JP2856560B2 - 木質セメント成形板のパレタイズ装置 - Google Patents

木質セメント成形板のパレタイズ装置

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JP2856560B2 JP6043591A JP6043591A JP2856560B2 JP 2856560 B2 JP2856560 B2 JP 2856560B2 JP 6043591 A JP6043591 A JP 6043591A JP 6043591 A JP6043591 A JP 6043591A JP 2856560 B2 JP2856560 B2 JP 2856560B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、木質セメント成形板の
パレタイズ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、木片セメント板などの木質セメ
ント成形板が知られており、この木質セメント成形板
は、加熱硬化型セメント、細片化された木質材料、水の
混合物の他に必要に応じて防水剤、発水剤、発泡剤、木
質材料の腐食防止剤、燃焼防止剤などを添加し、さらに
補強や増量の目的で各種の骨材や繊維などを混合して成
形されるもので、主として建築材料に用いられている。
【0003】そして、このような木質セメント成形板
は、前述した組成の成形材料を成形型板上に設定厚みと
なるように供給し、それらをプレス装置にて押圧加熱す
ることにより成形される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、木質セメン
ト成形板は、形状や長さなどをファクターとして需要に
適合できるように多数の種類が必要であり、その種類毎
に設定枚数集積されると梱包され、仕向地に発送され
る。
【0005】一方、木質セメント成形板はホストコンピ
ュータが作成する生産計画にしたがって製造され、必ず
しも同一種類の木質セメント成形板が連続して製造され
るとは限らない。したがって、梱包に適応する枚数に達
するまでそれらの木質セメント成形板を同一種類毎に一
時保管する必要がある。
【0006】このため、多数の種類の木質セメント成形
板を立体倉庫を用いて保管することも考えられるが、大
きな設備コストが必要となる他、倉庫からの搬入搬出に
時間がかかり、連続して成形される木質セメント成形板
の一枚当たりの成形時間との差を解消することができな
い問題があった。
【0007】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、連続して成形される木質セメント成形板を
設定枚数に達するまで仕分けして一時的に保管すること
のできる木質セメント成形板のパレタイズ装置を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、多数台の縦搬
送コンベア、この縦搬送コンベアを2列並設して構成さ
れた搬送コンベア列の前後端に設置されたLターンコン
ベアおよびLターンコンベア間に設置された横搬送コン
ベアからなる循環コンベア装置と、この循環コンベア装
置に空パレットを供給するパレット供給装置と、木質セ
メント成形板を循環コンベア装置に向けて搬送する成形
板搬送コンベア装置と、この成形板搬送コンベア装置に
搬入された木質セメント成形板を循環コンベア装置に載
置されたパレットに積み込む積込装置と、設定枚数の木
質セメント成形板を積載したパレットを循環コンベア装
置から受け取って搬送するパレット搬送コンベア装置と
からなり、成形板搬送コンベア装置に木質セメント成形
板が搬入されると、その種類を判別して循環コンベア装
置の対応するパレットを積込位置に移動させ、そのパレ
ットに積込装置を介して木質セメント成形板を積み込む
とともに、そのパレットを循環コンベア装置を介して順
次循環させ、同一種類の木質セメント成形板が設定枚数
積載されるとその満載パレットを循環コンベア装置から
パレット搬送コンベア装置に搬出し、その搬出された位
置に対応して新たな空パレットをパレット供給装置を介
して供給するように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0009】
【作用】循環コンベア装置の各コンベアには、木質セメ
ント成形板を積載したパレットが載置されており、これ
らのパレットはその積載した成形板の種類を認識して各
コンベアの作動により循環している。そして、木質セメ
ント成形板が成形板搬送コンベア装置に搬入されると、
その成形板の種類が判別され、その種類に対応するパレ
ットを積込装置による積込位置まで循環コンベア装置を
介して循環させ、待機させる。一方、成形板搬送コンベ
ア装置によって木質セメント成形板が搬出位置に到達す
ると、その木質セメント成形板を積込装置が成形板搬送
コンベア装置から搬出して循環コンベア装置に待機して
いるパレットに積載する。
【0010】このようにして、木質セメント成形板が成
形板搬送コンベア装置から循環コンベア装置に順次移し
替えられることにより、同一種類の木質セメント成形板
が設定枚数積載されると、その満載パレットは循環コン
ベア装置からパレット搬送コンベア装置に搬出された
後、パレット搬送コンベア装置を介して搬出位置まで搬
送される。そして、パレットが搬出されてパレット供給
位置に対向すれば新たな空パレットがパレット供給装置
を介して供給される。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0012】1はパレタイズ装置を示すもので、このパ
レタイズ装置1は、パレットおよびこのパレットを介し
て積載された木質セメント成形板(以下、成形板とい
う。)を循環させる循環コンベア装置2と、この循環コ
ンベア装置2にパレットを供給するパレット供給装置3
と、循環コンベア装置2に向けて成形板を搬送する成形
板搬送コンベア装置4と、この成形板搬送コンベア装置
4によって搬入された成形板を循環コンベア装置2のパ
レットに積み込む積込装置5と、設定枚数の成形板が積
載されたパレットを循環コンベア装置2から受け取って
搬送するパレット搬送コンベア装置6とより構成されて
いる。
【0013】循環コンベア装置2は、複数台の縦搬送コ
ンベア11と、この縦搬送コンベア11を縦方向に所定
台ずつ2列並設して構成される縦搬送コンベア列の前後
端にそれぞれ設置されたLターンコンベア12と、この
Lターンコンベア12,12間に設置された横搬送コン
ベア13,13とから構成されている。
【0014】縦搬送コンベア11はローラコンベア(図
示せず)を備え、一方、横搬送コンベア13は一対のチ
ェーンコンベア13bを備えている。また、Lターンコ
ンベア12は、ローラコンベア12aと、このローラコ
ンベア間に出没自在な一対のチェーンコンベア12bを
備えている。そして、縦搬送コンベア11におけるロー
ラコンベアの搬送面と、Lターンコンベア12における
ローラコンベア12aの搬送面は連続している。また、
Lターンコンベア12のチェーンコンベア12bは、通
常ローラコンベア12aの搬送面よりも下方に位置して
おり、図示しないエアシリンダによりチェーンコンベア
12bを上昇させた場合、その搬送面は、横搬送コンベ
ア13におけるチェーンコンベア13bの搬送面と連続
する(図2参照)。
【0015】したがって、循環コンベア装置2は、後述
するパレット供給装置3を介して供給された空パレット
を順次循環させることができる。すなわち、縦搬送コン
ベア11のローラコンベアおよびLターンコンベア12
のローラコンベア12aを駆動すれば、隣接する縦搬送
コンベア11もしくはLターンコンベア12にパレット
を搬送することができる。一方、横搬送コンベア13の
チェーンコンベア13bを駆動し、さらに、Lターンコ
ンベア12のチェーンコンベア12bを上昇させて駆動
すれば、Lターンコンベア12もしくは横搬送コンベア
13にパレットを搬送することができる。
【0016】このように、パレットは順次隣接するコン
ベアに移動することができ、この結果、パレットは循環
コンベア装置2を構成する各コンベアを循環することが
できる。
【0017】パレット供給装置3は、フォークリフトな
どを介して搬入された空パレットを順次循環コンベア装
置2に供給するもので、空パレットを受け取る横搬送コ
ンベア14と、この横搬送コンベア14に連続して設置
されたLターンコンベア15とからなり、詳細には図示
しないが、横搬送コンベア14は、循環コンベア装置2
の横搬送コンベア13と同様に、一対のチェーンコンベ
アを備え、また、Lターンコンベア15は、循環コンベ
ア装置2のLターンコンベア12と同様に、ローラコン
ベアとチェーンコンベアを備えている。そして、このL
ターンコンベア15は、循環コンベア装置2への供給位
置となるLターンコンベア12(以下、この位置におけ
るLターンコンベアを指す際には符号12Aを用い
る。)と対向している。
【0018】したがって、横搬送コンベア14に空パレ
ットが搬入されると、Lターンコンベア15のチェーン
コンベアを上昇させて駆動した状態で横搬送コンベア1
4を駆動すると、横搬送コンベア14上の空パレットは
Lターンコンベア15に搬送される。この後、循環コン
ベア2におけるLターンコンベア12Aのローラコンベ
ア12aを駆動し、次いで、パレット供給装置3におけ
るLターンコンベア15のチェーンコンベアを下降させ
てローラコンベアを駆動すれば、空パレットはLターン
コンベア15から循環コンベア2のLターンコンベア1
2Aに搬送される。
【0019】成形板搬送コンベア装置4は、成形板を循
環コンベア装置2に向けて搬送するもので、成形板を横
方向に順次搬送する複数台の横搬送コンベア16と、隣
接する一組の横搬送コンベア16,16間に配設された
反転装置17とよりなり、横搬送コンベア16は小ロー
ラを多数配設して構成される複数列のベルトコンベア1
6aを備えている。一方、反転装置17は、前述の複数
列のベルトコンベア16aに干渉しないように回動自在
に軸支された2組の回動アーム17a,17bを備え、
図2に示すように、通常搬入側の回動アーム17aは横
搬送コンベア16におけるベルトコンベア16aの搬送
面よりも下方に位置し、一方、搬出側の回動アーム17
bは回動して上方に立設している。
【0020】したがって、成形板が横搬送コンベア16
を介して搬送され、回動アーム17aを設けた横搬送コ
ンベア16に到達すると、反転装置17が作動して表裏
を反転して次の横搬送コンベア16に搬送する。すなわ
ち、反転装置17の回動アーム17aが回動すると、横
搬送コンベア16上に載置された成形板を支持して回動
させ、他方の回動アーム17bとの間で挟み込む。その
後、他方の回動アーム17bを回動させると、成形板を
支持しつつ隣接する横搬送コンベア16上に載置させる
ことができる。この結果、成形板は反転されて表裏が反
対となる。
【0021】なお、成形に際して予め反転させて搬送す
ることも可能であり、必ずしも反転装置17を設ける必
要はない。
【0022】一方、成形板搬送コンベア装置4の所定位
置には、成形板の種類を判別する判別装置S1が設けら
れ、また、成形板の搬出位置となる最終の横搬送コンベ
ア16Tには成形板が搬入されたことを検出する検出装
置S2が設けられている。判別装置S1は、成形板の表
面に貼付されたバーコードを撮影するカメラで構成さ
れ、その撮影されたバーコードを画像処理することによ
ってその種類が判別される。また、検出装置S2は、成
形板によって作動される接点を備えたリミットスイッチ
で構成され、後述する積込装置5を作動させる検出信号
を発する。
【0023】積込装置5は、成形板搬送コンベア装置4
に搬入された成形板を循環コンベア装置2に移し替えて
積み込むもので、成形板搬送コンベア装置4の搬出位置
となる横搬送コンベア16Tと循環コンベア装置2への
積込位置となるLターンコンベア12A間を移動自在で
あって、かつ、昇降自在なフレーム18と、このフレー
ム18に設けられた複数個の吸着部材19から構成され
ており、最終の横搬送コンベア16Tに搬入された成形
板を吸引して持ち上げ、Lターンコンベア12A上に移
し替えて積み込むことができる。
【0024】パレット搬送コンベア装置6は、循環コン
ベア装置2によって循環する間に設定枚数の成形板が積
載されたパレット(以下、満載パレットという。)を循
環コンベア装置2から受け取って搬送するもので、複数
台の縦搬送コンベア20を接続して構成されている。そ
して、満載パレット搬送コンベア装置6の最初の縦搬送
コンベア20Aと、この縦搬送コンベア20Aが対向す
る循環コンベア装置2の縦搬送コンベア11(以下、こ
の位置における縦搬送コンベアを指す際には符号11A
を用いる。)間には、詳細には図示しないが、出没自在
な一対のチェーンコンベアが配設されている。
【0025】したがって、満載パレットが縦搬送ンコン
ベア11Aに到達すると、循環コンベア装置2の縦搬送
コンベア11Aと、パレット搬送コンベア装置6の最初
の縦搬送コンベア20A間に設けられたチェーンコンベ
アが上昇して駆動する。この結果、循環コンベア装置2
からパレット搬送コンベア装置6に満載パレットを搬出
することができる。そして、パレット搬出コンベア装置
6に移送された満載パレットは、チェーンコンベアを下
降させた後、順次縦搬送コンベア20によって搬出位置
まで搬送される。搬出位置に到達した満載パレットはフ
ォークリフトなどによって搬出され、そのうち、設定枚
数の成形板は梱包されて輸送され、一方、空パレットは
再びパレット供給装置3に運び込まれる。
【0026】次に本実施例の作動について説明すると、
循環コンベア装置2を構成する各コンベア上には、パレ
ット供給装置3を介して供給されたパレットが載置され
ており、順次反時計回り方向に循環している。この循環
コンベア装置2によるパレットの循環要領を図3乃至図
6を参照して説明する。この場合、縦搬送コンベア11
は、説明を容易にするため、左右の搬送コンベア列それ
ぞれに1台設置されたものを示しているが、実際には木
質セメント成形板の種類に対応して設定された台数設置
されている。そして、パレット供給装置3および積込装
置5が対向して空パレットおよび成形板の供給位置とな
る循環コンベア装置2のLターンコンベア12Aをコン
ベアC1に設定し、以下搬送順にコンベアC2・・・コ
ンベアC8と設定する。さらに、パレットの供給位置か
ら最初に供給されたパレットをパレットP1に設定し、
以下供給されて循環する順にパレットP2・・・パレッ
トP6に設定する。
【0027】いま、図3に示すような配置状況におい
て、コンベアC8,C4に対応する横搬送コンベア13
のチェーンコンベア13bを駆動した状態で、コンベア
C7およびC3に対応するLターンコンベア12のチェ
ーンコンベア12bを上昇させて駆動すれば、それらの
コンベアC7,C3上に載置されたパレットP1,P4
は、隣接コンベアC8,C4に移送することができる
(図4参照)。この結果、コンベアC7,C3には新た
なパレットが搬入可能となる。
【0028】そして、コンベアC7およびC3に対応す
るLターンコンベア12のチェーンコンベア12bを下
降させ、コンベアC7,C5,C3,C1に対応するL
ターンコンベア12のローラコンベア12aとコンベア
C6,C2に対応する縦搬送コンベア11のローラコン
ベアをそれぞれ駆動すれば、コンベアC6,C5,C
2,C1に載置されたパレットP2,P3,P5,P6
は、隣接するコンベアC7,C6,C3,C2に搬送さ
れる(図5参照)。
【0029】次いで、コンベアC7,C5,C3,C1
に対応するLターンコンベア12のチェーンコンベア1
2bを上昇して駆動した状態でコンベアC8,C4に対
応する横搬送コンベア13のチェーンコンベア13bを
駆動すれば、コンベアC8,C4に載置されたパレット
P1,P4を隣接するコンベアC1,C5に移送すると
同時に、コンベアC7,C3に載置されたパレットP
2,P5を隣接するコンベアC8,C4に移送すること
ができる(図6参照)。
【0030】この後、コンベアC7,C5,C3,C1
に対応するLターンコンベア12のチェーンコンベア1
2bを下降すれば、パレットP1,P4はLターンコン
ベア12のローラコンベア12aに載置される。この状
態は、図4に示したパレットの載置状況と一致するもの
の、パレットは1台ずつ移動している。このようにし
て、パレットを隣接するコンベアに順次移動させること
により循環させることができる。
【0031】ところで、成形板はホストコンピュータか
ら送信される回収計画に基づいて循環コンベア装置2に
搬入され、あるいは、循環コンベア装置2から搬出され
る。この場合、循環コンベア装置2における空パレット
および成形板を積載したパレットの移動に際しては、パ
レットの有無、現在の位置、成形板の種類、その枚数が
入力されており、循環コンベア装置2によって移動する
とその位置に関する情報が更新され、積込装置5によっ
て新たな成形板が積載されると積載枚数に関する情報が
更新され、設定枚数に達したか否かが比較される。設定
枚数に達すれば、循環コンベア装置2から搬出された時
点でパレットに関する情報をクリアし、その後順次循環
コンベア装置2が作動してパレット供給装置3に対向し
て供給位置となるLターンコンベア12Aに達すると、
その信号に基づいて新たな空パレットの搬入を指令す
る。
【0032】具体的には、成形板搬送コンベア装置4よ
り成形板が搬入されると、成形板に貼付されたバーコー
ドを判別装置S1が読み取り、その種類を判別すると同
時に、その種類に対応するパレットを検索し、循環コン
ベア装置2を作動してそのパレットをLターンコンベア
12Aまで循環させ、待機させる。
【0033】一方、成形板が反転装置17によって表裏
を反転された後、搬出位置となる最終の横搬送コンベア
16Aに達して検出装置S2を切り換えると、その検出
信号によって積込装置5が作動する。すなわち、横搬送
コンベア16T上に載置された成形板は吸着装置19に
よって吸着され、Lターンコンベア12A位置に待機し
ている対応するパレットに積載される。この場合、同一
種類の成形板が連続して供給される場合には、対応する
パレットはLターンコンベア12A上に停止して順次積
み込まれる。成形板の積載が終了すれば、循環コンベア
装置2によって設定枚数に達するまで循環する。
【0034】このようにして成形板が積載されると、枚
数に関する情報が更新され、その枚数が設定枚数か否か
が比較され、この結果、同一種類の成形板が集積されて
設定枚数に達した場合には、その満載パレットが縦搬送
コンベア11Aに到達すると、チェーンコンベアが上昇
して駆動し、満載パレットをパレット搬送コンベア装置
6の縦搬送コンベア20Aに供給する。そして、チェー
ンコンベアを下降すれば、循環コンベア装置2およびパ
レット搬送コンベア装置6は、それぞれパレットおよび
満載パレットを順次縦方向に搬送することができる。満
載パレットがパレット搬送コンベア装置6に搬入される
と、順次パレット搬送コンベア装置6によって搬送さ
れ、その最終の縦搬送コンベア20に到達して停止す
る。この成形板はパレットとともにフォークリフトなど
で搬出され、適宜梱包されて発送される。
【0035】また、空パレットは回収されてパレット供
給装置3に搬送され、再びパレット供給装置3を介して
循環コンベア装置2に供給される。
【0036】一方、パレット搬送コンベア装置6に満載
パレットが循環コンベア装置2から搬出されると、循環
コンベア装置2によって順次循環し、その位置がパレッ
ト供給装置3に対向するLターンコンベア12Aに到達
すると、新たな空パレットが供給される。
【0037】なお、本実施例においては、成形板の搬入
姿勢に対応して循環コンベア装置で長手方向に向けて搬
送するものを示したが、横向きに搬送してもよい。
【0038】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、循環コン
ベア装置を構成する各コンベアに載置されたパレットを
同一種類の木質セメント成形板を積載して循環させ、新
たな木質セメント成形板が搬入されると、その種類を判
別して対応するパレットを積込位置に待機させて積み込
み、設定枚数積載されると循環コンベア装置から搬出さ
せ、さらに、その位置に空パレットを供給するように構
成したことにより、大規模の設備コストを要することな
く連続して成形される木質セメント成形板を設定枚数に
達するまで仕分けして一時的に保管し、同一種類ごとに
簡単にまとめることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパレタイズ装置を示す平面図である。
【図2】図1のI−I線からの側面図である。
【図3】パレタイズ装置を構成する循環コンベア装置に
よる循環要領の説明図である。
【図4】パレタイズ装置を構成する循環コンベア装置に
よる循環要領の説明図である。
【図5】パレタイズ装置を構成する循環コンベア装置に
よる循環要領の説明図である。
【図6】パレタイズ装置を構成する循環コンベア装置に
よる循環要領の説明図である。
【符号の説明】
1 パレタイズ装置 2 循環コンベア装置 3 パレット供給装置 4 成形板搬送コンベア装置 5 積込装置 6 パレット搬送コンベア装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65G 61/00 B65G 47/52

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数台の縦搬送コンベア、この縦搬送コ
    ンベアを2列並設して構成された搬送コンベア列の前後
    端に設置されたLターンコンベアおよびLターンコンベ
    ア間に設置された横搬送コンベアからなる循環コンベア
    装置と、この循環コンベア装置に空パレットを供給する
    パレット供給装置と、木質セメント成形板を循環コンベ
    ア装置に向けて搬送する成形板搬送コンベア装置と、こ
    の成形板搬送コンベア装置に搬入された木質セメント成
    形板を循環コンベア装置に載置されたパレットに積み込
    む積込装置と、設定枚数の木質セメント成形板を積載し
    たパレットを循環コンベア装置から受け取って搬送する
    パレット搬送コンベア装置とからなり、成形板搬送コン
    ベア装置に木質セメント成形板が搬入されると、その種
    類を判別して循環コンベア装置の対応するパレットを積
    込位置に移動させ、そのパレットに積込装置を介して木
    質セメント成形板を積み込むとともに、そのパレットを
    循環コンベア装置を介して順次循環させ、同一種類の木
    質セメント成形板が設定枚数積載されるとその満載パレ
    ットを循環コンベア装置からパレット搬送コンベア装置
    に搬出し、その搬出された位置に対応して新たな空パレ
    ットをパレット供給装置を介して供給するように構成し
    たことを特徴とする木質セメント成形板のパレタイズ装
    置。
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