JP2844947B2 - 選択呼出受信機 - Google Patents

選択呼出受信機

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JP2844947B2
JP2844947B2 JP3058430A JP5843091A JP2844947B2 JP 2844947 B2 JP2844947 B2 JP 2844947B2 JP 3058430 A JP3058430 A JP 3058430A JP 5843091 A JP5843091 A JP 5843091A JP 2844947 B2 JP2844947 B2 JP 2844947B2
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    • GPHYSICS
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    • G08BSIGNALLING OR CALLING SYSTEMS; ORDER TELEGRAPHS; ALARM SYSTEMS
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    • G08B3/1025Paging receivers with audible signalling details
    • G08B3/1066Paging receivers with audible signalling details with other provisions not elsewhere provided for, e.g. turn-off protection

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は選択呼出受信機に関し、特に選択
呼出受信機の定型文登録機能に関する。
【0002】
【従来技術】従来、この種の選択呼出受信機において
は、図10に示すように、アンテナ1から得た変調信号
aが無線部2で復調され、復調信号cとして無線部2か
らデコーダ3に送出される。ここで、無線部2はデコー
ダ3からのバッテリセービング制御信号bにしたがって
間欠受信動作を行っている。
【0003】デコーダ3は無線部2からの復調信号c
と、マイクロプロセッサ(MPU)4によってEEPR
OM(electrically erasable programmable read only
memory )15から読出されて設定された自受信機の選
択呼出符号との照合を行う。デコーダ3はそれらが一致
すると、選択呼出符号を検出した旨を割込み信号dとア
ドレスバスeとデータバスfとを用いてマイクロプロセ
ッサ4に通知する。その後に、デコーダ3は復調信号c
内の選択呼出信号に続くデータの誤り訂正を行い、情報
ビットのみを割込み信号dとアドレスバスeとデータバ
スfとを用いてマイクロプロセッサ4に転送する。尚、
選択呼出受信機には夫々固有の選択呼出番号が付与され
ており、選択呼出符号はこの選択呼出番号をBCH(Bo
se-Chaudhuri-Hocquenghem)コード化したものである。
【0004】マイクロプロセッサ4はデコーダ3から選
択呼出符号検出情報を受取ると、その選択呼出符号検出
情報をマイクロプロセッサ4内のRAM(図示せず)ま
たはRAM7に格納する。また、マイクロプロセッサ4
はデコーダ3から続けて送られてくるデータがメッセー
ジ情報か、あるいは選択呼出符号かを判断する。
【0005】デコーダ3からのデータがメッセージ情報
であれば、マイクロプロセッサ4はそのデータをマイク
ロプロセッサ4内のRAMまたはRAM7のバッファ領
域に格納する。マイクロプロセッサ4はこの処理を基準
クロック13からデコーダ3を介して入力される基準ク
ロック信号gを動作クロックとして処理する。
【0006】そのデータが選択呼出符号であれば、マイ
クロプロセッサ4はその時点でデータの受取りを中止す
る。このとき同時に、マイクロプロセッサ4はMPU動
作クロック14を起動し、このMPU動作クロック14
を用いて上記のバッファ領域に格納されたデータを処理
する。マイクロプロセッサ4によって処理されたデータ
はメッセージ(文字データ)としてRAM7のメッセー
ジメモリ領域に格納される。また、マイクロプロセッサ
4はバッファ領域に格納されたデータ内に予め設定され
た定型文指定文字を発見すると、定型文指定文字によっ
て指定された番号の定型文に変換する。この変換される
定型文はEEPROM15に予め書込まれている。
【0007】メッセージ信号の受信処理が終了すると、
マイクロプロセッサ4はドライバ9を通してスピーカ1
0やLED(light emitting diode)11、あるいはバ
イブレータ12を駆動し、この受信機の携帯者に報知を
行う。同時に、マイクロプロセッサ4は受信したメッセ
ージ内容をLCD(liquid-crystal display)5に表示
する。携帯者への報知を行うとき、スピーカ10とLE
D11とバイブレータ12とのうちどれを用いるかは、
EEPROM15に予め設定された情報とファンクショ
ンスイッチ8の設定の組合せとによって決定される。
尚、RAM7のメッセージメモリ領域に格納されたメッ
セージは、ファンクションスイッチ8によって再度LC
D5に表示することができる。
【0008】すなわち、従来の選択呼出受信機の定型文
機能は、定型文指定文字を受信したときに、定型文指定
文字によって指定された番号の定型文をEEPROM1
5から読出してLCD5に表示するものである。この場
合、定型文のEEPROM15への登録はEEPROM
書込み端子16を用いて行われるので、この受信機とは
別に書込み装置が必要であった。
【0009】このような従来の選択呼出受信機では、受
信機自体に定型文の登録機能がないため、定型文の登録
を行うために別の書込み装置が必要であった。この書込
み装置は受信機自体に比べて非常に高価であり、扱いも
煩わしさがあるため、エンドユーザの使用になじまない
という問題がある。
【0010】そのため、エンドユーザはオペレータから
受信機を受取るときに好きな定型文を予め登録してもら
っている。しかしながら、定型文を変更したい場合には
再度オペレータに登録し直してもらう必要があり、エン
ドユーザにとって大変不便であるという問題がある。
【0011】
【発明の目的】本発明は上記のような従来のものの問題
点を除去すべくなされたもので、ユーザー自らが登録し
たい定型文を登録することができ、使い勝手を向上させ
ることができる選択呼出受信機の提供を目的とする。
【0012】
【発明の構成】本発明による選択呼出受信機は、選択呼
出符号が自装置に対するものと判定された場合に前記選
択呼出符号に続くメッセージ信号を処理するメッセージ
処理手段と、前記メッセージ処理手段によって処理され
たメッセージを格納するメッセージメモリと、定型文を
記憶する定型文メモリと、前記メッセージまたは前記定
型文を表示する表示手段と、前記メッセージメモリに格
納された前記メッセージのうち一つを指定する指定手段
と、前記指定手段によって指定されたメッセージを定型
文として前記定型文メモリに登録する登録手段とを有す
ることを特徴とする。
【0013】
【実施例】次に、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。
【0014】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図である。図において、本発明の一実施例による選
択呼出受信機はマイクロプロセッサ4によってEEPR
OM6への定型文の登録を行うようにした以外は図10
に示す従来例と同様の構成となっており、同一構成要素
には同一符号を付してある。また、それら同一構成要素
の動作も従来例と同様である。
【0015】マイクロプロセッサ4はファンクションス
イッチ8によって定型文の登録が指示されると、RAM
7のメッセージメモリ領域に格納されたメッセージのう
ちファンクションスイッチ8によって指定されたメッセ
ージを定型文としてEEPROM6に登録する。よっ
て、エンドユーザは登録したい定型文を外部からこの選
択呼出受信機に送信することによって、登録したい定型
文のEEPROM6への登録を容易に行うことができ
る。
【0016】図2は図1のデコーダ3の構成を示すブロ
ック図である。図において、デコーダ3のビット同期回
路31は無線部2からの復調信号cと発振回路39から
の基準クロック信号とを用いて再生クロックmを発生す
る。ビット同期回路31は発生した再生クロックmを同
期制御回路32と、プリアンブル及びSC(同期信号)
検出回路(以下同期信号検出回路とする)33と、BC
H(Bose-Chaudhuri-Hocquenghem)誤り訂正回路34
と、選択呼出符号検出回路35と、ボーレート監視回路
36とに夫々出力する。
【0017】同期制御回路32はバッテリセービング
(間欠受信)の制御を行う回路である。この同期制御回
路32はPOCSAG(Post Office Code Standardisation A
dvisory Group )信号を受信していない状態ではバッテ
リセービングを行っており、同期信号検出回路33から
のプリアンブル検出信号iまたはボーレート監視回路3
6からのボーレート検出信号kを受信すると連続受信状
態となる。また、同期制御回路32は同期信号検出回路
33からの同期信号検出信号jにより再びバッテリセー
ビング動作を開始し、自受信機の属するグループのタイ
ミングで受信を行う。さらに、同期制御回路32は選択
呼出符号検出回路35からの選択呼出符号の一致検出信
号oを受信すると、後続するメッセージ信号を受信する
ために継続して無線部2を受信状態に保つ。尚、同期制
御回路32はバッテリセービング動作を行うときにバッ
テリセービング信号hを選択呼出符号検出回路35に出
力するとともに、バッテリセービング制御信号bを無線
部2に出力する。
【0018】同期信号検出回路33はビット同期回路3
1からの再生クロックmによって無線部2からの復調信
号cをサンプリングし、プリアンブル信号を検出すると
プリアンブル検出信号iを発生して同期制御回路32に
出力する。また、同期信号検出回路33はプリアンブル
信号に続いて同期信号を検出すると、同期信号検出信号
jを発生して同期制御回路32に出力する。
【0019】BCH誤り訂正回路34は無線部2からの
復調信号cの誤り訂正を行い、メッセージデータpをM
PUインタフェース回路37およびデータバスfを介し
てマイクロプロセッサ4に出力する。
【0020】選択呼出符号検出回路35は同期制御回路
32からのバッテリセービング信号hのタイミングで、
無線部2からの復調信号cにおける選択呼出符号の照合
を行う。その照合によって復調信号c内の選択呼出符号
が自受信機の選択呼出符号と一致すると、選択呼出符号
検出回路35は一致検出信号oを同期制御回路32に出
力する。このとき同時に、選択呼出符号検出回路35は
一致検出信号oをMPUインタフェース回路37および
データバスfを介してマイクロプロセッサ4に出力す
る。尚、選択呼出符号検出回路35にはMPUインタフ
ェース回路37とデータバスfおよび選択呼出符号設定
信号qとを介してマイクロプロセッサ4から自受信機の
選択呼出符号が設定される。
【0021】ボーレート監視回路36はビット同期回路
31からの再生クロックmと無線部2からの復調信号c
とを比較し、受信すべきPOCSAG信号のボーレートかどう
かを判定する。ボーレート監視回路36から同期制御回
路32へのボーレート検出信号kはPOCSAG信号を受信し
ていない状態でのバッテリセービング動作から同期信号
を探しにいく動作への起動として用いられ、プリアンブ
ル信号以外でもバッテリセービング動作を解除するため
に用いられる。
【0022】MPUインタフェース回路37はBCH誤
り訂正回路34からメッセージデータpが、あるいは選
択呼出符号検出回路35から一致検出信号oが送られて
くると、割込み要求信号nを割込み制御回路38に出力
する。割込み制御回路38はMPUインタフェース回路
37からの割込み要求信号nを受取ると、マイクロプロ
セッサ4に割込み信号dを出力する。
【0023】発振回路39は基準クロック13からの基
準クロック信号をそのままビット同期回路31に出力す
るとともに、基準クロック信号gとしてマイクロプロセ
ッサ4に出力する。
【0024】図3は図1のマイクロプロセッサ4による
メッセージ処理動作を示すフローチャートである。この
図3を用いてマイクロプロセッサ4のメッセージ処理動
作について説明する。
【0025】マイクロプロセッサ4はデコーダ3からの
割込み信号dが選択呼出符号の検出を示す場合(図3ス
テップ21)、デコーダ3からの選択呼出符号検出情報
をマイクロプロセッサ4内のRAM(図示せず)または
RAM7に格納する(図3ステップ22)。また、マイ
クロプロセッサ4はデコーダ3からの割込み信号dがメ
ッセージ信号の受信を示す場合(図3ステップ23)、
デコーダ3からのデータをマイクロプロセッサ4内のR
AMまたはRAM7のバッファ領域に格納する(図3ス
テップ24)。このとき、マイクロプロセッサ4は上述
した処理を基準クロック13からデコーダ3を介して入
力される基準クロック信号gを動作クロックとして処理
する。
【0026】さらに、マイクロプロセッサ4はデコーダ
3からの割込み信号dがメッセージ信号の受信を示すも
のでない場合(図3ステップ23)、すなわちデコーダ
3からの割込み信号dが選択呼出符号の検出を示す場
合、その時点でデータの受取りを中止し、MPU動作ク
ロック14を起動する(図3ステップ25)。この後
に、マイクロプロセッサ4はMPU動作クロック14を
用いて上記のバッファ領域に格納されたデータを処理す
る(図3ステップ26)。マイクロプロセッサ4は処理
したデータをメッセージ(文字データ)としてRAM7
のメッセージメモリ領域に格納する。
【0027】図4は図1のデコーダ3及びマイクロプロ
セッサ4の動作を示すタイムチャートである。図におい
て、(a)は受信したPOCSAG信号中に自受信機の選択呼
出信号がない場合のバッテリセービング制御信号bのタ
イミングを示している。(b)は受信したPOCSAG信号中
の選択呼出信号が自受信機の選択呼出信号である場合の
バッテリセービング制御信号bのタイミングを示してい
る。
【0028】また、(c)は自受信機の選択呼出信号を
受信した後の割込み信号dのタイミングを示している。
マイクロプロセッサ4はこのタイミングでデコーダ3か
らメッセージデータを読込み、マイクロプロセッサ4内
のRAMまたはRAM7のバッファ領域に格納する。
【0029】さらに、(d)はMPU動作クロック14
の発振タイミングである。この発振タイミングにおいて
は、ハイレベルとなっているところでクロックが発振し
ていることを表している。マイクロプロセッサ4はこの
タイミングでMPU動作クロック14を動作クロックと
して用いて上記のバッファ領域に格納されたデータを処
理し、処理したデータをメッセージ(文字データ)とし
てRAM7のメッセージメモリ領域に格納する。
【0030】図5は図1のEEPROM6内の定型文登
録領域を示す図である。図において、EEPROM6内
の定型文登録領域6aには定型文番号に対応する領域に
夫々定型文が登録されている。すなわち、定型文番号
「01」に対応する領域には「CALL OFFICE 」という定
型文が登録されている。また、定型文番号「02」に対
応する領域には「URGENTRY CONTACT」という定型文が登
録されている。また、定型文番号「03」に対応する領
域には「PLEASE PICK UP AT 」という定型文が登録され
ている。定型文番号「04」,「05」,……に対応す
る領域には定型文が未登録となっている。
【0031】図6は定型文の変換例を示す図である。図
においてはEEPROM6内の定型文登録領域6aに図
5に示すような定型文が登録されている場合の変換例を
示している。図6(a)に示すように、「--01」という
受信文字列を受信した場合、マイクロプロセッサ4はE
EPROM6内の定型文登録領域6aの定型文番号「0
1」を参照し、「CALL OFFICE 」という定型文をLCD
5に表示する。
【0032】また、図6(b)に示すように、「--03YO
KOHAMA STATION」という受信文字列を受信した場合、マ
イクロプロセッサ4はEEPROM6内の定型文登録領
域6aの定型文番号「03」を参照し、「PLEASE PICK
UP AT YOKOHAMA STATION」という定型文をLCD5に表
示する。
【0033】図7は本発明の一実施例による定型文登録
動作を示す図であり、図8は本発明の一実施例の動作を
示すフローチャートである。これら図1〜図8を用いて
本発明の一実施例の動作について説明する。
【0034】LCD5での表示がオフ状態で、自受信機
が待ち状態のときに(図8ステップ41)、ファンクシ
ョンスイッチ8のSW3 (以下スイッチSW3 とする)を押
下すると、マイクロプロセッサ4はRAM7から最新の
メッセージを読出してLCD5に表示する[図7(a)
参照](図8ステップ42)。この最新のメッセージの
先頭には1番のメッセージ番号が付与される。つまり、
LCD5には「1:YOURNEXT APPOINTMENT ISAT 9:00」と
いうメッセージが表示される。このLCD5にメッセー
ジが表示されると、自受信機は表示中待ち状態となる
(図8ステップ43)。
【0035】この状態でスイッチSW3 が押下される度
に、継続する画面がLCD5に表示される(図8ステッ
プ45)。また、RAM7のメッセージメモリ領域には
受信順にメッセージが格納されているので、継続する画
面がない場合にはスイッチSW3の押下によって次メッセ
ージがLCD5に表示される[図7(b)参照](図8
ステップ44)。つまり、LCD5には「2:PLEASE RET
URN TO YOUR OFFICE」という次メッセージが表示され
る。さらに、ファンクションスイッチ8のSW2 (以下ス
イッチSW2 とする)を押下すると、前メッセージがLC
D5に表示される(図8ステップ46)。このとき、タ
イムアウトになると、LCD5の表示がオフ状態となっ
て自受信機が待ち状態となる(図8ステップ41)。
【0036】LCD5にメッセージが表示されていると
きに、ファンクションスイッチ8のSW1 (以下スイッチ
SW1 とする)を押下すると、LCD5にメニュー(MEN
U)が表示される[図7(c)参照](図8ステップ4
7)。このとき、自受信機はメニュー選択待ちとなる
(図8ステップ48)。
【0037】ここで、スイッチSW3 を押下してLCD5
の画面上のカーソルを移動させ(図8ステップ49)、
カーソルがDELETEの位置にきたときにスイッチSW2 を押
下するとDELETEモードになる。また、カーソルがPROTEC
T の位置にきたときにスイッチSW2 を押下するとPROTEC
T モードになる。さらに、カーソルがPROGRAM の位置に
きたときにスイッチSW2 を押下すると登録モード(PROG
RAM MODE)になる[図7(d)参照](図8ステップ5
0)。このとき、スイッチSW1 が押下されたり、あるい
はタイムアウトになると、LCD5の表示がオフ状態と
なって自受信機が待ち状態のとなる(図8ステップ4
1)。
【0038】登録モードになったとき、マイクロプロセ
ッサ4は定型文番号「01」の定型文をRAM7から読
出し、その定型文を定型文番号とともにLCD5の2行
目に表示する[図7(e)参照]。つまり、LCD5の
2行目には「1:CALL OFFICE」という定型文が表示され
る。ここで、定型文はEEPROM6の定型文登録領域
6a内に格納されているが、EEPROM6からの読出
し速度が遅いため、マイクロプロセッサ4は自受信機の
電源投入時にEEPROM6の定型文登録領域6aから
RAM7に定型文および定型文番号をコピーしておく。
LCD5に定型文および定型文番号が表示されると、自
受信機は定型文登録待ちとなる(図8ステップ51)。
【0039】この状態でスイッチSW3 が押下される度
に、定型文登録領域6a内に格納されている定型文がL
CD5に表示される(図8ステップ52)。尚、定型文
登録領域6a内に定型文が未登録の場合には、定型文番
号のみがLCD5に表示される[図7(f)参照]。
【0040】この定型文番号のみがLCD5に表示され
たときにスイッチSW2 を押下することによって、LCD
5の1行目に表示された「PLEASE RETURN TO」というメ
ッセージが未登録の定型文番号「04」に登録されるこ
とになる[図7(g)参照](図8ステップ53)。す
なわち、マイクロプロセッサ4はスイッチSW2 が押下さ
れると、LCD5の1行目に表示中のメッセージをRA
M7のメッセージメモリ領域から読出し、該メッセージ
を定型文登録領域6a内およびRAM7の定型文登録領
域に書込む。ただし、LCD5の2行目に定型文が表示
されているときにスイッチSW2 を押下すると、定型文登
録領域6a内の登録済みの部分にLCD5の1行目に表
示中のメッセージが重ね書きされる。このとき、スイッ
チSW1 が押下されたり、あるいはタイムアウトになる
と、LCD5の表示がオフ状態となって自受信機が待ち
状態となる(図8ステップ41)。
【0041】上述した処理動作によって、定型文登録領
域6a内の定型文番号「04」の位置に「PLEASE RETUR
N TO」という定型文が登録された後に、「--04YOUR HOM
E 」という受信文字列を受信した場合、マイクロプロセ
ッサ4はEEPROM6内の定型文登録領域6aの定型
文番号「04」を参照し、「PLEASE RETURN TO YOURHOM
E」という定型文がLCD5に表示される[図7(h)
参照]。
【0042】図9は選択呼出受信機の呼出に使われるPO
CSAG信号のフォーマットを示す図である。図9(a)に
おいて、POCSAG信号は“101010……”というパターンの
576ビットのプリアンブル信号と、コードワードの同期
をとるための同期信号(SC)と、選択呼出符号を示す
選択呼出信号と、送信されるメッセージをBCHコード
化したメッセージ信号と、バッチとを含んで構成されて
いる。
【0043】図9(b)において、バッチは先頭に設け
られた32ビットの同期信号(SC)と、各選択呼出受
信機においてグループ単位に間欠受信される8個のグル
ープに分けられたコードワードCW1 〜CW16とからなる。
尚、コードワードにはアドレスコードワード(呼出し番
号)とメッセージコードワード(メッセージデータ)と
の2つのタイプがある。
【0044】図9(c)において、コードワードは最上
位ビット(MSB:Most Significant Bit)側から最下
位ビット(LSB:Least Significant Bit )側へと、
21ビットの情報ビットと10ビットのチェックビット
とパリティビットとが並べられている。
【0045】尚、このPOCSAG信号については、「STANDA
RDMESSAGE FORMATS FOR DIGITAL RADIO PAGING 」[Pos
t Office Code Standardisation Advisory Group (POC
SAG),Autumn.1980 ]に詳述されている。このPOCSAG
は時分割のシステムであり、各選択呼出受信機側では自
己の属するグループでのみ受信回路をオンとし、自己の
属するグループ以外では受信回路をオフとするバッテリ
セービング動作が行われ、消費電流の低減が図られてい
る。
【0046】このように、デコーダ3で選択呼出符号が
自受信機に対するものと判定されたとき、マイクロプロ
セッサ4によってこの選択呼出符号に続くメッセージ信
号を処理してRAM7のメッセージメモリ領域に格納
し、該メッセージメモリ領域に格納されたメッセージの
うちファンクションスイッチ8によって指定されたメッ
セージを定型文としてEEPROM6の定型文登録領域
6a内に登録するようにすることによって、ユーザ自ら
が送信したメッセージ、つまりユーザー自らが定型文と
して登録したいメッセージを登録することができる。よ
って、ユーザーの使い道に即した定型文を手軽に登録す
ることができ、使い勝手を向上させることができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、選
択呼出符号が自装置に対するものと判定されたとき、こ
の選択呼出符号に続くメッセージ信号を処理してメッセ
ージメモリに格納しておき、メッセージメモリに格納さ
れたメッセージのうち指定されたメッセージを定型文と
して定型文メモリに登録するようにすることによって、
ユーザー自らが登録したい定型文を登録することがで
き、使い勝手を向上させることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図1のデコーダの構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1のマイクロプロセッサによるメッセージ処
理動作を示すフローチャートである。
【図4】図1のデコーダ及びマイクロプロセッサの動作
を示すタイムチャートである。
【図5】図1のEEPROM内の定型文登録領域を示す
図である。
【図6】定型文の変換例を示す図である。
【図7】本発明の一実施例による定型文登録動作を示す
図である。
【図8】本発明の一実施例の動作を示すフローチャート
である。
【図9】選択呼出受信機の呼出に使われるPOCSAG信号の
フォーマットを示す図である。
【図10】従来例の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
2 無線部 3 デコーダ 4 マイクロプロセッサ 5 LCD 6 EEPROM 6a 定型文登録領域 7 RAM 8 ファンクションスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04B 7/24 - 7/26 102 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 択呼出符号が自装置に対するものと判
    定された場合に前記選択呼出符号に続くメッセージ信号
    を処理するメッセージ処理手段と、 前記メッセージ処理手段によって処理されたメッセージ
    を格納するメッセージメモリと、 定型文を記憶する定型文メモリと 前記メッセージまたは前記定型文を表示する表示手段
    と、 前記メッセージメモリに格納された前記メッセージのう
    ち一つを指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定されたメッセージを定型文と
    して前記定型文メモリに登録する登録手段とを有するこ
    とを特徴とする選択呼出受信機。
  2. 【請求項2】 前記定型文メモリには前記定型文と対応
    する定型文番号が格納され、前記表示手段に前記メッセ
    ージが表示されているときに、対応させるべき定型文番
    号が表示され、前記登録手段により登録されると、表示
    されているメッセージが定型文番号に対応して定型文と
    して登録されることを特徴とする請求項1記載の選択呼
    出受信機。
  3. 【請求項3】 選択呼出符号が自装置に対するものと判
    定された場合に前記選択呼出符号に続くメッセージ信号
    を処理するメッセージ処理手段と、 前記メッセージ処理手段によって処理されたメッセージ
    を格納するメッセージメモリと、 定型文番号および定型文を記憶する定型文メモリと、 前記メッセージまたは前記定型文を表示する表示手段
    と、 前記表示手段に表示されたメッセージを新たな定型文と
    して指定する指定手段と、 前記指定手段によって指定されたメッセージと対応する
    定型文番号を選択する選択手段と、 前記指定手段により指定されたメッセージを前記選択手
    段により選択された定型文番号と対応して前記定型文メ
    モリに登録する登録手段とを有することを特徴とする選
    択呼出受信機。
  4. 【請求項4】 選択呼出符号が自装置に対するものと判
    定された場合に前記選択呼出符号に続くメッセージ信号
    を処理するメッセージ処理手段と、 前記メッセージ処理手段によって処理されたメッセージ
    を格納するメッセージメモリと、 定型文番号および定型文を記憶する定型文メモリと、 前記メッセージまたは前記定型文を表示する表示手段
    と、 前記表示手段の一部に表示されたメッセージを新たな定
    型文として指定する指定手段と、 新たな定型文として指定するメッセージが前記表示手段
    の一部に表示されている状態で、前記定型文番号および
    定型文を前記表示手段の他の部分に表示する手段と、 対応する定型文が登録されていない定型文番号が前記表
    示手段の他の部分に表示された状態でこの定型文番号と
    前記表示手段の一部に表示されたメッセージとを対にし
    て前記定型文メモリに登録する登録手段とを有すること
    を特徴とする選択呼出受信機。
JP3058430A 1991-02-28 1991-02-28 選択呼出受信機 Expired - Lifetime JP2844947B2 (ja)

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SG1996006490A SG52590A1 (en) 1991-02-28 1992-02-27 Pager
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