JPH0123161Y2 - - Google Patents

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JPH0123161Y2
JPH0123161Y2 JP9842483U JP9842483U JPH0123161Y2 JP H0123161 Y2 JPH0123161 Y2 JP H0123161Y2 JP 9842483 U JP9842483 U JP 9842483U JP 9842483 U JP9842483 U JP 9842483U JP H0123161 Y2 JPH0123161 Y2 JP H0123161Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、異常情報および一般走行情報を液晶
パネルで透過照明表示する車輌用液晶表示装置に
関するものである。
一般に車輌のダツシユボード上には、走行速度
やハイビーム表示あるいはパーキング等の一般走
行情報表示部と、ドア開放や冷却水温上昇等の異
常情報表示部が備えられており、運転者の快適な
走行を補助するとともに危険事由の発生時にはこ
れを報知して安全走行に寄与する不可欠なものと
なつている。
こうした情報表示部として近年薄型、低消費電
力を特徴とする液晶パネルが多様され、たとえば
第1図に示すように複数の液晶パネルをハウジン
グ内に配列したもの、また第2図に示すように1
枚の液晶パネルに各種情報を電極形成したものが
あり、前者は表示情報が多種にわたり表示領域が
多く必要とされる場合また後者は比較的小型の表
示装置を構成する場合に適用される。
しかるに、上記いずれの構造においても、液晶
パネルが受光型であるため照明機構を必要とし、
特にネガタイプの透過照明表示が採用される。
具体的には、液晶パネル1に一般走行情報表示
部2および異常情報表示部3を形成し、選択的な
電圧印加で背後に配設したカラー透過板4の色彩
を透視する構成をなし、かつその背後に導光板5
を配設して、光源6の照射光線を面照射するよう
にしている。
ところで、車輌特に自動車に搭載されるこの種
の液晶表示装置においては、車室内への外光の取
り入れが不充分で、視認性を向上させるために昼
間でも照明を行う必要がある。
しかるに、液晶パネル1をネガタイプで透過表
示する場合、素地においても完全なるシヤツター
効果は得られず、また視覚的にも全体形状が薄明
るく照明されていた方が良好なことから、液晶パ
ネル1全体が若干の透光状態に維持されることが
ある。
従つて、走行情報表示部2および異常情報表示
部3の区別なく、昼夜にわたる透過照明を均一に
行うことが良好な視認性を得るうえで必要とな
る。
ところで、このような昼夜にわたる照明表示に
おいては、昼間周囲が明るいために夜間に比して
照度を上げる構成が一般的であり、上述した液晶
表示においても同様の照度切り換えが要求され
る。
具体的には抵抗による光源への電流制限あるい
はデユーテイ比制御による光源への実効電圧低下
等の減光回路が装備され、専用の切り換えスイツ
チを設けるかあるいは自動車の夜間照明(前照灯
等)スイツチと連動させて上記減光回路を作動さ
せる構成が一般に用いられる。
一方、一般走行情報と異常情報では、その表示
目的が異なり、前者は比較的常時監視する必要性
から眼に過度の刺激のないやわらかな照明が望ま
れ、後者は充分な訴求力を与える必要性から喚起
効果の高い高輝度の照明表示が望まれるが、各々
に必要な照度をもつて常時照明すると、正常時に
おける走行情報表示部2と異常情報表示部3とに
明るさのムラが生じ、第3図に示すように表示部
全体に違和感を与えるため好ましくない。
そこで、昼間における比較的照度の高い照明時
に、その照度を異常情報に合わせた比較的喚起効
果の高いレベルに設定することにより、両者の照
明バランスを一定にする構成が提案されるが、上
述したように昼間の明るさで夜間照明を行うと相
対的に極めてまぶしい表示となり、一般走行情報
表示部2にて透過照明される情報が見にくく、運
転者に眩惑を与え、疲労を増すという問題が生ず
る。またこうした問題を解消するため減光回路を
備え切り換えスイツチによる減光処理を施すと、
夜間において異常が発生した場合異常情報表示部
3の表示箇所が一般走行情報表示部2と同程度の
明るさで照明表示されることとなり、逆に訴求力
に乏しいという問題を生ずる。
本考案は、上記諸問題に鑑みなされたもので、
異常情報表示部において必要とされる喚起効果の
高い照度は異常発生による表示時のみ与えればそ
の目的を達することに着目し、正常時は一般走行
情報表示部と同等の明るさで照明し、夜間におい
ても同一レベルで減光照明を行い、夜間の減光照
明時に異常が発生した場合異常表示部のみ減光を
解除して昼間の照度あるいは走行情報表示部に対
して相対的に明るい照度で照明することにより、
常時は一般走行情報表示部と異常情報表示部の明
るさを一定として視認性の良好な照明表示を与
え、異常発生時には常に喚起効果の高い照度で照
明表示を行うことを特徴とするものである。
以下、添付図面に基づいて本考案の一実施例を
詳述する。
第4図は一枚の液晶パネルで多種情報を表示す
る場合の実施例を示すもので、液晶パネル7には
一般走行情報表示部8と異常情報表示部9が各々
文字あるいは絵柄形状の電極を形成して区画配置
され、各表示部8,9の背後にはカラー透過板1
0を配して選択的な電圧印加時に各色彩を透視し
得るネガタイプの表示装置を構成している。ま
た、各表示部8,9の背後には各々独立した面照
射を行う導光体11,12が各表示部8,9の区
画形状に合わせた照射面形状をもつて配設され、
各導光体11,12に対峙して光源13,14が
設置されている。
また、第5図は複数枚の液晶パネルで多種情報
を表示する場合の実施例を示すもので、液晶パネ
ル15,16,17には各々速度表示とハイビー
ム、チヤージ等を分離した一般走行情報表示部1
8,19および冷却水温、ドア開放等の異常情報
表示部20が電極形成され、各パネルの背後にカ
ラー透過板21を配してネガタイプの表示系を構
成している。ここで背後からの面照射をなす導光
体22は、一般走行情報に対応する液晶パネル1
5,16と異常情報に対応する液晶パネル17の
各々の表示領域を含む面積の導光部23,24
を、光遮断溝25によつて区画形成しており、各
導光部23,24に対応して光源26,27を設
置している。
第6図は第4図、第5図の各表示構造における
照明制御をなす回路ブロツク図を示すもので、各
光源15,16と26,27は同様の機能を有し
制御回路も同様の構成で与えられるため、ここで
は第4図の実施例について適用した場合を略図的
に説明する。
液晶パネル7の一般走行情報表示部8を構成す
る電極には、車速、ハイビーム等の情報検出部2
8で検出した信号を制御回路29で演算あるいは
変換処理し、ドライバ30を介して駆動信号を供
給する。これにより、車速等に対応した表示部が
付勢され、選択的透過表示によつて各種情報が表
示される。また、異常情報表示部9を構成する電
極には、冷却水温検知スイツチ、ドアスイツチ等
の異常検出部31から出力される異常信号がドラ
イバ32を介して選択的に印加され、該当する異
常情報が表示される。
ここで、Aは減光回路、Bは照度復帰回路を各
示し、キースイツチ33の閉成時に点灯する光源
13,14の照度制御を抵抗による電流制限によ
り達成する具体例について以下に説明する。
光源13,14は各々キースイツチ33の閉成
時に抵抗34,35でバイアスされるトランジス
タ36,37により点灯可能に接続され、各トラ
ンジスタ36,37と並列に抵抗38,39が接
続されて、照度を2段階に切り換え可能にしてい
る。すなわち、トランジスタ36,37のオン時
には明るく、オフ時には抵抗38,39による電
流制限で減光する構成となる。またトランジスタ
36,37のベースには、照度切り換えスイツチ
40の閉成時に抵抗41,42でバイアスされる
トランジスタ43のコレクタが接続され、トラン
ジスタ43のオン時にはベースが接地されるよう
な構成としている。なお、44は逆流防止ダイオ
ードである。
以上により構成される減光回路Aは、キースイ
ツチ33が閉、切り換えスイツチ40が開の状態
で、トランジスタ36,37がオンし、光源1
3,14を明るく点灯させ、キースイツチ33、
切り換えスイツチ40ともに閉の状態でトランジ
スタ36,37がオフし、抵抗38,39による
減光照明を可能とする。
照度復帰回路Bは、異常検出部31の全出力を
入力とするOR回路45と逆流防止ダイオード4
6とから構成され、その出力は異常情報に対応す
る光源14を点灯するためのトランジスタ37の
ベースに接続される。
従つて、異常検出部31の少なくとも1つの異
常出力時にはOR回路45、ダイオード46を介
してトランジスタ37を導通させるためのベース
電位を与える。
次に上記構成における照明制御を説明する。
イ 検出部位が全て正常での昼間走行時 キースイツチ33が閉、切り換えスイツチ4
0が開であるため、トランジスタ36,37と
もにオンし、光源13,14を点灯する。従つ
て走行情報表示部8、異常情報表示部9ともに
明るく照明され、外光の明るさの中でも良好に
情報を読み取ることができる。
ロ 検出部位が全て正常での夜間走行時 切り換えスイツチ40が閉となるため、トラ
ンジスタ43がオンし、これによりトランジス
タ36,37がオフして光源13,14は抵抗
38,39による電流制限で同一レベルだけ減
光される。
従つて、過度の明るさもなく、眼に刺激のな
いやわらかな照明がなされ、かつ走行情報表示
部8、異常情報表示部9ともにムラのない明る
さで全体に薄明るく照明され、走行情報表示部
8での各種情報の透過表示が良好に視認され
る。
ハ 昼間走行時に異常が発生した場合 光源13,14に照度の変化はなく、異常情
報表示部9の該当する表示部位が透過状態とな
り、喚起効果の高い明るさで警告表示を行う。
ニ 夜間走行時に異常が発生した場合 異常検出部31からの異常信号がOR回路4
5、ダイオード46を介してトランジスタ37
のベースに印加され、トランジスタ37をオン
状態とする。夜間走行時には切り換えスイツチ
40が閉であり、トランジスタ43がオン状態
となつてトランジスタ36,37のベースを接
地しているが、ダイオード44の逆流防止作用
によりトランジスタ37がオンし、異常情報に
対応する光源14のみを昼間時の明るさに復帰
させる。従つて、走行情報表示部8と異常情報
表示部9の全体の明るさが異なり、正常時の均
一照明に対して違和感を与えることになるが、
逆にこうした全体照明の変化が喚起効果を高
め、さらに該当する異常表示部位が走行情報表
示部8に対してきわだつた明るさで表示される
ため一層運転者に対する訴求力が向上する。
なお、上述した実施例は減光回路Aとして抵
抗による電流制限方式を説明したが、たとえば
デユーテイ比を制御して減光をなすような構成
としてもよく、さらに減光照明時に異常が発生
した場合、異常情報に対応する光源のみ昼間の
照度に復帰させる構成としたが、夜間での照明
が明るすぎるときには若干の減光をなし、一般
走行情報に対して相対的に喚起効果の得られる
照度に設定する構成としてもよい。この場合、
照度復帰回路Bはその出力に光源を点灯するた
めのトランジスタを、若干のドロツパ抵抗を直
列に介在して接続する構成等で実現できる。
以上の説明で明らかなように、本考案は一般走
行情報表示部と異常情報表示部とを備える液晶表
示装置であつて、各表示部に独立して面照射可能
な導光体をその背後に設け、各々に対応する光源
を対置するとともに、各光源の照度を切り換えス
イツチにより減光する減光回路と、異常発生時に
減光を解除する照度復帰回路を設けることによ
り、正常時は各表示部全体を均一な明るさで照明
し、異常発生時には異常情報表示部のみを明るく
照明することができ、常時は所望の明るさで判読
良好な表示を与え、異常時には喚起効果の高い警
報表示を可能とする実用上秀れた液晶表示装置を
提供し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は従来の液晶表示装置を示
す斜視図、第3図は従来の照明状態を示す正面
図、第4図は本考案に係る液晶表示装置の一実施
例を示す斜視図、第5図は他の実施例を示す斜視
図、第6図は本考案に係る液晶表示装置の照明制
御回路の一実施例を示す回路ブロツク図である。 7,15,16,17:液晶パネル、8,1
8,19:一般走行情報表示部、9,20:異常
情報表示部、11,12,22:導光体、13,
14,26,27:光源、A:減光回路、B:照
度復帰回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車輌の各種情報を各項目別に絵あるいは文字等
    で表示可能に電極形成した液晶パネルと、液晶パ
    ネルの背後に位置し光源からの光を面照射する導
    光板と、上記光源の照度を減光し得る切り換えス
    イツチとを備えた液晶表示装置において、少なく
    とも1枚の液晶パネルに異常情報および一般走行
    情報に対応する表示電極を形成し、上記異常情報
    および走行情報の各表示部に対応するパネル背後
    に、各表示部毎に面照射可能な導光体を配設し、
    かつ各表示部毎に対応して照明し得る複数の光源
    を備えるとともに、上記複数の光源を同一の照度
    で点灯し、上記切り換えスイツチの操作により同
    一レベルだけ減光する減光回路を上記光源に接続
    し、さらに少なくとも1つの異常発生時に上記異
    常情報表示部と対応した光源の減光を解除し一般
    走行情報表示に対して明るい照度に復帰させる照
    度復帰回路を設けたことを特徴とする車輌用液晶
    表示装置。
JP9842483U 1983-06-24 1983-06-24 車輛用液晶表示装置 Granted JPS606181U (ja)

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JP9842483U JPS606181U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 車輛用液晶表示装置

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JPS606181U JPS606181U (ja) 1985-01-17
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