JP2857224B2 - パイプ用ファン - Google Patents
パイプ用ファンInfo
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- shutter
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- pipe
- louver
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Description
挿着して、室内の相対湿度を検知する湿度センサによっ
て自動運転されるパイプ用ファンに関するものである。
間の換気用に使用するケースが増えており、さらに室内
の相対湿度を湿度センサにて検知し自動運転を行うケー
スが増えている。
用ファンの一般的な構成を以下、第7図および第8図に
基づき説明する。
根102とを有する筒部103の羽根102側端部の外周には、
室壁104に沿いパイプ105の外径より外側まで延びるフラ
ンジ部106が形成され、室内側開口107には吸込口を形成
するオリフィス108が設けられている。さらに、フラン
ジ部106の外周部には、室内側開口107を室内側から覆う
ルーバ109が嵌着されている。そして、パイプ用ファン
の電源コード110が接続された湿度スイッチ111は、内部
に湿度センサ112と湿度センサ112からの信号を受けてパ
イプ用ファンの電源コード110に電気を供給する制御部1
13が内蔵されており、これを覆うケース114の上面およ
び下面には上面通気孔115および下面通気孔116が設けら
れており、さらに湿度スイッチ111の電源コード117が取
付けられている。
空気は湿度スイッチ111の内部発熱により熱せられて軽
くなり、上記気流を形成するために、室内119側の空気
が下面通気孔116から上面通気孔115に貫通することによ
り、湿度センサ112が湿度を検知し、制御部113に設けら
れた湿度設定ツマミ118にて設定された湿度以上になっ
たときに、制御部113からパイプ用ファンの電源コード1
10に電源が供給され、電動機101により駆動された羽根1
02によって室内119の空気は吸引され、ルーバ109および
オリフィス108を通り室外120に排気される。また、パイ
プ105の室外側開口部には、ベントキャップ121が取付け
られ、室外120の雨水の侵入を防止している。
度が低く羽根102が停止している状態では、室外120の外
気が室内119側へ侵入し、冬期においては寒さを感じ不
快なものであった。図示はしないが、電動機101とベン
トキャップ121の間に風圧式の逆流防止用のダンパ等を
具備する手段もあるが、換気能力が低下し壁厚も厚くな
いと取付けることができず、また天井への取付けの場合
には取付けることができないという課題があった。
上面通気孔115と下面通気孔116とが同一平面に位置する
ために、湿度スイッチ111内を室内119の空気が貫流しに
くくなり、湿度センサ112が湿度を正確に検知しなくな
るので、湿度センサ111は天井面には取付けることがで
きないという課題があった。
いる状態における外気の侵入を換気能力を低下させるこ
となく防止し、しかも薄壁や天井面にも取付けることの
できる逆流防止用のシャッタを備えた湿度スイッチによ
り自動運転されるパイプ用ファンを提供することを第1
の目的とする。
確に検知することのできる湿度スイッチを備え、この湿
度スイッチにより自動運転されるパイプ用ファンを提供
することにある。
垂直面の室壁あるいは水平面の天井に設けられた開口に
挿入配設されたパイプ内に装着され、電動機とこの電動
機により駆動される羽根を内部に有する筒部と、この筒
部の前記羽根側端部の外周に、前記室壁あるいは天井に
沿い前記パイプの外径より外側まで延設したフランジ部
と、このフランジ部に固定されて前記筒部の室内側開口
を室内側から覆うルーバと、このルーバの通気孔となる
前面開口に設けられ連動して開閉する複数枚のシャッタ
と、このシャッタを開放させるシャッタ駆動手段とを備
え、前記フランジ部に室内の湿度を検知して信号を送る
湿度センサとこの湿度センサの信号を受けて前記シャッ
タ駆動手段と前記電動機を連動して作動させる制御部と
を設けるとともに、前記シャッタ駆動手段を前記フラン
ジ部の前記シャッタの側端部に対向する箇所に位置して
前記シャッタと連結され、作動により前記シャッタを開
方向に付勢するように設けたパイプ用ファンの構成とし
たものである。
直面の室壁あるいは水平面の天井に設けられた開口に挿
入配設されたパイプ内に装着され、電動機とこの電動機
により駆動される羽根を内部に有する筒部と、この筒部
の前記羽根側端部の外周に、前記室壁あるいは天井に沿
い前記パイプの外径より外側まで延設したフランジ部
と、このフランジ部に固定されて前記筒部の室内側開口
を室内側から覆うルーバと、前記フランジ部に設置され
る室内の湿度を検知して信号を送る湿度センサと、この
湿度センサの信号を受けて前記電動機を運転させる制御
部とを備え、前記フランジ部に前記センサを前記筒部の
室内側開口より隔離する収納室間を設けるとともに、前
記ルーバの前面および前記室壁に装着したとき下面とな
る側面に形成され前記収納空間と連通する通気孔を設け
たパイプ用ファンの構成としたものである。
サが室内の湿度を検知して信号を送ると、制御部は、こ
の信号を受けてシャッタ駆動手段を駆動させてシャッタ
を開くとともに電動機を運転させ、また信号が設定値以
下になるとシャッタを閉じるとともに電動機を停止する
こととなる。
井面に取付けた場合、室内の空気は、ルーバに形成され
た通気孔の下面側から入り側面側に抜ける気流となっ
て、よどみなく湿度センサに接することとなる。
2図を参照しながら説明する。
り駆動される羽根2とを有する筒部3の羽根2側端部の
外周には、室壁4に沿いパイプ5の外径より外側まで延
びるフランジ部6が形成され、室内側開口7には吸込口
を形成するオリフィス8が設けられ、フランジ部6の外
周部には、室内側開口7を室内側から覆うルーバ9が嵌
着されている。そして、フランジ部6とルーバ9との間
に室内10の湿度を検知して信号を送る湿度センサ11と、
この湿度センサ11の信号を受けて前記電動機1を運転さ
せる制御部12とが内蔵され、前記ルーバ9の前記湿度セ
ンサ11の室内側に相対する位置には通気孔13が設けら
れ、前記制御部12の室内側に相対する位置には湿度設定
ツマミ14が設けられている。また、ルーバ9の上端には
電源コード15が取付けられており、パイプ5の室外側開
口部にはベントキャップ16が取付けられ、室外17の雨水
の侵入を防止している。一方、ルーバ9の通気口となる
前面開口には、両端部が支持されるとともに連動して開
閉するように連結された板状の複数板のシャッタ18が設
けられており、シャッタ18は、フランジ部上に固定され
たシャッタ駆動手段であるソレノイド19にレバー20を介
して連結されている。
室内10の空気中の湿度を検知し、湿度設定ツマミ14にて
設定された湿度以上になると、制御部12がソレノイド19
を作動させてレバー20を引き上げ、このレバー20に連結
されている複数個のシャッタ18を開くとともに、電動機
1を運転し、電動機1によって駆動された羽根2によっ
て室内10の空気は吸引され、ルーバ9およびオリフィス
8を通りベントキャップ16から室外17に排気される。ま
た、室内10の空気の湿度が湿度設定ツマミ14にて設定さ
れた湿度以下になると、制御部12がソレノイド19と電動
機1を停止させ、レバー20はコイルばね21により引き下
げられ、このレバー20に連結されている複数個のシャッ
タ18は閉じられ、ルーバ9の通気口を閉鎖する。
部12で電動機1の運転・停止とともに電気式のシャッタ
18の開・閉も行うことができ、電動機1の停止時の外風
侵入を防止でき、またルーバ9にシャッタ18を取付ける
ことにより、薄壁や天井面にも取付けることができるよ
うになるものである。さらに、湿度センサ11、制御部1
2、ソレノイド19をすべてフランジ部6に固定し、シャ
ッタ8をルーバ9に設けてフランジ部6に固定したソレ
ノイド19と機械的に連結するようにしているので、各部
品間の電気配線を複雑に引き回す必要がなくなり、か
つ、パイプ用ファンの設置作業がきわめて簡単なものと
なる。
を参照しながら説明する。なお、第3図〜第6図におい
て第1実施例で参照した第1図および第2図と同一構成
部材には、同一符号を付しその説明を省略する。
ための構造を設けたところにあり、以下にその構成につ
いて説明する。
壁22により、筒部3の室内側開口7と空間的に隔離した
収納空間23を形成し、この収納空間23内に湿度センサ11
を設けている。そして、ルーバ9の前面とこの前面に隣
接する(第3図における)下側面の二面にわたって、収
納空間23に連通する通気孔24を形成している。
けた場合、室内10の空気は、通気孔24の下面側から入り
側面側に抜ける図中Aの気流となって淀みなく湿度セン
サ11に接し、第6図に示すように、天井面25に取付けた
場合、室内10の空気はやはり通気孔24の下面側から入り
側面側に抜ける図中Bの気流となって、淀みなく湿度セ
ンサに接する。
も、天井面25に取付けても湿度センサ11は、正確に室内
空気の湿度を検知できることになるものである。
度センサにより自動運転されるパイプ用ファンの停止時
の外気の侵入を防止することができ、また、薄壁や水平
面の天井にも取付けることができ、かつ、湿度センサの
検知信号により電動機の運転と連動してシャッタの自動
開閉を行うものであっても、各部品間の電気配線を複雑
に引き回す必要がなくなるとともに、シャッタとシャッ
タ駆動手段とがごく近くで連結され、筒部の内部に存在
しないので、シャッタの開閉動作が確実で、また通風路
として有効に使うことができ、さらに、これらの部品の
取付け作業がきわめて簡単なものとなる。
ンを、垂直面の室壁はもちろん、水平面の天井面に取付
けても、室内空気の湿度を正確に検知することができる
パイプ用ファンを提供できる。
図、第2図は同正面図、第3図は本発明の第2実施例の
パイプ用ファンの断面図、第4図は同正面図、第5図は
同パイプ用ファンを壁部に取付けた状態を示す部分詳細
断面図、第6図は同パイプファンの天井面取付時の部分
詳細断面図、第7図は従来のパイプ用ファンの正面図、
第8図は同断面図である。 1……電動機、2……羽根、3……筒部、4……室壁、
5……パイプ、6……フランジ部、7……室内側開口、
9……ルーバ、11……湿度センサ、12……制御部、18…
…シャッタ、22……仕切壁、23……収納空間、24……通
気孔。
Claims (2)
- 【請求項1】垂直面の室壁あるいは水平面の天井に設け
られた開口に挿入配設されたパイプ内に装着され、電動
機とこの電動機により駆動される羽根を内部に有する筒
部と、この筒部の前記羽根側端部の外周に、前記室壁あ
るいは天井に沿い前記パイプの外径より外側まで延設し
たフランジ部と、このフランジ部に固定されて前記筒部
の室内側開口を室内側から覆うルーバと、このルーバの
通気孔となる前面開口に設けられ連動して開閉する複数
枚のシャッタと、このシャッタを開放させるシャッタ駆
動手段とを備え、前記フランジ部に室内の湿度を検知し
て信号を送る湿度センサとこの湿度センサの信号を受け
て前記シャッタ駆動手段と前記電動機を連動して作動さ
せる制御部とを設けるとともに、前記シャッタ駆動手段
を前記フランジ部の前記シャッタの側端部に対向する箇
所に位置して前記シャッタと連結され、作動により前記
シャッタを開方向に付勢するように設けたパイプ用ファ
ン。 - 【請求項2】垂直面の室壁あるいは水平面の天井に設け
られた開口に挿入配設されたパイプ内に装着され、電動
機とこの電動機により駆動される羽根を内部に有する筒
部と、この筒部の前記羽根側端部の外周に、前記室壁あ
るいは天井に沿い前記パイプの外径より外側まで延設し
たフランジ部と、このフランジ部に固定されて前記筒部
の室内側開口を室内側から覆うルーバと、前記フランジ
部に設置される室内の湿度を検知して信号を送る湿度セ
ンサと、この湿度センサの信号を受けて前記電動機を運
転させる制御部とを備え、前記フランジ部に前記湿度セ
ンサを前記筒部の室内側開口より隔離する収納室間を設
けるとともに、前記ルーバの前面および前記室壁に装着
したとき下面となる側面に形成され前記収納空間と連通
する通気孔を設けたパイプ用ファン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2128506A JP2857224B2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | パイプ用ファン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2128506A JP2857224B2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | パイプ用ファン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0424451A JPH0424451A (ja) | 1992-01-28 |
JP2857224B2 true JP2857224B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=14986431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2128506A Expired - Lifetime JP2857224B2 (ja) | 1990-05-17 | 1990-05-17 | パイプ用ファン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2857224B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2787888B2 (ja) * | 1993-06-24 | 1998-08-20 | 三菱電機株式会社 | サニタリー用換気装置 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5038953U (ja) * | 1973-08-02 | 1975-04-22 | ||
JPS50133759U (ja) * | 1974-04-18 | 1975-11-04 | ||
JPS5581516A (en) * | 1978-12-11 | 1980-06-19 | Hitachi Ltd | Automatic ventilator for grains storage warehouse |
JPS6363635U (ja) * | 1986-10-13 | 1988-04-27 | ||
JPH0522724Y2 (ja) * | 1987-01-20 | 1993-06-11 |
-
1990
- 1990-05-17 JP JP2128506A patent/JP2857224B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424451A (ja) | 1992-01-28 |
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