JP2856863B2 - 撹拌通風乾燥機における穀物均平供給装置 - Google Patents

撹拌通風乾燥機における穀物均平供給装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、搬送台車の往復走行作動により上面を開放
した横長方向に長い乾燥筺内へ穀物を適確に供給して、
静置状態のもとに供給した大量の穀物を撹拌混合移送作
用と太陽熱により得られた熱風の吸引通風作用とにより
均平状態のもとに排出側に向け移行せしめる間に均一に
乾燥することができる撹拌通風乾燥機における穀物均平
供給装置に関する。
[従来の技術] 従来、上面を開放した横長の乾燥筺内に配設した水平
通風盤を境として上部に乾燥室を、また下部に送風室を
区画形成し、前記乾燥筺上には乾燥室内に供給した穀物
を排出部に向け移行せしめる撹拌混合移送機を長手方向
に沿い往復走行自在に搭載して静置状態のもとに収容し
た穀物を撹拌混合移送作用と熱風の圧送作用とにより能
率よく均一に乾燥しながら排出部より排出せしめた穀物
乾燥装置は、本出願前例えば実開平2−13992号公報に
記載されて公知である。
[発明が解決しようとする課題] ところで、従前のこの種穀物乾燥装置においては、乾
燥筺への穀物投入に際しては、適当な口径の供給筒を介
し乾燥筺の投入側へ直接供給し、一定量堆積された段階
で撹拌混合移送機を何回となく往復走行せしめて穀物の
供給作業を行っていたものである。
したがって、従前の穀物供給作業は撹拌混合移送機の
搬送能力に依存していたために、スピーディな穀物投入
作業を能率的に達成できない許りか、穀物を均平状態の
もとに乾燥筺内へ供給する必要上から供給筒を乾燥筺の
長手方向と直交する方向に移動させなければならないは
勿論のこと、穀物投入部に撹拌混合移送機が後進して来
たときには、穀物投入作業を中断しなければならない等
の問題点を有していた。
本発明は、従来の技術の有するこのような問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、乾
燥筺の長手方向に沿って往復走行停止作動およびシャッ
タの開閉作動が自動的に行える搬送台車の使用によっ
て、大量の穀物の投入作業を撹拌混合移送機の搬送に依
存することなく任意の位置へ迅速かつ連続的に行わせ、
もって、穀物均平投入作業の能率促進を図った撹拌通風
乾燥機における穀物均平供給装置を提供しようとするも
のである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明における撹拌通風
乾燥機における穀物均平供給装置は、上面を開放した横
長の乾燥筺内に水平通風盤を境として上部に乾燥室を、
下部に吸引室を区画形成し、前記乾燥筺上には長手方向
に沿い往復走行ができる搬送台車と撹拌混合移送機を搭
載せしめるとともに乾燥筺の投入側には搬送台車へ穀物
を供給する流調タンクを配設してなるものである。
そして、上記搬送台車には、乾燥室内に投入されてい
た穀物との当接で搬送台車の走行を停止せしめると同時
に搬送台車の下部に設けたシャッタを開き穀物を乾燥室
内へ投入せしめるとともに適当時間経過後シャッタを閉
じ搬送台車を流調タンクに向け後進せしめる検知体を配
設したものである。
また、流調タンクの内部には、搬送台車への穀物供給
終了と同時に流調タンクの下部に配設したシャッタを閉
じ搬送台車を前進せしめるレベルスイッチを配設すれ
ば、流調タンクより搬送台車への穀物自動供給作業と搬
送台車の自動走行を簡単確実に達成させることができ
る。
そのうえ、乾燥筺の投入側には、流調タンク下部に後
進されて来た搬送台車との当接で搬送台車の走行を停止
し、流調タンクの下部に設けたシャッタを開いて流調タ
ンク内の穀物を搬送台車へ供給せしめるホームスイッチ
を配設すれば、大量の穀物供給作業の完全自動化を容易
に達成させることができる。
[作用] 今、乾燥筺の投入側シャッタが開となった流調タンク
とその下部にシャッタが閉となった搬送台車を設ける。
そこで、流調タンク内に穀物を投入すれば、該穀物は流
調タンクを経て搬送台車内に次々と供給される。
そして、搬送台車に穀物が満杯に供給され、余分の穀
物が流調タンクに堆積されて来ると穀物圧によりレベル
スイッチが解除されると流調タンクのシャッタが自動的
に閉じると同時にホームスイッチがONとなり、搬送台車
が自動的に排出側へ向け前進される。
そして、搬送台車の前進に伴い搬送台車に設けられた
検知体が先に乾燥筺内に投入されていた穀物に当接する
と、検知体の作動で搬送台車の前進走行が自動的に停止
されると同時にシャッタを開いて収容した穀物を乾燥室
内へ投入せしめる。そして、タイマーの作動で数分後、
シャッタが自動的に閉じると同時に搬送台車は乾燥筺の
投入側に向け後進される。
前記の如く、搬送台車が乾燥筺の投入側、すなわち、
流調タンク下部まで後進されて来ると搬送台車との当接
作動でホームスイッチがOFFとなり、これに伴い搬送台
車いの後進が停止されると同時に、流調タンクのシャッ
タは開となり、供給始動時と同様に穀物は流調タンクを
経て搬送台車内に次々と供給される。
したがって、前述の如き作動で反復することにより大
量の穀物が乾燥室内に投入されたら、撹拌混合機を乾燥
筺の長手方向に沿い往復走行せしめ、先に投入した穀物
を均平状ならしめると同時に、投入側より排出側に向け
撹拌混合しながら移送せしめる間に乾燥室を通って吸引
室に向け吸引流通される太陽熱で得られた熱風で所定水
分に乾燥し、最後に排出部より排出せしめる乾燥作業を
営ませる。
[実施例] 実施例について図面を参照して説明する。
第1図ないし第6図において、1は、上面を開放した
横長状(本実施例では25m〜30m)を呈する乾燥筺であっ
て、該乾燥筺1内の適当高さ位置には多数の通風孔3を
穿孔した水平通風盤2が敷設され、これが水平盤2を境
として、上部に乾燥室4を、また下部に仕切壁6により
仕切られた複数の吸引室5を区画形成せしめる。そし
て、複数の吸引室5の一側には排風機7の吸気側を開口
接続せしめてある。
前記乾燥筺1上の左右両側には横長方向に沿ってレー
ル8,8が敷設されており、該レール8,8上には乾燥室4内
に収容した穀物を撹拌しながら排出部9に向け順次移送
することができる撹拌混合移送機10が往復移動走行でき
るように搭載されている。前記撹拌混合移送機10はレー
ル8,8に沿い往復自走ができる走行機体11と、該走行機
体11に正逆回転ができるように軸架された回転軸12へ放
射状に植着された複数本の撹拌混合機13とにより構成さ
れている。
なお、前述した乾燥筺1は、周囲を太陽熱透過材15
(例えばファイロン板)で囲んで形成した乾燥作業場14
内に設置されるいとともに、排風機7の吐出側は、乾燥
作業場14外に設置されている。
16は、乾燥筺1の投入側に、該乾燥筺1を跨ぐように
設置された流調タンクであって、該流調タンク16の下部
には落下口17aを開閉するためのシャッタ17が設けられ
ている。そして、前記流調タンク16の下部には、上面に
投入口を設けた自走式の搬送台車18がレール8,8に沿い
長手方向に向け前後進できるように搭載されており、搬
送台車18の落下口19位置には落下口19を開閉するための
シャッタ20が設けられている。
21は、流調タンク16内に設置されたレベルスイッチで
あって、該レベルスイッチ21は、第3図に示された如
く、流調タンクシャッタ閉回路22と搬送台車前進回路23
に夫々接続されて、穀物圧によりレベルスイッチ21が開
放されたときに、流調タンク16のシャッタ17を自動的に
閉じると同時に搬送台車18を排出側へ向け走行せしめる
ように構成されている。24は、搬送台車18の前進側に垂
設された検知体であって、該検知体24は、第4図に示さ
れた如く、搬送台車停止回路25と搬送台車シャッタ開回
路26に夫々接続されるとともに搬送台車停止回路25と搬
送台車シャッタ26は、夫々タイマ27を経て搬送台車後進
回路29および搬送台車シャッタ閉回路29に接続されてい
る。したがって、第5図に示された如く、穀物供給作業
に際し、穀物を収容した搬送台車18を前進せしめ、検知
体24が乾燥室4内に予め投入された穀物と当接すると、
その検知作動で搬送台車18の前進を停止させると同時に
シャッタ20を自動的に開いて穀物を落下口19より乾燥室
4内へ投入し、次で数分後(穀物の投入作業が終了す
る)シャッタ20を閉じ、搬送台車18を流調タンク16方向
に後進せしめる作動を自動的に営ませる。
30は、流調タンク16の支脚31に対設されたホームスイ
ッチであって、該ホームスイッチ30は、第6図に示され
た如く、流調タンクシャッタ開路32および搬送台車停止
回路33に夫々接続されて、流調タンク16に向け後進され
て来た搬送台車18によりホームスイッチ30と当接すると
搬送台車18の走行が自動的に停止されると同時に、流調
タンクシャッタ17を自動的に開いて流調タンク16を介し
穀物を搬送台車18へ供給する作動を自動的に営ませる。
したがって、前述の如き構成を有するため、搬送台車
18への穀物供給作業、乾燥室への穀物投入作業および搬
送台車18への再度穀物供給作業を順序よく反復して営ま
せることができる。
[発明の効果] 本発明は、上述のとおりに構成されているので、次に
記載する効果を奏する。
上面を開放した横長状の乾燥室への穀物投入作業を撹
拌混合移送機の搬送に依存することなく搬送台車の往復
走行作動により任意の場所へ迅速、適確に、しかも能率
よく行わせ、撹拌混合移送機による撹拌混合移送作用と
太陽熱により得られた熱風の吸引流通作用とにより速や
かに乾燥することができる許りか、流調タンクを介して
搬送台車に穀物を供給したので、常に一定量の穀物を搬
送台車へ供給し、これを乾燥室内へ投入することができ
る。
また、搬送台車には乾燥室内に投入されていた穀物と
の当接作動で搬送台車の走行を自動的に停止させると同
時に、シャッタを開く検知体を設けたので、搬送台車内
に収容されていた穀物を予め投入されていた穀物堆積位
置へ適確かつ自動的に投入して撹拌混合移送機の搬送作
用で均平状とすることができる。
また、流調タンクの内部にはレベルスイッチを配設し
て、流調タンク内の穀物を一定量宛適確に搬送台車へ供
給できる許りか、供給終了時点で流調タンクシャッタを
閉じ搬送台車を前進せしめて穀物投入作業を正確に営ま
せることができる。
そのうえ、乾燥筺の投入側にはホームスイッチを設け
たので、乾燥室への穀物投入作業を終えた搬送台車が流
調タンクの下部に後進されて来た際にはホームスイッチ
と流調タンクとの当接で搬送台車の走行を停止せしめる
と同時に流調タンクのシャッタを開いて穀物を搬送台車
へ自動的に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の縦断正面図、第2図は第1図A−
A線における縦断側面図、第3図はレベルスイッチの作
動ブロック回路図、第4図は検知体のブロック回路図、
第5図は一部を切欠した検知体の作動説明断面図、第6
図はホームスイッチの作動ブロック回路図である。 1……乾燥筺、2……水平通風盤、4……乾燥室、5…
…吸引室、10……撹拌混合移送機、16……流調タンク、
17……そのシャッタ、18……搬送台車、20……そのシャ
ッタ、21……レベルスイッチ、24……検知体、30……ホ
ームスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F26B 11/22 F26B 17/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】上面を開放した横長の乾燥筺内に水平通風
    盤を境として上部に乾燥室を、下部に吸引室を区画形成
    し、前記乾燥筺上には長手方向に沿い往復走行ができる
    搬送台車と撹拌混合移送機を搭載せしめるとともに乾燥
    筺の投入側には搬送台車へ穀物を供給する流調タンクを
    配設した撹拌通風乾燥機における穀物均平供給装置。
  2. 【請求項2】搬送台車には、乾燥室内に投入されていた
    穀物との当接で搬送台車の走行を停止せしめると同時に
    搬送台車の下部に設けたシャッタを開き穀物を乾燥室内
    へ投入せしめるとともに適当時間経過後シャッタを閉じ
    搬送台車を流調タンクに向け後進せしめる検知体を配設
    した請求項(1)記載の撹拌通風乾燥機における穀物均
    平供給装置。
  3. 【請求項3】流調タンクの内部には、搬送台車への穀物
    供給終了と同時に流調タンクの下部に配設したシャッタ
    を閉じ搬送台車を前進せしめるレベルスイッチを配設し
    た請求項(1)記載の撹拌通風乾燥機における穀物均平
    供給装置。
  4. 【請求項4】乾燥筺の投入側には、流調タンク下部に後
    進されて来た搬送台車との当接で搬送台車の走行を停止
    し、流調タンクの下部に設けたシャッタを開いて流調タ
    ンク内の穀物を搬送台車へ供給せしめるホームスイッチ
    を配設した請求項(1)記載の撹拌通風乾燥機における
    穀物均平供給装置。
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