JP2849546B2 - 電子レンジの駆動制御方法および装置 - Google Patents

電子レンジの駆動制御方法および装置

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JP2849546B2
JP2849546B2 JP6147890A JP14789094A JP2849546B2 JP 2849546 B2 JP2849546 B2 JP 2849546B2 JP 6147890 A JP6147890 A JP 6147890A JP 14789094 A JP14789094 A JP 14789094A JP 2849546 B2 JP2849546 B2 JP 2849546B2
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    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24CDOMESTIC STOVES OR RANGES ; DETAILS OF DOMESTIC STOVES OR RANGES, OF GENERAL APPLICATION
    • F24C7/00Stoves or ranges heated by electric energy
    • F24C7/08Arrangement or mounting of control or safety devices
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05BELECTRIC HEATING; ELECTRIC LIGHT SOURCES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; CIRCUIT ARRANGEMENTS FOR ELECTRIC LIGHT SOURCES, IN GENERAL
    • H05B6/00Heating by electric, magnetic or electromagnetic fields
    • H05B6/64Heating using microwaves
    • H05B6/66Circuits
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)
  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高周波を利用した電子
調理器の駆動制御方法および装置に関し、特に高周波吸
収体と温度感知素子とからなる高周波感知手段を利用し
て電子レンジが無負荷で運転されるのを感知できるよう
にした電子レンジの駆動制御方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の電子レンジの駆動制御装置を概略
的に図9に示す。
【0003】図9において、調理室20を具備する電子
レンジの駆動制御装置は、マグネトロン101と、前記
調理室20の排気口107から排出される排気ガスの温
度を感知する温度センサー102と、その温度センサー
102から出力された温度信号を受けて、あらかじめ設
定された基準温度と比較する制御部104と、その制御
部104から出力された駆動信号に基づいて前記マグネ
トロン101を駆動させる駆動部106とから構成され
る。なお、参照符号109は、前記マグネトロン101
を冷却させるとともに、前記調理室20の空気を換気さ
せるファンであり、参照符号108は調理物であり、参
照符号22は前記調理物108を載置するためのトレー
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ごとき従来の電子レンジにおいては、調理室の内部に調
理物のない無負荷状態を判断(または感知)できないた
め、使用者の手落ちや子供のいたずらなどにより、電子
レンジの損傷、延いては、火災が生じる危険があった。
【0005】すなわち、前記調理室20の内部に調理物
108のない無負荷状態で前記電子レンジが稼働した場
合、温度センサー102によってはこれを即時に感知で
きず、これにより調理室20の内部に設置されているト
レー22が溶けたり、内部のペイントなどが発火して電
子レンジの損傷はもとより、火災による莫大な損失が生
じるという問題点があった。
【0006】図10は、従来技術の他の例を示し、調理
室20内にプローブ110を設置して、調理物108の
温度または調理室20内の温度を感知するようにしてい
る。しかしながら、前記プローブ110によっても無負
荷が判断できないため、電子レンジの損傷はもとより、
火災が生じる危険があった。すなわち、この場合にも無
負荷による電子レンジの作動の際、電子レンジがある程
度に致命傷を被った後にはじめて、プローブ110がこ
れを感知するので、電子レンジの損傷や火災が生じる問
題があった。
【0007】したがって、電子レンジのような高周波を
利用した調理器において、無負荷状態を感知するための
装置が提案されるに至った。このような電子レンジの無
負荷感知装置としては、調理物を載置するトレーの下部
に設置された鉄芯と、前記鉄芯の移動に応じて誘導電流
を生ずるコイルとから構成された差動コイル形重量感知
装置がある。
【0008】前記装置によれば、前記トレーに調理物を
載置すると、鉄芯が下部に移動して、前記コイルに誘導
電流が生じて調理物の存在を判断するようになってい
た。
【0009】しかしながら、前記装置は調理物の重さが
軽い場合、これを正確に感知できないばかりでなく、値
段が高いという問題点があった。
【0010】したがって、本発明は上記問題点を解決す
るためになされたものであって、本発明の目的は、高周
波発生装置から発生される高周波を感知できる高周波感
知装置を設置し、この高周波感知装置により電子レンジ
の負荷状態を感知するとともに、前記電子レンジが無負
荷で動作されるのを防止するようにした電子レンジの駆
動制御方法および装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明による電子レンジの駆動制御装置は、電子レ
ンジの調理室を形成する下部プレート、側面、底面また
は後面のプレートに複数個設置され、マグネトロンから
生じる高周波を吸収して熱を生ずる高周波吸収体と、前
記高周波吸収体に埋設されて、当該高周波吸収体から生
じる熱を感知して当該熱に相応する所定の温度信号を出
力する温度感知手段と、前記温度感知手段により出力さ
れた調理室内に設置された複数個の高周波吸収体の生じ
た熱に相応する温度信号と調理室内に設置された複数個
の高周波吸収体の基準温度データとを比較する温度比較
手段と、前記温度比較手段により複数個の前記調理室の
温度データのいずれか1つでも基準温度データより大き
い場合に当該調理室内に調理物が無い無負荷状態と判断
して、マグネトロンの駆動を中断するとともに、当該調
理室の無負荷状態を報知する無負荷報知手段とから構成
されたことを要旨とする。
【0012】上記目的を達成するために、本発明による
電子レンジの調理室温度制御方法は、電子レンジの調理
室を形成する下部プレート、側面、底面または後面のプ
レートに複数個設置され、マグネトロンから生じる高周
波を吸収して熱を生ずる高周波吸収体と、前記高周波吸
収体に埋設されて、当該高周波吸収体から生じる熱を感
知して当該熱に相応する所定の温度信号を出力する温度
感知手段とを具備して、前記温度感知手段により出力さ
れた調理室内に設置された複数個の高周波吸収体の生じ
た熱に相応する温度信号と調理室内に設置された複数個
の高周波吸収体の基準温度データとを比較する段階と、
前記段階により複数個の前記調理室の温度データのいず
れか1つでも基準温度データより大きい場合に当該調理
室内に調理物が無い無負荷状態と判断する段階と、前記
段階により調理室内に調理物が無い無負荷状態と判断す
るとマグネトロンの駆動を中断するとともに、当該調理
室の無負荷状態を報知する段階とから構成されたことを
要旨とする。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面に沿っ
て詳述する。
【0014】図1は、本発明の一実施例による電子レン
ジの駆動制御装置のブロック図である。
【0015】図1において、参照符号10は高周波感知
手段であって、マグネトロン101から発生され電子レ
ンジの調理室に入射される高周波に相応する所定の信号
を出力する。参照符号30は、制御手段であって、高周
波感知手段10から出力される所定の信号を受けて調理
室内の温度状態を判断し、この判断結果によりマグネト
ロン101と警報発生手段50を駆動するための制御信
号を出力する。参照符号106は、駆動手段であって、
制御手段30から出力される制御信号によりマグネトロ
ン101を駆動させる。
【0016】なお、警報発生手段50は電子レンジが無
負荷で動作する際、制御手段30から出力される制御信
号により動作し、無負荷状態を使用者に認識させるため
のものであって、無負荷状態を使用者が視覚を通じて確
認できるように、ディスプレーする液晶表示パネルと、
また使用者が聴覚を通じて確認できるように、警報音を
生ずるブザーとから構成される。
【0017】図2は、本発明の一実施例による駆動制御
装置の高周波感知手段10の設置状態の一例を示す調理
室20の一部を示す分解斜視図である。
【0018】図2において、調理室20を形成する下部
プレート24の中央には、モータ軸(図示せず)に結合
されたカップリング26が設置される。また、前記カッ
プリング26には飲食物を載置するためのトレー22が
結合される。すなわち、前記トレー22の底面には、カ
ップリング26に結合可能な溝(図示せず)が形成され
ており、前記カップリング26がトレー22の底面に形
成された溝に嵌入される。この際、前記プレート24と
トレー22の間には少なくとも3つ以上の回転ローラ2
8が設置される。また、前記プレート24には環状の凹
部24aが形成されている。
【0019】したがって、トレー回転用モータ(図示せ
ず)が回転すると、前記カップリング26が回転して前
記カップリング26に結合されたトレー22が回転ロー
ラ28の上側に載置された状態で回転する。この際、前
記複数個の回転ローラ28がプレート24に形成された
凹部24aに沿ってガイドされ、離脱することなく回転
する。
【0020】なお、本発明による高周波感知手段10は
電子レンジの調理室20を形成するプレート24に設置
される。
【0021】上記図2において、前記高周波感知手段1
0を調理室20を形成する下部プレート24に多数個設
置した場合を図示したが、前記高周波感知手段10は1
つだけを設置してもよく、また、電子レンジの調理室を
形成する側面、底面、または後面のプレート(図示せ
ず)に設置してもよい。
【0022】次に図3は、図1及び図2における高周波
感知手段10の一実施例を示す斜視図であり、図4は図
1及び図2に示す高周波感知手段10の構造および設置
状態を示すための断面図である。
【0023】図3及び図4において、前記高周波感知手
段10は高周波発生装置から生じる高周波(2,450
MHz )を吸収して熱を生ずる高周波吸収体12と、前
記高周波吸収体12から生じる熱に相応する所定の温度
信号を出力する温度感知素子14とから構成される。
【0024】この場合、前記高周波吸収体12の側面に
は凹溝16を形成し、電子レンジの調理室を形成するプ
レート24に結合できるようにしている。
【0025】ここで、前記高周波吸収体12は高分子粉
末を圧縮成形した物質であり、その主成分は、MFe2
O4 (ただし、MはMn,Ni,Cu,Zn,Mg,C
oなどである)であり、上記主成分に天然ゴムや合成ゴ
ムまたはプラスチックのような高分子化合物を混合した
ものを使用する。この混合された高周波吸収体12の粒
子の大きさは径が1〜5μmであり、粒子の特性はフェ
ライトパウダーである。
【0026】また、前記温度感知素子14としてはサー
モカップルまたはサーミスター、ダーミスターなどが使
用され、シリコン樹脂のような接着剤18により前記高
周波吸収体12に固着される。
【0027】上記図面中、参照符号19は、温度感知素
子14のリード線である。
【0028】図5(a)及び(b)は、それぞれ本発明
による高周波感知手段の他の実施例を示すための正面図
と断面図である。
【0029】図5(a)及び(b)において、高周波感
知手段10は、前記高周波発生手段からの高周波(2,
450MHz )を吸収して熱を生ずる高周波吸収体12
と、前記高周波吸収体12から生じる熱に相応する所定
の温度信号を出力する温度感知素子14と、前記高周波
吸収体12に外部からの熱的影響を及ぼさないようにす
る断熱材60とから構成される。
【0030】この場合、前記断熱材60の側面には、凹
溝62を形成し、電子レンジの調理室を形成するプレー
トに結合できるようにする。
【0031】ここで、前記断熱材60は図2に示したよ
うなカップリング26と同一の材質を使用するのが好ま
しい。すなわち、熱伝達率と熱容量の低い弗素樹脂
(例、テフロン)を使用するのが好ましい。
【0032】なお、前記高周波吸収体12と温度感知素
子14とリード線19は図4においてすでに述べたとお
りである。
【0033】図6(a)及び(b)は、それぞれ本発明
による高周波感知手段のさらに他の実施例を示す正面図
及び断面図である。
【0034】図6(a)及び(b)において、温度感知
素子14はシリコン樹脂のような接着剤18により高周
波吸収体12に固着される。
【0035】そのほか、図5(a)及び(b)と同一の
構成は、同一符号を付して、その詳細な説明は省略す
る。
【0036】図7は、本発明による高周波感知手段10
の設置位置を示すための平面図である。
【0037】図7において、前記高周波感知手段10は
トレー22の位置する領域内に設置され、それぞれトレ
ー22の回転中心から距離の異なる位置A,B,Cに設
置される。なお、高周波感知手段10は、トレー22の
位置する領域から外れた位置D,E,F,Gのいずれか
の個所に設置してもよい。また、本発明による高周波感
知手段10は、調理室20を形成する左側、右側、背面
側、上面側、底面側のプレートのいずれの個所に設置し
てもよい。もちろん、通常の電子レンジの特性上、前記
高周波が底面に向けて入射されるとともに調理物が上記
底面に載置されるため、前記高周波感知手段10は底面
に設置するのが好ましい。
【0038】図8は、本発明による電子レンジの駆動制
御方法を説明するための一実施例の流れ図である。
【0039】そこで、図1ないし図7に示した本発明に
よる電子レンジの駆動制御装置の作用および効果ととも
に本発明の電子レンジの駆動制御方法を図8に沿って説
明する。
【0040】まず、使用者が電子レンジを動作するため
に、電子レンジの電源コードをコンセントに差し込んだ
後、ステップS2において、調理温度と調理時間などの
調理条件を入力すると、ステップS4において、調理開
始ボタンを押して電子レンジが調理を開始する。
【0041】すると、前記電子レンジの制御手段30
(図1参照)は、ステップS6において、使用者により
入力された調理条件に従って制御信号を駆動手段106
(図1参照)に出力してマグネトロン101(図1参
照)を駆動させる。言い換えると、前記制御手段30は
使用者により入力された調理条件に従って制御信号を前
記駆動手段106に出力し、前記駆動手段106は制御
手段30からの制御信号に基づいてマグネトロン101
を駆動して高周波を発生させる。
【0042】上記マグネトロン101で発生した高周波
は、導波管(図示せず)を通して調理室内部に入射され
る。
【0043】次に、前記制御手段30はステップS8に
おいて一定時間t1が経過したかをチェックする。この
場合、一定時間t1は所定の実験によって算出できる。
すなわち、前記電子レンジを無負荷で動作させると、前
記調理室20の温度が調理物を調理室20に収容後に動
作させるときの調理室20の温度より高くなるが、上記
温度差を確かに識別することのできる時間を所定時間t
1として定める。
【0044】前記ステップS8でのチェックの結果、所
定時間t1が経過している場合には、ステップS10,
S12において、前記高周波感知手段10により調理室
内の温度を感知し、その感知された温度に相応するデー
タTh と基準温度データTrとを比較する。ここで、前
記基準温度データTr は、高周波感知手段10の設置さ
れる位置に応じて異なるように設定するのが好ましい。
これは、前記電子レンジの調理室内の温度分布がその位
置によってそれぞれ異なるからである。したがって、前
記高周波感知手段10の設置される位置により、それぞ
れ異なる基準温度データTr を設定して比較するように
する。
【0045】前記ステップS12での比較の結果、調理
室の温度データTh が基準温度データTr より小さい場
合には、ステップS14,S16に移行する。ステップ
S14,S16では使用者が選択した条件に従って調理
を行う。
【0046】もし、前記ステップS12での比較の結
果、調理室の温度データTh が基準温度データTr より
大きい場合には、ステップS18で無負荷と判断する。
前記ステップS18で無負荷と判断されると、ステップ
S20で駆動手段106に制御信号を出力し、マグネト
ロン101の駆動を中断させるとともに、警報発生手段
50を通して警報信号を出力して、使用者が無負荷状態
を認識できるようにする。すなわち、前記制御手段30
から警報発生手段50に警報発生信号が出力されると、
液晶表示パネルのような表示器に異常状態を知らせる文
字表示またはブザーによる警報音が発生して、使用者が
前記電子レンジが無負荷状態で動作されたのを確かめ、
必要な処置を取ることができるようにする。
【0047】なお、前記高周波感知手段10を複数個設
置することもできるが、この場合には、図8のステップ
S12で上記複数個の高周波感知手段10により感知さ
れた調理室内の温度データをそれぞれ基準温度データと
比較し、いずれか1つでも前記調理室内の温度データが
基準温度データより大きいと、無負荷と判断する。
【0048】この場合、前記基準温度データは同一であ
ることもあるが、通常は電子レンジの無負荷運転の際、
調理室内の各部分によってそれぞれ異なる温度分布をも
つため、高周波感知手段10の設置される位置に応じて
前記基準温度データをそれぞれ異なるように設定するの
が好ましい。
【0049】以上、本発明のより具体的な実施例につい
て述べたが、いろいろな変形が本発明の範囲を逸脱する
ことなく実施できることは明らかであろう。
【0050】例えば、上記説明ではターンテーブル方式
の電子レンジを例として述べたが、電子シャワー方式な
どの電子レンジにおいても、本発明の適用が可能であ
る。すなわち、本発明は高周波分散方式に拘らず使用可
能である。
【0051】また、上記実施例では前記高周波吸収体に
凹溝を形成し、電子レンジの調理室に設置した場合を例
にとって述べたが、前記高周波吸収体をボルト,ナット
状に形成して調理室に設置することもでき、さらに、前
記高周波吸収体を接着剤で調理室を形成するプレートに
直接接着してもよい。
【0052】また、前記高周波吸収体の形状は、上記の
実施例に示したものに限定されず、使用される電子レン
ジの特性に適合するように様々な形状に形成してもよ
い。例えば、前記高周波感知手段の一端を側壁に固定し
て、その他端は調理室の内部空間に突出させた状態で設
置することもできる。
【0053】
【発明の効果】上述のごとく、本発明による電子レンジ
の駆動制御装置およびその制御方法によれば、高周波感
知手段を用いて調理室の温度を感知することにより、使
用者の不注意による電子レンジの破損および火災を防止
することができる。また、調理室内部の温度感知が可能
であるため、調理をより正確に実行することもまた可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による電子レンジの駆動制御
装置のブロック図である。
【図2】本発明に基づき高周波感知手段が設置された状
態を示すための電子レンジの要部分解斜視図である。
【図3】図1及び図2における高周波感知手段の一実施
例を示す斜視図である。
【図4】図1及び図2に示す高周波感知手段の一実施例
の構造および設置状態を示すための断面図である。
【図5】図5(a)及び(b)は、それぞれ本発明によ
る高周波感知手段の他の実施例を示すための正面図及び
断面図である。
【図6】図6(a)及び(b)は、それぞれ本発明によ
る高周波感知手段のさらに他の実施例を示すための正面
図及び断面図である。
【図7】本発明による高周波感知手段の設置位置を示す
ための平面図である。
【図8】本発明による電子レンジの駆動制御方法を説明
するための一実施例の流れ図である。
【図9】従来の電子レンジの駆動制御装置を示す概略的
な構成図である。
【図10】従来の電子レンジの駆動制御装置の他の例を
示す構成図である。
【符号の説明】
10 高周波感知手段 12 高周波吸収体 14 温度感知素子 20 調理室 22 トレー 30 制御手段 50 警報発生手段 101 マグネトロン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/02 355

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子レンジの調理室を形成する下部プレ
    ート、側面、底面または後面のプレートに複数個設置さ
    れ、マグネトロンから生じる高周波を吸収して熱を生ず
    る高周波吸収体と、 前記高周波吸収体に埋設されて、当該高周波吸収体から
    生じる熱を感知して当該熱に相応する所定の温度信号を
    出力する温度感知手段と、 前記温度感知手段により出力された調理室内に設置され
    た複数個の高周波吸収体の生じた熱に相応する温度信号
    と調理室内に設置された複数個の高周波吸収体の基準温
    度データとを比較する温度比較手段と、 前記温度比較手段により複数個の前記調理室の温度デー
    タのいずれか1つでも基準温度データより大きい場合に
    当該調理室内に調理物が無い無負荷状態と判断して、マ
    グネトロンの駆動を中断するとともに、当該調理室の無
    負荷状態を報知する無負荷報知手段と、 から構成されたことを特徴とする電子レンジの駆動制御
    装置。
  2. 【請求項2】 電子レンジの調理室を形成する下部プレ
    ート、側面、底面または後面のプレートに複数個設置さ
    れ、マグネトロンから生じる高周波を吸収して熱を生ず
    る高周波吸収体と、 前記高周波吸収体に埋設されて、当該高周波吸収体から
    生じる熱を感知して当該熱に相応する所定の温度信号を
    出力する温度感知手段とを具備して、 前記温度感知手段により出力された調理室内に設置され
    た複数個の高周波吸収体の生じた熱に相応する温度信号
    と調理室内に設置された複数個の高周波吸収体の基準温
    度データとを比較する段階と、 前記段階により複数個の前記調理室の温度データのいず
    れか1つでも基準温度データより大きい場合に当該調理
    室内に調理物が無い無負荷状態と判断する段階と、 前記段階により調理室内に調理物が無い無負荷状態と判
    断するとマグネトロンの駆動を中断するとともに、当該
    調理室の無負荷状態を報知する段階と、 からなることを特徴とする電子レンジの駆動制御方法。
JP6147890A 1993-06-29 1994-06-29 電子レンジの駆動制御方法および装置 Expired - Lifetime JP2849546B2 (ja)

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