JPS62141487A - 穀粒乾燥機の張込量制御方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、穀粒乾燥機の張込量制御方式に関する。

従来の技術 従来は、穀粒の供給を受けて拡散装置で貯留室内へ拡散
供給して、この貯留室内へ収容した穀粒を循環を繰返し
て乾燥するこの収容する穀粒の水分値に関係なく、該貯
留室内の所定位置に設けた張込ｈ１検出センサーが、こ
の収容する穀粒を検出すると、この検出により乾燥機内
へ穀粒の収容を停止する方式であった。

発明が解決しようとする問題点 穀粒の供給を受けて拡散装置で貯留室内へ拡散供給して
、この貯留室内へ収容する穀粒が、該貯留室内壁部に設
けた張込量検出センサー位置まで収容されると、この張
込量検出センサーがこの収容穀粒を検出し、この検出に
より穀粒の張込を停止し、該貯留室内に収容したこの穀
粒を、この貯留室から下側の乾燥室内を繰出し流下させ
ながら、バーナより発生する熱風が排風機で吸われるこ
とにより、該乾燥室を通風し排風機で吸引排風され、該
乾燥室内を流下中の穀粒はこの熱風に晒されて乾燥され
ながら、水分検出センサーでこの循環乾燥中の穀粒の水
分を検出し、この水分検出センサーが穀粒の仕上目標水
分値と同じ穀粒水分値を検出すると、乾Ｓ機を自動停止
させるが、この乾燥作業のときに張込穀粒の水分値によ
り、例えば、穀粒の水分値が低水分値のときには、穀粒
は軽くこのため該拡散装置で該貯留室内へ拡散供給の、
ときに、この低水分イげ１の穀粒は該貯留室内壁近傍部
へ拡散される穀粒にが少量となり、このため該張込量検
出センサーの検出が遅くなることがあり、この張込量検
出センサーが張込穀粒を検出したときには、該貯留室内
の張込穀粒量が満量以」−になっていることがあったり
、又穀粒の水分（ｆｉが高水分値のときには、穀粒は重
くこのため該拡散装置で該貯留室内へ拡散供給のときに
、この高水分値の穀粒は該貯留室内壁近傍部へ拡散され
る穀粒量が多量となり、このため該張込琶検出センサー
の検出が早くなることがあり、この張込量検出センサー
が張込穀粒を検出したときには、該貯留室内の張込穀粒
量が満量以下であることがあった。

問題点を解決するための手段 この発明は、穀粒を貯留する貯留室（１）内には穀粒の
供給を受けてこの貯留室（１）内へ拡散供給する拡散装
置（２）を設け、該貯留室（１）内壁部には収容する穀
粒量を検出する張込量検出センサー（３）を上下方向に
複数個設け、該貯留室（１）の下側には乾燥室（４）を
設け、バーナ（５）より発生する熱風を該乾燥室（４）
を通風させて排風機（６）で吸引排風すべく設けると共
に、乾燥機には張込み乾燥する穀粒の水分値を検出する
水分検出センサー（７）を設け、この水分検出センサー
（７）が検出する張込みのときの穀粒の検出水分値によ
り、該張込量検出センサー（３）の検出位置を変更制御
する張込量検出制御装置を設けたことを特長とする穀粒
乾燥機の張込量制御方式の構成とする。

発明の作用 穀粒の供給を受けて拡散装置（２）で貯留室（１）内へ
この穀粒を供給しながら、この供給中の穀粒の水分値を
水分検出センサー（７）で検出し、この検出水分値が低
水分値のときには、張込量検出制御装置で低い位置の張
込１ｉ１・検出センサー（３）が張込穀粒を検出するよ
うに変更制御され、又上記とは逆に検出水分イヒ（が高
水分値のときには、該張込量検出制御装置で高い位置の
該張込量検出センサー（３）が張込穀粒を検出するよう
に変更制御され、この変更制御された位置まで穀粒が供
給されて収容されると、この収容穀粒を該張込量検出セ
ンサー（３）が検出し、この検１１１により乾燥機内へ
収容する穀粒の張込を停止し、該貯留室（１）に収容し
たこの穀粒を、この貯留室（１）から乾燥室（４）内を
繰出し流下させながら、バーナ（５）より発生する熱風
を排風機（６）で吸わせることにより、該乾燥室（４）
を通風し該排風機（６）で吸引Ｉ風され、この熱風に晒
されて乾燥され、この乾燥中の穀粒の水分値を該水分検
出センサー（７）が検出し、この水分検出センサー（７
）が穀粒の仕上目標水分値と同じ穀粒の水分値を検出す
ると、乾燥機を自動停止する。

発明の効果 この発明により、貯留室（１）内へ拡散収容する穀粒の
水分値を水分検出センサー（７）で検出し、この検出す
る検出水分値により、該貯留室（１）内へ収容する穀粒
量を検出する張込量検出センサー（３）の検出位置が変
更制御されることにより、常に穀粒の水分値に適した穀
粒量が該貯留室（１）内へ収容される。

実施例 なお、図例において、乾燥機（８）の板壁（９）は前後
方向に長い平面視長方形状で前後壁板及び左右壁板より
なり、この前壁板にはこの乾燥機（８）を始動及び停止
等の制御を行なう操作装置（１０）を装着した構成であ
る。

該板壁（９）下部の中央部に位置して前後方向に亘る間
には、移送螺旋を内蔵して設けた正面視Ｖ字状の集穀樋
（１１）を設け、この集穀樋（１１）上側には縦方向に
乾燥室（４）、（４）を設けて連通させ、この乾燥室（
４）、（４）下部には穀粒を繰出流下させる繰出バルブ
（１２）、（１２）を回転自在に軸支した構成である。

該乾燥室（４）、（４）内側に熱風室（１３）を形成し
て、前記前壁板に設けたバーナケース（１４）に内蔵し
て設けたバーナ（５）と連通させ、該乾燥室（４）、（
４）外側と前記左右壁板との間には排風室（１５）、（
１５）を形成して、前記後壁板に設けた排風ａ（６）と
連通させた構成であり、該熱風室（１３）及び該排風室
（１５）、（１５）−１−側には傾斜板を、下側には仕
切板を設け、該後壁板下部にはモータ（１８）を設け、
このモータ（１Ｂ）で該集穀樋（１１）内の該移送螺旋
、該繰出バルブ（１２）、（１２）及び該排風＆’！（
６）等を回転駆動する構成である。

前記乾燥ａ（８）前部には燃料タンク（１７）を設置し
、該バーナケース（１４）下板外側部には燃料ポンプ（
１８）を設け、該燃料タンク（１７）より燃料ホースを
経て該燃料ポンプ（１８）で燃料を吸入し、この燃料ポ
ンプ（１８）でこの燃料を燃料供−給管へ経て該バーナ
（５）内へ供給する構成であり、又燃焼用空気は該バー
ナケース（１４）上板外側部に設けた送風機（１８）を
送風機モータ（２０）で回転駆動させ、送風ダクトを経
て該バーナ（５）内へ送風する構成である。

前記乾燥室（４）、（４）上側には貯留室（１）を形成
し、この貯留室（１）を形成する前記前壁板内壁部には
、この貯留室（１）内へ収容する穀粒量を検出する張込
量検出センサー（３）を上、中、下三段階に設け、この
張込量検出センサー（３）は内部にスイッチを設け、こ
のスイッチは該貯留室（１）内に収容した穀粒で押され
て入り状態になる構成であり、該貯留室（１）上側には
天井板（２１）、（２１）及び移送螺旋を内蔵して設け
た移送樋（２２）を設けた構成であり、この移送樋（２
２）中央部には移送穀粒をこの貯留室（１）内へ供給す
る供給口を設け、この供給口の下部には拡散装置（２）
を設け、この拡散装置（２）の回転により穀粒を該貯留
室（１）内へ拡散供給する構成である。

昇穀機（２３）は前記前壁板前部に装着し、内部にはバ
ケットコンベアー（２４）ベルトを上下プーリ間に張設
し、上端部と該移送樋（２２）始端部との間には投出筒
（２５）を設けて連通させ、下端部と前記集穀樋（１１
）終端部との間には供給樋（２６）を設けて連通させ、
該ＡＩＪＳ１機（２３）上部にはモータ（２７）を設け
、このモータ（２７）で該パケットコンベアー（２４）
ベルト、該移送樋（２２）　内の該移送螺旋及び該拡散
装？ｌ！＋　（２）等を回転駆動すいる構成であり、該
昇穀４！！（２３）−側部には箱形状の水分検出センサ
ー（７）を装着した構成である。

該水分検出センサー（７）は該昇穀機（２３）の該バケ
ットコンベアー（２４）で上部へ搬送中にこのパケット
コンベアー（２４）より落下する穀粒を、この水分検出
センサー（７）内に案内供給し箱体内に設けた検出部で
この穀粒を挟圧粉砕し、この粉砕穀粒の水分イピ１を検
出する構成であり、該水分検出センサー（７）は前記操
作装置（１０）より所定間隔で発信する電気的測定信号
の発信により、この水分検出センサー（７）内に設けた
モータ（２８）が回転し、このモータ（２８）の回転に
より該検出部を回転駆動させて穀粒の水分値を検出する
構成である。

該操作装置（１０）は箱形状で、表面板部には前記乾燥
機（８）を始動及び停止等の操作を行なう始動スイッチ
（２９）　、停止スイッチ（３０）　、穀粒の仕上目標
水分値を設定する目標水分設定孤み（３１）、前記バー
ナ（５）より発生する熱風温度を設定する熱風温度設定
撤み（３２）等を設け、内部には張込量検出制御装置（
３３）及び制御装置（３８）等を設けた構成である。

該張込量検出制御装置（３３）は、前記水分検出センサ
ー（７）が穀粒張込中に検出した検出穀粒水分値が集積
回路（３４）に入力され１、この検出穀粒水分値が該集
積回路（３４）より比較回路（３５）へ入力され、この
比較回路（３５）内へ入力されると、設定回路（３Ｂ）
に設定した設定穀粒水分値が比較回路（３５）内へ入力
され、この設定穀粒水分値と検出穀粒水分値とがこの比
較回路（３５）で比較され、この比較結果が制御回路（
３７）へ入力され１、例えば、比較結果が設定穀粒水分
値以上であれば、この制御回路（３７）で前記張込量、
検出センサー（３）の」二段部のこの張込量検出センサ
ー（３）が穀粒を検出するように切換制御し、設定穀粒
水分値以下であれば、該張込量検出センサー（３）の下
段部のこの張込１１１〜検出センサー（３）が穀粒を検
出するように切換制御し、又設定穀粒水分値と同じ範囲
であれば、該張込量検出センサー（３）の中段部のこの
張込量検出センサー（３）が穀粒を検出するように、こ
の制御回路（３７）で切換制御する構成であり、該張込
量検出センサー（３）が穀粒を検出するとブザー等で作
業渚に知らせる構成である。

前記制御装置（３８）は前記熱風温度設定孤み（３２）
を操作して設定した設定熱風温度になるように、前記燃
料ポンプ（１８）を制御して、この燃料ポンプ（１８）
で吸入する燃料量を制御し、前記目標水分設定孤み（３
１）を操作して設定した穀粒の仕上目標水分値と回じ穀
粒を前記水分検出センサー（７）が検出すると、この制
御装置（３８）で制御して前記乾燥機（８）を自動停■
にする構成であり、又該水分検出センサー（７）が検出
する検出穀粒水分値と前記バーナ（５）より発生する熱
風温度とを交互に前記操作装置（１０）の表面板の表示
窓に表示する構成である。

操作装置（１０）の各設定孤み（３１）、（３２）を操
作して、始動スイッチ（２９）を操作することにより、
乾燥機（８）が始動すると同時に、前壁板部に設けたバ
ーナ（５）より熱風が発生し、この熱風が排風機（６）
で吸われることにより、熱風室（１３）より乾燥室（４
）、排風室（１５）を経て該排風Ｊａ（６）で吸引排風
され、該乾燥機（８）の貯留室（１）内に収容した穀粒
は、この貯留室（１）より該乾燥室（４）内を流下中に
この熱風に晒されて乾燥され、繰出バルブ（１２）で下
部へと繰出され、下部の移送螺旋で集穀樋（１１）を経
て供給樋（２６）内へ移送排出され、昇穀機（２３）の
パケットコンベアー（２４）で上部へ搬送されて移送樋
（２２）内へ供給され、この移送樋（２２）内の移送螺
旋でこの移送樋（２２）を経て拡散装置（２）」二へ移
送供給され、この拡散装置（２）で該貯留室（１）内へ
均等に拡散還元され、循環乾燥されて該目標水分設定孤
み（３１）で設定した穀粒の仕上目標水分値と同じ穀粒
の水分値を水分検出センサー（７）が検出すると、該操
作装置（１０）の制御装置（３８）で自動制御して該乾
燥ａ（８）を自動停止する。

この乾燥作業開始の穀粒を該乾燥機（８）内へ張込みの
ときに、該水分検出センサー（７）がこの張込中の穀粒
の水分値を検出し、この検出穀粒水分値により該貯留室
（１）内へ収容する穀粒量を検出する張込昂検出センサ
ー（３）の穀粒の検出位置が張込量検出制御装置（３３
）で設定され、この設定された位置まで穀粒が収容され
ると、この穀粒を該張込量検出センサー（３）が検出し
、この張込量検出センサー（３）が穀粒を検出すると、
ブザーが鳴りこのブザーが鳴ると張込作業を中止して、
」１記の乾燥作業を開始する。

乾燥する穀粒を張込中にこの穀粒の水分値を、前記水分
検出センサー（７）が検出して、この検出穀粒水分値に
より、前記乾＋：Ｉ！機（８）内へ収容する穀粒量を検
出する該張込量検出センサー（３）の検出位置が変更制
御されることにより、穀粒の水分値に適した穀粒量が常
に前記乾燥機（８）内へ収容されて乾燥される。

【図面の簡単な説明】

図は、この発明の一実施例を示すもので、第１図はブロ
ック図、第２図は一部断面せる乾燥機の全体正面図、第
３図は一部断面せる乾燥機の全体側面図、第４図は乾燥
機の一部の拡大正面図である。 図中、符号（１）は貯留室、（２）は拡散装置、（３）
は張込量検出センサー、（４）は乾燥室、（５）はバー
ナ、（６）は排風機、（７）は水分検出センサーを示す
。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 穀粒を貯留する貯留室（１）内には穀粒の供給を受けて
   この貯留室（１）内へ拡散供給する拡散装置（２）を設
   け、該貯留室（１）内壁部には収容する穀粒量を検出す
   る張込量検出センサー（３）を上下方向に複数個設け、
   該貯留室（１）の下側には乾燥室（４）を設け、バーナ
   （５）より発生する熱風を該乾燥室（４）を通風させて
   排風機（６）で吸引排風すべく設けると共に、乾燥機に
   は張込み乾燥する穀粒の水分値を検出する水分検出セン
   サー（７）を設け、この水分検出センサー（７）が検出
   する張込みのときの穀粒の検出水分値により、該張込量
   検出センサー（３）の検出位置を変更制御する張込量検
   出制御装置を設けたことを特長とする穀粒乾燥機の張込
   量制御方式。