JPH02288115A - 押釦キー構造 - Google Patents

押釦キー構造

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JPH02288115A
JPH02288115A JP11072489A JP11072489A JPH02288115A JP H02288115 A JPH02288115 A JP H02288115A JP 11072489 A JP11072489 A JP 11072489A JP 11072489 A JP11072489 A JP 11072489A JP H02288115 A JPH02288115 A JP H02288115A
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shaft
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はキー人力部に用いられる押釦キー構造に関す
る。
[発明の概要] この発明の押釦キー構造は、軸受部の軸受に上下動可能
に係合するキートップの係合軸部の一部をキートップの
開口部より上部に露出させ、キートップの上下操作によ
り係合軸部が接点スイッチを導通させるとともに、開口
部を塞ぐ塞板を取り外して開口部から上部に露出した係
合軸部の一部を操作し、この係合軸部による軸受に対す
る係合を解除することにより、m単にキートップを軸受
部から取り外すことができ、しかもキートップの形状が
複雑にならず、少なくとも接点スイッチの一部を取り外
してスイッチ機能を変更できるようにするものである。
[従来の技術] 従来、電子レジスタ等の電子機器においては、キー人力
部に多数のキートップを配列し、これらのキートップを
押圧操作することにより、所定の情報を入力するように
なっている。このようなキートップはその機能性、操作
性等を考慮して。
大きさの異なるものを数種類用意し、これらを適宜組み
合わせて配列されている。
ところで、上述したようなキートップは工場出荷後に、
4!!能性、操作性に対するニーズに応じて交換する場
合が多い0例えば、電子機器を買い換えたり、交換した
りした場合には、操作の慣れていた前回のキートップの
配列と同じ配列に変更することが要求される。そのため
、大きさの異なる各種のキートップを着脱できるように
構成して簡単に交換できるようにする必要がある。
このような押釦キー構造として、例えば、第5図に示す
ものがある。この種のものは、軸受板lに同一形状の筒
状の軸受2を多数形成し、この軸受2にキートップ3の
軸部4を上下動自在に取り付けるとともに、軸受板lの
下方に接点スイッチ5を配設し、キートップ3の上下動
により軸部4が接点スイッチ5を抑圧操作することによ
りキー人力を行なう構成となっている。この場合、キー
トップ3は1つの軸部4を有する単一のもの、あるいは
2つの軸部4、または4つの軸部4・・・を有する2倍
、4倍の大型のもの等、大きさの異なるものが複数ある
。しかも、この各キードーyプ3には外側部に上部から
垂下したフック部6.6が設けられており、このフック
部6,6が軸受板lの軸受2の近傍に設けられた係止孔
7.7内に挿入して下部孔縁に係脱可能に係止されてい
る。これにより、キートップ3は上方へ抜けることなく
軸受板lに着脱可能に取り付けられている。なお、キー
トップ3の上部にはネームプレート8を覆ってキーキャ
ップ9が取り付けられている。また。
接点スイッチ5は接点基板10上にスペーサ11を介し
て可撓性フィルム12を接着し、この可撓性フィルム1
2上に押圧ゴム13を接着した構成となっている。この
場合、押圧ゴム13には膨出部14が形成され、この膨
出部14がキートップ3の軸部4で押圧されて変形し、
内部に形成された押圧部15が可撓性フィルム12を押
し下げる。可撓性フィルム12は押圧ゴム13の押圧部
15により押し下げれて、下面に形成された可動接点1
6が接点基板lO上の固定接点17に接離可能に接触す
る。これにより、接点スイッチ5が導通してキー人力が
行なわれる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、上述したような押釦キー構造においては、キー
トップ3を軸受板lに着脱可能に取り付けるフック部6
.6がキートップ3の外側部に上部から垂下して設けら
れているので、そのキートップ3の隣りに他のキートッ
プ3・・・が取り付けられていると、フック部6.6を
撓ませてキートップ3を取り外す際、隣りのキートップ
3・・・が邪魔になる。そのため、キートップ3を取り
外す際には、キートップ3.3の間に挿入してフック=
6,6を撓ませる専用の特殊な工具を用いなれば、キー
トップ3を軸受板lから泡り外すことができず、キート
ップ3の交換が面倒であるという問題がある。
この原因は、キートップを軸受板に係止するフック部を
キートップの側方からでないと押圧して係止解除するこ
とができないことに起因する。
また、上述したような押釦キー構造においては、1つの
軸部4のみを有する単一のキートップ3を、例えば2つ
の軸部4.あるいは4つの軸部4・・・を有する2倍、
4倍の大型のキード−/プ3等に単純に変更したのでは
、大型のキートップ3を抑圧操作した際に、複数の軸部
4・・・が同時に接点スイッチ5の複数の押圧ゴム13
・・・を押圧して複数の接点を同時に導通させてしまう
、そのため、大型のキートップ3においては、1つの軸
部4のみを屯−のキード−/プ3と同じ長さに形成し、
他の軸部4・・・を短く形成することにより、長い軸部
4のみが接点スイッチ5を押圧するように形成している
。しかし、このようなキートップ3では形状が複雑とな
り、製造が面倒になるばかりか、キートップ3の取付位
置や向き等が限定されるため、取付作業も厄介であると
いう問題がある。
この原因は、1つのキートップに設けられる複数の軸部
の長さを変えることにより、他の軸部が接点スイッチを
押圧しないよにキートップを構成していることに起因す
る。
してみると、上述した2つの原因を考慮して、キートッ
プの上方よりフック部の解除操作ができ、かつ1つのキ
ートップの複数の軸部の長さを変えずに、所望の接点の
みを導通させるようにすれば、隣りのキートップが邪魔
にならず、専用の特殊な工具等を用いずに容易に着脱す
ることが可能であり、しかもキートップの形状が複雑に
ならず、大型のキートップに交換しても、不必要な接点
の導通を防ぐことができ、良好にキー人力を行なえるこ
とが可能であると思われる。
この発明の課題は、キートップの上方よりフック部の解
除操作が可能で、キートップの着脱を容易にし、かつキ
ートップの形状が複雑にならず、所望の接点のみを導通
させる構造にすることである。
[課題を解決するための手段J この発明の第1の手段は次の通りである。
(1)同一形状の軸受を複数備えた軸受部。
例えば、合成樹脂よりなる平板状の軸受板であり、縦横
等間隔に複数の軸受が一体的に設けられている。軸受は
円形または角形のほぼ筒状をなし、軸受部の上下に突出
して設けられ、その内面には上下方向に係止溝が形成さ
れ、底部には中央がくり抜かれた台座が形成されている
。なお、軸受部は1つに多数の軸受を配列形成してもよ
いが、縦横に4つの軸受を配列したものを1つのブロッ
クとし、これを多数組み合わせる構造をとることが望ま
しい。
(2)軸受部の軸受と対応して設けられる接点スイッチ
例えば、固定接点を有する基板上に可動接点を有する可
撓性シートをスペーサを介して配置するとともに、可撓
性シートの上方に押圧ゴムを配置し、この抑圧ゴムで可
撓性シートを押圧して可動接点を固定接点に接離させる
構造のもの、あるいは固定接点を有する基板の上方に押
圧ゴムを配置して、この押圧ゴムが直接基板の固定接点
に接離する構造のもの等である。
(3)軸受部の軸受に上下動可能に係合する係合軸部を
備え、この係合軸部の一部を上部に露出させ、この係合
軸部を操作可能にする開口部を有し、上下動作により前
記接点スイッチを導通するキートップ。
例えば1合成樹脂よりなり、下側が開放された四角い箱
状をなし、その内部に係合軸部が垂下して設けられてい
る。この係合軸部はキートップの大きさによって設けら
れる個数が異なり、例えば単一のキートップには1個、
2倍の大きさのキートップには2個、4倍の大きさのキ
ートップには4個等のように設けられる。また、この係
合軸部は軸部と係合部とを一体に形成したものである。
軸部は軸受部の軸受に上下動可能に挿入され、この軸部
の下端部が接点スイッチを押圧する。この場合、軸部は
中実の棒状であってもよいが、中空の筒状に形成されて
いることが望ましい、係合部は軸部の側壁に下部が固定
されて上方へ延び、上部が自由端をなし、側壁に対して
出没する方向に変形可能となっており、通常は軸受の係
止構内を移動し、係止溝の上部に係止されてキートップ
の上方への抜けを防ぐ、開口部はキートップの上面に軸
部とほぼ対応して形成され、係合部の上端を上方に露出
させる。
(4)キートップの開口部を塞ぐ塞板。
例えば、キーキャップ、ネームプレート、あるいはその
両者等であり、キートップの上部に着脱可俺に取り付け
られるものが望ましい。
この発明の第2の手段は次の通りである。
(1)開口部から上部に露出する係合軸部の一部を操作
することにより軸受部に対して着脱自在に取り外される
キートップ。
例えば、上述したキード−/プと同様に構成され、内部
に垂下して設けられた係合軸部の係合部の上端がキート
ップの上面に形成された開口部から上方に露出し、この
露出した係合部の上端をキートップの上方から操作して
係合部を軸部の側壁内に没する方向に変形させ、これに
より軸受の係止溝内から離脱させて係合を解除する。
(2)軸受部に対して着脱自在に取り付けられる接点ス
イッチ。
例えば、上述した接点スイッチと同様に、押圧ゴムが基
板の固定接点に直接接離する構造のもの、または押圧ゴ
ムが間接的に基板の固定接点に接離する構造のもの等で
ある。また、この接点スイッチは軸受部の各軸受に対応
してそれぞれ独立して設けてもよいが、望ましくは押圧
ゴムが基板もしくは可撓性シートに対してそれぞれ独立
して設けられ、この押圧ゴムのみが着脱できる構造がよ
い0例えば、押圧ゴムは軸受の底部に設けられた台座上
に固定されることなく配置されて軸受内から取り外せる
構成とすることが望ましい。
[作用] この発明の手段の作用は次の通りである。
キートップを入力操作する場合には、塞板により開口部
が塞がれたキートップを上方から押圧すると、このキー
トップは軸受部の軸受に沿って係合軸部が下方に移動し
、下側の接点スイッチを押圧して接点を導通させ、キー
人力を行なう。
また、キートップを取り外す場合には、塞板を取り外し
てキートップの開口部から係合軸部の一部を上方に露出
させる。これにより、開口部から露出した係合軸部の一
部をキートップの上方から操作することができる。そし
て、開口部を通して係合軸部の一部を操作すると、係合
軸部は軸受部の軸受に対する係合を解除するので、キー
トップを軸受部から容易に取り外すことができる。その
ため、隣りのキートップが邪魔にならず、専用の特殊な
工具等を用いずにキートップの上方より容易に着脱する
ことができる。
さらに、取り外したキートップを大型のキートップと交
換する場合には、接点スイッチの一部、例えば必要な押
圧ゴムのみを残し、不必要な押圧ゴムを軸受内の台座か
ら取り外し、この状態でキートップの複数の係合軸部を
軸受部の軸受内に挿入してキートップを軸受部に取り付
ける。このようにすれば、大型のキートップを押圧して
も、接点スイッチの複数の接点が同時に導通することが
なく、必要な接点のみを導通させることができる。その
ため、キートップの係合軸部の長さを変える必要がない
ので、キートップの形状が複雑にならず、キートップの
製作が容易となり、しかも大型のキートップに交換して
も、不必要な接点の導通を防ぎ、所望の接点のみを導通
させることができ、良好にキー人力を行なうことができ
る。
[実施例] 以下、一実施例を第1図〜第4図を参照しながら説明す
る。
この実施例の押釦キー構造は電子機器のキー人力部に用
いられるものであり、大ささの異なるキートップ、例え
ば単一のキートップ20.2倍の大きさのキートップ2
1.4倍の大きさのキートップ(図示せず)等を備え、
これらを共通の軸受板22に適宜組み付けて多数配列す
ることにより、キー人力部を構成する。すなわち、この
押釦キー構造は軸受板22にキートップ20.21を上
下動可能に取り付け、このキートップ20.21の上下
動作により、その下側の接点スイッチ24を導通させて
キー人力を行なう、この場合、軸受板22は縦横に4つ
の軸受23・・・を設けたものが1つのブロックをなし
、このブロックを複数組み合わせることにより、多数の
キートップ20.21を配列する構成となっている。そ
して、この実施例では軸受板22に2つの単一のキート
ップ20.20が隣接して配置され、これと並んで2倍
の大きさのキートップ21が1つ配tされた場合を想定
している。以下、単一のキートップ20の場合と、2倍
の大きさのキートップ21の場合の構成について順に説
明する。
第1図および第2図は単一のキートップ20の場合の構
成を示す。
軸受板22は合成樹脂よりなる平板状のもので、その所
定箇所に4つの軸受23・・・が縦横等間隔で、かつ上
下に突出して一体に形成されている。この軸受23は円
筒状をなし、その内壁には4つずつ係止溝25・・・お
よびガイドlI26・・・が互いに重なることなく上下
方向に対向して形成され、底部には台座27が形成され
ている。係止溝25は軸受23の側壁に形成された帯状
の開口であり、底部の台座27から上部に亘って形成さ
れ、この上部に係止部25aが形成されている。
ガイド溝26は軸受23の内面に形成された凹部状の溝
であり、下端が台座27により塞がれ、上端が軸受23
の上方に開放されている0台座27はリング状の平板で
あり、中央には開口27aがくり抜かれて形成されてい
る。
キートップ20は1つの係合軸部28のみを有する単一
のものであり1合成樹脂よりなり、下側が開放された正
方形の箱状をなし、その内部に係合軸部28が垂下して
一体に形成され、上面には開口?B29が形成されてい
る。係合軸部28は軸部30と係合部31とを一体に形
成したものである。すなわち、軸部30は軸受板22の
1つの軸受23内に上下動可能に挿入され、その下端部
が後述する接点スイッチ24を押圧するものであり、中
空の円筒状に形成されており、その外面にはガイド突起
32・・・が上下方向に形成されている。このガイド突
起32は軸受23に対する係合軸部28の回転を阻止す
るものであり、軸受23の内面に形成されたガイド溝2
6内に上方より挿入してガイドされる。係合部31は軸
受23内の対向する係止溝25.25内を移動し、係止
溝25.25の上部に形成された係止部25a、25a
に係止されてキートップ20の上方への抜けを防ぐもの
であり、軸部30の側壁に互いに対向して形成されてい
る。すなわち、この係合部31は下端のみが軸部30の
下部に連結して形成され、これ以外が軸部30から切り
離されて上方へ延び、その上部が自由端をなし、これに
より軸部30の側壁に対して出没する方向に撓み変形可
能となっている。また、この係止部31の中間には軸受
23の係止溝25内を移動して係止溝25の係止部25
aに係止される係合突起33が形成されている。開口部
29はキートップ20の上面に軸部30の内径とほぼ対
応して形成され、係合部31の上端をキートップ20の
上方に露出させる。この場合、開口部29は係合部31
を撓み変形させるために、係合部31の上端と対応する
部分が大きく形成されていることが望ましい。
接点スイッチ24はキートップ20の上下動作に応じて
導通するものであり、軸受板22の下部つまり4つの軸
受23・・・の下部に設けられている。すなわち、この
接点スイッチ24は接点基板34上にスペーサ35を介
して可撓性シート36を積層し、この可撓性シート36
の上方に押圧ゴム37・・・を配置した構成となってい
る。この場合、接点基板34は回路基板等の平板よりな
り、その上面には固定接点34a・・・が各軸受23・
・・と対応して形成されている。可撓性シート36は絶
縁性を有する樹1指フィルム等よりなり、その下面に可
動接点36a・・・が形成されており、この可動接点3
6a・・・がスペーサ35の開口35a・・・内におい
て固定接点34a・・・に接離可能に離間対向して設け
られている。この場合、接点基板34および可撓性シー
ト36は1つのブロックをなす軸受板22の下側のみに
限らず、軸受板22を複数組み合わせたキー入力部全体
に亘って配置される。
押圧ゴム37・・・はそれぞれゴムシート部材を逆「椀
」状に度山形成し、その内部に抑圧部37aを形成した
ものであり、軸受板22の各軸受23・・・の底部に形
成された台座27・・・上にそれぞれ固定されることな
く独立して配置されている。すなわち、この押圧ゴム3
7はそれ自身の弾性力で通常はキード−/プ20の係合
軸部28を押し上げ、またキートップ20が押圧された
際には係合軸部28により押し下げられて弾性変形し、
各可動接点36a・・・と対応する部分の可撓性シート
36を押圧して可動接点36aを固定接点34aに接触
させて接点の導通を図る。
なお、キートップ20の上面にはネームプレート38が
配置され、このネームプレート38を覆って透明なキー
キャップ39が着脱可能に取り付けられる。ネームプレ
ート38はキー機能を表示するとともに、キートップ2
0の開口部29を塞ぐものである。キーキャップ39は
ネームプレート38を固定するとともに保護するもので
ある。
第3図および第4図は2倍の大きさのキートップ21の
場合の構成を示す。
このキートップ21は単一のキートップ20を2つ合わ
せたものであり、2つの係合軸部28.28を有する。
すなわち、このキートップ21は、長方形の箱状をなし
、その内部には軸受板22の各軸受23・・・と同じ間
隔で2つの係合軸部28.28が形成され、上面には各
係合軸部28.28と対応して開口部29.29がそれ
ぞれ形成されている。この場合、係合軸部28.28お
よび開口部29.29は単一のキートップ20と全、〈
同じ構成になっている。また、接点スイッチ24はキー
トップ21の2つの係合軸部28.28のうち、右側の
係合軸部28と対応する下側にのみ抑圧ゴム37が配置
され、左側の係合軸部28の下側には押圧ゴム37は配
置されていないだけで、他の部分は単一のキートップ2
0の場合と全く同様に構成されている。この場合。
抑圧ゴム37が配こされていない左側の係合軸部28の
下にはバランス調整用のコイルばね40が配置されてい
る。このコイルばね40は押圧ゴム37と同じ弾性力を
有するものであり、下端が軸受23の台座27上に配置
され、上端が係合軸部28の下端に弾接し、常に係合i
11部28を上方へ付勢している。なお、キートップ2
1の上面には単一のキートップ20と同様に、ネームプ
レート41が配置され、このネームプレー)41を覆っ
て透明なキーキャップ42が着脱可能に取り付けられる
。このネームプレート41およびキーキャップ42は単
一のキートップ20のものに比べて2倍の大きさに形成
されており、キートップ21の上面に形成された2つの
開口部29.29を塞いでいる。
次に、上述したように構成された押釦キー構造の使用状
態について説明する。
まず、入力操作を行なう場合には、キートップ20.2
1を押圧して各係合軸部28・・・を押し下げればよい
0例えば、単一のキートップ20を押圧した場合には、
係合軸部28の軸部30が軸受板22の軸受23にガイ
ドされて押し下げられるとともに、係合部31.31が
係止溝25.25内を下方へ移動する。このとき、軸部
30に設けられたガイド突起32・・・が軸受23のガ
イド溝26内を移動するので、係合軸部28およびキー
トップ20は軸受23に対して回転することなく下方へ
移動する。このように係合軸部28が押し下げられると
、その下に配置された接点スイッチ24の抑圧ゴム37
が押圧されて変形し、その内部の押圧部37aが台座2
7の開口27aを通して、その下側の可撓性シート36
を押し下げる。
すると、可撓性シート36の可動接点36aはスペーサ
35の開口35aを通して接点基板34の固定接点34
aに接触して導通する。これにより、キー人力が行なわ
れる。そして、キートップ20から指を離すと、押圧ゴ
ム37の復元力により上述とは逆に係合軸部28が押し
上げられので、キートップ20は元の状態に戻る。この
ときには、係合軸部28の係合部31.31が係止溝2
5.25内を移動して係止d25.25の上部に形成さ
れた係止部25a、25aに係止され、これによりキー
トップ20の上限位置が規制される。
また、2倍の大ささのキートップ21を押圧した場合に
は、上述と同様に、右側の係合軸部28が押圧ゴム37
を押し下げてキー人力を行なうが、左側の係合軸部28
の下側には抑圧ゴム37がないので、同時に2つの接点
を導通することはない、しかも、押圧ゴム37のない左
側の係合軸部28の下には抑圧ゴム37と同じ弾性力を
有するコイルばね40が配置されているので、キートッ
プ21はどの部分を押圧しても、傾くことなく滑らかに
上下動作を行なう。
次に、上述したキートップ20.21のうち、単一のキ
ートップ20.20を2つ取り外して、2倍の大きさの
キートップ21と交換する場合について説明する。
まず、単一のキートップ20を取り外す場合には、キー
トップ20の上部に取り付けられたキーキャップ39を
取り外し、ネームプレート38をキートップ20の上面
から取り除く、すると、キートップ20の上面には開口
部29から係合軸部28の係合部31.31の上端が露
出する。そのため、従来のように隣りのキートップ20
゜21が邪魔になったり、専用の特殊な工具等を用いた
すせずに、キートップ20の上方より容易に係合部31
.31を指等で操作することができる。そして、キート
ップ20の上方から露出した係合部31.31の上端を
指で互いに接近する方向へ押圧すると、各係合部31.
31は係合軸部28の側壁に対して没する方向に撓み変
形するので、係合部31.31の中間に形成された係合
突起33が軸受23の係止溝25内から離脱し、係合部
31.31による軸受23に対する係合が解除される。
これにより、係合軸部28を軸受23内から抜き出すこ
とができ、キートップ20を軸受板22から簡単に取り
外すことができる。
このようにして、2つの単一のキートップ20.20を
取り外した後は、その部分に2倍の大きさのキートップ
21を取り付ければよいのであるが、この場合には、ま
ず、2つの軸受23.23のうち、いずれか一方、例え
ば左側の軸受23内から押圧ゴム37を取り除く、この
押圧ゴム37は軸受23の台座27上に載置されている
だけであるから、例えば軸受板22を上下反転するだけ
で簡単に軸受23内から取り出すことができる。このよ
うに押圧ゴム37を取り除いた後は、その部分にコイル
ばね40を配置してキートップ21を軸受板22に対し
て取り付ければよい、この場合には、軸受板22の上方
からキートップ21の2つの係合軸部28.28の各軸
部30.30を軸受23.23に対応させて挿入すると
ともに、軸部30の各ガイド突起32・・・を軸受23
のガイド溝26・・・に対応させて挿入する。
このように係合軸部28.28を各軸受23゜23内に
挿入する際には、係合部31.31の係合突起33.3
3が側方に突出していても、軸受23.23の上端縁に
当接した際に係合部31.31が内側に撓み変形するの
で、滑らかに係合軸部28.28を軸受23.23内に
挿入することができる。しかも、このように取り付けら
れるキートップ21は不必要な接点の導通な防ぐために
、従来のように係合軸部28.28の長さを変える必要
がなく、同じ長さでよいので、キートップ20.21の
形状が複雑にならず、その製作が容易にでき、しかも取
り付は位置や向き等が制約されないため、取付作業もか
んたんにできる。また、このように取り付けられたキー
トップ21は、接点スイッチ24の所望の接点のみを導
通させることができるので、良好にキー人力を行なうこ
とができる。
なお、上述した実施例では単一のキートップ20と2倍
の大きさのキートップ21について説明したが、4倍の
大きさのキートップについても2倍の大きさのキー1ト
ツプ21と同様に構成することができる。すなわち、4
倍の大きさのキートップは単一のキートップ20を縦横
に4つ合わせた構成で、4つの係合軸部28・・・を有
し、全体が4倍の大きさになるだけで、各部分は単一の
キートップ20および2倍のキートップ21と全く同じ
構成である。また、接点スイッチ24は4つの係合軸部
28・・・のいずれか1つの下に抑圧ゴム37を設け、
他の係合軸部28・・・の下には上述したコイルばね4
0・・・を設けるだけでよい。
[発明の効果] この発明によれば、キートップを入力操作する場合には
、塞板により開口部が塞がれたキートップを上方から押
圧すると、このキートップは軸受部の軸受に沿って係合
軸部が下方に移動し、下側の接点スイッチを押圧して接
点を導通させ、キー人力を行なう。
また、キートップを取り外す場合には、塞板を取り外し
てキートップの開口部から係合軸部の一部を上方に露出
させる。これにより、開口部から露出した係合軸部の一
部をキートップの上方から操作することができる。そし
て、開口部を通して係合軸部の一部を操作すると、係合
軸部は軸受部の軸受に対する係合を解除するので、キー
トップを軸受部から容易に取り外すことができる。その
ため、隣りのキートップが邪魔にならず、専用の特殊な
工具等を用いずにキートップの上方より容易に着脱する
ことができる。
さらに、取り外したキートップを大型のキートップと交
換する場合には、接点スイッチの一部を取り外し、この
状態でキートップの複数の係合軸部を軸受部の軸受内に
挿入してキートップを軸受部に取り付ける。このように
すれば、大型のキートップを押圧しても、接点スイッチ
の複数の接点が同時に導通することがなく、必要な接点
のみを導通させることができる。そのため、キートップ
の係合軸部の長さを変える必要がないので、キートップ
の形状が複雑にならず、キートップの製作が容易となり
、しかも大型のキートップに交換しても、不必要な接点
の導通な防ぎ、所望の接点のみを導通させることができ
、良好にキー人力を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は実施例を示し、第1図は単一のキート
ップの構成を示す分解斜視図、第2図は単一のキートッ
プを2つ並べて軸受板に取り付けた状態を示す拡大断面
図、第3図は2倍の大きさのキートップの構成を示す分
解斜視図、第4図はそれを組み付けた状態の拡大断面図
、第5図は従来の押釦キー構造の断面図である。 20.21・・・・・・キートップ、22・・・・・・
軸受板。 23・・・・・・軸受、24・・・・・・接点スイッチ
、28・・・・・・係合軸部、29・・・・・・開口部
、37・・・・・・押圧ゴム、38.41・・・・・・
ネームプレー)、39.42・・・・・・キーキャップ
。 第2図 ん 第 1 図 第4図 第 図 第 図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)同一形状の軸受を複数備えた軸受部と、この軸受
    部の軸受と対応して設けられる接点スイッチと、 前記軸受部の軸受に上下動可能に係合する係合軸部を備
    え、この係合軸部の一部を上部に露出させ、前記係合軸
    部を操作可能にする開口部を有し、上下動作により前記
    接点スイッチを導通するキートップと、 前記キートップの開口部を塞ぐ塞板と、 を備えたことを特徴とする押釦キー構造。
  2. (2)請求項第1項において、前記キートップは前記開
    口部から上部に露出する前記係合軸部の一部を操作する
    ことにより前記軸受部に対して着脱自在に取り外され、
    かつ前記接点スイッチの少なくとも一部は前記軸受部に
    対して着脱自在に取り付けられていることを特徴する押
    釦キー構造。
JP11072489A 1989-04-28 1989-04-28 押釦キー構造 Expired - Lifetime JP2712541B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04215218A (ja) * 1990-12-11 1992-08-06 Fujitsu Ltd キーボードスイッチ
TWI450294B (zh) * 2010-04-14 2014-08-21 Fih Hong Kong Ltd 按鍵組件及應用該按鍵組件的可攜式電子裝置
CN111670424A (zh) * 2018-01-16 2020-09-15 Ldlc集团 具有包括柔性膜的至少一个透明键的外围设备

Cited By (4)

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CN111670424B (zh) * 2018-01-16 2024-03-22 Ldlc集团 具有包括柔性膜的至少一个透明键的外围设备

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