JP2853390B2 - スロットル弁開閉制御装置 - Google Patents

スロットル弁開閉制御装置

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JP2853390B2
JP2853390B2 JP3209897A JP20989791A JP2853390B2 JP 2853390 B2 JP2853390 B2 JP 2853390B2 JP 3209897 A JP3209897 A JP 3209897A JP 20989791 A JP20989791 A JP 20989791A JP 2853390 B2 JP2853390 B2 JP 2853390B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両等のエンジンにお
いて、スロットル弁の開閉制御を電子制御によって行う
ようにしかつ異常時には前記スロットル弁の開閉制御を
機械的に行うことで退避走行を可能としたスロットル弁
開閉制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のスロットル弁開閉制御装置のひ
とつとして、例えば実開平1−173355号公報にて
提案された車両のアクセル装置がある。このアクセル装
置は、図7の概略構成図に示されているように、内燃機
関に供給される燃料と空気との混合気の量を調整するス
ロットル弁70と、該弁70を駆動するアクセルペダル
71と、該ペダル71の回動角を電気量に変換しアクチ
ュエータ72を介して前記スロットル弁70を駆動する
電気的連結手段73とを具備している。そして、前記電
気的連結手段73に並列にワイヤ74によって前記アク
セルペダル71と前記スロットル弁70とを連結する機
械的連結手段75を設けるとともに、前記電気的連結手
段73の正常時には該連結手段73のみを連結し、該電
気的連結手段73の異常発生時には前記機械的連結手段
75のみを連結するソレノイド76が設けられている。
前記ソレノイド76は、電気的連結手段73及び機械的
連結手段75のそれぞれに設けられ、前記電気的連結手
段73の異常発生信号の有無によってコイル77への通
電を切り換え、通電時に2個の鉄片78をケース79に
吸着させて一体的に結合する。前記アクセル装置におい
て、電気的連結手段73に異常が発生した場合、アクセ
ルペダル71とスロットル弁70との結合を電気的連結
手段73から機械的連結手段75に切り換えることによ
り、車両の退避走行を可能にしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら前記アク
セル装置によると、異常時のみ作動する連結切換手段と
して、正常時に作動するソレノイドと同一の高価なソレ
ノイド76が採用されているため、コストが高く付くこ
とになる。また前記ソレノイド76のケース79がその
作動時にスラスト方向に摺動するため、異常時まで作動
されない機械的連結手段75のソレノイド76ではケー
ス79の案内部材80に対する軸受部に固着が生じ、異
常時の作動が損なわれることが予測されるため信頼性に
問題が残る。また電気的連結手段73における動力伝達
にワイヤ74を採用しているため、ワイヤ74の弛み、
ヒステリシス等によってアクチュエータ72の作動量と
スロットル弁70の回動量との間に誤差が生じ、制御性
が損なわれることがある。
【0004】そこで本発明は、前記した問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的は安価にして高
い信頼性及び制御性を得ることのできるスロットル弁開
閉制御装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決する本発
明のスロットル弁開閉制御装置は、エンジンの吸気量を
調整するスロットル弁と、前記スロットル弁を常には閉
方向に付勢する付勢手段と、前記スロットル弁のスロッ
トルシャフトに連結され、アクセルペダルの踏み込み量
に応じて制御回路から発信される制御信号により前記ス
ロットル弁を開閉制御するアクチュエータと、前記スロ
ットルシャフトとアクチュエータとの間に介在されて正
常時にはその間を動力伝達可能に接続し、また異常時に
は前記制御回路から発信される異常発生信号により前記
接続を解除する電磁クラッチと、前記アクセルペダルの
踏み込みに連動する第1ダイヤフラムと、前記第1ダイ
ヤフラムに気密室を介して並設された第2ダイヤフラム
と、前記気密室を正常時には大気開放させて前記第1ダ
イヤフラムを空動状態とし、また異常時には前記制御回
路からの異常発生信号により前記気密室に負圧を導入さ
せて前記第2ダイヤフラムを第1ダイヤフラムと連動さ
せる切替え弁と、前記第2ダイヤフラムの作動に連動し
て前記スロットルシャフトを回動させる開弁機構と、を
備えている。
【0006】
【作用】前記手段によれば、正常時には電磁クラッチが
スロットルシャフトとアクチュエータとを動力伝達可能
に接続し、また切替え弁が気密室を大気開放にする。こ
の状態で、アクセルペダルが踏み込まれると、その踏み
込み量に応じて制御回路から発信される制御信号により
アクチュエータが作動することでスロットル弁が開閉制
御される。このとき、前記気密室の大気開放によって第
1ダイヤフラムがアクセルペダルの踏み込みに連動して
空動するので、第2ダイヤフラム及び開弁機構は作動さ
れない。そして前記アクチュエータ及び制御回路等に異
常が発生した場合には、その制御回路からの異常発生信
号により電磁クラッチが前記動力伝達の接続を解除し、
これに伴いスロットル弁が付勢手段によって閉方向に付
勢される。また前記異常発生信号により切替え弁が切り
替わり前記気密室に負圧が導入される。この状態で、ア
クセルペダルが踏み込まれると、第1ダイヤフラムの作
動に第2ダイヤフラムが連動するに伴い、開弁機構がス
ロットルシャフトを回動させてスロットル弁を開閉させ
るので、車両の退避走行が可能となる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図面にしたがって説明す
る。 〔実施例1〕実施例1のスロットル弁開閉制御装置につ
いて、その概略を示した図1の斜視図に基づいて説明す
る。車両等のエンジンにおけるスロットルボデイの吸気
通路20には、その通路20を開閉することでエンジン
の吸気量を調整するスロットル弁28が配置されてい
る。このスロットル弁28を固定しているスロットルシ
ャフト27は、前記スロットルボデイに開閉回動可能に
軸支されている。
【0008】前記スロットルシャフト27の一端部(図
示左端部)には連結ピン24を先端に有するレバー23
が取り付けられている。前記連結ピン24と前記スロッ
トルボデイとの間には、前記スロットル弁28を常には
閉方向に付勢するバックスプリング26が介在されてい
る。なおバックスプリング26は、本発明でいう付勢手
段に該当する。さらに前記スロットルシャフト27の軸
端にはスロットル開度センサ17が設けられている。こ
のセンサ17は、スロットルシャフト27の回動量から
スロットル弁28の開度を検出し、その検出信号を制御
回路(ECU)21に入力する。
【0009】また前記車両の運転席のフロア上には、ア
クセルペダル2が踏み込み操作可能に配置されている。
このペダル2の支軸にはアクセルセンサ1が設けられて
いる。アクセルセンサ1は、アクセルペダル2の踏み込
み量を検出し、その検出信号を電子制御ユニット(EC
U)からなる制御回路21に入力する。
【0010】また前記スロットルシャフト27の他端部
(図示左端部)には、電磁クラッチ29を介してステッ
プモータからなるアクチュエータ22が連結されてい
る。アクチュエータ22は、前記制御回路21から発信
される制御信号により前記スロットル弁28を開閉制御
する。また前記電磁クラッチ29は、正常時には前記ス
ロットルシャフト27とアクチュエータ22とを動力伝
達可能に接続し、異常時に前記制御回路21から発信さ
れる異常発生信号により前記接続を解除する。また前記
制御回路21は、アクセルペダル操作量(踏み込み量)
並びにエンジンの運転状態をもとに前記アクチュエータ
22を駆動制御するもので、詳しくは前記スロットル開
度センサ17及びアクセルセンサ1の他、図示はしない
が車両の速度を検出する車速センサ、エンジン回転数セ
ンサ等からの検出信号を取り込み、これらの検出信号に
基づいて前記アクチュエータ22に制御信号を出力す
る。さらに、この制御回路21は、その回路自体及び前
記アクチュエータ22等に異常が発生した場合に、前記
電磁クラッチ29及び後述する切替え弁8に異常発生信
号を出力する。
【0011】前記アクセルペダル2とスロットルシャフ
ト27との間には次に詳述する機械的連結手段が設けら
れる。この機械的連結手段は、二重ダイヤフラム装置3
0と開弁機構40を主体として構成されるもので、図1
の他、その断面図を示した図2を参照して詳述する。
【0012】二重ダイヤフラム装置30は、第1、第2
のダイヤフラム3,4を備えた両ダイヤフラム装置3
1,32のハウジング31a,32aを直列的に並設し
たもので、各ダイヤフラム3,4の間に気密室33が形
成されている。各ダイヤフラム3,4は、ダイヤフラム
スプリング31b,32bによって常には図示下方へ付
勢されている。なお前記二重ダイヤフラム装置30は、
前記スロットルボデイ、あるいは車両のエンジンルーム
内の空いた空間に面する固定部材に取り付けられてい
る。前記第1ダイヤフラム3には、ハウジング上方へ突
出する第1ロッド7が取り付けられている。このロッド
7には、アクセルワイヤ6を介して前記アクセルペダル
2が連結されている。また前記第2ダイヤフラム4に
は、ハウジング下方へ突出する第2ロッド10が取り付
けられている。このロッド10には、連結リンク5を介
して後述する開弁機構40が連結される。なお第2ダイ
ヤフラム4上には、前記第1ダイヤフラム3に当接可能
でかつそのダイヤフラム3との間を所定間隔に保持する
保持ロッド10aが突出されている。前記気密室33に
は、図1に示されているように切替え弁8が接続されて
いる。切替え弁8の大気開放管12は大気開放されてお
り、また負圧導入管11には前記エンジンの負圧が導入
されるように配管されている。切替え弁8は、前記制御
回路21からの異常発生信号によって切り替えられる電
磁弁で、正常時には気密室33を大気開放させ、また異
常時には前記信号により切り替わり前記気密室33に負
圧を導入させる。
【0013】また開弁機構40について、図1,2を参
照して詳述する。前記スロットルボデイの一部(符号1
4を付す)に第3ロッド15が上下方向に摺動可能に設
けられている。このロッド15は、その上下端部に設け
たストッパ18,19によってその移動量が規制されて
いる。下側のストッパ19と前記スロットルボデイの一
部14との間には、同ロッド15を常には下方へ付勢す
るバックスプリング16が介在されている。前記第3ロ
ッド15の上端部には、前記第4ロッド13及び連結リ
ンク5を介して前記第2ロッド10が連結されている。
また第3ロッド15の下端部には、略円弧状をした連結
孔25aをもつカムレバー25が回動可能に取り付けら
れている。前記連結孔25aに前記レバー23の連結ピ
ン24が係入されている。連結孔25aは、前記第3ロ
ッド15が最下位置にある状態における前記連結ピン2
4の回動軌跡に対応して形成されており、前記アクチュ
エータ22の作動によるスロットルシャフト27の回動
を許容する。なお前記スロットル弁28の全閉時におい
て前記連結ピン24は連結孔25aの下端部分に位置す
る。
【0014】次に、前記スロットル弁開閉制御装置のエ
ンジン運転中での作動について説明する。まず正常時
(いわゆる通常走行時)には、電磁クラッチ29がスロ
ットルシャフト27とアクチュエータ22とを動力伝達
可能に接続し、また切替え弁8が気密室33を大気開放
にする。そしてアクセルペダル2が踏み込まれていない
状態では、図1,2に示されているように、スロットル
弁28はバックスプリング26によって全閉状態に付勢
されている。また前記アクセルペダル2は二重ダイヤフ
ラム装置30の第1ダイヤフラム装置31のダイヤフラ
ムスプリング31aの付勢力によってリターン位置に保
持される。また第2ダイヤフラム装置32のダイヤフラ
ムスプリング32aの付勢力によって第2ロッド10が
下方位置に付勢されるととともに開弁機構40のバック
スプリング16の付勢力によって第3ロッド15が下方
位置に付勢されている。
【0015】この状態で、アクセルペダル2が踏み込ま
れると、その踏み込み量に応じて制御回路21から発信
される制御信号によりアクチュエータ22が作動し、そ
の動力が電磁クラッチ29を通じてスロットルシャフト
27に伝達されることで、スロットル弁28が開閉制御
される。なおスロットル弁28の全開状態が図3に作動
説明図で示されている。
【0016】一方、アクセルペダル2からの踏み込み力
は、アクセルワイヤ6及び第1ロッド7を通じて第1ダ
イヤフラム3をダイヤフラムスプリング31aの付勢力
に抗して図示上方へ引き上げる(図3参照)。このとき
気密室33が大気開放の状態にあるため、第2ダイヤフ
ラム4はダイヤフラムスプリング32aの付勢力で下方
位置に保持された状態を続ける。従ってアクセルペダル
2の踏み込みに連動して第1ダイヤフラム3が空動し、
その踏み込み力が第2ロッド10以降の伝達経路、すな
わち連結リンク5を通じて開弁機構40に伝わらない。
また、前記アクチュエータ22の作動に伴いスロットル
シャフト27が回動されるものの、レバー23の連結ピ
ン24がカムレバー25の連結孔25a内を空動するた
め、カムレバー25は原状位置に保持される。結局、通
常走行時のスロットル弁28の開度は、制御回路21に
よるアクチュエータ22の作動によって電子制御され
る。
【0017】そして前記アクチュエータ22及び制御回
路21等に異常が発生した場合には、その制御回路21
から異常発生信号が出力される。この異常発生信号によ
り電磁クラッチ29が前記動力伝達の接続を解除するこ
とにより、アクチュエータ22がどんな状態であっても
スロットル弁28が付勢手段によって全閉位置に付勢さ
れる(図2参照)。また前記異常発生信号により切替え
弁8が切り替わり、気密室33に負圧が導入される。こ
れにより、第2ダイヤフラム4は第1ダイヤフラム3に
対し保持ロッド10aを介して所定間隔を保った状態で
連動可能となる。なお気密室33に導入される負圧によ
って発生する力は、バックスプリング16,26の付勢
力の合力より大きく設定されている。
【0018】この状態で、アクセルペダル2を踏み込む
と、図4の作動説明図に示されているように、第1ダイ
ヤフラム3の作動に第2ダイヤフラム4が連動し、これ
に伴い第2ロッド10、連結リンク5を通じて開弁機構
40の第4ロッド13及び第3ロッド15が上昇させら
れる。するとカムレバー25の上昇によって連結ピン2
4を介してレバー23がスロットルシャフト27ととも
に回動され、スロットル弁28が開かれる。すなわちカ
ムレバー25の位置により連結ピン24の位置が決ま
り、それによりスロットル弁28の開度が決定される。
このようにしてスロットル弁28が開閉制御されること
で、車両の退避走行が可能となる。結局、異常時のスロ
ットル弁28の開度は、二重ダイヤフラム装置30と開
弁機構40を主体として構成された機械的連結手段を経
由することで、アクセルペダル2の踏み込み量に応じて
機械制御される。
【0019】前記したスロットル弁開閉制御装置によれ
ば、異常時のみ作動する連結切換手段として第1,第2
ダイヤフラム3,4を含む二重ダイヤフラム装置30を
採用したことにより、従来のソレノイドを採用したもの
に比べてコストが安くて済む。また、開弁機構40に要
する作動力としてダイヤフラム径の設定をもって大きな
力を得ることで、部材相互の固着などによる作動不良を
容易に回避することができ、よって高い信頼性が得られ
る。なお、スロットル弁28のデポジット等による固着
時対策も前記ダイヤフラム径の設定をもって低コストで
容易に実施することができる。また、スロットル弁28
のスロットルシャフト27にアクチュエータ22が連結
されているので、従来のワイヤを用いる場合と異なり、
アクチュエータ22の作動量とスロットル弁28の回動
量との間の誤差が小さく、よって高い制御性が得られ
る。
【0020】〔実施例2〕実施例2のスロットル弁開閉
制御装置について、その要部を示した図5の断面図及び
図6の斜視図に基づいて説明する。なお本例は、実施例
1の開弁機構40を変更したものであるから、変更部分
について詳述し、実施例1と同一もしくは均等構成と考
えられる部分には図面に同一符号を付して重複する説明
は省略する。本例は、前記開弁機構40のカムレバー2
5を排除して部品点数の削減を図ったものである。すな
わち前記第3ロッド15を長尺のものとし、その下端部
がスロットルボデイの一部14aに上下方向に摺動可能
に設けられている。このロッド15の側面には、前記レ
バー13の中央部が係入される凹所15aが形成されて
いる。この凹所15aは、前記アクチュエータ22の作
動に伴うレバー23の回動を許容し、また前記スロット
ル弁28の全閉時においてその下端部にレバー23の当
該部分が位置され、前記第3ロッド15の上昇時にその
凹所15aの下端段差部によりレバー23を図5に二点
鎖線で示されるように回動させる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、異常時のみ作動する連
結切換手段として第1,第2ダイヤフラムを含むダイヤ
フラム式を採用したことにより、従来のソレノイドを採
用したものに比べてコストが安くて済む。また、開弁機
構に要する作動力としてダイヤフラム径の設定をもって
大きな力を得ることで部材相互の固着などによる作動不
良を容易に回避することができ、よって高い信頼性が得
られる。また、スロットル弁のスロットルシャフトにア
クチュエータが連結されているので、従来のワイヤを用
いるものと異なり、アクチュエータの作動量とスロット
ル弁の回動量との間の誤差が小さく、よって高い制御性
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のスロットル弁開閉制御装置の概略を
示す斜視図である。
【図2】同装置の要部断面図である。
【図3】正常時を示す作動説明図である。
【図4】異常時を示す作動説明図である。
【図5】実施例2のスロットル弁開閉制御装置の要部を
示す断面図である。
【図6】同斜視図である。
【図7】従来例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2 アクセルペダル 3 第1ダイヤフラム 4 第2ダイヤフラム 8 切替え弁 21 制御回路 22 アクチュエータ 26 バックスプリング(付勢手段) 27 スロットルシャフト 28 スロットル弁 29 電磁クラッチ 33 気密室 40 開弁機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 伸一郎 愛知県豊田市トヨタ町1番地 トヨタ自 動車株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−267330(JP,A) 特開 昭59−34436(JP,A) 特開 昭63−5720(JP,A) 実開 平1−173355(JP,U) 実開 昭59−19943(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F02D 9/00 - 11/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの吸気量を調整するスロットル
    弁と、 前記スロットル弁を常には閉方向に付勢する付勢手段
    と、 前記スロットル弁のスロットルシャフトに連結され、ア
    クセルペダルの踏み込み量に応じて制御回路から発信さ
    れる制御信号により前記スロットル弁を開閉制御するア
    クチュエータと、 前記スロットルシャフトとアクチュエータとの間に介在
    されて正常時にはその間を動力伝達可能に接続し、また
    異常時には前記制御回路から発信される異常発生信号に
    より前記接続を解除する電磁クラッチと、 前記アクセルペダルの踏み込みに連動する第1ダイヤフ
    ラムと、 前記第1ダイヤフラムに気密室を介して並設された第2
    ダイヤフラムと、 前記気密室を正常時には大気開放させて前記第1ダイヤ
    フラムを空動状態とし、また異常時には前記制御回路か
    らの異常発生信号により前記気密室に負圧を導入させて
    前記第2ダイヤフラムを第1ダイヤフラムと連動させる
    切替え弁と、 前記第2ダイヤフラムの作動に連動して前記スロットル
    シャフトを回動させる開弁機構と、を備えたスロットル
    弁開閉制御装置。
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