が“L"レベルに変わってリセットが解除される
ことによって起動する。
先ずレンズCPU30は、すべての割込みを禁止した後に
イニシャライズを行なう(S100、S101)。
イニシャライズ終了後、レンズインタフェース41から
旧通信終了信号が出力されているかどうか(▲
▼信号が“L"レベルかどうか)をチェックし、旧通
信終了信号が出力されていればストップフラグFSTOPを
立てて、レンズCPU割込み処理に入る(S102、S103)。
旧通信終了信号が出力されていなければ、旧通信中な
ので、各スイッチの状態を入力してRAMにメモリし、所
定の演算を順に実行する(S104、S105)。この間に、カ
メラボディ1からのクロックにより初期値データがハー
ド的に、レンズインタフェース41内のシフトレジスタに
並列ロードされ、順にシフトされて、DATA端子からシリ
アルに出力される。
レンズCPU30は、所定の演算が終了する毎に、演算結
果(演算データ)をレンズインタフェース41に出力す
る。レンズインタフェース41に出力された演算データ
は、初期値データの後に、ハード的にシグトレジスタに
ロードされ、順番にDATA端子から表示用CPU11に転送さ
れる。
所定の演算データの出力を終えると、旧通信完了信号
が出力されるのを待つ(ステップS107)。この間に、レ
ンズインタフェース41に転送された演算データが表示用
CPU11に転送され、さらに、リアコンバータが装着され
ているときには、リアコンバータから3バイト分のデー
タが表示用CPU11に転送される。
3バイトの初期データ、13バイトの演算データおよび
3バイトのリアコンバータデータの計19バイト分のデー
タ転送が終了すると、インタフェース41(図示しない▲
▼信号発生回路)が旧通信終了信号を出力
する。
旧通信完了信号を受けた後に、表示用CPU11から新旧
切換え信号を入力すると、アクノリッジ信号を出力する
(S108、S109)。これにより、新通信体制に移行する。
先ずステップS110において、P23〜P29端子レベルおよ
びズームコードを入力し、各スイッチ状態等を内部RAM
にメモリする(S111)。
次に、パワーズームスイッチSWPZ1をチェックして、
パワーズームモードか、マニュアルズームモードかを判
断する。このスイッチがオフしていればマニュアルズー
ムモードなので、ステップS113においてパワーホールド
要求ビットを降ろしてPZモータ34への給電を断ってから
からステップS116に進む。
パワーズームスイッチSWPZ1がオンしていればパワー
ズームモードなので、P21〜P29端子のレベルを入力して
ズーミングに関するスイッチ状態をチェックする(S11
4)。すべてのP21〜P29端子が“H"レベルのときには、
パワーズームに関する操作が何もされていないので、パ
ワーホールド要求ビットを「0」にしてステップS116に
進む。
P21〜P29端子のいずれかの端子が“L"レベルのときに
は、その端子に接続されたパワーズームに関するスイッ
チが操作されているので、パワーホールド要求ビットを
「1」に設定してPZモータ34への給電を可能にしてスイ
ッチS116に進む(S115)。
ステップS116では、像倍率一定フラグFCONSTを一体降
ろしてステップS117に進む。この像倍率一定フラグFCON
STは、像倍率一定モードが設定されているか否かを識別
するフラグである。なお、本実施例における像倍率一定
モードとは、ある焦点距離fで被写体距離Dの被写体に
合焦させたときに、合焦被写体距離がΔD変化しても、
D/f=(D+ΔD)/f′の関係が維持されるように制御
パワーズーミングするモードである。
ステップS117において、パワーズームスイッチSWPZ2
がオンしているかどうかをチェックし、オンしていれば
像倍率一定フラグFCONSTを立ててステップS119に進み、
オフしていれば像倍率一定フラグFCONSTを立てないでス
テップS119に進む。
ステップS199においてシリアル割込みを許可し、ステ
ップS120〜S122において、125msで間欠的にステップS11
0〜S122のルーチンを実行するタイマー処理をセットし
て、ストップする。このタイマー処理のセットによりレ
ンズCPU30は、125ms間隔でステップS110〜S122NO処理を
実行する。
[レンズCPUのシリアル割込禁止処理] 第8A〜8C図は、カメラボディ1の表示用CPU11からシ
リアル通信の割込みがあったときの新通信処理動作に関
するフローチャートである。表示用CPU11がDATA端子を
“L"レベルに落すと、レンズCPU30はこの新通信に入
る。
レンズCPU30は、先ず、10msタイマーおよび125msタイ
マーによるタイマー割込みと、シリアル割込みを禁止す
る(S130、S131)。なお、10msタイマー割込み処理と
は、シリアル割込みが許可された際に、10ms間隔でパワ
ーズームの制御を継続するパワーズーム制御処理であ
る。
次に、レンズCPU30からクロックを出力する▲
▼出力モードに切換えて、シリアルクロックを▲
▼端子に出力する(S132)。このズームレンズ2から出
力するクロックに同期して、カメラボディ1との間で通
信を行なう。
ステップS133において、表示用CPU11からの命令コー
ドを入力する。そして、入力した命令コードの2/4コー
ドが正しいかどうかをチェックする(S134)。ここで2/
4コードとは、命令コードの最初の4ビットのことであ
り、この4ビットは、必ず2ビットが“H"レベル、2ビ
ットが“L"レベルとなるように設定されている。
この条件に該当していない場合には、命令コードの入
力エラーとして何も処理を実行せずに、ステップS167に
ジャップする。そして、カメラボディ1側からクロック
を入力する▲▼入力モードに切換え、10msタイマ
ー割込み、125msタイマー割込およびシリアル割込みを
許可し、さらにストップフラグFSTOPが下りているとき
にそのままリターンし、立っている場合は降ろして、第
7図のレンズCPUメインルーチンのステップS120にリタ
ーンする(S168〜S171)。
2/4コードが適正な場合には、ステップS135におい
て、命令コードがデータ要求信号であるかどうかを判断
する。データ要求信号であれば受信アクノリッジ信号を
出力し、要求されたデータを演算し、またはコード板、
スイッチ等のデータを入力して内部RAMにメモリする(S
136〜S138)。
そして、このメモリしたデータを、▲▼クロッ
クに同期させてシリアルに出力し、出力が終了したら出
力終了アクノリッジ信号を出力してデータ転送を終了
し、ステップD167に進む(S138−2、S139、S140)。
また、最初の4ビットコードがデータ要求信号でなか
った場合には、コード90H〜93Hのいずれであるか、スリ
ープコードまたはテストコードであるかをチェックする
(S141、S147、S152、S157、S160、S165)。
コード90H(レンズ収納)と判断したときには、先ず
受信アクノリッジ信号を表示用CPU11に送信して表示用C
PU11に受信準備をさせ、その後ズームコード板37から現
焦点距離情報を入力して表示用CPU11に送信し、送信終
了後、送信終了アクノリッジ信号を送信してレンズ収納
駆動処理を行なってからステップS167に進む(S142〜S1
45)。
コード91H(レンズ復帰)と判断したときには、先ず
受信アクノリッジ信号を表示用CPU11に送信し、表示用C
PU11から収納前焦点距離情報を入力し、入力終了後に受
信アクノリッジ信号を送信してデータの受信を終了する
(S148〜S150)。そして、受信した収納前焦点距離デー
タに基づいてPZモータ34を駆動して焦点レンズを収納前
焦点距離に移動してからステップS167に進む(S151)。
コード92H(パワーホールドオン)と判断したときに
は、表示用CPU11に対して受信アクノリッジ信号を出力
してからパワーホールド要求ビット(PHbit)を「1」
にセットし、10msタイマーをスタートさせて10msタイマ
ー割込みを許可してからステップS167に進む(S152〜S1
56)。
コード93H(パワーホールドオフ)と判断したときに
は、アクノリッジ信号を送信してからパワーホールドビ
ットを「0」にセットし、ステップS167に進む(S157〜
S159)。
以上のいずれのコードでもなかったときには、スリー
プコードC1Hかどうかをチェックし、スリープコードC1H
であれば受信アクノリッジ信号を出力し、▲▼入
力モードに切換え(▲▼端子を“L"レベルに立ち下
げ)、ストップ信号発生回路をセットしてストップし、
スリープする(S160〜S164)。
スリープコードC1Hでないときは、テストコードFXHか
どうかをチェックする(S165)。テストコードFXHであ
れば、ステップS166に進んでテスト動作を行なってから
ステップS167に進み、テストコードFXHでなければステ
ップS166をスキップしてステップS167に進む。このテス
トモードは、通常の撮影時に使用されるものではなく、
レンズの組立時、あるいはその後の調整等において、撮
影レンズをカメラボディにマウントしない状態で所定の
データ通信を可能として所定のテストを行なうためのモ
ードである。
ステップS167に進むと、前述の通り、▲▼入力
モードに切換え、シリアル割込みを許可し、さらに10m
s、125msタイマー割込みを許可し、さらにストップフラ
グFSTOPが立っていればストップフラグFSTOPを降ろして
から第7図のレンズCPUメインルーチンのステップS120
に戻り、ストップフラグFSTOPが立っていなければその
ままリターンする(S168〜S171)。
[レンズCPUのデータセット動作] 次に、ズーミングに伴って変化するレンズデータの選
択動作について、第9図に示したフローチャートに基づ
いて説明する。このフローチャートには、第8A図のステ
ップS137から入る。
先ず、基本データアドレスをセットし、ズームコード
板37からズームコードを入力する(S201、S203)。
次に、カメラボディ1から要求されたデータが固定デ
ータであるかどうかをチェックし、固定データでない場
合には、固定データメモリ群の対応するアドレスにメモ
リされたアドレスデータを入力し、このアドレスデータ
に、先に入力したズームコードデータを加算して、その
和のアドレスにメモリされたレンズデータを入力してか
らステップS138にリターンする(S205、S207、S209、S2
11)。なお、上記アドレスデータおよびズームコードデ
ータは、これらの和は、実際の焦点距離に対応する可変
レンズデータがメモリされているアドレスとなるデータ
である。
また、カメラボディ1から要求されたデータが固定デ
ータであったときには、基本データ群の所定のアドレス
に格納されたレンズデータを入力してリターンする。
以上の動作により、カメラボディ1から要求されたレ
ンズデータがROM30aから読出され、ステップS138におい
てRAM30bに書込まれ、その後の処理により、カメラボデ
ィ1に転送される。
要するに本実施例では、複数の条件または要件毎に決
まるレンズデータを、一群のレンズデータとしてメモリ
できる固定データメモリエリアを設け、上記各条件等に
対応するレンズデータをメモリするアドレスをそれぞれ
特定してある。そして上記複数のレンズデータ群のう
ち、焦点距離によって変化しないレンズデータは、固定
のレンズデータとして上記それぞれ対応するアドレスに
メモリしてある。
一方、焦点距離に応じて変化するレンズデータは、す
べて、別の可変データメモリエリアの特定のアドレスに
メモリしてある。そして、固定データメモリエリアの空
アドレスには、特定のアドレスデータをメモリしてあ
り、この特定アドレスデータに、ズームコード板37から
読み込んだデータを加算することにより、そのアドレス
に入るべき可変レンズデータがメモリされているアドレ
スデータが得られるようにしてある。
このように本実施例では、焦点距離ゾーン毎に異なる
レンズデータはすべてメモリしてあるが、各焦点距離ゾ
ーンで共通(同一)の固定レンズデータは1組しかメモ
リしていないので、メモリ容量が少なくてすみ、レンズ
CPU30の内部ROM30aにすべてメモリすることも可能であ
る。
なお、本実施例では、特定のアドレスデータにズーム
コードデータを加算することにより可変レンズデータの
アドレスを求める構成にしたが、加算に代えて減算、あ
るいは乗除算するなどの構成にしても勿論よい。
また、本実施例においては、焦点距離に応じて変化す
るレンズデータに適用した構成について説明したが、撮
影距離により変化するレンズデータに関しても適用でき
る。
「発明の効果」 以上の通り本発明は、撮影レンズ固有のレンズデータ
を、撮影条件、例えば焦点距離の変化にかかわらず変化
しない固定レンズデータは1組だけ固定データメモリエ
リアにメモリし、撮影条件の変化に対応して変化する可
変レンズデータは、それぞれを他の可変データメモリエ
リアにメモリしたので、撮影条件の変化に応じてその撮
影条件毎にすべてのレンズデータをメモリする場合に比
してメモリ容量が少なくて済む。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の構成を示したブロック図、 第2図は、本発明を適用したカメラシステムの概要を示
すブロック図、 第3図は、同カメラシステムのカメラボディ側の主要回
路構成を示すブロック図、 第4図は、同カメラシステムの撮影レンズ側の主要回路
構成を示すブロック図、 第5図は、同カメラボディ、撮影レンズ間の通信動作を
示すタイミングチャート、 第6A図および第6B図は、カメラボディ側の通信動作に関
するフローチャート、 第7図は、レンズCPUのメイン動作に関するフローチャ
ート、 第8A図、第8B図および第8C図は、撮影レンズ側の通信動
作に関するフローチャート、 第9図は、本実施例のデータ読み込み(レンズデータ選
択)に関する動作フローチャートである。 1…カメラボディ、2…ズームレンズ、11…表示用CP
U、30…レンズCPU、30a…ROM、30b…RAM、51…ズームレ
ンズ、53…ROM、55…焦点距離検出手段、57…読出し手
段、59…ズーム機構、61…カメラボディ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−140408(JP,A) 特開 昭63−70834(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02B 7/02 - 7/04 G02B 7/08 - 7/10 H04N 5/225

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮影条件が変化しても変化しない固定レン
    ズデータと、撮影条件の変化に応じて変化する可変レン
    ズデータとを含むレンズデータを、複数の撮影条件に応
    じてメモリするメモリ手段を備えた撮影レンズにおい
    て、 上記撮影条件に応じた可変レンズデータを、複数の撮影
    条件に対応した可変データメモリエリアにメモリし、上
    記複数の撮影条件に共通する固定レンズデータは、上記
    メモリエリアとは別の固定データメモリエリアにメモリ
    したことを特徴とする撮影レンズ。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の撮影レンズはさらに、上
    記撮影条件を検出する撮影条件検出手段と、 この撮影条件検出手段が検出した撮影条件に応じた上記
    固定レンズデータおよび可変レンズデータを読出す読出
    手段とを備えていることを特徴とする撮影レンズ。
  3. 【請求項3】請求項1に記載の撮影レンズはズームレン
    ズであり、上記撮影条件は焦点距離であって、該ズーム
    レンズの可変焦点距離が複数の焦点距離ゾーンに分割さ
    れ、該各分割された各焦点距離ゾーンにおいて同一のレ
    ンズデータが上記固定レンズデータとして、他のレンズ
    データが上記可変レンズデータとしてそれぞれ上記メモ
    リ手段の所定のエリアにメモリされていることを特徴と
    する撮影レンズ。
  4. 【請求項4】請求項1において、上記撮影条件は撮影距
    離であって、該撮影距離が複数のゾーンに分割され、該
    分割された各撮影距離ゾーンにおいて同一のレンズデー
    タが上記固定レンズデータとして、他のレンズデータが
    上記可変レンズデータとしてそれぞれ上記メモリ手段の
    所定のエリアにメモリされていることを特徴とする撮影
    レンズ。
  5. 【請求項5】請求項1において、上記メモリ手段はROM
    であって、このROMは、一の撮影条件における複数のレ
    ンズ特性に関するレンズデータがそれぞれ特定のアドレ
    スにメモリ可能な固定レンズデータメモリエリアと、他
    の可変レンズデータがそれぞれ特定のアドレスにメモリ
    された可変データメモリエリアとを備え、 上記固定レンズデータは、上記固定データメモリエリア
    の対応するアドレスにそれぞれメモリされ、上記他の可
    変レンズデータは、上記可変データメモリエリアの対応
    するアドレスにそれぞれメモリされ、 さらに、上記固定データメモリエリアの空きアドレスに
    は、上記撮影条件に応じた対応する可変レンズデータの
    メモリアドレスを特定するデータがメモリされているこ
    とを特徴とする撮影レンズ。
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