JP2853324B2 - 窒化膜ウェットエッチング装置 - Google Patents

窒化膜ウェットエッチング装置

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、半導体製造装置に関し、特に薬液によるウ
ェットエッチング装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の窒化膜ウェットエッチング装置は、第3図に示
すように半導体基板2上の窒化シリコン膜をエッチング
するためのエッチング槽1と、エッチング槽1の液を排
液する排液バルブ4と、エッチング槽1の液を加熱する
ヒーター12と、エッチング槽1にリン酸を供給するため
の供給バルブ8と、エッチング槽1の液交換に要する量
以上のリン酸を貯液する貯液槽13と、貯液槽13に液を給
液する補給バルブ7と、エッチング槽1内のリン酸の寿
命を管理する液交換タイマー9と、液交換タイー9から
の信号を受けて排液バルブ4,給液バルブ8の開閉及びヒ
ーター12のオン・オフを制御するコントローラ10を有し
ている。
以下に動作について説明する。
コントローラ10は、液交換タイマー9のタイムアップ
信号を受けて、排液バルブ4を開ける。エッチング槽1
の液が全て排液されたならば、排液バルブ4を閉じ、給
液バルブ8を開ける。エッチング槽1の液面がエッチン
グ処理可能な高さになったならば、給液バルブ8を閉
じ、補給バルブ7を開ける。貯液槽13が満配になれば、
補給バルブ7を閉じる。ヒーター12は、液交換タイマー
9のタイムアップ時点でオフとなり、エッチング槽1の
給液完了時点でオン・オフ制御を開始するものである。
上記の一連動作を表わしたのが、第4図のタイミング
チャート図である。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来の窒化膜ウェットエッチング装置では、液交
換するとき、エッチング槽に給液完了した時点から昇温
開始するため、昇温時間が長く、稼動時間が短いという
問題があった。
本発明の目的は、エッチング槽の処理可能時間を長く
した窒化膜ウェットエッチング装置を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成するため、本発明に係る窒化膜ウェッ
トエッチング装置は、エッチング槽と、予備温調槽と、
液交換タイマーと、予備温調タイマーと、コントローラ
とを有する窒化膜ウェットエッチング装置であって、 エッチング槽は、半導体基板上の窒化シリコン膜をエ
ッチング処理するリン酸を貯溜し、該リン酸を加熱温調
する機能をもつものであり、 予備温調槽は、エッチング槽に供給する新たなリン酸
を貯溜し、該リン酸を加熱温調する機能をもつものであ
り、 液交換タイマーは、エッチング槽内のリン酸を交換す
る時期を計時してコントローラに出力するものであり、 予備温調タイマーは、予備温調槽への液補給時間と予
備温調槽内での加熱温調時間との合計時間を、液交換タ
イマーがタイプアップする設定時間前にコントローラを
出力するものであり、 コントローラは、液交換タイマー及び予備温調タイマ
ーからの出力信号に基づいてエッチング槽内の全量の使
用済リン酸を排液し、予備温調槽内の加熱温調された新
たなリン酸をエッチング槽内に補給し、かつ空の予備温
調槽内にリン酸を補給する機能をもつものである。
〔作用〕
エッチング槽の使用済の液を排液する直前に、新液を
貯液し加熱温調する。これにより、エッチング槽に供給
した時点でのエッチング処理が可能となる。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は、本発明の一実施例を示す配管図である。
図において、エッチング槽1は、半導体基板2の窒化
シリコン膜をエッチング処理するための槽であり、エッ
チング槽ヒーター3は、エッチング槽1のリン酸を160
℃から180℃に加熱温調するものであり、排液バルブ4
は、エッチング槽1のリン酸を排液するためのものであ
る。
予備温調槽5は、エッチング槽1のリン酸の液を新液
に交換するために、予めエッチング槽1の槽容量分のリ
ン酸を貯液するものであり、予備温調ヒーター6は、予
備温調槽5のリン酸を予め加熱温調するためのものであ
り、補給バルブ7は、予備温調槽5にリン酸を供給する
ものであり、供給バルブ8は、予備温調槽5のリン酸を
エッチング槽1に供給するものである。
液交換タイマー9は、エッチング槽1のリン酸の寿命
をコントローラ10に出力するものであり、予備温調タイ
マー11は、予備温調槽5にリン酸を所定量供給する時間
と、設定温度まで加熱する時間の合計時間とをコントロ
ーラ10に出力するためのものである。
コントローラ10は、液交換タイマー9、予備温調タイ
マー11の信号を受けて補給バルブ7、給液バルブ8、排
液バルブ4の開閉及びエッチング槽ヒーター3、予備温
調ヒーター6のオン・オフを制御するものである。
次に、動作について説明する。
コントローラ10は予備温調タイマー11のタイムアップ
信号を受けて補給バルブ7を開け、予備温調槽5にリン
酸を所定量供給する。供給完了後、予備温調ヒーター6
をオンにして、リン酸の液温を設定温度にする。その
後、液交換タイマー9がタイムアップ信号を出力すれ
ば、排液バルブ4を開け、エッチング槽1を空にし、排
液バルブ4を閉じ、給液バルブ8を開ける。
予備温調槽5が空になり、エッチング槽1に所定量の
リン酸が供給されれば、エッチング槽ヒーター3がオン
して、エッチング槽1の温調が開始され、液交換が終了
する。
そこで、次の予備温調タイマー11のタイムアップ信号
が出力されるまで、この状態を保ち、予備温調タイマー
11のタイムアップ信号が出力されれば、前記の一連動作
を繰返すものである。
第2図は、それらのタイミングを表わすタイミングチ
ャート図である。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、エッチング槽の使用済
の液を排液する直前に新液を貯液し加熱温調するので、
エッチング槽に供給した時点でエッチング処理が可能と
なり、エッチング槽の処理可能時間が長くなる。また、
エッチング槽に供給する直前に加熱するため、リン酸の
劣化の心配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例を示す配管図、第2図は、
第1図に示した窒化膜ウェットエッチング装置のタイミ
ングチャート図、第3図は、従来の窒化膜ウェットエッ
チング装置を示す配管図、第4図は、第3図に示した装
置のタイミングチャート図である。 1……エッチング槽、2……半導体基板 3……エッチング槽ヒーター 4……排液バルブ、5……予備温調槽 6……予備温調ヒーター、7……補給バルブ 8……給液バルブ、9……液交換タイマー 10……コントローラ、11……予備温調タイマー 12……ヒーター、13……貯液槽

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】エッチング槽と、予備温調槽と、液交換タ
    イマーと、予備温調タイマーと、コントローラとを有す
    る窒化膜ウェットエッチング装置であって、 エッチング槽は、半導体基板上の窒化シリコン膜をエッ
    チング処理するリン酸を貯溜し、該リン酸を加熱温調す
    る機能をもつものであり、 予備温調槽は、エッチング槽に供給する新たなリン酸を
    貯溜し、該リン酸を加熱温調する機能をもつものであ
    り、 液交換タイマーは、エッチング槽内のリン酸を交換する
    時期を計時するものであり、 予備温調タイマーは、予備温調槽への液補給時間と予備
    温調槽内での加熱温調時間との合計時間を、液交換タイ
    マーがタイプアップする設定時間前にコントローラに出
    力するものであり、 コントローラは、液交換タイマー及び予備温調タイマー
    からの出力信号に基づいてエッチング槽内の全量の使用
    済リン酸を排液し、予備温調槽内の加熱温調された新た
    なリン酸をエッチング槽内に補給し、かつ空の予備温調
    槽内にリン酸を補給する機能をもつものであることを特
    徴とする窒化膜ウェットエッチング装置。
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