JP2852102B2 - キースイッチ - Google Patents

キースイッチ

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JP2852102B2
JP2852102B2 JP2161018A JP16101890A JP2852102B2 JP 2852102 B2 JP2852102 B2 JP 2852102B2 JP 2161018 A JP2161018 A JP 2161018A JP 16101890 A JP16101890 A JP 16101890A JP 2852102 B2 JP2852102 B2 JP 2852102B2
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JP
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key
core
switch
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一夫 中村
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Shinko Electric Co Ltd
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Shinko Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一旦キーをスイッチに装着すると、分解し
なければキーを抜き取ることができないスイッチ(本明
細書において「セレクトスイッチ」という。)としても
使用可能な、キースイッチ(本明細書において、分解す
ることなく必要に応じてキーを抜き取ることができるス
イッチをいう。)に関するものである。
〔従来の技術〕
電気機器の安全性を向上させるため、操作用の主スイ
ッチを責任者あるいは責任者から指示された作業者しか
操作できないよう、キーを着脱自在にしたキースイッチ
が採用されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、従来使用されているキースイッチは、キー
が着脱自在であることから、これをキーの着脱を行わな
いセレクトスイッチとして使用する場合、キーを紛失す
るおそれがあった。
また、従来使用されているスイッチは、複数の接点の
ON、OFFの組み合わせを変更することができず、組み合
わせを変更するには、スイッチごと取り替える必要があ
った。
本発明は、上記の問題点に鑑み、スイッチの本体を取
り替えることなく、セレクトスイッチとしても使用する
ことができ、さらに、複数の接点のON、OFFの組み合わ
せを変更することができるキースイッチを提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明のキースイッチは、
2組の固定接点を配設した本体器筐と、上蓋と、着脱可
能なキーと、上面にキー挿入溝を、底面に凹凸及び傾斜
面状の操作面を形成し、キーによって回動操作される中
子と、上部に中子に形成した操作面と当接する操作突起
を備え、本体に摺動可能に嵌挿した2個の可動接点台
と、各可動接点台に形成した空胴内に挿入し、前記底面
に凹凸及び傾斜面状の操作面を形成し固定接点を開閉操
作する可動接点とからなるキースイッチにおいて、凹凸
及び傾斜面状の操作面の形状が異なる複数種類の中子を
選択して入れ換えることにより、2組の固定接点及び可
動接点のオン・オフの組み合わせの選択と、そのままキ
ーを中子から抜き取ることができるキースイッチ及びビ
スを緩めて上蓋を本体器筐より離間しなければキーを中
子から抜き取ることができないセレクトスイッチの選択
とを可能にしたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下、本発明のキースイッチを、図示の実施例に基づ
いて説明する。
図において1はキースイッチの本体器筐、2は上蓋
で、本体器筐1及び上蓋2でキースイッチのケースを構
成する。
本体器筐1及び上蓋2は、望ましくは絶縁性の合成樹
脂にて形成されるが、他の材質を使用することも可能で
この本体器筐1と上蓋2とは互いに接面する面にピン孔
1P,2Pを穿孔し、このピン孔1P,2P間にピンPを嵌入して
互いの位置を決め、かつ固定するようにする。
本体器筐1は、第1図以下に詳示するように、器筐10
の内部に2つの可動接点台4,4を収納するための凹窪11
を形成し、かつこの凹窪11内に凹窪内底面より樹立して
仕切壁13を配設し、この仕切壁13にて凹窪11内を2室に
仕切り、各室に1つの可動接点台4を上下方向に摺動可
能にして嵌挿するとともに、この凹窪の各室内底面には
有底状のバネ嵌挿溝12,12を形成し、また、器筐10の上
部両側には舌片状の取付片14,14を突設し、この取付片1
4に穿孔した取付孔15を用いてこの本体器筐1をペンダ
ントスイッチ4のケース(図示省略)にビスを用いて取
り付けることができるようにする。
本体1の内底面にはその本体1の外側より挿入するよ
うにして、固定接点7b,7b・・・を前記各室2個づつの
4個(2個1組)固定し、リード線の先端をビス止めに
て結線するための結線用ビス7cを各固定接点7bに連接す
る。
固定接点7bは、ビス7cにより本体1に固定される。
本体1の上部に重ね、ピンPにて、一体に固定される
上蓋2は、第8図及び第9図に示すように、キャップ形
をしており、小径外筒部21はペンダントスイッチのケー
スに設けた取付孔内に許容された誤差範囲内で嵌挿する
ようにしてその外形を定め、この小径外筒部21に段部22
を介して大径外筒部23を形成し、この大径外筒部23の端
面側よりその肉厚内に複数のピン孔2P,2Pを穿設し、上
面24の中央に上蓋2内に回動自在に嵌合する中子3の先
端を覗かせるための穴25を穿設し、小径外筒部21の内周
面には切欠部26,26を形成する。
この上蓋2内に嵌合する中子3は、第10図に示すよう
に外形状を上蓋の穴25と小径外筒部及び大径外筒部内に
嵌合されるように三段状の異径外形を有し、かつ許容さ
れた誤差範囲内で外形状を形成し、がたつきなく回動を
可能とするようにするとともに、その中央外周面の外周
に1枚又は2枚以上を重ねてVパッキン5を嵌挿し、こ
のVパッキン5をその上下よりパッキン押さえ6aとパッ
キン受け6bにて挟み、かつこれらパッキン押さえ6a、V
パッキン5、パッキン受け6bを重ねたものを上蓋と内段
面27と中子の鍔31との間にて挟み、Vパッキン5の作用
にて、中子3の回動を許容しながら、水やほこりが本体
1の内部に浸入しないようにする。
中子3には、上面に開口したキー挿入溝32を軸心方向
に形成するとともに、このキー挿入溝32と交わるように
して第15図に示す形状をしたキー8の止め金9を水平に
挿入するようにし、さらに、中子3の底面には、凹凸及
び傾斜面状の操作面34を形成する。
止め金9は、中央にキー8が挿入される角孔91を有
し、バネ当接片92が中子3内に配設したバネS3に当接し
て、止め金9が中子3の外方向に付勢されるようにし、
さらに止め金9の両端には、キー8の着脱時、止め金9
がバネS3の付勢力に抗して摺動することにより、上蓋2
の小径外筒部21の内周面に形成した切欠部26に挿入され
る突出片93と、キー8を引き抜いた後、止め金9がバネ
S3の付勢力によって摺動することにより、上蓋2の小径
外筒部21の内周面に形成した切欠部26に挿入される突出
片95を形成する。
これにより、上蓋2の小径外筒部21の内周面の180゜
対称位置に形成した切欠部26と、中子3に挿入した止め
金9の突出片93,95とが一致する位置がキー8の着脱が
可能な位置となり、これ以外の位置では、止め金9の突
出片93が上蓋2の小径外筒部21の内周面に当接して止め
金9の摺動を制限することによりキー8を着脱すること
ができないようにするとともに、キー8を引き抜いた
後、止め金9の突出片95が上蓋2の小径外筒部21の内周
面に形成した切欠部26に挿入されることによりキー8の
着脱位置から中子3が回動しないようにする。
この止め金9の突出を規制したり中子3の回動操作を
行うために第16図に示すようなキー8を用いる。このキ
ー8は中子3のキー挿入溝32に挿入できる外形状を有
し、かつ先端につまみ部81を備え、このキー8は中子3
に挿入又は脱抜可能となっている。
中子3の底面は、第12図乃至第14図に示すように凹凸
及び傾斜面状の操作面34の形状が異なるように形成する
ことにより、他の機構を同一として、凹凸及び傾斜面状
の操作面34の形状が異なる複数種類の中子3を選択して
入れ換えることにより、2組の固定接点7b及び可動接点
7aのオン・オフの組み合わせの選択と、キースイッチ及
びセレクトスイッチの選択とをできるようにする。
器筐10の内窪11内に収納される本体1の内部の室に嵌
挿される可動接点台4は、第17図に示すように、内部に
空胴44を形成し、上部に操作突起41を、内天面及び下面
にはバネ止片42,43を一体に設け、空胴44内に可動接点7
aを挿入し、この可動接点7aをバネ止片42にて支持され
るバネS2にて押圧し、バネ止片43とバネ嵌挿穴12間に介
在したバネS1にて可動接点台4を上向きに付勢する。
可動接点7aは、それぞれ1組の固定接点7bと対向し
て、キー8を操作することによって中子3が回動し、中
子3の操作面34の凸部が可動接点台4の操作突起41を押
し下げたとき、可動接点7aが1組の固定接点7bと接触し
て接点がONになり、一方、操作面34の凹部が可動接点台
4の操作突起41の位置にあるとき、操作突起41が押し下
げられず、接点がOFFになるように構成されている。
なお、Paはパッキンで、上蓋2の段部22に配設され、
キースイッチをペンダントスイッチケース(図示せず)
に取り付けた際、ペンダントスイッチケース内の気密性
を保持するものである。
このように構成したキースイッチは、凹凸及び傾斜面
状の操作面34の形状が異なる複数種類の中子3を選択し
て入れ換えることにより、他の機構を同一として、第19
図各図に示すように、2組の固定接点7b及び可動接点7a
のオン・オフの組み合わせの選択と、キー8が定位置に
あるとき、そのままキー8を中子3から抜き取ることが
できるキースイッチ及びビス(図示省略)を緩めて上蓋
2を本体器筐1より離間することにより、可動接点台4
の突起41と中子3の操作面34における凸部とによるスト
ッパを外し、この状態で、キー8を中子3と共に定位置
に回動するようにしなければキー8を中子3から抜き取
ることができないセレクトスイッチの選択とが可能とな
る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、スイッチを切り替えることなく、凹
凸及び傾斜面状の操作面の形状を異ならして形成した複
数種類の中子を選択して入れ換えることにより、2組の
固定接点及び可動接点のオン・オフの組み合わせの選択
と、そのままキーを中子から抜き取ることができるキー
スイッチ及びビスを緩めて上蓋を本体器筐より離間しな
ければキーを中子から抜き取ることができないセレクト
スイッチの選択とが可能となるため、中子を除く部品の
共通化を図ることができ、キースイッチの製造コストを
低廉にできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のキースイッチの断面図、第2図は正面
図、第3図は平面図、第4図は正面図、第5図は本体器
筐のみの平面図、第6図、第7図はその断面図、第8図
は上蓋の底面図、第9図は同断面図、第10図は中子の正
面図、第11図は同平面図、第12図は同底面図、第13図は
同断面図、第14図は中子操作面の展開図、第15図は止め
金の平面図、第16図はキーの正面図、第17図は可動接点
台の正面図、第18図はVパッキンの断面図、第19図はセ
レクト・キースイッチの接点組み合わせ説明図である。 1は本体器筐、2は上蓋、3は中子、32はキー挿入孔、
34は操作面、7aは可動接点、7bは固定接点、8はキー。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2組の固定接点(7b)を配設した本体器筐
    (1)と、上蓋(2)と、着脱可能なキー(8)と、上
    面にキー挿入溝(32)を、底面に凹凸及び傾斜面状の操
    作面(34)を形成し、キー(8)によって回動操作され
    る中子(3)と、上部に中子(3)に形成した操作面
    (34)と当接する操作突起(41)を備え、本体(1)に
    摺動可能に嵌挿した2個の可動接点台(4)と、各可動
    接点台(4)に形成した空胴(44)内に挿入し、前記底
    面に凹凸及び傾斜面状の操作面(34)を形成し固定接点
    (7b)を開閉操作する可動接点(7a)とからなるキース
    イッチにおいて、凹凸及び傾斜面状の操作面(34)の形
    状が異なる複数種類の中子(3)を選択して入れ換える
    ことにより、2組の固定接点(7b)及び可動接点(7a)
    のオン・オフの組み合わせの選択と、そのままキー
    (8)を中子(3)から抜き取ることができるキースイ
    ッチ及びビスを緩めて上蓋(2)を本体器筐(1)より
    離間しなければキー(8)を中子(3)から抜き取るこ
    とができないセレクトスイッチの選択とを可能にしたこ
    とを特徴とするキースイッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5529144U (ja) * 1978-08-15 1980-02-25
JPS6091513A (ja) * 1983-10-24 1985-05-22 新晃電機株式会社 キ−スイツチ

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