JP2848567B2 - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2848567B2
JP2848567B2 JP1249201A JP24920189A JP2848567B2 JP 2848567 B2 JP2848567 B2 JP 2848567B2 JP 1249201 A JP1249201 A JP 1249201A JP 24920189 A JP24920189 A JP 24920189A JP 2848567 B2 JP2848567 B2 JP 2848567B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、1画素レベルを有する入力画像データを1
画素2値レベルの画像データに2値化処理する画像処理
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来より、フアクシミリ装置やデジタル複写機等の画
像処理装置における疑似中間処理方式として、誤差拡散
法や平均濃度近似法等が提案されている。
前者の誤差拡散法は、文献R.FLOYD&L.STEINBERG,“A
N ADAPTIVE ALGORITHM FOR SPATIAL GRAY SCALE",SID 7
5 DIGEST,PP36〜37に開示されている如く、注目画素の
多値画像データを2値化(最濃レベルか又は最短レベル
に変換)し、この2値化レベルと2値化前の多値画像デ
ータとの誤差に所定の重み付けをして注目画素近傍の画
素データに加算するものである。
また、後者の平均濃度近似法は、特開昭57−104396号
に記載されている様に、注目画素近傍の既に2値化され
た2値データを用いて、注目画素を黒又は白に2値化し
た場合のそれぞれの近傍画素との重み付け平均値を求
め、この2つの平均値の平均を閾値として注目画素の画
像データを2値化するものである。
[発明が解決しようとする課題] 前述した誤差拡散法は、入力画像データと出力画像デ
ータとの画素を補正する方式であるため、入力画像と出
力画像処理装置の濃度を保存することができ、解像度及
び階調性供に優れた画像を提供することが可能である。
しかしながら、入力画像データと出力画像データとの
誤差を補正する際、多くの2次元演算をしなければなら
ず、その処理量の多さにより、ハードウエア構成が大変
複雑になるといつた欠点があつた。
一方、平均濃度近似法は、2値化後の2値データを用
いて演算を行うので、ハードウエア構成を簡素化するこ
とできると共に、極めて少ない処理量のため処理の高速
化を実現することが可能である。
しかしながら、単に注目画素を含めた領域の平均値に
注目画素を近似させて2値化を行うので、階調数が制限
されると共に、なだらかな濃度変化を有する画像に対し
て特有の低周波のテクスチヤが発生し、画質が劣化する
といつた欠点があつた。
さらに前者においても、特に、コンピュータグラフイ
ツク(CG)画像の様に一定濃度値を広い画像領域で有す
る場合に、誤差拡散マスクに基づく周期性が2値画像上
に現われ、画像品位の低下を招いてしまうという欠点が
あつた。
[課題を解決するための手段及び作用] 本発明は上述した従来技術の課題に鑑みなされたもの
であり、注目画素の入力画像データを2値化処理済の2
値データから求めた平均値に基づき2値化し、入力画像
データと平均値との差を誤差データとして補正すること
により、階調性及び解像度ともに優れた画像を、簡単な
構成で、短時間に得ることができるとともに、誤差デー
タを補正する為に用いるマスクによる周期性の発生をも
防止することができる画像処理装置の提供を目的とす
る。
そして、係る目的を達成する一手段として例えば以下
の構成を備える。即ち、1画素多値レベルを有する入力
画像データを1画素2値レベルの画像データに2値化処
理する画像処理装置において、注目画像の画像データを
入力する入力手段と、注目画素周辺の2値化処理の終了
している複数画素の2値画像データから所定領域の平均
値を求める平均値演算手段と、前記平均値演算手段によ
り得られた平均値に基づき前記注目画素の画像データを
2値化処理する2値化手段と、前記平均値演算手段で得
られた平均値と前記入力手段で入力した画像データとの
差を誤差データとして複数の入力画素の画像データに分
配する誤差分配手段とを有し、前記誤差分配手段は前記
複数の入力画素の画像データに対する誤差データの分配
率を所定信号に基づき変更することを特徴とする。
[作用] 以上の構成において、注目画素の入力画像データを2
値化処理済の2値データから求めた平均値に基づき2値
化し、入力画像データと平均値との差を誤差データとし
て補正することにより、階調性及び解像度ともに優れた
画像を、簡単な構成で、短時間に得ることができるとと
もに、誤差データを補正する為に用いるマスクによる周
期性の発生をも防止することができる。
[実施例] 以下、本発明の係る一実施例を図面を参照して詳細に
説明する。
[第1実施例] まず、第1図を参照して本発明に係る一実施例の原理
について説明する。
第1図(A)は入力画像の画素毎の多値濃度を示す図
である。
第1図(A)において、f(i,j)は2値化しようと
する注目画像位置の入力画像の多値濃度データを示し、
正規化された0.1の値とする。
また、破線より上の画素位置はすでに2値化処理が終
了しており、注目画素の2値化後はf(i,j+1),f
(i,j+2),…と順次同様の2値化処理が行われる。
第1図(B)は2値化画像データを表わす図であり、
B(i,j)は注目画像の2値化後の濃度(“0"又は“1"
の値とする)を示す。破線により囲まれた部分は注目画
素の処理時にすでに2値化処理の行われた画素データで
あり、これらを注目画素の2値化処理の際に用いる。
第1図(C)は重み付けマスクを表わす図である。R
は平均濃度を求める重み付けマスクの一例で、3×3サ
イズのマトリクスで表わしている。ここで末2値化画素
に対する重みR(0,0)=R(0,−1)=0として用い
る。
本実施例においては、注目画素近傍における2値画像
の重み付き平均濃度をm(i,j)とし、次式で求める。
注目画素f(i,j)は、該平均濃度m(i,j)及び既に
割付けられた2値化補正値E(i,j)を用いて次に示す
一連の式に従い2値化される。
f(i,j)+E(i,j)>m(i,j)のときB(i,j)=
1 f(i,j)+E(i,j)≦m(i,j)のときB(i,j)=
0 err=f(i,j)+E(i,j)−m(i,j) e1(i,j+1)=K1×err e2(i+1,j)=K2×err e3(i+1,j+1)=K3×err 但し、E(i,j)=e1(i,j)+e2(i,j)+e3(i,j) K1+K2+K3=1 第2図(A),(B)に上述した一連の式を図に表
わしたものを示す。
式において、E(i,j)は注目画素(i,j)の1画素
前つまり画素(i,j−1)の多値濃度f(i,j−1)を2
値濃度B(i,j−1)に2値化した際に発生する誤差、e
1(i,j)と1ライン前つまり画素(i−1,j)の多値濃
度f(i−1,i)を2値濃度B(i−1,j)に2値化した
際に発生する誤差e2(i,j)と、該画素の1画素前つま
り画素(i−1,j−1)の多値濃度f(i−1,j−1)を
2値濃度B(i−1,j−1)に2値化した際に発生する
誤差e3(i,j)を積算した値である。
そこで、この2値化誤差E(i,j)を注目画素f(i,
j)に加えて補正した値を2値化することにより、入力
画像全域にわたつて平均濃度として2値化後の画像濃度
を完全に保存することとが出来る。
このような2値化誤差を考慮した処理を行うことによ
り上述の平均濃度近似法と比較すると中間調再生能力が
格段に向上する。
又、式において、誤差errを隣接する3画素に分配
する際に用いる分配率K1,K2,K3は、あらかじめ用意した
1/4,1/2,1/4の内から例えば乱数によつて、1画素2値
化毎に変更して用いることにより、2値化画像上で周期
性が発生してしまうのを乱す。
以上説明した様に本実施例における2値化方式によれ
ば、従来の誤差拡散法と比較して処理量が極めて少ない
にもかかわらず、これと同等もしくはそれ以上の像再生
能生力が得られる。これは、前記誤差を隣接する3画素
で補正するのみであるのにもかかわらず、2値化後の複
数データを用いて平均濃度を得ることにより、等価的に
多数画素に誤差を分配して補正するのと同等の効果が得
られるからである。
又、本実施例の特徴的処理方式によれば、上記平均濃
度と入力データ間に発生する誤差errを位置に1体1に
対応する一率の分配率で配分して入力データを補正する
のではなく、乱数的に上記配分率を変化させて補正する
ことにより、誤差補正処理の規則性を乱すことができ
る。このため、特有の低周波のテクスチヤが発生するこ
とが防止でき、画質が劣化するといつたことがなくな
る。
第3図は本実施例の画像処理装置のブロツク図であ
る。
第3図において、入力センサ部Aは、CCD等の光電変
換素子およびこれ走査する駆動装置より構成され、原稿
の読み取り走査を行なうもので、入力センサ部Aで読み
取られた原稿の画像データは、逐次A/D変換器Bに送ら
れる。A/D変換器Bでは各画素のデータを8ビツトのデ
ジタルデータに変換し、256レベルの階調数をもつデー
タに量子化する。次に補正回路Cにおいて、入力センサ
部AのCCDセンサの感度ムラや、照明光源による照度ム
ラを補正するためのシエーデイング補正等をデジタル演
算処理で行う。
補正回路Cでの補正処理済のデータは2値化回路Dに
送出される。2値化回路Dでは補正回路Cより入力した
8ビツトの多値画像データを前述した本実施例方式によ
り1ビツトの2値データに量子化処理する。
プリンタEはレーザビーム又はインクジエツト方式に
より構成されるプリンタであり、2値化回路Dから送ら
れてくる2値データに基づき印刷ドツトをオン/オフ制
御して読み取り画像を記憶紙上に再現する。
上述した第3図に示す2値化回路Dの詳細回路図を第
4図に示す。
第4図において、1,2は2値化処理された2値データ
を1ライン分記憶する遅延RAM、3〜7は2値データ、1
1は多値データを1画素遅延させるためのDタイプのフ
リツプフロツプ(DF/F)、8は注目画素周辺の2値デー
タから所定領域の平均濃度を演算し、注目画素のデータ
を2値化する際の閾値として出力する平均濃度演算RO
M、9は入力された注目画素の多値データと前記平均濃
度演算ROM8から出力された閾値との差errを演算する減
算器、10は入力された注目画素の多値データと前記平均
濃度演算ROM8から出力された閾値とを比較する比較器、
12は誤差メモリ15出力に誤差分配器16より出力される配
分誤差e1と補正回路Cから出力される入力データを加算
する加算器、13はDF/F14で1画素分遅延保持された誤差
e3と誤差分配器16より出力される分配誤差e2を加算する
加算器、14は誤差分配器16より出力される分配誤差e3を
1画素分遅延保持するDF/F、15は加算器13で加算された
誤差e2+e3を約1ライン分遅延保持する誤差メモリ、16
は減算器9から出力される誤差errを3画素に対して分
配する誤差分配器、19は誤差分配器16の画素分配率を制
御する乱数発生器である。
以上の構成において、比較器10は式に基づき2値化
した1ビツトのデータB(i,j)を出力する。該2値化
データはライン毎に遅延させるためのRAM2に入力されて
いる。更に、RAM2により1ライン遅延させた2値データ
B(i−1,j+1)はRAM1に入力され、以上の2つの遅
延RAM2,1により2ライン遅延させた2値データB(i−
2,j+1)が平均濃度演算ROM8に出力される。
さらに、DF/F3はB(i−2,j)、DF/F4はB(i−2,j
−1)、DF/F5はB(i−1,j)、DF/F6はB(i−1,j−
1)、DF/F7はB(i,j−1)を平均濃度演算ROM8に出力
する。
上記2値データは第1図に示すように入力画像f(i,
j)に対し周辺画素の2値化画像である。平均濃度演算R
OM8にはあらかじめ式に基づき式に示す2値化閾値
m(i,j)が格納されているので、これらを平均濃度演
算ROM8の入力アドレスに接続すれば、高速に2値化閾値
を得ることができる。
この閾値は減算器9及び比較器10に入力される。
一方、減算器9及び比較器10にはDF/F11よりf(i,
j)+E(i,j)が入力される。
この2つの入力に基づき演算器9は式における不等
式の両辺の差 err=f(i,j)+E(i,j)−m(i,j)・・・・・ を演算する。
一方、比較器10は上記2つの入力に基づき、f(i,
j)+E(i,j)と、m(i,j)を比較し、2値化データ
B(i,j)を出力する。
また式に基づき、減算器9から出力される誤差err
は誤差分配器16に入力される。
誤差分配器16では乱数発生器19から出力される2ビツ
トの乱数信号に応じて、式に従う3種の分配誤差e1,e
2,e3を出力する。
DF/F14では誤差のうちe3(i+1,j+1)を1画素分
遅延保持して、e3(i+1,j)を出力し、加算器13で同
位置に対するe2(i+1,j)と加算する。
同加算値は誤差メモリ15に格納すると共に、1ライン
−1画素前に格納されたデータ、つまりe2(i,j+1)
+e3(i,j+1)を読み出し、同位置に対する分配誤差e
1(i,j+1)と共に入力データf(i,j+1)を加算器1
2で加算し、誤差補正が終了する。
以下上記処理を繰返し行なうことにより2値化処理を
順次行なう。
第5図に本実施例の乱数発生器19と誤差分配器16の詳
細回路を示す。
第5図において、上部に示す乱数発生部19は、合計25
個のDF/F17−1〜17−25と3個の排他的論理和回路(エ
クスクルシブ・オア回路)EX−OR18−1,2,3で構成され
ている。同25個のDF/Fは図示しないプリセツト回路によ
りその出力か全て“0"となる事を防止した、いわゆるM
系例符合発生器であり、その周期=225−1となる擬似
乱数は各DF/F出力で得られる。
本実施例では、そのうちDF/F17−25出力とその前段DF
/F17−24出力の2ビツトの信号を用いる。
一方、下部に示す誤差分配器16は、4個のマルチプレ
クサ16−1,16−2,16−3及び16−4と、減算器20、加算
器21とで構成されている。
誤差分配器16へ入力された誤差errに対して、ビツト
シフトによつて、それぞれ1/2err,1/4errを求める。1/2
errは加算器21、マルチプレクサ16−1及びマルチプレ
クサ16−3に入力される。1/4errは加算器21、マルチプ
レクサ16−2及びマルチプレクサ16−4に入力される。
加算器21はビツトシフト操作で配分された1/2errと1/
4errとを加算し、減算器20に出力する。減算器20はこの
加算器21よりの加算値と入力されたerrとを減算し、 err−(1/2err+1/4err) を求める事によつて演算誤差発生を防止した約1/4errに
相当する が得られる。
そしてこの配分誤差1/4errはマルチプレクサ16−1及
びマルチプレクサ16−3に出力する。
従つて、マルチプレクサ16−1及びマルチプレクサ16
−3出力は、乱数発生器19のDF/F17−24の出力信号に応
じて、1/2err が選択され、マルチプレクサ16−2,16−4出力ではさら
に乱数発生器19のDF/F17−25ノ出力信号に応じて、1/2e
rr 1/4errの3種のいずれかが選択される事になる。
以上2ビツトの乱数によつて、e1,e2,e3は分配率の異
なる6通りの分配処理が乱数的に行なえる。
第6図(A),(B)に本実施例における重みマスク
の一例を示す。
第6図(A)の重みマスクは周囲7画素の2値データ
から平均値を求め、第6図(B)の重みマスクは周囲12
画素の2値データから平均値を求めるものである。
なお、本実施例においては、第6図(A)に示す重み
マスク1を用いる。そして、実際に入力される6ビツト
画像濃度レベル(0〜63)に、正規化する為に平均濃度
演算演算ROM8のROMテーブルは式で得られた値を63倍
して6ビツト値に変換した値として格納しておく。
しかし、第6図(B)の重みマスクを用いても全く同
様に平均濃度演算ROM8のROMテーブルに式で得られた
値を基にした所定値を格納しておけば良い。
以上説明した如く本実施例によれば、2値化処理の終
了した2値データのみを用いて平均濃度を演算し、それ
を閾値として入力多値データを2値化処理するので2値
化のための処理量を平均濃度近似法よりも少なくするこ
とができる。
さらに3画素への誤差補正処理はビツトシフト演算で
得られる1/4,1/2の分配率である為、極めて簡単なハー
ドウエアで実施出来、乱数的に該3画素への誤差配分を
変更して行なう事によりこの種の2値化方法特有の周期
的テクスチヤーを防止して2値化が可能となる。
また、誤差拡散法の場合と同様に所定配分率で二次元
的にさらに多い複数の近傍画素に振り分けるようにして
も良い。この場合、ハード構成は多少複雑となるが、主
走査方向とともに副走査方向についても均一な画像を得
ることができ、再現性が向上する。
また、重みマスクは注目画素に近づく程大きくした
が、その傾斜、分布は限定されず、隣接しない離散位置
の画素を用いても良い。
[第2実施例] 以上説明した実施例は、誤差補正する3画素位置に分
配率が“0"でない値を割り付ける例について説明した
が、本発明は以上の例に限定されるものではなく、例え
ば以下の様に分配してもよい。
即ち、本発明に係る第2実施例においては、誤差の分
配率を共に1/2、1/2とする。そして、乱数的に、例えば
補正位置を(i,j+1)と(i+1,j)、又は(i,j+
1)と(i+1,j+1)又は(i+1,j+1)と(i+1,
j)の如く、3位置のうちの2位置を選択して誤差補正
するよう構成することにより、なだらかな濃度変化を有
する画像に対しても、低周波のテクスチヤが発生し、画
質が劣化するといつたことがなく、誤差拡散マスクに基
づく周期性が2値画像上に現われ、画像品位の低下を招
いてしまうということも有効に防止できる。
[第3実施例] 以上説明した実施例においては、乱数発生器を用いて
低周波のテクスチヤ等の発生を防止したが、本発明が以
上の乱数発生器を用いる例に限定されるものではない。
例えば、注目位置の補正後多値データつまりf(i,j)
+E(i,j)の下位2ビツトを用いて低周波のテクスチ
ヤ等の発生を防止しても良好な結果が得られる。
又、上記実施例では入力データの種類が1つ(1色)
の場合を説明したが、入力データをR,G,Bの3色をする
ことで、本発明はカラー画像にも適用することができ
る。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、注目画素の入力
画像データを2値化処理済の2値データから求めた平均
値に基づき2値化し、入力画像データと平均値との差を
誤差データとして補正することにより、階調性及び解像
度ともに優れた画像を、簡単な構成で、短時間に得るこ
とができるとともに、誤差データを補正する為に用いる
マスクによる周期性の発生をも防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)は本発明に係る一実施例における画素毎の
多値画像を示した図、 第1図(B)は本実施例における画素毎の2値化画像を
示した図、 第1図(C)は本実施例における画素毎の重み付けマス
クを示した図、 第2図(A),(B)は本実施例における2値化処理の
原理を説明するための図、 第3図は本実施例における画像処理装置の構成を示した
ブロック図、 第4図は本実施例の2値化回路の詳細を示すブロツク
図、 第5図は本実施例の第4図に示す誤差分配器及び乱数発
生器の詳細回路図、 第6図(A),(B)は重みマスクの例を示した図であ
る。 図中、1、2……遅延RAM,3〜7,11,14,17−1〜17−25
……フリツプフロツプ、8……平均濃度演算ROM、9,20
……減算器、10……比較器、12,13,18−1〜18−3,21…
…加算器、15……誤差メモリ、16……誤差分配器、16−
1〜16−4……マルチプレクサ、19……乱数発生器、A
……入力センサ部、B……A/D変換部、C……補正回
路、D……2値化回路、E……プリンタである。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−209370(JP,A) 特開 昭63−102473(JP,A) 特開 昭63−155952(JP,A) 特開 昭58−186265(JP,A) 特開 昭53−136424(JP,A) 特開 平1−276969(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1画素多値レベルを有する入力画像データ
    を1画素2値レベルの画像データに2値化処理する画像
    処理装置において、 注目画素の画像データを入力する入力手段と、 注目画素周辺の2値化処理の終了している複数画素の2
    値画像データから所定領域の平均値を求める平均値演算
    手段と、 前記平均値演算手段により得られた平均値に基づき前記
    注目画素の画像データを2値化処理する2値化手段と、 前記平均値演算手段で得られた平均値と前記入力手段で
    入力した画像データとの差を誤差データとして複数の入
    力画素の画像データに分配する誤差分配手段とを有し、 前記誤差分配手段は前記複数の入力画素の画像データに
    対する誤差データの分配率を所定信号に基づき変更する
    ことを特徴とする画像処理装置。
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