JP2847367B2 - E▲上2▼prom装置 - Google Patents

E▲上2▼prom装置

Info

Publication number
JP2847367B2
JP2847367B2 JP14773088A JP14773088A JP2847367B2 JP 2847367 B2 JP2847367 B2 JP 2847367B2 JP 14773088 A JP14773088 A JP 14773088A JP 14773088 A JP14773088 A JP 14773088A JP 2847367 B2 JP2847367 B2 JP 2847367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
output
state
flip
flop
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP14773088A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH023184A (ja
Inventor
茂 古田
敦男 山口
賢一 高比良
利之 松原
宗三 藤岡
健 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP14773088A priority Critical patent/JP2847367B2/ja
Publication of JPH023184A publication Critical patent/JPH023184A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2847367B2 publication Critical patent/JP2847367B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Read Only Memory (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、書き込まれたデータを電気的に書き換え得
るE2PROM装置、特にマイクロコンピュータに内蔵される
E2PROM装置に関する。
〔従来の技術〕
第1図は、E2PROM装置の構成を示すブロック図であっ
て、図中1はメモリセルである。データバス2及びアド
レスバス3は、E2PROM装置を搭載した図示省略するマイ
クロコンピュータの中央処理装置(CPU)から出力され
たデータ及びアドレスデータをE2PROM装置へ搬送する。
Xデコーダ4は、与えられたアドレスデータの上位バイ
トをデコードし、デコードしたデータを保持する。ま
た、Yデコーダ5は、与えられたアドレスデータの下位
バイトをデコードしてデコードしたバイトのYゲート6
を開き、CPUから与えられた書き込みデータをコラムラ
ッチ7へ出力し、コラムラッチ7は、与えられたデータ
を一時的に保持する。
タイマ8は、コラムラッチ7がデータをラッチする都
度リセットされるとともにカウントを開始する。コント
ローラ9は、Xデコーダ4,Yデコーダ5及びコラムラッ
チ7へ制御信号を出力し、E2PROM装置の処理モードを、
コントローラ9から出力された制御信号に応じて、ラッ
チモード,消去モード,書き込みモードへと変換する。
以上のような構成のE2PROM装置の動作につき説明す
る。第4図は処理モード変換の手順を示すフローチャー
トである。CPUへ書き込み命令が与えられると、書き込
みデータ及び書き込みアドレスのデータがデータバス2
及びアドレスバス3へ出力され、コントローラ9はXデ
コーダ4,Yデコーダ5及びコラムラッチ7へ制御信号を
出力し、処理モードをラッチモードとする。ラッチモー
ドでは、アドレスバス3へ出力されたアドレスデータの
上位バイト、即ちデータを書き込むべき文書のページデ
ータをXデコーダ4がデコードしてそのページデータを
保持し、また、前記アドレスデータの下位バイト、即ち
Xデコーダ4が保持するページにおける書き込みバイト
のアドレスデータをYデコーダ5がデコードし、選択さ
れた該バイトのYゲート6を開成してデータバス2のデ
ータがコラムラッチ7へ出力され、コラムラッチ7がこ
のデータを一時的に保持する。
コラムラッチ7がデータをラッチすると、タイマ8が
リセットされてカウントを開始し、また、所定時間が経
過してカウント値がオーバフローすると、コントローラ
9がXデコーダ4,Yデコーダ5及びコラムラッチ7へ制
御信号を出力し、E2PROM装置の処理モードを消去モード
とする。消去モードでは、Xデコーダ4が保持している
ページにおいてYデコーダ5がデコードしたアドレスの
バイトに“FF16"を書き込むことにより、既に書き込ま
れているデータを消去する。
タイマ8が次にオーバフローすると、コントローラ9
がXデコーダ4,Yデコーダ5及びコラムラッチ7へ制御
信号を出力し、E2PROM装置の処理モードを書き込むモー
ドとする。書き込みモードでは、コラムラッチ7が、前
記消去モードでデータを消去したメモリセル1の各バイ
トに、保持しているデータを出力し、記憶データが書き
換えられる。
タイマ8が次にオーバフローすると、コントローラ9
がXデコーダ4,Yデコーダ5及びコラムラッチ7へ制御
信号を出力してE2PROM装置を初期状態として、データの
書き換えが終了する。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のE2PROM装置は、所定時間の経過によってタイマ
8がオーバフローする都度コントローラ9から出力され
る制御信号に応じてラッチモードから消去モード、さら
に書き込みモードへと移行する構成であるため、外部ノ
イズ,CPU誤動作またはCPU暴走等の影響を受けてデータ
バス及びアドレスバスへ出力された信号をE2PROM装置が
ラッチして一旦ラッチモードに入ると、時間経過に従っ
てラッチモードから消去モード、さらに書き込みモード
へと自動的に移行し、既に書き込まれているデータが破
壊されてしまうという問題がある。
本発明はこのような問題を解決するためになされたも
のであって、データ破壊を防止するE2PROM装置の提供を
目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係るE2PROM装置は、入力されたデータを一旦
ラッチしておき、既に書き込まれているデータを電気的
に消去した後、ラッチしておいた前記データを書き込む
E2PROM装置において、与えられた書き込みコマンドのコ
ードを保存するコマンド用のメモリと、タイマーで規定
された時間間隔で初期状態、ラッチ状態、消去状態及び
書込状態へ遷移する状態信号を出力し、前記ラッチ状態
の状態信号を出力している場合であって、前記コマンド
用メモリに書き込みコマンドのコードが保存されている
ときは、消去状態の状態信号を出力し、また保存されて
いないときは初期状態の状態信号を出力するコントロー
ラと、前記コントローラがラッチ状態の状態信号を出力
している場合であって、ラッチした前記データの全体に
対応する、既に書き込まれているデータの消去を許可す
る消去許可手段と、前記コマンド用のメモリに書き込み
コマンドのコードが保存されている場合のみ、ラッチし
た前記データの全体に対応する、既に書き込まれている
データを消去するデータ消去手段とを備えたことを特徴
とする。
〔作用〕
書き込みコマンドのコードが書き込まれているときは
ラッチ状態から消去状態へ進み、続いてデータの書き換
えが行われる。しかしながら前記コードが書き込まれて
いないときは、ラッチ状態から消去状態へ進まず、先に
書き込まれているデータが消去されることがない。即ち
雑音等の原因でデータの消去,書き換えが生じることが
ないのである。
〔実施例〕
以下、本発明をその実施例を示す図面に基づき詳述す
る。第1図はE2PROM装置の構成を示すブロック図であっ
て、図中1はメモリセルである。データバス2及びアド
レスバス3は、E2PROM装置を搭載した図示省略するマイ
クロコンピュータのCPUから出力されたデータ及びアド
レスデータをE2PROM装置へ搬送する。Xデコーダ4は、
与えられたアドレスデータの上位バイトをデコードし、
デコードしたデータを保持する。また、Yデコーダ5
は、与えられたアドレスデータの下位バイトをデコード
してデコードしたバイトのYゲート6を開き、CPUから
与えられた書き込みデータをコラムラッチ7へ出力し、
コラムラッチ7は、与えられたデータを一時的に保持す
る。
タイマ8は、コラムラッチ7がデータをラッチする都
度リセットされるとともにカウントを開始する。コント
ローラ9は、Xデコーダ4,Yデコーダ5及びコラムラッ
チ7へ制御信号を出力し、E2PROM装置の処理モードを、
コントローラ9から出力された制御信号において、ラッ
チモード,消去モード,書き込みモードへと変換する。
また、第2図は4進カウンタからなるコントローラ9
の構成を示す回路図であって、図中91及び92はDフリッ
プフロップである。第1フリップフロップ91の出力端子
Q1は、2入力NANDゲート93の一方の入力端子に接続さ
れ、NANDゲート93の出力端子は2入力の第1NORゲート94
の一方の入力端子に接続される。第1NORゲート94の他方
の入力端子は、書き込みコマンドレジスタ95に接続され
る。この書き込みコマンドレジスタ95にはCPUから書き
込みコマンドが与えられる。第1NORゲート94の出力端子
は2入力の第2NORゲート96の一方の入力端子に接続さ
れ、また第1NORゲート94の出力端子は、2入力の第3NOR
ゲート97の一方の入力端子に接続される。さらに第2NOR
ゲート96の他方の入力端子は第2フリップフロップ92の
出力端子Q2に接続され、第2NORゲート96の出力端子は、
第1フリップフロップ91の入力端子Dに接続される。第
3NORゲート97の他方の入力端子は第1フリップフロップ
91の出力端子▲▼に接続され、第3NORゲート97の出
力端子は第2フリップフロップ92の入力端子Dに接続さ
れる。さらに、第2フリップフロップ92の出力端子▲
▼はNANDゲート93の他方の入力端子に接続される。
また、第1フリップフロップ91及び第2フリップフロ
ップ92それぞれの入力端子Tには、前記タイマ8から所
定時間如に制御クロック信号が入力され、また、第1フ
リップフロップ91及び第2フリップフロップ92の出力端
子Q1,▲▼,Q2,▲▼は、Xデコーダ,Yデコー
ダ,コラムラッチを制御する各制御信号を出力する。
以上のような構成のE2PROM装置の動作を説明する。第
3図は処理手順を説明するフローチャートである。CPU
へ書き込み命令が与えられると、書き込みデータ及び書
き込みアドレスがデータバス2及びアドレスバス3へ出
力され、データバス2へ出力されたデータをE2PROM装置
がラッチすると、コントローラ9はXデコーダ4,Yデコ
ーダ5及びコラムラッチ7へ制御信号を出力し、処理モ
ードはラッチモードとなる。ラッチモードでは、アドレ
スバス3へ出力されたアドレスデータの上位バイト、即
ちデータを書き込むべき文章のページデータをXデコー
ダ4がデコードしてそのページデータを保持し、また、
前記アドレスデータの下位バイト、即ちXデコーダ4が
保持するページにおける書き込みバイトのアドレスータ
ををYデコーダ5がデコードし、選択された該バイトの
Yゲート6を開成してデータバス2のデータがコラムラ
ッチ7へ出力され、このデータをコラムラッチ7が一時
的に保持する。
コラムラッチ7がデータをラッチすると、タイマ8が
リセットされてカウントを開始しするとともに、コント
ローラ9に制御クロック信号が与えられ、コントローラ
9がXデコーダ4,Yデコーダ5及びコラムラッチ7へ制
御信号を出力し、E2PROM装置をラッチモードにする。さ
らに、データバス2からラッチしたデータが、CPUに与
えられた書き込み命令に基づく書き込むべきデータであ
る場合、CPUにより所定アドレスに配置されている書き
込みコマンドレジスタ95に書き込みコマンドのコードが
書き込まれるとともに、コントローラ9に制御クロック
信号が与えられ、コントローラ9がXデコーダ4,Yデコ
ーダ5及びコラムラッチ7へ制御信号を出力し、E2PROM
装置を消去モードにする。
一方、外乱,CPU誤動作,CPU暴走等によってCPUからデ
ータバス2へデータが出力された場合、書き込みコマン
ドレジスタ95には書き込みコマンドのコードが書き込ま
れない。従って、データラッチ後、所定時間が経過して
もコントローラ9から制御信号が出力されないまま、所
定時間が経過してタイマ8がオーバフローし、E2PROM装
置を初期状態にする。
消去モードでは、Xデコーダ4が保持しているページ
においてYデコーダ5がデコードしたアドレスデータに
より選択されるメモリセル1のバイトに“FF16"を書き
込むことにより、既に書き込まれているデータを消去す
る。
また、所定時間が経過してタイマ8のカウトト値がオ
ーバフローすると、コントローラ9に制御クロック信号
が与えられ、コントローラ9が制御信号をXデコーダ4,
Yデコーダ5及びコラムラッチ7へ出力し、E2PROM装置
を書き込みモードにする。書き込みコードでは、コラム
ラッチ7が、前記消去モードでデータを消去したメモリ
セル1のバイトに、保持しているデータを書き込む。
タイマ8が次にオーバフローすると、コントローラ9
がXデコーダ4,Yデコーダ5及びコラムラッチ7へ制御
信号を出力して初期状態に戻し、データの書き換えが完
了する。
次に、第2図に示した回路図に基づき、処理モード変
換の動作を説明する。なお、コントローラ9は、(Q1,Q
2)の値が(0,0)のとき初期状態、(1,0)のときラッ
チモード、(1,1)のとき消去モード、(0,1)のとき書
込みモードの制御信号を装置要部へ出力し処理モードを
制御する。また、書き込みコマンドレジスタ95は、書き
込みコマンドのコードが書き込まれた状態では“H"を出
力し、NORゲート94へこれを与える。このコードの書き
込みがない状態では“L"を出力する。さらに、制御クロ
ック信号は、コラムラッチ7が最初にデータをラッチし
たとき、及び書き込みコマンドレジスタ95に所定コード
が書き込まれたとき、及びタイマ8がオーバフローした
ときに、コントローラ9へ出力される。
初期状態では、第1フリップフロップ91及び第2フリ
ップフロップ92はリセットされており、第1フリップフ
ロップ91の出力端子Q1から“0"、第2フリップフロップ
92の出力端子▲▼から“1"がNANDゲート93へ出力さ
れ、NANDゲート93は、第1NORゲート94へ“1"を出力す
る。また、初期状態では、書き込みコマンドレジスタ95
に書き込みコマンドのコードが書き込まれておらず、
“L"を出力しているため、第1NORゲート94から信号線a
への出力は“1"である。一方、第2フリップフロップ92
の出力端子Q2から第2NORゲート96への出力が“0"である
ので、第1フリップフロップ91のD入力は“1"なる。ま
た、第3NORゲート97へは、信号線aから“0",第1フリ
ップフロップ91の出力端子▲▼から“1"が出力さ
れ、第2フリップフロップ92のD入力は“0"となる。こ
の状態ではE2PROM装置がデータバス2からデータをラッ
チしてコントローラ9に制御クロック信号が与えられる
と、出力端子Q1の出力が“1"に反転し、また出力端子Q2
の出力は“0"のままであるので、処理モードはラッチモ
ード(1,0)へ移行する。
ラッチモードへ移行すると、コラムラッチ7がデータ
をデータバス2から順次ラッチし、データをラッチする
都度、タイマ8はリセットされ、カウントを開始する。
第1フリップフロップ91の出力端子Q1の出力が“1"、第
2フリップフロップ92の出力端子▲▼の出力が“1"
となり、NANDゲート93の出力は“0"となる。また、デー
タバス2からラッチしたデータがCPUへのデータ書き込
み命令に基づくメモリに書き込むべきデータである場
合、書き込みコマンドレジスタ95には書き込みコマンド
のコードが書き込まれ、書き込みコマンドレジスタ95は
“1"を出力するので、第1NORゲート94から信号線aへの
出力は“0"となる。従って、第2NORゲート96へは第2フ
リップフロップ92の出力端子Q2から“0"が出力されてい
るため、第1フリップフロップ91のD入力は“1"とな
る。また、第3NORゲート97は、信号線aを介して“0",
第1フリップフロップ91の出力端子▲▼から“0"が
出力され、第2フリップフロップ92のD入力は“1"とな
る。このラッチモードにおいて、書き込みコマンドレジ
スタ95に書き込みコマンドのコードが書き込まれた際に
第1フリップフロップ91及び第2フリップフロップ92の
それぞれの入力端子Tに制御クロック信号が与えられる
と、出力端子Q1の出力が“1",出力端子Q2の出力が“1"
であるので、消去モード(1,1)へ移行する。
しかし、外乱,CPUの誤動作または暴走等によるデータ
がデータバス2へ出力され、このデータをコラムラッチ
7がラッチした場合、書き込みコマンドレジスタ95の出
力が“1"にならないまま、所定時間が経過するとタイマ
がオーバフローし、制御クローク信号が第1フリップフ
ロップ91及び第2フリップフロップ92の入力端子Tに与
えられる。その際、信号線aへの出力が“1",第2フリ
ップフロップ92の出力端子Q2出力が“0"であるので、第
1フリップフロップ91のD入力は“0"であるので、制御
クロック信号の入力に応じて制御信号(0,0)が出力さ
れ、E2PROMは初期状態となる。
前述の如く消去モードへ移行するろ、メモリセル1の
書き込みアドレスのバイトに“FF16"を書き込んで、既
に書き込まれていたデータを一旦消去する。その際、第
1フリップフロップ91の出力端子Q1の出力は“1",第2
フリップフロップ92の出力端子▲▼の出力は“0"で
あるので、NANDゲート93の出力は“1"となる。書き込み
コマンドレジスタ95の出力は、所定コードが書き込まれ
た後、再び“L"となっているので、信号線aへの出力は
“0"である。一方、第2フリップフロップ92の出力端子
Q2の出力が“1"であるので、第2NORゲート96への入力が
“0,1"となって、第1フリップフロップ91のD入力が
“0",また第3NORゲート97へは、信号線aを介して“0",
第1フリップフロップ91の出力端子▲▼から“0"が
入力され、第2フリップフロップ92のD入力は“1"とな
る。この消去モードにおいて、所定時間が経過してタイ
マ8がオーバフローし、制御クロック信号が第1フリッ
プフロップ91及び第2フリップフロップ92それぞれの入
力端子Tに入力されると、制御信号(0,1)が出力さ
れ、書き込みモードになる。
書き込みモードになると、消去モードにおいてデータ
を一旦消去したアドレスのバイトにコラムラッチ7がラ
ッチしたデータを書き込む。第1フリップフロップ91の
出力端子Q1の出力が“0",第2フリップフロップ92の出
力端子▲▼の出力が“0"であるので、NANDゲート93
は、入力“0,0"に対して“1"を出力する。書き込みコマ
ンドレジスタ95からの出力は“L"であるので、第1NORゲ
ート94は、入力“1,0"に対して、信号線aへ“0"を出力
する。従って、第2NORゲート96へは、第2フリップフロ
ップ92の出力端子Q2から“1",信号線aを介して“0"が
入力され、第1フリップフロップ91のD入力は“0"とな
る。一方、第3NORゲート97は、信号線aを介して“0",
第1フリップフロップ91の出力端子▲▼から“1"が
入力され、第2フリップフロップ92のD入力は“0"とな
る。この書き込みモードにおいて、所定時間が経過して
タイマ8がオーバフローし、制御クロック信号が第1フ
リップフロップ91及び第2フリップフロップ92それぞれ
の入力端子Tに与えられると、コントローラ9は、制御
信号(0,0)を出力して初期状態となり、データ書き込
みが完了する。
〔発明の効果〕 本発明のE2PROM装置は、ラッチモードから消去モード
に移行する際に、単なる時間経過のみで移行せず、ラッ
チしたデータがメモリに書き込むべきデータである場
合、書き込みコマンドのコードを書き込むことではじめ
て消去を許可するから、書き込んだデータがノイズ等の
ために不用意に書き換えられることを回避でき防止され
るという優れた効果を奏する。
つまり、書込みコマンドのコードを書き込んだ場合に
のみデータ消去を行わせるので、雑音によって偶発的に
所定アドレスの全ビットの内容が所定モードと同一とな
る可能性は極めて低く、信頼性が高いのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るE2PROM装置の構成を示すブロック
図、第2図はそのコントローラの構成を示すブロック
図、第3図は処理モード移行の手順を説明するフローチ
ャート、第4図は従来の処理モード移行手順を説明する
フローチャートである。 1……メモリセル、2……データバス、3……アドレス
バス、4……Xデコーダ、5……Yデコーダ、6……Y
ゲート、7……コラムラッチ、8……タイマ、9……コ
ントローラ、91……第1フリップフロップ、92……第2
フリップフロップ、93……NANDゲート、94……第1NORゲ
ート、95……書き込みコマンドレジスタ、96……第2NOR
ゲート、97……第3NORゲート、98……制御信号デコーダ なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。
フロントページの続き (72)発明者 高比良 賢一 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社北伊丹製作所内 (72)発明者 松原 利之 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機セミコンダクタソフトウエア 株式会 社北伊丹事業所内 (72)発明者 藤岡 宗三 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機セミコンダクタソフトウエア 株式会 社北伊丹事業所内 (72)発明者 井上 健 兵庫県伊丹市瑞原4丁目1番地 三菱電 機株式会社北伊丹製作所内 (56)参考文献 特開 昭61−184795(JP,A) 特開 平1−166396(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されたデータを一旦ラッチしておき、
    既に書き込まれているデータを電気的に消去した後、ラ
    ッチしておいた前記データを書き込むE2PROM装置におい
    て、 与えられた書き込みコマンドのコードを保存するコマン
    ド用のメモリと、 タイマーで規定された時間間隔で初期状態、ラッチ状
    態、消去状態及び書込状態へ遷移する状態信号を出力
    し、前記ラッチ状態の状態信号を出力している場合であ
    って、前記コマンド用メモリに書き込みコマンドのコー
    ドが保存されているときは、消去状態の状態信号を出力
    し、また保存されていないときは初期状態の状態信号を
    出力するコントローラと、 前記コントローラがラッチ状態の状態信号を出力してい
    る場合であって、ラッチした前記データの全体に対応す
    る、既に書き込まれているデータの消去を許可する消去
    許可手段と、 前記コマンド用のメモリに書き込みコマンドのコードが
    保存されている場合のみ、ラッチした前記データの全体
    に対応する、既に書き込まれているデータを消去するデ
    ータ消去手段と を備えたことを特徴とするE2PROM装置。
JP14773088A 1988-06-14 1988-06-14 E▲上2▼prom装置 Expired - Fee Related JP2847367B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14773088A JP2847367B2 (ja) 1988-06-14 1988-06-14 E▲上2▼prom装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14773088A JP2847367B2 (ja) 1988-06-14 1988-06-14 E▲上2▼prom装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH023184A JPH023184A (ja) 1990-01-08
JP2847367B2 true JP2847367B2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=15436856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14773088A Expired - Fee Related JP2847367B2 (ja) 1988-06-14 1988-06-14 E▲上2▼prom装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2847367B2 (ja)

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61184795A (ja) * 1985-02-13 1986-08-18 Toshiba Corp 電気的消去・再書込み可能な読出し専用メモリ
JPH01166396A (ja) * 1987-12-23 1989-06-30 Hitachi Ltd 半導体記憶装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH023184A (ja) 1990-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940002754B1 (ko) 반도체 집적회로 장치의 제어방법
JP2597153B2 (ja) 書込み保護装置
JP3292864B2 (ja) データ処理装置
JPH0612863A (ja) デュアルポートdram
JPH1050078A (ja) 電気的に消去およびプログラムが可能なリード・オンリ・メモリの消去およびプログラミング保護方法および装置
JPH0514946B2 (ja)
JP2784550B2 (ja) 半導体記憶装置
JP2621894B2 (ja) マイクロコンピュータ
JP3025842B2 (ja) マイクロプロセッサを備える電子システムのメモリ領域を保護するための装置
JP2847367B2 (ja) E▲上2▼prom装置
JPH03204053A (ja) 読出し専用メモリ
JPS62245353A (ja) Eepromのデ−タ書換え防止回路
JP2590172B2 (ja) シングルチップマイクロコンピュータ
KR920003271B1 (ko) 마이컴의 제어에 의한 메모리 라이트 방지회로
JP3102336B2 (ja) 不正データ書き込み防止回路
JPH04313891A (ja) Icカード
JP3615812B2 (ja) フラッシュメモリの消去コマンドラッチ回路
JPH05324486A (ja) 記憶装置
JP3432642B2 (ja) メモリシステム
JPH03276346A (ja) メモリカード
JP2575436B2 (ja) フリップフロップ回路を内蔵した半導体集積回路
JPS63158682A (ja) Icカード
RU2032234C1 (ru) Репрограммируемое постоянное запоминающее устройство
JPS63123185A (ja) Icカ−ド
JPH09282302A (ja) マイクロコンピュータ

Legal Events

Date Code Title Description
S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees