JP2591571B2 - 原稿読取装置 - Google Patents

原稿読取装置

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JP2591571B2 JP4275128A JP27512892A JP2591571B2 JP 2591571 B2 JP2591571 B2 JP 2591571B2 JP 4275128 A JP4275128 A JP 4275128A JP 27512892 A JP27512892 A JP 27512892A JP 2591571 B2 JP2591571 B2 JP 2591571B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、ファクシミリ装置等における原
稿読取り装置に関し、より詳細には、原稿読取り用光源
の点灯制御装置に関する。
【0002】
【従来技術】ファクシミリ装置等の原稿読取り装置に
は、放電灯(螢光灯)が多く利用されているが、螢光灯
のオン・オフ制御、特にオン(点灯)に必要とされる時
間が環境(周囲温度)によって左右され、低温時は点灯
までに時間が多くかかっている。そのため、一般的には
フイラメントを予熱しておき、点灯までの時間を短縮す
るようにしている。なお、このフイラメントの予熱方法
としては、直流,交流,或いは高周波等の方法が一般的
に知られているが、これらの予熱方法は、点灯までの時
間を短縮するだけでなく、螢光灯の長寿命化,照度の安
定性化等、種々の長所がある。しかし、ファクシミリ装
置等では、この予熱を待機電源にて常時行なっているた
め、待機電源時は、螢光灯の予熱に必要な電力を消費し
ていることにより、また、その間中フイラメントに電流
を流していることから螢光灯の寿命にも悪影響を与える
等の欠点があった。
【0003】
【目的】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされた
もので、特に、原稿読取り装置に原稿がセットされてか
ら予熱を開始し、原稿がフィードされ、次いで制御装置
より読取り開始指令が出され、原稿の読取りが開始され
る前までを予熱時間とし、原稿の読取り開始時には螢光
灯が点灯されるようにし、もってフイラメントへの予熱
時通電時間を短縮し、省電力化及び螢光灯の長寿命化を
図ったファクシミリ装置の原稿読取り装置を提供するこ
とを目的としてなされたものである。
【0004】
【構成】本発明は、上記目的を達成するために、原稿挿
入口に挿入された原稿を原稿搬送ローラにて搬送し、所
定の原稿読取位置で原稿を読取る原稿読取装置におい
て、前記挿入口近傍に設けられて原稿挿入の有無を検出
し、原稿挿入が検出された場合に第1出力信号を出力す
る挿入検出手段と、原稿読取位置を規定すべく前記挿入
検出手段と前記原稿読取位置との間に配置され、原稿の
先端が到達したことを検出した場合に第2出力信号を出
力する原稿位置検出手段と、前記挿入検出手段から第1
出力信号が出力された場合には原稿読取用の光源の予熱
を開始し、その後、前記原稿位置検出手段から第2出力
信号が出力された場合には該光源を点灯させると共に予
熱を停止させる点灯制御手段とを備え、前記挿入検出手
段から前記原稿位置検出手段まで原稿が搬送されるのに
要する時間が予熱開始後点灯までに必要な時間以上にな
るように原稿挿入口から原稿読取位置までの距離及び前
記原稿搬送ローラの駆動速度を設定することを特徴とす
るものである。以下、本発明の実施例に基づいて説明す
る。
【0005】図1は、本発明による原稿読取り装置をフ
ァクシミリ装置に適用した場合の要部概略構成図で、図
中、1は原稿、2は原稿搬送ローラ、3は第1の検出
器、4は第2の検出器、5は螢光灯、6は原稿押え板、
7はターゲットガラス、8はミラーで、矢印Aは原稿の
搬送方向、点Pは原稿読取り位置を示しており、図示の
ように、原稿読取り装置の入口近傍に原稿挿入の有無を
検出する第1の検出器3が設けられており、該第1の検
出器3によって原稿が挿入されたことが検出されると、
その作動に起因して出力信号が発生し、図示しない駆動
系、例えばパルスモータによって原稿搬送ローラ2が駆
動され、原稿1は所定の位置までフィードされる。更
に、原稿読取り位置を規定するために、第2の検出器4
が該第1の検出器3より原稿の搬送方向下流側に配置さ
れており、該第2の検出器4の出力信号によって原稿1
のフィードが途中で停止され、読取り開始を待つ。
【0006】この読取り開始は、受信機とのハンドシェ
イク後、又はコピーモード時(一台の機械にて読取り→
書込み機能を持つモード)のスタート開始の時であり、
原稿はそれらの指令まで停止している。上述のように、
原稿1が第1の検出器3を通過して第2の検出器4に到
達するまで、及び該第2の検出器4を通過して所定量進
んだ位置、すなわち原稿読取り位置Pに到達するまでに
時間が必要であり、従って、この時間を予熱に利用すれ
ば、常時予熱による電力の浪費をやめ、同時に常時予熱
によるフイラメントの常時通電をやめることができる。
【0007】なお、上述のようにして入口近傍に設けら
れた第1の検出器3によって原稿1が検出され、該原稿
1が駆動系によってフィードされて読取り位置に達し、
実際に原稿を読取るまでに要する時間は、螢光灯5を予
熱して点灯するまでの時間以上あればよく、通常の螢光
灯では、予熱後2秒以上あれば点灯できるので、螢光灯
を予熱するのに充分な時間である。すなわち、予熱から
点灯までは通常数秒程度あればよく、この予熱から点灯
までの時間をn秒とすれば、原稿がセットされているこ
とが検出されてから、該原稿がフィードされ、原稿読取
り位置に達し、原稿の読取りが開始されるまでにn秒以
上あればよい。
【0008】図2は、本発明の実施例に使用する電気回
路の一例を示す図、図3はその動作説明をするためのタ
イムチャートで、図中、3は第1の検出器、4は第2の
検出器、5は螢光灯、9は螢光灯点灯装置で、第1の検
出器3の出力信号a(図3(a)参照)によって螢光灯点
灯装置9を駆動して螢光灯5を予熱し(図3(c)参
照)、第2の検出器4の出力信号b(図3(b)参照)に
よって螢光灯点灯装置9を更に駆動して螢光灯5を点灯
(図3(d)参照)するようにしたもので、第1の検出器
から第2の検出器(又は読取り位置)までの距離と駆動
系による原稿フィードスピードとの関係で、第1の検出
器からの原稿読取り位置まで原稿がフィードされるのに
要する時間が、予熱開始後点灯までに必要な時間以上に
なるように原稿読取り装置を構成しておけば、予熱時間
を必要最小限に抑えて省電力化を達成し、かつ、螢光灯
の長寿命化を図ることができる。
【0009】なお、図2に示した点灯装置は、入力電源
(直流又は交流)にて螢光灯に必要な予熱電源と点灯電
源を発生する装置で、信号aで予熱に必要な電源を螢光
灯に供給できる回路構成となっており、第1の検出器の
出力信号を予熱制御用としているが、これに限定される
ことなく、例えば第1の検出器の出力信号にて入力電源
のオン・オフを行い、入力電源がオンされて時に、点灯
装置より螢光灯を予熱し、第2の検出器の出力信号にて
螢光灯を点灯させるようにしてもよい。
【0010】また、図3は、連続信号による制御タイミ
ングを示しているが、点灯装置内又は外部にラッチ回路
を設ければ、“予熱”,“点灯”,“点灯断”,“予熱
断”のトリガーパルスにて前記と同様の動作をさせるこ
とができる。更に、図3(c)において、点線は点灯後
に予熱を切断する場合を示しており、消灯は第2の検出
器の出力信号をローレベルにすることによって行なうこ
とができる。
【0011】
【効果】以上の説明から明らかなように、本発明による
と、原稿の自動搬送を行なうために通常設けられている
原稿のセンサの検出結果を予熱開始のトリガとし、更
に、点灯タイミングにより光源を点灯させるように構成
しているため、読み取り時には完全な点灯が行なわれる
ことは勿論のこと、予熱タイミングを監視するための特
殊な構成は必要なく、また、螢光灯に対して無駄な予熱
が実行されるようなことがなくなるという効果が得られ
る。また、原稿読取り装置の原稿読取り用螢光灯の予熱
時間を必要最小限の時間に短縮して予熱に要する電力を
節約するとともに、螢光灯の寿命を長くすることができ
る利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による原稿読取り装置の一実施例を説
明するための要部概略構成図である。
【図2】 本発明の実施に使用する電気回路の一例を示
す図である。
【図3】 図2の電気回路の動作説明をするためのタイ
ムチャートである。
【符号の説明】
1…原稿、2…ローラ、3…第1の検出器、4…第2の
検出器、5…螢光灯、9…螢光灯点灯装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿挿入口に挿入された原稿を原稿搬送
    ローラにて搬送し、所定の原稿読取位置で原稿を読取る
    原稿読取装置において、前記挿入口近傍に設けられて原
    稿挿入の有無を検出し、原稿挿入が検出された場合に第
    1出力信号を出力する挿入検出手段と、前記挿入検出手
    段と前記原稿読取位置との間に配置され、原稿の先端が
    到達したことを検出した場合に第2出力信号を出力する
    原稿位置検出手段と、前記挿入検出手段から第1出力信
    号が出力された場合には原稿読取用の光源の予熱を開始
    し、その後、前記原稿位置検出手段から第2出力信号が
    出力された場合には該光源を点灯させると共に予熱を停
    止させる点灯制御手段とを備え、前記挿入検出手段から
    前記原稿位置検出手段まで原稿が搬送されるのに要する
    時間が予熱開始後点灯までに必要な時間以上になるよう
    に原稿挿入口から原稿読取位置までの距離及び前記原稿
    搬送ローラの駆動速度を設定することを特徴とする原稿
    読取装置。
JP4275128A 1992-09-18 1992-09-18 原稿読取装置 Expired - Lifetime JP2591571B2 (ja)

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JPH05236207A JPH05236207A (ja) 1993-09-10
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5534515A (en) * 1978-09-01 1980-03-11 Ricoh Co Ltd Picture information reading device
JPS5593698A (en) * 1978-12-30 1980-07-16 Matsushita Electric Works Ltd Device for firing fluorescent lamp
JPS5616362A (en) * 1979-07-20 1981-02-17 Ricoh Co Ltd Facsimile device

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