JP2850434B2 - 空気調和装置 - Google Patents

空気調和装置

Info

Publication number
JP2850434B2
JP2850434B2 JP2006586A JP658690A JP2850434B2 JP 2850434 B2 JP2850434 B2 JP 2850434B2 JP 2006586 A JP2006586 A JP 2006586A JP 658690 A JP658690 A JP 658690A JP 2850434 B2 JP2850434 B2 JP 2850434B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
indoor
indoor air
room
adsorbent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006586A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH03211350A (ja
Inventor
照夫 山本
好文 守屋
稔也 藤戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2006586A priority Critical patent/JP2850434B2/ja
Publication of JPH03211350A publication Critical patent/JPH03211350A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2850434B2 publication Critical patent/JP2850434B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、吸着剤を用いて空気質の向上を図る空気調
和装置に関するものである。
従来の技術 近年、室内に放散される空気中の湿気を除湿したり、
臭気を除去する空気調和装置が用いられるようになって
きている。
従来、この種の空気調和装置は第4図に示すように、
室内空気を吸着剤20に通し、水蒸気を除去した乾燥空気
を室内に供給することによって室内空気を除湿するもの
がある。(たとえば特開昭63−287532号公報) また、外気を吸着剤20に接触させて臭いの分子を除去
し、室内に供給するものも見受けられる。
(たとえば特開昭55−121336号公報) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、このような従来の装置は、吸着時に発
生する吸着熱がそのまま室内に侵入するためにその熱量
に応じて室内気温が上昇し、不快を呈する不都合があ
る。
本発明は、上記課題を解決するもので、室内へ供給す
る空気を室外空気と熱交換させて冷却し、この冷却能力
を変化させることにより、季節、地域に適合した除湿、
暖房機能を有する空気調和装置を提供することを目的と
している。
課題を解決するための手段 本発明は上記の目的を達成するために、本体の室内側
に設けた室内空気吸込口と室内空気吐出口と、室外側に
設けた室外空気吸込口と室外空気吐出口と、室内空気吸
込口から吸込まれた空気が室外側を通り室内側空吐出口
より吐出されるように本体の内部に設けた隔壁により形
成した室内側空気流路と、前記室内側空気流路内に設け
たゼオライト等からなり空気中の少なくとも一種の気体
分子を選択的に吸着する吸着剤とこの吸着剤に室内空気
を供給する第1の送風機と室内空気の温度を検出する温
度センサと、室外空気吸込口から室外空気吐出口に至る
室外側空気流路内に設けた第2の送風機と前記吸着剤を
通過後の室内空気と室外空気間において熱交換される熱
交換器と、前記温度センサの出力に応じて第2の送風機
の回転数を制御し、前記熱交換器による室内空気の冷却
能力を制御する制御装置を備えたものである。
作用 本発明は上記した構成により、室内の気温に応じて、
吸着熱を室外空気と熱交換させる度合を制御することに
より、たとえば室温が低くて暖房を必要とする場合には
吸着熱を室内に供給する。そしてこのとき、冷却手段の
能力を制御して室温を適切に調節する。逆に、室温が高
ければ室外空気と熱交換して吸着熱を室外に排出する。
したがって、室内空気の質を向上させる機能に加え、室
温の制御機能をも有する。
実施例 以下、本発明の一実施例について第1図〜第3図を参
照しながら説明する。図に示すように、1は空気調和装
置の本体で室内側に室内空気吸込口2と室内空気吐出口
3を設け、室外側には、室外空気吸込口4と室外空気吐
出口5を設け、室内空気吸込口2から吸込まれた空気は
室外側を通り室内側吐出口3より吐出されるように本体
1の内部に隔壁6を設けて空気流路を形成している。そ
して本体1の室内側空気流路内にはゼオライト等からな
る吸着剤7と、この吸着剤7に室内空気を供給する第1
の送風機8からなる空気搬送手段および室内空気の温度
を検出するサーミスタ等からなる温度センサ9が設けら
れている。一方室外空気吸込口4から室外空気吐出口5
に至る室外側空気流路内には第2の送風機10と室内空気
と室外空気間において熱交換される熱交換器11により冷
却される冷却手段を設けている。そして前記温度センサ
9の出力に応じて第2の送風機10の回転数を制御し、前
記熱交換器11の冷却能力を制御する制御装置12を設けて
いる。
上記構成において、空気調和装置を運転すると、第1
の送風機8により室内空気吸込口2から被処理空気Aが
吸引され吸着剤7を通って空気中の水蒸気や二酸化炭素
等の汚染物質が吸着され、清浄な除湿空気がつくられ
る。このとき吸着剤7では吸着熱が発生し、温度の高く
なった空気が熱交換器11を通過する。一方第2の送風機
10により室外空気吸込口4から吸込まれた空気は熱交換
器11に送風され温度の高くなった室内空気との間で熱交
換され、室内空気は冷却されて室内空気吐出口3より清
浄化された空気Bが室内に放散される。
そして、室内側に設けられた温度センサ9により室温
が検出され、その値に応じて第2の送風機10の回転数を
制御装置12により制御して熱交換器11における熱交換の
度合が調節されるものである。
すなわち、室温が低いときには第2図に示すように第
2の送風機10の回転数を下げて吸着熱により温度が上昇
した室内空気の熱交換器11における冷却度合を低くして
温度が上昇した状態の室内空気を室内空気吐出口3より
吐出して室内の暖房に寄与せしめ、室温が高いときには
第2の送風機10の回転数を上げて、吸着熱により更に温
度が上昇した室内空気の熱交換器11における冷却度合を
高くして吸着熱は室外に放出し、過昇温度の空気が室内
空気吐出口3より吐出されないように制御されるもので
ある。
なお、第2の送風機10の回転数制御は第3図に示すよ
うにある設定された室温t1及びt2においてディファレン
シャルを有するオフオン制御でもよい。
このように、本発明の実施例の空気調和装置によれ
ば、室温を温度センサ8により検出することによって吸
着剤6の吸着熱の室内に供給する度合を冷却手段の能力
制御によりおこなうので、室内空気の質を向上させる機
能に加えて、室温を制御することができ、とくに冬季は
暖房に寄与して、省エネルギー性が高くなる。
また、気密性が高くかつ暖房負荷の小さい室内であれ
ば、暖房器具を用いることなく室温が制御されると同時
に除湿、空気清浄がなされ、小さな設備で健康的かつ省
エネルギーの空調が実現できる。
発明の効果 以上のように、本発明によれば、室内の被処理空気中
の水蒸気や二酸化炭素等の空気汚染物質を吸着剤が吸着
する際に発生する吸着熱を、冷却手段によって室外空気
と熱交換させるときに室内気温に応じて室内に供給する
吸着熱の度合を制御するので、除湿、空気清浄の機能に
加え、室内温度の制御が可能な暖房機能をも有する。
したがって、季節に応じて吸着熱を有効に利用し、暖
房に寄与して省エネルギーを達成する。
また、近年住宅性能が向上して増加しつつある気密性
の高い、かつ暖房負荷の小さい住宅では、空気質向上機
能と室温制御機能により、健康的で快適な空気効果を一
台で実現することができる。
さらに、すでに空調された室内の空気を処理する構成
なので、室外の空気を取り入れることに比べると、室内
空気温度の変化に与える影響が小さく、他の空調手段を
併用しているときにはその空調手段の負荷が小さくなっ
て、省エネルギーが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の空気調和装置本体の内部を
示す構造図、第2図は同第2の送風機の回転数と室内気
温の関係を示した特性図、第3図は同第2の送風機の回
転数制御の状態を示す特性図、第4図および第5図は従
来の空気調和装置の内部を示す構造図である。 7…吸着剤、8…第1の送風機、9…温度センサ、10…
第2の送風機、11…熱交換器、12…制御装置。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24F 11/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体の室内側に設けた室内空気吸込口と室
    内空気吐出口と、室外側に設けた室外空気吸込口と室外
    空気吐出口と、室内空気吸込口から吸込まれた空気が室
    外側を通り室内側吐出口より吐出されるように本体の内
    部に設けた隔壁により形成した室内側空気流路と、前記
    室内側空気流路内に設けたゼオライト等からなり空気中
    の少なくとも一種の気体分子を選択的に吸着する吸着剤
    とこの吸着剤に室内空気を供給する第1の送風機と室内
    空気の温度を検出する温度センサと、室外空気吸込口か
    ら室外空気吐出口に至る室外側空気流路内に設けた第2
    の送風機と前記吸着剤を通過後の室内空気と室外空気間
    において熱交換される熱交換器と、前記温度センサの出
    力に応じて第2の送風機の回転数を制御し、前記熱交換
    器による室内空気の冷却能力を制御する制御装置を備え
    た空気調和装置。
JP2006586A 1990-01-16 1990-01-16 空気調和装置 Expired - Fee Related JP2850434B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006586A JP2850434B2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16 空気調和装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006586A JP2850434B2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16 空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03211350A JPH03211350A (ja) 1991-09-17
JP2850434B2 true JP2850434B2 (ja) 1999-01-27

Family

ID=11642434

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006586A Expired - Fee Related JP2850434B2 (ja) 1990-01-16 1990-01-16 空気調和装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2850434B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3255001B2 (ja) * 1995-03-08 2002-02-12 株式会社日立製作所 試薬の効力低下を抑制するための試薬取扱方法およびその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH03211350A (ja) 1991-09-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2968241B2 (ja) 除湿空調システム及びその運転方法
KR100766054B1 (ko) 공기조화시스템, 공기조화장치 및 그 방법
JP3543784B2 (ja) 調湿換気装置
US4488408A (en) Cooling method and system therefor
JP5862266B2 (ja) 換気システム
JP4639485B2 (ja) 空気調和機
JP2003139350A (ja) 除湿空調装置
JP2002317997A (ja) 調湿装置
JP3132940B2 (ja) 加湿機能付空気調和機
JP2558552B2 (ja) 換気空調設備
JP3731113B2 (ja) 空気調和機
JP2850434B2 (ja) 空気調和装置
JP2002317964A (ja) 空気調和装置
CN212431075U (zh) 空调器室内机
JP2964843B2 (ja) 空質調節機
JP4121116B2 (ja) 除湿兼加湿システム
JP3249466B2 (ja) 加湿・換気・除湿ユニットおよび空気調和機
JP3620465B2 (ja) 空気調和換気装置
JP2002317998A (ja) 換気システム
JPH11182902A (ja) 空気調和機
JPH03148543A (ja) 換気装置
JPH0894122A (ja) 吸着装置とそれを備えた除加湿装置並びにそれを備えた空気調和機
JP3835920B2 (ja) 温風器
JP2002317987A (ja) 調湿換気装置
JP2001193981A (ja) 除湿換気装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees