JP2847361B2 - 立坑用床版及びこれを用いた立坑構築方法 - Google Patents

立坑用床版及びこれを用いた立坑構築方法

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JP2847361B2 JP24972396A JP24972396A JP2847361B2 JP 2847361 B2 JP2847361 B2 JP 2847361B2 JP 24972396 A JP24972396 A JP 24972396A JP 24972396 A JP24972396 A JP 24972396A JP 2847361 B2 JP2847361 B2 JP 2847361B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立坑の底部を構成
するために予め地上で形成した床版と、これを用いた立
坑の構築方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】シールド機械を発進・到達させるために
比較的浅い立坑を用いる場合には、従来、地下連続壁工
法等によって予め山止め壁を施工した後、その内部を掘
削して立坑を構築する。また、大深度の立坑を用いる場
合には、ケーソン工法によって立坑を構築することが多
く、特にオープンケーソンでは、ケーソン内部に水を満
たして地下水圧とバランスさせ、これによって地盤沈下
を防止し、この内部をクラムシェル等の掘削機械で掘削
しながら、アンカーによりケーソンを地盤中に圧入し、
ケーソンの圧入が完了したら図10に示したように、底
部区間に水中コンクリート52を打設し、水中コンクリ
ート52が固化した後にケーソン内部の水を排出し、底
面を均すためにコンクリートを打設してケーソン床版5
1を形成している。
【0003】かようなオープンケーソンを、例えば、平
面形状が10×10mの矩形で、地下水の水頭からケー
ソン床版51までの立坑区間を40mに構築する場合に
は、被圧水に対抗するために、底部区間のコンクリート
52を8m程度にする必要があり、この時、被圧水は4
8t/m2程度にまで達する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のオープンケ
ーソンでは、被圧水に対抗するため底部区間に厚いコン
クリートを打設する必要があり、さらに、この底部区間
にコンクリートを打設するためには、この区間がケーソ
ン50で囲まれている必要があった。しかしながら、底
部区間のケーソン構築やコンクリート打設は、長い工期
と多大な工事費が掛るという問題点がある。
【0005】また上記従来のオープンケーソンでは、ケ
ーソン内部の水を排出すると、コンクリート52とケー
ソン50内面との間から地下水が湧出し、この地下水が
ケーソン床版51の施工上の妨げとなっていた。
【0006】本発明は前記問題点を解決せんとしたもの
であり、その目的は、底部区間のコンクリート打設量を
低減し、立坑を囲むケーソン等の壁体の長さも短くで
き、さらに、地下水が湧出することの無い立坑用床版及
びこれを用いた立坑構築方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的に鑑
みてなされたものであり、その要旨は、立坑の底部を構
成するために予め地上で形成した床版であって、該床版
には、立坑底部の壁面に予め形成された係合部に係合
し、立坑底部の所定位置に固定するための固定手段と、
立坑の壁面との間の隙間を封止するための封止手段とを
備えたことを特徴とする立坑用床版にある。
【0008】ここで、本発明における固定手段は、立坑
底部の壁面に予め形成された係合部に対して、嵌合可能
な構成に形成されていれば良く、例えば、立坑底部の係
合部が、立坑壁面の所定箇所に凹形状に形成された複数
の凹部である場合、固定手段は、立坑用床版において凹
部に対向する位置で嵌合可能な凸形状に形成された複数
の凸部とし、且つ、この凸部が、凹部の対向位置に配置
されたときに凹部内に嵌入させる付勢手段(例えば、バ
ネまたは流体圧シリンダー等)を備えても良い。また逆
に、立坑底部の係合部を、伸縮可能な付勢手段(例え
ば、バネまたは流体圧シリンダー)をそれぞれに備える
複数の凸部とし、固定手段は、これらの凸部に嵌合可能
な凹形状に形成された複数の凹部としても良い。
【0009】また本発明において、立坑用床版は角をも
たない平面形状に形成しても良い。例えば、立坑用床版
の平面形状を、ほぼ矩形又はこれ以外の多角形に形成す
る場合には、四隅又は角部分は曲率を有するなだらかな
形状に形成する。かように立坑用床版が、角をもたず、
直線及び曲線からなる平面形状に形成されている場合、
封止手段は比較的簡単な形状に形成することができると
共に、立坑壁面と立坑用床版との間の隙間の封止を、よ
り一層確実に行うことができる。例えば、封止手段とし
てゴム等の弾性材料から成るチューブを用いて、これを
立坑用床版において立坑壁面に対向する面に設け、この
チューブを膨張させることによって隙間を封止する場
合、角部分ではチューブが折れ曲がってしまい、立坑壁
面と立坑用床版とに密着することができず、止水不良が
生じるが、直線及び曲線部分ではチューブ等の封止手段
は折れ曲がりや密着不良が生じ難く、止水不良を未然に
防止することができる。
【0010】また本発明の別の要旨は、内部に水を満た
しながら、底部壁面に係合部が形成された立坑を構築す
る工程と、固定手段と封止手段とを備えた請求項1記載
の立坑用床版を、前記立坑内に吊り降ろす工程と、該立
坑用床版の固定手段を前記立坑の係合部に係合させて固
定する工程と、該立坑用床版の封止手段によって立坑壁
面との間の隙間を封止する工程とを含むことを特徴とす
る立坑構築方法にある。
【0011】本発明の立坑構築方法において、前記封止
手段により隙間を封止する工程の後に、前記立坑用床版
の上方の水を立坑外へと排出する工程と、前記立坑用床
版の上方の水を排出した後、下方の水を立坑外へと排出
しながら、ここにコンクリートを注入する工程とを含ん
でも良い。
【0012】また本発明の立坑構築方法において、前記
固定手段を係合部に係合させて固定する工程の後に、前
記立坑用床版の下方にコンクリートを注入する工程と、
前記立坑用床版の下方にコンクリートが充満した後、前
記封止手段により隙間を封止する工程を行い、次いで前
記立坑用床版の上方の水を排出する工程とを含んでも良
い。
【0013】ここで、上記立坑構築方法において、立坑
用床版の下方に注入するコンクリートは、従来、被圧水
に対抗するために底部区間に打設する厚いコンクリート
とは異なり、立坑躯体と基礎地盤との接地面積を増加さ
せて、基礎地盤から立坑躯体への支持力伝達性状を向上
させるためのものであり、したがって、従来の底部区間
のコンクリートよりも格段に薄くすることができて、立
坑用床版の下方に形成する立坑壁体も短くできる。すな
わち、立坑用床版の下方にコンクリートを注入する前に
おいて、基礎地盤に接地しているのは立坑壁体の下端面
のみであり、この時、接地面積は立坑横断面積に比べて
かなり小さなものとなり、基礎地盤から立坑躯体へ支持
力を充分に伝達することができない。そして、かように
接地面積が少ない立坑躯体が、軟弱な基礎地盤上に設け
られた場合には、立坑躯体は不等沈下を起し易くなると
いう問題を生じるが、立坑用床版の下方にコンクリート
を注入すれば、基礎地盤に対する接地面積を増加させる
ことができて、不等沈下等の問題を解消することができ
る。なお、上述したように接地面積が少ない場合であっ
ても不等沈下を生じない程、基礎地盤が硬質な場合に
は、立坑用床版の下方にコンクリートを注入する工程を
省略しても良い。
【0014】
【実施例】以下に、本発明の実施例を添付図面に基づい
て詳細に説明する。図1は本発明の立坑用床版における
固定手段及び封止手段と、立坑の壁面との関係を示す一
部拡大断面図であり、図2は本発明の立坑用床版と、立
坑壁体との横断面図であり、図3(a)及び図3(b)は立坑
壁面の付着物を清掃するための装置であって、立坑用床
版に取り付けた際の拡大側面図であり、図4は立坑用床
版を立坑内に吊り降ろす際に、相互の部材が摩耗するの
を防止するため立坑用床版に付加するガイド手段の拡大
側面図である。また、図5(a)〜(d)は本発明の立坑構築
方法を示す説明図であり、図6及び図7は本発明の立坑
構築方法において、それぞれ異なる一工程を説明するた
めの断面図である。さらに、図8は本発明の立坑用床版
を用いた立坑底部の仕上げ状態を示す一部拡大断面図で
あり、図9は本発明の立坑用床版に付加する止水手段を
示す拡大断面図であり、図11は本発明の立坑用床版を
形成する際に用いる版体であって一部を破断して示した
斜視図であり、図12(b)は先端にローラーを設けた固
定手段(ストッパーピン)を示す斜視図であり、図12
(a)は図12(b)の縦断面図である。
【0015】図1において、本発明の立坑用床版10を
適用する立坑は、地中に沈設されたケーソン30によっ
て形成され、最下端に配置されたケーソン30の内面に
は複数の凹部31が形成されている。なお、この凹部3
1はケーソン30の内面に連続するように形成しても良
い。かような立坑に対して、本発明の立坑用床版10
は、ケーソン30内面の凹部31に嵌合して立坑用床版
10を固定する手段としての複数のストッパーピン15
と、ケーソン30内面と立坑用床版10との間の隙間3
6を封止する封止手段としてのチューブシール16とを
主要部として備える。
【0016】ここで、前記立坑用床版10はケーソン躯
体内空寸法よりも若干小さめに形成し、図11に示した
ような版体45を用いて形成しても良く、この版体45
は、H形鋼等の鉄骨46aを組み立てて骨組46を形成
し、この骨組46の外周に鋼板47を固定し、さらに版
体45の上面に位置する鋼板47には開閉バルブを備え
る開口部(図示せず)を設けて形成する。なお、版体4
5は工場等で予め製作したうえ、分割して搬送し、施工
現場で接合して組み立てても良く、または、全てを施工
現場で製作しても良い。かように形成した版体45は内
部が空洞状態であり、この空洞状態の版体45を、クレ
ーン等によって立坑内の坑内水面位置に吊り降ろして浮
かべ、立坑上の四隅にウインチ等(図示せず)を設け、
このウインチ等によって水面位置に固定する。なお、版
体45の坑内水面位置への固定はウインチに替えて、ク
レーンで行っても良い。そして、固定後、開閉バルブを
開いて版体45内の空洞部にコンクリートを注入し、所
定量注入した後に、開閉バルブを閉じれば、立坑用床版
10は完成する。なお、版体45内に充填するコンクリ
ートとしては、細部まで確実に充填できるので、高流動
化コンクリートを使用することが望ましい。なお図示は
しないが、上記版体45は、上述した鉄骨や鋼板に替え
て、プレキャストコンクリート部材を工場で製作し、こ
のプレキャストコンクリート部材を施工現場に搬入した
後に接合して製作しても良く、あるいは、施工現場にて
鉄筋コンクリートで形成しても良く、この場合、坑内水
面位置への固定後の内部へのコンクリート注入作業は不
要になる。
【0017】前記立坑用床版10においてケーソン30
の凹部31と対向する面の中央部付近には、それぞれピ
ン収納部13として複数の凹部を形成し、これらのピン
収納部13の内部にはそれぞれバネ14を収納し、各バ
ネ14の外側に前記ストッパーピン15を嵌入して配置
する。またストッパーピン15の先端の上下部分15b
は図1に示したように斜めに形成し、これによりストッ
パーピン15の凹部31への円滑な噛み込みを可能にす
る。さらにストッパーピン15の先端を曲面や球面状に
形成すれば、噛み込み時の抵抗を更に低減させることが
できる。さらにストッパーピン15の先端には、図12
(a)(b)に示したようなローラー15cを取り付ければ、
噛み込み時の抵抗を更に低減させることができる。な
お、ローラー15cは鋼製でも良く、又、その表面には
プラスチックあるいはゴム等の弾性材料によりローラー
軸方向に延びる歯車様の突起(図示せず)を設けても良
く、かように突起を設ければ作動時のケーソン躯体壁面
の保護とともに抵抗の更なる低減が期待できる。更にま
た、ストッパーピン15とバネ14の長さは、それぞれ
ストッパーピン15がバネ14によって付勢されて凹部
31に嵌入することができる程度の長さに形成する。
【0018】また、各ストッパーピン15の所定箇所に
は孔15aを形成し、一方、立坑用床版10には各孔1
5aに着脱自在なストッパーピン固定ボルト11を設け
る。このストッパーピン固定ボルト11は、立坑用床版
10をケーソン30内に吊り入れる際に、突出したスト
ッパーピン15がケーソン30内周に当たって障害にな
らないように、ストッパーピン15を点線位置(図1参
照)に保持するために使用する。すなわち、バネ14を
押し縮めながら、突出したストッパーピン15を点線位
置までピン収納部13に押し入れて、ストッパーピン固
定ボルト11の先端を孔15aに挿入すれば、ストッパ
ーピン15は点線位置に保持することができる。また、
立坑用床版10をケーソン30内に吊り入れた後、スト
ッパーピン固定ボルト11の先端は孔15aから抜き取
られ、ストッパーピン15の先端はバネ14でケーソン
30内面に押し付けられ、この状態で、立坑用床版10
はケーソン30内に吊り降ろされる。
【0019】さらに、ケーソン30内面に対向する立坑
用床版10の外周面には、前記チューブシール16を収
納するための連続する溝を形成し、この溝をチューブ収
納溝19とし、このチューブ収納溝19には、内部が空
洞で膨張収縮可能なチューブシール16を嵌合し、この
チューブシール16を下方から支持するように、支持板
18を立坑用床版10の下面にボルト17で取り付け
る。また前記チューブシール16には流体導管12を接
続し、この流体導管12を空気や水等の流体の供給装置
(図示せず)に連通させる。かようなチューブシール1
6において、その内部に流体供給排出装置から流体導管
12を通して流体が圧送されると、チューブシール16
は膨張してケーソン30の内面に当接し、ケーソン30
内面と立坑用床版10との間の隙間36は封止され、被
圧水の隙間36からの浸透を防止することが可能にな
る。
【0020】ここで、チューブシール16はチューブ収
納溝19に嵌合可能な形状に形成し、例えば、立坑用床
版10の平面形状が図2に示したように、四隅が曲率を
有する長方形に形成されている場合、チューブシール1
6も同様な長方形のリング形状で、立坑用床版10の外
周よりも若干小径に形成される。なお、立坑用床版10
の四隅をかような曲率をもった形状に形成し、且つケー
ソン30の内側四隅も同様な曲率をもった形状に形成す
れば、この四隅においてもチューブシール16はケーソ
ン30内面に密着することができ、より一層良好な封止
が可能になる。
【0021】また、チューブ収納溝19は、図1に示し
たように立坑用床版10の外周面の下端に配置すること
が望ましく、かような配置で形成すればチューブシール
16を下方からチューブ収納溝19に嵌合して配置する
作業が容易になるという利点がある。
【0022】なお、チューブシール16において、ケー
ソン30内面に当接する部分には、スポンジ等の弾性部
材を貼着しても良く、かように弾性部材をチューブシー
ル16に設ければ、ケーソン30内面に泥が付着する等
により多少の段差や凹凸が存在しても、チューブシール
16をケーソン30内面に、より確実に密着させること
が可能になり止水効果を向上させることができる。
【0023】以上の構成に加えて本発明の立坑用床版1
0には、ケーソン30の内面に付着した泥等の付着物を
除去するための付着物除去手段を複数設けても良く、こ
の付着物除去手段として、図3(a)にはウォータージェ
ット20を例示し、また図3(b)にはスクレーパー21
を例示する。
【0024】すなわち、ウォータージェット20は、立
坑用床版10の外周部下面に取付板20dを固定し、先
端がケーソン30の内面に向かって方向付けられた水圧
送管20cを固定具20bによって取付板20dに取り
付け、この水圧送管20cの先端には、ケーソン30の
内面に向かって方向付けられたノズル20aを取り付
け、水圧送管20cの他端には水の圧送装置(図示せ
ず)を接続して形成する。かような構成のウォータージ
ェット20では、水圧送装置から水圧送管20cを通し
て水を圧送し、ノズル20aからケーソン30の内面に
向かって高圧で水を吹き付けると、ケーソン30内面
や、これに形成された凹部31に付着した泥等の付着物
は水圧によって除去される。
【0025】一方、スクレーパー21は、立坑用床版1
0の外周部下面に取付板21cを固定し、この取付板2
1cには、ケーソン30の内面に対向する面又は辺を有
するブラシ固定具21bを取付け、このブラシ固定具2
1bのケーソン30の内面に対向する部位にワイヤーブ
ラシ21aを取付けて、このワイヤーブラシ21aの先
端がケーソン30の内面に押し付けられるように形成す
る。かような構成のワイヤーブラシ21aがケーソン3
0の内面に押し付けられた状態で、立坑用床版10が立
坑内に吊り降ろされると、ワイヤーブラシ21aはケー
ソン30内面や、これに形成された凹部31に付着した
泥等の付着物を擦り落すことができる。
【0026】以上の付着物除去手段に加えて本発明の立
坑用床版10には、立坑内に吊り降ろす際に、ストッパ
ーピン15先端とケーソン30の内面との摩擦を低減す
るために複数の床版ガイド手段を設けても良く、図4に
は、この床版ガイド手段としてガイド22を例示する。
すなわち、各ガイド22は、立坑用床版10の外周部下
面にボルト22dにより取付板22eを固定し、この取
付板22eの先端には軸固定具22cによって枢軸22
bを固定し、この枢軸22bにはローラー22aを枢着
する。ここで、軸固定具22cや枢軸22bは、ローラ
ー22aが立坑用床版10の外周面よりも外側に突き出
るように配置し、且つ、立坑用床版10をケーソン30
内に吊り入れる際にローラー22aが障害にならないよ
うな配置で固定する。かようなガイド22を備える立坑
用床版10を立坑内に吊り降ろす際、立坑用床版10が
水平方向に揺れると、ローラー22aはケーソン30の
内面に当接して転動し、ストッパーピン15先端とケー
ソン30の内面との摩擦を低減することが可能となる。
【0027】なお、図2及び図6に示すように、本発明
の立坑用床版10には、以下に説明する工法に応じて、
適宜、コンクリート注入管23及び排出管24を接続す
る。すなわち、コンクリート注入管23の上端にはコン
クリート圧送装置(図示せず)を接続し、その下端には
逆止弁23a及びバルブ(図示せず)を介して立坑用床
版10に接続し、立坑用床版10の下方に連通させる。
一方、排出管24の上端にはポンプ(図示せず)を接続
し、その下端には逆止弁24a及びバルブ(図示せず)
を介して立坑用床版10に接続し、立坑用床版10の下
方に連通させる。これらのコンクリート注入管23及び
排出管24の両方を立坑用床版10に設ける場合、例え
ば、図2の横断面図に示したような配置にすることがで
きる。つまり、コンクリート注入管23は好ましくは中
央部に一以上配置し、排出管24は好ましくはコンクリ
ート注入管23を取り囲むように配置する。かような配
置にすれば、コンクリート注入管23から立坑用床版1
0下方の地盤上に注入されるコンクリートは、水を周囲
に排除しながら中央部から徐々に拡がり、一方、周囲に
排除された水は、排出管24によって立坑外部に排出さ
れ、したがって、コンクリート充填時の隙間を低減する
ことができると共に、排出管24によるコンクリートの
排出を防止することができる。またコンクリート注入管
23のみを立坑用床版10に設ける場合、図2の横断面
図に示したように、立坑用床版10の中央部に一以上設
ける。
【0028】次に、上述した立坑用床版10を用いて立
坑を構築する方法について、図5(a)〜(d)を参照しなが
ら説明する。最初に、図5(a)及び(b)に示したように、
ケーソン30を用いて従来技術により立坑を構築する。
すなわち、立坑構築予定地点にケーソン刃口を据え付け
て、この周辺地盤にアンカー4を打ち込み、このアンカ
ー4から地上までワイヤーケーブル3を延長し、ワイヤ
ーケーブル3の上端部に油圧ジャッキ2を装着する。そ
して、ケーソン刃口の内側をクラムシェル等の掘削機械
によって掘削しながら、アンカー4及びワイヤーケーブ
ル3により反力を取って、油圧ジャッキ2により圧力分
散部材5を介してケーソン刃口を地盤中に圧入する。ケ
ーソン刃口を所定深度まで圧入した後、このうえにケー
ソン30を載せて、上記と同様に掘削を行いながら地盤
中に圧入し、順次、これを繰返して所定深度まで立坑を
構築する。ここで、ケーソン刃口の上端のケーソン30
の内側には、上記複数の凹部31が形成されている。ま
た立坑を構築する際には、地下水圧とバランスさせるた
めケーソン30の内側に概ね地下水位と同じ高さまで水
を満たした状態で施工を行う。
【0029】所定深度の立坑を構築したら、アンカー
4、ワイヤーケーブル3及び圧力分散部材5等のケーソ
ン圧入装置を撤去し、次いで、立坑用床版10をスリン
グや吊ワイヤー41を介してクレーン40で懸吊し、ケ
ーソン30内に吊り入れる。ここで、立坑用床版10を
ケーソン30内に吊り入れるまでは、立坑用床版10の
ストッパーピン15はピン収納部13内部に押し込まれ
た状態で、ストッパー固定ボルト11によって固定され
ており、立坑用床版10をケーソン30内に吊り入れた
後に、ストッパー固定ボルト11は抜き取られ、ストッ
パーピン15の先端はケーソン30の内面に当接する。
【0030】次に、立坑用床版10をケーソン30内に
沈設する。この沈設作業は、そのままクレーン40によ
って立坑用床版10を吊り降ろして行うか、あるいは、
ケーソン30の四隅にウインチ(図示せず)を設け、こ
れらのウインチを均等に緩めながら立坑用床版10を吊
り降ろして行うか、適宜、何れか一方を選択して行う。
また、立坑用床版10の沈設時に、立坑用床版10の下
方の水は、ケーソン30内面と立坑用床版10の外周面
との間の隙間36を通って、立坑用床版10の上方に抜
けるため、立坑用床版10の沈設は円滑に行うことがで
きる。なお、立坑用床版10に上述したガイド22が設
けられている場合には、立坑用床版10が立坑に対して
若干斜めに接触しても円滑な沈設が可能となり、また、
ストッパーピン15とケーソン30内面との摩擦を低減
することが可能となる。
【0031】立坑用床版10がケーソン30内に吊り降
ろされてケーソン刃口上端に達すると、ストッパーピン
15は自動的に凹部31に嵌入し、これによって立坑用
床版10は立坑の底部(ここでは、ケーソン刃口の上
端)に固定される。すなわち、ストッパーピン15は、
バネ14によって常時付勢されてケーソン30内面に圧
着しており、ケーソン30内面を摺動しながら、立坑用
床版10はケーソン30内を降下する。そして、ストッ
パーピン15が凹部31の位置に達すると、バネ14の
力によって凹部31内に嵌入される。
【0032】以上の工程に引き続き、以下に記す二通り
の方法の何れかを適宜選択して、立坑を完成させる。 《1.立坑用床版上方の水を抜いた後に施工する方法
(図6参照)》立坑用床版10を立坑底部に固定した
後、流体供給装置から流体導管12を通して流体(例え
ば、水又は空気)をチューブシール16内に圧送し、チ
ューブシール16を膨張させてケーソン刃口30の内面
に密着させる(図1参照)。これにより、ケーソン刃口
30の内面と立坑用床版10側面との隙間36は封止さ
れて、被圧水が隙間36を通過しないように止水され
る。
【0033】隙間36の止水後に、立坑用床版10上方
の水を排水ポンプ(図示せず)によって立坑の外部に排
出する。なお、立坑用床版10には、ケーソン30内に
吊り入れる前に、予め、逆止弁23a,24a及びバル
ブ(図示せず)を介してコンクリート注入管23及び排
出管24を接続しておき、コンクリート注入管23には
コンクリート圧送装置(図示せず)を接続し、排出管2
4にはポンプ(図示せず)を接続しておく。
【0034】立坑用床版10上方の水を排出した後、立
坑用床版10下方の水を排出管24を介してポンプで立
坑外に排出しながら、コンクリート圧送装置でコンクリ
ート注入管23を介してコンクリート(例えば、高流動
化コンクリート)を立坑用床版10下方に充填し、排出
管24からコンクリートが湧出した時点で、ポンプを停
止してコンクリートの充填も停止する。そして、コンク
リート注入管23及び排出管24のバルブを閉じて、コ
ンクリート注入管23及び排出管24を立坑用床版10
から取り外す。
【0035】最後に、立坑用床版10とケーソン刃口3
0との隙間36に泥等の汚れがある場合には、ブラシ等
によって取り除き、その後、隙間36にエポキシ樹脂等
のコーキング材を充填する。そして、必要に応じて、図
9に示したように、ゴム板リング35bを立坑用床版1
0の外周上面からケーソン刃口30内面にかけて載置
し、これを固定ボルト35aやワッシャー等で立坑用床
版10及びケーソン刃口30に固定して二次止水材35
を形成し、さらに、立坑用床版10のうえに仕上げコン
クリート33を打設する。
【0036】《2.立坑用床版上方に水を満たした状態
で施工する方法(図7参照)》立坑用床版10を立坑底
部に固定した後、立坑用床版10の上に水中カメラ25
を配置する。すなわち、水中カメラ25は、立坑用床版
10とケーソン刃口30との隙間36を地上にてモニタ
リング可能な構成で配置する。なお、立坑用床版10に
は、ケーソン30内に吊り入れる前に、予め、逆止弁2
3a及びバルブを介してコンクリート注入管23を接続
し、コンクリート注入管23にはコンクリート圧送装置
を接続しておく。
【0037】次に、コンクリート圧送装置でコンクリー
ト注入管23を介して高流動化コンクリート等を立坑用
床版10下方に充填し、隙間36からコンクリートが湧
出することを水中カメラ25で確認した後、コンクリー
ト圧送装置を停止してコンクリートの充填を終了する。
【0038】コンクリートの充填終了後、流体供給装置
から流体導管12を通して流体をチューブシール16内
に圧送し、チューブシール16を膨張させてケーソン刃
口30の内面に密着させ、これにより隙間36を封止
し、被圧水及び高流動化コンクリートが隙間36を通っ
て立坑用床版10の上方に漏れ出ないように止水する。
そして、止水後、コンクリート注入管23のバルブを閉
じて、コンクリート注入管23は立坑用床版10から取
り外す。
【0039】最後に、上記方法と同様に、隙間36の汚
れを取り除き、隙間36にコーキング材を充填し、必要
に応じて、図9に示したように二次止水材35を設け、
さらに、立坑用床版10のうえに仕上げコンクリート3
3を打設する。
【0040】
【発明の効果】本発明の立坑用床版は、立坑底部の壁面
に予め形成された係合部に係合して、立坑底部の所定位
置に床版を固定するための固定手段と、立坑の壁面との
間の隙間を封止するための封止手段とを備えるように予
め地上で形成される。したがって、この立坑用床版を立
坑内に吊り降ろして固定手段により立坑底部の壁面に固
定すれば、従来のように、底部区間に重量抵抗体として
の厚いコンクリートを打設しなくても、この固定手段に
よる固定だけで、立坑用床版は下方からの被圧水の圧力
に対抗することができる。また本発明の立坑用床版は、
封止手段によって立坑用床版と立坑壁面との隙間を封止
することができるので、地下地盤内の被圧水が立坑内へ
湧出するのを防止できる。故に、本発明の立坑用床版を
用いて立坑を構築すれば、作業空間として使用すること
ができず地中に埋設される底部区間(コンクリート打設
のためだけに底部区間に構築する立坑壁体も含む)を短
縮することができるため、工期短縮と工事費のコストダ
ウンが可能になった。
【0041】また本発明の立坑構築方法では、内部に水
を満たしながら、立坑の底部壁面に係合部を備える立坑
を構築し、固定手段と封止手段とを備えた立坑用床版を
立坑内に吊り降ろし、固定手段を立坑の係合部に係合さ
せて立坑用床版を立坑に固定し、封止手段によって立坑
用床版と立坑壁面との間の隙間を封止する工程とを含
む。したがって、本発明では、下方からの被圧水の圧力
に対抗可能なように、固定手段による固定操作だけで床
版を固定することが可能となり、従来のように、底部区
間に重量抵抗体としての厚いコンクリートを打設する工
程を省略することができる。故に、工期短縮と工事費の
コストダウンが可能になった。また本発明では、封止手
段によって立坑用床版と立坑壁面との間の隙間を封止す
る工程を備えているので、その後の工程においては、地
下地盤内の被圧水が立坑内へ湧出するのを防止できる。
【0042】さらに、本発明の立坑構築方法では、封止
手段により隙間を封止した後に立坑用床版の上方の水を
立坑外へと排出する工程を含むため、この工程の後に
は、立坑用床版の上に地下地盤からの被圧水が湧出する
ことを防止することができる。したがって、湧水の無い
立坑用床版の上から、立坑用床版と下方地盤との隙間の
水を排出する工程と、該隙間にコンクリートを注入する
工程とを行うことができるため、これらの工程が容易に
なり、工期短縮と工事費のコストダウンが可能になっ
た。
【0043】更にまた、本発明の立坑構築方法では、固
定手段を係合部に係合させて立坑用床版を固定した後
に、立坑用床版の下方にコンクリートを注入し、このコ
ンクリートが立坑用床版の下方に充満した後、封止手段
により隙間を封止する工程を含む。したがって、固定手
段による立坑用床版の固定後は、被圧水の圧力に対抗す
るための工程を行う必要が無く、立坑用床版とその下方
地盤との間の隙間には、この隙間の水を立坑用床版上方
に排除すると共に該隙間を埋めるためだけに、コンクリ
ートを充填すれば良く、故に、コンクリート充填量は、
従来の立坑構築方法に比較すると、格段に削減すること
ができる。またコンクリート充填後に、立坑用床版と立
坑壁面との隙間を封止手段で封止するので、コンクリー
トが被圧水の圧力によって押されて該隙間から立坑用床
版上方に湧出するのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の立坑用床版における固定手段及び封止
手段と、立坑の壁面との関係を示す一部拡大断面図であ
る。
【図2】本発明の立坑用床版と、立坑壁体との横断面図
である。
【図3】(a)及び(b)は立坑壁面の付着物を清掃するため
の装置であって、立坑用床版に取り付けた際の拡大側面
図である。
【図4】立坑用床版を立坑内に吊り降ろす際に、相互の
部材が摩耗するのを防止するため立坑用床版に付加する
ガイド手段の拡大側面図である。
【図5】(a)〜(d)は本発明の立坑構築方法を示す説明図
である。
【図6】本発明の立坑構築方法における一工程を説明す
るための断面図である。
【図7】本発明の立坑構築方法における一工程を説明す
るための断面図である。
【図8】本発明の立坑用床版を用いた立坑底部の仕上げ
状態を示す一部拡大断面図である。
【図9】本発明の立坑用床版に付加する止水手段を示す
拡大断面図である。
【図10】従来のケーソン工法によって構築した立坑の
断面図である。
【図11】本発明の立坑用床版を形成する際に用いる版
体であって、一部を破断して示した斜視図である。
【図12】(b)は先端にローラーを設けた固定手段(ス
トッパーピン)を示す斜視図であり、(a)は図12(b)の
縦断面図である。
【符号の説明】
10 立坑用床版 15 ストッパーピン(固定手段) 16 チューブシール(封止手段) 30a ケーソンの内面(立坑底部の壁面) 31 凹部(係合部) 36 立坑用床版と立坑の壁面と隙間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−221587(JP,A) 特開 平4−140320(JP,A) 特開 平4−297615(JP,A) 特開 平9−177088(JP,A) 特公 昭52−35444(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E21D 5/04 E02D 23/00 E21D 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立坑の底部を構成するために予め地上で
    形成した床版であって、該床版には、立坑底部の壁面に
    予め形成された係合部に係合し、立坑底部の所定位置に
    固定するための固定手段と、立坑の壁面との間の隙間を
    封止するための封止手段とを備えたことを特徴とする立
    坑用床版。
  2. 【請求項2】 内部に水を満たしながら立坑を構築する
    工程と、 該立坑の底部壁面に係合部を形成する工程と、 固定手段と封止手段とを備えた請求項1記載の立坑用床
    版を、前記立坑内に吊り降ろす工程と、 該立坑用床版の固定手段を前記立坑の係合部に係合させ
    て固定する工程と、 該立坑用床版の封止手段によって立坑壁面との間の隙間
    を封止する工程とを含むことを特徴とする立坑構築方
    法。
  3. 【請求項3】 請求項2において前記封止手段により隙
    間を封止する工程の後に、前記立坑用床版の上方の水を
    立坑外へと排出する工程と、 前記立坑用床版の上方の水を排出した後、下方の水を立
    坑外へと排出しながら、ここにコンクリートを注入する
    工程とを含むことを特徴とする請求項2記載の立坑構築
    方法。
  4. 【請求項4】 請求項2において前記固定手段を係合部
    に係合させて固定する工程の後に、前記立坑用床版の下
    方にコンクリートを注入する工程と前記立坑用床版の下
    方にコンクリートが充満した後、前記封止手段により隙
    間を封止する工程を行い、 次いで前記立坑用床版の上方の水を排出する工程とを含
    むことを特徴とする請求項2記載の立坑構築方法。
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JP6022404B2 (ja) * 2013-05-28 2016-11-09 独立行政法人国立高等専門学校機構 ケーソンの地下水流動抑止構造及び地下水流動抑止方法

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