JP2858375B2 - アンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニットの取付構造 - Google Patents

アンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニットの取付構造

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JP2858375B2
JP2858375B2 JP2321613A JP32161390A JP2858375B2 JP 2858375 B2 JP2858375 B2 JP 2858375B2 JP 2321613 A JP2321613 A JP 2321613A JP 32161390 A JP32161390 A JP 32161390A JP 2858375 B2 JP2858375 B2 JP 2858375B2
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Description

【発明の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本発明はアンチロックブレーキシステムにおける油圧
ユニットの取付構造に関する。
b.従来の技術 自動車では、マスタシリンダからホイールシリンダに
接続される配管途中に、各車輪の回転状態に応じて、各
ホイールシリンダに供給するブレーキ液圧を制御するア
クチュエータを設けるようにしたアンチロックブレーキ
システムを備えたものがある。このようなアンチロック
ブレーキシステムのアクチュエータは通常エンジンルー
ム内に取付けられている。
この場合、アクチュエータへのパイプ配管は、アクチ
ュエータを車輪に取付けた後、ブレーキ配管するのが一
般的である。
c.発明が解決しようとする課題 しかしながら、エンジンルームに配備するにはスペー
ス的に困難な場合がある。
そこで、リヤシート下部にアクチュエータを配設する
ようにした先行技術(特願平2−229799号)を開発し
た。
この場合、アンチロックブレーキシステムのブレーキ
パイプ配管が複雑であるため、アクチュエータ据付後の
配管作業が困難である。
本発明は上記先行技術の課題を解決し、配管作業の効
率を改善し得るアンチロックブレーキシステムにおける
油圧ユニットの取付構造を提供することを目的とする。
d.課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するため、アンチロックブレ
ーキシステムのアクチュエータをマスタシリンダとホイ
ールシリンダ間の油圧系統に組付けたアンチロックブレ
ーキシステムにおける油圧ユニットの取付構造におい
て、リヤシート下面に凹部を形成し、この凹部に対応さ
せてフロアパネルの下面に凹部を形成するとともに、ア
クチュエータとプロポーショニングバルブをブラケット
に装着してなる油圧ユニットを上記フロアパネルの凹部
内に配設したことにある。
e.作用 アンチロックブレーキシステムのアクチュエータとプ
ロポーショニングバルブをブラケットに装着して配管
し、この油圧ユニットをマスタシリンダとホイールシリ
ンダ間の油圧系統に組込む。アクチュエータとプロポー
ショニングバルブをブラケットに装着してなる油圧ユニ
ットをフロアパネルの凹部内に配設したので、予め、組
み付け配管作業を行うことができることから、組み付け
配管作業が容易となり、かつ、走行時の飛び石等による
影響をなくすことができる。
f.実施例 以下本発明の一実施例を図面を参照しながら詳細に説
明する。
第1図ないし第3図において、1は自動車の車体、2
は車体1のリヤフロアパネルを構成するリヤフロアパン
である。
リヤフロアパン2にはリヤシート3を載せる部分の一
部に切欠穴4が形成され、この切欠穴4に溶接またはボ
ルト締めによりリヤフロアカバー5が被せられている。
具体的には、リヤシート3の下面に凹部3aを形成し、
この凹部3aに対応させてリヤフロアカバー5の下面に凹
部5aを形成する。こうして、リヤフロアパネルAの下面
に、リヤシート3の下面の凹部3aに対応する凹部Bが形
成される。
このリヤフロアカバー5の下面側凹部5a、すなわち、
リヤフロアパネルAの凹部B内に、アンチロックブレー
キシステムの油圧ユニット6を取付けた油圧ユニットブ
ラケット7が配設されている。この油圧ユニットブラケ
ット7は前端をリヤフロアパン2に装着したロアブラケ
ット8にボルトを介して固定されている。油圧ユニット
ブラケット7はリヤフロアパン2に装着されたサイドメ
ンバ9にボルト締めされている。
油圧ユニット6は第4図のように、油圧ユニットブラ
ケット7にアクチュエータ10、プロポーショニングバル
ブ11およびマスタシリンダ側ジョイント部12をブラケッ
ト13,14,15を介して装着したものである。この油圧ユニ
ット6はアクチュエータ10の入力側とマスタシリンダ側
ジョイント部12をフレキシブルホース16で接続し、アク
チュエータ10の出力側とプロポーショニングバルブ11を
フレキシブルホース17で予め接続したものである。
油圧ユニット6は第5図および第6図のようにブレー
キシステムの中に組込まれている。アクチュエータ10の
マスタシリンダ側ジョイント部12にはマスタシリンダ18
からのブレーキパイプ19を接続し、プロポーショニング
バルブ11のジョイント部11aにはフロントブレーキ側の
ホイールシリンダ20に接続されたブレーキパイプ21を接
続し、プロポーショニングバルブ11のジョイント部11b
にはリヤブレーキ側のホイールシリンダ22に接続された
ブレーキパイプ23を接続したものである。
上記構成によると、油圧ユニットブラケット7にアク
チュエータ10、プロポーショニングバルブ11およびマス
タシリンダ側ジョイント部12を予め組付け、フレキシブ
ルホース16,17で事前に接続しておく。そして、油圧ユ
ニット6としてリヤフロアカバー5の下面側凹部5a、す
なわち、リヤフロアパネルAの凹部B内に、据付け、マ
スタシリンダ18、ホイールシリンダ20,22側のブレーキ
パイプ19,21,23と接続する。
g.発明の効果 以上述べたように本発明によるアンチロックブレーキ
システムにおける油圧ユニットの取付構造によれば、油
圧ユニットを構成するアクチュエータ、プロポーショニ
ングバルブ等をブラケットに装着し、これらを予めフレ
キシブルホースで連結してユニット化したので、車体へ
の組付け作業を容易に行なうことができる。また、複雑
な配管作業を車体への組付け前に行なうことができるの
で、作業能率の向上を図ることができる。
さらに、リヤシート下面に凹部を形成し、この凹部に
対応させてフロアパネルの下面に凹部を形成して、この
フロアパネルの凹部内に油圧ユニットを配設したので、
車体下面から飛び出すことがない。よって、飛び石等の
影響を受けにくく、路上の障害物に当たりにくい。
またさらに、アクチュエータとプロポーショニングバ
ルブをブラケットに装着してなる油圧ユニットを上記凹
部内に配設するようにしたので、車体に組み付ける前に
予め油圧ユニット化できることから、大きな負担のかか
る配管接続作業を組み付けライン上から省略することが
できる。よって、組み付けライン上の作業能率の向上を
図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は本発明によるアンチロックブレー
キシステムにおける油圧ユニットの取付構造を示し、第
1図は自動車の車体を示す概念図、第2図は斜視図、第
3図は第2図のA−A線断面図、第4図は油圧ユニット
を示す斜視図、第5図および第6図はブレーキシステム
を示し、第5図は平面図、第6図は斜視図である。 6……油圧ユニット、 7……油圧ユニットブラケット、 10……アクチュエータ、 11……プロポーショニングバルブ、 12……マスタシリンダ側ジョイント部、 16,17……フレキシブルホース、 19,21,23……ブレーキパイプ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−110250(JP,A) 特開 平2−11448(JP,A) 特開 昭60−53452(JP,A) 特開 昭61−184156(JP,A) 実開 昭63−125662(JP,U) 実開 平2−16356(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60T 8/34 B60R 16/08 B60T 17/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンチロックブレーキシステムのアクチュ
    エータをマスタシリンダとホイールシリンダ間の油圧系
    統に組付けたアンチロックブレーキシステムにおける油
    圧ユニットの取付構造において、リヤシート下面に凹部
    を形成し、この凹部に対応させてフロアパネルの下面に
    凹部を形成するとともに、アクチュエータとプロポーシ
    ョニングバルブをブラケットに装着してなる油圧ユニッ
    トを上記フロアパネルの凹部内に配設したことを特徴と
    するアンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニッ
    トの取付構造。
JP2321613A 1990-11-26 1990-11-26 アンチロックブレーキシステムにおける油圧ユニットの取付構造 Expired - Lifetime JP2858375B2 (ja)

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JPS63125662U (ja) * 1987-02-10 1988-08-16
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