JP2852508B2 - 側溝用ブロック蓋の吊り具 - Google Patents
側溝用ブロック蓋の吊り具Info
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- JP2852508B2 JP2852508B2 JP2181996A JP2181996A JP2852508B2 JP 2852508 B2 JP2852508 B2 JP 2852508B2 JP 2181996 A JP2181996 A JP 2181996A JP 2181996 A JP2181996 A JP 2181996A JP 2852508 B2 JP2852508 B2 JP 2852508B2
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- JP
- Japan
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- lid
- gutter
- block
- support frame
- length
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- Expired - Lifetime
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- Sewage (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、側溝用ブロックの蓋
を、クレ−ンを用いて設置乃至取外しを行うための吊り
具を提供する。
を、クレ−ンを用いて設置乃至取外しを行うための吊り
具を提供する。
【０００２】
【従来の技術】重量のある側溝用ブロックの蓋を側溝本
体に設置あるいは取外す作業は重労働であり、且つ危険
を伴う。普通二人掛かりで行われるが、設置に際して
は、危険を避けるために既設の蓋と離れた位置の側溝本
体段部に降ろしたうえ段部上をずらして隣接させるとい
う大変な手間を強いられる。また取り外しに際しては、
ある高さまで垂直方向に浮上させる必要があることか
ら、さらに技量と大きな労力が費やされる。
体に設置あるいは取外す作業は重労働であり、且つ危険
を伴う。普通二人掛かりで行われるが、設置に際して
は、危険を避けるために既設の蓋と離れた位置の側溝本
体段部に降ろしたうえ段部上をずらして隣接させるとい
う大変な手間を強いられる。また取り外しに際しては、
ある高さまで垂直方向に浮上させる必要があることか
ら、さらに技量と大きな労力が費やされる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は従来のかかる
実情に鑑みてなされたもので、作業現場に備えられたク
レ−ンを利用して、円滑且つ省力的に、しかも安全に、
上記作業を行える吊り具を提供するものである。
実情に鑑みてなされたもので、作業現場に備えられたク
レ−ンを利用して、円滑且つ省力的に、しかも安全に、
上記作業を行える吊り具を提供するものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、長さを側溝用蓋の長さ内に設定した断面
Ｌ型の一対の支持枠２、２を幅方向に間隔保持して対設
する。そして、前記支持枠２、２の間隔内に、外端に側
溝用蓋の厚みを越え且つ該蓋の引掛け溝に到達する下向
き把持爪５を有すると共に内端上面に吊環６を設けた腕
杆４を、前記支持枠２、２の両外端附近間隔に軸架した
枢ピン３を介して回動自在に枢支する。そしてさらに、
前記支持枠２に前記腕杆４を水平状態に押え込む係脱ス
トッパ−７を設けて側溝用ブロック蓋の吊り具１を構成
する。
め、本発明は、長さを側溝用蓋の長さ内に設定した断面
Ｌ型の一対の支持枠２、２を幅方向に間隔保持して対設
する。そして、前記支持枠２、２の間隔内に、外端に側
溝用蓋の厚みを越え且つ該蓋の引掛け溝に到達する下向
き把持爪５を有すると共に内端上面に吊環６を設けた腕
杆４を、前記支持枠２、２の両外端附近間隔に軸架した
枢ピン３を介して回動自在に枢支する。そしてさらに、
前記支持枠２に前記腕杆４を水平状態に押え込む係脱ス
トッパ−７を設けて側溝用ブロック蓋の吊り具１を構成
する。
【０００５】また上記構成中の、腕杆４の下向き把持爪
５が内側に湾曲形成された側溝用ブロック蓋の吊り具１
である。
５が内側に湾曲形成された側溝用ブロック蓋の吊り具１
である。
【０００６】
【発明の作用】作業手順を追って説明する。 （イ）係脱ストッパ−７、７を掛けて腕杆４、４を支持
枠２、２の間隔内に水平状態に押え込んだ状態で、クレ
−ンのフックを吊環６、６に引掛け、側溝用ブロック蓋
の直上方から下降させて下向き把持爪５、５で側溝用ブ
ロック蓋の両端面（引掛け溝）を挟むようにする（図
２）。
枠２、２の間隔内に水平状態に押え込んだ状態で、クレ
−ンのフックを吊環６、６に引掛け、側溝用ブロック蓋
の直上方から下降させて下向き把持爪５、５で側溝用ブ
ロック蓋の両端面（引掛け溝）を挟むようにする（図
２）。
【０００７】（ロ）係脱ストッパ−７を外して（腕杆
４、４をフリ−にして）、クレ−ンを吊り上げる。これ
により腕杆４、４が下方へ回動して下向き把持爪５、５
が側溝用ブロック蓋をクランプして、上昇させる（図
３）。この場合、下向き把持爪５、５を内側に湾曲形成
すると、把持がより確実に行われ、また作業上の安全性
をより確約する。
４、４をフリ−にして）、クレ−ンを吊り上げる。これ
により腕杆４、４が下方へ回動して下向き把持爪５、５
が側溝用ブロック蓋をクランプして、上昇させる（図
３）。この場合、下向き把持爪５、５を内側に湾曲形成
すると、把持がより確実に行われ、また作業上の安全性
をより確約する。
【０００８】（ハ）その状態で側溝本体設置場所へクレ
−ン搬送し、既設側溝用ブロック蓋の隣接直上方から下
降させ、合口をピッタリ接した状態に安置する（図
４）。そしてこの時、腕杆４、４は、側溝用ブロック蓋
の上面により水平状態に戻されるから係脱ストッパ−
７、７で腕杆４、４を再び押え込んだうえ、吊り具１の
みを上昇させる（図５）。以下順次同一工程を繰返して
作業する。なお、蓋を取外すには、図４から図３、図２
へと逆の工程を踏めばよい。
−ン搬送し、既設側溝用ブロック蓋の隣接直上方から下
降させ、合口をピッタリ接した状態に安置する（図
４）。そしてこの時、腕杆４、４は、側溝用ブロック蓋
の上面により水平状態に戻されるから係脱ストッパ−
７、７で腕杆４、４を再び押え込んだうえ、吊り具１の
みを上昇させる（図５）。以下順次同一工程を繰返して
作業する。なお、蓋を取外すには、図４から図３、図２
へと逆の工程を踏めばよい。
【０００９】
【実施例】長さを側溝用蓋の長さ内に設定した断面Ｌ型
の一対の支持枠２、２を幅方向に１０ｃｍ間隔保持して
対設する。そして、前記支持枠２、２の間隔内に、外端
に側溝用蓋の厚みを越え且つ該蓋の引掛け溝に到達する
内側に湾曲形成した下向き把持爪５を有すると共に内端
上面に吊環６を設けた腕杆４を、前記支持枠２、２の両
外端附近間隔に軸架した枢ピン３を介して回動自在に枢
支する。そしてさらに、一方側の支持枠２に、腕杆４、
４を水平状態に押え込む回動片７ｂを垂軸７ａ天端に枢
着して成る係脱ストッパ−７、７を設けて側溝用ブロッ
ク蓋の吊り具１を構成する。
の一対の支持枠２、２を幅方向に１０ｃｍ間隔保持して
対設する。そして、前記支持枠２、２の間隔内に、外端
に側溝用蓋の厚みを越え且つ該蓋の引掛け溝に到達する
内側に湾曲形成した下向き把持爪５を有すると共に内端
上面に吊環６を設けた腕杆４を、前記支持枠２、２の両
外端附近間隔に軸架した枢ピン３を介して回動自在に枢
支する。そしてさらに、一方側の支持枠２に、腕杆４、
４を水平状態に押え込む回動片７ｂを垂軸７ａ天端に枢
着して成る係脱ストッパ−７、７を設けて側溝用ブロッ
ク蓋の吊り具１を構成する。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上のようで、これまで重労働
で作業性が悪く、且つ危険を伴った側溝用ブロック蓋の
設置、取外し作業を、極めて円滑且つ省力的に、しかも
安全に達成できるものであり、作業従事者にとって福音
となることはもちろん、工期の短縮、工賃の節減につな
がり、まことに有利なものである。材質は鋼材等の剛性
が必要であるが、構造が簡潔であるので比較的安価に製
作し得る。
で作業性が悪く、且つ危険を伴った側溝用ブロック蓋の
設置、取外し作業を、極めて円滑且つ省力的に、しかも
安全に達成できるものであり、作業従事者にとって福音
となることはもちろん、工期の短縮、工賃の節減につな
がり、まことに有利なものである。材質は鋼材等の剛性
が必要であるが、構造が簡潔であるので比較的安価に製
作し得る。
【図１】斜視図
【図２】側溝用蓋ブロックに向けてクレ−ン降下させ、
挟む直前の斜視図
挟む直前の斜視図
【図３】側溝用蓋ブロックを把持し、係脱ストッパ−を
外してクレ−ン上昇させる直前の斜視図
外してクレ−ン上昇させる直前の斜視図
【図４】クレ−ン降下して既設側溝用ブロックと合口を
ピッタリ接した状態に安置し、係脱ストッパ−７、７を
掛けた状態の斜視図
ピッタリ接した状態に安置し、係脱ストッパ−７、７を
掛けた状態の斜視図
【図５】吊り具のみをクレ−ン上昇させる状態の斜視図
１ 吊り具 ２ 支持枠 ３ 枢ピン ４ 腕杆 ５ 下向き把持爪 ６ 吊環 ７ 係脱ストッパ− ７ａ 垂軸 ７ｂ 回動片
Claims (2)
- 【請求項１】 長さを側溝用蓋の長さ内に設定した断面
Ｌ型の一対の支持枠（２）、（２）を幅方向に間隔保持
して対設し、前記支持枠（２）、（２）の間隔内に、外
端に側溝用蓋の厚みを越え且つ該蓋の引掛け溝に到達す
る下向き把持爪（５）を有すると共に内端上面に吊環
（６）を設けた腕杆（４）を、前記支持枠（２）、
（２）の両外端附近間隔に軸架した枢ピン（３）を介し
て回動自在に枢支し、前記支持枠（２）に前記腕杆
（４）を水平状態に押え込む係脱ストッパ−（７）を設
けたことを特徴とする側溝用ブロック蓋の吊り具
（１）。 - 【請求項２】 下向き把持爪（５）が内側に湾曲形成し
てある請求項１記載の側溝用ブロック蓋の吊り具（１）
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2181996A JP2852508B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 側溝用ブロック蓋の吊り具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2181996A JP2852508B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 側溝用ブロック蓋の吊り具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09194180A JPH09194180A (ja) | 1997-07-29 |
| JP2852508B2 true JP2852508B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=12065676
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2181996A Expired - Lifetime JP2852508B2 (ja) | 1996-01-11 | 1996-01-11 | 側溝用ブロック蓋の吊り具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2852508B2 (ja) |
-
1996
- 1996-01-11 JP JP2181996A patent/JP2852508B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09194180A (ja) | 1997-07-29 |
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Legal Events
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