JP2849707B2 - 見切り材 - Google Patents

見切り材

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JP2849707B2
JP2849707B2 JP8075390A JP7539096A JP2849707B2 JP 2849707 B2 JP2849707 B2 JP 2849707B2 JP 8075390 A JP8075390 A JP 8075390A JP 7539096 A JP7539096 A JP 7539096A JP 2849707 B2 JP2849707 B2 JP 2849707B2
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JP
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head
parting
connecting piece
engagement groove
fixing tool
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JP8075390A
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JPH09242315A (ja
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幸雄 栗田
善隆 栗原
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National Institute of Advanced Industrial Science and Technology AIST
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Agency of Industrial Science and Technology
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  • Finishing Walls (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、室内の壁等の納ま
り部分に取付けられる見切り材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、室内の壁等の納まり部分に取付け
られる見切り材Aとしては、図3に示されるようなもの
がある。このものは、基板20の一端より一側方に向け
て第1連結片21を突設すると共に、基板20の他端よ
り他側方に向けて第2連結片22を突設して主体が構成
されており、取付施工時には、図4に示されるように第
1連結片21を間仕切り壁のようなパネル材2の枠材2
aの外面に当接し、第2連結片22をパネル材2の面板
2bの外面に当接し、第2連結片22または第1連結片
21を釘や木ねじ等の固着具3によってパネル材2に連
結固定することで納まり部分をカバーするように設置さ
れるようになっている。図3中符号23は固着具3を挿
通するために第2連結片22に穿設された通孔である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のような
従来例にあっては、室内側から釘や木ねじ等の固着具3
で見切り材Aを固定するという方式であるために、施工
後に固着具3の頭が室内側に露出して仕上がりが悪いと
いう問題があった。本発明は上記問題点の解決を目的と
するものであり、固着具の頭が室内側に露出するような
ことなく固着具を用いながら取付けることができる見切
り材を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、下地材1に接するように配されたパネ
ル材2の端縁部に設置される見切り材Aにおいて、パネ
ル材2に当接されることとなる裏面の長手方向に沿って
入口部分よりも内側が広くなった係合溝9を形成し、係
合溝9にパネル材2に打入される固着具3の頭3aをス
ライド自在に保持し、係合溝9内に固着具3が係合溝9
の長手方向に沿ってスライド移動するのを防止するため
の発泡ウレタン等の弾性体からなる位置決め部材10を
スライド移動させることで位置換えを行うことができる
ように取付けていることを特徴とするものであり、保持
部4に固着具3の頭3aを保持させて見切り材の裏面側
に固着具3を取付けた状態とし、室内側から当て木を見
切り材に当てるなどして金槌でたたき込むことによって
取付けられる。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明における見切り材Aは、図
1に示されるように帯板状の基板5の一端縁より基板5
と直交する方向に向けて第1連結片6を突設し、基板5
の他端縁より上記第1連結片6とは反対方向に向けて基
板5と直交する方向に第2連結片7を突設して主体が構
成されている。
【0006】図2に示されるように第1連結片6の裏面
側には長手方向に沿って一対の支持アーム8が突設され
ており、各支持アーム8の内側には係合溝9が形成され
ている。また、第2連結片7の裏面側には長手方向に沿
って一対の支持アーム8が並設配置されており、各支持
アーム8の内側には係合溝9が形成されている。この係
合溝9は固着具3の頭3aを係合保持することができる
ものであり、各係合溝9によって見切り材Aの裏面側に
固着具3の頭3aを保持する保持部4が形成されてい
る。上記係合溝9は入口部分よりも内側が広くなってお
り、固着具3の頭3aを抜け止めした状態で保持するこ
とができるようになっている。
【0007】各係合溝9に固着具3の頭3aを保持させ
ている状態を図1、図2(b)にて示している。頭3a
を係合溝9に係合させることによって固着具3は抜け止
めされた状態で且つ係合溝9の長手方向に沿ってスライ
ド移動可能自在な状態となっている。ここで、係合溝9
内にはスライド移動しないように発泡ウレタン等の弾性
体からなる位置決め部材10が取付けられるようになっ
ており、この位置決め部材10によって係合溝9に保持
されている固着具3が係合溝9の長手方向に沿ってスラ
イド移動するのを防止できるようになっている。つま
り、位置決め部材10を用いることによって固着具3を
係合溝9の長手方向の所定位置で位置決めすることがで
きるようになっている。この位置決め部材10は発泡ウ
レタンのような弾性体から構成されているために位置換
えを行う場合には圧縮させた状態で係合溝9内をスライ
ド移動させることで容易に位置換えを行うことができる
ようになっている。
【0008】
【0009】建物躯体のような壁下地としての下地材1
と直交するように間仕切り壁のようなパネル材2が設置
される。このパネル材2は枠材2aの両外面に沿って枠
材2aを挟むように面板2bを添設して主体が構成され
ており、各面板2bは端縁が枠材2aの端縁よりも内方
に位置するようにして枠材2aに取付けられている。つ
まり、枠材2aは面板2bの端縁より外方に突出した状
態となっており、パネル材2の端縁部には凹所11が形
成されている。
【0010】しかして、見切り材Aは裏面側の保持部4
に頭3aを保持させるようにして所定間隔毎に固着具3
を配置し、第1連結片6をパネル材2に設けられた凹所
11内に配置し、第1連結片6を金槌等の工具によって
たたき込むことによって固着具3が枠材2aに打入され
るものであり、また、第2連結片7を金槌等の工具によ
って叩くことで第2連結片7に保持されている固着具3
が面板2bに打入されるものであり、固着具3を介して
見切り材Aがパネル材2の端縁部に取付けられるもので
ある。ここで、見切り材Aを金槌等の工具にて叩く場合
に見切り材Aへの当て面が見切り材Aの外形形状に沿っ
た段状となったピース等を用いるようにしてもよいもの
であり、このように当て面が段状となったピースを用い
るようにすると第1連結片6と第2連結片7とを同時に
叩き込んで各連結片6,7にて保持されている固着具3
を同時にパネル材2に打入させて見切り材Aの取付けを
行うことができる。
【0011】そして、固着具3は頭3aを保持部4に保
持させることによって見切り材Aに予め取付けられた状
態となっているために、見切り材Aをたたき込むことに
よって固着具3を用いた形態を採用して見切り材Aを取
付けることができるものであり、見切り材Aを位置決め
した状態のままで固着具3を利用して固定を行うような
必要がなく、しかも、固着具3を採用しているといえど
も固着具3の頭3aが見切り材Aの外面に露出するよう
なことがなく、固着具3の頭3aが外観上見えることが
なくて仕上がり良く見切り材Aを設置することができる
ものである。
【0012】
【発明の効果】本発明は、パネル材に当接されることと
なる裏面の長手方向に沿って入口部分よりも内側が広く
なった係合溝を形成し、係合溝にパネル材に打入される
固着具の頭をスライド自在に保持し、係合溝内に固着具
が係合溝の長手方向に沿ってスライド移動するのを防止
するための発泡ウレタン等の弾性体からなる位置決め部
材をスライド移動させることで位置換えを行うことがで
きるように取付けているので、保持部に頭を保持させる
ことによって見切り材の裏面側に予め固着具を取付けた
状態とすることができるものであり、この状態で固着具
をパネル材に打入することによって固着具を用いて固定
できる構造を採用しながら固着具の頭が室内側に露出す
るようなことなく取付けることができる見切り材とする
ことができるものである。しかも、係合溝内に固着具が
係合溝の長手方向に沿ってスライド移動するのを防止す
るための発泡ウレタン等の弾性体からなる位置決め部材
をスライド移動させることで位置換えを行うことができ
るように取付けているので、弾性体からなる位置決め部
材により固着具が係合溝の長手方向に沿ってスライド移
動するのを防止できるものであり、また、位置決め部材
が発泡ウレタンのような弾性体から構成してあるので、
位置換えを行う場合には圧縮させた状態で係合溝内をス
ライド移動させることで容易に位置換えを行うことがで
きるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一例を示す斜め上方から見た斜視図で
ある。
【図2】見切り材を示すものであり、(a)は断面図、
(b)は固着具の配置状態を示す平面図である。
【図3】 従来例の見切り材を示すものであり、(a)は
一部省略した平面図、(b)は断面図である。
【図4】 施工状態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 下地材 2 パネル材 3 固着具 3a 頭 4 保持部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 19/02 E04F 19/04 E04F 19/06 E04B 2/82

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下地材に接するように配されたパネル材
    の端縁部に設置される見切り材において、パネル材に当
    接されることとなる裏面の長手方向に沿って入口部分よ
    りも内側が広くなった係合溝を形成し、係合溝にパネル
    材に打入される固着具の頭をスライド自在に保持し、係
    合溝内に固着具が係合溝の長手方向に沿ってスライド移
    動するのを防止するための発泡ウレタン等の弾性体から
    なる位置決め部材をスライド移動させることで位置換え
    を行うことができるように取付けていることを特徴とす
    る見切り材。
JP8075390A 1996-03-06 1996-03-06 見切り材 Expired - Lifetime JP2849707B2 (ja)

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JP8075390A JP2849707B2 (ja) 1996-03-06 1996-03-06 見切り材

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JPH09242315A JPH09242315A (ja) 1997-09-16
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JPS49107823U (ja) * 1972-12-29 1974-09-13

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JPH09242315A (ja) 1997-09-16

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