JP2848305B2 - レイアウトパターン検証方法 - Google Patents
レイアウトパターン検証方法Info
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- JP2848305B2 JP2848305B2 JP8005900A JP590096A JP2848305B2 JP 2848305 B2 JP2848305 B2 JP 2848305B2 JP 8005900 A JP8005900 A JP 8005900A JP 590096 A JP590096 A JP 590096A JP 2848305 B2 JP2848305 B2 JP 2848305B2
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- Japan
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- data
- wiring
- rectangular pattern
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- Design And Manufacture Of Integrated Circuits (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レイアウトパター
ン検証方法に関し、レイアウトパターンデータのショー
トエラー検出方法に関する。
ン検証方法に関し、レイアウトパターンデータのショー
トエラー検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7は、従来のレイアウトパターン検証
方法を説明する機能ブロック図、図8はその動作を示す
フローチャートである。同図において、11は配線名を
認識できる情報をもったレイアウトパターンデータ、1
4はデバイス、回路接続および配線使用レイヤ、接続端
子情報等を抽出するためのテクノロジールール、15A
はテクノロジールール14を使ってレイアウトパターン
データ11から電気的回路接続情報および使用配線レイ
ヤ情報を抽出し記憶する情報抽出モジュール、16は情
報抽出モジュール15Aにより抽出された電気的回路接
続情報および使用配線レイヤ情報等の情報抽出結果、1
7Aは回路接続、電気的ルールを検証する第1の検証ル
ール、17Bは配線名毎に使用すべき配線レイヤ、接続
すべきデバイス端子を検証する第2の検証ルール、18
Aは検証ルール17A,Bを使用して情報抽出結果16
が正しいかどうか解析し、エラーを検出する検証モジュ
ール、21Aは検証モジュール18Aにより検出された
エラー結果、22はエラー結果21Aを表示する表示モ
ジュールである。
方法を説明する機能ブロック図、図8はその動作を示す
フローチャートである。同図において、11は配線名を
認識できる情報をもったレイアウトパターンデータ、1
4はデバイス、回路接続および配線使用レイヤ、接続端
子情報等を抽出するためのテクノロジールール、15A
はテクノロジールール14を使ってレイアウトパターン
データ11から電気的回路接続情報および使用配線レイ
ヤ情報を抽出し記憶する情報抽出モジュール、16は情
報抽出モジュール15Aにより抽出された電気的回路接
続情報および使用配線レイヤ情報等の情報抽出結果、1
7Aは回路接続、電気的ルールを検証する第1の検証ル
ール、17Bは配線名毎に使用すべき配線レイヤ、接続
すべきデバイス端子を検証する第2の検証ルール、18
Aは検証ルール17A,Bを使用して情報抽出結果16
が正しいかどうか解析し、エラーを検出する検証モジュ
ール、21Aは検証モジュール18Aにより検出された
エラー結果、22はエラー結果21Aを表示する表示モ
ジュールである。
【0003】図9は、互いに異なる配線情報をもった2
配線のレイアウトパターンデータの配線ショートの一例
を示すパターン図である。図において、33,34はそ
れぞれレイアウトパターンデータ、31はレイアウトパ
ターンデータ33にもたせた配線名情報、32はレイア
ウトパターンデータ34にもたせた配線名情報とし、3
5はレイアウトパターンデータ33および34のショー
ト箇所を示す。
配線のレイアウトパターンデータの配線ショートの一例
を示すパターン図である。図において、33,34はそ
れぞれレイアウトパターンデータ、31はレイアウトパ
ターンデータ33にもたせた配線名情報、32はレイア
ウトパターンデータ34にもたせた配線名情報とし、3
5はレイアウトパターンデータ33および34のショー
ト箇所を示す。
【0004】図7のように構成された従来のレイアウト
パターン検証方法においては、配線名が認識できる情報
をもったレイアウトパターンデータ11を、デバイス・
回路接続情報、配線使用レイヤ、接続端子情報等を抽出
するためのテクノロジールール14に基づいて、情報抽
出モジュール15Aにより電気的回路接続情報、使用レ
イヤ情報等の情報抽出結果16を生成する(図8のステ
ップS3,S4)。生成された情報抽出結果16を検証
ルール17A,Bに基づいて検証モジュール18Aによ
り解析し(ステップS5A,B)、回路接続、電気的ル
ール違反、配線名毎の配線使用レイヤ、接続端子等違反
を検出し、エラー結果21Aを生成する(ステップS
6,S7A)。生成されたエラー結果21Aを表示モジ
ュール22を用いてエラー箇所を表示する(ステップS
9)ようになっている(例えば、特開平3−12305
7号公報参照)。
パターン検証方法においては、配線名が認識できる情報
をもったレイアウトパターンデータ11を、デバイス・
回路接続情報、配線使用レイヤ、接続端子情報等を抽出
するためのテクノロジールール14に基づいて、情報抽
出モジュール15Aにより電気的回路接続情報、使用レ
イヤ情報等の情報抽出結果16を生成する(図8のステ
ップS3,S4)。生成された情報抽出結果16を検証
ルール17A,Bに基づいて検証モジュール18Aによ
り解析し(ステップS5A,B)、回路接続、電気的ル
ール違反、配線名毎の配線使用レイヤ、接続端子等違反
を検出し、エラー結果21Aを生成する(ステップS
6,S7A)。生成されたエラー結果21Aを表示モジ
ュール22を用いてエラー箇所を表示する(ステップS
9)ようになっている(例えば、特開平3−12305
7号公報参照)。
【0005】例えば、図9のように2配線のレイアウト
パターンが配線ショートを生じている場合、配線名情報
31のレイアウトパターンは、レイアウトパターンデー
タ33、配線名情報32のレイアウトパターンは、レイ
アウトパターンデータ34とショート箇所35で短絡し
ているとする。この場合は、図の配線ショート35を接
続情報のルール違反のエラー箇所として表示する場合、
図10のように配線のショートとみなされた全てのレイ
アウトパターンデータ61を、その斜線部に示すように
表示していた。
パターンが配線ショートを生じている場合、配線名情報
31のレイアウトパターンは、レイアウトパターンデー
タ33、配線名情報32のレイアウトパターンは、レイ
アウトパターンデータ34とショート箇所35で短絡し
ているとする。この場合は、図の配線ショート35を接
続情報のルール違反のエラー箇所として表示する場合、
図10のように配線のショートとみなされた全てのレイ
アウトパターンデータ61を、その斜線部に示すように
表示していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のレイア
ウトパターン検証方法は、図9のようなレイアウトパタ
ーンデータの配線ショートの検証結果により、図10に
示すレイアウトパターンデータ61となるので、ショー
トエラー箇所35を絞り込むことが困難であるという問
題があった。
ウトパターン検証方法は、図9のようなレイアウトパタ
ーンデータの配線ショートの検証結果により、図10に
示すレイアウトパターンデータ61となるので、ショー
トエラー箇所35を絞り込むことが困難であるという問
題があった。
【0007】本発明の目的は、このような問題を解決
し、エラー箇所を容易に絞り込むことができレイアウト
パターン検証方法を提供することにある。
し、エラー箇所を容易に絞り込むことができレイアウト
パターン検証方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のレイアウトパタ
ーン検証方法の構成は、配線名を認識出来る情報を持っ
たレイアウトパターンデータを矩形パターンデータに分
割し、この分割矩形パターンデータに名称を付け、レイ
ヤとデバイスの関係を定義したテクノロジールールに基
づいて前記分割矩形パターンデータより配線レイヤ情報
及びデバイス間の端子接続方法を抽出し、この抽出矩形
パターンデータ同志の接続情報をツリー構造のデータに
記憶し、この抽出記憶情報について各配線名やデバイス
間の端子接続情報、使用すべき配線レイヤ情報を自由に
定義できる検証ルールに基づいて接続レイヤ使用違反、
接続端子違反をエラーとして検出し、前記矩形パターン
データの接続情報のツリー構造データに基づいて前記エ
ラーデータより直接エラーに関係しない矩形パターンデ
ータを除外してエラー箇所を絞り込んだデータとして出
力することを特徴とする。
ーン検証方法の構成は、配線名を認識出来る情報を持っ
たレイアウトパターンデータを矩形パターンデータに分
割し、この分割矩形パターンデータに名称を付け、レイ
ヤとデバイスの関係を定義したテクノロジールールに基
づいて前記分割矩形パターンデータより配線レイヤ情報
及びデバイス間の端子接続方法を抽出し、この抽出矩形
パターンデータ同志の接続情報をツリー構造のデータに
記憶し、この抽出記憶情報について各配線名やデバイス
間の端子接続情報、使用すべき配線レイヤ情報を自由に
定義できる検証ルールに基づいて接続レイヤ使用違反、
接続端子違反をエラーとして検出し、前記矩形パターン
データの接続情報のツリー構造データに基づいて前記エ
ラーデータより直接エラーに関係しない矩形パターンデ
ータを除外してエラー箇所を絞り込んだデータとして出
力することを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を説
明する機能ブロック図、図2はその動作を示すフローチ
ャートである。図1において、11は配線名を認識出来
る情報をもったレイアウトパターンデータ、12はレイ
アウトパターンデータ11を矩形パターンデータに分割
し、その分割された各矩形パターンデータにそれぞれユ
ニークな名称を付加し記憶するレイアウト分割モジュー
ル、13はレイアウト分割モジュール12により抽出さ
れたレイアウトパターンデータ、14はデバイス、回路
接続および配線使用レイヤ、接続端子情報を抽出するた
めのテクノロジールール、15はテクノロジールール1
4を使ってレイアウトパターンデータ13から前記情報
を抽出し、レイアウトパターンデータの接続情報をツリ
ー構造のデータとして記憶する情報抽出モジュール、1
6は情報抽出モジュール15により抽出された電気的回
路接続情報および使用配線レイヤ情報の情報抽出結果、
17は回路接続、電気的ルールおよび、配線名毎に使用
すべき配線レイヤ、接続すべきデバイス端子を検証する
検証ルール、18は検証ルール17を使用して情報抽出
結果16が正しいかどうか解析し、回路接続、電気的ル
ール違反、配線名毎の配線使用レイヤ、接続端子違反を
エラーとして検出する検出モジュール、19は検出モジ
ュール18により検出されたエラー結果、20はエラー
結果19によりエラーに直接関係しないレイアウトパタ
ーンを除外するエラー絞り込みモジュール、21はエラ
ー絞り込みモジュール20によりエラー箇所を絞り込ま
れ抽出されたエラー抽出結果、122はエラー抽出結果
21を表示する表示モジュールである。
明する機能ブロック図、図2はその動作を示すフローチ
ャートである。図1において、11は配線名を認識出来
る情報をもったレイアウトパターンデータ、12はレイ
アウトパターンデータ11を矩形パターンデータに分割
し、その分割された各矩形パターンデータにそれぞれユ
ニークな名称を付加し記憶するレイアウト分割モジュー
ル、13はレイアウト分割モジュール12により抽出さ
れたレイアウトパターンデータ、14はデバイス、回路
接続および配線使用レイヤ、接続端子情報を抽出するた
めのテクノロジールール、15はテクノロジールール1
4を使ってレイアウトパターンデータ13から前記情報
を抽出し、レイアウトパターンデータの接続情報をツリ
ー構造のデータとして記憶する情報抽出モジュール、1
6は情報抽出モジュール15により抽出された電気的回
路接続情報および使用配線レイヤ情報の情報抽出結果、
17は回路接続、電気的ルールおよび、配線名毎に使用
すべき配線レイヤ、接続すべきデバイス端子を検証する
検証ルール、18は検証ルール17を使用して情報抽出
結果16が正しいかどうか解析し、回路接続、電気的ル
ール違反、配線名毎の配線使用レイヤ、接続端子違反を
エラーとして検出する検出モジュール、19は検出モジ
ュール18により検出されたエラー結果、20はエラー
結果19によりエラーに直接関係しないレイアウトパタ
ーンを除外するエラー絞り込みモジュール、21はエラ
ー絞り込みモジュール20によりエラー箇所を絞り込ま
れ抽出されたエラー抽出結果、122はエラー抽出結果
21を表示する表示モジュールである。
【0010】このように構成されたレイアウトパターン
検証方法において、図2のように認識できる情報をもっ
たレイアウトパターンデータ11を、レイアウト分割モ
ジュール12により矩形パターンデータに分割し(S
1)、その分割された各矩形パターンデータにそれぞれ
ユニークな名称を付加し(S2)、記憶されたレイアウ
トパターンデータ13を生成する。
検証方法において、図2のように認識できる情報をもっ
たレイアウトパターンデータ11を、レイアウト分割モ
ジュール12により矩形パターンデータに分割し(S
1)、その分割された各矩形パターンデータにそれぞれ
ユニークな名称を付加し(S2)、記憶されたレイアウ
トパターンデータ13を生成する。
【0011】例えば、図9のような場合の配線ショート
においては、図3のように、配線名情報31のレイアウ
トパターンは、矩形パターンデータ41,43,44,
46〜49,54〜56から構成され、配線名情報32
のレイアウトパターンは矩形パターンデータ42,4
5,50〜55,57から構成されている。
においては、図3のように、配線名情報31のレイアウ
トパターンは、矩形パターンデータ41,43,44,
46〜49,54〜56から構成され、配線名情報32
のレイアウトパターンは矩形パターンデータ42,4
5,50〜55,57から構成されている。
【0012】生成されたレイアウトパターンデータ13
を、デバイス・回路接続情報、配線使用レイヤ、接続端
子情報を抽出するためのテクノロジールール14に基づ
いて、情報抽出モジュール15により電気的回路接続情
報、使用レイヤ情報を抽出し(S3)、その抽出された
矩形パターンデータの接続情報を、図6のようなツリー
構造のデータとして記憶した情報抽出結果16を生成す
る(S4)。
を、デバイス・回路接続情報、配線使用レイヤ、接続端
子情報を抽出するためのテクノロジールール14に基づ
いて、情報抽出モジュール15により電気的回路接続情
報、使用レイヤ情報を抽出し(S3)、その抽出された
矩形パターンデータの接続情報を、図6のようなツリー
構造のデータとして記憶した情報抽出結果16を生成す
る(S4)。
【0013】図3の場合、図4のツリー構造のように、
配線名情報31のパターンとして矩形パターンデータ4
1が矩形パターンデータ43,44に接続される。ま
た、矩形パターンデータ43が矩形パターンデータ4
6,47に同様にデータ44がデータ48,49にそれ
ぞれ接続され、データ46がデータ54に接続され、さ
らにデータ54がデータ55と接続される。一方、配線
名情報32のパターンデータ42が同じデータ45に接
続され、そのデータ45が同様のデータ50,51,5
2,53と接続される。そして矩形パターンデータ50
が矩形パターンデータ55と接続され、このデータ55
が同様のデータ56,57と接続される。従って2つの
配線パターンが矩形パターンデータ55で共通接続され
たことになる。
配線名情報31のパターンとして矩形パターンデータ4
1が矩形パターンデータ43,44に接続される。ま
た、矩形パターンデータ43が矩形パターンデータ4
6,47に同様にデータ44がデータ48,49にそれ
ぞれ接続され、データ46がデータ54に接続され、さ
らにデータ54がデータ55と接続される。一方、配線
名情報32のパターンデータ42が同じデータ45に接
続され、そのデータ45が同様のデータ50,51,5
2,53と接続される。そして矩形パターンデータ50
が矩形パターンデータ55と接続され、このデータ55
が同様のデータ56,57と接続される。従って2つの
配線パターンが矩形パターンデータ55で共通接続され
たことになる。
【0014】生成された情報抽出結果16を検証ルール
17に基づいて、検証モジュール18により解析し(S
5)、回路接続、電気的ルール違反、配線名毎の配線使
用レイヤ、接続端子違反を検出し(S6)、エラー結果
19を生成する(S7)。生成されたエラー結果19を
情報抽出結果16の矩形パターンデータの接続情報に基
づいて、エラー絞り込みモジュール20により直接エラ
ー箇所に関係しない矩形パターンデータを除外しエラー
箇所を絞り込んだエラー結果21を生成する(S8)。
17に基づいて、検証モジュール18により解析し(S
5)、回路接続、電気的ルール違反、配線名毎の配線使
用レイヤ、接続端子違反を検出し(S6)、エラー結果
19を生成する(S7)。生成されたエラー結果19を
情報抽出結果16の矩形パターンデータの接続情報に基
づいて、エラー絞り込みモジュール20により直接エラ
ー箇所に関係しない矩形パターンデータを除外しエラー
箇所を絞り込んだエラー結果21を生成する(S8)。
【0015】図4の場合、図5のように矩形パターンデ
ータ47〜49、データ51〜53およびデータ56,
57はエラー箇所に関係しない矩形パターンとなるの
で、これら矩形パターンデータが除外されエラー箇所5
5が絞り込まれる。従って図6のようにこれらエラー箇
所に関係ない矩形パターン(47〜49,51〜53,
56,57)を白くするとエラー箇所55が残り、この
生成されたエラー結果21を表示モジュール22を用い
てエラー箇所を表示する。
ータ47〜49、データ51〜53およびデータ56,
57はエラー箇所に関係しない矩形パターンとなるの
で、これら矩形パターンデータが除外されエラー箇所5
5が絞り込まれる。従って図6のようにこれらエラー箇
所に関係ない矩形パターン(47〜49,51〜53,
56,57)を白くするとエラー箇所55が残り、この
生成されたエラー結果21を表示モジュール22を用い
てエラー箇所を表示する。
【0016】なお、この実施の形態でのレイアウトパタ
ーンデータの矩形分割の方法は、単純に矩形パターンデ
ータに分割していたが、任意の長さより大きい場合に
は、任意の長さ以内になるまで、分割しても良く、また
レイアウトパターンデータをコーナー部で分割しても同
様である。また、多角型パターンデータによっては矩形
パターンデータに完全に分割出来ないデータが存在する
場合は、矩形パターンデータと三角パターンデータの組
み合わせで分割する。
ーンデータの矩形分割の方法は、単純に矩形パターンデ
ータに分割していたが、任意の長さより大きい場合に
は、任意の長さ以内になるまで、分割しても良く、また
レイアウトパターンデータをコーナー部で分割しても同
様である。また、多角型パターンデータによっては矩形
パターンデータに完全に分割出来ないデータが存在する
場合は、矩形パターンデータと三角パターンデータの組
み合わせで分割する。
【0017】さらに、従来通りのレイアウト検証を行
い、そのショートエラー結果よりレイアウト分割モジュ
ール12を用いて、矩形パターンデータを生成し、各矩
形パターンデータにユニークな名称を付加して記憶し、
各矩形パターンデータ同士の接続情報をツリー構造のデ
ータに記憶し、直接エラー箇所に関係しない矩形パター
ンデータを除外しエラー箇所を絞り込んだエラー結果を
生成しても同様である。
い、そのショートエラー結果よりレイアウト分割モジュ
ール12を用いて、矩形パターンデータを生成し、各矩
形パターンデータにユニークな名称を付加して記憶し、
各矩形パターンデータ同士の接続情報をツリー構造のデ
ータに記憶し、直接エラー箇所に関係しない矩形パター
ンデータを除外しエラー箇所を絞り込んだエラー結果を
生成しても同様である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、配線名が
認識出来る情報をもったレイアウトパターンデータを矩
形パターンデータに分割し、配線に関する各種情報をテ
クノロジールールに基づいて抽出し、この矩形パターン
データの接続情報をツリー構造データとして記憶し、こ
の抽出し記憶した情報について検証ルールに基づいて接
続レイヤ使用違反をエラーとして検出して記憶し、さら
に検証結果のエラーに直接関係しないレイアウトデータ
を除外して記憶し、このエラー箇所を表示するようにし
たことにより、接続されていけない配線同時の検出に於
いて、従来検証結果からエラー箇所を絞り込むことが困
難であったものを容易に判別できるようにしたという効
果がある。
認識出来る情報をもったレイアウトパターンデータを矩
形パターンデータに分割し、配線に関する各種情報をテ
クノロジールールに基づいて抽出し、この矩形パターン
データの接続情報をツリー構造データとして記憶し、こ
の抽出し記憶した情報について検証ルールに基づいて接
続レイヤ使用違反をエラーとして検出して記憶し、さら
に検証結果のエラーに直接関係しないレイアウトデータ
を除外して記憶し、このエラー箇所を表示するようにし
たことにより、接続されていけない配線同時の検出に於
いて、従来検証結果からエラー箇所を絞り込むことが困
難であったものを容易に判別できるようにしたという効
果がある。
【図1】本発明の第1の実施の形態を説明する機能ブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】図1の動作を示すフローチャートである。
【図3】図1の場合のレイアウトパターンの矩形分割処
理を説明するパターン図である。
理を説明するパターン図である。
【図4】図3の矩形パターンデータの接続イメージの説
明図である。
明図である。
【図5】図4の接続イメージのうち配線ショートエラー
に関係ないデータを除いた接続イメージの説明図であ
る。
に関係ないデータを除いた接続イメージの説明図であ
る。
【図6】本実施形態による配線ショートエラーの一例の
表示図である。
表示図である。
【図7】従来のレイアウトパターン検証方法を説明する
機能ブロック図である。
機能ブロック図である。
【図8】図7の動作を示すフローチャートである。
【図9】互に異なる接続情報をもった2配線のレイアウ
トパターンの配線ショートを示すパターン図である。
トパターンの配線ショートを示すパターン図である。
【図10】図9の配線ショートエラーの一例の表示図で
ある。
ある。
11,13 レイアウトパターンデータ 12 レイアウト分割モジュール 14 テクノロジールール 15,15A 情報抽出モジュール 16 情報抽出結果 17,17A,17B 検証ルール 18,18A 検証モジュール 19,21,21A エラー結果 20 エラー絞込みモジュール 22 表示モジュール 31,32 配線名情報 33,34,61 レイアウトパターンデータ 35 ショート箇所 41〜57 矩形パターンデータ
Claims (2)
- 【請求項1】 配線名を認識出来る情報を持ったレイア
ウトパターンデータを矩形パターンデータに分割し、こ
の分割矩形パターンデータに名称を付け、レイヤとデバ
イスの関係を定義したテクノロジールールに基づいて前
記分割矩形パターンデータより配線レイヤ情報及びデバ
イス間の端子接続方法を抽出し、この抽出矩形パターン
データ同志の接続情報をツリー構造のデータに記憶し、
この抽出記憶情報について各配線名やデバイス間の端子
接続情報、使用すべき配線レイヤ情報を自由に定義でき
る検証ルールに基づいて接続レイヤ使用違反、接続端子
違反をエラーとして検出し、前記矩形パターンデータの
接続情報のツリー構造データに基づいて前記エラーデー
タより直接エラーに関係しない矩形パターンデータを除
外してエラー箇所を絞り込んだデータとして出力するこ
とを特徴とするレイアウトパターン検証方法。 - 【請求項2】 配線名を認識出来るレイアウトパターン
データを分割モジュールにより矩形パターンデータに分
割し、この分割データに名称を付加したレイアウトパタ
ーンデータを生成し、このパターンデータを、デバイス
・回路接続情報、配線レイヤ、接続端子情報を抽出する
テクノロジールールに基づいて情報抽出モジュールによ
り電気的回路接続情報、使用レイヤ情報を抽出し、その
抽出された矩形パターンデータの接続情報をツリー構造
のデータとして記憶し、これを検証ルールに基づいて検
証モジュールにより解析し、回路接続、電気的ルール違
反、配線名毎の配線使用レイヤ、接続端子違反を検出
し、エラー結果を生成し、これを情報抽出結果の矩形パ
ターンデータの接続情報に基づいてモジュールにより直
接エラー箇所に関係しない矩形パターンデータを除外し
エラー箇所を絞り込んだエラー結果を出力することを特
徴とするレイアウトパターン検証方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8005900A JP2848305B2 (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | レイアウトパターン検証方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8005900A JP2848305B2 (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | レイアウトパターン検証方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09198414A JPH09198414A (ja) | 1997-07-31 |
JP2848305B2 true JP2848305B2 (ja) | 1999-01-20 |
Family
ID=11623778
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8005900A Expired - Lifetime JP2848305B2 (ja) | 1996-01-17 | 1996-01-17 | レイアウトパターン検証方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2848305B2 (ja) |
-
1996
- 1996-01-17 JP JP8005900A patent/JP2848305B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09198414A (ja) | 1997-07-31 |
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