JPH10119030A - コアドリル - Google Patents
コアドリルInfo
- Publication number
- JPH10119030A JPH10119030A JP28050996A JP28050996A JPH10119030A JP H10119030 A JPH10119030 A JP H10119030A JP 28050996 A JP28050996 A JP 28050996A JP 28050996 A JP28050996 A JP 28050996A JP H10119030 A JPH10119030 A JP H10119030A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- core drill
- band
- bit
- core bit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B28—WORKING CEMENT, CLAY, OR STONE
- B28D—WORKING STONE OR STONE-LIKE MATERIALS
- B28D1/00—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor
- B28D1/02—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing
- B28D1/04—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs
- B28D1/041—Working stone or stone-like materials, e.g. brick, concrete or glass, not provided for elsewhere; Machines, devices, tools therefor by sawing with circular or cylindrical saw-blades or saw-discs with cylinder saws, e.g. trepanning; saw cylinders, e.g. having their cutting rim equipped with abrasive particles
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mining & Mineral Resources (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課 題】穿孔時に発生する甲高い金属音の騒音を大幅
に減らすことができる乾式タイプのコアドリルを提供す
る。 【解決手段】コアビット５に伸縮性を有する環状のゴム
バンド１２を装着し、穿孔時に発生する騒音を吸収す
る。ゴムバンド１２は当初、チップに近いビット下端部
に取付け、穿孔が進行すると上方にずらす。
に減らすことができる乾式タイプのコアドリルを提供す
る。 【解決手段】コアビット５に伸縮性を有する環状のゴム
バンド１２を装着し、穿孔時に発生する騒音を吸収す
る。ゴムバンド１２は当初、チップに近いビット下端部
に取付け、穿孔が進行すると上方にずらす。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】本発明は、各種コンクリート
構造物、アスファルト、ブロック、石材、岩石、タイル
等（本明細書では、これらを単に「コンクリート構造物
等」という）への穿孔時に用いるコアドリル、ことに乾
式タイプのコアドリルに関する。
構造物、アスファルト、ブロック、石材、岩石、タイル
等（本明細書では、これらを単に「コンクリート構造物
等」という）への穿孔時に用いるコアドリル、ことに乾
式タイプのコアドリルに関する。
【０００２】
【従来技術】この種のコアドリルは一般に図１に示すよ
うに、ベース１と、ベース１より立設され、一側にラッ
ク２を縦設した支柱３と、支柱３に昇降可能に装着さ
れ、内部に上記ラック２と噛合するピニオンを備えたコ
アドリル本体４と、コアドリル本体４に着脱可能に取着
されるコアビット５と、コアドリル本体上に取着され、
コアビット５を回転駆動させる減速機付モータ６と、上
記ピニオンの軸と一体をなす軸部８に径方向に摺動可能
に取着され、ピニオンを回動操作するためのハンドル７
とよりなっており、コンクリート構造物等への穿孔時に
おいては通常、ベース１をコンクリート構造物９等にア
ンカーボルト等によって固定し、ついでハンドル７を操
作してコアビット５をコンクリート構造物等に押付け、
ついでモータ６を駆動してハンドル７を押えながらコア
ビット５を回転させて、穿孔箇所に冷却水を注入しなが
ら穿孔を行なっている。
うに、ベース１と、ベース１より立設され、一側にラッ
ク２を縦設した支柱３と、支柱３に昇降可能に装着さ
れ、内部に上記ラック２と噛合するピニオンを備えたコ
アドリル本体４と、コアドリル本体４に着脱可能に取着
されるコアビット５と、コアドリル本体上に取着され、
コアビット５を回転駆動させる減速機付モータ６と、上
記ピニオンの軸と一体をなす軸部８に径方向に摺動可能
に取着され、ピニオンを回動操作するためのハンドル７
とよりなっており、コンクリート構造物等への穿孔時に
おいては通常、ベース１をコンクリート構造物９等にア
ンカーボルト等によって固定し、ついでハンドル７を操
作してコアビット５をコンクリート構造物等に押付け、
ついでモータ６を駆動してハンドル７を押えながらコア
ビット５を回転させて、穿孔箇所に冷却水を注入しなが
ら穿孔を行なっている。
【０００３】冷却水の注入は、コアビット先端のダイヤ
モンドチップの冷却と、穿孔時に生ずる粉塵の拡散を防
止するために行われるが、穿孔箇所の周囲が水浸しにな
り、また穿孔を通して冷却水が流出するため、屋内のよ
うに水漏れを生ずると困る所では、図示するように水処
理パッド１０をあてがってコンクリート構造物等との間
をシールし、穿孔箇所より周囲に水が流出しないように
している。
モンドチップの冷却と、穿孔時に生ずる粉塵の拡散を防
止するために行われるが、穿孔箇所の周囲が水浸しにな
り、また穿孔を通して冷却水が流出するため、屋内のよ
うに水漏れを生ずると困る所では、図示するように水処
理パッド１０をあてがってコンクリート構造物等との間
をシールし、穿孔箇所より周囲に水が流出しないように
している。
【０００４】上述するような湿式タイプのコアドリル
は、天井や壁面の高所への穿孔のように、水処理対策の
難しい所では使用が困難であり、また水道や給水タンク
等の給水設備がないと使用できない。冷却水を使用しな
いで、エアの吹付け或いは吸引によりダイヤモンドチッ
プの冷却と穿孔箇所からの切粉の排出を行うようにした
乾式タイプのコアドリルも知られる。特開昭５８−４９
２０７号には、真空吸引装置を設けてコアビット内のエ
アを吸引することにより、ダイヤモンドチップの冷却
と、孔内の粉塵の吸引とを行うようにしたもの、実開平
７−２０１３号には、穿孔箇所にスイベルジョイントを
介して導入した圧縮空気を吹付け、ダイヤモンドチップ
の冷却と共に、孔内の粉塵の排出を行うようにしたもの
が開示されている。
は、天井や壁面の高所への穿孔のように、水処理対策の
難しい所では使用が困難であり、また水道や給水タンク
等の給水設備がないと使用できない。冷却水を使用しな
いで、エアの吹付け或いは吸引によりダイヤモンドチッ
プの冷却と穿孔箇所からの切粉の排出を行うようにした
乾式タイプのコアドリルも知られる。特開昭５８−４９
２０７号には、真空吸引装置を設けてコアビット内のエ
アを吸引することにより、ダイヤモンドチップの冷却
と、孔内の粉塵の吸引とを行うようにしたもの、実開平
７−２０１３号には、穿孔箇所にスイベルジョイントを
介して導入した圧縮空気を吹付け、ダイヤモンドチップ
の冷却と共に、孔内の粉塵の排出を行うようにしたもの
が開示されている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】乾式タイプのコアドリ
ルは、給水設備が必要でないうえ、水処理対策を要しな
いため、どこにでも使用でき、使用範囲が規制されない
利点があるが、この種のコアドリルが有する問題の一つ
は、穿孔時に発生する金属音による騒音が大きなことで
ある。
ルは、給水設備が必要でないうえ、水処理対策を要しな
いため、どこにでも使用でき、使用範囲が規制されない
利点があるが、この種のコアドリルが有する問題の一つ
は、穿孔時に発生する金属音による騒音が大きなことで
ある。
【０００６】本発明は、穿孔時に発生する騒音を低減な
いし解消することができる乾式タイプのコアドリルを提
供することを目的とする。
いし解消することができる乾式タイプのコアドリルを提
供することを目的とする。
【０００７】
【課題の解決手段】本発明のコアドリルはそのため、モ
ータを駆動源として回転駆動されるコアビットにゴム、
樹脂或いは布等の振動吸収材よりなる環状のバンドを装
着するか、或いは振動吸収材よりなるバンドを巻付けて
止着手段により止着してなるもので、コンクリート構造
物等へ固定されるベースと、ベースより立設され、一側
にラックを縦設した支柱と、支柱に昇降可能に装着さ
れ、内部にラックと噛合するピニオンを備えたコアドリ
ル本体と、コアドリル本体に着脱可能に取着されるコア
ビットと、コアドリル本体上に取着され、コアビットを
回転駆動する冷却用ファン付きのモータとよりなり、穿
孔時にコンクリート構造物等へ固定される固定タイプの
もの、取手を備え、冷却用ファン付きモータと、該モー
タによって回転駆動されるコアビットを有するハンディ
タイプのものがある。
ータを駆動源として回転駆動されるコアビットにゴム、
樹脂或いは布等の振動吸収材よりなる環状のバンドを装
着するか、或いは振動吸収材よりなるバンドを巻付けて
止着手段により止着してなるもので、コンクリート構造
物等へ固定されるベースと、ベースより立設され、一側
にラックを縦設した支柱と、支柱に昇降可能に装着さ
れ、内部にラックと噛合するピニオンを備えたコアドリ
ル本体と、コアドリル本体に着脱可能に取着されるコア
ビットと、コアドリル本体上に取着され、コアビットを
回転駆動する冷却用ファン付きのモータとよりなり、穿
孔時にコンクリート構造物等へ固定される固定タイプの
もの、取手を備え、冷却用ファン付きモータと、該モー
タによって回転駆動されるコアビットを有するハンディ
タイプのものがある。
【０００８】本発明に係わるバンドは径の異なるコアビ
ットにも取付けることができるように、伸縮性を有する
ものが望ましい。止着手段としては、例えば雄雌よりな
るスナップ、ループとフックよりなる掛け金具、マジッ
クファスナー等が例示される。この中ではマジックファ
スナーが望ましい。マジックファスナーの長さの範囲内
で止着が可能となり、したがってマジックファスナーを
ある程度の長さにしておけば、バンドに伸縮性を持たせ
なくても径の異なるコアビットに取付けることができる
ようになる。
ットにも取付けることができるように、伸縮性を有する
ものが望ましい。止着手段としては、例えば雄雌よりな
るスナップ、ループとフックよりなる掛け金具、マジッ
クファスナー等が例示される。この中ではマジックファ
スナーが望ましい。マジックファスナーの長さの範囲内
で止着が可能となり、したがってマジックファスナーを
ある程度の長さにしておけば、バンドに伸縮性を持たせ
なくても径の異なるコアビットに取付けることができる
ようになる。
【０００９】穿孔時における騒音の発生原因は、主とし
てビット先端のチップにおいて生ずる。したがって騒音
を防止するにはバンドを当初チップに近いビット先端側
に取付けておき、穿孔が進行すると、作業を一旦中断し
てバンドの取付位置を上方にずらすようにするとよい。
てビット先端のチップにおいて生ずる。したがって騒音
を防止するにはバンドを当初チップに近いビット先端側
に取付けておき、穿孔が進行すると、作業を一旦中断し
てバンドの取付位置を上方にずらすようにするとよい。
【００１０】
【発明の実施の形態】図２は、固定タイプの乾式コアド
リルを示すもので、水処理パッドを備えない以外は図１
に示すコアドリルと同一構造を有しており、コアビット
５には伸縮性を有する環状のゴムバンド１２を装着して
いる。図３は、ハンディタイプの乾式コアドリルを示す
もので、取手１４を備えたケーシング１５内には図示し
ていないが冷却用ファン付きのモータが設けられ、モー
タにり回転駆動されるシャフト下端に捩込んで取着され
るコアビット１６に伸縮性を有する環状のゴムバンド１
７を装着している。
リルを示すもので、水処理パッドを備えない以外は図１
に示すコアドリルと同一構造を有しており、コアビット
５には伸縮性を有する環状のゴムバンド１２を装着して
いる。図３は、ハンディタイプの乾式コアドリルを示す
もので、取手１４を備えたケーシング１５内には図示し
ていないが冷却用ファン付きのモータが設けられ、モー
タにり回転駆動されるシャフト下端に捩込んで取着され
るコアビット１６に伸縮性を有する環状のゴムバンド１
７を装着している。
【００１１】図４は、バンドの別の例を示すもので、可
撓性を有するゴム板状のバンド２１の両側端部にマジッ
クテープ２２を取付けたもので、コアビット２３に巻付
けてマジックテープ２２で止着することにより取付けら
れるようになっており、径の異なるコアビットに装着で
きるようにマジックテープ２２は、ある程度の長さを有
している。
撓性を有するゴム板状のバンド２１の両側端部にマジッ
クテープ２２を取付けたもので、コアビット２３に巻付
けてマジックテープ２２で止着することにより取付けら
れるようになっており、径の異なるコアビットに装着で
きるようにマジックテープ２２は、ある程度の長さを有
している。
【００１２】
【発明の効果】請求項１及び２記載のコアドリルによれ
ば、コアビットへのバンドの取付けが容易であり、しか
も穿孔時における振動がコアビットに取付けられた振動
吸収材よりなるバンドにより吸収緩和され、甲高い金属
音による騒音を大幅に低減させることができる。
ば、コアビットへのバンドの取付けが容易であり、しか
も穿孔時における振動がコアビットに取付けられた振動
吸収材よりなるバンドにより吸収緩和され、甲高い金属
音による騒音を大幅に低減させることができる。
【００１３】請求項３及び４記載のコアドリルによれ
ば、経の異なるコアドリルにもバンドを取付けることが
できる。
ば、経の異なるコアドリルにもバンドを取付けることが
できる。
【図１】従来の湿式タイプのコアドリルの正面図。
【図２】本発明に係わるコアドリルの正面図。
【図３】本発明に係わる別のコアドリルの正面図。
【図４】コアビットに取付けられるバンドの別の例を示
す斜視図。
す斜視図。
１・・ベース ２・・ラック ３・・支柱 ４・・コアドリル本
体 ５、１６・・コアビット ６・・減速機付きモ
ータ ７・・ハンドル ８・・軸部 ９・・コンクリート構造物 １２、１７・・環状
のゴムバンド １４・・取手 １５・・ケーシング ２１・・ゴム板状のバンド ２２・・マジックテ
ープ
体 ５、１６・・コアビット ６・・減速機付きモ
ータ ７・・ハンドル ８・・軸部 ９・・コンクリート構造物 １２、１７・・環状
のゴムバンド １４・・取手 １５・・ケーシング ２１・・ゴム板状のバンド ２２・・マジックテ
ープ
Claims (4)
- 【請求項１】コンクリート構造物等へ固定されるベース
と、ベースより立設され、一側にラックを縦設した支柱
と、支柱に昇降可能に装着され、内部にラックと噛合す
るピニオンを備えたコアドリル本体と、コアドリル本体
に着脱可能に取着されるコアビットと、コアドリル本体
上に取着され、コアビットを回転駆動するモータとより
なるコアドリルにおいて、コアビットに振動吸収材より
なる環状のバンドを装着するか、或いは振動吸収材より
なるバンドを巻き付けて止着手段により止着してなるコ
アドリル。 - 【請求項２】取手を備えたケーシングと、ケーシング内
に設けられるモータと、モータにより回転駆動されるコ
アビットよりなるコアドリルにおいて、コアビットに振
動吸収材よりなる環状のバンドを装着するか、或いは振
動吸収材よりなるバンドを巻き付けて止着手段により止
着してなるコアドリル。 - 【請求項３】バンドは伸縮性を有する請求項１又は２の
いづれかの請求項に記載のコアドリル。 - 【請求項４】止着手段はマジックファスナーである請求
項１又は２のいづれかの請求項に記載のコアドリル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28050996A JPH10119030A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | コアドリル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28050996A JPH10119030A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | コアドリル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10119030A true JPH10119030A (ja) | 1998-05-12 |
Family
ID=17626095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28050996A Pending JPH10119030A (ja) | 1996-10-23 | 1996-10-23 | コアドリル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10119030A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107387007A (zh) * | 2017-08-09 | 2017-11-24 | 延安大学 | 一种便携式岩样取芯装置 |
| CN108798576A (zh) * | 2018-07-20 | 2018-11-13 | 广东鸿翔工程检测咨询有限公司 | 一种公路路面检测用钻孔取芯机 |
-
1996
- 1996-10-23 JP JP28050996A patent/JPH10119030A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN107387007A (zh) * | 2017-08-09 | 2017-11-24 | 延安大学 | 一种便携式岩样取芯装置 |
| CN107387007B (zh) * | 2017-08-09 | 2023-10-31 | 明达海洋工程有限公司 | 一种便携式岩样取芯装置 |
| CN108798576A (zh) * | 2018-07-20 | 2018-11-13 | 广东鸿翔工程检测咨询有限公司 | 一种公路路面检测用钻孔取芯机 |
| CN108798576B (zh) * | 2018-07-20 | 2023-11-10 | 广东鸿翔工程检测咨询有限公司 | 一种公路路面检测用钻孔取芯机 |
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