JP2003031070A - リミットスイッチ - Google Patents

リミットスイッチ

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JP2003031070A
JP2003031070A JP2001214246A JP2001214246A JP2003031070A JP 2003031070 A JP2003031070 A JP 2003031070A JP 2001214246 A JP2001214246 A JP 2001214246A JP 2001214246 A JP2001214246 A JP 2001214246A JP 2003031070 A JP2003031070 A JP 2003031070A
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plunger
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roller
plunger guide
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Eiko Takenaka
英光 竹中
Hiroyuki Kajio
博行 梶尾
Tetsuhiko Miyoshi
哲彦 三好
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 客先でローラの向きを左右方向から前後方向
に変えることができず、ローラの向きの異なる2つのプ
ランジャガイドを用意する必要があった。 【解決手段】 内蔵スイッチ21を収容したスイッチ本
体1に、プランジャガイド41を介して内蔵スイッチ2
1を作動するプランジャ42を設け、プランジャ42
に、移動体と接触してプランジャ42をスイッチ本体1
内に押し込むローラ43を設置して構成するリミットス
イッチであって、プランジャガイド42をスイッチ本体
1に対して回転させることによって設置位置を複数箇所
選択的に変更可能になるようにプランジャガイド42を
スイッチ本体1に設置して、スイッチ本体1に対するロ
ーラ43の向きを変更可能に構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体の物体検知
等に用いられる、安全関連規格(耐電圧試験、電気的開
閉試験、ケーブル強度試験等)を取得したセーフティリ
ミットスイッチ等のリミットスイッチに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のリミットスイッチとして図9に示
すものがある。このリミットスイッチS−1は、スイッ
チ本体70と、このスイッチ本体70が収容する内蔵ス
イッチ(図示せず)と、スイッチ本体70に設けられて
内蔵スイッチを作動するアクチュエータ71とを備えて
いる。
【0003】そして、スイッチ本体70の上面部にはプ
ランジャガイド取付孔81が設けてあり、また、スイッ
チ本体70の上部の左右には係止孔82が設けてあり、
これらの係止孔82は孔部81の周壁部の左右を横切っ
ている。
【0004】アクチュエータ71は、プランジャガイド
72と、このプランジャガイド72に移動可能に保持さ
れたプランジャ73と、このプランジャ73の先端部に
回転可能に軸支されたローラ74とで構成してある。
【0005】すなわち、プランジャガイド72は、図1
0に示すように、その部材本体72Aの中心部に保持孔
80を、その部材本体71Aの中間部に鍔状部84を、
下部に嵌合突起75を、上部にローラ案内部76をそれ
ぞれ形成して構成されている。
【0006】そして、嵌合突起75の、ローラ案内部7
6に案内されるローラ74の半径方向に直交する部位
(嵌合突起75の周部の左、右部位)には、直線的なカ
ットからなる係止溝部77が形成してある。これらの係
止溝部77は、後述するように抜け止め機能と位置決め
機能を有するものである。
【0007】また、プランジャ73は、その上部に二股
状のローラ保持部78を、また、その下端部に鍔状のス
トッパー部(図示せず)を備えており、ローラ保持部7
8には支承軸79によりローラ74が回転可能に支承し
てある。
【0008】そして、プランジャガイド72の保持孔8
0にはプランジャ73が挿入してあって、このプランジ
ャ73の下端部のストッパー部が保持孔80に形成した
段部(図示せず)に接触することで、プランジャ73の
抜けが阻止されている。また、プランジャガイド72の
ローラ案内部76にはローラ74の下部が出入れ可能に
挿入されている。
【0009】そして、上記のようにプランジャ73を保
持したプランジャガイド72は、その嵌合突起75をプ
ランジャガイド取付孔81に挿入固着されてスイッチ本
体70に装着されている。
【0010】すなわち、プランジャガイド取付孔81
に、プランジャガイド72の嵌合突起75を挿入し、ス
イッチ本体70に設けた係止孔82に係止部材83を挿
入して、この係止部材83を、孔部81の周壁部の左右
の位置で、係止溝部77に挿入係止する。このようにし
て、アクチュエータ71がスイッチ本体70に取付けて
ある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来のリミットスイッチにあっては、係止溝部77は
プランジャガイド72の嵌合突起75の周部の、ローラ
74の半径方向に直交する部位に形成してあるために、
係止溝部77に係止部材83が挿入係止された状態で
は、これらの係止溝部77は抜け止め機能と位置決め機
能を有し、ローラ74の向きが、例えば左右方向だけの
ものとなってしまう。このために、ユーザがローラ74
の向きを、例えば前後方向に向けた状態で使用としても
不可能となり、別に前後方向に向いたローラ74を有す
るプランジャガイド72を用意しておかなければなら
ず、このために、ローラの向きの異なる種々のプランジ
ャガイド72を用意する必要があるという問題点があっ
た。
【0012】また、上記したように、プランジャガイド
72は、その嵌合突起75の周部の対向する部位に係止
溝部77を備えており、係止溝部77は直線的なカット
で形成してあるために、加工性が悪く、コスト高になる
ことが懸念される。
【0013】本発明は、上記の問題点に着目して成され
たものであって、その目的とするところは、スイッチ本
体に対するローラの向きを変更可能に構成することによ
って、ローラの向きの異なる2つのプランジャガイドを
複数個用意する必要がなくなり、ユーザがローラの向き
を容易に変更することができるリミットスイッチを提供
することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明に係るリミットスイッチは、内蔵スイッチ
を収容したスイッチ本体に、プランジャガイドを介して
内蔵スイッチを作動するプランジャを設け、プランジャ
に、移動体と接触してプランジャをスイッチ本体内に押
し込むローラを設置して構成するリミットスイッチであ
って、プランジャガイドをスイッチ本体に対して回転さ
せることによって設置位置を複数箇所選択的に変更可能
になるようにプランジャガイドをスイッチ本体に設置し
て、スイッチ本体に対するローラの向きを変更可能に構
成したしたものである。
【0015】かかる構成により、プランジャガイドのス
イッチ本体に対して回転できることによって設置位置を
複数箇所選択的に変更可能になるようにプランジャガイ
ドをスイッチ本体に設置して、スイッチ本体に対するロ
ーラの向きを変更可能に構成したために、ローラの向き
が、例えば左右方向になるような箇所で、プランジャガ
イドの位置決めと抜止めとを行い、プランジャガイドを
回転してローラの向きが、例えば前後方向に位置するよ
うな箇所でプランジャガイドの位置決めと抜止めとを行
うよう構成することができて、ローラの向きの異なる2
つのプランジャガイドを複数個用意する必要がなく、ユ
ーザがローラの向きを容易に変更することができる。
【0016】また、本発明に係るリミットスイッチは、
スイッチ本体に位置決め用突起部を設け、プランジャガ
イドの回転方向の複数箇所にガイド側位置決め部を設
け、プランジャガイド取付孔にプランジャガイドを挿入
した状態で、少なくとも1つのガイド側位置決め部を位
置決め用突起部に衝合させてスイッチ本体に対するプラ
ンジャガイドの位置決めを行うようにして、ローラの向
きを変更可能に構成した。
【0017】かかる構成により、プランジャガイドの少
なくとも1つのガイド側位置決め部を位置決め用突起部
に当接して、ローラの向きが、例えば左右方向になるよ
うに、このプランジャガイドの位置決めを行うことがで
きる。
【0018】また、本発明に係るリミットスイッチは、
ガイド側位置決め部を2つ有し、一方のガイド側位置決
め部はローラの半径方向に直交しており、他方のガイド
側位置決め部はローラの半径方向に平行していて、一方
のガイド側位置決め部は他方のガイド側位置決め部に対
して90度の角度をなしている。
【0019】かかる構成により、プランジャガイドの位
置決めによりローラの向きを90度変えることができ、
この操作は客先でも容易に行うことが可能であり、客先
で、例えばユーザがローラの向きを容易に変更すること
ができる。
【0020】また、本発明に係るリミットスイッチは、
上記した本発明に係るリミットスイッチスイッチにおい
て、本体にプランジャガイド取付孔を設けると共に、プ
ランジャガイドにプランジャガイド取付孔に嵌合する嵌
合突起を設けて、嵌合突起の全周に係止溝部を形成し、
係止溝部に対応してスイッチ本体にプランジャ取付孔側
に開口する係止孔を形成して、係止孔に係止部材を挿入
し係止部材を係止溝部に係合することによって、スイッ
チ本体に対するプランジャガイドの抜止めを施す構成に
したものである。
【0021】かかる構成により、係止孔に係止部材を挿
入することによって係止部材を係止溝部に係合し、スイ
ッチ本体に対するプランジャガイドの抜止めを行うこと
ができる。また、プランジャガイドには、その全周に亘
って係止溝部が形成してあるために、従来の直線的なカ
ットで係止溝を形成するプランジャガイドに比べて加工
性が向上し、コスト安になる。
【0022】ここで、リミットスイッチとは、安全関連
規格(耐電圧試験、電気的開閉試験、ケーブル強度試験
等)を取得したセーフティリミットスイッチ等のリミッ
トスイッチである。また、内蔵スイッチとは、例えばス
イッチケースの表裏にスイッチ配置部をそれぞれ設け、
これらのスイッチ配置部のそれぞれにスイッチ要素部を
配分設置するようにしたスイッチである。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るリミットスイ
ッチ(実施の形態)を図面を参照して説明する。
【0024】図1は本発明に係るリミットスイッチの実
施の形態の斜視図、図2は同リミットスイッチの一部破
断した状態の斜視図である。尚、説明の便宜上、前後方
向、左右方向及び上下方向を図示のように設定する。
【0025】本発明に係るリミットスイッチの実施の形
態は、スイッチ本体1と、このスイッチ本体1が収容す
る内蔵スイッチ21と、スイッチ本体1に設けられて内
蔵スイッチ21を作動するアクチュエータ40とを備え
ている。
【0026】スイッチ本体1は、上面部1Aと、前、後
面部1B、1Cと、左、右面部1D、Eとを有するボッ
クス形状をしていて下面が開放している。
【0027】そして、スイッチ本体1には、図4乃至図
6に示すように、アクチュエータ取付部2とプランジャ
装着部3とが形成してある。このアクチュエータ取付部
2は、スイッチ本体1の上面部1Aの中央部に形成され
た円形状のプランジャガイド取付孔6を有しており、こ
のプランジャガイド取付孔6は、スイッチ本体1の内部
空間Kの天井部の中央に開口している。プランジャガイ
ド取付孔6の上側周縁部の左右には切欠部7が形成して
あり、スイッチ本体1の前、後面部1B、1Cから切欠
部7に向かって係止孔8が設けてある。これらの係止孔
8にねじ孔で構成してある。
【0028】また、スイッチ本体1の上部の左右には、
このスイッチ本体1の前、後面部1B、1Cの上部の前
後を切り欠くことで凸部10が形成してあり、この凸部
10の上面には位置決め用突起部9が設けてある。ま
た、スイッチ本体1には、凸部3の下方に位置させて、
前後方向に抜ける貫通孔5がそれぞれ形成してある。
【0029】また、孔部6内にはプランジャ装着部3の
シールキャップ保持部12が形成してある。このシール
キャップ保持部12にはシールキャップ13を介してリ
ンクプランジャ14が取付けてある。
【0030】そして、上記のように構成されたスイッチ
本体1に内蔵スイッチ21が収容してある。この内蔵ス
イッチ21は、このスイッチケース22の面部を構成す
る隔壁部を挟んだ両側に独立した状態で位置するスイッ
チ配置部25のそれぞれにスイッチ要素部26を配分設
置したものである。
【0031】スイッチ要素部26は、スイッチケース2
2のスイッチ配置部25に配置された上、下側の固定端
子30L、30R、31L、31Rと、スイッチプラン
ジャ32と、このスイッチプランジャ32が保持する
上、下側の可動片33、34とを有しており、スイッチ
プランジャ32は復帰ばね35により上方に付勢されて
いて、その先端部はリンクプランジャ16の下端面部に
衝接しており、上側の可動片33が有する可動接点33
L、33Rが上側の固定端子30L、30Rの固定接点
30L−1、30R−1に接触してノーマルクローズ接
点部を構成しており、下側の可動片34が有する可動接
点34L、34Rは下側の固定端子31L、31Rの固
定接点31L−1、31R−1から開離してノーマルオ
ープン接点部を構成している。そして、スイッチ要素部
26は、スイッチケース22と、2つのスイッチカバー
(図示せず)と、固定ケース24とで密閉されている。
【0032】また、アクチュエータ40は、図1、図2
及び図7に示すようにプランジャガイド41と、このプ
ランジャガイド41に移動可能に保持されたプランジャ
42と、このプランジャ42の先端部に回転可能に軸支
されたローラ43とで構成してある。
【0033】すなわち、プランジャガイド41は、図
7、図8に示すように、その部材本体41Aの中心部に
保持孔44を、その部材本体41Aの中間部に鍔状部4
3Aを、下部に嵌合突起45を、上部にローラ案内部4
6をそれぞれ形成して構成されている。
【0034】そして、鍔状部43Aには平坦面部からな
る2つのガイド側位置決め部47A、47Bが形成して
ある。一方のガイド側位置決め部47Aはローラ案内部
46に案内されるローラ43の半径方向に直交してお
り、また、他方のガイド側位置決め部47Bはローラ4
3の半径方向に平行していて、一方のガイド側位置決め
部47Aは他方のガイド側位置決め部47Bに対して9
0度の角度をなしている。
【0035】また、嵌合突起45には、この嵌合突起4
5の全周に亘ってリング状の係止溝部48が形成してあ
る。
【0036】プランジャ42は、その上部に二股状のロ
ーラ保持部49を、また、その下端部に鍔部50を備え
ており、ローラ保持部49には支承軸51によりローラ
43が回転可能に支承してある。
【0037】そして、プランジャガイド41の保持孔4
4にはプランジャ42が挿入してあって、このプランジ
ャ42の下端部の鍔部50が保持孔44に形成した段部
44Aに接触することで、プランジャ42の抜けが阻止
されている。また、プランジャガイド41のローラ案内
部46にはローラ43の下部が出入れ可能に挿入されて
いる。
【0038】そして、上記のようにプランジャ42を保
持したプランジャガイド41は、その嵌合突起45をプ
ランジャガイド取付孔6に挿入固着されてスイッチ本体
1に装着されている。
【0039】すなわち、プランジャガイド取付孔6に嵌
合突起45を挿入し、スイッチ本体1の前面部1Bに設
けた係止孔8に係止部材60を挿入して、この係止部材
60は、切欠部7の位置で嵌合突起45の係止溝部48
に挿入係止され、その後に、スイッチ本体1の後面部1
Cに設けた係止孔8に螺合される。このようにして、ア
クチュエータ40がスイッチ本体1に取付けてある。
【0040】この場合、ローラ43の向きが左右方向に
なるように、ケース本体1の位置決め用突起部9がプラ
ンジャガイド41の一方のガイド側位置決め部47Aに
接して、このプランジャガイド41の位置決めを行って
いる。
【0041】次に、上記のように構成されたリミットス
イッチSの作動を説明する。
【0042】移動体(ドッグ)(図示せず)が移動し
て、アクチュエータ40のローラ43に接触すると、プ
ランジャ42が復帰ばね35のばね力に抗して押し下げ
られる。このために、リンクプランジャ16を介してス
イッチプランジャ32が押し下げられて、図3に示すよ
うに、可動片33の可動接点33L、33Rが固定端子
30L、30Rの固定接点30L−1、30R−1から
開離し、可動片34の可動接点34L、34Rが固定端
子31L、31Rの固定接点31L−1、31R−1に
接触してスイッチの切替えが行われる。
【0043】また、ローラ43の向きを左右方向から前
後方向に変える場合には、係止部材60の係止孔8への
螺合を解いて、係止孔8から抜き出し、係止部材60を
嵌合突起45の係止溝部48から外して、プランジャガ
イド41を持ち上げて一方のガイド側位置決め部47A
をケース本体1の位置決め用突起部9から外し、このプ
ランジャガイド41を90度回転させてプランジャガイ
ド取付孔6に落とし込むことで、他方のガイド側位置決
め部47Bを位置決め用突起部9に接触させる。この状
態で再び、スイッチ本体1の前面部1Bに設けた係止孔
8に係止部材60を挿入して、この係止部材60を、切
欠部7の位置で嵌合突起45の係止溝部48に挿入し、
その後に、スイッチ本体1の後面部1Cに設けた係止孔
8に螺合することで、このプランジャガイド41をケー
ス本体1に取付ける。
【0044】上記した本実施の形態によれば、プランジ
ャガイド41の嵌合突起45をプランジャガイド取付孔
6に挿入し、スイッチ本体1の一方の係止孔8に係止部
材60を挿入して、この係止部材60を、切欠部7の位
置で嵌合突起45の係止溝部48に挿入し、他方の係止
孔8に螺合して、プランジャガイド41の抜け止めを図
り、プランジャガイド41の一方のガイド側位置決め部
47Aをケース本体1の位置決め用突起部9に当接し
て、ローラ43の向きが左右方向になるようにこのプラ
ンジャガイド41の位置決めを行うことができる。
【0045】したがって、上記した手順でローラ43の
向きを左右方向から前後方向に変えることができて、こ
の操作を行うことで、ローラの向きの異なる2つのプラ
ンジャガイドを複数個用意する必要がなく、ユーザがロ
ーラ43の向きを容易に変更できる。
【0046】また、上記した本実施の形態によれば、プ
ランジャガイド41の嵌合突起45には、この嵌合突起
45の全周に亘ってリング状の係止溝部48が形成して
あるために、従来の直線的なカットで係止溝を形成する
プランジャガイドに比べて加工性が向上し、コスト安に
なる。
【0047】また、上記した本実施の形態によれば、ス
イッチケース22の表裏にスイッチ配置部25をそれぞ
れ設け、これらのスイッチ配置部25のそれぞれに内蔵
スイッチ21のスイッチ要素部26を配分設置するよう
にしたことにより、例えば、スイッチ要素部26が4回
路を持つ場合、2回路づつをスイッチケース21の表裏
のスイッチ配置部26に配置することで4回路が構成で
きる。このために、特に高さ寸法の小さい小型のリミッ
トスイッチSを実現することができる。
【0048】なお、プランジャガイド41をスイッチ本
体1に対して回転できることによって設置位置を複数箇
所選択的に変更可能になるようにプランジャガイド41
をスイッチ本体1に設置して、スイッチ本体1に対する
ローラ43の向きを変更するとは、上記した本実施の形
態では、プランジャガイド取付孔6にプランジャガイド
41を挿入した状態で、1つのガイド側位置決め部47
Aを位置決め用突起部9に衝合させた状態から、プラン
ジャガイド41を持ち上げて一方のガイド側位置決め部
47Aを位置決め用突起部9から外し、このプランジャ
ガイド41を90度回転させてプランジャガイド取付孔
6に落とし込むことで、他方のガイド側位置決め部47
Bを位置決め用突起部9に接触させることであるが、こ
れに限らず、プランジャガイド取付孔6を多角形状に
し、このプランジャガイド取付孔6に嵌合されるプラン
ジャガイド41の嵌合突起45の断面形状を多角形状に
して、嵌合突起45をプランジャガイド取付孔6に挿入
した状態から、プランジャガイド41を持ち上げて嵌合
突起45をプランジャガイド取付孔6から抜き出し、こ
のプランジャガイド41を90度回転させて再び嵌合突
起45をプランジャガイド取付孔6に嵌合することでも
実現可能である。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るリミ
ットスイッチによれば、プランジャガイドのスイッチ本
体に対して回転できることによって設置位置を複数箇所
選択的に変更可能になるように、プランジャガイドをス
イッチ本体に設置して、スイッチ本体に対するローラの
向きを変更可能に構成したために、ローラの向きが、例
えば左右方向になる箇所で、プランジャガイドの位置決
めと抜止めとを行い、プランジャガイドを回転してロー
ラの向きが、例えば前後方向に位置する箇所でプランジ
ャガイドの位置決めと抜止めとを行うことができて、ロ
ーラの向きの異なる2つのプランジャガイドを複数個用
意する必要がなく、ユーザがローラの向きを容易に変更
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るリミットスイッチの実施の形態の
斜視図である。
【図2】同リミットスイッチの一部破断した状態の斜視
図である。
【図3】同リミットスイッチの内蔵スイッチの一部破断
した正面図である。
【図4】同リミットスイッチのスイッチ本体の斜視図で
ある。
【図5】同スイッチ本体の下面側から見た斜視図であ
る。
【図6】(1)は図4のV−V線に沿う断面図である。
(2)は図4のW−W線に沿う断面図である。
【図7】同リミットスイッチのアクチュエータ部分の一
部破断した状態の斜視図である。
【図8】プランジャガイドの斜視図である。
【図9】従来のリミットスイッチの斜視図である。
【図10】同リミットスイッチのアクチュエータ部分の
斜視図である。
【符号の説明】
1 スイッチ本体 2 アクチュエータ取付部 3 プランジャ装着部 6 プランジャガイド取付孔 7 切欠部 8 係止孔 9 位置決め用突起部 40 アクチュエータ 41 プランジャガイド 42 プランジャ 43 ローラ 43A 鍔状部 44 保持孔 45 嵌合突起 46 ローラ案内部 47A 一方のガイド側位置決め部 47B 他方のガイド側位置決め部 48 係止溝部 60 係止部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三好 哲彦 鳥取県倉吉市巌城1005番地 オムロン倉吉 株式会社内 Fターム(参考) 5G006 AA02 AB38 AC08 BA01 BA07 BB01 BC06 BC07 CB01 CB07 CD02 DB04 LB02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内蔵スイッチを収容したスイッチ本体
    に、プランジャガイドを介して前記内蔵スイッチを作動
    するプランジャを設け、前記プランジャに、移動体と接
    触して該プランジャを前記スイッチ本体内に押し込むロ
    ーラを設置して構成するリミットスイッチであって、 前記プランジャガイドを前記スイッチ本体に対して回転
    させることによって設置位置を複数箇所選択的に変更可
    能になるように前記プランジャガイドを前記スイッチ本
    体に設置して、前記スイッチ本体に対する前記ローラの
    向きを変更可能に構成したことを特徴とするリミットス
    イッチ。
  2. 【請求項2】 前記スイッチ本体に位置決め用突起部を
    設け、前記プランジャガイドの回転方向の複数箇所にガ
    イド側位置決め部を設け、前記プランジャガイド取付孔
    に前記プランジャガイドを挿入した状態で、少なくとも
    1つのガイド側位置決め部を前記位置決め用突起部に衝
    合させて前記スイッチ本体に対する前記プランジャガイ
    ドの位置決めを行うようにして、前記ローラの向きを変
    更可能に構成したことを特徴とする請求項1記載のリミ
    ットスイッチ。
  3. 【請求項3】 前記ガイド側位置決め部を2つ有し、前
    記一方のガイド側位置決め部は前記ローラの半径方向に
    直交しており、前記他方のガイド側位置決め部は前記ロ
    ーラの半径方向に平行していて、前記一方のガイド側位
    置決め部は前記他方のガイド側位置決め部に対して90
    度の角度をなしていることを特徴とする請求項2記載の
    リミットスイッチ。
  4. 【請求項4】 前記スイッチ本体に前記プランジャガイ
    ド取付孔を設けると共に、前記プランジャガイドに前記
    プランジャガイド取付孔に嵌合する嵌合突起を設けて、
    前記嵌合突起の全周に係止溝部を形成し、前記係止溝部
    に対応して前記スイッチ本体に前記プランジャ取付孔側
    に開口する係止孔を形成して、前記係止孔に係止部材を
    挿入し前記係止部材を前記係止溝部に係合することによ
    って、前記スイッチ本体に対する前記プランジャガイド
    の抜止めを施す構成にしたことを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれか一に記載のリミットスイッチ。
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CN102798739A (zh) * 2012-09-06 2012-11-28 杭州士兰集成电路有限公司 Ic塑封体耐压测试夹具及测试方法

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