JP2858568B2 - 通信方法および通信システム - Google Patents

通信方法および通信システム

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリを介して一
台の送信端末から一台の受信端末へのデータ伝送を行う
通信方法に関し、特に受信端末のデータ伝送速度が受信
したデータの内容に依存して変化する場合の通信方法お
よび通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の通信方法では、メモリの
蓄積量のみを条件に送受信を制御している。このため、
送信端末側の通信時間を最小にするため、あるいは、受
信端末側の通信時間を最小にするために、メモリの蓄積
量を大きく設定して、全データをメモリに蓄積してから
受信端末に出力する方法をとっている。
【0003】例えば、特開昭62−195954号公報
(以下、先行技術1と呼ぶ)には、送信する情報を一旦
蓄積し、蓄積された情報を加入者線情報路の伝送速度で
読出し伝送することにより、ディジタル宅内機器の情報
速度より速い加入者線情報路の伝送速度で、情報を伝送
可能とした「ディジタル宅内機器の通信方式」が開示さ
れている。この先行技術1に係るディジタル宅内機器の
通信方式では、送話器に入力された音声は、A/D変換
器で16kb/sのディジタル信号になり、送信用メモ
リに順次蓄積される。次に操作者がフックスイッチを上
げると、制御回路はディジタル網との間で接続制御を行
い、さらに操作者がダイヤルすることにより相手が呼出
される。この後、相手が応答(オフフック)すると、送
信用メモリに蓄積された情報が64kb/sで読み出さ
れ、64kb/sのディジタル信号となって64kb/
s送信用インタフェース回路を通して、加入者線情報路
に送出される。これにより通信時間が短縮され、通信料
金も安くできる。
【0004】また、特開平6−164490号公報(以
下、先行技術2と呼ぶ)には、伝送路の伝送能力に応じ
た通信速度で信号伝送を行うことができ、無線回線の通
信時間および無線通信チャネルの使用時間を短縮して周
波数利用効率を向上することができる「移動無線通信方
式」が開示されている。この先行技術2に開示された移
動無線通信方式では、移動局は、送信時には回線速度比
較回路、データ蓄積メモリ、回線速度変換回路および回
線速度識別回路で、非電話端末の通信速度が無線回線の
標準通信速度より小さいときには、無線回線の標準通信
速度に変換し、回線速度識別子を付加して送信する。受
信時にデータ蓄積メモリ、回線速度識別子検出回路およ
び回線速度変換回路で、回線速度識別子を検出したとき
には、無線回線の標準通信速度より小さい通信速度に変
換して非電話端末に与える。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記先行技術1および
2を含む上述した従来の通信方法では、メモリに蓄積で
きるデータ量が有限であるため、送信データ量がメモリ
に蓄積できる量を越えた場合に、伝送効率が著しく低下
するという欠点がある。その理由は、メモリが送信すべ
き全てのデータを蓄積できないため、送信側にデータ転
送の中断を指示して、受信側へのデータ伝送を開始す
る。そして、メモリのデータ蓄積量を監視して、一定量
の空きを検出したら、送信側にデータ転送の再開を指示
する必要がある。このような場合には、データ転送開始
時から、送信側、受信側ともにデータ伝送を行った方が
通信時間が短くすることができる。故に、このような通
信方法は、伝送データ量が一定に決まっていて、必ずメ
モリのデータ蓄積量を越えない場合に有効である。
【0006】したがって、本発明の課題は、伝送データ
に依存して伝送速度が変化する端末間の通信において、
メモリに蓄積されるデータ量をリアルタイムで調整する
ことにより、データ伝送を効率化する通信方法および通
信システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による通信方式
は、メモリを介して一台の送信端末から一台の受信端末
へのデータ伝送を行う通信方法であって、受信端末のデ
ータ伝送速度が受信したデータの内容に依存して変化す
る通信方法において、送信端末および受信端末のデータ
伝送速度を一定間隔で測定するステップと、送信端末と
受信端末のデータ伝送速度の差分からメモリのデータ蓄
積量を求めるステップとを含み、データ蓄積量に基づい
て通信中にリアルタイムでメモリの蓄積制御を変更して
いく、ことを特徴とする。
【0008】また、本発明による通信システムは、メモ
リを介して一台の送信端末から一台の受信端末へのデー
タ伝送を行う通信システムであって、受信端末のデータ
伝送速度が受信したデータの内容に依存して変化する通
信システムにおいて、送信端末からのデータ伝送速度を
一定間隔で測定する第1の測定手段と、受信端末へのデ
ータ伝送速度を一定間隔で測定する第2の測定手段と、
測定した2つの伝送速度の差分を演算する差分演算手段
と、伝送速度の差分からメモリのデータ蓄積量を求める
蓄積量演算手段と、この求めたメモリ蓄積量に基づいて
メモリの蓄積量を最適に保つ蓄積量維持手段とを有する
ことを特徴とする。
【0009】
【作用】第1の測定手段は、外部から与えられるクロッ
クに従って受信したデータをカウントして、一定時間内
にどれだけデータを受信するかによって、送信端末から
のデータ伝送速度(送信速度)を測定する。第2の測定
手段は、外部から与えられるクロックに従って送信した
データをカウントして、一定時間内にどれだけデータを
送信できるかによって、受信端末へのデータ伝送速度
(受信速度)を測定する。次に、差分演算手段は送信端
末の送信速度と受信端末の受信速度の差分を求める。蓄
積量演算手段はこの速度差からメモリのデータ蓄積量を
求める。蓄積量維持手段はこのデータ蓄積量に基づいて
データの受信およびデータの送信の指示を行い、メモリ
に蓄積されるデータ量を最適に保つ。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
【0011】図1に本発明の第1の実施の形態による通
信システムを示す。図示の通信システムは、メモリを介
して一台の送信端末から一台の受信端末へのデータ伝送
を行う通信システムであって、受信端末のデータ伝送速
度が受信したデータの内容に依存して変化する通信シス
テムである。
【0012】図示の通信システムは、書き込み部11
と、読み出し部12と、メモリ13と、送信側伝送速度
測定回路14と、受信側伝送速度測定回路15と、蓄積
量制御部16と、蓄積量演算部17と、速度比較回路1
8とを有する。
【0013】書き込み部11は、蓄積量制御部16から
の書き込み制御信号に基づいてメモリ13にデータを書
き込む。読み出し部12は、蓄積量制御部16からの読
み出し制御信号に基づいてメモリ12からデータを読み
出す。送信側伝送速度測定回路14は、送信端末(図示
せず)からの送信側データ伝送速度を一定間隔で測定す
る。受信側伝送速度測定回路15は、受信端末(図示せ
ず)への受信側データ伝送速度を一定間隔で測定する。
速度比較回路18はこれら測定した送信側データ伝送速
度と受信側データ伝送速度との差分を演算する。蓄積量
演算部17は、データ伝送速度の差分からメモリ13の
データ蓄積量を求める。蓄積量制御部16は、メモリ1
3のデータ蓄積量を最適に保つように、書き込み制御信
号及び読み出し制御信号をそれぞれ書き込み部11及び
読み出し部12へ送出する。
【0014】図2を参照して、本発明の第2の実施の形
態に係る通信システムについて説明する。図示の通信シ
ステムは、データ伝送を行う送信端末21および受信端
末22と、送信端末21に接続された送信側入力バッフ
ァ23と、メモリ24と、受信端末22に接続された受
信側出力バッファ25と、送信側入力バッファ23に接
続された送信側伝送速度測定回路26と、送信側入力バ
ッファ23とメモリ23とに接続された送信側切り替え
回路27と、受信側出力バッファ25に接続された受信
側伝送速度測定回路28と、受信側出力バッファ25と
メモリ24とに接続された受信側切り替え回路29と、
メモリ24と送信側切り替え回路27と受信側切り替え
回路29とに接続された蓄積量制御部30と、蓄積量制
御部30に接続された蓄積量演算部31と、送信側伝送
速度測定回路26と受信側側伝送速度測定回路28と蓄
積量演算部31とに接続された速度比較回路32と、を
有する。
【0015】送信側伝送速度測定回路26は、送信端末
21から送信側入力バッファ23に送られるクロックと
データを検出して入力データの伝送速度を測定する。受
信側伝送速度測定回路28は、受信側出力バッファ25
に供給されるクロックと受信端末22によるデータの引
き取りから、出力データの伝送速度を測定する。速度比
較回路32は、送信側伝送速度測定回路26で測定され
た入力データの伝送速度と受信側伝送速度測定回路28
で測定された出力データの伝送速度との差分を演算す
る。蓄積量演算部31は、速度比較回路32が求めた伝
送速度の差分からメモリ24のデータ蓄積量を求める。
蓄積量制御部30は蓄積量演算部31が求めたデータ蓄
積量に基づいてメモリ24のデータ蓄積量を制御する。
送信側切り替え回路27はメモリ24へのデータの書き
込みを制御し、受信側切り替え回路29はメモリ24か
らのデータの読み出しを制御する。
【0016】送信端末21と送信側入力バッファ23と
送信側切り替え回路27との組み合わせは図1に示した
書き込み部11を構成し、受信端末21と受信側出力バ
ッファ25と受信側切り替え回路28との組み合わせは
図1に示した読み出し部12を構成する。
【0017】次に、図2に示した通信システムの動作に
ついて説明する。通信開始前、メモリ24は空の状態に
ある。蓄積量制御部30は送信側切り替え回路27に
「データ要求」を送る。この「データ要求」を受け取っ
た送信側切り替え回路27は、送信側入力バッファ23
とメモリ24とを接続し、送信側入力バッファ23にデ
ータが受信されると、メモリ24にデータが書き込まれ
るようにする。送信端末21は送信を開始する。
【0018】送信端末21が送信を開始すると、送信側
入力バッファ23にデータが入力される。入力されたデ
ータは送信側切り替え回路27を経由してメモリ24に
書き込まれる。このようにしてデータの受信が始まる。
蓄積量制御部30は、常時メモリ24のデータ蓄積量を
監視して、メモリ蓄積量が一定基準値を満たすと、受信
側切り替え回路29に「出力要求」を送る。「出力要
求」を受信した受信側切り替え回路29は、メモリ24
と受信側出力バッファ25とを接続し、受信側出力バッ
ファ25にデータをセットする。受信端末22は、受信
側出力バッファ25に設定されたデータを引き取ると、
メモリ24から継続して受信側出力バッファ25にデー
タをセットする。以上のようにしてデータの伝送が開始
される。
【0019】データの伝送が始まると、送信側伝送速度
測定回路26は入力クロックに対するデータの量を計測
して、送信側のデータ伝送速度(送信速度)を求めて、
それを速度比較回路32に通知する。また、受信側伝送
速度測定回路28の同様にして出力クロックに対するデ
ータの量を計測して、受信側のデータ伝送速度(受信速
度)を求めて、それを速度比較回路32に通知する。速
度比較回路32では両方のデータ伝送速度の差分を計算
する。
【0020】次に、送信速度と受信速度とが同等の場
合、送信速度が受信速度よりも高速の場合、および
受信速度が送信速度よりも高速の場合の各々について、
蓄積量制御部30の動作について説明する。なお、以下
において、x,y,zは任意の値とし、データの転送速
度により決定されるものとする。
【0021】送信速度と受信速度と同等の場合 出力データがそろい次第、出力を開始する。この場合は
自然にメモリ24のデータ蓄積量が最小に保たれるた
め、蓄積量制御部30は受信側切り替え回路29に常
時、「出力要求」を出す。
【0022】送信速度が受信速度よりも高速の場合 出力データがそろい次第、出力を開始する、と共にメモ
リ24のデータ蓄積量の上限を全メモリ量のx%に設定
する。メモリ24のデータ蓄積量が全メモリ量のx%を
越える場合は、送信端末21側のデータ伝送を停止し、
メモリ24のデタ蓄積量が減るのを待ち合わせる。
【0023】受信速度が送信速度よりも高速の場合 メモリ24のデータ蓄積量の上限をメモリ24が管理で
きる最大の値に設定する。出力の開始タイミングは、メ
モリ24のデータ蓄積量がy%を越えるか、あるいは、
送信端末21からのデータ送信が完了したときとする。
また、出力中にメモリ24のデータ蓄積量が全メモリ量
のz%を下回った場合、蓄積量制御部30は出力する間
隔を広げることによって、メモリ24のデータ蓄積量が
零になってメモリ24が空になるのを防ぐ。
【0024】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0025】図3に本発明の第1の実施例による通信シ
ステムを示す。図示の通信システムは、主制御部43と
送信側プロトコル制御部44と受信側プロトコル制御部
45と送信側出力バッファ46と受信側入力バッファ4
7とを有する点を除いて、図2に示したものと同様の構
成を有する。したがって、図2に示すものと同様の機能
を有するものには同一の参照符号を付して、以下では相
違点のみについて説明する。
【0026】主制御部43は、蓄積量制御部30と送信
側プロトコル制御部44と受信側プロトコル制御部45
とに接続され、装置全体を制御する。送信側プロトコル
制御部44は、送信側入力バッファ23と送信側切り替
え回路27と送信側出力バッファ46とに接続され、送
信端末21との通信プロトコルを実現する。受信側プロ
トコル制御部45は、受信側出力バッファ25と受信側
切り替え回路29と受信側入力バッファ47とに接続さ
れ、受信端末22との通信プロトコルを実現する。送信
側出力バッファ46は、送信端末21に接続され、送信
端末21への出力データを一時的に保持する。受信側入
力バッファ47は、受信端末22に接続され、受信端末
22からの受信データを一時的に保持する。
【0027】次に、図3に示した通信システムの動作に
ついて説明する。ここで、送信端末21から受信端末2
2へデータ伝送を行う場合について説明する。
【0028】まず、送信端末21からの接続の要求が起
こり、送信側入力バッファ23にデータが入力される。
送信側入力バッファ23ではデータが入力されたことを
検出すると、その旨を送信側プロトコル制御部44に通
知する。送信側プロトコル制御部44では受信したデー
タを解析して、送信端末21との通信手順を確立する。
通信手順に関して、送信端末21への応答については、
送信側プロトコル制御部44が送信側出力バッファ46
にデータを書き込む。送信側出力バッファ46に書かれ
たデータは送信端末21から引き取られる。送信端末2
1は、このようにして送信側プロトコル制御部44との
間で通信を確立する。送信側プロトコル制御部44は、
通信が確立すると、主制御部43に「通信開始」を通知
する。主制御部43は「通信開始」を受け取ると、蓄積
量制御部30に「蓄積量制御開始」を指示する。また、
主制御部43は受信側プロトコル制御部45に受信端末
22の接続指示を通知する。
【0029】受信側プロトコル制御部45ではこの指示
を受け取ると、受信端末22との通信を確立する。蓄積
量制御部30では、蓄積量演算部31から常時通知され
ているデータ蓄積量に基づいて、メモリ24の蓄積量を
制御する。これによって、蓄積量制御部30は、手順の
間のデータ伝送速度から送信側のデータ伝送速度を測定
し、基準値とする。この基準値に基づいて、蓄積量制御
部30はメモリ24のデータ蓄積量を管理する。送信側
プロトコル制御部44では、手順に関する部分を代行動
作して、手順がデータ部分の転送に入るとその旨を主制
御部43に通知する。主制御部43では、データ部分の
転送が始まると、蓄積量制御部30にメモリ24の蓄積
制御を指示する。蓄積量制御部30では、以後、蓄積量
演算部31から通知されるデータ蓄積量に応じて、送信
側切り替え回路27及び受信側切り替え回路29を利用
して、メモリ24のデータ蓄積量を制御する。
【0030】次に、伝送速度差に対する制御の変化につ
いて、下記の3つの場合について説明する。
【0031】送信端末21のデータ伝送速度と受信端
末22のデータ伝送速度の差が±20%の範囲に収まる
場合 この場合は、送信端末21からの受信と受信端末22へ
の送信を同時に行うことにより、最適な転送時間を確保
することができる。このため、出力データが準備でき次
第、受信側出力バッファ25にデータを設定する。
【0032】送信端末21のデータ伝送速度が受信端
末22のデータ伝送速度より20%以上高速である場合 送信端末21のデータ伝送速度が速い場合は、受信と同
時に送信を開始して、メモリ24のデータ蓄積量を最大
に設定する。このことによって、最適な転送時間を確保
することができる。
【0033】送信端末21のデータ伝送速度が受信端
末22のデータ伝送速度より20%以上低速である場合 送信端末21のデータ伝送速度が遅い場合は、できるだ
けデータをメモリ24に蓄積してから出力することによ
って最適な転送時間を確保することができる。
【0034】以上のように、、のおのおのの場合
に、メモリ24に対する蓄積制御方式を変更することに
よって、より最適な通信時間を確保したデータ伝送を実
現することができる。なお、ここで述べたメモリ24の
データ蓄積量の割合は、一例として決めたものであっ
て、これに限定されるものではない。
【0035】図4を参照すると、本発明の第2の実施例
による通信システムは、蓄積量メモリ48を有している
点を除いて、図3に示すものと同様の構成を有する。し
たがって、図3に示すものと同様の機能を有するものに
は同一の参照符号を付して、以下では相違点のみについ
て説明する。
【0036】蓄積量メモリ48は、蓄積量演算部31に
接続され、蓄積量演算部31が求めたメモリ24のデー
タ蓄積量を保持する。通信開時の制御については、前回
通信時の最終値を利用した制御を行う。この場合のデー
タ蓄積量は蓄積量メモリ48に保持されている。すなわ
ち、蓄積量メモリ48は、メモリ24に対する蓄積制御
方式を保持するバックアップメモリとして働く。全く初
めての通信では、送信端末21と受信端末22のデータ
伝送速度に差がないものとして伝送を開始する。
【0037】本発明は上述した実施形態に限定せず、本
発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の変更・変形が可
能である。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、送信端
末と受信端末のデータ伝送速度を常時計測し、両者のデ
ータ伝送速度の差分を計算し、データ伝送速度の差分か
らメモリのデータ蓄積量を調整しているので、リアルタ
イムにメモリに対する蓄積制御方式を変更することが可
能である。このような本発明を、データの内容によって
データ伝送速度が変化する端末であって、送信端末と受
信端末とのデータ伝送速度の関係が一度の通信中に変化
するような通信システムに適用すれば、通信時間を最適
にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による通信システム
の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による通信システム
の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例による通信システムの構
成を示すブロック図である。
【図4】本発明の第2の実施例による通信システムの構
成を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 書き込み部 12 読み出し部 13 メモリ 14 送信側伝送速度測定回路 15 受信側伝送速度測定回路 16 蓄積量制御部 17 蓄積量演算部 18 速度比較回路 21 送信端末 22 受信端末 23 送信側入力バッファ 24 メモリ 25 受信側出力バッファ 26 送信側伝送速度測定回路 27 送信側切り替え回路 28 受信側伝送速度測定回路 29 受信側切り替え回路 30 蓄積量制御部 31 蓄積量演算部 32 速度比較回路 43 主制御部 44 送信側プロトコル制御部 45 受信側プロトコル制御部 46 送信側出力バッファ 47 受信側入力バッファ 48 蓄積量メモリ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メモリを介して一台の送信端末から一台
    の受信端末へのデータ伝送を行う通信方法であって、前
    記受信端末のデータ伝送速度が受信したデータの内容に
    依存して変化する通信方法において、 前記送信端末および前記受信端末のデータ伝送速度を一
    定間隔で測定するステップと、 前記送信端末と前記受信端末のデータ伝送速度の差分か
    ら前記メモリのデータ蓄積量を求めるステップとを含
    み、前記データ蓄積量に基づいて通信中にリアルタイム
    で前記メモリの蓄積制御を変更していく、ことを特徴と
    する通信方法。
  2. 【請求項2】 データ伝送測定の際、手順信号とデータ
    の見分けを行うステップと、 通信開始時の前記メモリに対する蓄積制御方式を手順信
    号の伝送速度から決定するステップとを更に含み、その
    後のデータの伝送速度によりリアルタイムでメモリ蓄積
    制御を変更していく、ことを特徴とする請求項1に記載
    の通信方法。
  3. 【請求項3】 前記メモリに対する蓄積制御方式をバッ
    クアップメモリに保持しておくステップと、 該バックアップメモリに保持した蓄積制御方式を、次の
    通信の蓄積制御方式の初期制御方法として動作を開始す
    るステップとを更に含み、その後のデータの伝送速度に
    よりリアルタイムでメモリ蓄積制御を変更していく、こ
    とを特徴とする請求項1に記載の通信方法。
  4. 【請求項4】 メモリを介して一台の送信端末から一台
    の受信端末へのデータ伝送を行う通信システムであっ
    て、前記受信端末のデータ伝送速度が受信したデータの
    内容に依存して変化する通信システムにおいて、 前記送信端末からのデータ伝送速度を一定間隔で測定す
    る手段と、 前記受信端末へにデータ伝送速度を一定間隔で測定する
    手段と、 測定したデータ伝送速度の差分を演算する手段と、 データ伝送速度の差分からメモリのデータ蓄積量を求め
    る手段と、 この求めたデータ蓄積量に基づいて前記メモリの蓄積量
    を最適に保つ手段とを有することを特徴とする通信シス
    テム。
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