JP2845765B2 - ホームコントロールシステム - Google Patents
ホームコントロールシステムInfo
- Publication number
- JP2845765B2 JP2845765B2 JP6296498A JP29649894A JP2845765B2 JP 2845765 B2 JP2845765 B2 JP 2845765B2 JP 6296498 A JP6296498 A JP 6296498A JP 29649894 A JP29649894 A JP 29649894A JP 2845765 B2 JP2845765 B2 JP 2845765B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- home
- control device
- home control
- ifu
- control
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ホームバスを介して
宅内の端末機器を遠隔から運転/停止制御させたり、各
端末機器の運転/停止状態や異常状態などを監視したり
することのできるホームコントロールシステムに関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のホームコントロールシス
テムにおけるホームコントロール装置は図4に示すよう
に、主制御部1に個別操作部3、表示部5、初期設定部
6および送受信部7が接続されている。ここで個別操作
部3は各端末機器インターフェイスユニット(以下IF
Uと略す)ごとに独立して運転/停止制御ができるよう
各IFUと一対一に対応した複数のキー入力部で構成さ
れている。同様に表示部5も、各IFUごとに独立して
運転/停止などの状態を監視し表示できるよう各IFU
と一体一に対応した複数のランプを備えている。またこ
のホームコントロール装置1全体に電源を供給する電源
部8がある。 【0003】このホームコントロール装置1はホームバ
ス9を介して各IFU10さらに各端末機器11に接続
され、例えば個別操作部3中のあるキーを押すと、この
キーに該当するIFUに対し現在そのIFUが運転状態
であれば停止命令を、逆に現在状態であれば運転命令を
与える構成になっている。そこでこの反転命令に従い、
該当するIFUは端末機器を停止または運転させる反転
動作を行った後このホームコントロール装置1に折り返
し、停止中か運転中かの状態を示す応答信号を送出す
る。ホームコントロール装置1ではこの応答信号を受け
運転状態であれば表示部5中の該当ランプを点灯させ、
停止状態であれば該当ランプを消灯させる構成となって
いた。 【0004】また各IFUと一体一に対応した複数のキ
ー入力部で構成される個別操作部3の機能をただ一つの
キーに集約させ、このホームコントロール装置1が制御
・監視している数台の各IFUを一斉に運転/停止させ
るファンクションキーを備えた構成例も提案されてい
る。 【0005】ここでホームバス9を介し、ホームコント
ロール装置一台あたりから制御監視したりするIFUの
台数を仮に8台とすると、ホームバス9回線上に流れる
制御信号の概念図は図3のようになる。図3中央矢印は
制御信号の方向を示しており、一台のホームコントロー
ル装置からのキー操作によって最大8台までのIFUの
運転/停止制御がなされることがわかる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、多くの端末機器を一度に運転又は停止制
御させたい場合でも各IFU個々に対応するキー操作を
全て行っていかねばならないし、ホームコントロール装
置が、制御・監視している各IFUを一斉に運転/停止
させるためのファンクションキーを備えた場合でも、そ
の他のIFUに対しては運動制御しないので、最大でも
ホームコントロール装置一台が制御・監視できるIFU
の数以下の連動制御しかできないという問題点を有して
いた。 【0007】本発明はかかる従来の問題を解消するもの
で、任意の数の端末機器を一度に運転または停止させた
い場合、ただ一回のキー操作でこの連動制御を実現する
ことを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のホームコントロールシステムは、第1群、
第2群のIFUをそれぞれ統括する第1、第2のホーム
コントロール装置を備え、第1のホームコントロール装
置から第2のホームコントロール装置に対する連動制御
信号により第2群のIFUを制御する構成を備えたもの
である。 【0009】 【作用】本発明は上記した構成によって第1のホームコ
ントロール装置で設定した全てのIFUに対してのみな
らず、第2のホームコントロール装置の制御・監視した
にあるIFUに対しても、一斉に連動制御することがで
きるのである。 【0010】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。 【0011】図1において、1がホームコントロール装
置全体のブロック図で、マイクロコンピュータからなる
主制御部2には、各IFUごと個別に運転/停止制御さ
せるよう設けられた複数のキー入力部からなる個別操作
部3と、一回のキー入力操作で任意のIFUを一斉に運
転または停止制御させるための連動操作部4と、各IF
Uごと個別に運転/停止などの状態を監視できるよう設
けられたランプを備えた表示部5と、本装置の自己アド
レスや各IFUを示す相手先アドレスをはじめ、連動操
作部4のキー入力操作によってどのIFUを連動制御す
るのか、また連動制御の際、本装置自己アドレス値に1
を加えた次のアドレス値を持つ別のホームコントロール
装置に対しても連動制御命令を送出するか否かの選択を
し、設定/登録する手段を備えた初期設定部6と、送受
信部7とが接続されている。またこのホームコントロー
ル装置1全体に電源を供給する電源部8がある。送受信
部7は外部ホームバス9に接続され、主制御部2からの
信号によりホームバス9回線上の各IFU10に対し運
転/停止の制御信号を送出したり、各IFU10からの
状態応答信号を受信し主制御部2に伝えたりする構成に
なっている。 【0012】ここで図3の従来例と同様に、ホームコン
トロール装置一台あたりから制御したり監視したりする
IFUの台数を仮に8台とした場合、連動制御部のキー
操作によってホームバス回線上に流れる制御信号の概念
図は図2のようになり、矢印は制御信号の方向を示すも
のである。一台のホームコントロール装置からの連動制
御部キー操作によって、本装置の制御・監視下にある各
IFUに一斉に制御命令を送出するとともに、本装置自
己アドレスの次のアドレス値を持つホームコントロール
装置にも連動制御命令を与えることができるため、この
連動制御命令を受信した次のホームコントロール装置が
中継点となってさらに連動制御を始める。これを繰り返
すことによってホームバスに接続されているホームコン
トロール装置間で次々と連鎖反応を起こし、結局は任意
の数のIFUを一斉に制御できるものである。 【0013】上記構成によれば、従来のようにそのホー
ムコントロール装置の制御・監視下にある特定(数台)
のIFUに対してだけしか連動制御を行えないのではな
く、ホームバスに接続されている全てのIFUに対する
連動制御がただ一回のキー入力操作で行うことができる
のである。 【0014】 【発明の効果】以上のように本発明のホームコントロー
ルシステムによれば、連動制御の際別のホームコントロ
ール装置に対して連動制御命令を送出することで、もと
のホームコントロール装置の制御・監視下以外にある任
意のIFUに対してまで一斉に連動制御させることがで
きるため、次の効果が得られる。 【0015】(1)ただ一回のキー入力操作だけで多数
の端末機器を運転させたり、停止させたりできるので、
ホームバスを用いた集中制御システムが容易に構築でき
る。 【0016】(2)初期設定次第で、どのIFUを連動
制御するかとか、別のホームコントローラ装置へ連動制
御命令を伝えるか否かなどの選択ができるため、システ
ム全体の拡張性・融通性に富む。
宅内の端末機器を遠隔から運転/停止制御させたり、各
端末機器の運転/停止状態や異常状態などを監視したり
することのできるホームコントロールシステムに関す
る。 【0002】 【従来の技術】従来のこの種のホームコントロールシス
テムにおけるホームコントロール装置は図4に示すよう
に、主制御部1に個別操作部3、表示部5、初期設定部
6および送受信部7が接続されている。ここで個別操作
部3は各端末機器インターフェイスユニット(以下IF
Uと略す)ごとに独立して運転/停止制御ができるよう
各IFUと一対一に対応した複数のキー入力部で構成さ
れている。同様に表示部5も、各IFUごとに独立して
運転/停止などの状態を監視し表示できるよう各IFU
と一体一に対応した複数のランプを備えている。またこ
のホームコントロール装置1全体に電源を供給する電源
部8がある。 【0003】このホームコントロール装置1はホームバ
ス9を介して各IFU10さらに各端末機器11に接続
され、例えば個別操作部3中のあるキーを押すと、この
キーに該当するIFUに対し現在そのIFUが運転状態
であれば停止命令を、逆に現在状態であれば運転命令を
与える構成になっている。そこでこの反転命令に従い、
該当するIFUは端末機器を停止または運転させる反転
動作を行った後このホームコントロール装置1に折り返
し、停止中か運転中かの状態を示す応答信号を送出す
る。ホームコントロール装置1ではこの応答信号を受け
運転状態であれば表示部5中の該当ランプを点灯させ、
停止状態であれば該当ランプを消灯させる構成となって
いた。 【0004】また各IFUと一体一に対応した複数のキ
ー入力部で構成される個別操作部3の機能をただ一つの
キーに集約させ、このホームコントロール装置1が制御
・監視している数台の各IFUを一斉に運転/停止させ
るファンクションキーを備えた構成例も提案されてい
る。 【0005】ここでホームバス9を介し、ホームコント
ロール装置一台あたりから制御監視したりするIFUの
台数を仮に8台とすると、ホームバス9回線上に流れる
制御信号の概念図は図3のようになる。図3中央矢印は
制御信号の方向を示しており、一台のホームコントロー
ル装置からのキー操作によって最大8台までのIFUの
運転/停止制御がなされることがわかる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、多くの端末機器を一度に運転又は停止制
御させたい場合でも各IFU個々に対応するキー操作を
全て行っていかねばならないし、ホームコントロール装
置が、制御・監視している各IFUを一斉に運転/停止
させるためのファンクションキーを備えた場合でも、そ
の他のIFUに対しては運動制御しないので、最大でも
ホームコントロール装置一台が制御・監視できるIFU
の数以下の連動制御しかできないという問題点を有して
いた。 【0007】本発明はかかる従来の問題を解消するもの
で、任意の数の端末機器を一度に運転または停止させた
い場合、ただ一回のキー操作でこの連動制御を実現する
ことを目的とする。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明のホームコントロールシステムは、第1群、
第2群のIFUをそれぞれ統括する第1、第2のホーム
コントロール装置を備え、第1のホームコントロール装
置から第2のホームコントロール装置に対する連動制御
信号により第2群のIFUを制御する構成を備えたもの
である。 【0009】 【作用】本発明は上記した構成によって第1のホームコ
ントロール装置で設定した全てのIFUに対してのみな
らず、第2のホームコントロール装置の制御・監視した
にあるIFUに対しても、一斉に連動制御することがで
きるのである。 【0010】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面にもとづいて
説明する。 【0011】図1において、1がホームコントロール装
置全体のブロック図で、マイクロコンピュータからなる
主制御部2には、各IFUごと個別に運転/停止制御さ
せるよう設けられた複数のキー入力部からなる個別操作
部3と、一回のキー入力操作で任意のIFUを一斉に運
転または停止制御させるための連動操作部4と、各IF
Uごと個別に運転/停止などの状態を監視できるよう設
けられたランプを備えた表示部5と、本装置の自己アド
レスや各IFUを示す相手先アドレスをはじめ、連動操
作部4のキー入力操作によってどのIFUを連動制御す
るのか、また連動制御の際、本装置自己アドレス値に1
を加えた次のアドレス値を持つ別のホームコントロール
装置に対しても連動制御命令を送出するか否かの選択を
し、設定/登録する手段を備えた初期設定部6と、送受
信部7とが接続されている。またこのホームコントロー
ル装置1全体に電源を供給する電源部8がある。送受信
部7は外部ホームバス9に接続され、主制御部2からの
信号によりホームバス9回線上の各IFU10に対し運
転/停止の制御信号を送出したり、各IFU10からの
状態応答信号を受信し主制御部2に伝えたりする構成に
なっている。 【0012】ここで図3の従来例と同様に、ホームコン
トロール装置一台あたりから制御したり監視したりする
IFUの台数を仮に8台とした場合、連動制御部のキー
操作によってホームバス回線上に流れる制御信号の概念
図は図2のようになり、矢印は制御信号の方向を示すも
のである。一台のホームコントロール装置からの連動制
御部キー操作によって、本装置の制御・監視下にある各
IFUに一斉に制御命令を送出するとともに、本装置自
己アドレスの次のアドレス値を持つホームコントロール
装置にも連動制御命令を与えることができるため、この
連動制御命令を受信した次のホームコントロール装置が
中継点となってさらに連動制御を始める。これを繰り返
すことによってホームバスに接続されているホームコン
トロール装置間で次々と連鎖反応を起こし、結局は任意
の数のIFUを一斉に制御できるものである。 【0013】上記構成によれば、従来のようにそのホー
ムコントロール装置の制御・監視下にある特定(数台)
のIFUに対してだけしか連動制御を行えないのではな
く、ホームバスに接続されている全てのIFUに対する
連動制御がただ一回のキー入力操作で行うことができる
のである。 【0014】 【発明の効果】以上のように本発明のホームコントロー
ルシステムによれば、連動制御の際別のホームコントロ
ール装置に対して連動制御命令を送出することで、もと
のホームコントロール装置の制御・監視下以外にある任
意のIFUに対してまで一斉に連動制御させることがで
きるため、次の効果が得られる。 【0015】(1)ただ一回のキー入力操作だけで多数
の端末機器を運転させたり、停止させたりできるので、
ホームバスを用いた集中制御システムが容易に構築でき
る。 【0016】(2)初期設定次第で、どのIFUを連動
制御するかとか、別のホームコントローラ装置へ連動制
御命令を伝えるか否かなどの選択ができるため、システ
ム全体の拡張性・融通性に富む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるホームコントロール
装置の全体ブロック図 【図2】同装置が連動制御時に送出する制御信号の概念
図 【図3】従来のホームコントロール装置が送出する制御
信号の概念図 【図4】従来の同装置の全体ブロック図 【符号の説明】 1 ホームコントロール装置 2 主制御部 3 個別操作部 4 連動操作部 5 表示部 6 初期設定部 7 送受信部
装置の全体ブロック図 【図2】同装置が連動制御時に送出する制御信号の概念
図 【図3】従来のホームコントロール装置が送出する制御
信号の概念図 【図4】従来の同装置の全体ブロック図 【符号の説明】 1 ホームコントロール装置 2 主制御部 3 個別操作部 4 連動操作部 5 表示部 6 初期設定部 7 送受信部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 西井 一成
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
器産業株式会社内
(72)発明者 村松 猛
大阪府門真市大字門真1006番地 松下電
器産業株式会社内
(56)参考文献 特開 昭54−112469(JP,A)
特開 昭62−193489(JP,A)
特開 昭60−189597(JP,A)
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 1.同一のホームバス通信媒体上に、少なくとも第1
群、第2群の端末機器インターフェースユニットと、そ
れぞれを統括する第1、第2のホームコントロール装置
を備え、前記ホームバス通信媒体を介して前記第1のホ
ームコントロール装置から前記第2のホームコントロー
ル装置に対して連動制御信号を伝送することにより、前
記第1のホームコントロール装置から前記第2群の端末
機器インターフェースユニットを間接的に制御するホー
ムコントロールシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6296498A JP2845765B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ホームコントロールシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6296498A JP2845765B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ホームコントロールシステム |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62100384A Division JPH0759113B2 (ja) | 1987-04-23 | 1987-04-23 | ホ−ムコントロ−ル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07284169A JPH07284169A (ja) | 1995-10-27 |
JP2845765B2 true JP2845765B2 (ja) | 1999-01-13 |
Family
ID=17834335
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6296498A Expired - Fee Related JP2845765B2 (ja) | 1994-11-30 | 1994-11-30 | ホームコントロールシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2845765B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54112469A (en) * | 1978-02-23 | 1979-09-03 | Mitsubishi Electric Corp | Interlocking controller |
JPS62193489A (ja) * | 1986-02-20 | 1987-08-25 | Sanyo Electric Co Ltd | リモ−トコントロ−ルシステム |
-
1994
- 1994-11-30 JP JP6296498A patent/JP2845765B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07284169A (ja) | 1995-10-27 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |