JP2004074714A - コアドリル用パッド - Google Patents
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Abstract
【解決手段】コアビット15を備えるコアドリル1によって穿孔を行う際に穿孔位置に設置される水処理パッド(コアドリル用パッド)2を、穿孔位置を取り囲むように設置されるパッド本体20と、パッド本体20に着脱自在に取り付けられる防音カバー30とで構成した。防音カバー30は、コアビット15のシャンク15aを取り囲む筒体31と、筒体31の一方の開口部を覆う蓋体32とからなり、蓋体32に、コアビット連結用の駆動棒15bが通される挿通穴32aが形成されている。このようなパッド2を用いると、防音カバー30の筒体31と蓋体32とでコアビット15のシャンク15a全体が覆われ、穿孔時にシャンク15aで発せられる音の外部への伝達が確実に遮られる。
【選択図】 図1
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンクリート構造物、石材、岩盤、鉄鋼構造物等の被削物にコアドリルで穿孔する際に用いられる水処理パッドなどのコアドリル用パッド(以下、単にパッドと称することがある)に関する。
【0002】
【従来の技術】
コンクリート構造物等の被削物に穴を形成する穿孔装置としては、図5に示されるようなコアドリル1がある。このコアドリル1で穿孔を行う場合は、コアビット15が取り付けられたドリルヘッド14をコアドリル1の支柱12に沿って下降移動させて、回転状態のコアビット15をコンクリート構造物Cの穿孔位置に押しつける。するとコンクリート構造物Cに穴が形成される。
【0003】
このようにして穿孔を行うと、コンクリート構造物Cの破片や粉塵が生ずる。そこで、これらの飛散を防止するために、近年にあっては、図示されるような水処理パッド2などのパッドを用いている。水処理パッド2は、環形状をしており、穿孔位置を取り囲むようにコンクリート構造物Cに設置されるものである。また、水処理パッド2は排水用のドレン21を有する。水処理パッド2を用いて穿孔を行う場合は、コアビット15の中空部を介して穿孔位置に給水し、供給した水をドレン21から排出しながら穿孔を行う。このようにすると、穿孔時に生じた破片や粉塵が水と共に穿孔位置から排出され、コンクリート構造物Cの破片等の飛散が防止される。なお、パッドとしては、水処理パッド以外に、破片や粉塵をエア等の気体で排出させる際に用いられるパッドなどがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、コアドリルで穿孔を行う場合、破片や粉塵の飛散のほかに、切削音などの騒音が問題になることがある。大きな騒音は、作業現場の周囲の方々に不快感を与え、良い作業環境の確保の妨げになるからである。また、大きな騒音が発生するのでは、病院内など、静粛性が要求される環境下でコアドリルを使用できないおそれがある。
【0005】
本発明は、以上のような背景の下になされたものであり、穿孔時の騒音の発生を効果的に防ぐことができるコアドリル用パッドを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、発明者等は、切削音をはじめとする騒音の発生源について詳細に検討した。検討前、騒音の発生源は被削物に接触して振動する刃先の位置(セグメントおよびその周辺の位置)であると推測していた。ところが、検討の結果、騒音の発生源は、刃先の位置だけでなく、コアビットのシャンク全体であることが解った。穿孔時にあっては、コアビットの刃先の位置だけでなく、コアビットを構成するパイプ状のシャンク部分全体が振動し、シャンク全体から騒音が発せられていると考えられる。したがって、穿孔時の騒音を確実に防止するには、コアビットの刃先の位置だけでなく、シャンク全体を騒音の発生源ととらえて防音対策を施す必要がある、ということを見出し、本発明に想到するに至った。
【0007】
本発明は、コアビットを備えるコアドリルによって穿孔を行う際に穿孔位置に設置されるコアドリル用パッドであって、穿孔位置を取り囲むように設置されるパッド本体と、パッド本体に着脱自在に取り付けられる防音カバーとを有するものである。防音カバーは、コアビットのシャンクを取り囲む筒体と、筒体の一方の開口部を覆う蓋体とからなり、蓋体に、コアビット連結用の駆動棒が通される挿通穴が形成されたものである。
【0008】
このようなパッドを用いる場合は、まずパッド本体を穿孔位置に設置する。そして、コアドリルの駆動棒を、防音カバーの挿通穴に通した状態でコアドリルの駆動手段の出力軸に接続し、防音カバーをパッドに装着する。このようにして防音カバーを装着すると、防音カバーの筒体と蓋体とでコアビットのシャンク全体が覆われることとなり、穿孔時にシャンクで発せられる音の外部への伝達が確実に遮られる。このように遮音できれば、騒音が防止されることとなり、作業者自身の作業環境が向上し、住宅街あるいは病院内など静粛性が要求されるような工事現場におけるコアドリルの使用が可能になる。
【0009】
この防音カバーは、穿孔時に回転状態にあるコアビットのシャンクを覆うものである。したがって、防音カバーが不安定な状態で設置されていると、防音カバーとシャンクとが接触してスムーズな穿孔作業を妨げるおそれがある。この点本発明で用いられる防音カバーは、被削物上に安定した状態で設置されるパッド本体に装着されるようになっている。したがって、防音カバーについては安定した設置状態が確保される。なお、防音カバーのパッド本体への着脱構造としては、例えば、スクリューマウント等の捩じ込み構造、嵌合構造、交換可能なカメラレンズのマウントとして用いられているいわゆるバヨネット式の着脱構造などを用いることができる。なお、防音カバーを設置すると、切削片等の飛散がより確実に防止されるという利点もある。
【0010】
ところで、例えば建物の床面に鉛直方向の穴を形成する場合は、コアビットのシャンクを鉛直方向に向けた状態で穿孔を行う必要があり、シャンクを覆う防音カバーをその筒体が鉛直方向に向くように床面上のパッド本体に装着する必要がある。ところが、床面等のパッド設置面に凹凸があったり、設置面が多少傾斜していたりすると、パッド本体が傾いた状態で設置されることがある。このような場合に、パッド本体に対する防音カバーの向きを調節できなければ、コアドリルの向きと防音カバーの向きとの間にズレが生じ、スムーズな穿孔を行うことができないおそれがある。
【0011】
このようなことから、コアドリル用パッドとしては、筒体のパッド本体に対する向きの調節に用いられる傾動構造を有するものが好ましい。このような構造を有していれば、防音カバーのパッドに対する向きを自由に調節できるので、スムーズに穿孔作業を行うことができ、より容易に正確な穴を形成することができるようになる。防音カバーの向きの調節に用いられる傾動構造としては、例えば、筒体の一部に形成される蛇腹構造や折り曲げ可能なベント管構造、回転や傾動を許容する構造を備える嵌合構造などを挙げることができる。
【0012】
ここまで説明したように、簡単な防音カバーの着脱構造として、例えば捩じ込み構造が考えられるが、この構造は、パッド本体にねじ山を必要とする。これでは、ねじ山を持たない従来のパッドに防音カバーを装着できず汎用性に劣る。また、防音カバーの向きの調節のための傾動構造として、例えば蛇腹構造が考えられるが、蛇腹部分の遮音効果が低くなるという問題がある。
【0013】
これらの点を考慮して防音カバーの構造をさらに検討した。その結果、筒体としては、パッド本体の内周壁または外周壁からなる被嵌合部に着脱自在に嵌め込まれる嵌合部を、筒体の他方の開口部に有するものが好ましく、当該嵌合部は、筒体のパッド本体に対する傾動を許容する可撓性を備えているものが好ましいことが解った。
【0014】
筒体の他方の開口部に設けた嵌合部をパッドに嵌め込むという嵌合構造を着脱構造として用いれば、パッド本体の構造を何ら変更することなく防音カバーをパッドに取り付けることができる。したがって、従来から用いられているパッドに対しても適用できるなど汎用性に優れる。そして、嵌合構造にすれば着脱が容易であり、工事現場における作業性に優れる。また、嵌合部が可撓性を備えていると、パッド本体に装着された筒体のパッド本体に対する傾動が許容されることとなり、防音カバーの向きをシャンクの向きに合わせて調節できる。嵌合部は、パッド本体と防音カバーとが密着している部分であり、遮音性に優れる着脱構造であるので、嵌合部を傾動できれば、防音性能を低下させることなく防音カバーを傾動させることができる。
【0015】
可撓性を有する筒体の嵌合部を構成する素材としては、例えば、塩化ビニル樹脂、軟質の非加硫ゴム、これらの素材を主な構成素材とする複合材、繊維やグラスウールなどの繊維状素材を樹脂で固定した不織布などを挙げることができる。そして、防音カバーは自重を支える強度を有していればよいので、嵌合部だけでなく、筒体全体さらには防音カバー全体を上記の可撓性を有する素材で構成したものでもよい。また、上記のような可撓性を有する素材は、吸音性や遮音性の面でも比較的優れている。したがって、穿孔時に仮にコアビットが筒体に接しても騒音が発生しにくいという利点がある。さらに、コアビットのシャンク全体が遮音性に優れる素材で覆われることとなり、優れた騒音防止効果が確保される。
【0016】
ところで、筒体と蓋体とが一体的構成されている防音カバーを装着する場合は、コアビットの駆動棒を、コアドリル本体のモータ(駆動手段)の出力軸に連結する前に、防音カバーの挿通穴に通しておく必要がある。したがって、防音カバーを用いる場合は、コアビットの先端の穿孔位置への位置決めを、防音カバーで覆われた状態で行う必要があるが、この状態では位置決めしにくいことがある。
【0017】
そこで、着脱がより容易な防音カバーの構造について検討した。その結果、防音カバーは、組立・分解可能に縦割り分割された複数のカバー片を組み合わせてなるものであり、複数のカバー片を組み合わせると筒体の他方の開口部の全ての周縁が環状に連なると共に蓋体の挿通穴の全ての周縁が環状に連なるように各カバー片の分割面が定められているものが好ましいことが解った。この構造の防音カバーでは、複数のカバー片を組み合わせると、筒体と蓋体とからなる防音カバーが形成される。また、組み合わせたときに、筒体の他方の開口部の全周縁が連なって環状の嵌合部が形成され、蓋体の挿通穴の全周縁が連なって環状の挿通穴が形成されるので、コアビットの周囲に防音カバーを設置する際、コアビットや駆動棒を挿通穴や嵌合部に挿通させる必要がない。つまり、この構造の防音カバーであれば、コアビットの先端を穿孔位置に正確に位置決めした後、複数のカバー片でシャンクを取り囲みながらこれらのカバー片を組み合わせることによって、防音カバーをパッド本体に装着できる。したがって、コアビットを位置決めしにくいということがない。
【0018】
なお、複数のカバー片に分割可能な防音カバーの場合、隣接するカバー片を例えば蝶番などの連結手段で連結しておけば、カバー片の紛失が確実に防止されることとなり、しかも組立てが容易になるため好ましい。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るコアドリル用バッドの好適な実施形態を、一緒に用いられるコアドリルの説明と共に図面を参照しつつ説明する。
【0020】
コンクリート構造物(被削物)の穿孔に使用されるコアドリルとしては、図1に示されるようなものがある。このコアドリル1は、概略的には、適宜の位置に据え付けられるベース11と、ベース11に設けられた支柱12と、支柱12に昇降可能に設置されたスライドブロック13に固定されたドリルヘッド14とを備えている。ドリルヘッド14にはモータ(駆動手段)14aが内蔵されており、モータ14aの出力軸にコアビット15が回転可能に連結される。また、ドリルヘッド14は給水ホースが接続される給水口14bを備えている。この給水口14bを介して供給された水は、コアビット15の中空部を介してシャンク15aの先端(穿孔位置に対応)に給水される。
【0021】
本実施形態のコアドリル1による穿孔作業では、図1等に示される水処理パッドを用いる。水処理パッド2は、パッド本体20と、当該パッド本体20に装着される防音カバー30と、からなるものである。
【0022】
図2に示されるように、パッド本体20は、所定の高さ(実施形態では約70mm)を有する環形状のものであり、水や切削片等の飛散を防止でき、パッド本体20の内側空間Sに水Wを溜めることができる。また、水処理パット20は排出用のドレン21を有しており、前記空間S内の水Wはこのドレン21に接続されたホース(不図示)を介してパッド20の外へと排出される。
【0023】
また、図3に示されるように、防音カバー30は、概略的には、コアビット15のシャンク15aを取り囲むように設置される円筒形の筒体31と、筒体31の上端開口部を覆うように一体的に設けられた蓋体32とからなる。そして、防音カバー30は、筒体31の下端開口部(嵌合部)31aを、パッド本体20の内周壁20aからなる穴(被嵌合部)22に嵌め込むことでパッド本体20に取り付けられる構造(着脱構造)になっている。
【0024】
筒体31は、塩化ビニル樹脂が主な素材であり可撓性を有する複合材製のシート材(SPG防音シート:(株)クラレ製)を円筒形に丸めたものである。つまり、パッド本体20に嵌め込まれる下端開口部(嵌合部)31aはこの素材から構成されている。筒体30の下端開口部31aをこのように構成すれば、防音カバー30をパッド本体20に外れにくい状態で装着でき、防音カバー30をパッド本体20に対して傾動できる状態で装着できる。すなわち、筒体31の下端開口部31aは着脱構造であると共に傾動構造でもある。また、蓋体32は中心位置にコアビット15の駆動棒15bを通すための挿通穴32aを有しており、筒体31と同じ材料からなるものである。
【0025】
そして、コアドリル1によってコンクリートCに穿孔を行う場合は、まず、コアビット15の先端がコンクリートC上の穿孔位置に正確に当たるように位置決めしつつ、ベース11を適宜の位置に据え付ける。次に、コンクリートC上の穿孔位置を取り囲むようにパッド本体20を設置し、ベース11に備わる金具11aを用いてパッド本体20を固定する。この後、防音カバー30をパッド本体20に装着する。
【0026】
防音カバー30を装着する場合は、一旦コアビット15をコアドリル1から取り外し、コアビット15の駆動棒15bを防音カバー30の下端開口部31aおよび挿通穴32aに通した状態で、当該駆動棒15bを再びモータ14aの出力軸に連結する。この後、防音カバー30の下端開口部31aをパッド本体20の内周壁20aからなる穴22に嵌め込む。嵌め込んだ状態は、図3(b)に示されるように、防音カバー30の下端開口部31aの外周面がパッド本体20の内周壁20aに接する状態である。
【0027】
防音カバー30をパッド本体20に取付けると、回転状態のコアビット15aを穿孔位置に押し当てて穿孔を行う。このとき、駆動棒15bおよびシャンク15aの中空部を介して穿孔位置に給水することで、コンクリートCの破片や粉塵の飛散が防止される。パッド本体20の内側に溜まった破片や粉塵を含む水Wはドレン21からパッド本体20の外に排出される。
【0028】
ここで、コアドリルにより、防音カバー30を備える水処理パッドを用いて穿孔を行う場合と、防音カバーを用いずに穿孔を行う場合とで騒音の大きさを比較して、防音カバーの遮音性能をテストした。実施形態と比較例とでは、同じコアドリルが用いられるなど、防音カバーの有無以外の穿孔条件は全て同じにした。なお、騒音の測定値は、穿孔位置から1m離れた位置に設置された騒音計によるものである。テストの結果、次の表1に示されるように、防音カバーを用いることによって騒音を大幅に低減(10dB低減)できることが解った。
【0029】
【表1】
【0030】
次に、防音カバーの別の実施形態を図4に示す。なお、先に説明した防音カバーで説明した構成と対応する構成には同一の符号を付しその説明を省略する。図4(a)(b)(c)に示されるように、防音カバー30は、2つのカバー片30a,30bに分割された構造である。両カバー片30a,30bは、いずれも、円筒形である筒体31の対称軸を通る縦割りの分割面Dを境として二分割されたものであり、蓋体32の穴32aの開口縁に一端Saを有すると共に筒体31の先端開口部31aに他端Sbを有する逆L字形の2つの分割端面S1,S2を有する。そして、両カバー片30a,30bは、一方の分割端面S1を相対面させた状態で蝶番(不図示)を用いて相互に連結されている。したがって、蝶番を軸として両カバー片30a,30bを回動させることにより簡単に防音カバー30を分割でき、組立てることができる。また、図4(d)に示されるように、各カバー片30a,30bの筒体に相当する部分は2重構造になっており、蝶番で連結されていない他方の分割端面S2の合わせは、いわゆるラビリンス構造になっている。このような構造にすると、防音カバーの分割端面の位置における音漏れが最小限に抑制される。なお、防音カバーの材質は先に説明した実施形態の防音カバーと同じである。
【0031】
この防音カバー30を用いる場合は、先にコアビット15の先端を穿孔位置に対して位置決めした後、コアビットをコアドリルから取り外すことなく、防音カバー30をパッド本体20に装着できる。その装着手順を簡単に説明する。まず、図4(c)に示される状態になるように両カバー片30a,30bを開く。そして、筒体31の部分でシャンク15aを取り囲むように、そして蓋体32の挿通穴32aにコアビットの駆動棒15bが挿通される状態になるようにしながら両カバー片30a,30bの分割端面S2どうしを組み合わせる(図3(a)参照)。すると、防音カバー30が形成され、同時に嵌合部および挿通穴が形成される。その後、防音カバー30の筒体31の下端開口部31aをパッド本体20の穴22に嵌め込む。このように、分割された構造の防音カバーは、先に説明した防音カバーよりもパッド本体への取り付けが容易である。
【0032】
【発明の効果】
以上のように本発明に係るコアドリル用パッドを用いれば、コアドリルによる穿孔時の騒音が最小限に抑制される。
【図面の簡単な説明】
【図1】コアドリルおよび防音カバーを備えた実施形態のコアドリル用パッドを示す側面図。
【図2】穿孔時の水の流れを示す断面部を有する側面図。
【図3】防音カバーの着脱状態を示す断面図。
【図4】2つのカバー片からなる防音カバーを示す平面図および斜視図と、各カバー片の分割端面の形状を示す拡大された平面図。
【図5】従来のコアドリルを示す側面図。
【符号の説明】
1 コアドリル
2 水処理パッド
15 コアビット
15a シャンク
15b 駆動棒
20 パッド本体
22 穴(被嵌合部)
30 防音カバー
31 筒体
31a 下端開口部(他方の開口部、嵌合部)
32 蓋体
32a 挿通穴
Claims (4)
- コアビットを備えるコアドリルによって穿孔を行う際に穿孔位置に設置されるコアドリル用パッドであって、
穿孔位置を取り囲むように設置されるパッド本体と、パッド本体に着脱自在に取り付けられる防音カバーとを有し、
防音カバーは、コアビットのシャンクを取り囲む筒体と、筒体の一方の開口部を覆う蓋体とからなり、蓋体には、コアビット連結用の駆動棒が通される挿通穴が形成されているコアドリル用パッド。 - 筒体のパッド本体に対する向きの調節に用いられる傾動構造を有する請求項1に記載のコアドリル用パッド。
- 筒体は、パッド本体の内周壁または外周壁からなる被嵌合部に着脱自在に嵌め込まれる嵌合部を、筒体の他方の開口部に有するものであり、
嵌合部は、筒体のパッド本体に対する傾動を許容する可撓性を備えている請求項2に記載のコアドリル用パッド。 - 防音カバーは、組立・分解可能に縦割り分割された複数のカバー片を組み合わせてなるものであり、複数のカバー片を組み合わせると筒体の他方の開口部の全ての周縁が環状に連なると共に蓋体の挿通穴の全ての周縁が環状に連なるように各カバー片の分割面が定められている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のコアドリル用パッド。
Priority Applications (1)
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JP2002241121A JP2004074714A (ja) | 2002-08-21 | 2002-08-21 | コアドリル用パッド |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2008000971A (ja) * | 2006-06-22 | 2008-01-10 | Sumitomo Metal Mining Co Ltd | サファイア単結晶ブロックの製造方法及び装置 |
JP2009029095A (ja) * | 2007-07-26 | 2009-02-12 | Diatecnica:Kk | バキューム式二重円筒吸水処理パッド |
JP2017057677A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | 都建設株式会社 | バックホウ、バックホウ用アタッチメント、および、水道管切断方法 |
CN108360975A (zh) * | 2018-04-02 | 2018-08-03 | 镇江市建科工程质量检测中心有限公司 | 一种适用于沥青路面的取芯钻及取芯机 |
-
2002
- 2002-08-21 JP JP2002241121A patent/JP2004074714A/ja active Pending
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