JP2000501716A - 魚類寄生動物を制御する方法 - Google Patents

魚類寄生動物を制御する方法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は魚類寄生動物、特に海ジラミを制御するための、遊離形態もしくは塩形態の次式の化合物、又は適宜遊離形態もしくは塩形態のその互変異性体の利用: (式中、Aは未置換又はモノ〜テトラ置換された芳香族又は非芳香族、単環式又は二環式複素環基である、ここでAの置換基のうちの1〜2個はハロ−C1−C3アルキル、シクロプロピル、ハロシクロプロピル、C2−C3アルケニル、C2−C3アルキニル、ハロ−C2−C3アルケニル、ハロ−C2−C3アルキニル、ハロ−C1−C3アルコキシ、C1−C3アルキルチオ、ハロ−C1−C3アルキルチオ、アリルオキシ、プロパルギルオキシ、アリルチオ、プロパルギルチオ、ハロアリルオキシ、ハロアリルチオ、シアノ及びニトロより成る群から選ばれることができ、そしてAの置換基のうちの1〜4個はC1−C3アルキル、C1−C3アルコキシ及びハロゲンより成る群から選ばれることができ;Rは水素、C1−C6アルキル、フェニル−C1−C4アルキル、C3−C3シクロアルキル、C2−C6アルケニル又はC2−C6アルキニルであり;そしてXはN−NO2又はN−CNである)に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 魚類寄生動物を制御する方法 本発明は魚類寄生動物、特に海ジラミ(Sea lice)を制御するための次式の化 合物 (式中、 Aは未置換又はモノ〜テトラ置換された芳香族又は非芳香族、単環式又は二環 式複素環基である、ここでAの置換基のうちの1〜2個はハロ−C1−C3アルキ ル、シクロプロピル、ハロシクロプロピル、C2−C3アルケニル、C2−C3アル キニル、ハロ−C2−C3アルケニル、ハロ−C2−C3アルキニル、ハロ−C1− C3アルコキシ、C1−C3アルキルチオ、ハロ−C1−C3アルキルチオ、アリル オキシ、プロパルギルオキシ、アリルチオ、プロパルギルチオ、ハロアリルオキ シ、ハロアリルチオ、シアノ及びニトロより成る群から選ばれることができ、そ してAの置換基のうちの1〜4個はC1−C3アルキル、C1−C3アルコキシ及び ハロゲンより成る群から選ばれることができ; Rは水素、C1−C6アルキル、フェニル−C1−C4アルキル、C3−C6シクロ アルキル、C2−C6アルケニル又はC2−C6アルキニルであり;そして XはN−NO2又はN−CNである)の、遊離形態もしくは塩形態で の利用又は適宜、遊離形態もしくは塩形態におけるその互変異性体の利用に関す る。本発明は更にこのような寄生動物を制御する方法、並びに対応の抗寄生動物 組成物の調製のためのこれらの化合物又は互変異性体の利用にも関連する。 式Iの化合物は公知であり、そしてとりわけEP−A−0,580,553号に開示され ている。 集約的養魚は寄生動物による魚の損傷を介してかなりの経済的な損失をこうむ っている。このような寄生動物に対する処理が知られている。しかしながら、慣 用の活性物質は比較的高濃度で使用されねばならず、そして長い処理期間を要す る。従ってこのような活性物質は穏やかな処理の要件を完全に満たしきれず、そ の理由のため、特に魚類寄生性甲殼類を制御するための魚類寄生動物制御特性を 有する更なる化合物の提供の要望が存続している。かかる目的は化合物Iの利用 により本発明に従って達成される。 化合物Iの一部は互変異性体の形態で存在しうる。例えば、もしRが水素なら 、対応の化合物I、即ち、3−H−4−イミノ−パ−ヒドロ−1,3,5−オキ サジアジン部分構造を有するものは、4−アミノ−1,2,5,6−テトラヒド ロ−1,3,5−オキサジアジン部分構造を有する関連の互変異性体と平衡状態 で存在しうる。従って、本明細書に記載の化合物Iは、特にことわりのないとき でも、適宜対応の互変異性体であることも理解されるべきである。 少なくとも1個の塩基中心を有する化合物Iは例えば酸付加塩を形成しうる。 これらの酸付加塩は、例えば強無機酸、例えば鉱酸、典型的には過塩素酸、硫酸 、硝酸、亜硝酸、リン酸又はハロゲン化水素酸により、強有機カルボン酸、例え ば未置換又は置換された、例えばハロゲン置換されたC1−C4アルカンカルボン 酸、例えば酢酸、並びに不飽和又は飽和ジカルボン酸、典型的にはシュウ酸、 マロン酸、コハク酸、マレイン酸、フマル酸又はフタル酸、又はヒドロキシカル ボン酸、例えばアスコルビン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、又はクエン酸、又は 安息香酸により、又は有機スルホン酸、例えば未置換又は置換された、例えばハ ロゲン置換されたC1−C4アルカン−又はアリールスルホン酸、典型的にはメタ ン−又はp−トルエンスルホン酸により形成される。少なくとも1個の酸性基を 有する化合物Iは塩基により塩を更に形成しうる。塩基との適当な塩は、例えば 金属塩、例えばアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、典型的にはナトリウム 塩、カリウム塩又はマグネシウム塩、又はアンモニアもしくは有機アミン、例え ばモルホリン、ピペリジン、ピロリジン、モノ−、ジ−又はトリ−低級アルキル アミン、例えばエチル−、ジエチル−、トリエチル−又はジメチルプロピル−ア ミン、又はモノ−、ジ−又はトリヒドロキシ−低級アルキルアミン、例えばモノ −、ジ−又はトリエタノールアミンとの塩である。更に、可能な場合、対応の内 部塩も形成されうる。遊離形態又はその塩形態における化合物間の密接な関係に 基づき、遊離化合物I又はその塩は本明細書では適宜その対応の塩及びその遊離 化合物のそれぞれも意味するものと理解される。これは化合物Iの互変異性体及 びその塩にも当てはまる。一般に、各ケースにおいて遊離形態が好ましい。 何らかのことわりのない限り、本明細書で利用する慣用句は下記の意味を有す る。 複素環基Aの塩基性環構造の中の適当なヘテロ原子は2本以上の共有結合を形 成しうる周期表の全ての元素である。 基そのまま並びにその他の基及び化合物、例えばハロアルキル、ハロアルキル チオ、ハロアルコキシ、ハロシクロプロピル、ハロアルケニル、ハロアルキニル 、ハロアリルオキシ及びハロアリルチオ の構成元素としてのハロゲンはフルオロ、クロロ、ブロモ又はヨード、好ましく はフルオロ、クロロ又はブロモ、より好ましくはフルオロ又はクロロ、最も好ま しくはクロロである。 炭素含有基及び化合物は、何らかのことわりのない限り、各ケースにおいて、 1〜6個、好ましくは1〜2個、より好ましくは1又は2個の炭素原子を含む。 シクロアルキルはシクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル又はシクロ ヘキシルである。シクロプロピルが好ましい。 基そのまま、並びにその他の基及び化合物、例えばフェニルアルキル、ハロア ルキル、アルコキシ、ハロアルコキシ、アルキルチオ及びハロアルキルチオの構 成元素としてのアルキルは、各ケースにおいて、特定の基又は化合物におけるそ れぞれに含まれている炭素原子の数の考慮に基づき、直鎖、即ち、メチル、エチ ル、プロピル、ブチル、ぺンチル又はヘキシル、又は枝分れ鎖、例えばイソプロ ピル、イソブチル、sec−ブチル、tert−ブチル、イソペンチル、ネオペンチル 又はイソヘキシルである。アルケニル、ハロアルケニル、アルキニル及びハロア ルキニルは直鎖又は枝分れしており、そしてケース毎に2本、又は好ましくは1 本の不飽和炭素−炭素結合を含む。これらの置換基の二重又は三重結合は好まし くは少なくとも1個の飽和炭素原子により化合物Iの残部から離れている。その 例はアリル、メタリル、ブト−2−エニル、ブト−3−エニル、プロパルギル、 ブト−2−イニル及びブト−3−イニルである。 ハロゲン置換化炭素含有基及び化合物、例えばハロアルキル、ハロアルキルチ オ、ハロアルコキシ、ハロシクロプロピル、ハロアルケニル、ハロアルキニル、 ハロアリルオキシ及びハロアリルチオは、部分水素化又は過ハロゲン化されてい てよく、そしてポリハロゲン化の場合、ハロゲン置換基は同一でも異なるもので もよい。基そ のまま並びにその他の基及び化合物の構成元素としてのハロアルキルの典型例は 、フルオロ、クロロ及び/又はブロモによりモノ〜トリ置換されたメチル、例え ばCHF2又はC3 ;フルオロ、クロロ及び/又はブロモによりモノ〜ペンタ置換さ れたエチル、例えばCH2CF3,CF2CF3,CF2CCl3,CF2CHCl2,CF2CHCF2,CF2CFCl2 ,CF2CHBr2,CF2CHClF,CF2CHBrF又はCCIFCHCIF ;プロピル又はイソプロピルで あって、フルオロ、クロロ及び/又はクロロによりモノ〜ヘプタ置換されている ことのあるもの、例えばCH2CHBrCH2Br,CF2CHFCF3,CH2CF2CF3,CF2CF2CF3又はCH (CF3)2;並びにブチル又はその異性体であってフルオロ、クロロ及び/又はブロ モによりモノ〜ノナ置換されていることのあるもの、例えばCF(CF3)CHFCF3,CF2 (CF2)2CF3又はCH2(CF2)2CF3である。ハロアルケニルの典型例は2,2−ジフル オロエテン−1−イル、2,2−ジクロロエテン−1−イル、2−クロロプロプ −1−エン−3−イル、2,3−ジクロロプロプ−1−エン−3−イル及び2, 3−ジブロモプロプ−1−エン−3−イルである。ハロアルキニルの典型例は2 −クロロプロプ−1−イン−3−イル、2,3−ジクロロプロプ−1−イン−3 −イル及び2,3−ジブロモプロプ−1−イン−3−イルである。ハロシクロプ ロピルの典型例は2−クロロシクロプロピル、2,2−ジフルオロシクロプロピ ル及び2−クロロ−2−フルオロシクロプロピルである。ハロアリルオキシの典 型例は2−クロロプロプ−1−エン−3−イルオキシ、2,3−ジクロロプロプ −1−エン−3−イルオキシ及び2,3−ジブロモプロプ−1−エン−3−イル オキシである。ハロアリルチオの典型例は2−クロロプロプ−1−エン−3−イ ルチオ、2,3−ジクロロプロプ−1−エン−3−イルチオ及び2,3−ジブロ モプロプ−1−エン−3−イルチオである。 フェニルアルキルにおいて、化合物Iの残部に結合したアルキル 基がフェニル基により置換されており、この場合において、アルキル基は好まし くは直鎖であり、そしてフェニル基は好ましくはα−位よりも高級な位置、最も 好ましくはアルキル基のω位に結合している。典型例はベンジル、2−フェニル エチル及び4−フェニルブチルである。 本発明に属する好適な態様は下記の通りである: (1)Aが未置換又はモノ〜テトラ置換された、芳香族又は非芳香族、単環式又 は二環式複素環基であり、ここでAの置換基のうちの1又は2個がハロ−C1− C3アルキル、シクロプロピル、ハロシクロプロピル、C2−C3アルケニル、C2 −C3アルキニル、ハロ−C2−C3アルケニル、ハロ−C2−C3アルキニル、ハ ロ−C1−C3アルコキシ、C1−C3アルキルチオ、ハロ−C1−C3アルキルチオ 、アリルオキシ、プロパルギルオキシ、アリルチオ、プロパルギルチオ、ハロア リルオキシ、ハロアリルチオ、シアノ及びニトロより成る群から選ばれることが でき、そしてAの置換基のうちのl〜4個がC1−C3アルキル、C1−C3アルコ キシ及びハロゲンより成る群から選ばれることができ; Rが水素、C1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、C2−C6アルケニル 又はC2−C6アルキニルであり;そして XがN−NO2又はN−CNである、 式Iの化合物; (2)Aの塩基性環構造が、5〜6員環であり、且つそれに5又は6員環が更に 縮合している環より成り、そしてAの塩基性環構造が好ましくは5、又は好まし くは6員環である、式Iの化合物; (3)Aの塩基性環構造が不飽和であり、そして特に一組の二重結合、又は好ま しくは2〜4組の共役二重結合、より好ましくは2組の好ましくは共役二重結合 を有し、そして塩基性環構造が好ましく は芳香特性を有する式Iの化合物; (4)Aの塩基性環構造が1〜4個、特に1〜3個、好ましくは1又は2個のヘ テロ原子、特に1個のヘテロ原子を含む式Iの化合物; (5)Aの塩基性環構造が下記の塩基性環構造体: (ここで、Eは各ケースにおいてC1−C3アルキルであり、Yは各ケースにおい て水素、C1−C3アルキル又はシクロプロピルであり、そしてE及びYはそれぞ れAの置換基とは無関係だが、Aの塩基性環構造の一部として考慮される)より 成る群から選ばれる式Iの化合物; (6)Aの塩基性環構造が酸素、硫黄及び窒素より成る群から選ばれる1,2又 は3個のヘテロ原子を含み、この塩基性環構造内の1個以下のヘテロ原子及び酸 素原子であり、そしてこの塩基性環構造内の1個以下のヘテロ原子が硫黄原子で あり、そしてこの塩基性環構造が好ましくは酸素、硫黄及び窒素より成る群から 選ばれる1,2又は3個のヘテロ原子を含み、この塩基性環構造内の1個以下の ヘテロ原子が酸素又は硫黄原子を含み、そしてここでAの塩基性環 構造が少なくとも1個の窒素原子を含む、式Iの化合物; (7)Aが化合物Iの残部はその塩基性環構造のC原子を介して結合している、 式Iの化合物; (8)Aが未置換であるか、又はハロゲン、C1−C3アルキル、ハロ−C1−C3 アルキル、C1−C3アルコキシ及びハロ−C1−C2アルコキシより成る群から選 ばれる置換基によりモノ−又はジ−置換されており、好ましくはAが未置換であ るか、又はハロゲン及びC1−C3アルキルより成る群から選ばれる置換基により モノ−又はジ−置換されている、式Iの化合物; (9)Aの塩基性環構造がピリジル、1−オキシドピリジニオ又はチアゾリル基 であり、そして好ましくはAの塩基性環構造がピリド−3−イル、1−オキシド −3−ピリジニオ又はチアゾル−5−イル基である、より好ましくはAがピリド −3−イル、2−ハロ−ピリド−5−イル、2,3−ジハロピリド−5−イル、 2−C1−C3アルキルピリド−5−イル、1−オキシド−3−ピリジニオ、2− ハロ−1−オキシド−5−ピリジニオ、2,3−ジハロ−1−オキシド−5−ピ リジニオ又は2−ハロチアゾル−5−イル基である、更により好ましくはAがピ リド−3−イル、2−ハロピリド−5−イル、2−ハロ−1−オキシド−5−ピ リジニオ又は2−ハロチアゾル−5−イル基である、最も好ましくはAが2−ク ロロピリド−5−イル、2−メチルピリド−5−イル、1−オキシド−3−ピリ ジニオ、2−クロル−1−オキシド−5−ピリジニオ、2,3−ジクロロ−1− オキシド−5−ピリジニオ又は2−クロロチアゾル−5−イル基である、特にA がピリド−3−イル、2−クロロピリド−5−イル、2−クロロ−1−オキシド −5−ピリジニオ又は2−クロロチアゾル−5−イル基である、より特にAが2 −クロロピリド−5−イル基、又は好ましくは2−クロロチアゾル−5−イル 基である、式Iの化合物; (10)RがC1−C6アルキル、フェニル−C1−C4アルキル、C3−C6シクロア ルキル、C3−C4アルケニル又はC3−C4アルキニル、好ましくはC1−C6アル キル、C3−C6シクロアルキル、C3−C4アルケニル又はC3−C4アルキニル、 より好ましくはC1−C6アルキル、フェニル−C1−C4アルキル、C3−C4アル ケニル又はC3−C4アルキニル、特にC1−C4アルキル、最も好ましくはメチル である、式Iの化合物; (11)XがN−NO2である、式Iの化合物; (12)Aがピリジル、1−オキシドピリジニオ又はチアゾリル基であって、その 塩基性環構造のC原子を介して化合物Iの残部に結合しており、且つ未置換であ るか、又はハロゲン及びC1−C3アルキルより成る群から選ばれる置換基により モノ−又はジ−置換されているものであり;RがC1−C6アルキル、フェニル− C1−C4アルキル、C3−C6シクロアルキル、C3−C4アルケニル又はC3−C4 アルキニルであり、そしてXがN−NO2又はN−CNである、式Iの化合物; (13)Aが2−クロロピリド−5−イル、2−メチルピリド−5−イル、1−オ キシド−3−ピリジニオ、2−クロロ−1−オキシド−5−ピリジニオ、2,3 −ジクロロ−1−オキシド−5−ピリジニオ又は2−クロロチアゾル−5−イル 基であり、RがC1−C4アルキルであり、そしてXがN−NO2である、式Iの化 合物; (14)Aが2−クロロチアゾル−5−イル又は2−クロロピリド−5−イル基で あり、RがC1−C4アルキルであり、そしてXがN−NO2である、式Iの化合物 。 本発明の範囲に属する特に好適な化合物は以下の通りである: (a)5−(2−クロロピリド−5−イルメチル)−3−メチル− 4−ニトロイミノパーヒドロ−1,3,5−オキサジアジン; (b)5−(2−クロロチアゾル−5−イルメチル)−3−メチル−4−ニトロ イミノパーヒドロ−1,3,5−オキサジアジン; (c)3−メチル−4−ニトロイミノ−5−(1−オキシド−3−ピリジニオメ チル)パーヒドロ−1,3,5−オキサジアジン; (d)5−(2−クロロ−1−オキシド−5−ピリジニオメチル)−3−メチル −4−ニトロイミノパーヒドロ−1,3,5−オキサジアジン;及び (e)3−メチル−5−(2−メチルピリド−5−イルメチル)−4−ニトロイ ミノパーヒドロ−1,3,5−オキサジアジン。 本発明に従うと、上記の化合物は魚類寄生動物、そして特に魚類寄生性甲殼類 の制御に極めて適する。これらには次の属を有する橈脚類(Copepodae)(ミジ ンコ(cyclops)) エルガシルス(Ergasilus) ブロモロカス(Bromolochus) コンドラコーシュス(Chondracaushus) カリガス(Caligus)(→C.カータス(curtus)、C.エロンガトウス(elo ngatus)) レペオフセイルス(Lepeophtheirus) (→L.サルモニス(salmonis)) エリスロホラ(Elythrophora) ジシェレスチヌム(Dichelestinum) ラムプログレンズ(Lamproglenz) ハッシェキア(Hatschekia) レゴスフィルス(Legosphilus) シンホドゥス(Symphodus) セウドロラスス(Ceudrolasus) ジュードシクムス(Pseudocycmus) レルナエア(Lernaea) レルナオセラ(Lernaeocera) ぺンネラ(Pennella) アクサレス(Achthares) バサニステス(Basanistes) サルミンコラ(Salmincola) ブラシエラ(Brachiella) エピブラシエラ(Epibrachiella) シュードトラシェリアステス(Pseudotracheliastes); 並びに次の科 エルガシリダ類(Ergasilidae) ブロモロシダ類(Bromolochidae) コンドラカンシダ類(Chondracanthidae) カリジダ類(Calijidae) ジシェレスチイダ類(Dichelestiidae) フィリヒチイダ類(Philichthyidae) シュードシクニダ類(Pseudocycnidae) レルナイダ類(Lernaeidae) レルナポチダ類(Lernaepotidae) スフィリイダ類(Sphyriidae) セイロピダ類(Cecropidae); 並びにアルギリダ(Argulidae)科及びアルギュルス(Argulus)属を有する鯉尾類 (Branchiuriae)(コイジラミ(carplice));そして更には蔓脚類(Cirripe diae)(barnacles)及びセラトソア・ガンジチャウギイ(Ceratothoa gandichau gii)が含まれる。 魚には淡水、海水及び塩水の中に見い出せる全ての年齢の有効魚 (useful fish)、養殖魚、水族館魚及び小魚が含まれる。有効魚及び養殖魚には 、例えばコイ、ウナギ、マス、白マス、サケ、ブリーム(bream)、ローチ(roach) 、ラッド(rudd)、チャブ(chub)、ソーノレ(sole)、プレイス(plaice)、 ハリブット(halibut)、日本産イエローテール(Seriola quinqueradiata)、日 本産ウナギ(Anguilla japonica)、紅海ブリーム(Pagurus major)、シーバス(D icentrarchus labrax)、グレイ・ミュレ(Mugilus cephalus)、ポンパノ(pomp ano)、ギルスレッドシーブリーム(Sparus auratus)、チラピア種(Tilapia)、 シヒリダ種(Cichlidea)、例えばプラギオシオン(plagioscion)、チャンネルキャ ットフィッシュ(channelcatfish)が含まれる。 本発明の組成物はサケを処理するのに極めて適当である。本発明の範囲におけ る「サケ」なる語は、サケ(Salmonidae)科、特にサルモニニ(Salmonini)亜科 の全ての代表物を含むものと理解され、そして好ましくは下記の種が含まれる: サーモン・サラー(Salmonsalar)(アトランタ海サケ);サーモン・トルッタ (Salmon trutta)(ブラウン又はシートラウト);サーモン・ガイルドネリ(S almon gairdneri)(レインボートラウト);及びパシフィックサーモン(Pacif ic Salmon)(オンコリンチヤス(Oncorhynchus));O.ゴルブッシャ(O.go rbuscha);O.ケタ(O.Keta);O.ネルカ(O.nerka);O.キスチュ(O.Ki sutch)、O.シャウィシャ(O.tshawytscha)及びO.メーソン(O.mason)が含 まれる;更には、人工的に繁殖した種、例えばサルベリヌス種(Salvelinus)及 びサルモークラルキイ(Salmo charkii)も含まれる。 本発明の好適な目的はアトランタ及びパシフィックサーモン、並びにシートラ ウトである。 現在のサケ及びマス養殖においは、稚魚を2才の段階で淡水槽か ら海水ケージへと移す。この後者は立方体、長方形又は丸いケージであり、かな り細い綱で覆われた金属フレームを有する。これらのケージをその9/10が浸さ れるまで海水へと沈め、次いでそれらが頂部から接近可能となるように固定する 。 別の変法においては、魚を別の形状の海水槽の中に保つ。これらのケージは海 水入口につながれ、十分な酸素供給が確保されるように一定の水流が流れるよう になっている。この海水槽の中の塩水の定流も酸素の供給と一緒に保たれている 。この人工的な環境において、魚は餌づけされ、そして必要なら、食用魚として 市場に出されるのに十分に成熟するまで又は更なる養殖のために選別されるまで 医薬が施される。 このような養殖場では非常に多大なケージ貯蔵が維持される。魚の密度は10〜 25kgの魚/m3の程度にまで達する。この純粋な単種培養において、非常に高い 魚密度とその他のストレス因子とは、ケージに入っている魚が、その自由に生活 する環境よりも一般に病気、疾病及び寄生動物に対して著しく感受性となってし まう原因となる。健康な集団を維持するため、ケージに入った魚は規則的に殺菌 剤で処理し、そして永続的にモニターする必要がある。 しかしながら、感染症の他に、商業的なサケ養殖における第一の脅威は寄生動 物、即ち、上記の魚類寄生性甲殼類の代表物による攻撃である。特に、橈脚類( ミジンコ)のクラスの2つの代表物レペオフセイルス(L.サルモニス)及びカ リガス(C.エロンガトゥス)が大量の損失を招いてしまう。これらの寄生動物 は一般に海ジラミとして知られる。これらは容易に認識できる。レペオフセイル スは茶色のひづめ形状甲殻を有する。カリガスも茶色であるが、はるかに小さい 。 これら海ジラミはうろこ、上皮及び粘膜を食することにより魚を 傷つける。横行がひどいと、これらの寄生動物は下層表皮までも損傷する。更に 、感染サケが冷水に保たれているとき、それらはもはやこのような害虫から自ら を守ることが通常できなくなってしまう。その結果、たとえ海ジラミが除去でき たとしても、二次感染及び浸水が起きてしまう。極端な場合、このような寄生動 物の横行による重篤な創傷は紫外線照射による生ずる更なる組織損傷又は浸透圧 ショックもしくは二次感染による魚の死をもたらしてしまう。 海ジラミは現在のところ広く横行しており、そして全ての養魚場で遭遇される 。ひどい横行は魚を死に致らしめる。海ジラミ横行に基づく50%を超える死亡率 がノルウェー国の養魚場で報告されている。損傷の程度は年間の時期及び環境的 要因、例えば水の塩度及び平均水温に依存する。第一期においては、海ジラミ横 行は魚に付着している寄生動物の外観として認識され、そしてその後(更にはっ きりと)皮膚及び組織に及ぶ損傷から認識される。最もひどい損傷は淡水から海 水へと変わる段階にまさにある2才期で認められる。この状況は魚場の特定の条 件、即ち、同程度の体重だが異なる年齢のグループのサケを一緒に保つ場合、不 潔な綱又はケージを使用している場合、高塩濃度が認められる場合、綱及びケー ジでの流れが小さく、そして魚が非常に狭い空間に保たれている場合、一層ひど くなる。 この寄生動物の問題に対面する養魚業者はかなりの資本的損失に悩まれ、そし て更なる経費を必要とする。一方で彼らの魚はシラミにより衰弱し、そして損傷 し、その結果低い成長上昇率を招き、そして他方では二次感染が高価な薬剤及び 重労働手段を保って管理されなくてはならない。魚は往々にしてもはや販売され なくなり、なぜなら消費者は傷を負った魚を拒絶するものであるからであろう。 この寄生動物の横行はサケ養殖業者の生活に脅威を強いることがあ る。 最悪の損傷はレペオフセイルスにより生じ、なぜならわずかな寄生動物でさえ も広範囲の組織損傷を及ぼすからである。レペオフセイルスのライフサイクルは 二期の自由水泳幼生段階(ノープリウス及びコペポディッド期)、四期のチャリ ムス(chalimus)期、一期の成虫前期及び事実上の成虫期より成る。チャリムス 及び成虫期が宿主依存性である。 最大の損傷を及ぼすことを理由に最も危険な期は魚に寄生する期全て、特に事 実上の成虫期である。 海ジラミを撲滅するのに利用されうる害虫制御剤は市販のもの、例えば海水で 300ppmの濃度を要するTrichlorfon(ジメチル−2,2,2−トリクロロ−1− ヒドロキシエチルホスホネート)及び1ppmの濃度より有効なDichlorvos(2, 2−ジクロロエテニルジメチルホスフェート)である。しかしながら、これらの 化合物の欠点はそれらが使用される濃度の高さ及びそれに関連する生態系問題で あり、それらはその長い半減期の結果更に多大である。 驚くべきことに、式Iの化合物において、既知の海ジラミ制御剤と比べて魚に 対して非常に弱い毒性をもち、更により有効であり、そして特にその光溶解及び 水溶解分解能が一層迅速であり、そして更に魚の上の海ジラミの成虫前及び成虫 期の全てに対して有効でありうる物質が見い出された。 式Iの化合物の更なる有利な特性は、提唱の濃度において、その他の海洋動物 、例えばロブスター、かき、甲殻類(海ジラミを除く)、魚及び海洋植物が損傷 を受けないことにある。その分解生成物はいづれの場合も海洋動物群及び植物群 に対して無毒である。 魚は例えばその餌を介して経口処理するか、又は例えば魚の入れられる、そし てそこで一定時間(数分〜数時間)保たれる「医療槽 」の中での槽処理(例えば一の養殖槽から別のものへと移される際に)により処 理する。特別の場合、処理は例えば注射により非経口的にも行うことができる。 魚の小生活圏、例えば魚を保つネットケージ、池全体、水槽、タンク又はたらい を一般的又は連続的に処理することも可能である。 活性物質は適用に調整された製剤で投与される。経口投与のための製剤は例え ば餌と共に餌添加物として物質混合された粉末、顆粒、溶液、乳化性濃縮物もし くは懸濁濃縮物、又はピル状で投与される粉末、顆粒、乳化性濃縮物もしくは懸 濁濃縮物(その外部コートは例えば当該活性物質を完全に被覆する魚餌組成物よ り成りうる)である。水槽適用及び小生活圏処理のための製剤は粉末、顆粒、溶 液、エマルション又は懸濁物、錠剤又は活性物質そのままである。 これらの製剤における活性物質は純粋な形態で、固体活性物質として、例えば 特定の粒子サイズで、又は好ましくは製剤技術において慣用されている少なくと も一種の補助剤、例えば増量剤、典型的には溶媒又は固形担体、又は界面活性化 合物(界面活性剤)と一緒に利用される。 この製剤は公知の態様で、典型的には当該活性物質を固体又は液体担体と混合 、顆粒及び/又は圧縮し、適宜更なる補助剤、例えば乳化性又は分散剤、可溶化 剤、着色剤、酸化防止剤及び/又は保存剤を加えて調製する。 実際には、例えば、当該活性物質が容易に水溶性のフィルムマトリックス、又 は適用期間の間拡散するフィルムの中に含まれている適用形態のものも利用可能 である。 顆粒形態又は上記の製剤のいづれかにおける活性物質自体は水溶性パッケージ ング、例えば密閉パッケージングと共に利用できうるポリビニルアルコールバッ グの中で使用できうる。この場合、使用 者は活性物質又はその製剤にさらされることはない。 水槽処理のために半固形製剤を使用することも可能である。油又は脂肪マトリ ックス内に懸濁又は溶解した活性物質は洗い流される。その放出は補助剤、活性 物質の濃度及び形状(表面の)の選定により調製できる。活性物質を含んで成る コプリメート(coprimate)又は溶融物も使用するのに適する。 本発明の希釈組成物は式Iの活性物質を液体及び/又は固体製剤助剤と、適用 に合う製剤の抗寄生動物活性の最適な発現が達成されるように段階式に混合及び /又は混練することにより接触させることで調製される。 この製剤化工程は混練、粒状化(顆粒)、及び所望するなら圧縮(ピル、錠剤 )により補助されうる。 製剤助剤は、例えば固形担体、溶媒、そして適宜海洋動物群及び植物群にとっ て無毒な界面活性物質(界面活性剤)でありうる。 固形担体は、例えばカオリン、タルカム、べントナイト、塩化ナトリウム、リ ン酸カルシウム、炭水化物、セルロース粉末、綿実食品、ポリエチレングリコー ルエーテル、所望により結合剤、例えばゼラチン、可溶性セルロース誘導体であ り、所望により界面活性化合物、例えばイオン又は非イオン分散剤の添加が伴う 。また、天然鉱物充填剤、例えば方解石、モンモリナイト又はアタプルジャイト も含まれる。物理特性を向上させるため、高分散化珪酸又は高分散化吸収ポリマ ーを添加することも可能である。適当な顆粒化吸収担体は多孔質型、例えば軽石 、破断ブリック、セピオライ又はベントナイトである;そして適当な非吸収性担 体は鉱物、例えば方解石又は砂である。更に、無機又は有機系の数多くの事前顆 粒化材料、例えば特にドロマイト又は微粉砕化植物残渣が使用されうる。活性物 質を収着性有機材料、例えばポリアクリレートに添加し、そしてこ の形態で適用することもできうる。 適当な溶媒は:部分的に水素添加されていることのある芳香族炭化水素、好ま しくは8〜12個の炭素原子を含む留分、例えばアルキルベンゼン又はキシレン混 合物、アルキル化ナフタレン又はテトラヒドロナフタレン、脂肪族又は脂環式炭 化水素、例えばパラフィン又はシクロヘキサン、アルコール、例えばエタノール 、プロパノール又はブタノール、グリコール並びにそのエーテル及びエステル、 例えばプロピレングリコール、ジプロピレングリコールエーテル、エチレングリ コール又はエチレングリコールモノメチルエーテル又はエチレングリコールモノ エチルエーテル、ケトン、例えばシクロヘキサノン、イソホロン又はジアセタノ ールアルコール、強極性溶媒、例えばN−メチル−2−ピロリドン、ジメチルス ルホキシド又はN,N−ジメチルホルムアミド、水、並びに植物油又はケン化植 物油、例えばケン化ナタネ油、カストール油、ココナッツ油又はダイズ油、及び シリコーン油である。 製剤のタイプに依存して、適当な界面活性化合物は良好な乳化性、分散性及び 湿潤性特性を有する非イオン、カチオン及び/又はアニオン界面活性剤である。 本明細書に記載の界面活性剤は例示のみのために記載してある;関連の文献は製 剤技術に慣用され、且つ本発明に適する数多くの界面活性剤を述べている。 適当な非イオン界面活性剤は好ましくは脂肪族又は脂環式アルコールのポリグ リコールエーテル誘導体、又は飽和又は不飽和脂肪酸、及びアルキルフェノール であり、これらの誘導体は(脂肪)炭化水素、成分内に3〜30個のグリコールエ ーテル基及び8〜20個の炭素原子を、そしてアルキルフェノールのアルキル成分 内に6〜18個の炭素原子を含む。更に適当な非イオン界面活性剤は、ポリエチレ ンオキシドと、ポリプロピレングリコール、エチレンジアミノプロ ピレングリコール及びアルキル鎖内に1〜10個の炭素原子を含むアルキルポリプ ロピレングリコールの水溶性ポリ付加物あり、このポリ付加物は20〜250個のエ チレングリコールエーテル基及び10−100個のプロピレングリコールエーテル基 を含む。これらの化合物は通常プロピレングリコール単位当り1〜5個のエチレ ングリコール単位を含む。非イオン界面活性剤の例はノニルフェノールポリエト キシエタノール、ポリエトキシル化カストール油、ポリプロピレン及びポリエチ レンオキシドのポリ付加物、トリブチルフェノキシポリエトキシエタノール、ポ リエチレングリコール及びオクチルフェノキシポリエトキシエタノールである。 ポリオキシエチレンソルビタンの脂肪酸エステルも適当な非イオン界面活性剤で あり、典型的にはポリオキシエチレンソルビタントリオレエートである。 カチオン界面活性剤は好ましくは置換基として少なくとも1個のC8−C22ア ルキル基及び更なる置換基として任意的にハロゲン化された低級アルキル、ベン ジル又はヒドロキシ低級アルキル基を担持する四級アンモニウム塩である。これ らの塩は好ましくはハライド、硫酸メチル又は硫酸エチル、例えばステアリルト リメチルアンモニウムクロリド又はベンジルビス(2−クロロエチル)エチルア ンモニウムブロミドの形態にある。 適当なアニオン界面活性剤は水溶性石ケン及び水溶性合性界面活性化合物であ る。適当な石ケンは高級脂肪酸(C10−C22)のアルカリ金属塩、アルカリ土類 金属塩、アンモニウム塩又は置換化アンモニウム塩、例えばオレイン酸又はステ アリン酸のナトリウム又はカリウム塩、又はとりわけココナッツ油又はタロー油 から獲得できうる天然脂肪酸混合物のナトリウム及びカリウム塩である。更に適 当な石ケンは脂肪酸メチルタウリン塩である。しかしながら、より往々にしては 、いわゆる合成界面活性剤、特に脂肪アルコールスル ホネート、脂肪アルコールスルフェート、スルホン化ベンズイミダゾール誘導体 又はアルキルアリールスルホネートが利用される。脂肪アルコールスルホネート 又はスルフェートは通常アルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、アンモニウム塩 又は置換化アンモニウム塩の形態で利用され、そしてそれらは通常アシル基のア ルキル成分をも含むC8−C22アルキル基を含み、例えばリグニンスルホン酸、 又はドデシル硫酸、又は天然脂肪酸から得られる脂肪アルコールスルフェートの 混合物のナトリウム又はカルシウム塩である。これらの化合物は更に硫酸化又は スルホン化脂肪アルコール/エチレンオキシド付加物の塩も含んで成る。このス ルホン化ベンズイミダゾール誘導体は好ましくは2個のスルホン酸基及び8〜22 個の炭素原子を含む1個の脂肪酸基を含む。アルキルアリールスルホネートの例 はドデシルベンゼンスルホン酸、ジブチルナフタレンスルホン酸のカルシウム又 はトリエタノールアミン塩、又はナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとの 縮合物である。対応のリン酸塩、4〜14個のエチレンオキシドとのp−ノニルフ ェノールの付加物のリン酸エステル、又はリン脂質も適当である。 水溶性顆粒又は錠剤の適当なバインダーは例えば化学修飾化ポリマー天然物質 であって水又はアルコールに溶解性のもの、例えばデンプン、セルロース又はタ ンパク質誘導体(例えばメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、エチ ルヒドロキシエチルセルロース、タンパク質、例えばゼイン、ゼラチン等)、並 びに合成ポリマー、典型的にはポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン等 である。錠剤は例えば充填剤(例えばデンプン、微結晶セルロース、糖、ラクト ース等)、潤滑剤及び崩壊剤も含みうる。 制御すべき寄生動物に対する本発明の組成物の水槽適用は、例えば当該組成物 をケージの中に、溶液、エマルション、粉末又は錠剤 の形態で入れることで実施でき、そこでそれらは迅速に溶解し、そして魚の運動 及び水流により分散される。濃縮溶液はケージの中に入れる前に大容量の水で希 釈してもよい。濃度の問題は通常ケージの中では認められず、なぜなら魚は餌を 期待して、ケージが開かれるたびに広く運動し、それ故迅速な希釈が促進される からである。 本発明の抗寄生動物組成物は0.1〜99%、好ましくは0.1〜95%の活性物質及び 1〜99.9%、好ましくは5〜99.9%の少なくとも一種の固体又は液体補助剤、0 〜25%、好ましくは0.1〜20%の好適には界面活性剤である組成物を通常含んで 成る(%=重量パーセント)。濃縮組成物が時折り商品として好ましいが、最終 使用者は、例えば水槽適用のため、水で希釈され、そして実質的に低めの活性物 質含有量を有する組成物を通常使用する。かかる組成物は更なる補助剤、例えば 安定化剤、発泡防止剤、粘度調節剤、結合剤、増粘剤、並びにその他の特別な作 用を達成するための活性物質を含みうる。好適な組成物は特に下記より成る(% =重量%)。乳化性濃縮物: 活性物質: 1〜90%、好ましくは5〜20% 界面活性剤: 1〜30%、好ましくは10〜20% 溶媒: 5〜98%、好ましくは70〜85%懸濁濃縮物: 活性物質: 5〜75%、好ましくは10〜50% 水: 94〜24%、好ましくは88〜30% 界面活性剤: 1〜40%、好ましくは2〜30%湿潤性粉末: 活性物質: 0.5〜90%、好ましくは1〜80% 界面活性剤: 0.5〜20%、好ましくは1〜15% 固形担体: 5〜99%、好ましくは15〜98%顆粒: 活性物質: 0.5〜30%、好ましくは3〜15% 固形担体: 99.5〜70%、好ましくは97〜85% 適用の際の活性物質の濃度は処理の方式及び期間、そして更には処理する魚の 年齢及び状態にも依存する。短時間処理の場合、例えば水1リットル当り0.l〜1 00mgの活性物質、好ましくは1リットル当り0.5〜l0mgとし、処理時間は例えば0 .3〜4時間とする。池適用の場合、水1リットル当り例えば0.01〜50mgの活性物 質を使用することが可能である。 餌添加物としての適用のための製剤は例えば下記より成る(%=重量%): a)活性物質: 1〜10% ダイズタンパク質: 49〜90% 顆粒カルシウム粉末 0〜50% b)活性物質: 0.5〜10% ベンジルアルコール: 0.08〜1.4% ヒドロキシプロピルメチルセルロース: 0〜3.5% 水: 100%に至るまで 水槽適用のための調製製剤は例えば下記の乳化性濃縮物、溶液、顆粒又は懸濁 濃縮物である:製剤例 (%=重量%)例F1:乳化性濃縮物 a) b) c) 活性物質 25% 40% 50% ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 5% 8% 6% カストール油ポリエチレングリコール エーテル(36molのEO) 5% − トリブチルフェノールポリエチレン グリコールエーテル(30molのEO) − 12% 4% シクロヘキサノン − 15% 20% キシレン混合物 65% 25% 20% 任意の必要とされる濃度のエマルションはかかる濃縮物を水で希釈することに より作られうる。例F2:溶液 a) b) c) b) 活性物質 80% 10% 5% 95% エチレングリコールモノメチルエーテル 20% − − − ポリエチレングリコール MG 400 − 70% − − N−メチル−2−ピロリド − 20% − − ケニ化ココナッツ油 − − 1% 5% べンジン(沸点160-190℃) − − 94% − これらの溶液は微小液滴の形態で適用するのに適する。例F3:顆粒 a) b) c) b) 活性物質 5% 10% 8% 21% カオリン 94% − 79% 54% 高分散化珪酸 1% − 13% 7% アタプルジャイト − 90% − 18% 活性物質をジクロロメタンに溶かし、その溶液を担体にスプレーし、そして溶 媒を真空エバポレーションにより除去する。例F4:乳化性濃縮物 活性物質 10% オクチルフェノールポリエチレングリコールエーテル (4−5molのEO) 3% ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウム 3% カストール油ポリグリコールエーテル(36molのEO) 4% シクロヘキサノン 30% キシレン混合物 50% 任意の必要とされる濃度のエマルションはかかる濃縮物を水で希釈することに より作られうる。例F5:押出顆粒 活性物質 10% リグニンスルホン酸ナトリウム 2% カルボキシメチルセルロース 1% カオリン 87% 活性物質を補助剤と混合し、そしてその混合物を混練し、そして水で湿らす。 この混合物を押出し、顆粒化し、そしてエアー流で乾かす。例F6:コート化顆粒 活性物質 3% ポリエチレングリコール(MG 200) 3% カオリン 94% 細く粉砕した活性物質をミキサーの中で、ポリエチレングリコールで湿らした カオリンに均一に適用する。無塵コート化顆粒がこのようにして得られる。例F7:懸濁濃縮物 活性物質 40% エチレングリコール 10% ノニルフェノールポリエチレングリコールエーテル (15mol のEO) 6% リグニンスルホン酸ナトリウム 10% カルボキシメチルセルロース 1% 37%の水性ホルムアルデヒド溶液 0.2% 75%のシリコーン油水性エマルション 0.8% 水 32% 細く粉砕した活性物質を補助剤と均質混合し、水で希釈することにより任意の 所望濃度の懸濁物にすることのできる懸濁濃度物が得られる。生物学的例 1.サケのシラミに対する毒性(in vitro試験) a)サケのシラミの回収及び培養 成虫及び成虫前期のサケのシラミを養魚場に保たれた、成長段階及び性別で分 けられ、そして海水タンクの中に10℃及び連続通気条件下で保たれた自然感染し たアトラン産サケから幅広ピンセットで静かに取り除く。シラミを培養するため に用いた海水は感染サケの由来する養魚場に由来する。試験自体はシラミ回収し てから48時間にわたり実施する。b)制御剤の接触作用を決定するためのin vivo試験 プラスチック容器に50mlの海水(10℃)を満たす。各容器に5匹の雌及び5匹 の雄の成虫並びに5匹の成虫前サケシラミを入れる。水をふるいです早くデカン テーションし、そして50mlの試験溶液(試験化合物を含む10℃の海水)と交換す る。シラミをこの溶液で1時間処理する。これは魚ケージにおける条件に多かれ 少なかれ対応する。各容器に新鮮な海水を入れ、そしてシラミを新鮮海水に保つ 。この試験は、性別、成長段階及び試験化合物の濃度に従い、シラミの死亡数測 定により行う。測定は生き残ったシラミがいなくなるまで毎時間繰り返す。試験 は全て三重測定で行う。b1)レンジ探索試験 シラミをb)に従い、0.001〜1.0ppmの活性物質濃度で1時間処理し、そして 死亡率を死亡寄生動物数を測定することにより決定する。 式Iの化合物はこの試験において良好な活性を示す。b2)活性物質の毒性に対する温度及び塩度の効果 5匹の天然感染アトランタ産サケをケージから取り出し、そして良好に通気さ れた海水タンクに移す。それらを馴化のために48時間保ち、そして試験化合物の 添加まで24時間餌を与えないでおく。5匹のサケのグループは1.0ppmの濃度の試 験化合物で処理し、そして5匹のサケの第二のグループは0.1ppmの濃度で処理す る。魚を新鮮海水(試験化合物なし)に24時間保ち、そして死亡及び生存し続け ている寄生動物の数を測定する。魚の未処理グループも評価に含ませる。試験は 三重測定で行う。 式Iの化合物はこの試験において良好な活性を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AU,BA,BB,BG ,BR,CA,CN,CU,CZ,EE,GE,HU, IL,IS,JP,KP,KR,LC,LK,LR,L T,LV,MG,MK,MN,MX,NO,NZ,PL ,RO,SG,SI,SK,TR,TT,UA,US, UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.魚類寄生動物を制御するための、遊離形態もしくは塩形態の次式の化合物 、又は適宜遊離形態もしくは塩形態のその互変異性体の利用: (式中、 Aは未置換又はモノ〜テトラ置換された芳香族又は非芳香族、単環式又は二環 式複素環基である、ここでAの置換基のうちの1〜2個はハロ−C1−C3アルキ ル、シクロプロピル、ハロシクロプロピル、C2−C3アルケニル、C2−C3アル キニル、ハロ−C2−C3アルケニル、ハロ−C2−C3アルキニル、ハロ−C1− C3アルコキシ、C1−C3アルキルチオ、ハロ−C1−C3アルキルチオ、アリル オキシ、プロパルギルオキシ、アリルチオ、プロパルギルチオ、ハロアリルオキ シ、ハロアリルチオ、シアノ及びニトロより成る群から選ばれることができ、そ してAの置換基のうちの1〜4個はC1−C3アルキル、C1−C3アルコキシ及び ハロゲンより成る群から選ばれることができ; Rは水素、C1−C6アルキル、フェニル−C1−C4アルキル、C3−C3シクロ アルキル、C2−C6アルケニル又はC2−C6アルキニルであり;そして XはN−NO2又はN−CNである)。 2.Aが未置換又はモノ〜テトラ置換された、芳香族又は非芳香 族、単環式又は二環式複素環基である、ここでAの置換基のうちの1又は2個は ハロ−C1−C3アルキル、シクロプロピル、ハロシクロプロピル、C2−C3アル ケニル、C2−C3アルキニル、ハロ−C2−C3アルケニル、ハロ−C2−C3アル キニル、ハロ−C1−C3アルコキシ、C1−C3アルキルチオ、ハロ−C1−C3 アルキルチオ、アリルオキシ、プロパルギルオキシ、アリルチオ、プロパルギル チオ、ハロアリルオキシ、ハロアリルチオ、シアノ及びニトロより成る群から選 ばれることができ、そして置換基Aのうちの1〜4個はC1−C3アルキル、C1 −C3アルコキシ及びハロゲンより成る群から選ばれることができ; Rが水素、C1−C6アルキル、C3−C6シクロアルキル、C2−C6アルケニル 又はC2−C6アルキニルであり;そして XがN−NO2又はN−CNである式Iの化合物又は適宜その互変異性体の、請求 項1記載の利用。 3.Aの塩基性環構造が、5又は6員環であり、且つそれに5又は6員環が縮 合していることのある環より成る式Iの化合物又は適宜その互変異性体の、請求 項1記載の利用。 4.Aの塩基性環構造が芳香特性を有する、式Iの化合物又は適宜その互変異 性体の、請求項記載の利用。 5.Aの塩基性環構造が次の塩基性環構造の群 (式中、EはそれぞれにおいてC1−C3アルキルであり、Yはそれぞれにおいて 水素、C1−C3アルキル又はシクロプロピルであり、そしてE及びYはそれぞれ Aの置換基ではないがAの塩基性環構造の一部を成している)から選ばれる式I の化合物又は適宜その互変異性体の、請求項1記載の利用。 6.Aの塩基性環構造が酸素、硫黄及び窒素より成る群から選ばれる1,2又 は3個のヘテロ原子を含み、その塩基性環構造内の1個以下のヘテロ原子が酸素 原子であり、そしてその塩基性環構造内の1個以下のヘテロ原子が硫黄原子であ る式Iの化合物又はその互変異性体の、請求項1記載の利用。 7.Aが式Iの化合物の残部にその塩基性環構造のC原子を介して結合してい る式Iの化合物又は適宜その互変異性体の請求項1記載の利用。 8.Aが未置換であるか、又はハロゲン、C1−C3アルキル、ハロ−C1−C3 アルキル、C1−C3アルコキシ及びハロ−C1−C3アルコキシより成る群から選 ばれる置換基によりモノ−又はジ置換されている式Iの化合物又はその互変異性 体の請求項1記載の利用。 9.Aの塩基性環構造がピリジル、1−オキシドピリジニオ又はチアゾリル基 である、請求項1記載の化合物の請求項1記載の利用。 10.RがC1−C6アルキル、フェニル−C1−C4アルキル、C3−C6シクロア ルキル、C3−C4アルケニル又はC3−C4アルキニルである式Iの化合物又は適 宜の互変異性体の請求項1記載の利用。 11.XがN−NO2である式Iの化合物又は適宜その互変異性体の請求項1記載 の利用。 12.Aが、式Iの化合物の残部にその塩基性環構造のC原子を介して結合して おり、且つ未置換であるか又はハロゲン及びC1−C3アルキルより成る群から選 ばれる置換基によりモノ−もしくはジ置換されているピリジル、1−オキシドピ リジニオ又はチアゾリル基であり、RがC1−C6アルキル、フェニル−C1−C4 アルキル、C3−C6シクロアルキル、C3−C4アルケニル又はC3−C4アルキニ ルであり、そしてXがN−NO2又はN−CNである、式Iの化合物の請求項1記載 の利用。 13.Aが2−クロロピリド−5−イル、2−メチルピリド−5−イル、1−オ キシド−3−ピリジニオ、2−クロロ−1−オキシド−5−ピリジニオ、2,3 −ジクロロ−1−オキシド−5−ピリジニオ又は2−クロロチアゾル−5−イル 基であり、RがC1−C4アルキルであり、そしてXがN−NO2である式Iの化合 物の請求項1記載の利用。 14.Aが2−クロロチアゾル−5−イル又は2−クロロピリド−5−イル基で あり、RがC1−C4アルキルであり、そしてXがN−NO2である式Iの化合物の 請求項1記載の利用。 15.(a)5−(2−クロロピリド−5−イルメチル)−3−メチル−4−ニ トロイミノパーヒドロ−1,3,5−オキサジアジン;(b)5−(2−クロロ チアゾル−5−イルメチル)−3−メチル−4−ニトロイミノパーヒドロ−1, 3,5−オキサジアジン;(c)3−メチル−4−ニトロイミノ−5−(1−オ キシド−3−ピリジニオメチル)パーヒドロ−1,3,5−オキサジアジン;( d)5−(2−クロロ−1−オキシド−5−ピリジニオメチル)−3−メチル− 4−ニトロイミノパーヒドロ−1,3,5−オキサジアジン;及び(e)3−メ チル−5−(2−メチルピリド−5−イルメチル)−4−ニトロイミノ−パーヒ ドロ−1,3,5−オキサ ジアジン;の化合物より成る群から選ばれる式Iの化合物の請求項1記載の利用 。 16.前記魚がサケ科である、請求項1記載の利用。 17.前記魚がサーモン・サラー、サーモン・トルッタ、サーモン・ガイルドネ リ、オンコリンチャス・ゴルブッシャ、オンコリンチャス・ケタ、オンコリンチ ャス・ネルカ、オンコリンチャス・キスチュ、オンコリンチャス・シャウィシャ 、オンコリンチャス・マムソン(O.mamson)、サリベヌス種及びサルモ・クラル キイより成る群から選ばれる代表物である、請求項16記載の利用。 18.前記寄生動物が撓脚綱に属する、請求項1記載の利用。 19.前記寄生動物がレペオフセイルス又はカリガス種に属する、請求項18記載 の利用。 20.前記寄生動物がレペオフセイルス・サルモニス又はカリガス・エロンガト ゥスである、請求項19記載の利用。 21.前記活性物質の濃度が0.005〜2ppmである、請求項1記載の利用。 22.前記活性物質の濃度が0.01〜1ppmである、請求項21記載の利用。 23.前記活性物質の濃度が0.05〜0.5ppmである、請求項22記載の利用。 24.寄生動物を請求項1記載の少なくとも一種の活性物質で処理することを含 んで成る、魚類寄生動物を制御するための方法。 25.前記活性物質の濃度が0.005〜2ppmである、請求項24記載の方法。 26.前記活性物質を寄生動物の周囲の水に溶解させる、請求項24記載の方法。 27.前記活性物質を寄生動物の周囲の水に希釈形態で溶解させる 、請求項24記載の方法。 28.前記活性物質を魚に与える餌に加える、請求項24記載の方法。 29.前記活性物質を魚にピルの形態で与えることを含んで成り、ここでその外 部コートは前記活性物質を完全に被覆する魚餌組成物より成りうる、請求項28記 載の方法。 30.商業的なサケ及びマスの生産に利用する、請求項24記載の方法。 31.魚類寄生動物を制御するための組成物の調製のための、請求項1記載の式 Iの化合物又は適宜その互変異性体の利用。 32.少なくとも一種の請求項1記載の活性物質を含んで成る、魚類寄生動物を 制御するための組成物。
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