JP2856322B1 - ビームはんだ付け装置 - Google Patents

ビームはんだ付け装置

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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/3494Heating methods for reflowing of solder

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

【要約】 【課題】 はんだ付けの生産効率を向上させつつ、はん
だ付けの品質の安定化を図ったビームはんだ付け装置を
提供する。 【解決手段】 光ビームを発生する光源111の近傍に
該光源の温度を検出する温度センサ11を設ける。搬送
されてくる基板131上の電子部品134を一定時間光
ビームで照射加熱し、電子部品を基板にはんだ付けす
る。光ビームを照射後、次の光ビーム照射が行われるま
での待機時間における光源の温度低下を予測し、前記温
度センサの検出値が前記予測値より低い場合には光源を
予熱し、はんだ付けに必要な温度を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビームはんだ付け
装置に関し、特に光ビームの熱を利用してはんだ付けを
行うビームはんだ付け装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来のこの種のビームはんだ付
け装置100の概略構成図である。図9に示すように、
ビームはんだ付け装置100は、光源(例えば、ハロゲ
ンランプ)111と、該光源の周囲を取り囲むように配
置されたランプハウス112と、該ランプハウスの開口
部側に配置された集光レンズ113等からなる光学系1
01と、該光学系の下方において矢印方向に搬送される
プリント基板131の表面および裏面温度をそれぞれ監
視する温度センサ123,124とを備えている。プリ
ント基板131上には、被はんだ付けワークとしての電
子部品134が搭載され、プリント基板131と電子部
品134との間には、クリームはんだ135が予め塗布
されている。
【0003】そして光源111から発せられた光ビーム
がランプハウス112内で反射され、集光レンズ113
で集光されて電子部品134の被はんだ付け部としての
リード部等に照射され、光ビームの熱により電子部品1
34がプリント基板131にはんだ付けされる。温度セ
ンサ123,124は基板131の表裏両面の温度を監
視し、図示しない制御装置により、はんだ付け時に基板
131および電子部品134が過度に加熱されないよう
し、設定温度以上に加熱された場合、ビームの照射を停
止するようにしている。
【0004】かかる構成のビームはんだ付け装置100
は、図示しないクリームはんだ塗布装置および部品搭載
装置等と共に工場における生産ラインとして使用される
ことが多い。そしてビームはんだ付け装置を含めた部品
実装装置が生産ライン化されている場合に、はんだ付け
を行うプログラム(加熱時間,熱量設定等)は、一定の
タクトタイム〔図10参照、基板搬送方向の基準位置に
対し、先の基板131aの所定位置(例えば、加熱開始
位置)が到来してから次の基板131bの所定位置が到
来するまでの経過時間〕で基板が搬送されてくることを
前提に作成される。
【0005】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、被はん
だ付けワーク(プリント基板等)の生産量が少量であっ
たり、前工程等の生産設備に不具合が発生したりするな
ど、前述の一定のタクトタイムで基板が搬送されない場
合が少なくない。一定のタクトタイムでプリント基板が
搬送されないと、はんだ付け部付近の基板温度が基板毎
に若干変化してしまう。また、ビームはんだ付け装置が
クリーンルーム等の室温が管理された場所に設置されて
いないと、設備稼働時毎に室温が若干変化してしまう。
【0006】前述の一定のタクトタイムでプリント基板
が搬送されなかったり、室温が日によって変化すると、
ランプハウス内部やはんだ付け部付近等の温度が変化す
るため、通常のはんだ付けプログラムでは、正常なはん
だ付けがなされず、ブリッジ発生等のはんだ付け不良を
起こし易い。かかる不都合の解決手段として、プリント
基板の表裏面温度を監視する基板温度センサを設け、該
温度センサの検出値が設定温度になったなら加熱を停止
するようにした信頼性向上手段が提案がされている(例
えば、特開平4−91858号公報)。しかし、この信
頼性向上手段を前記生産ラインに適用する場合に、加熱
時間として前記一定のタクトタイムを越える長時間を要
するときは、正常に基板が流れずビームはんだ付け装置
のところで加熱待ちの基板が渋滞し、生産効率が悪化す
るという不都合がある。
【0007】そこで本発明の目的は、はんだ付けの生産
効率を向上させつつ、はんだ付けの品質の安定化を図っ
たビームはんだ付け装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に請求項記載の発明は、一定の時間間隔で順次搬送され
てくる被はんだ付けワークが搭載されたプリント基板の
被はんだ付け部を、光源が発する光ビームにより一定時
間加熱してはんだ付けを行うビームはんだ付け装置にお
いて、前記光源の温度を検出する温度検出手段と、搬送
されてくる前記プリント基板の到来を検出する到来検出
手段と、該到来検出手段が検出した先のプリント基板に
対する一定時間の加熱終了後から、次のプリント基板が
到来するまでの待機時間が経過する間における、前記光
源の温度低下を予測する温度低下予測手段と、前記温度
検出手段が検出した前記光源の温度が、前記温度低下予
測手段が予測した温度より低い場合には、前記光源を予
熱制御する予熱制御手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】このようにすれば、予測温度が所定値より
低い場合には光源を予熱するようにしているので、加熱
を再開したときに所定時間内に必要とするはんだ付け温
度となり、生産効率を上げつつ、はんだ付けの品質が安
定したビームはんだ付け装置を提供することができる。
【0010】また別の請求項に記載の発明は、一定の時
間間隔で順次搬送されてくる被はんだ付けワークが搭載
されたプリント基板の被はんだ付け部を、光源が発する
光ビームにより一定時間加熱してはんだ付けを行うビー
ムはんだ付け装置において、順次搬送されている前記プ
リント基板が搬送停止した場合に、該搬送停止後の搬送
再開を検出する搬送再開検出手段と、該搬送再開検出手
段がプリント基板の搬送再開を検出した場合には、前記
光ビームの光ビーム強度を増加すると共に、前記一定の
加熱時間を短縮する制御を行う加熱制御手段とを備えた
ことを特徴とする。
【0011】このようにすれば、搬送再開の場合には、
光ビーム強度を上げて加熱時間を短縮しているので、生
産効率を上げつつ、はんだ付けの品質が安定したビーム
はんだ付け装置を提供することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施形態例
に基づいて説明する。なお、既に説明した部分には同一
符号を付し、重複記載を省略する。
【0013】(1)第1実施形態例 図1は本実施形態例のビームはんだ付け装置10の概略
構成図、図2は該装置10の制御系のブロック図であ
る。図1,図2において、光源111はハロゲンランプ
からなり、電子部品134のリード部をはんだ付けする
のに必要な熱を光によって発生する。なお、ハロゲンラ
ンプの代わりにキセノンランプ,レーザ光発生装置等を
使用してもよい。ランプハウス112は光源111から
の光を反射させる機能を有すると共に、余分な光が不必
要な箇所に照射されないように光源111の周囲を取り
囲んでおり、ランプハウス112の内面は反射効率の良
い材料(例えば、金)によりメッキが施されている。
【0014】集光レンズ113は光源111から発せら
れた光を集光し、電子部品134のリード部等のはんだ
付け部を照射する。ランプハウス112内には熱電対か
らなる温度センサ11が設置され、ランプハウス内の温
度を常にモニタしている。生産ラインにおける前工程
(例えば、クリームはんだ塗布装置,電子部品搭載装置
等)には搬送される基板131の通過を検出する透過式
の認識センサ12(12a,12b)が複数箇所設置さ
れ、基板131がどの工程に位置しているかをモニタし
ている。非接触型赤外線式温度計からなる基板温度セン
サ123,124は、それぞれ基板131の表裏両面の
温度を常にモニタしている。
【0015】図2に示した情報処理部13は次の処理を
行う。即ち、図3において、加熱時間は基板の搬送速
度,寸法,光源の加熱特性等に基づいて予め決められて
いるものとする。この状態で、搬送されてくる先の基板
131aの所定位置(加熱開始位置)が認識センサ12
aを通過した後、次の基板131bの所定位置(加熱開
始位置)が該センサ12aを通過する迄の経過時間(タ
クトタイム)から前記加熱時間を引き算した時間が待機
時間である(タクトタイム−加熱時間=待機時間)。該
待機時間においては、光源111には通電されず光ビー
ムは発生されないので、光源111の温度は徐々に低下
していく(次に詳しく説明する。図4参照)。
【0016】制御部14は、次に搬送されてくる基板1
31を加熱する際のランプハウス112の内部温度が低
下しているため、タクトタイムを越えるまで加熱時間を
長くする必要があると判断した場合には、次に説明する
予備加熱プログラムを実行する信号を出したり、基板温
度センサ123,124によって得られた基板131の
温度情報から、基板131を加熱する温度プログラムを
最適に制御する。
【0017】次に本実施形態例の動作を、図5に示すフ
ローチャートを参照しつつ、(i) 基本動作と、(ii)予備
加熱動作と、(iii) 強制加熱動作とに分けて説明する。 (i) 基本動作 基板の搬送開始により(ステップS1)、先の基板13
1aがビームはんだ付け装置の加熱位置(図1に示す位
置)まで搬送されてくると(ステップS2:NO)、次
に説明する通常の加熱プログラム〔図6(A)および図
7に示すプログラムA〕により、ビームはんだ付け装置
は先の基板131aに搭載されている電子部品134の
リード部およびクリームはんだ135を加熱し(基本加
熱)、はんだ付けを行う(ステップS3)。このプログ
ラムAは、電子部品134をはんだ付けするための基本
プログラムであり、予めオペレータが情報処理部13の
メモリ領域(図示せず)に記憶させておく。プログラム
Aの加熱時間は0→t5であり、光源111のピーク出
力は時間t1→t3におけるp1である。
【0018】前述の加熱の間に、温度センサ123,1
24は常に先の基板131aの表裏両面をモニタし、異
常を検出した場合には加熱を停止する。また前記加熱の
間にランプハウス温度センサ11はランプハウス112
内部の温度をモニタし、認識センサ12aは次に搬送さ
れてくる基板131bをモニタしている。そして先の基
板131aのはんだ付けが終了すると(ステップS
4)、ビームはんだ付け装置から搬出される(ステップ
S5)。
【0019】次いで、次の基板131bが加熱開始され
るまでの時間(待機時間、図6参照)に、タクトタイム
を越えるまで加熱時間を長くする必要がないと情報処理
部13が判断した場合には(ステップS6:NO)、制
御部14は予備加熱実行プログラムを作動させず、光源
111への通電を停止し光源111は待機状態となり、
ステップS2に戻る(次に説明する)。
【0020】(ii)予備加熱動作 図4は経過時間と光源温度との関係を示す特性図であ
る。図4において、前述の基本プログラムの場合は、予
備加熱不要温度(例えば、100℃)以上の温度を維持
している間に次の基板131bが検出され、基本加熱が
再開されるようにプログラムしておく(図4において
「通常動作時の光源部温度曲線」と記す)。この基本加
熱の再開温度がP1である。この場合は、予定通り基板
は順次はんだ付けされていくので、生産効率は当初の予
定通りとなる。なお、予備加熱不要温度は、ランプの種
類,ランプの温度特性,基本プログラムの内容,ランプ
ハウスの熱容量(保温性)等に基づいて情報処理部13
によって計算される。
【0021】これに対し、予備加熱プログラム作動の場
合は、待機時間内に予備加熱不要温度(例えば、100
℃)になったことを温度センサ11が検出する。これを
放置しておくと、図4の右端に示すように、ピーク温度
に到達するのに時間差が出てしまい、この時間差が基板
の搬送枚数に応じて累積されていくので、生産効率が低
下する。
【0022】この事態を防止したのが予備加熱動作であ
る。即ち、温度センサ11が待機時間内に予備加熱不要
温度(例えば、100℃)以下になったことを検出した
場合には、情報処理部13は予備加熱プログラムを作動
させ、制御部14を介して光源111に通電することに
よりランプ温度を基本加熱再開温度P1の近傍温度まで
上げておくようにする。このようにすれば、図4に示す
ように、次の基板131bが検出されたときには、光源
111は基本加熱再開温度P1を基点にして加熱を再開
することができるので、ピーク温度に到達するのに時間
差が生じることがない。従って、生産効率の低下を防止
できる。
【0023】次に予備加熱動作を説明する。前記ステッ
プS6において、次の基板131bが加熱開始されるま
での待機時間内に、温度センサ11の検出した温度が所
定値以下〔予備加熱不要温度(例えば、100℃)以
下〕であると情報処理部13が判断した場合には(ステ
ップS6:YES)、制御部14から予備加熱プログラ
ム実行の信号を出して光源111から光ビームを照射
し、ランプハウス112内部の温度低下を防止する(ス
テップS7、図4の「予備加熱プログラム作動」を参
照)。この予備加熱の出力ピークは、前記通常の加熱プ
ログラムの出力ピークp1の約半分のp3である〔図6
(B)参照〕。
【0024】そして該予備加熱を待機時間だけ継続し、
ランプハウス112内部の温度を基本加熱再開温度P1
に略等しい温度まで上昇させた後、予備加熱プログラム
を終了させステップS2に戻る〔図6(B)参照〕。こ
のようにすれば、予め決定されているタクトタイムで順
次プリント基板のはんだ付けを行うことができるので、
順次搬送されてくる基板が渋滞を起こすことがない。
【0025】(iii) 強制加熱動作(装置停止後の復旧動
作) ビームはんだ付け装置自体が何らかの原因で停止した場
合における復旧直後の動作を説明する。図7において、
前述の如くプログラムAは通常の加熱プログラムを示し
ているのに対し、プログラムBはピーク出力をアップさ
せた強制加熱プログラムを示している。該プログラムB
は、加熱時間がt0→t4であり、出力ピークはp2で
ある。そして加熱するエネルギーはプログラムAの場合
とプログラムBの場合とでは等しくしておく(「t1〜
t3」×p1=「t1〜t2」×p2)。このプログラ
ムBは、プログラムAに基づいて情報処理部13で前述
の演算結果を出力するようにしておくので、オペレータ
が入力する必要はない。
【0026】次に動作を説明する。ステップS2におい
て、ビームはんだ付け装置が何らかの原因で停止し(ス
テップS2:YES)、復旧した直後は(ステップS
8:YES)、ビームはんだ付け装置のところで加熱待
ちの基板131が渋滞していることがある。即ち、認識
センサ12は常に基板の搬送状況を監視しており、該セ
ンサ12に予め設定されている時間以上に基板131を
認識した場合には(ステップS9:YES)、情報処理
部13から制御部14を経由して光源111に加熱出力
アップ(プログラムAからプログラムBに変更する)の
信号が送られ、プログラムBの強制加熱状態にてはんだ
付けを実行し(ステップS10)、その後ステップS4
に戻る。つまりピーク出力をアップしてピーク出力加熱
時間を「t1→t3」から「t1→t2」に減少させる
ことにより、トータルの加熱時間を「t0→t5」から
「t0→t4」に短縮することによって加熱時間を短く
し、渋滞を解消する。そして渋滞が解消したら、通常の
プログラムAに戻す。
【0027】(2)第2実施形態例 ビームはんだ付け装置を生産ラインに適用する場合に
は、複数台を適用することがある。図8は本実施形態例
のブロック図であり、複数台の代表例として2台のビー
ムはんだ付け装置を生産ラインに組み込んだ場合であ
る。図8に示すように、本実施形態例のビームはんだ付
け装置10Aは、次にそれぞれ説明する第1のビームは
んだ付け装置20と、第2のビームはんだ付け装置20
Aと、前記2台のビームはんだ付け装置20,20Aを
統合して制御する制御装置30とを備えて構成されてい
る。
【0028】前記第1,第2のビームはんだ付け装置2
0,20Aは、前記第1実施形態例のビームはんだ付け
装置10から認識センサ12,情報処理部13,制御部
14を除いたものであり、光源111とランプ温度セン
サ11と表面基板温度センサ123と裏面基板温度セン
サ124とを備えている。前記制御装置30は、各ビー
ムはんだ付け装置20,20Aを統合して制御する統合
制御部31と、ランプ温度センサ11,認識センサ12
a〜12d,基板温度センサ123,124からの情報
をトータル的に処理する統合情報処理部32とを備えて
いる。
【0029】そして第1,第2のビームはんだ付け装置
20,20Aの加熱プログラムA,B(図7参照)を別
々に制御可能にしておくことにより、各ビームはんだ付
け装置の加熱プログラムの最適化だけではなく、各ビー
ムはんだ付け装置が互いにリンクした生産ラインとして
のトータル的な最適化を図ることにより、より一層の早
期の渋滞解消およびタクトタイムの回復を見込むことが
でき、更なるはんだ付け品質の安定化を望むことができ
る。また、本実施形態例のビームはんだ付け装置10A
は、常に流れているプリント基板を認識センサ12a〜
12dによってモニタしているので、はんだ付けしたプ
リント基板の数量等の生産情報をも管理することが可能
である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように請求項記載の発明に
よれば、予測温度が所定値より低い場合には、光源を予
熱しているので、直ちに必要とする温度となり、生産効
率を上げつつ、はんだ付けの品質が安定化したビームは
んだ付け装置を提供することができる。また別の請求項
記載の発明によれば、何らかの理由により装置が停止さ
れ、搬送再開の場合には、光ビーム強度を上げて加熱時
間を短縮しているので、生産効率を上げつつ、はんだ付
けの品質が安定したビームはんだ付け装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態例の機構系の概略構成図
である。
【図2】同第1実施形態例の制御系のブロック図であ
る。
【図3】同第1実施形態例におけるタクトタイム,加熱
時間,待機時間を説明する図である。
【図4】同第1実施形態例における経過時間と光源温度
との関係を示す特性図である。
【図5】同第1実施形態例の動作を示すフローチャート
である。
【図6】同第1実施形態例の加熱動作を示すプログラム
の概念図であって、(A)は基本プログラム、(B)は
予備加熱プログラムである。
【図7】同第1実施形態例におけるプログラムの加熱時
間と光源出力との関係を示す図である。
【図8】同第2実施形態例の制御系のブロック図であ
る。
【図9】従来例の機械系の概略構成図である。
【図10】従来例におけるタクトタイム,加熱時間等を
示す概念図である。
【符号の説明】
10 ビームはんだ付け装置 11 温度センサ(温度検出手段) 12 認識センサ(到来検出手段、搬送再開検出手段) 13 情報処理部(温度低下予測手段、予熱制御手段、
加熱制御手段) 14 制御部(予熱制御手段、加熱制御手段) 111 光源 112 ランプハウス 113 集光レンズ 123,124 温度センサ 131 プリント基板 131a 先のプリント基板 131b 次のプリント基板 134 電子部品(被はんだ付けワーク) 135 クリームはんだ

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の時間間隔で順次搬送されてくる被
    はんだ付けワークが搭載されたプリント基板の被はんだ
    付け部を、光源が発する光ビームにより一定時間加熱し
    てはんだ付けを行うビームはんだ付け装置において、 前記光源の温度を検出する温度検出手段と、 搬送されてくる前記プリント基板の到来を検出する到来
    検出手段と、 該到来検出手段が検出した先のプリント基板に対する一
    定時間の加熱終了後から、次のプリント基板が到来する
    までの待機時間が経過する間における、前記光源の温度
    低下を予測する温度低下予測手段と、 前記温度検出手段が検出した前記光源の温度が、前記温
    度低下予測手段が予測した温度より低い場合には、前記
    光源を予熱制御する予熱制御手段とを備えたことを特徴
    とするビームはんだ付け装置。
  2. 【請求項2】前記光源と前記温度検出手段とをランプハ
    ウス内に収納したことを特徴とする請求項1記載のビー
    ムはんだ付け装置。
  3. 【請求項3】 一定の時間間隔で順次搬送されてくる被
    はんだ付けワークが搭載されたプリント基板の被はんだ
    付け部を、光源が発する光ビームにより一定時間加熱し
    てはんだ付けを行うビームはんだ付け装置において、 順次搬送されている前記プリント基板が搬送停止した場
    合に、該搬送停止後の搬送再開を検出する搬送再開検出
    手段と、 該搬送再開検出手段がプリント基板の搬送再開を検出し
    た場合には、前記光ビームの光ビーム強度を増加すると
    共に、前記一定の加熱時間を短縮する制御を行う加熱制
    御手段とを備えたことを特徴とするビームはんだ付け装
    置。
  4. 【請求項4】 前記順次搬送されている場合における光
    源の光ビーム強度と一定の加熱時間との積と、前記搬送
    再開した場合における増加した光ビーム強度と前記短縮
    した加熱時間との積とを、ほぼ等しくしたことを特徴と
    する請求項3記載のビームはんだ付け装置。
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