JP2852755B2 - 組立式建築用枠組構造体の製造方法 - Google Patents

組立式建築用枠組構造体の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、少種類の枠組構造体を大量生産するととも
に、これらを組合せて接合固定することによって、所定
の長さの多種類の組立式建築用枠組構造体を大量生産す
ることができるようにした組立式建築用枠組構造体の製
造方法に関するものである。
(従来技術) 従来の組立式建築用枠組構造体例えばパネルハウスを
構成する床・屋根・側壁用の枠組構造体は、例えば第11
図の(A)に示すように縦2400mmで横4500mmのものと、
(B)に示すように縦2400mmで横5400mmのものと、
(C)に示すように縦2400mmで横7200mmの多種類のもの
があった。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、前記従来のものは、縦の長さはそれぞれ同
じであるが、横の長さはそれぞれ異なる多種類の組立式
建築用枠組構造体であるので、多種類のものを製造しな
ければならず、大量生産を行う場合には不利である。特
にこの組立式建築用枠組構造体を自動製造装置例えばロ
ボットが材料を溶接して製造するような場合には、その
組立式建築用枠組構造体が多種類の場合には多数台のロ
ボットが必要であり、それを1台のロボットで行なおう
とすると、ある種類の組立式建築用枠組構造の大量生産
が終ると、そのロボットに他の種類の組立式建築用枠組
構造体の製造手順を教え直さなければならない、といっ
た問題点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、前記従来例のような問題点を解決すること
を目的とし、その目的を達成するための手段として、方
形の一辺の長さはそれぞれ同じで、他辺の長さがそれぞ
れ所定の長さA,B,C,……である数種類の組立式建築用枠
組構造体の前記他辺の長さA,B,C,……をできるだけ大き
く共通に整数に分割することができる長さαを求め、こ
の長さαが方形の他辺の長さである第1の枠組構造体の
製造工程と、前記整数に分割したとき端数となる長さβ
が方形の他辺の長さである第2の枠組構造体の製造工程
と、これら第1および第2の製造工程で製造されたそれ
ぞれの枠組構造体を前記方形の他辺の長さがそれぞれA,
B,C,……となるように組合せて、前記各枠組構造体の連
結部位置に設けた、一方が差込み可能の少なくとも上、
下平面および垂直面からなる差込み重合型連結部と、他
方が前記差込み重合型連結部を受入れ可能の少なくとも
上、下平面図および垂直面からなる重合型連結部ならび
に前記両重合型連結部を締結する締結ボルトからなる接
合手段で、前記各枠組構造体を接合固定する接合工程と
よりなることを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面と共に詳細に説明する。
第1図において、11,12,13は本発明によって製造され
る組立式建築用枠組構造体で、方形の一辺すなわち縦は
それぞれ同じ長さ(2400mm)で、他辺すなわち横はそれ
ぞれ所定の長さA(4500mm)、B(5400mm)、C(7200
0mm)である3種類のものである。
この発明は、前記方形の一辺の長さはそれぞれ同じ
で、他辺の長さがそれぞれ所定の長さA,B,Cである数種
類の組立式建築用枠組構造体の前記他辺の長さA,B,Cを
できるだけ大きく共通に整数に分割することができる長
さα(1800mm)を求め、この長さαが方形の他辺の長さ
である第1の枠組構造体14の製造工程と、前記整数に分
割したとき端数となる長さβ(900mm)が方形の他辺の
長さである第2の枠組構造体15の製造工程と、これら第
1および第2の製造工程で製造されたそれぞれの枠組構
造体14,15を前記方形の他辺の長さがそれぞれA(4500m
m)、B(5400mm)、C(7200mm)となるように組合せ
て所定の接合手段で接合固定する接合工程とよりなる組
立式建築用枠組構造体の製造方法である。
この製造方法により、第1図の(A)に示すように、
前記枠組構造体14を2個と、枠組構造体15を1個とをそ
れぞれ組合せて、各接合部を後述するように所定の接合
手段で接合固定することによって、縦2400mmで横4500mm
の所定寸法の組立式建築用枠組構造体11を製造すること
ができる。
また、第1図の(B)に示すように、前記枠組構造体
14を3個組合せて、前記同様に所定の接合手段で接合固
定することによって、縦2400mmで横5400mmの所定寸法の
組立式建築用枠組構造体12を製造することができる。
また、第1図の(C)に示すように、前記枠組構造体
14を4個組合せて、前記同様に所定の接合手段で接合固
定することによって、縦2400mmで横7200mmの所定寸法の
組立式建築用枠組構造体13を製造することができる。
前記枠組構造体14と枠組構造体15の接合固定手段、お
よび枠組構造体14どうしの接合固定手段は、第2図に示
す実施例のものを用いる。
すなわち、枠組構造体14の接合部に凹部14aを形成
し、枠組構造体15の接合部に前記凹部14aに嵌合する凸
部15aを形成する。そして、前記凹部14aに凸部15aを嵌
合するとともに、凹部14aの側面14bに穿設した孔14cに
挿入したボルト16を凸部15aの側面15bに穿設したねじ孔
15cに螺合して締め付けることによって、接合固定する
ことができる。このような接合固定手段で強度的にも十
分信頼できる接合が可能であるが、さらに接合の信頼性
を高めるには、その接合部の近傍を溶接すればよい。
また、第3図の(A)に示すように、前記接合部にT
字状の補強部材17を嵌合固定するか、また、第3図の
(B)に示すように一字状の補強部材17′を嵌合固定す
ればよい。
また、枠組構造体14どうしの接合固定手段も前記同様
に、一方の枠組構造体14の接合部に凹部14aを形成し、
他方の枠組構造体14の接合部に前記凹部14aに嵌合する
凸部14dを形成する。そして、前記凹部14aに凸部14dを
嵌合するとともに、凹部14aの側面14bに穿設した孔14c
に挿入したボルト16を凸部14dの側面14eに穿設したねじ
孔14fに螺合して締め付けることによって、接合固定す
ることができる。なお、この接合の信頼性を高めるに
は、前記同様にその接合部の近傍を溶接するか、接合部
に第3図の(A)または(B)に示すような補強部材1
7,17′を嵌合固定すればよい。
第4図乃至第8図は、前記凹部14aと凸部14d,15aの各
実施例を示すものであり、すなわち、第4図に示すよう
に凹部14aと凸部14d,15aがそれぞれ四角筒状のものでも
よく、また、第5図に示すように、凹部14aが四角筒状
で、凸部14d,15aで平板状のものでもよく、また、第6
図に示すように、凹部14aと凸部14d,15aがそれぞれコ字
状のものでもよく、また、第7図に示すように、凹部14
aが四角筒状で、凸部14d,15aがコ字状のものであっても
よく、また、第8図に示すように、凹部14aと凸部14d,1
5aがそれぞれ逆L字状のものであってもよい。
また、第9図に示すように、凸部14d,15aに穿設する
ねじ孔に代えて貫通孔18にナット19を固着してもよく、
また、第10図に示すように、凸部14d,15aに穿設するね
じ孔に代えて長孔20を穿設し、この長孔20にナット19を
摺動自在に遊着しておき、任意の位置で接合固定できる
ようにしてもよい。
なお、前記枠組構造体14,15は自動製造装置例えばロ
ボットによって自動的に大量生産することが可能であ
る。
(効果) 本発明は、以上説明したように、方形の一辺の長さは
それぞれ同じで、他辺の長さがそれぞれ所定の長さA,B,
C,……である数種類の組立式建築用枠組構造体の前記他
辺の長さA,B,C,……をできるだけ大きく共通に整数に分
割することができる長さαを求め、この長さαが方形の
他辺の長さである第1の枠組構造体の製造工程と、前記
整数に分割したとき端数となる長さβが方形の他辺の長
さである第2の枠組構造体の製造工程と、これら第1お
よび第2の製造工程で製造されたそれぞれの枠組構造体
を前記方形の他辺の長さがそれぞれA,B,C,……となるよ
うに組合せて、前記各枠組構造体の連結部位置に設け
た、一方が差込み可能の少なくとも上、下平面および垂
直面からなる差込み重合型連結部と、他方が前記差込み
重合型連結部を受入れ可能の少なくとも上、下平面およ
び垂直面からなる重合型連結部ならびに前記両重合型連
結部を締結する締結ボルトからなる接合手段で、前記各
枠組構造体を接合固定する接合工程としたので、少種類
の枠組構造体を自動製造装置例えばロボットが材料を溶
接するなどによって大量生産しておき、これらの枠組構
造体を組合せて接合固定することによって、所定寸法の
多種類の組立式建築用枠組構造体を能率よく製造するこ
とができ、その生産性はきわめて良いものであるととも
に、各枠組構造体の連結は、前記各枠組構造体の連結部
位置に設けた一方が差込み可能の少なくとも上、下平面
および垂直面からなる差込み重合型連結部と、他方が前
記差込み重合型連結部を受入れ可能の少なくとも上、下
平面および垂直面からなる重合型連結部ならびに前記両
重合型連結部を締結する締結ボルトからなる接合手段で
接合固定されているので、少なくとも三面壁部ないし四
面壁部の重合状態での締結構造となり、各連結部の剛性
が大で、かつ強固な枠組構造体を得ることができる効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の組立式建築用枠組構造体の製造方法の
原理図、第2図はこの組立式建築用枠組構造体を構成す
る分割された各枠組構造体の接合固定手段の実施例を示
す図、第3図の(A),(B)は各枠組構造体の接合固
定部を補強する実施例を示す図、第4図乃至第10図はさ
らに他の各接合固定手段の実施例を示す図、第11図は従
来の組立式建築用枠組構造体を示す図である。 11,12,13……組立式建築用枠組構造体、14,15……枠組
構造体 14a……凹部、14b……側面、14c……孔、14d……凸部 14e……側面、14f……ねじ孔、15a……凸部、15b……側
面 15c……ねじ孔、16……ボルト、17,17′……補強部材 18……貫通孔、19……ナット、20……長孔

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】方形の一辺の長さはそれぞれ同じで、他辺
    の長さがそれぞれ所定の長さA,B,C,……である数種類の
    組立式建築用枠組構造体の前記他辺の長さA,B,C,……を
    できるだけ大きく共通に整数に分割することができる長
    さαを求め、この長さαが方形の他辺の長さである第1
    の枠組構造体の製造工程と、前記整数に分割したとき端
    数となる長さβが方形の他辺の長さである第2の枠組構
    造体の製造工程と、これら第1および第2の製造工程で
    製造されたそれぞれの枠組構造体を前記方形の他辺の長
    さがそれぞれA,B,C,……となるように組合せて、前記各
    枠組構造体の連結部位置に設けた、一方が差込み可能の
    少なくとも上、下平面および垂直面からなる差込み重合
    型連結部と、他方が前記差込み重合型連結部を受入れ可
    能の少なくとも上、下平面および垂直面からなる重合型
    連結部ならびに前記両重合型連結部を締結する締結ボル
    トからなる接合手段で、前記各枠組構造体を接合固定す
    る接合工程とよりなることを特徴とする組立式建築用枠
    組構造体の製造方法。
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