JP2853971B2 - ディスク等の成形用射出金型 - Google Patents
ディスク等の成形用射出金型Info
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- JP2853971B2 JP2853971B2 JP4668695A JP4668695A JP2853971B2 JP 2853971 B2 JP2853971 B2 JP 2853971B2 JP 4668695 A JP4668695 A JP 4668695A JP 4668695 A JP4668695 A JP 4668695A JP 2853971 B2 JP2853971 B2 JP 2853971B2
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- Japan
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- punch
- gate
- extrusion pin
- rear end
- plate
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/26—Moulds
- B29C45/263—Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、薄肉で中央部に抜き
穴を有する円盤状の成形品、たとえばコンパクトディス
ク、ビデオディスクなどの成形に用いられる射出金型に
関するものである。
穴を有する円盤状の成形品、たとえばコンパクトディス
ク、ビデオディスクなどの成形に用いられる射出金型に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンパクトディスクのような円盤状で肉
厚が一定な成形品を、中央部から射出を行って成形する
と、キャビティ内の樹脂のメルトフロントの速度が、充
填が進むに従い関数的に遅くなって、成形品の内周側と
外周側の密度に差が生じ易くなり、一定の復屈折を得難
いものとなる。そこでスクリユ前進速度を制御して充填
樹脂の流動速度を制御したり、ゲート間隙をキャビティ
ごとに調整して上記課題を解決している。
厚が一定な成形品を、中央部から射出を行って成形する
と、キャビティ内の樹脂のメルトフロントの速度が、充
填が進むに従い関数的に遅くなって、成形品の内周側と
外周側の密度に差が生じ易くなり、一定の復屈折を得難
いものとなる。そこでスクリユ前進速度を制御して充填
樹脂の流動速度を制御したり、ゲート間隙をキャビティ
ごとに調整して上記課題を解決している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゲート間隙をキャビテ
ィの中央に臨む固定型側のスプルブッシュに、可動型側
の打抜ポンチの先端を対向位置させて、打抜ポンチの先
端周辺によりキャビティのゲートを環状に形成した射出
金型では、打抜ポンチの後部にポンチ受け盤が設けられ
ているために、打抜ポンチを軸方向に移動してゲート間
隙を調整することが困難とされている。
ィの中央に臨む固定型側のスプルブッシュに、可動型側
の打抜ポンチの先端を対向位置させて、打抜ポンチの先
端周辺によりキャビティのゲートを環状に形成した射出
金型では、打抜ポンチの後部にポンチ受け盤が設けられ
ているために、打抜ポンチを軸方向に移動してゲート間
隙を調整することが困難とされている。
【0004】また打抜ポンチの移動によりゲート間隙が
変更できたとしても、それと同時に打抜ポンチのゲート
カットストロークの調整はできず、ゲート間隙だけを変
更することしかできないことから、それらの調整を細か
く行って、固定型と可動型との間に形成されたキャビテ
ィに最適なゲートを設定して、高品質のディスク等を成
形するまでには至っていない。
変更できたとしても、それと同時に打抜ポンチのゲート
カットストロークの調整はできず、ゲート間隙だけを変
更することしかできないことから、それらの調整を細か
く行って、固定型と可動型との間に形成されたキャビテ
ィに最適なゲートを設定して、高品質のディスク等を成
形するまでには至っていない。
【0005】この発明は上記事情から考えられたもので
あって、その目的は、打抜ポンチの後部にポンチ受け盤
があっても、調整盤の採用により金型組立て時にゲート
間隙及びゲートカットストロークの調整を容易に行い得
る新たな射出成形金型装置を提供することにある。
あって、その目的は、打抜ポンチの後部にポンチ受け盤
があっても、調整盤の採用により金型組立て時にゲート
間隙及びゲートカットストロークの調整を容易に行い得
る新たな射出成形金型装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、内端面がキャビティの中央に臨むスプルブッシュを
備えた固定型と、そのスプルブッシュに先端が対向位置
し後端に軸部とねじ部との境に段部を有する押出ピンを
ねじ着して突設した打抜ポンチを軸方向に可動自在に備
え、上記押出ピンをポンチ受け盤を貫通してゲートカッ
トピストンの前面に突出させた可動型とからなり、上記
打抜ポンチの先端周辺により上記キャビティのゲートを
環状に形成したディスク等の成形用射出金型において、
ポンチ受け盤と打抜ポンチ後端との間に、上記押出ピン
の受け部を貫通孔の周囲に凹設した所要肉厚の盤体を、
ゲート間隙及びゲートカットストロークの調整盤として
設け、その調整盤を介して上記押出ピンを打抜ポンチ後
端にねじ着してなる、というものである。
は、内端面がキャビティの中央に臨むスプルブッシュを
備えた固定型と、そのスプルブッシュに先端が対向位置
し後端に軸部とねじ部との境に段部を有する押出ピンを
ねじ着して突設した打抜ポンチを軸方向に可動自在に備
え、上記押出ピンをポンチ受け盤を貫通してゲートカッ
トピストンの前面に突出させた可動型とからなり、上記
打抜ポンチの先端周辺により上記キャビティのゲートを
環状に形成したディスク等の成形用射出金型において、
ポンチ受け盤と打抜ポンチ後端との間に、上記押出ピン
の受け部を貫通孔の周囲に凹設した所要肉厚の盤体を、
ゲート間隙及びゲートカットストロークの調整盤として
設け、その調整盤を介して上記押出ピンを打抜ポンチ後
端にねじ着してなる、というものである。
【0007】
【作 用】上記構成では、調整盤のポンチ受け盤と接す
る面を削って、調整盤の肉厚を薄く減じると、その減厚
分に等しい寸法だけ打抜ポンチが可動型内に引っ込んで
ゲート間隙が拡がるとともに、ポンチ受け盤と押出ピン
の受け部との間の寸法も短くなるので、その分だけ押出
ピンの端部がポンチ受け盤より長く突出してゲートカッ
トストロークが長くなる。
る面を削って、調整盤の肉厚を薄く減じると、その減厚
分に等しい寸法だけ打抜ポンチが可動型内に引っ込んで
ゲート間隙が拡がるとともに、ポンチ受け盤と押出ピン
の受け部との間の寸法も短くなるので、その分だけ押出
ピンの端部がポンチ受け盤より長く突出してゲートカッ
トストロークが長くなる。
【0008】打抜ポンチと接する面を削って調整盤の肉
厚を薄く減じると、その減厚分に等しい寸法だけ打抜ポ
ンチが可動型内に引っ込んでゲート間隙が広がり、押出
ピンに緩みが生ずる。この緩み分だけ押出ピンを締め直
すと、ポンチ受け盤と押出ピンの受け部との間には寸法
に変化がないことから、押出ピンの突出長さは元のまま
となり、ゲートカットストロークは変らない。
厚を薄く減じると、その減厚分に等しい寸法だけ打抜ポ
ンチが可動型内に引っ込んでゲート間隙が広がり、押出
ピンに緩みが生ずる。この緩み分だけ押出ピンを締め直
すと、ポンチ受け盤と押出ピンの受け部との間には寸法
に変化がないことから、押出ピンの突出長さは元のまま
となり、ゲートカットストロークは変らない。
【0009】押出ピンの段部が接する貫通孔周囲の受け
部を削ると、削り量に等しくポンチ受け盤からの押出ピ
ンの端部突出長さが短くなる。この結果、ゲート間隙は
変わらずにゲートカットストロークだけが減少する。
部を削ると、削り量に等しくポンチ受け盤からの押出ピ
ンの端部突出長さが短くなる。この結果、ゲート間隙は
変わらずにゲートカットストロークだけが減少する。
【0010】調整盤とポンチ受け盤との間にシム板を加
えると、ゲート間隙が狭くなり、ゲートカットストロー
クも短くなる。また調整盤と打抜ポンチとの間にシム板
を加えるとゲート間隙が狭まる。貫通孔周囲の受け部に
シム板を加えるとゲートカットストロークが長くなる。
えると、ゲート間隙が狭くなり、ゲートカットストロー
クも短くなる。また調整盤と打抜ポンチとの間にシム板
を加えるとゲート間隙が狭まる。貫通孔周囲の受け部に
シム板を加えるとゲートカットストロークが長くなる。
【0011】
【実施例】図中1は固定型で、内端面がキャビティ2の
中央に臨むスプルブッシュ3を備えている。このスプル
ブッシュ3は内端面を若干型内に位置させて設けられて
おり、これにより打抜用凹所4を形成している。
中央に臨むスプルブッシュ3を備えている。このスプル
ブッシュ3は内端面を若干型内に位置させて設けられて
おり、これにより打抜用凹所4を形成している。
【0012】5は可動型で中央に先端が上記スプルブッ
シュ3の内端面と対向位置する円柱状の打抜ポンチ6を
軸方向に可動自在に備えている。この打抜ポンチ6の後
端周囲は厚肉のフランジ7に形成してあり、そのフラン
ジ7に復帰ばね8を当接して打抜ポンチ後部を型内のケ
ース9に収容している。また後端には軸部10aとねじ
部10bとの境を段部に形成した押出ピン10がねじ着
により突設してある。
シュ3の内端面と対向位置する円柱状の打抜ポンチ6を
軸方向に可動自在に備えている。この打抜ポンチ6の後
端周囲は厚肉のフランジ7に形成してあり、そのフラン
ジ7に復帰ばね8を当接して打抜ポンチ後部を型内のケ
ース9に収容している。また後端には軸部10aとねじ
部10bとの境を段部に形成した押出ピン10がねじ着
により突設してある。
【0013】上記打抜ポンチ6の後部にはポンチ受け盤
11が上記ケース9を塞ぐ状態にて設けてあり、そのポ
ンチ受け盤11を貫通して押出ピン10の軸端を成形機
側のゲートカットピストン12の前面に突出させてあ
る。
11が上記ケース9を塞ぐ状態にて設けてあり、そのポ
ンチ受け盤11を貫通して押出ピン10の軸端を成形機
側のゲートカットピストン12の前面に突出させてあ
る。
【0014】13は所要肉厚の盤体によるゲート間隙A
及びゲートカットストロークBの調整盤で、上記ポンチ
受け盤11と打抜ポンチ後端との間に設けてある。この
調整盤13には上記押出ピン10の段部が当接される受
け部14を孔周囲に凹設した貫通孔15が穿設してあ
り、その貫通孔15からねじ部10bを打抜ポンチ後端
のねじ孔にねじ込んで、押出ピン10を打抜ポンチ後端
に止着している。
及びゲートカットストロークBの調整盤で、上記ポンチ
受け盤11と打抜ポンチ後端との間に設けてある。この
調整盤13には上記押出ピン10の段部が当接される受
け部14を孔周囲に凹設した貫通孔15が穿設してあ
り、その貫通孔15からねじ部10bを打抜ポンチ後端
のねじ孔にねじ込んで、押出ピン10を打抜ポンチ後端
に止着している。
【0015】上記構成の固定型1と可動型5を型閉する
と、上記キャビティ2が形成され、またキャビティ中央
に環状のゲート18が形成される。このゲート16は打
抜用凹所4の周辺と打抜ポンチ6の先端周縁との間に形
成され、そのゲート間隙Aは打抜ポンチ6の先端位置に
よって異なる。
と、上記キャビティ2が形成され、またキャビティ中央
に環状のゲート18が形成される。このゲート16は打
抜用凹所4の周辺と打抜ポンチ6の先端周縁との間に形
成され、そのゲート間隙Aは打抜ポンチ6の先端位置に
よって異なる。
【0016】キャビティ形成後に型締を行って溶融樹脂
の射出充填を行うと、溶融樹脂は上記スプルブッシュ3
からキャビティ中央部及びゲート16を経てキャビティ
2に充填される。充填後に上記ゲートカットピストン1
2を前進移動して、押出ピン10をゲートカットピスト
ン12の端面が上記ポンチ受け盤11に接するまで押圧
すると、上記打抜ポンチ6が復帰ばね8に抗して前進
し、先端部が打抜用凹所4に収まるようになる。これに
より図では省略したが、キャビティ中央部の樹脂が打抜
ポンチ6の先端周縁のエッジにより円形に打ち抜かれ
る。
の射出充填を行うと、溶融樹脂は上記スプルブッシュ3
からキャビティ中央部及びゲート16を経てキャビティ
2に充填される。充填後に上記ゲートカットピストン1
2を前進移動して、押出ピン10をゲートカットピスト
ン12の端面が上記ポンチ受け盤11に接するまで押圧
すると、上記打抜ポンチ6が復帰ばね8に抗して前進
し、先端部が打抜用凹所4に収まるようになる。これに
より図では省略したが、キャビティ中央部の樹脂が打抜
ポンチ6の先端周縁のエッジにより円形に打ち抜かれ
る。
【0017】打抜完了後にゲートカットピストン12を
元の位置に戻すと、押出ピン10の押圧力が除かれるの
で、打抜ポンチ6は復帰ばね8により上記調整盤13が
ポンチ受け盤11に接する元の位置まで後退して、再び
ゲート16を形成する。
元の位置に戻すと、押出ピン10の押圧力が除かれるの
で、打抜ポンチ6は復帰ばね8により上記調整盤13が
ポンチ受け盤11に接する元の位置まで後退して、再び
ゲート16を形成する。
【0018】上記ゲート間隙Aを広く調整する必要が生
じた場合には、調整盤13のポンチ受け盤と接する面a
を削って調整盤13の肉厚を薄く減じる。その減厚分に
等しい寸法だけ打抜ポンチ6は可動型内に引っ込んでゲ
ート間隙Aは拡がる。またポンチ受け盤11と押出ピン
10の受け部14との間の寸法も短くなるので、その分
だけ押出ピン10の端部がポンチ受け盤11より長く突
出し、ゲートカットストロークBも長くなるので、ゲー
ト間隙Aが広く変更されても、打抜ポンチ6による打抜
に支障が生じない。
じた場合には、調整盤13のポンチ受け盤と接する面a
を削って調整盤13の肉厚を薄く減じる。その減厚分に
等しい寸法だけ打抜ポンチ6は可動型内に引っ込んでゲ
ート間隙Aは拡がる。またポンチ受け盤11と押出ピン
10の受け部14との間の寸法も短くなるので、その分
だけ押出ピン10の端部がポンチ受け盤11より長く突
出し、ゲートカットストロークBも長くなるので、ゲー
ト間隙Aが広く変更されても、打抜ポンチ6による打抜
に支障が生じない。
【0019】またゲート間隙Aだけを広く調整したいと
きには、打抜ポンチ後端と接する面bを削って調整盤1
1の肉厚を薄く減じる。その減厚分に等しい寸法だけ打
抜ポンチ6が可動型内に引っ込んでゲート間隙Aが広が
る。しかし押出ピン10に対しては減厚分が緩みとなる
ので、この緩み分だけ押出ピン10を締め直すと、ポン
チ受け盤11と押出ピン10の受け部14との間には寸
法変化がないことから、押出ピン10の突出長さは元の
ままとなり、ゲートカットストロークBは変らないの
で、ゲート間隙Aだけが広く調整されることになる。
きには、打抜ポンチ後端と接する面bを削って調整盤1
1の肉厚を薄く減じる。その減厚分に等しい寸法だけ打
抜ポンチ6が可動型内に引っ込んでゲート間隙Aが広が
る。しかし押出ピン10に対しては減厚分が緩みとなる
ので、この緩み分だけ押出ピン10を締め直すと、ポン
チ受け盤11と押出ピン10の受け部14との間には寸
法変化がないことから、押出ピン10の突出長さは元の
ままとなり、ゲートカットストロークBは変らないの
で、ゲート間隙Aだけが広く調整されることになる。
【0020】ゲートカットストロークBだけを短く調整
する場合には、押出ピン10の段部が接する受け部14
を削る。その削り量に等しくポンチ受け盤11からの押
出ピン10の突出長さが短くなる。この結果、ゲートカ
ットストロークBだけが短く調整されることになる。
する場合には、押出ピン10の段部が接する受け部14
を削る。その削り量に等しくポンチ受け盤11からの押
出ピン10の突出長さが短くなる。この結果、ゲートカ
ットストロークBだけが短く調整されることになる。
【0021】また図では省略したが、調整盤13とポン
チ受け盤11との間にシム板を加えると、その分だけ打
抜ポンチ6が押し出されるのでゲート間隙Aが狭くな
り、ゲートカットストロークBは短くなる。また調整盤
13と打抜ポンチ後端との間にシム板を加えるとゲート
間隙Aだけが狭くなる。受け部14にシム板を加えると
ゲートカットストロークBだけが長くなるなどの調整が
できる。
チ受け盤11との間にシム板を加えると、その分だけ打
抜ポンチ6が押し出されるのでゲート間隙Aが狭くな
り、ゲートカットストロークBは短くなる。また調整盤
13と打抜ポンチ後端との間にシム板を加えるとゲート
間隙Aだけが狭くなる。受け部14にシム板を加えると
ゲートカットストロークBだけが長くなるなどの調整が
できる。
【0022】なお、上記実施例の打抜ポンチ6は円柱状
であるが、管状体であってもよく、また突出ピン等は省
略してある。
であるが、管状体であってもよく、また突出ピン等は省
略してある。
【0023】
【発明の効果】この発明は上述のように、可動型が備え
るポンチ受け盤と打抜ポンチの後端との間に、上記押出
ピンの受け部を貫通孔の周囲に凹設した所要肉厚の盤体
を、ゲート間隙及びゲートカットストロークの調整盤と
して設け、その調整盤を介して上記押出ピンを打抜ポン
チ後端にねじ着してなることから、打抜ポンチを後部の
ポンチ受け盤により支える構造であっても、金型の組立
て時にゲート間隙及びゲートカットストロークの調整を
必要に応じて簡単に行い得る。
るポンチ受け盤と打抜ポンチの後端との間に、上記押出
ピンの受け部を貫通孔の周囲に凹設した所要肉厚の盤体
を、ゲート間隙及びゲートカットストロークの調整盤と
して設け、その調整盤を介して上記押出ピンを打抜ポン
チ後端にねじ着してなることから、打抜ポンチを後部の
ポンチ受け盤により支える構造であっても、金型の組立
て時にゲート間隙及びゲートカットストロークの調整を
必要に応じて簡単に行い得る。
【0024】また調整は調整盤の表裏いずれかの当接面
或いは押出ピンの段部受け部を切削したり、またはシム
板を加えたりするだけでよいから手数がかからず、可動
型の内部構造も従来構造に調整盤が加わるだけあるから
特に複雑かつ大型となるようなこともなく、故障も生じ
難いなどの特長を有する。
或いは押出ピンの段部受け部を切削したり、またはシム
板を加えたりするだけでよいから手数がかからず、可動
型の内部構造も従来構造に調整盤が加わるだけあるから
特に複雑かつ大型となるようなこともなく、故障も生じ
難いなどの特長を有する。
【図1】 この発明に係るディスク等の成形用射出金型
の要部縦断図である。
の要部縦断図である。
【図2】 同じくゲート間隙及びゲートカットストロー
クの両方を調整した状態を示す要部縦断側面図である。
クの両方を調整した状態を示す要部縦断側面図である。
1 固定型 2 キャビティ 3 スプルブッシュ 4 打抜用凹所 5 可動型 6 打抜ポンチ 10 押出ピン 11 ポンチ受け盤 12 ゲートカットピストン 13 調整盤 14 受け部
Claims (1)
- 【請求項1】 内端面がキャビティの中央に臨むスプル
ブッシュを備えた固定型と、そのスプルブッシュに先端
が対向位置し、後端に軸部とねじ部との境に段部を有す
る押出ピンをねじ着して突設した打抜ポンチを軸方向に
可動自在に備え、上記押出ピンをポンチ受け盤を貫通し
てゲートカットピストンの前面に突出させた可動型とか
らなり、上記打抜ポンチの先端周辺により上記キャビテ
ィのゲートを環状に形成したディスク等の成形用射出金
型において、 ポンチ受け盤と打抜ポンチ後端との間に、上記押出ピン
の受け部を貫通孔の周囲に凹設した所要肉厚の盤体を、
ゲート間隙及びゲートカットストロークの調整盤として
設け、その調整盤を介して上記押出ピンを打抜ポンチ後
端にねじ着してなることを特徴とするディスク等の成形
用射出金型。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4668695A JP2853971B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ディスク等の成形用射出金型 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4668695A JP2853971B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ディスク等の成形用射出金型 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08216201A JPH08216201A (ja) | 1996-08-27 |
JP2853971B2 true JP2853971B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=12754269
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4668695A Expired - Fee Related JP2853971B2 (ja) | 1995-02-13 | 1995-02-13 | ディスク等の成形用射出金型 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2853971B2 (ja) |
-
1995
- 1995-02-13 JP JP4668695A patent/JP2853971B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH08216201A (ja) | 1996-08-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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