JP2854097B2 - 海ジラミの抑制方法 - Google Patents
海ジラミの抑制方法Info
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- A01N—PRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
- A01N57/00—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic phosphorus compounds
- A01N57/10—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic phosphorus compounds having phosphorus-to-oxygen bonds or phosphorus-to-sulfur bonds
- A01N57/16—Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing organic phosphorus compounds having phosphorus-to-oxygen bonds or phosphorus-to-sulfur bonds containing heterocyclic radicals
Description
に向ける俗名アザメチホス(Azamethiphos)として既知
のS−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1,3−
オキサゾール〔4,5−b〕ピリジン−3−イル−メチル
−O,O−ジメチルホスホロチオエート化合物に関する。
さらに本発明は、サケ科の海ジラミを抑制する方法、営
利的に養魚されているサケおよびマスの海ジラミの抑制
に対する前記化合物の使用、ならびに海ジラミを抑制す
るための組成物の調製に対するそれらの使用に関する。
名アザメチホスが使用されるであろう。
骨が少ないため消費者にとって最も人気のある食用魚類
のうちに入ってきた。需要の程度が増大してきたので外
洋での伝統的な魚釣りでは需要を満たすことが不可能に
なるのに長くはかからないであろう。従って、近年これ
らの魚類を人工的に養殖する目的の養魚法が、特に北欧
の国々で確立されてきた。
表的なもの、特にサケ亜科および、好ましくは次の種、
サーモン・サラー(Salmon salar,大西洋サケ)、サー
モン・ツルッタ(Salmon trutta,ブラウンまたは海洋マ
ス)、サーモン・ガイルドネリ(Salmon gairdneri,ニ
ジマス)・及び太平洋サケ〔オンコールヒンクス(Onco
rhynchus)〕であるO.ゴルブスカ(O.gorbuscha)、O.
ケタ(O.keta)、O.ネクラ(O.nekra)、O.キサッチ
(O.kisutch)、O.チャヴィチュカ(O.tshawytscha)お
よびO.マムソン(O.mamson)のすべてを含むものと理解
されるであろう。また、サルベリヌス(Salvelinus)種
およびサーモ・クラルキー(Salmo clarkii)のような
人工養殖種も含まれる。
および海洋マスである。
真水槽から海水ケージに移される。これらの後者は、相
当微細なメッシュの網で覆われる金属枠を有する立法
形、長方形または球形である。これらのケージはそれら
が9/10水中に沈むまで海の中に下げられ、次いでそれら
上端から近づくことが可能なように錨で固定される。
る。これらのケージは、酸素の十分な供給を確保するた
めにそれらを一定の海水流が通過するように海水入口に
係留される。海水槽における円錐の定常流はまた酸素を
供給しながら持続される。この人工環境では、それぞれ
の魚が給餌され、そして必要により食用魚としてそれら
が市場に出すのに十分成長かまたは次の養殖のために選
択されるまで薬品が供給される。
される。魚密度は1m3当たり魚約10〜25kgの大きさに達
する。この純粋に単槽養殖では、この非常に高い魚密度
が他のストレス要因と相俟って、ケージの魚はそれらが
自由に生きている同じ種のものより、一般に遥かに疾病
にかかりやすく、伝染病が発生しやすくそして寄生虫に
侵されやすくなる原因となる。健全な集団を維持するに
は、ケージ魚を定期的に殺菌剤で処理し、そして永続し
てモニターしなければならない。
る攻撃である。特に、2種の代表的な甲殻類(Crustace
ae)が収量の相当な低減をもたらす。これらの寄生虫は
海ジラミ(sea lice)としてよく知られている。この一
の種は、レペオフィティルス(Lepeophtheirus)、L.サ
ルモニス(L.salmonis)であり、もう一種はカリガス
(Caligus)、C.エロンガタス(C.elongatus)である。
それらは容易に識別される。前者は褐色で蹄鉄形背殻を
有し、後者もまた褐色であるが非常に小さい。これらの
海ジラミは鱗、上皮および粘膜で生育することによって
魚に損傷を与える。寄生が重くなると、これらの寄生虫
は下部真皮にも損傷を及ぼす。さらに、感染したサケを
冷水に維持すると、通常サケはもはやこれらの寄生虫か
ら身を守ることができなくなる。結果として、海ジラミ
が除去されたとしても二次感染や浸水が生じるであろ
う。ひどい場合には、これらのシラミからもたらされる
重い傷がさらに紫外線によって組織の損傷を引き起こす
(Mc Ardle & Bullock,1987)か、または浸透ショック
もしくは二次感染から魚の死をもたらす(Sawardら、19
82;Tully,1988a)。
魚場で遭遇することになる。重度の寄生は魚を殺す。
ウェーの養魚場から報告されてきた(Needham,1978,Ste
wardらに引用、1982)。年時および環境要因、例えば水
の塩分(Rae,1979)および平均水温(Tully,1988b)に
より損傷の程度は異る。第一相では、海ジラミの寄生は
魚への攻撃が外観上見られるようになり、その後、皮膚
および組織に対して起こる損傷がより明らかになる。最
もひどい損傷は魚が真水から海水に移動する時期である
降海期の幼魚において観察される。この症状は同じ体重
のクラスに入るが種々の年令のサケの群が一緒に保持さ
れている場所、不潔な網やケージが使用されている場
所、高い塩濃度が観察される場所、網やケージを通過す
る流れが最小でありそして魚が非常に狭い空間に保持さ
れている場所のような養魚場の特殊な条件によってさら
に悪化する。
の損失をこうむりそして追加経費を提供しなければなら
ない。一方、これらの魚はシラミによって衰弱及び損傷
を受け、成長の増加速度の低下がもたらされ、その他、
高価な薬剤や労働集約的な測定によって二次感染を抑制
しなければならない。これらの魚はしばしばもはや販売
することができなくなり、消費者は損傷を受けた商品を
拒否するであろう。この寄生虫の寄生は、サケの養魚者
の生計にとって脅威を提供する可能性がある。
織の損傷をもたらすようなレペオフィティルス(Lepeop
htheirus)によってもたらされる。レペオフィティルス
の生活環は、実質的に2種の自由に泳ぎ回わる幼生期
(ノープリウスおよびコペポディッド期)、4種のカリ
ムス(chalimus)期、幼生期および生体期(Institute
of Aquaculture,1988)からなる。このカリムス期、幼
生期および生体期は宿主依存性である。
するこれらのすべての寄生状態、特に成体期である。
例えば海水中の濃度300ppmを必要とするTrichlorfon
(ジメチル−2,2−2−トリクロロ−1−ヒドロキシホ
スホネート)および1ppmの濃度から有効であるDichlorp
hos(2,2−ジクロロエチニルジメチルホスフェート)が
市販されている。しかしながら、これらの化合物の短所
は高い濃度でそれらを使用しなければならず、そして高
い半減期を有するためさらに重大な問題となる生態学上
の課題を伴う。
クロロ−2,3−ジヒドロ−2−オキソ−1,3−オキサゾー
ル〔4,5−b〕ピリジン−3−イル−メチル−O,O−ジメ
チルホスホロチオエート〕化合物は全く異なる部類に属
する代表例であって、魚に対する非常に低い毒性を示す
と同時に、より有効であり、特に、既知の海ジラミ抑制
剤と比較するとほぼ3つのファクターによって光崩壊性
および熱的崩壊性がより早められ、その上すべての魚の
海ジラミの幼生期および成体期に対して成功裏に使用す
ることができる。
アザメチホスは0.1ppmの低濃度すなわちDichlorovosよ
り10倍低く、Trichlorfonより3000倍低い、濃度で23〜3
3%の塩分を有する海水中でなお完全な有効性(100%抑
制)を示す。さらに温度範囲4〜15℃における試験管内
試験では、アザメチホスが1時間内でさえも0.1ppm濃度
で100%有効であることを示すが、一方、iDchlorvosは2
0倍量を使用する必要があり、そしてTrichlorfonでは10
00倍量を越える使用が必要である。その上、アザメチホ
スは非常に抵抗性があるカリムス期に対して著しい有効
性を示すので、適用回数を減らすことができる。
キ、甲殻類(海ジラミを除く)、魚のような他の海洋動
物および海洋植物に前記提示した濃度で損傷を与えない
ことである。アザメチホスの分解生成物は、どのような
場合にも海洋動物相および海洋植物相に損傷を与えな
い。
よび節足動物に対する活性は、ドイツ国公開特許213173
4号公報に公表されている。しかしながら、アザメチホ
スが代表的な甲殻類に対して著効を示すかも知れないと
の科学上または特許文献上のヒントは全く存在しない。
に迅速に水に溶解するので、未希釈で使用することがで
きる。しかしながら、取扱いのさらなる即時性は、希釈
状態でこの化合物を含有する組成物である。魚および他
の海洋動物ならびに海洋植物に適する希釈剤としては、
液体または固体であってもよく、そしてこの発明の使用
直前には水であってもよい無毒性物質が挙げられる。
れらを未希釈のまま特定量の水に加えることができるよ
うなものである。パックの寸法はケージの平均容積によ
って左右されるのでパックは、例えば水10m3,50m3,100m
3,500m3または1000m3への添加用として供給される。従
って、例えば520m3のケージに添加するためには、適当
な単位用量パックを、このケースでは(1×500)と
(2×10)を組みわせることが可能であろう。
虫抑制剤を含ませるオイル類もまた適する。
毒性の希釈剤との組み合わせで、または特定量の水に添
加するのが容易な剤形で含む。このパックはそれらを特
定量の水に添加する場合、アザメチホスを0.005〜2pp
m、好ましくは0.01〜1ppm、最も好ましくは0.05〜0.5pp
mの濃度になるように含む。
AS/m3、より好ましくは0.05〜0.5g AS/m3(AS=活性物
質)の範囲内にある。
るように製剤の使用の準備が整うような段階的混合およ
び/または粉砕を介して、液体および/または固体形成
剤をこの発明の活性物質と混合することで調製される。
び適する場合には圧縮(ペレット、錠剤に関し)工程を
含めてもよい。
毒性の、典型的にはキャリアー、溶媒、適する場合には
界面活性剤である。
えば、カオリン、タルク、ベントナイト、塩化ナトリウ
ム、リン酸カルシウム、炭水化物、セルロース粉末、綿
実粕、ポリエチレングリコールエーテルのような固体キ
ャリアー、必要によってゼラチン、可溶性セルロース誘
導体のようなバインダー、必要によってイオン性分散剤
もしくは非イオン分散剤のような界面活性剤を加えられ
ていてもよく、また方解石、モンモリロナイトもしくは
アタパルジャイトのような天然鉱物充填剤が挙げられ
る。物理特性を改良するために、高分散性ケイ酸または
高分散性吸収ポリマーをさらに添加することもできる。
適当な顆粒化吸着性キャリアーは、多孔質タイプのも
の、例えば、軽石、破砕レンガ、海泡石またはベントナ
イトが挙げられ、そして適当な非吸着性キャリアーとし
ては方解石または砂のような素材が挙げられる。さら
に、無機質または有機質の膨大な数の予備顆粒化物質、
例えば、特にドロマイトまたは微粉砕植物残渣を使用す
ることができる。
素原子8〜12個を含む画分の例えば、キシレン混合物も
しくは置換ナフタレン類、ジブチルフタレートもしくは
ジオクチルフタレートのようなフタール酸エステル類、
シクロヘキサンもしくはパラフィンのような脂肪族炭化
水素、エタノール、エチレングリコール、エチレングリ
コールモノメチルもしくはモノエチルエーテルのような
アルコールおよびグリコールならびにそれらのエステル
類、シクロヘキサノンのようなケトン類、N−メチル−
2−ピロリドン、ジメチルスルホキシドもしくはジメチ
ルホルムアミドのような強極性溶媒、ならびにエポキシ
化ココナッツ油もしくは大豆油のような植物油もしくは
エポキシ化植物質、および水が挙げられる。
は、すぐれた乳化性、分散性および湿潤性を有する非イ
オン性、カチオン性および/またはアニオン性界面活性
剤が挙げられる。
び水溶性合成界面活性化合物の両方を挙げることができ
る。
リ金属塩、アルカリ土類金属塩または未置換もしくは置
換アンモニウム塩であり、例えばオレイン酸もしくはス
テアリン酸のナトリウム塩もしくはカリウム塩、あるい
は、例えばココナッツ油もしくはタロウ油から得られる
天然脂肪酸混合物のナトリウム塩もしくはカリウム塩で
ある。
スルフェート、スルホン化ベンズイミダゾール誘導体ま
たはアルキルアリールスルホネートがしばしば使用され
る。
ートは、通常、アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩ま
たは未置換もしくは置換アンモニウム塩の状態にあり、
そして一般に、アシル基のアルキル部分を含むC8〜C22
のアルキル基を含有し、例えばリグノスルホン酸のナト
リウム塩もしくはカルシウム塩、ドデシル硫酸のナトリ
ウム塩もしくはカルシウムまたは天然脂肪酸から得られ
る脂肪族アルコール硫酸混合物のナトリウム塩もしくは
カルシウム塩が挙げられる。これらの化合物はまた、硫
酸化およびスルホン化脂肪酸アルコール/エチレンオキ
シド付加体の塩をも含んでなる。スルホン化ベンズイミ
ダゾール誘導体は、好ましくは2個のスルホン酸基と炭
素原子約8〜22個を含む1個の脂肪酸基を含む。アルキ
ルアリールスルホネートの具体例としては、ドデシルベ
ンゼンスルホン酸のナトリウム、カルシウムもしくはト
リエタノールアミン塩、ジブチルナフタレンスルホン酸
のナトリウム、カルシウムもしくはトリエタノールアミ
ン塩、またはナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒド
の縮合体のナトリウム塩、カルシウム塩もしくはトリエ
タノールアミンが挙げられる。また、対応するホスフェ
ート類、例えばp−ノニルフェノールとエチレンオキシ
ド4〜14モルのホスフェート化付加体の塩も適する。
アルコールもしくは脱環式アルコールまたは飽和もしく
は不飽和脂肪酸およびアルキルフェノールのポリグリコ
ールエーテル誘導体が挙げられ、そしてこれらの誘導体
はグリコールエーテル基3〜30個を含有し、脂肪族炭化
水素部分に炭素原子8〜20個を含み、そしてアルキルフ
ェノール類のアルキル部分に炭素原子6〜18個含む。
チレンオキシドとポリプロピレングリコールの水溶性付
加体、アルキル鎖中に炭素原子1〜10個を含有するアル
キルポリプロピレングリコールとエチレンジアミンポリ
プロピレングリコールの水溶性付加体であって、これら
の付加体がエチレングリコールエーテル基20〜250個含
みそしてプロピレングリコールエーテル基10〜100個含
むものが挙げられる。これらの化合物は、一般にプロピ
レングリコール反復単位当たりエチレングリコール1〜
5個を含む。
ノールポリエトキシエタノール類、カスターオイルチオ
キシレート、ポリプロピレン/ポリエチレンオキシド付
加体、トリブチルフェノキシポリエトキシエタノール、
ポリエチレングリコールおよびオクチルフェノキシポリ
エトキシエタノールが挙げられる。ポリオキシエチレン
ソルビタンの脂肪酸エステル、例えばポリオキシエチレ
ンソルビタントリオレエートもまた適切な非イオン性界
面活性剤である。
も1個のC8〜C22のアルキル基を有し、その他の置換基
として不飽和もしくは飽和の低級アルキル基、ベンジル
基またはヒドロキシ低級アルキル基を含む第四級アンモ
ニウム塩が好ましい。これらの塩は、ハロゲン化物、メ
チル硫酸塩またはエチル硫酸塩の状態にあるのが好まし
く、例えば、ステアリルトリメチルアンモニウムクロラ
イドまたはベンジル−ビス(2−クロロエチル)エチル
アンモニウムブロミドが挙げられる。
ば以下の刊行物に記載されている:「Mc Cutcheon′s D
etergents and Emulsifiers Annual」,MC Publishing C
orp.,(Ridgewood,NJ USA,1981);Helmut Stache,「Ten
sid−Taschenbuch」(Handbook of Surfacnts),第2
版、C.Hanser Verlag Munich/Vienna,1981。
ては、水またはアルコールに溶解する化学変性ポリマー
物質、例えば澱粉、セルロースもしくはタンパク質誘導
体(例えば、メチルセルロース、カルボキシメチルセル
ロース、エチルヒドロキシエチルセルロース、ゼインお
よびゼラチンのようなタンパク質など)ならびにポリビ
ニルアルコールおよびポリビニルピロリドンのような合
成ポリマーなどが挙げられる。錠剤はまた、充填剤(例
えば、澱粉、微結晶セルロース、糖およびラクトースな
ど)、滑剤および崩壊剤も含む。
化液、懸濁液(水薬)、粉末または錠剤の形の組成物を
ケージに導入することによって行われ、そこで魚および
水の移動によってそれらは迅速に溶解し分布される。濃
厚液はまた、多量の海水を含むケージに添加する前に希
釈することもできる。ケージを開ける毎に給餌を期待す
る魚が激しく動き回り、そのため迅速な希釈が行われる
ので囲中での濃度むらの課題は生じない。
1〜99重量%、好ましくは0.1〜95重量%、および固体も
しくは液体補助剤を99.9重量%〜1重量%、好ましくは
99.5重量%〜5重量%および界面活性剤を0〜25重量
%、好ましくは0.1〜25重量%含む。
終使用者は市販製品を水で希釈して得ることができる希
釈製剤を通常使用するであろう。
インダー、粘着性付与剤および肥料または特殊の効果を
得るための他の化学剤のような成分をさらに含めること
もできる。
濃厚物を水で希釈することにより製造することができ
る。
アー上に噴霧し、次いで減圧下に溶媒を留去した。この
ような顆粒配合製剤は餌と混合することができる。
合することによって得た。
なミルで十分に微粉砕化して、水で希釈していずれか目
的の濃度の懸濁液を与える湿潤性粉末を得た。
水で希釈することによって得ることができる。
し、次いでこの混合物を適当なミルですりつぶすことに
よって得られる。
でこの混合物を水で加湿する。この混合物を押し出し、
顆粒化し、ついで空気乾燥した。
ルで加湿したカオリンに均一に適用した。この方法で微
粉末のない被覆顆粒が得られた。
ることによってどのような濃度の懸濁液をも得ることが
できる懸濁濃厚液を得た。
ための製剤の調製に対するアザメチホスの使用もこの発
明の目的である。
に養魚場に維持され、連続通気下の10℃でタンク中の海
水中に維持されてきた自然感染大西洋サケから慎重にピ
ンセットで採取した。感染したサケが捕獲された養魚場
由来の前記シラミの増殖には海水を使用した。この試験
自体はシラミの採取後48時間かけて行った。
容器に5匹の雌と5匹の雄の成体ならびに5匹の幼成体
のサケのシラミを入れた。この海水を手早く篩を通して
デカントし、試験液(試験化合物を含有する10℃の海
水)で置き替えた。前記シラミを1時間この液で処理し
た。これは魚の囲における条件にほぼ対応する。次に、
各容器を新鮮な海水であふれさせ、前記シラミを新鮮な
海水中に維持した。試験は、性別、段階および試験化合
物濃度によるシラミの死亡率を計算して評価した。この
計算は、もはや生存するものが存在しなくなるまで1時
間毎に繰り返した。
記シラミを処理し、死んだ寄生虫を数えることによって
死亡率を決定した。死亡率は、0.1ppmで1時間後、およ
び0.01ppmで2時間後に100%であることがわかった。0.
01ppmより低濃度では、24時間より長く寄生虫は生存す
る。
処理する温度の影響を測定した。以下に結果を示す。
観察された。逆に、同一活性物質濃度および同一処理時
間にて塩分23%〜30%では死亡率に対する有意な影響は
なかった。
通気した海水タンクに移した。新環境順応のため48時間
そこに滞在させ、試験化合物の添加前24時間餌を与えな
いでおいた。一群5匹のサケを試験化合物1.0ppm濃度で
1時間処理し、第二の一群5匹のサケを0.1ppmの濃度で
処理した。これらの魚を新鮮な水(試験化合物を含まな
い)中で24時間維持し、次いで死亡した寄生虫とまだ生
存している寄生虫の数をかぞえた。未処理群の魚もまた
評価に含めた。この試験は3回行った。
び幼成体が殺されることを示した。
により整合した結果が得られた。
Claims (14)
- 【請求項1】S−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−オ
キソ−1,3−オキサゾール〔4,5−b〕ピリジン−3−イ
ル−メチル−O,O−ジメチル−ホスホロチオエートを含
む、サケ科の魚類に寄生する甲殻鋼(Crustaceae)の寄
生虫を抑制するための組成物。 - 【請求項2】サーモン・サラー(Salmon salar)、サー
モン・ツルッタ(Salmon trutta)、サーモン・ガイル
ドネリ(Salmon gairdneri)、オンコールヒンクス・ゴ
ルブスカ(Oncorhynchus gorbuscha)、オンコールヒン
クス・ケタ(Oncorhynchusketa)、オンコールヒンクス
・ネクラ(Oncorhynchus nekra)、オンコールヒンクス
・キサッチ(Oncorhynchus kisutch)、オンコールヒン
クス・チャヴィチュカ(Oncorhynchus tshawytscha)お
よびオンコールヒンクス・マムソン(Oncorhynchus mam
son)ならびにサルベリヌス(Salvelinus)種およびサ
ーモ・クラルキー(Salmo clarkii)からなる群より選
ばれる代表的なサケ科の魚類を処置するための請求項1
記載の組成物。 - 【請求項3】活性物質濃度0.005〜2ppmで海ジラミを抑
制するための請求項1記載の組成物。 - 【請求項4】濃度0.01〜1ppmで海ジラミを抑制するため
の請求項1記載の組成物。 - 【請求項5】濃度0.05〜0.5ppmで海ジラミを抑制するた
めの請求項1記載の組成物。 - 【請求項6】S−6−クロロ−2,3−ジヒドロ−2−オ
キソ−1,3−オキサゾール〔4,5−b〕ピリジン−3−イ
ル−メチル−O,O−ジメチルホスホロチオエート0.05〜2
ppmの濃度で前記寄生虫を処置することを含んでなる甲
殻鋼に属する海ジラミの抑制方法。 - 【請求項7】前記処置が活性物質濃度0.005〜2ppmで行
われる請求項6記載の方法。 - 【請求項8】前記処置が活性物質濃度0.1〜1ppmで行わ
れる請求項7記載の方法。 - 【請求項9】前記処置が活性物質濃度0.05〜0.5ppmで行
われる請求項8記載の方法。 - 【請求項10】前記海ジラミがレペオフィテイルス(Le
peophtheirus)種またはカリガス(Caligus)種である
請求項6記載の方法。 - 【請求項11】前記海ジラミがレペオフィテイルス・サ
ルモニス(Lepeophtheirus salmonis)種またはカリガ
ス・エロンガタス(Caligus elongatus)種である請求
項10記載の方法。 - 【請求項12】前記活性物質を海ジラミの周囲の水に溶
解させる請求項6記載の方法。 - 【請求項13】前記活性物質を海ジラミの周囲の水に希
釈された状態で添加する請求項6記載の方法。 - 【請求項14】前記シラミが幼生期または成体期にある
請求項6記載の方法。
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