JPH073878Y2 - カントリーエレベーター等における乾燥機の排出装置 - Google Patents

カントリーエレベーター等における乾燥機の排出装置

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JPH073878Y2
JPH073878Y2 JP1989002826U JP282689U JPH073878Y2 JP H073878 Y2 JPH073878 Y2 JP H073878Y2 JP 1989002826 U JP1989002826 U JP 1989002826U JP 282689 U JP282689 U JP 282689U JP H073878 Y2 JPH073878 Y2 JP H073878Y2
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JP1989002826U
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利彦 佐竹
覚 佐竹
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株式会社佐竹製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案はカントリーエレベーター(大規模米麦共同乾
燥調製施設)等における乾燥機の排出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来のカントリーエレベーター等における乾燥機につい
て第7図を参照して説明する。熱風室を挾むとともに多
孔壁からなる一対の流下式乾燥室を立設し、前記熱風室
は熱風発生装置1及び送風ファン2に接続する。前記乾
燥室の外側には側壁板4によって排風室を形成し、この
排風室は排風管3を介して機外へ連通する。また、乾燥
室の上方には供給用の横送り搬送機、例えばチェーンコ
ンベア5が横設され、乾燥室の下方にはロータリーバル
ブ6を介して排出用の横送り搬送機、たとえばチェーン
コンベア7を設ける。そして、チェーンコンベア7の排
出樋8は、床面(フロアライン=FL)より低いピット内
に立設したバケットエレベーター9の供給ホッパー10に
連結される。また、バケットエレベーターを床面から立
設する場合があるが(実開昭51−102531号)この場合に
は、第7図に示すピットの深さの分だけ乾燥機を底上げ
しなければならなかった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
以上述べたように、従来のカントリーエレベーター等に
おける乾燥機にあっては、乾燥機の機高をできるだけ低
くするためには、排出用のチェーンコンベア7と接続す
るバケットエレベーター9をピットP内に立設する必要
があった。これは、バケットエレベーター9の供給口が
下部軸と平行するコンベアケース壁面に設けられている
理由により供給ホッパー(第7図符号10)の上面位置を
高くしなければ搬送能率が悪い結果となるからである。
いうまでもなく、ピットの形成は煩しく、バケットエレ
ベーターの据付及び補修は容易ではなく、加えて転落事
故等の危険をはらんでいた。
この考案はこれらの点にかんがみ、乾燥機の機高を低く
おさえて、しかもバケットエレベーター用のピットを要
しないカントリーエレベーター等における乾燥機の排出
装置を提供することを技術的課題とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するため、本考案のカントリーエレベ
ーター等における乾燥機の排出装置にあっては、流下式
の乾燥室12の下端部にロータリバルブ6を設けるととも
に、前記乾燥室12に隣設して、熱風発生装置1に連通す
る熱風室13を形成し、前記ロータリーバルブ6の下方に
はチェーンコンベア7等からなる排穀用の横送り搬送機
を設け、更に、この横送り搬送機の排出口7aと、穀物を
次工程に搬送するためのバケットエレベーター25の供給
口31とを排出樋33によって接続してなるカントリーエレ
ベーター等における乾燥機の排出装置において、 前記バケットエレベーター25の供給口31を、このバケッ
トエレベーター25の下部軸11Bを軸受を介して支持する
コンベアケース29壁面であって、かつ下部軸11Bよりも
低い位置に開設する、 という技術的手段を講じた。
〔作用及び効果〕
貯蔵サイロ等から排出された籾等の穀物は乾燥室内を流
下する間に熱風を浴び、ロータリーバルブによって間け
つ的又は連続的に払い出され、チェーンコンベア等から
なる排穀用の横送り搬送機で搬送されて排出口から排出
樋を経てバケットエレベーターの供給口に供給される。
この供給口は、バケットエレベーターの下部軸と直交す
る方向であって下部軸を軸受を介して支持するコンベア
ケース壁面であり、かつ前記下部軸よりも低い位置に開
設したので、前記横送り搬送機から排出された籾は、バ
ケットエレベーターの回転するバケットに側方から流入
するとともに、ただちにバケットによってすくい上げら
れて揚送される。
このように、本考案のカントリーエレベーター等におけ
る乾燥機の排出装置によれば、バケットエレベーターの
低位置に供給口を開設したので、ピットを設ける必要が
ないか又は非常に浅いピットで足りるので、従来技術に
おける欠点が解消される。また、バケットの側方から供
給することにより、穀物をいたずらに跳ね上げることな
く直ちにすくい上げるので、穀物に傷が付きにくい。
〔考案の実施例〕
以下、図面と共に本考案の好適な実施例について説明す
る。第1〜6図において従来例(第7図)と共通のもの
については同一符号を用いた。
側壁板4によってほぼ気密に乾燥機本体を形成するとと
もに、その内部に多孔壁からなる一対の流下式の乾燥室
12を立設し(第2図参照)、この一対の乾燥室12,12で
挾まれた空間を熱風室13となすとともに、一対の乾燥室
12,12の各外側の空間を排風室14となす。そして、乾燥
機本体の一側面には熱風室13に通じる給風口15を開口
し、他側面には各排風室14に通じる排風口16,16を開口
する。そして、各乾燥室12の下端部にはそれぞれ電動機
17を直結したロータリーバルブ6が設けられ、このロー
タリーバルブ6の下方には排出ホッパー18を横架し、排
出ホッパー18の下端は排穀用の横送り搬送機となるチェ
ーンコンベア7上面の開口部19に連結する。一方、各乾
燥室12の上部には均分室20を設け、均分室20内には山形
状の均分板21が横設してある。そして、均分室20の中央
部上面には乾燥機本体上に載設した供給用のチェーンコ
ンベア5の排出口22を臨ませてあり、このチェーンコン
ベア5の供給部はシュートパイプ23によって前工程に連
絡される。前記給風口15はバーナ等からなる熱風発生装
置1及び冷風ダンパー24(第6図参照)を備えた送風フ
ァン2の吐出側に連絡され、排風口16は排風管3に連絡
される。
次に、排穀用の横送り搬送機であるチェーンコンベア7
の排出部近傍に立設したバケットエレベーター25につい
て第3図及び第4図を参照して説明する。コンベアケー
ス29の上下に軸支した上部軸11Aと下部軸11Bとには各々
内調車34を軸着し、上下の内調車34間には、バケット26
を多数装着した無端ベルト27を掛け渡し、モーター28に
よって回転・駆動するよう形成してある。そして、コン
ベアケース29内の下端部にはバケット26の通過軌跡に沿
って、形成した弧状のボトムプレート30が、バケット26
に接触しない程度のクリアランスを保って設けられる。
コンベアケース29の壁面、すなわち、下部軸11Bを軸受
を介して支持する一側壁面29aにはこの下部軸11Bよりも
下方で、かつボトムプレート30に沿って弧状の供給口31
が設けられ、更に、この供給口31に穀粒を導くための供
給口ホッパー32を設けるとともに、供給口ホッパー32と
チェーンコンベア7の排出口7aとを排出樋33によって接
続する。
次に、上記実施例における具体的作動について説明す
る。乾燥されるべき籾が乾燥機の供給用のチェーンコン
ベア5に供給される。チェーンコンベア5の排出口22か
ら落下する籾は、均分板21によってほぼ等分されて各乾
燥室12内に投入され、連続的又は間けつ的に作動するロ
ータリーバルブ6によって乾燥室12から排出されて徐々
に流下し、この間に、送風ファン2から圧送される熱風
により乾燥作用を受ける。乾燥室12を通過した籾は、排
出ホッパー18内に落下してチェーンコンベア7内に供給
され、排出側へ移送される。そして、排出口7aから排出
樋33を経てバケットエレベーター25の供給口ホッパー32
内に流入して供給口31に至る。供給口31から直接的にボ
トムプレート30上に供給される籾は、バケット26によっ
て直ちにすくい上げられて揚送され、図外のテンパリン
グタンクに投入されて一定時間のテンパリングを行った
後、再び供給用のチェーンコンベア5から乾燥室12内に
供給される。こうして乾燥を繰り返し、水分が18%程度
になった時点で半乾籾として図外の貯蔵サイロに投入さ
れて荷受期間終了後に行う仕上乾燥を待つことになる。
上記実施例は乾燥室12が一対の場合であるが、第5図は
乾燥室12が二対の場合を示し、一対ごとに熱風室13、均
分室20、排出ホッパー18並びに供給・排穀用の各チェー
ンコンベア5,7が設けられる。そして、両チェーンコン
ベア7,7の排出部を挾んでバケットエレベーター35を立
設し、このバケットエレベーター35の下部軸36Bと直交
する両側壁面であって、かつ下部軸36Bよりも下方に供
給口を一対設け、これらの供給口と各チェーンコンベア
7,7の排出口とをそれぞれ排出樋33で接続してある。
この実施例の場合も先の実施例とほぼ同様の作用を呈
し、バケットエレベーター35の下部軸36Bの下方に開設
した一対の供給口から供給される籾は、バケット(第4
図における符号26参照)の両側からボトムプレート30上
に流入し、バケットによって直ちにすくい上げられる。
この場合は、バケットの両側から供給されるので、バケ
ットの両側方向にバランスよく籾がすくえる。
また、第1図及び第2図に示した実施例では、乾燥室12
を取り囲んで側壁板4を設けて排風室14を形成し、この
排風室14と排風ダクト3とを連結して排風するようにな
したが、第5図で示すように、側壁板4で排風室14を形
成しない場合もあり、この場合は、第6図で示すよう
に、建家内にほぼ気密状に隔壁37を設けて集塵室38を形
成し、その中に乾燥室12及び熱風室13を立設し、集塵室
38外に設けた送風ファン2から熱風を送るよう形成する
とよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の正面図、第2図は第1図の要部
を示す断面図、第3図は要部の拡大断面図、第4図は第
3図のB−B断面図、第5図は別の実施例を示す縦断面
図、第6図は更に別の実施例を示す平面図、第7図は従
来例の正面図である。 1…熱風発生装置、2…送風ファン、3…排風管、4…
側壁板、5…チェーンコンベア、6…ロータリーバル
ブ、7…チェーンコンベア、7a…排出口、8…排出樋、
9…バケットエレベーター、10…供給ホッパー、11A…
上部軸、11B…下部軸、12…乾燥室、13…熱風室、14…
排風室、15…給風口、16…排風口、17…電動機、18…排
出ホッパー、19…開口部、20…均分室、21…均分板、22
…排出口、23…シュートパイプ、24…冷風ダンパー、25
…バケットエレベーター、26…バケット、27…無端ベル
ト、28…モーター、29…コンベアケース、29a…一側壁
面、30…ボトムプレート、31…供給口、32…供給口ホッ
パー、33…排出樋、34…内調車、35…バケットエレベー
ター、36A…上部軸、36B…下部軸、37…隔壁、38…集塵
室。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−141349(JP,A) 実願 昭53−80887号(実開 昭54− 182337号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭61−154609号(実開 昭63− 59888号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U) 実願 昭50−19928号(実開 昭51− 102531号)の願書に添付した明細書及び図 面の内容を撮影したマイクロフィルム(J P,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】流下式の乾燥室12の下端部にロータリーバ
    ルブ6を設けるとともに、前記乾燥室12に隣設して、熱
    風発生装置1に連通する熱風室13を形成し、前記ロータ
    リーバルブ6の下方にはチェーンコンベア7等からなる
    排穀用の横送り搬送機を設け、更に、この横送り搬送機
    の排出口7aと、穀物を次工程に搬送するためのバケット
    エレベーター25の供給口31とを排出樋33によって接続し
    てなるカントリーエレベーター等における乾燥機の排出
    装置において、前記バケットエレベーター25の供給口31
    を、このバケットエレベーター25の下部軸11Bを軸受を
    介して支持するコンベアケース29壁面であって、かつ下
    部軸11Bよりも低い位置に開設したことを特徴とするカ
    ントリーエレベーター等における乾燥機の排出装置。
JP1989002826U 1989-01-13 1989-01-13 カントリーエレベーター等における乾燥機の排出装置 Expired - Lifetime JPH073878Y2 (ja)

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JPH0293937U JPH0293937U (ja) 1990-07-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS52141349A (en) * 1976-05-14 1977-11-25 Maki Mfg Co Ltd Process for grain
JPS54182337U (ja) * 1978-06-12 1979-12-24
JPH0423839Y2 (ja) * 1986-10-08 1992-06-03

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