JP2853503B2 - 給油所のアイランドの施工法 - Google Patents

給油所のアイランドの施工法

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JP2853503B2 JP3019593A JP3019593A JP2853503B2 JP 2853503 B2 JP2853503 B2 JP 2853503B2 JP 3019593 A JP3019593 A JP 3019593A JP 3019593 A JP3019593 A JP 3019593A JP 2853503 B2 JP2853503 B2 JP 2853503B2
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  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車等にガソリン等
の燃料油を給油する給油所に設置する給油装置のアイラ
ンドの施工法に関する。
【0002】
【従来の技術】給油所に設置する給油装置で地上固定式
のものは、例えば図3に示すように給油所の敷地内に設
けたアイランド1上に給油機ケース2を設置し、この給
油機ケース2内に地下の貯油タンクに開口する給油管を
立ち上げ、該給油管の途中に給油ポンプ、流量計などの
給油機構を設け、給油機ケース2外に先端に給油ノズル
3を有する給油ホース4を設けている。
【0003】ところで、アイランド1はこれに自動車等
が接触しても破損しないよう強度を得るために、従来、
例えばコンクリートで形成してあり、成形の方法として
は地上に合板などで型枠を組み、この型枠内にコンクリ
ートを打設し、数日経過後コンクリートが固化したなら
ば、型枠を脱型している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】合板型枠での成形で
は、型枠自体は脱型後は廃棄処分となり、資源の無駄と
なる。また、1つのアイランド上に設置する給油機ケー
スの個数に応じてアイランド自体の大きさも異なるが、
かかる異なる大きさのアイランド用の型枠はその都度現
場で作成する必要があって施工が面倒であり、特に、曲
面部分については組立てが難しい。
【0005】さらに脱型時に合板を外す際、これに失敗
するとコンクリートが壊れアイランドが完成できなくな
り、工期が長引くことになる。
【0006】本発明の目的は前記従来例の不都合を解消
し、施工が簡単で異なる長さのアイランドにも柔軟に対
応でき、工期が短縮でき、コストダウンを図ることがで
き、見栄えもよく、給油所のイメージアップも図れ、強
度的にも信頼性が高く、給油機ケースの設置も容易とな
る給油所のアイランドの施工法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は前記目的を達成
するため、外装材を兼用する金属製の型枠内にコンクリ
ートを打設して形成する給油所のアイランドにおいて、
前記型枠をアイランドの両端に位置する端部材と、中心
に位置する中間部材とで形成し、端部材および中間部材
は、それぞれ中間部材、端部材との接合部に、アイラン
ドの周壁となる側板よりも一段低く結合板を取り付け、
これら結合板をネジで結合し、中間部材には、中心に、
側板と同じ高さの仕切板を方形に組み合わせて給油機ケ
ースに接続する配管の配設スペース用のピットを設け、
該ピットを支承する支承板に給油機ケースを固定するた
めのアンカーボルトの下部を取り付け、該アンカーボル
トの上部を仕切板より上方に突出させ、前記端部材と中
間部材とを型枠としてピットの部分を除いてこの型枠内
に側板の高さまでコンクリートを打設し、仕切板の上端
面とアンカーボルトの上部をコンクリート上に突出させ
たことを要旨とするものである。
【0008】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、端部材とこれ
に組み合わせる中間部材の数でアイランドの長さを自由
に決定でき、こうして組み合わせた端部材と中間部材で
全体の型枠を形成し、この内部にコンクリートを打設す
るだけで簡単にかつ短期でアイランドが形成できる。そ
して、完成したアイランドの周面は型枠として使用した
金属製の部材が外装材としてそのまま取り付くから、脱
型の必要もなく、外観の見栄えもよく、端部材と中間部
材とは結合板を介してネジで結合され、しかも結合板は
アイランドの側板よりも一段低く形成してあるから、端
部材と中間部材との部分のコンクリートは一体化し、強
度が増す。
【0009】さらに、中間部材にはピットが形成してあ
り、コンクリート打設後に新たにピットを斫りで形成す
る必要がなく、作業性がよいだけでなく、このピットを
構成する仕切板は側板と同じ高さに形成してあるから、
コンクリート打設時にコンクリートが流れ込むおそれが
ない。また、ピットの支承板には給油機ケースを固定す
るためのアンカーボルトの下部を予め取り付け、その上
部を打設コンクリートの上方に突出させたから、給油機
ケースの設置が容易となる。
【0010】
【実施例】以下、図面について本発明の実施例を詳細に
説明する。図1は本発明の給油所のアイランドの施工法
で使用する型枠を示す分解斜視図、図2は本発明方法で
施工したアイランドの斜視図、図3は給油機を設置した
状態のアイランドの斜視図である。
【0011】本発明のアイランド1は、外装材5を兼用
する型枠内にコンクリート14を打設して形成する。
【0012】外装材5を兼用する型枠は金属、例えばス
チール製とし、図1に示すようにアイランド1の両端に
位置する細長半円形状の端部材5aと中間に位置する中
間部材5bとで形成し、端部材5aの中間部材5bとの
接合部には結合板6aを、中間部材5bの端部材5aと
の接合部には結合板6bをそれぞれ取り付ける。これら
結合板6a,6bはアイランド1の周壁を形成すること
になる側板7よりも高さを一段低く形成し、結合板6
a,6bとの結合のためのネジ孔8を穿設しておく。
【0013】中間部材5bの中心に側板と同じ高さの仕
切板9を方形に組み合わせて形成した、給油管などの配
管を通すためのピット10を設ける。図中11はピット10の
支承板であり、この支承板11に給油機ケース2を固定す
るためのアンカーボルト12の下部を予め取り付けてお
く。
【0014】次に本発明のアイランドの施工法を説明す
ると、外装材5として2つの端部材5aと、1つのアイ
ランド上に設置する給油機の個数に応じて、図示の例で
は1台の給油機を設置するものとして1つの中間部材5
bを用意し、地下タンクより立上がっている配管を中間
部材5bのピット10内に位置させて位置決めされた中間
部材5bの左右両側に端部材5aを配置して、結合板6
a,6bを接合して両者のネジ孔8を合致させここにネ
ジ13を挿入して端部材5aと中間部材5bとを順次結合
する。
【0015】こうしてアイランド1の外装材5を形成し
たならば、ピット10の部分を除いてコンクリート14を打
設する。このとき、図2に示すように側板7の高さまで
一杯にコンクリートを流し込めば、側板7よりも一段低
い高さの結合板6a,6bの上面はコンクリート14内に
埋没し、ピット10を構成する仕切板9の上端面とアンカ
ーボルト12の上部のみがコンクリート14上に突出する。
この状態で端部材5aと中間部材5b内のコンクリート
14は一体化し、強度を確保できる。また、ピット10内に
はコンクリート14は流れ込まない。
【0016】以上のようにして施工が終了し、コンクリ
ート14が固化すればアイランド1が完成する。この場
合、型枠として使用した外装材5はこれをアイランド1
の周壁の構成部材としてそのまま使用する。これによ
り、スチール製のアイランド1の側板7が同じスチール
製の給油機ケース2とマッチするから全体として見栄え
のよいものとなる。給油機ケース2のアイランド1上へ
の固定は、打設したコンクリート14上に突出しているア
ンカーボルト12を使用することで、容易に行え、また、
仕切板9により配管の配設スペース用のピット10が形成
されているから、ピットをハツリで形成する必要もなく
施工性のよいものとなる。
【0017】そして、1つのアイランド1上に複数台の
給油機を設置する場合は、中間部材5bの数を適宜増や
せば対応できる。
【0018】
【発明の効果】以上述べたように本発明の給油所のアイ
ランドの施工法は、型枠を外す必要がないから、施工が
簡単で複数台の給油機を設置する際にも柔軟に対応で
き、工期が短縮でき、コストダウンを図ることができる
ものである。また、施工されるアイランドは外装材の配
設により、見栄えもよく給油所のイメージアップも図
れ、強度的にも信頼性が高く、給油機ケースの設置も容
易となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給油所のアイランドの施工法で使用す
る型枠の分解斜視図である。
【図2】本発明方法で施工したアイランドの実施例を示
す斜視図である。
【図3】本発明方法で施工したアイランドに給油機を設
置した状態の斜視図である。
【符号の説明】
1…アイランド 2…給油機ケー
ス 3…給油ノズル 4…給油ホース 5…外装材 5a…端部材 5b…中間部材 6a,6b…結
合板 7…側板 8…ネジ孔 9…仕切板 10…ピット 11…支承板 12…アンカーボ
ルト 13…ネジ 14…コンクリー

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装材を兼用する金属製の型枠内にコン
    クリートを打設して形成する給油所のアイランドにおい
    て、前記型枠をアイランドの両端に位置する端部材と、
    中心に位置する中間部材とで形成し、端部材および中間
    部材は、それぞれ中間部材、端部材との接合部に、アイ
    ランドの周壁となる側板よりも一段低く結合板を取り付
    け、これら結合板をネジで結合し、中間部材には、中心
    に、側板と同じ高さの仕切板を方形に組み合わせて給油
    機ケースに接続する配管の配設スペース用のピットを設
    け、該ピットを支承する支承板に給油機ケースを固定す
    るためのアンカーボルトの下部を取り付け、該アンカー
    ボルトの上部を仕切板より上方に突出させ、前記端部材
    と中間部材とを型枠としてピットの部分を除いてこの型
    枠内に側板の高さまでコンクリートを打設し、仕切板の
    上端面とアンカーボルトの上部をコンクリート上に突出
    させたことを特徴とする給油所のアイランドの施工法。
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