JP2847324B2 - 磁界変調光磁気記録装置 - Google Patents

磁界変調光磁気記録装置

Info

Publication number
JP2847324B2
JP2847324B2 JP33732090A JP33732090A JP2847324B2 JP 2847324 B2 JP2847324 B2 JP 2847324B2 JP 33732090 A JP33732090 A JP 33732090A JP 33732090 A JP33732090 A JP 33732090A JP 2847324 B2 JP2847324 B2 JP 2847324B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
magnetic
magnetic head
head
piezoelectric element
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33732090A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04205940A (ja
Inventor
吉雅 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP33732090A priority Critical patent/JP2847324B2/ja
Publication of JPH04205940A publication Critical patent/JPH04205940A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2847324B2 publication Critical patent/JP2847324B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光スポットの照射位置に追従させて反転磁
界を印加し磁界変調記録を行なう光磁気記録装置に関す
る。
従来の技術 高速磁界変調光磁気記録では、図4に示すように、光
学ヘッド13の対物レンズ19からレーザ光を光スポットと
して光磁気ディスク11の記録トラック上に照射して昇温
させると同時に、浮動エアスライダ53や電気的な位置制
御アクチュエータにより、インダクタンスの小さな磁気
ヘッド55を光電気ディスク11上に非常に近く接近させて
光スポット照射部に高速反転磁界を供給し、磁化の向き
として情報を記録する。このように高速磁界変調記録に
よれば、記録されていた情報の上に新たな情報を高速で
直接重ね書きすることができる。すなわち、高速オーバ
ーライトが実現できる。
磁界変調光磁気において高速磁界反転を実現させるた
めには、磁気ヘッド55のインダクタンスを小さくする必
要があり、そのためには、磁気ヘッドコア・コイルを小
さくしなければならない。しかしこのためには、磁気ヘ
ッド55の磁極端面の面積が減少して供給磁界範囲が狭く
なり、光磁気ディスク11のスポット照射位置から磁界の
供給位置が外れやすくなる。
さらに、光磁気ディスク11は可換媒体であるので、チ
ャッキング誤差などによる偏心を発生し、この偏心は固
定磁気ディスクに比べて極めて大きい。したがって、光
スポットの照射位置は偏心に追従するためにトラッキン
グ方向にかなり動くことになり、セッティング誤差が大
きい場合には、磁界供給範囲から光スポットが外れてし
まうことになる。
一方、光スポットの可動範囲をすべてカバーしうる磁
極面積を磁気ヘッド55に与えると、磁気ヘッドコアが大
きくなり、インダクタンスが大きくなって磁界反転の高
速化に限界が生じる。
発明が解決しようとする課題 本発明は、磁界変調記録時に、光スポットの照射位置
と磁界供給範囲との位置ずれを防止して、安定した高速
磁界反転記録を可能とするものである。
発明の構成 本発明の第1の磁界変調記録装置は、光学ヘッドによ
りトラッキング制御して光スポットを記録媒体に照射し
つつ、磁気ヘッドにより反転磁界を記録媒体の光スポッ
ト照射部に供給して記録を行なう磁界変調光磁気記録装
置において、 前記光学ヘッドのトラッキング方向への移動量を検知
する検知手段と、前記磁気ヘッドを固定する保持アーム
と、該保持アームを固定する摺動部材と、該摺動部材を
上面に摺動自在に嵌装する固定保持レールと、一端を該
固定保持レールに固定して他端を前記摺動部材に取り付
けられる圧電素子とを具え、 前記検知手段により前記光学ヘッドの移動量を検知
し、この移動量に追従させて前記圧電素子により前記摺
動部材をトラッキング方向に移動させることで、前記磁
気ヘッドをトラッキング方向に移動させて、前記磁気ヘ
ッドにより磁界を供給することを特徴とする。
また、本発明の第2の磁界変調記録装置は、光学ヘッ
ドによりトラッキング制御して光スポットを記録媒体に
照射しつつ、磁気ヘッドにより反転磁界を記録媒体の光
スポット照射部に供給して記録を行なう磁界変調光磁気
記録装置において、 前記光学ヘッドのトラッキング方向への移動量を検知
する検知手段と、前記磁気ヘッドを固定する保持アーム
と、該保持アームを取り付ける可動部材と、該可動部材
を付勢する付勢手段と、前記可動部材の両側面に取り付
ける圧電素子とを具え、 前記圧電素子を固定部に固定することで前記可動部材
を吊持状態で保持し、 前記検知手段により前記光学ヘッドの移動量を検知
し、この移動量に追従させて前記圧電素子により前記可
動部材をトラッキング方向に移動させることで、前記磁
気ヘッドをトラッキング方向に移動させて、前記磁気ヘ
ッドにより磁界を供給することを特徴とする。
実 施 例 図1は、本発明の実施例を示す説明図である。
磁界変調記録(消去を含む)に際しては、光磁気ディ
スク11上の目的とする記録トラックまで、光学ヘッド13
と磁気ヘッド55とが一体的に粗アクセス駆動される。つ
いで、光学ヘッド13の対物レンズ19により光スポットを
光磁気ディスク11に集光させ、この反射光からトラッキ
ングエラー信号およびフォーカスエラー信号を検知し、
光磁気ディスク11の偏心等に追従して、レンズアクチュ
エータ15により対物レンズ19をトラッキング方向および
フォーカス方向に駆動し、記録トラック上に光スポット
を結像させる。17は、アクチュエータコイルである。
このとき、トラッキングエラーアンプ21からのトラッ
キングエラー信号をローパスフィルタ23に通し、その低
周波成分を偏心補正アンプ25(圧電素子駆動アンプ)に
導き、圧電素子29を駆動して、レンズアクチュエータ15
による光スポットのトラッキング方向への移動量だけ、
磁気ヘッド55をトラッキング方向に移動させる。
この結果、光スポットの照射位置と同様に、記録用の
磁気ヘッド55に対しても光磁気ディスク11の偏心補正位
置制御を行なっていることになり、光スポット照射位置
と磁気ヘッド55による磁界供給範囲の相対位置が常に一
定となり、安定で信頼性の高い記録を行なえる。
仮に、レンズアクチュエータ15による光スポット照射
位置のトラッキング方向への可動範囲を±100μm程度
とし、磁気ヘッド55による磁界供給範囲が100〜200μ
m、光磁気ディスク11の偏心量を±100μmとすると、
圧電素子29により±数十μm〜±100μmの量でトラッ
キング方向の補正を行なうことにより、一様な強磁界を
供給して安定な記録を行なうことができる。
また、光スポットと磁気供給範囲との位置ずれを基本
的に零とできるので、磁界供給範囲を極めて狭く設定す
ることが可能となる。よって、磁気ヘッド55のコア・コ
イルを小さくでき、インダクタンスが低下し、磁気ヘッ
ド55の周波数特性が改善されるので、より高い周波数領
域で使用可能となる。すなわち、超高速な反転磁界が得
られ、超高密度な記録が行なえる。
図1では、圧電素子29を介して固定部27に保持アーム
51が支持されており、この保持アーム51に取り付けられ
た浮動エアスライダ53に磁気ヘッド55が搭載されてい
る。光磁気ディスク11の回転によるスライダ53の浮揚力
と、弾性体である保持アーム51が光磁気ディスク11に向
けてスライダ53を付勢する付勢力とのバランスで、光磁
気ディスク11の回転に伴ない磁気ヘッド55が所定量で光
磁気ディスク11上に浮上し、クリアランス制御がなされ
る。一方、上記のように、圧電素子29により磁気ヘッド
55がトラッキング方向に追従制御されて安定な記録が行
なわれる。磁気ヘッド55の駆動手段として圧電素子29を
用いることにより、駆動機構を軽量化でき、高速アクセ
スに対応できる。
図2は、圧電素子による磁気ヘッドの駆動方法の一例
を示す斜視図である。固定部(図示せず)に取り付けら
れた固定保持レール33上に摺動部材35が摺動自在に嵌装
されている。固定保持レール33に一端側を固定された2
枚のバイモルフ型圧電素子31の他端側に摺動部材35が取
り付けられている。摺動部材35には保持アーム51が固定
され、この先端側に、磁気ヘッド55を搭載した浮動エア
スライダ53が取り付けられている。
バイモルフ型圧電素子31は、薄い短冊形の圧電セラミ
ックスを2枚重ねて貼り合わせたものであり、一端を固
定して電極間に電位差を与えると屈曲変形する。そこ
で、バイモルフ型圧電素子31に偏心補正アンプ(図1参
照)25から信号電圧を印加することにより、2枚の圧電
素子31,31が撓み、摺動部材35が固定保持レール33上を
スライドし、磁気ヘッド55がトラッキング方向Trに動
く。
磁気ヘッド55の駆動素子として、バイモルフ型圧電素
子31を用いることにより、信頼性が高く、また、駆動機
構を構成する部品数が少なくてすみ、小さく軽量である
ため、高速アクセスが可能となる。
図3は、圧電素子による磁気ヘッドの駆動方法を示す
上面図である。固定部27に固定された取付部37,37に2
枚バイモルフ型圧電素子31,31のそれぞれの一端側が固
定され、他端側が可動部材39に取り付けられて、2枚の
圧電素子31,31により可動部材39が吊持されている。可
動部材39にあけられたガイド穴41には、固定部27に固定
されたピン43が嵌装されており、ピン43に取り付けられ
たスプリング45が可動部材39を付勢している(図3は中
立点の状態を示している)。
可動部材39には保持アーム51が取り付けられ、この保
持アーム51の先端側に、磁気ヘッド55を搭載した浮動エ
アースライダ53が取り付けられている。バイモルア型圧
電素子31,31に偏心補正アンプ25から信号電圧を印加す
ると、圧電素子31,31が撓んで、磁気ヘッド55がトラッ
キング方向Trに移動する。
なお、以上の説明では、浮動エアスライダに磁気ヘッ
ドを搭載して、記録時の磁気ヘッドと光磁気ディスクと
の距離を制御する方式を示したが、他のクリアランス制
御方式、例えば、光学的フォーカスアクチュエータによ
り光磁気ディスクからの磁気ヘッドの浮上量をフィード
バック制御してもよい。
また、磁気ヘッドのトラッキング方向への移動は、圧
電素子以外の駆動素子を用いて行なうこともできる。
発明の効果 本発明によれば、光磁気ディスクの偏心等による光ス
ポットの照射位置の移動に追従して磁気ヘッドが移動
し、磁気ヘッドと光スポットとの位置関係が変化しない
ため、磁気ヘッドの磁極端面の面積を非常に小さくする
ことができる。よって、ヘッドコア全体の形状を小さく
することができ、磁気ヘッドのインダクタンスを減少さ
せることが可能となり、より高速な磁界反転速度が得ら
れ、高速・高密度な光磁気記録が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の磁界変調光磁気記録装置の実施例を
示す説明図である。 第2図は、磁気ヘッドの駆動方法を示す斜視図である。 第3図は、磁気ヘッドの駆動方法を示す上面図である。 第4図は、光磁気記録の概要を示す説明図である。 11……光磁気ディスク 13……光学ヘッド 15……レンズアクチュエータ 17……アクチュエータコイル 19……対物レンズ 21……トラッキングエラーアンプ 21……ローパスフィルタ 25……偏心補正アンプ 27……固定部 29……圧電素子 31……バイモルフ型圧電素子 33……固定保持レール 35……摺動部材 37……取付け部 39……可動部材 41……ガイド穴 43……ピン 45……スプリング 51……保持アーム 53……浮動エアスライダ 55……磁気ヘッド

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学ヘッドによりトラッキング制御して光
    スポットを記録媒体に照射しつつ、磁気ヘッドにより反
    転磁界を記録媒体の光スポット照射部に供給して記録を
    行なう磁界変調光磁気記録装置において、 前記光学ヘッドのトラッキング方向への移動量を検知す
    る検知手段と、前記磁気ヘッドを固定する保持アーム
    と、該保持アームを固定する摺動部材と、該摺動部材を
    上面に摺動自在に嵌装する固定保持レールと、一端を該
    固定保持レールに固定して他端を前記摺動部材に取り付
    けられる圧電素子とを具え、 前記検知手段により前記光学ヘッドの移動量を検知し、
    この移動量に追従させて前記圧電素子により前記摺動部
    材をトラッキング方向に移動させることで、前記磁気ヘ
    ッドをトラッキング方向に移動させて、前記磁気ヘッド
    により磁界を供給することを特徴とする磁界変調光磁気
    記録装置。
  2. 【請求項2】光学ヘッドによりトラッキング制御して光
    スポットを記録媒体に照射しつつ、磁気ヘッドにより反
    転磁界を記録媒体の光スポット照射部に供給して記録を
    行なう磁界変調光磁気記録装置において、 前記光学ヘッドのトラッキング方向への移動量を検知す
    る検知手段と、前記磁気ヘッドを固定する保持アーム
    と、該保持アームを取り付ける可動部材と、該可動部材
    を付勢する付勢手段と、前記可動部材の両側面に取り付
    ける圧電素子とを具え、 前記圧電素子を固定部に固定することで前記可動部材を
    吊持状態で保持し、 前記検知手段により前記光学ヘッドの移動量を検知し、
    この移動量に追従させて前記圧電素子により前記可動部
    材をトラッキング方向に移動させることで、前記磁気ヘ
    ッドをトラッキング方向に移動させて、前記磁気ヘッド
    により磁界を供給することを特徴とする磁界変調光磁気
    記録装置。
JP33732090A 1990-11-30 1990-11-30 磁界変調光磁気記録装置 Expired - Fee Related JP2847324B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33732090A JP2847324B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 磁界変調光磁気記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33732090A JP2847324B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 磁界変調光磁気記録装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04205940A JPH04205940A (ja) 1992-07-28
JP2847324B2 true JP2847324B2 (ja) 1999-01-20

Family

ID=18307520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33732090A Expired - Fee Related JP2847324B2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 磁界変調光磁気記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2847324B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1277266C (zh) 2002-01-10 2006-09-27 松下电器产业株式会社 光盘记录再现装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04205940A (ja) 1992-07-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5581524A (en) Magnetooptical information recording and/or reproducing method and apparatus in which prior to actual recording and/or reproducing, information is recorded on a recording medium to set reference conditions for actual recording and/or reproducing
JP2847324B2 (ja) 磁界変調光磁気記録装置
JPH11213419A (ja) 光学ヘッドおよび光学記録再生装置
JP2000020980A (ja) 光ディスク装置用光学ヘッド
JP2794876B2 (ja) 浮上磁気ヘッド位置制御装置
JPH02285541A (ja) 磁気―光学情報キャリヤの書込および/または読出装置
JPH11259884A (ja) 光学記録再生装置
JPH0395776A (ja) 磁界変調用磁気ヘッド支持装置
JP2970787B2 (ja) 対物レンズ制御システム
JP2908883B2 (ja) 磁界変調型光磁気記録装置
JP2550844B2 (ja) 光磁気ヘッド装置の磁気ヘッド位置調整方法
JP2970788B2 (ja) 対物レンズ制御システム
JP3930128B2 (ja) サーボ回路
JPH087538Y2 (ja) 光磁気記録型記録装置の浮動ヘッド
JPH04186503A (ja) 光磁気記録再生装置
JPH04222903A (ja) 光磁気ドライブ装置
JPH06105541B2 (ja) 記録再生方式
JPH0393057A (ja) 光磁気記録再生装置
JPS63122028A (ja) レンズアクチユエ−タ
JPH02252152A (ja) 光磁気記録再生装置
JPH05325305A (ja) 磁気ヘッド位置制御装置
JPH0793781A (ja) 光ピックアップ
JPH04221477A (ja) クリアランス制御型磁気ヘッドアクチュエータ
JPH09282686A (ja) 光学的情報記録再生装置
JPH02193346A (ja) 光磁気記録媒体駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees