JP2852010B2 - ガス放射バーナー用の安全装置 - Google Patents

ガス放射バーナー用の安全装置

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JP2852010B2 JP7268811A JP26881195A JP2852010B2 JP 2852010 B2 JP2852010 B2 JP 2852010B2 JP 7268811 A JP7268811 A JP 7268811A JP 26881195 A JP26881195 A JP 26881195A JP 2852010 B2 JP2852010 B2 JP 2852010B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼せずに漏れ出
すガスに対する電気的点火安全装置、およびそれと連動
した、炎が消えた時にガスに点火、ないしはガス供給を
停止するための装置を備えた、ガス放射バーナー用の安
全装置に関する。
【0002】ガス放射バーナーは公知であり、例えばD
E 2440701に記載されている。このガス放射バ
ーナーは本質的に、例えばセラミック製の、ガスバーナ
ーの混合室を上方に閉じている多孔質の、穴の開いたバ
ーナープレートを特徴としている。運転中、穴の開いた
バーナープレートの導管上端で小さな炎が燃え、それに
よってバーナープレートが赤熱され、熱放射源として作
用する。
【0003】放射するバーナープレートの温度は、バー
ナープレート材料の耐熱性に応じて約900℃〜950
℃である。
【0004】ガス放射バーナーは、とりわけ室内暖房、
給湯機、乾燥機構および特にガス調理機に使用されてい
る。
【0005】ガス放射バーナーおよび料理用ガラスセラ
ミック板を備えたガス調理機は、数多くの実施態様で、
例えばDE−OS 2621801、DE 33157
45A1、US−PA 4,083,355またはUS
−PS 4,201,184に開示されている。
【0006】ガス調理機では、1個以上のその様なガス
放射バーナーが、共通の、それ自体公知のガラスセラミ
ックプレートの下に間隔をおいて配置されており、ガラ
スセラミックプレート上では各バーナー毎に1個の調理
位置が決められている。各ガス放射バーナーは、点火装
置および点火安全装置を備えている。点火安全装置は、
炎が現にあることを監視している。故障により炎が消え
た場合、未燃焼ガス混合物の漏洩を防止する処置を講じ
なければならない。現在、下記の解決策が一般的であ
る: 1.バーナーを再点火するための、熱電気的に監視され
るパイロット炎(例えばDE 3409334C2、E
P 0433209A1)。
【0007】2.バーナープレート上の高温排気ガスの
イオン化監視(例えばDE 2621801C2)。
【0008】3.主バーナーの熱電気的監視(例えばD
E G8625847,U1、DE3732271C
2)。
【0009】4.主バーナーの定期的火花点火(例えば
DE 2633849C3)。
【0010】5.熱電気的に監視する連続運転における
赤熱点火装置(例えばDE 2641274C3)。
【0011】これらの対策には、技術的に経費がかか
り、例えば点火装置または主バーナーの熱電気的監視で
は、バーナーの整然とした運転を間接的にしか制御でき
ない、という欠点がある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、炎の
場所で直接制御することができ、価格的に有利で、確実
に作動する、ガス放射バーナー用安全装置を提供するこ
とにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のように特
定できる: [1] バーナープレートに一体化された、燃焼せずに漏
れ出すガスに関する点火安全装置、およびそれと連動し
ており炎が消えた時にガスを点火、ないしはガス供給を
停止するための装置を備えた、ガス放射バーナー用の安
全装置であって、前記点火安全装置はバーナープレート
(2)自体で作られる温度測定抵抗体と該温度測定抵抗
体と接触する電気的接続手段とを含むことを特徴とする
安全装置。
【0014】[2] 前記バーナープレート(2)がセ
ラミック材料からなることを特徴とする前記1の安全装
置。
【0015】[3] 前記バーナープレート(2)が繊
維材料からなることを特徴とする前記1または2の安全
装置。
【0016】[4] 前記バーナープレート(2)がS
iC繊維からなることを特徴とする前記3の安全装置。
【0017】[5] 前記温度測定抵抗体として、連続
したSiC繊維またはSiC繊維束がバーナープレート
(2)中に織り込まれていることを特徴とする前記4の
安全装置。
【0018】[6] 前記電気的接続手段が、プレートの
下側に接触していることを特徴とする請求項1〜5のい
ずれか1項の安全装置。
【0019】[7] 電気的接続が前記バーナープレー
トの内側区域に施されていることを特徴とする前記6の
安全装置。
【0020】[8] 互いに無関係な温度測定抵抗体が
それぞれ前記バーナープレート(2)の内側区域および
縁部区域で接触していることを特徴とする前記1〜7の
いずれか1項の安全装置。
【0021】[9] 前記温度測定抵抗体が評価装置と
接続しており、前記評価装置が、抵抗体の測定(IS
T)値または抵抗の変化速度が予め決められた範囲の外
にあることをもって、断線ならびに短絡を識別すること
を特徴とする前記1〜8のいずれか1項の安全装置。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明では、バーナープレート自
体が点火安全装置に関係する。本発明は、通常使用され
るバーナープレート材料、例えばセラミックまたは金
属、の電気抵抗が温度により大きく変化する、という事
実を利用している。それによって、バーナーの燃焼また
は運転状態は、バーナープレート材料の電気抵抗を測定
することにより簡単に把握することができる。
【0023】これには、バーナープレートを、所定位置
で適当な評価回路に電気的に接続すれば十分である(場
合により、さらにバーナーの金属製混合室からバーナー
プレートを電気的に絶縁する必要がある)。バーナープ
レートで得られた信号に応じて、評価回路により、バー
ナープレート上にある点火装置、例えば赤熱点火装置、
火花点火装置、などが、あるいはそれぞれのバーナープ
レートへのガス供給を停止する弁が作動する。
【0024】本発明では、この用途に関連する温度範囲
100〜900℃に対して電気抵抗が十分に大きく、十
分に迅速に変化するすべてのバーナープレート材料が好
適である。簡単に制御するためには、原則的に、上記の
温度範囲で抵抗が少なくとも10%、好ましくは20%
変化すれば十分である。温度、したがって抵抗の変化速
度は、関連する規格(ヨーロッパではEN 30)で規
定されている、炎が消えてからガス供給が停止、ないし
は新たに点火するまでの安全時間が守られる位に大きく
なければならない。正または負の温度係数が大きい高耐
熱性の材料が特に有利である。
【0025】本発明は、繊維材料製の、例えば金属また
はセラミック繊維製のバーナープレートを使用すること
有利である。というのは、これらの材料の熱容量(therm
ische Masse)が非常に小さく、温度および抵抗が急速に
変化するためである。特に好ましいのは、例えばグロー
バル エンバイロンメンタル ソルーションズ(Global
Environmental Solutions)社製(Advanced Gas-Power
ed Smoothtop, Proceedings of the International App
liance Technical Conference, Madison, Wisconsin 、
1994年5月10〜11日、参照のこと)のSiC繊
維製バーナープレートである。このバーナープレート材
料は、有利な抵抗/温度特性を備えているのみならず、
その熱容量が小さいため、バーナー出力の変化に対応し
て非常に迅速に反応する。これに関する詳細な事項は、
実施例で説明する。
【0026】好適な評価回路は、先行技術における多く
の実施態様から公知である。最も簡単な場合、評価回路
は、電源、信号増幅器、回路増幅器および磁気弁を備え
ている。その様な回路の構造は、当業者には公知であ
る。上記の場合、評価は抵抗信号の絶対値により行な
う。そこで例えば、特定の電流に対応する予め決められ
た抵抗値を、新たに点火、ないしはガス供給を停止する
ための閾値として利用することができる。点火が成功す
ると、通常の寸法、例えば180mm、のSiC繊維製の
バーナープレートは、例えば5秒後に温度が約700℃
になる。この加熱の間に、好適なSiC繊維材料の比電
気抵抗は、例えば2x104 から103 Ωxcmに低下す
る。
【0027】特定のバーナーに対して、抵抗値は低温状
態でも高温状態でも既知であるので、これら両方の値
は、場合により抵抗値の経時変化をも考慮して、適当な
評価回路を使用してバーナーの制御に利用することがで
きる。抵抗が下側の値に近い場合、燃焼していないこと
を示し、新たに点火するか、あるいは何度試みても点火
しないとき、または予め決められた時間が経過した後、
ガスの供給を停止する。抵抗が上側の値に近い場合、バ
ーナーは問題なく燃焼している。抵抗が非常に小さい場
合は短絡しているのであり、抵抗が極端に大きい場合は
断線しているのであり、どちらの場合も安全性の理由か
らガス供給を停止すべきである。
【0028】絶対値を評価する代わりに、抵抗信号の時
間による変化を利用することもできる。この場合、評価
回路はさらに微分回路を備える。信号変化は始動時およ
び遮断時に非常に大きく(図6参照)、それらを評価す
ることにより、安全時間が守られると同時に、ゆっくり
した材料変化(エージングの様な)または評価電子装置
のドリフチングと無関係な方法が得られる。始動時に
も、遮断時にも抵抗変化がない場合、短絡または断線が
あるという徴候であり、安全回路が作動することにな
る。
【0029】電子的な評価には、直流、交流またはパル
ス形信号を使用することができる。運転中、プレートの
抵抗は非常に限られた範囲内になければならないので、
これは、バーナープレートと電子装置の間のリード線に
おける短絡または断線の識別に利用することができる。
同様に、パルス形信号の評価は、ある電圧が存在しなけ
ればならないだけではなく(この電圧は妨害としても生
じ得る)、信号が正しい周波数をも有している必要があ
るので、機構全体の安全性の向上にも利用することがで
きる。
【0030】本発明による、バーナープレート材料から
得られる温度測定抵抗体は、バーナープレートの温度制
御にも利用することができる。
【0031】繊維材料、例えばSiC繊維、からなるバ
ーナープレートを利用する場合、温度測定抵抗体として
バーナープレート中に、個別の繊維または繊維の束を織
り込み、末端をプレートを通して上方または下方に通す
のが有利である。ここで、(ワイヤ形)導体を簡単に接
触させるのが有利である。さらに、繊維/繊維束によ
り、非常に良く限定された温度センサーの幾何学的構造
が得られるので、製造する際に非常に小さな公差が得ら
れる。
【0032】この方法にならって、中央区域と縁部区域
を別々に評価できる様に、多数の繊維を1個のプレート
上に敷設することもできる。この様にして、温度センサ
ーを組み込んだガラスセラミック製調理面に関してDE
−PS 4022844またはUS−PS 52276
10に記載されている方法と同様にして、中央区域と縁
部区域の加熱の差から過熱の原因を突き止めることがで
きる。例えば、粗悪な調理器具を使用した場合と、調理
器具のない空炊きの違いを区別することができる。一般
的な配置では、空炊きの場合、温度は中央部で950
℃、縁部で930℃となるのに対し、粗悪な鍋を使用し
た場合、中央で980℃、縁部で900℃と測定され
る。
【0033】本発明の安全装置を使用する場合、バーナ
ープレート全体がSiCからなる必要はなく、加熱され
る最上層がSiCからなることだけが重要である。バー
ナープレートは、例えば大型の場合は、機械的な支持構
造および活性繊維プレートからなるサンドイッチ構造を
有することができる。
【0034】本発明には特に、実際に炎が生じ、または
消える場所で正確に安全監視を行なうことができるとい
う利点がある。先行技術で一般的である様な、間接的な
測定により回り道をする必要はない。これによって大き
な安全性が得られる。さらに、本発明の安全装置は、簡
単で、価格的に有利な構造が特徴である。
【0035】以下に、本発明を図面および実施例により
さらに詳細に説明する。
【0036】日本カーボン(Nippon Carbon )社から製
造、販売されている3種類のSiCに関し、図1から比
電気抵抗と温度の関係がわかる。これらのグラフは、メ
ーカーのデータシートから引用したものである。SiC
材料は、非常に異なった抵抗特性で製造できることがわ
かる。市販のSiC材料で、抵抗が温度増加と共に大き
く低下する材料が重要である。これらの材料は電気ヒー
ターに使用されることが多いので、SiC材料に関する
抵抗と温度の関係は、原則的にメーカーから報告され
る。しかし、どの様な技術や方法でこれらの材料の抵抗
特性を効果的に変えることができるかは、メーカーは公
表していない。そのため、当業者が本発明の安全装置に
好ましいSiC材料を見つけ出そうとする場合、一般的
に上記のメーカー資料を引用するか、あるいは抵抗特性
を自分で実験により突き止めることになる。それによっ
て、問題とする温度範囲で抵抗ができるだけ大きく変化
する様な材料をバーナープレート材料として選定でき
る。
【0037】図2〜4には、ガス放射バーナー3のバー
ナープレート2に電気的接続手段1を取り付ける様々な
方法を示す。図2では、バーナープレート2に、運転中
に高温になる上側で接触させる。この配置では、プレー
ト2は、金属製の混合室4から電気的に絶縁して取り付
ける必要がある。あるいは、図3により、運転中に低温
である下側に接触させることもできる。この場合、総抵
抗は、プレート2の下側および上側における抵抗の平行
回路から構成される。炎が存在する場合、上側の抵抗が
下がるので、この配置の総抵抗は低下する。図4に示す
様に、接触点がプレート2の内側区域で下側にある場
合、プレート2を混合室4から絶縁して組み込む必要は
ない。バーナープレートの高温の内側区域にある両接触
位置間の電気抵抗は、外側区域における抵抗より本質的
に低いので、縁部への電流の流れは無視できる。この配
置においても、運転中の電気抵抗は、図3における様
に、プレート2の下側における抵抗および上側における
抵抗の平行回路である。
【0038】下側で接触させるのが好ましい。というの
は、接触位置の温度がバーナー運転中にも非常に低くく
(<100℃)、多くの接触方法、例えば導電性のエポ
キシド樹脂による接着、を採用することができるためで
ある。上側では温度が700℃を超えるので、実際上、
溶接方法しか使用できない。
【0039】上記配置のすべてにおいて、点火装置は、
先行技術で一般的な様に、バーナープレートの上側で、
排気通路中に取り付ける。
【0040】
【実施例】直径14.5cm、厚さ4mmのSiC(α変
性)製のバーナープレートの下側に(炎を避けて)、外
縁部からそれぞれ1cm離して、銅より線からなる2本の
ワイヤを導電性のエポキシド樹脂接着剤(タイプElecol
it 323 a+b)で接着した。
【0041】このプレートを、ガラスセラミックカバー
を備えたガスレンジ用の混合室上に取り付け、接続ワイ
ヤを混合室底部を通して導いた。470Ωの直列抵抗を
通して、プレートに6Vの交流を印加した。直列抵抗に
おける電圧は、1チャネル記録計で記録した。電圧降下
から、運転中のバーナープレートの電気抵抗ならびにそ
の時間的な変化率を計算し、図5および6に示した。こ
れらの曲線は、バーナーの点火および消火の際の計算値
の推移を示す。
【0042】図5および6から、始動(“B an”)の際
に抵抗が非常に大きく低下し、この試験構造において、
EN 30で規定されている10秒間の安全時間内に炎
が問題なく確認されることが分かる。同様に、60秒間
の安全時間以内に炎は消える(“B aus ”)。
【0043】図5には増加の絶対値を示してあり、この
値は始動(“B an”)の際には負であり、停止(“B au
s ”)の際には正である。この増加は、短時間の間に小
さな値から非常に大きくなるので、容易に評価できる。
約十秒間後には、次の切換えが検知できる様に、信号の
変化は非常に僅かになる。
【0044】図6では、測定の絶対値の代わりに、変化
速度がその後の評価の基になっている。図5の曲線の傾
きは、始動/停止時点において非常に大きいので、上記
の安全時間を守るだけでなく、はるかに下回る制御を実
現することができる。
【0045】
【発明の効果】本発明では、特に実際に炎が生じ、また
は消える場所で正確に安全監視を行なうことができると
いう利点がある。先行技術で一般的である様な、間接的
な測定により回り道をする必要はない。これによって大
きな安全性が得られる。さらに、本発明の安全装置は、
簡単で、価格的に有利な構造が特徴である。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、各種SiCの比電気抵抗と温度の関係を示
すグラフである。
【図2】は、電気的接続方法によるガス放射バーナーの
図式的な断面図である。
【図3】は、電気的接続方法によるガス放射バーナーの
図式的な断面図である。
【図4】は、電気的接続方法によるガス放射バーナーの
図式的な断面図である。
【図5】は、実施例によるSiCバーナープレートで測
定した、加熱および冷却段階における電気抵抗と温度の
関係を示すグラフである。
【図6】は、図5の曲線の第一導関数(Ableitung) を示
すグラフである。
【符号の説明】
1…電気的接続手段 2…バーナープレート 3…ガス放射バーナー 4…混合室
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F23N 5/24 106 F23N 5/24 106A (56)参考文献 特開 平4−340018(JP,A) 特公 昭62−52214(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F23N 5/14 F23D 14/16 F23D 14/72 F23N 5/24 F23N 5/24 106

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バーナープレートに一体化された、燃焼
    せずに漏れ出すガスに関する点火安全装置、およびそれ
    と連動しており炎が消えた時にガスを点火、ないしはガ
    ス供給を停止するための装置を備えた、ガス放射バーナ
    ー用の安全装置であって、前記点火安全装置はバーナー
    プレート(2)自体で作られる温度測定抵抗体と該温度
    測定抵抗体と接触する電気的接続手段とを含むことを特
    徴とする安全装置。
  2. 【請求項2】 前記バーナープレート(2)がセラミッ
    ク材料からなることを特徴とする請求項1の安全装置。
  3. 【請求項3】 前記バーナープレート(2)が繊維材料
    からなることを特徴とする請求項1または2の安全装
    置。
  4. 【請求項4】 前記バーナープレート(2)がSiC繊
    維からなることを特徴とする請求項3の安全装置。
  5. 【請求項5】 前記温度測定抵抗体として、連続したS
    iC繊維またはSiC繊維束がバーナープレート(2)
    中に織り込まれていることを特徴とする請求項4の安全
    装置。
  6. 【請求項6】 前記電気的接続手段が、プレートの下側
    に接触していることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か1項の安全装置。
  7. 【請求項7】 電気的接続が前記バーナープレートの内
    側区域に施されていることを特徴とする請求項6の安全
    装置。
  8. 【請求項8】 互いに無関係な温度測定抵抗体がそれぞ
    れ前記バーナープレート(2)の内側区域および縁部区
    域で接触していることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れか1項の安全装置。
  9. 【請求項9】 前記温度測定抵抗体が評価装置と接続し
    ており、前記評価装置が、抵抗体の測定(IST)値ま
    たは抵抗の変化速度が予め決められた範囲の外にあるこ
    とをもって、断線ならびに短絡を識別することを特徴と
    する請求項1〜8のいずれか1項の安全装置。
JP7268811A 1994-10-20 1995-10-17 ガス放射バーナー用の安全装置 Expired - Fee Related JP2852010B2 (ja)

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DE4437510.7 1994-10-20
DE4437510A DE4437510C1 (de) 1994-10-20 1994-10-20 Sicherheitseinrichtung für Gasstrahlungsbrenner

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