JP2857616B2 - コアドリル - Google Patents

コアドリル

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JP2857616B2
JP2857616B2 JP8291466A JP29146696A JP2857616B2 JP 2857616 B2 JP2857616 B2 JP 2857616B2 JP 8291466 A JP8291466 A JP 8291466A JP 29146696 A JP29146696 A JP 29146696A JP 2857616 B2 JP2857616 B2 JP 2857616B2
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JP
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core
core drill
main shaft
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motor
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国夫 岡田
達雄 三中
裕行 松原
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KONSETSUKU KK
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    • B28D1/041Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs with cylinder saws, e.g. trepanning; saw cylinders, e.g. having their cutting rim equipped with abrasive particles
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23BTURNING; BORING
    • B23B47/00Constructional features of components specially designed for boring or drilling machines; Accessories therefor
    • B23B47/34Arrangements for removing chips out of the holes made; Chip- breaking arrangements attached to the tool
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Mining & Mineral Resources (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Drilling And Exploitation, And Mining Machines And Methods (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、各種コンクリート
構造物、アスファルト、ブロック、石材、岩石、タイル
等(本明細書では、これらを単に「コンクリート構造物
等」という)への穿孔時に用いられるコアドリル、こと
に乾式タイプのコアドリルに関する。
【0002】
【従来技術】この種のコアドリルは一般に図1に示すよ
うに、ベース1と、ベース1より立設され、一側にラッ
ク2を縦設した支柱3と、支柱3に昇降可能に装着さ
れ、内部に上記ラック2と噛合するピニオンを備えたコ
アドリル本体4と、コアドリル本体4に着脱可能に取着
され、先端にダイヤモンドチップを固着したコアビット
5と、コアドリル本体上に取着され、コアビット5を回
転駆動させる減速機付モータ6と、上記ピニオンの軸と
一体をなす軸部8に径方向に摺動可能に取着され、ピニ
オンを回動操作するためのハンドル7とよりなってお
り、コンクリート構造物等への穿孔時においては通常、
ベース1をコンクリート構造物9等にアンカーボルト等
によって固定し、ついでハンドル7を操作してコアビッ
ト5をコンクリート構造物等に押付け、ついでモータ6
を駆動してハンドル7を押え、推力を与えながらコアビ
ット5を回転させ、穿孔箇所に冷却水を注入して穿孔を
行なっている。
【0003】冷却水の注入は、コアビット先端のダイヤ
モンドチップの冷却と、穿孔時に生ずる切粉の排出及び
粉塵の拡散を防止するために行われるが、穿孔箇所の周
囲が水浸しになり、また穿孔が完了すると同時に該孔を
通して冷却水が流出するため、水浸しとなったり水漏れ
を生ずると困る屋内のような所では、図示するように水
処理パッド10をあてがってコンクリート構造物等との
間をシールし、穿孔箇所より周囲に水が流出しないよう
にしている。
【0004】上述するような湿式タイプのコアドリル
は、天井や壁面の高所への穿孔のように、水処理対策の
難しい所では使用が困難であり、また水道や給水タンク
等の給水設備がないと使用することができない。冷却水
を使用しないで、エアの吹付け或いは吸引によりダイヤ
モンドチップの冷却と穿孔箇所からの切粉の排出を行う
ようにした乾式タイプのコアドリルも知られる。特開昭
58−49207号には、真空吸引装置を設けてコアビ
ット内のエアを吸引することにより、ダイヤモンドチッ
プの冷却と、孔内の切粉の吸引排出を行うようにしたも
の、実開平7−2013号には、穿孔箇所にスイベルジ
ョイントを介して導入した圧縮空気を吹付け、ダイヤモ
ンドチップの冷却と共に、孔内の切粉の排出を行うよう
にしたものが開示されている。
【0005】乾式タイプのコアドリルにはまた、穿孔時
にコンクリート構造物等へ固定される固定タイプのもの
ゝほか、取手を備え、冷却用ファン付きモータと、該モ
ータによって回転駆動されるコアビットを有するハンデ
ィタイプのものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】乾式タイプのコアドリ
ルは、給水設備が必要でないうえ、水処理対策を要しな
いため、どこにでも使用することができ、使用範囲が規
制されない利点があるが、上述する固定タイプのコアド
リルの場合ことに、切削を続けていると、ダイヤモンド
チップの表面とコンクリート構造物等との間に切削によ
って発生した切粉が滞留して目詰まりを生じ、切削能力
が低下しがちである。一方、ハンディタイプのコアドリ
ルでは、切削時の振動が作業者に直接伝わるため、作業
性が悪くなる。
【0007】本発明の第1の目的は、切粉を効率よく排
出して切削能率を向上させることができるコアドリルを
提供しようとするものであり、第2の目的は、作業性が
よいハンディタイプのコアドリルを提供しようとするも
のである。
【0008】
【課題の解決手段】第1の目的を達成するための発明
は、コンクリート構造物等へ固定されるベースと、ベー
スより立設され、一側にラックを縦設した支柱と、支柱
に昇降可能に支持され、内部にラックと噛合するピニオ
ンを備えたコアドリル本体と、コアドリル本体に着脱可
能に取着され、先端にダイヤモンドチップを固着したコ
アビットと、コアドリル本体上に取着され、コアビット
を回転駆動するモータと、コアビット内のエアを吸引す
る吸引手段又は穿孔箇所へエアを供給するエアの吹付け
手段とを設けたコアドリルにおいて、モータによって回
転駆動され、コアビットが取付けられるメインシャフト
に固着のカラー又はメインシャフトに形成の大径部と軸
受との間に弾性材よりなるダンパーを設けてメインシャ
フトが軸方向に微動できるようにしたことを特徴とす
る。
【0009】別の発明は、コンクリート構造物等へ固定
されるベースと、ベースより立設され、一側にラックを
縦設した支柱と、支柱に昇降可能に支持され、内部にラ
ックと噛合するピニオンを備えたコアドリル本体と、コ
アドリル本体に着脱可能に取着され、先端にダイヤモン
ドチップを固着したコアビットと、コアドリル本体上に
取着され、コアビットを回転駆動するモータと、コアビ
ット内のエアを吸引する吸引手段又は穿孔箇所へエアを
供給するエアの吹付け手段とを設けたコアドリルにおい
て、モータによって回転駆動され、コアビットが取付け
られるメインシャフトが軸受に遊びを持たせて軸承さ
れ、僅かに傾動可能であることを特徴とする。
【0010】更に別の発明は、コンクリート構造物等へ
固定されるベースと、ベースより立設され、一側にラッ
クを縦設した支柱と、支柱に昇降可能に支持され、内部
にラックと噛合するピニオンを備えたコアドリル本体
と、コアドリル本体に着脱可能に取着され、先端にダイ
ヤモンドチップを固着したコアビットと、コアドリル本
体上に取着され、コアビットを回転駆動するモータと、
コアビット内のエアを吸引する吸引手段又は穿孔箇所へ
エアを供給するエアの吹付け手段とを設けたコアドリル
において、モータによって回転駆動されるメインシャフ
トとコアビットとを回転方向には一体で、軸方向にのみ
スライド可能に連結すると共に、メインシャフトには
アビットとの間に弾性材よりなるダンパーを設けてコア
ビットが軸方向に微動できるようにしたことを特徴とす
る。
【0011】メインシャフトとコアビットを回転方向に
は一体で、軸方向にのみスライド可能に連結するには、
例えば両者をキーにより連結する方法、スプラインによ
り連結する方法等を用いることができる。更に別の発明
は、上記各発明のメインシャフトが軸受に遊びを持たせ
て軸承され、僅かに傾動可能であることを特徴とする。
【0012】上記各発明によれば、切削中コアビットが
振動、傾斜或いは振動と共に傾斜することにより、ダイ
ヤモンドチップ先端とコンクリート構造物等との間隙が
変化し、そのため切粉が効率よく排出され、ダイヤモン
ド砥粒がコンクリート構造物等に深く切り込んで大きな
切粉を発生させることができるようになる。その結果、
ダイヤモンド砥粒をボンドで固めてなるダイヤモンドチ
ップのボンドが効率よく削られ、ダイヤモンド砥粒が次
々と露出することによる自生作用が促進される。
【0013】上記各発明におけるエアの吸引又は吹付け
手段としては、コンプレッサー、ファン、圧縮空気入り
のボンベ等を例示することができる。こうした手段はコ
アドリルとは別に設けてもよいが、好ましくはコアドリ
ル内に組み込まれる。コアドリル内への組み込みは、フ
ァンをコアビットを回転駆動するモータにより駆動、好
ましくはモータの出力軸に取着することにより行われ
る。
【0014】したがって更に別の発明は、上記各発明の
エアの吸引手段又は吹付け手段がモータによって回転駆
動されるファンであることを特徴とする。本発明によれ
ば、ファンの駆動によってコアビット内のエアが排出さ
れるか、又はコアビット内にエアが吹き込まれる。好ま
しい発明においては、エアの流路に流量調整弁が設けら
れ、コアビットより吸引或いはコアビットに吹付けられ
るエアの流量が調整できるようにされる。
【0015】第2の目的を達成するための発明は、取手
を備えたケーシングと、ケーシング内に設けられるモー
タと、モータによって回転駆動されるコアビットよりな
るコアドリルにおいて、モータによって回転駆動され、
コアビットが取付けられるメインシャフトに固着のカラ
ー又はメイシャフトに形成の大径部と軸受との間に弾性
材よりなるダンパーを設けてメインシャフトを軸方向に
微動できるようにしたことを特徴とする。
【0016】別の発明は、取手を備えたケーシングと、
ケーシング内に設けられるモータと、モータによって回
転駆動されるコアビットよりなるコアドリルにおいて、
モータによって回転駆動されるメインシャフトとコアビ
ットとを回転方向には一体で、軸方向にのみスライド可
能に連結すると共に、メインシャフトとコアビットとの
間にダンパーを設けてコアビットが軸方向に微動できる
ようにしたことを特徴とする。
【0017】本発明によれば、切削中の振動がダンパー
によって吸収緩和されるため作業性がよくなる。上記各
発明で用いられるダンパーとしては、例えば図2に示す
ようにメインシャフト12に固着したカラー又はメイン
シャフト12に形成の大径部13と軸受14との間のメ
インシャフト12に装着されるゴム等の弾性材15より
なるダンパー、図3に示すようにメインシャフト16に
連結したシリンダー17よりなるダンパー等が例示され
る。
【0018】
【発明の実施の形態】図4において、コアドリル本体を
構成するギアケース21内には、軸孔22を有する段付
軸状のメインシャフト23が止め輪24により抜け止め
されて軸支され、上端部を軸承する軸受25と、中間部
を軸承する軸受26とは若干の遊びを持たせてルーズに
支承されている。メインシャフト23はしかもギアケー
ス21外の掴み部23aとギアケース21との間の隙間
δ分だけ僅かに上下動できるように支持され、メインシ
ャフト23をδ量上下動できるようにするために、軸受
25とメインシャフト23の段との間、及びメインシャ
フト23の軸端と空気量調整レバー39(後述する)と
の間にも隙間δが形成されている。
【0019】メインシャフト23にはまた、軸受26と
大径部23bとの間にダンパーとしてのゴム輪27が両
側にワッシャー28を取付けて装着されている。そして
下端には図1に示すコアビット5が取付けられる。この
コアビットの取付けは、掴み部23aを工具で掴んでメ
インシャフト23を回転止めした状態でコアビット5を
メインシャフト下端のネジ部23cに捩込むことによっ
て行われる。なお、図中29はダストシールであり、2
0はスペーサ、30は切削時の圧力受けとなる止め輪で
ある。
【0020】ギアケース21上に取付けられるケース3
1内にはファン32付きのモータ33が納められてい
る。このモータ33はメインシャフト23を回転駆動す
るためにギアケース21に軸支される出力軸34とメイ
ンシャフト23とを歯車伝動機構35を介して連結して
おり、歯車伝動機構中には、メインシャフト23の軸方
向の動きを可能にするため、メインシャフト23に固定
の平歯車36と噛合するスプライン歯状のピニオン37
を有している。
【0021】ファン32の回転によって生ずる空気流
は、メインシャフト23の軸孔22を通り、コアビット
5内に送込まれて穿孔箇所に吹付けられるが、軸孔22
を通る空気流の流量を調整するために軸孔上方には空気
流量調整レバー39が設けられている。この空気流量調
整レバー39は図5に示されるようにギアケース21の
天板21aに水平方向に一定角度回動可能に装着されて
ギアケース外に撮み40を突出させている。そして撮み
40の操作により空気流量調整レバー39を実線で示す
軸孔上端を遮蔽する位置と、一点鎖線で示す軸孔上端を
開放する位置との間で回動することにより空気流量の調
整を行えるようにしてある。
【0022】本装置は以上のように構成され、コンクリ
ート構造物等への穿孔時においては、コアビット5が上
下方向に微動すると共に前後左右に僅かに傾動すること
により、コアビット先端のダイヤモンドチップとコンク
リート構造物等との間隙が変化し、切削によって生じた
切粉が間隙の拡大した部分より空気流の吹付けによって
効率よく排出される。その結果、ダイヤモンド砥粒がコ
ンクリート構造物等に深く切込むことができるようにな
って切削能率が促進される。そしてより大きな切粉を発
生させることができることにより、ダイヤモンドチップ
のボンドが効率よく削られ、ダイヤモンド砥粒の自生作
用が促進される。
【0023】図6は別の例のコアドリルを示すもので、
メインシャフト42は図4に示すものと同様、ギアケー
ス本体内においては軸受に若干の遊びを持たせてルーズ
に支承され、前後左右に若干傾動できるように支持され
ている。ギアケース43より突出するメインシャフト4
2には、ゴム輪44を介してコアビット45が取付けら
れ、コアビット45とメインシャフト42とはキー46
により回転方向には一体で、軸方向にのみスライドでき
るように連結されている。そしてコアビット内に突出す
るシャフト端にはナット47が捩込まれ、ゴム輪44を
コアビット43とメインシャフト42の掴み部42aと
の間に挟み込んで止めている。
【0024】本装置においても、コンクリート構造物等
への穿孔時、コアビット43はゴム輪44を圧縮して上
下方向に微動すると共に、前後左右に僅かに傾動可能で
ある。図7は、ハンディタイプのコアドリルを示すもの
で、取手51を備えたケーシング52内には図示してい
ないが、図4に示すものと同一構造のファン付きのモー
タ33と、該モータより歯車伝動機構35を介して回転
駆動されるメインシャフト23とが設けられている。こ
のメインシャフトは軸受25、26とは遊びを有してお
らず、前後左右に傾動できるようになっていない点を除
いては、図4に示すものと同様に支持され、したがって
上下のみ微振動できるようになっている。図8は、掴み
部55aとコアビット56との間のメインシャフト55
にゴム輪57を取付けたハンディタイプのコアドリルを
示す。この場合、コアビット56は上下動せず、コアビ
ット56のみが上下に微振動可能となる。
【0025】上記各装置においては、切削中に発生する
振動が、ゴム輪27或いは57により吸収緩和され、作
業者への伝わりが少なくなる。なお、本装置においても
コアドリルは作業者に持たれているため切削中、コアビ
ット53は上下動並びに前後左右に傾動可能である。
【0026】
【発明の効果】請求項1及び3記載のコアドリルにおい
ては、切削中コアビットが上下動することにより、請求
項2記載のコアドリルにおいては、コアビットが前後左
右に傾動することにより、また請求項4記載のコアドリ
ルにおいては、コアビットが上下動かつ前後左右に傾動
することにより、コアビット先端のダイヤモンドチップ
と、コンクリート構造物等との間隙が変化するため、切
削によって生じた切粉がエアの吹付け或いは吸引により
効率よく排出されるようになり、そのため目詰まりによ
るダイヤモンド砥粒先端の異常研磨が防止されると共
に、ダイヤモンド砥粒の自生作用が促進されて切削能率
が向上する。その結果、コアビットに大きな押付力を加
えなくても効率よく切削できるため、コアビットの過熱
を防止することもできる。
【0027】請求項5記載のコアドリルによれば、エア
の吸引手段又は吹付け手段をコアビットに組み込むこと
ができ、別に設けなくてもよいため、装置全体をコンパ
クトで安価にすることができる。請求項6記載のコアド
リルによれば、切削時のエアの吸引或いは吹付け量を切
削状況に応じて変えることができる。
【0028】請求項7及び8記載のハンディタイプのコ
アドリルによれば、切削時の振動がダンパーによって吸
収緩和され、作業者にそのまゝ伝わることがないため作
業性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の湿式タイプのコアドリルの正面図
【図2】ダンパーの一例を示す概略図
【図3】ダンパーの別の例を示す概略図
【図4】本発明に係わるコアドリルの要部の部分断面図
【図5】図4のA−A線断面図
【図6】本発明に係わるコアドリルの別の例の一部の部
分断面図
【図7】ハンディタイプのコアドリルの正面図
【図8】ハンディタイプのコアドリルの別の例を示す正
面図
【符号の説明】
21、43・・ギアケース 22・・軸孔 23、42、55・・メインシャフト 24、30・
・止め輪 25、26・・軸受 27、44、
57・・ゴム輪 28・・ワッシャー 29・・ダス
トシール 31・・ケース 32・・ファ
ン 33・・モータ 34・・出力
軸 35・・歯車伝動機構 36・・平歯
車 37・・ピニオン 39・・空気
流量調整レバー 40・・撮み 45、53、
56・・コアビット 46・・キー 47・・ナッ
ト 51・・取手 52・・ケー
シング
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−49207(JP,A) 特開 平8−25249(JP,A) 特開 平4−82609(JP,A) 実開 平2−3805(JP,U) 実開 平7−3912(JP,U) 実開 平2−3805(JP,U) 特公 昭54−24881(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B28D 1/14 E21C 7/02 B25D 17/24

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート構造物等へ固定されるベース
    と、ベースより立設され、一側にラックを縦設した支柱
    と、支柱に昇降可能に支持され、内部にラックと噛合す
    るピニオンを備えたコアドリル本体と、コアドリル本体
    に着脱可能に取着され、先端にダイヤモンドチップを固
    着したコアビットと、コアドリル本体上に取着され、コ
    アビットを回転駆動するモータと、コアビット内のエア
    を吸引する吸引手段又は穿孔箇所へエアを供給するエア
    の吹付け手段とを設けたコアドリルにおいて、モータに
    よって回転駆動され、コアビットが取付けられるメイン
    シャフトに固着のカラー又はメインシャフトに形成の大
    径部と軸受との間に弾性材よりなるダンパーを設けてメ
    インシャフトが軸方向に微動できるようにしたことを特
    徴とするコアドリル。
  2. 【請求項2】コンクリート構造物等へ固定されるベース
    と、ベースより立設され、一側にラックを縦設した支柱
    と、支柱に昇降可能に支持され、内部にラックと噛合す
    るピニオンを備えたコアドリル本体と、コアドリル本体
    に着脱可能に取着され、先端にダイヤモンドチップを固
    着したコアビットと、コアドリル本体上に取着され、コ
    アビットを回転駆動するモータと、コアビット内のエア
    を吸引する吸引手段又は穿孔箇所へエアを供給するエア
    の吹付け手段とを設けたコアドリルにおいて、モータに
    よって回転駆動され、コアビットが取付けられるメイン
    シャフトが軸受に遊びを持たせて軸承され、僅かに傾動
    可能であることを特徴とするコアドリル。
  3. 【請求項3】コンクリート構造物等へ固定されるベース
    と、ベースより立設され、一側にラックを縦設した支柱
    と、支柱に昇降可能に支持され、内部にラックと噛合す
    るピニオンを備えたコアドリル本体と、コアドリル本体
    に着脱可能に取着され、先端にダイヤモンドチップを固
    着したコアビットと、コアドリル本体上に取着され、コ
    アビットを回転駆動するモータと、コアビット内のエア
    を吸引する吸引手段又は穿孔箇所へエアを供給するエア
    の吹付け手段とを設けたコアドリルにおいて、モータに
    よって回転駆動されるメインシャフトとコアビットとを
    回転方向には一体で、軸方向にのみスライド可能に連結
    すると共に、メインシャフトにはコアビットとの間に
    性材よりなるダンパーを設けてコアビットが軸方向に微
    動できるようにしたことを特徴とするコアドリル。
  4. 【請求項4】メインシャフトが軸受に遊びを持たせて軸
    承され、僅かに傾動可能であることを特徴とする請求項
    1又は3のいづれかの請求項に記載のコアドリル。
  5. 【請求項5】エアの吸引又は吹付け手段は、モータによ
    って回転駆動されるファンである請求項1ないし3のい
    づれかの請求項に記載のコアドリル。
  6. 【請求項6】エアの流路には流量調整弁が設けられる請
    求項5記載のコアドリル。
  7. 【請求項7】取手を備えたケーシングと、ケーシング内
    に設けられるモータと、モータによって回転駆動される
    コアビットよりなるコアドリルにおいて、モータによっ
    て回転駆動され、コアビットが取付けられるメインシャ
    フトに固着のカラー又はメイシャフトに形成の大径部と
    軸受との間に弾性材よりなるダンパーを設けてメインシ
    ャフトを軸方向に微動できるようにしたことを特徴とす
    るコアドリル。
  8. 【請求項8】取手を備えたケーシングと、ケーシング内
    に設けられるモータと、モータによって回転駆動される
    コアビットよりなるコアドリルにおいて、モータによっ
    て回転駆動されるメインシャフトとコアビットとを回転
    方向には一体で、軸方向にのみスライド可能に連結する
    と共に、メインシャフトとコアビットとの間にダンパー
    を設けてコアビットが軸方向に微動できるようにしたこ
    とを特徴とするコアドリル。
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