JP2849677B2 - 車両用表示装置 - Google Patents

車両用表示装置

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JP2849677B2 JP2334933A JP33493390A JP2849677B2 JP 2849677 B2 JP2849677 B2 JP 2849677B2 JP 2334933 A JP2334933 A JP 2334933A JP 33493390 A JP33493390 A JP 33493390A JP 2849677 B2 JP2849677 B2 JP 2849677B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、例えば自動車の計器板として採用されてい
る液晶表示装置を用いた車両用表示装置に関するもので
ある。
【従来の技術】
従来のこの種の液晶表示装置91を用いた表示装置の例
を示すものが第4図であり、前記液晶表示装置91を光源
で背面から照射し、その透過光で照明するものがある
が、前記液晶表示装置91には多色の表示機能が設けられ
るものとなっているので、光源としては演色性に優れる
蛍光放電灯92が採用されている。 また、実開昭61−59141号公報には、温度センサによ
り低温時及びライティングスイッチにより点灯する白熱
電球を蛍光ランプに併設した照明装置が開示されてい
る。 この構成では白熱電球が昼間低温時に蛍光ランプの照
度不足を補償する補償光源及びヒータの役割を果たして
いる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記した従来の照明装置においては、
冬季などの寒冷時においては前記蛍光放電灯92の輝度が
著しく低下するものであるので、放電灯昇温用ヒータ93
の設置が必要とされ、これに伴い前記放電灯昇温用ヒー
タ93を制御するための温度センサ94、ヒータ制御回路
(図示せず)なども当然に必要となり、構成面でも制御
面でも複雑化してコストアップを余儀なくされると云う
問題点、および、例え上記のものを設けたときにも前記
放電灯昇温用ヒータ93が定温に達するまでの時間はその
効果が発揮されず、よって運転開始時には前記液晶表示
装置91の読取りが困難であると云う問題点が生ずるもの
となり、これらの問題点の解決が課題とされるものとな
っていた。 実開昭61−59141号公報の内容では白熱電球が昼間定
温時に蛍光ランプの照度不足を補償しかつヒータの役割
を成している例があるが、これらの具体的な構成が示さ
れておらず、温度制御が効果的になされているか否か不
明である。
【課題を解決するための手段】
本発明は前記した従来の課題を解決するため具体的な
手段として、液晶表示装置の背面に設けた光源により透
過光照明を行う車両用表示装置において、放電灯と、外
部照明の点消灯を行う外部照明スイッチに接続される昼
夜制御回路と、前記放電灯の電極近傍に配設される第1
系統の白熱電球と、前記第1系統の白熱電球とは独立し
て点灯制御可能な第2系統の白熱電球と、前記放電灯近
傍において前記白熱電球の熱の影響を受けにくい離間し
た位置に配置され前記昼夜制御回路と接続される温度セ
ンサーと、前記温度センサーの出力により前記第1系統
の白熱電球の点灯を制御する温度制御回路とを有し、放
電灯と白熱電球は光源として一体のランプハウジング内
に配置され、前記放電灯と前記第2系統の白熱電球は前
記昼夜制御回路に接続され昼間時には点灯し夜間時には
消灯するよう昼夜制御回路の出力に応じて制御され、前
記第1系統の白熱電球は温度制御回路に接続され昼間の
低温時には点灯し常温時には消灯すると共に、夜間時に
は温度によらず常時点灯されることを特徴とする車両用
表示装置を提供することで、運転開始直後から読取可能
なものを過大なコストアップなくして提供可能として、
前記従来の課題を解決するものである。
【実 施 例】 つぎに、本発明を図に示す一実施例に基づいて詳細に
説明する。 第1図、第2図に符号1で示すものは例えば自動車用
計器である液晶表示装置であり、この液晶表示装置1の
背面には、一本の蛍光放電灯3と六個の白熱電球41〜46
が収納された一体のランプハウジング2が配設され照明
装置とされ、これら蛍光放電灯3と白熱電球41〜46とは
イグニッションスイッチSWの投入により昼夜間を問わず
動作状態と成るようにされている。 尚、この実施例においては前記蛍光放電灯3が一本で
あり、前記白熱電球41〜46が六個である例で説明を行う
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば前
記液晶表示装置1の面積などに応じて自在に変更するこ
とが可能である。 第3図は本実施案の回路図を表わしたものである。 ここで、本発明により前記蛍光放電灯3は点灯回路51
に接続されるとともに、この蛍光放電灯3の温度を検出
するための例えばサーミスタ等の温度センサ6が蛍光放
電灯3の長手方向中央部に取付けられ、前記白熱電球41
〜46は前記蛍光放電灯3電極近傍に設けられた白熱電球
41〜44が点灯回路52に接続され、白熱電球45、46が点灯
回路53に接続されて二系列のものとされている。 加えて、前記温度センサ6には例えば高温からの立下
り時には15℃で回路を閉路し、低温からの立上がり時に
は25℃で回路を開路する温度制御回路7が接続され、前
記白熱電球41〜44の点灯回路52はこの温度制御回路7を
介して電源Eに接続されるものとなっている。 また、前記蛍光放電灯3の点灯回路51と白熱電球45、
46の点灯回路53とは自動車のスモールランプ、ヘッドラ
ンプなど外部照明装置の消灯信号により回路を閉路し、
点灯信号により回路を開路する昼夜制御回路8を介して
前記電源Eに接続されるものとなっている。 次いで、以上の説明のようにした本発明の照明装置の
動作について説明を行う。 先ず、例えば昼間であり且つ周囲温度が極めて低温で
ある状態で運転を開始する場合には、前記温度制御回路
7と昼夜制御回路8との何れもが閉路しているので前記
点灯回路51、52、53の全ては電源Eに接続されるものと
なり、前記蛍光放電灯3および白熱電球41〜46の全ては
点灯する。 よって、周囲温度が極めて低温であり前記蛍光放電灯
3の輝度が低下している状態ではあるが、その輝度不足
の状態は六個の白熱電球41〜46の点灯により補償され液
晶表示装置1は読取り可能となる。 この状態で運転が継続されると、前記蛍光放電灯3と
白熱電球41〜46が一体のランプハウジング2内に配設さ
れたことで、白熱電球41〜46からの輻射熱で蛍光放電灯
3が加熱されて温度上昇を生じ、定温に達したことが温
度センサ6に検出されると温度制御回路7は開路する。 この結果、前記温度制御回路7に接続された点灯回路
52は開路し白熱電球41〜44は消灯するが、このときには
前記蛍光放電灯3の輝度は回復した状態にあるので、液
晶表示装置1の読取りに支障を来すことはなく、且つま
た過剰な温度上昇も防止するものとなる。 次いで、夜間時の動作について説明を行えば、このと
きには前記昼夜制御回路8は開路しているので前記蛍光
放電灯3と白熱電球45、46は点灯することなく、当初か
ら白熱電球41〜44のみが点灯するものとなる。このとき
例えば前記温度センサ6あるいは温度制御回路7の動作
電源を前記昼夜制御回路8を介して電源Eに接続するよ
うに構成しておけば、前記温度制御回路7の動作は停止
されるものとなるので、周囲温度の上昇によっても白熱
電球41〜44は消灯されることはなく、前記液晶表示装置
1は継続して白熱電球41〜44で照明されるものとなり、
上記の動作を総合したものが次頁に示す第1表である。 尚、夜間時に白熱電球41〜44のみによる照明としたの
は夜間時には一般的に調光の要望が強く、例えばパルス
デューティ比の変化などで調光のより容易な白熱電球41
〜44とすることで、この要望に応ずるべく対処したもの
であり、調光の必要の無い場合には昼間時と同様な構成
とすることも自由である。 また昼間時において、例えば夏期など周囲温度の一層
の上昇にも対処するために、前記点灯開路53の側にも例
えば40℃で開路する第二温度制御回路9を加え上記温度
を越えた時には全ての白熱電球41〜46が消灯するように
構成することも自在であり、要は本発明の要旨である低
温時に周囲温度に影響されない白熱電球により蛍光放電
灯の輝度不足を補償する作用を行う方法であれば、どの
ような制御方法を採用することも自由である。
【発明の効果】
以上に説明したように本発明により、液晶表示装置の
照明装置として一体のランプハウジング内に蛍光放電灯
と白熱電球とを用意し、低温の起動時には蛍光放電灯の
温度を測定する温度センサの出力で前記白熱電球も同時
に点灯させる制御方法としたことで、蛍光放電灯の照度
低下の要因である低温の電極部を白熱電球により速やか
に暖めることができると共に、白熱電球による熱の影響
を受けにくい位置に設けたセンサによって最適温度まで
蛍光放電灯の加熱を継続させつつ白熱電球の点消灯制御
が可能となり、蛍光放電灯の輝度が低下する低温時には
周囲温度にそれ程影響を受けない白熱電球で明るさを補
償するものとなり、これにより運転開始時に自動車の計
器板が読み取れないなどの問題点を解消する効果を奏す
るものとなる。 また、上記構成としたことで前記蛍光放電灯は白熱電
球で加熱されるものとなるのでヒータの配設を不用とし
構成を簡素化してコストダウンにも効果を奏するものと
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る液晶表示装置の照明方法の一実施
例を一部を破断した状態で示す斜視図、第2図は第1図
のII−II線に沿う断面図、第3図は同じ実施例の結線状
態を示す配線図、第4図は従来例を示す断面図である。 1……液晶表示装置、2……ランプハウジング 3……蛍光放電灯、41〜46……白熱電球 51〜53……点灯回路 6……温度センサ、7……温度制御回路 8……昼夜制御回路、E……電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松井 宣夫 神奈川県横浜市緑区荏田南2―17―8 (56)参考文献 特開 平1−170916(JP,A) 実開 昭61−59141(JP,U) 実開 昭60−156588(JP,U) 実開 昭61−46582(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G02F 1/133 G02F 1/1335 G09F 9/00 - 9/46 G09G 3/18 G09G 3/36 G02F 1/13 505

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示装置の背面に設けた光源により透
    過光照明を行う車両用表示装置において、放電灯と、外
    部照明の点消灯を行う外部照明スイッチに接続される昼
    夜制御回路と、前記放電灯の電極近傍に配設される第1
    系統の白熱電球と、前記第1系統の白熱電球とは独立し
    て点灯制御可能な第2系統の白熱電球と、前記放電灯近
    傍において前記白熱電球の熱の影響を受けにくい離間し
    た位置に配置され前記昼夜制御回路と接続される温度セ
    ンサーと、前記温度センサーの出力により前記第1系統
    の白熱電球の点灯を制御する温度制御回路とを有し、放
    電灯と白熱電球は光源として一体のランプハウジング内
    に配置され、前記放電灯と前記第2系統の白熱電球は前
    記昼夜制御回路に接続され昼間時には点灯し夜間時には
    消灯するよう昼夜制御回路の出力に応じて制御され、前
    記第1系統の白熱電球は温度制御回路に接続され昼間の
    低温時には点灯し常温時には消灯すると共に、夜間時に
    は温度によらず常時点灯されることを特徴とする車両用
    表示装置。
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US8981648B2 (en) * 2010-03-29 2015-03-17 General Electric Company Fast warm-up and instant light energy saving lamp assembly
DE102010048423A1 (de) 2010-05-26 2011-12-01 Johnson Controls Automotive Electronics Gmbh Vorrichtung und Verfahren zur Verbesserung der Reaktionszeit von Flüssigkristall-Displays

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