JP2843202B2 - 磁気浮上車両用脚装置 - Google Patents
磁気浮上車両用脚装置Info
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
- B60L13/00—Electric propulsion for monorail vehicles, suspension vehicles or rack railways; Magnetic suspension or levitation for vehicles
- B60L13/03—Electric propulsion by linear motors
- B60L13/035—Suspension of the vehicle-borne motorparts
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60L—PROPULSION OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; SUPPLYING ELECTRIC POWER FOR AUXILIARY EQUIPMENT OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRODYNAMIC BRAKE SYSTEMS FOR VEHICLES IN GENERAL; MAGNETIC SUSPENSION OR LEVITATION FOR VEHICLES; MONITORING OPERATING VARIABLES OF ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES; ELECTRIC SAFETY DEVICES FOR ELECTRICALLY-PROPELLED VEHICLES
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- B60L13/04—Magnetic suspension or levitation for vehicles
- B60L13/06—Means to sense or control vehicle position or attitude with respect to railway
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- Physics & Mathematics (AREA)
- Electromagnetism (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Transportation (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、磁気浮上車両の低速
用補助車輪を支持するための支持脚及びガイドウエイ側
壁に沿い機械的に案内するための案内脚のいずれにも適
用可能な脚装置に係り、車輪をレバー状懸架部材のフォ
ークアームで軸支し、該懸架部材の他方アームに緩衝支
持するためのダンパーを直列配置した伸縮型の揚降アク
チュエーターを設けて車輪の完全引き込みを可能にし、
構造が簡単で軽量、格納スペースが小さく、メンテナン
スが容易な磁気浮上車両用脚装置に関する。
用補助車輪を支持するための支持脚及びガイドウエイ側
壁に沿い機械的に案内するための案内脚のいずれにも適
用可能な脚装置に係り、車輪をレバー状懸架部材のフォ
ークアームで軸支し、該懸架部材の他方アームに緩衝支
持するためのダンパーを直列配置した伸縮型の揚降アク
チュエーターを設けて車輪の完全引き込みを可能にし、
構造が簡単で軽量、格納スペースが小さく、メンテナン
スが容易な磁気浮上車両用脚装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気浮上車両システムは、地上に浮上用
および推進用の地上コイルを配置し、推進用コイルを次
々と励磁して移動磁界を形成して、車両側の電磁石を移
動させるものであり、また、車両側の電磁石が移動する
ことにより、地上の浮上用コイルに誘導電流を発生させ
て、それにより磁気反発させて車両を浮上させるもので
ある。
および推進用の地上コイルを配置し、推進用コイルを次
々と励磁して移動磁界を形成して、車両側の電磁石を移
動させるものであり、また、車両側の電磁石が移動する
ことにより、地上の浮上用コイルに誘導電流を発生させ
て、それにより磁気反発させて車両を浮上させるもので
ある。
【０００３】しかし、超電導コイルとすることにより、
誘導反発式磁気浮上力はある程度の速度を有する場合に
はじめて車両重量を支えるだけの十分な浮力を発生する
ため、低速度域では補助車輪で車両を支持する必要があ
る。
誘導反発式磁気浮上力はある程度の速度を有する場合に
はじめて車両重量を支えるだけの十分な浮力を発生する
ため、低速度域では補助車輪で車両を支持する必要があ
る。
【０００４】従って、補助車輪の支持脚装置は、停止時
や所要の低速度域では乗り心地よく作動し、高速走行時
には車両本体に格納され、また必要時には直ちに使用で
きかつ車輪を出した際の衝撃を吸収できる構造が求めら
れている。
や所要の低速度域では乗り心地よく作動し、高速走行時
には車両本体に格納され、また必要時には直ちに使用で
きかつ車輪を出した際の衝撃を吸収できる構造が求めら
れている。
【０００５】また、磁気浮上車両が停止中または低速走
行中の磁気による左右案内が十分でなく方向性が乱され
る場合、これに代わって機械的に案内するためにガイド
ウェイ側壁に接触回転する案内脚装置が車両の両側に設
けてある。これも高速走行時には車両本体に格納され、
また必要時には直ちに使用できかつ車輪を出した際の衝
撃を吸収できる構造が求められている。
行中の磁気による左右案内が十分でなく方向性が乱され
る場合、これに代わって機械的に案内するためにガイド
ウェイ側壁に接触回転する案内脚装置が車両の両側に設
けてある。これも高速走行時には車両本体に格納され、
また必要時には直ちに使用できかつ車輪を出した際の衝
撃を吸収できる構造が求められている。
【０００６】磁気浮上車両の補助車輪の支持脚装置とし
て、特開昭６３−２１２１６５号公報には、補助車輪を
トレーリングアームにて支持し、このアームにダンパー
を設けて衝撃吸収する構造となし、さらにダンパーの支
点側に揚程シリンダを設けて、ダンパーとアームを引上
げて車輪を格納可能となしている。
て、特開昭６３−２１２１６５号公報には、補助車輪を
トレーリングアームにて支持し、このアームにダンパー
を設けて衝撃吸収する構造となし、さらにダンパーの支
点側に揚程シリンダを設けて、ダンパーとアームを引上
げて車輪を格納可能となしている。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述の補助車輪用脚機
構は、揚程シリンダ、緩衝装置、トレーリングアームか
ら構成され、取り付けスペースは大きくなると同時に部
品点数及び取り付け箇所が多いため、メンテナンスに多
くの時間が必要であった。
構は、揚程シリンダ、緩衝装置、トレーリングアームか
ら構成され、取り付けスペースは大きくなると同時に部
品点数及び取り付け箇所が多いため、メンテナンスに多
くの時間が必要であった。
【０００８】この発明は、磁気浮上車両の低速用補助車
輪を支持する支持脚装置及びガイドウエイ側壁に沿い機
械的に案内するための案内脚のいずれにも適用可能な脚
装置を目的とし、支持脚、案内脚に求められる本来の機
能を十分発揮し、さらに乗り心地がすぐれかつ構造が簡
単で軽量、格納スペースが小さく、メンテナンスが容易
な構成からなる磁気浮上車両用脚装置の提供を目的とし
ている。
輪を支持する支持脚装置及びガイドウエイ側壁に沿い機
械的に案内するための案内脚のいずれにも適用可能な脚
装置を目的とし、支持脚、案内脚に求められる本来の機
能を十分発揮し、さらに乗り心地がすぐれかつ構造が簡
単で軽量、格納スペースが小さく、メンテナンスが容易
な構成からなる磁気浮上車両用脚装置の提供を目的とし
ている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、枢軸を車両
台車の脚格納室の所要壁面に軸支したレバーの一方がフ
ォークアームとなり車輪を軸支し、前記枢軸を軸支した
壁面で枢軸より車両中心側位置に、内部ロック機構を備
えた伸縮型の揚降アクチュエーターのバレルヘッドを軸
支し、該アクチュエーターに内蔵配置したダンパーのロ
ッド先端部と、上記レバーの他方レバーアーム先端とを
接続し、前記アクチュエーターの前記取付面と略平行方
向の伸縮により車輪を脚出し格納可能となしたことを特
徴とする磁気浮上車両用脚装置である。
台車の脚格納室の所要壁面に軸支したレバーの一方がフ
ォークアームとなり車輪を軸支し、前記枢軸を軸支した
壁面で枢軸より車両中心側位置に、内部ロック機構を備
えた伸縮型の揚降アクチュエーターのバレルヘッドを軸
支し、該アクチュエーターに内蔵配置したダンパーのロ
ッド先端部と、上記レバーの他方レバーアーム先端とを
接続し、前記アクチュエーターの前記取付面と略平行方
向の伸縮により車輪を脚出し格納可能となしたことを特
徴とする磁気浮上車両用脚装置である。
【００１０】また、この発明は、上記構成において、揚
降アクチュエーターの伸縮側のダンパーシリンダの外周
面に平行に固定側のバレル方向へ向けて固着した目視ロ
ッドと、バレル外周に設けた指針とで内部ロック機構の
作動を目視可能にしたロック確認計を設けたことを特徴
とする磁気浮上車両用脚装置である。
降アクチュエーターの伸縮側のダンパーシリンダの外周
面に平行に固定側のバレル方向へ向けて固着した目視ロ
ッドと、バレル外周に設けた指針とで内部ロック機構の
作動を目視可能にしたロック確認計を設けたことを特徴
とする磁気浮上車両用脚装置である。
【００１１】
【作用】この発明による磁気浮上車両用脚装置は、一方
が車輪を軸支するフォークアームからなるレバーと、レ
バーの他方アームに軸支する揚降アクチュエーターのみ
で、懸架部材が極めて少なく簡単な構造からなり、軽量
化、メンテナンスが容易であり、低速用補助車輪を支持
するための支持脚及びガイドウエイ側壁に沿い機械的に
案内するための案内脚のいずれにも適用できる。
が車輪を軸支するフォークアームからなるレバーと、レ
バーの他方アームに軸支する揚降アクチュエーターのみ
で、懸架部材が極めて少なく簡単な構造からなり、軽量
化、メンテナンスが容易であり、低速用補助車輪を支持
するための支持脚及びガイドウエイ側壁に沿い機械的に
案内するための案内脚のいずれにも適用できる。
【００１２】例えば、支持脚の場合、揚降アクチュエー
ターがレバーを引き上げることにより車輪が容易にかつ
確実に格納されるため、車両に設ける格納スペースが小
さくできる利点があり、また、揚降アクチュエーターが
伸長しレバーを押し下げることにより車輪が脚出しの際
に内部ロック機構が作動し、その後、これに直列配置し
たダンパーが作動してすぐれた衝撃吸収能力を発揮す
る。また、ダンパーは収縮時に衝撃吸収を行う方式を採
用している。
ターがレバーを引き上げることにより車輪が容易にかつ
確実に格納されるため、車両に設ける格納スペースが小
さくできる利点があり、また、揚降アクチュエーターが
伸長しレバーを押し下げることにより車輪が脚出しの際
に内部ロック機構が作動し、その後、これに直列配置し
たダンパーが作動してすぐれた衝撃吸収能力を発揮す
る。また、ダンパーは収縮時に衝撃吸収を行う方式を採
用している。
【００１３】
【実施例】図１と図２はこの発明による磁気浮上車両用
案内脚装置の構成を示す説明図であり、図１は車両上面
から見た説明図であり、図２は車両前方から見た説明図
である。また、図３はこの発明による支持脚装置用のダ
ンパーを有する揚降アクチュエーターの縦断説明図であ
り、図４はこの発明による支持脚装置用の他のダンパー
の構成を示す要部縦断説明図である。なお、図３、図４
は支持脚装置用であるが、同様構成を水平配置すると、
案内脚装置用となる。
案内脚装置の構成を示す説明図であり、図１は車両上面
から見た説明図であり、図２は車両前方から見た説明図
である。また、図３はこの発明による支持脚装置用のダ
ンパーを有する揚降アクチュエーターの縦断説明図であ
り、図４はこの発明による支持脚装置用の他のダンパー
の構成を示す要部縦断説明図である。なお、図３、図４
は支持脚装置用であるが、同様構成を水平配置すると、
案内脚装置用となる。
【００１４】図１と図２に示す案内脚装置の場合は、磁
気浮上車両の磁気案内力が少ない場合に磁力に代わって
機械的に案内するため車両の台車両側に装着したもの
で、立設されるガイドウェイ側壁５に対して案内車輪１
が水平方向に脚出して当接して、案内並びに衝撃吸収を
行い、不要時には台車内に収納格納される。
気浮上車両の磁気案内力が少ない場合に磁力に代わって
機械的に案内するため車両の台車両側に装着したもの
で、立設されるガイドウェイ側壁５に対して案内車輪１
が水平方向に脚出して当接して、案内並びに衝撃吸収を
行い、不要時には台車内に収納格納される。
【００１５】この発明による案内脚装置は、レバー１０
とダンパー３０を直列配置した内部ロック機構を有する
揚降アクチュエーター２０から構成されている。なお、
揚降アクチュエーターの揚降とは支持脚装置の車輪の揚
降に相当するが、案内脚装置の場合は、車輪の水平方向
の脚出、格納を意味する。
とダンパー３０を直列配置した内部ロック機構を有する
揚降アクチュエーター２０から構成されている。なお、
揚降アクチュエーターの揚降とは支持脚装置の車輪の揚
降に相当するが、案内脚装置の場合は、車輪の水平方向
の脚出、格納を意味する。
【００１６】レバー１０は、当該車両に水平に配置され
るもので、その枢軸部１３がブラケット３を介して台車
の脚格納室の、図で左壁面側、車両で進行方向の後方側
の壁面に軸支され、案内車輪１の車軸２を軸支するため
のフォークアーム１１と揚降並びに案内車輪１の衝撃な
どを伝達するためのレバーアーム１２とから構成されて
いる。
るもので、その枢軸部１３がブラケット３を介して台車
の脚格納室の、図で左壁面側、車両で進行方向の後方側
の壁面に軸支され、案内車輪１の車軸２を軸支するため
のフォークアーム１１と揚降並びに案内車輪１の衝撃な
どを伝達するためのレバーアーム１２とから構成されて
いる。
【００１７】さらに、レバーアーム１２先端には、バレ
ル２１ヘッドをブラケット４を介して車両台車、図で枢
軸部１３が装着される左壁面の車輪１より車両内側の左
壁面側に軸支されて、図で左壁面と略平行方向に配置さ
れる揚降アクチュエーター２０の車輪側のダンパーロッ
ド３１の先端部が軸支されている。
ル２１ヘッドをブラケット４を介して車両台車、図で枢
軸部１３が装着される左壁面の車輪１より車両内側の左
壁面側に軸支されて、図で左壁面と略平行方向に配置さ
れる揚降アクチュエーター２０の車輪側のダンパーロッ
ド３１の先端部が軸支されている。
【００１８】揚降アクチュエーター２０は、上記のごと
く枢軸部１３装着面側の車輪１とは反対側の台車に軸支
したバレル２１内に、揚降ロッド２５を嵌入したピスト
ンシリンダ２４の他方端がダンパーシリンダ３０を形成
して、ダンパーロッド３１が嵌入されている。
く枢軸部１３装着面側の車輪１とは反対側の台車に軸支
したバレル２１内に、揚降ロッド２５を嵌入したピスト
ンシリンダ２４の他方端がダンパーシリンダ３０を形成
して、ダンパーロッド３１が嵌入されている。
【００１９】ピストンシリンダ２４の揚降ロッド２５先
端にはロックセグメント２７を内蔵したピストンヘッド
２６が装着されて、バレル２１内に嵌入されエンドキャ
ップ２３で止着したスリーブ状のロックガイド２２内に
挿入され、揚降ロッド２５内端とピストンヘッド２６内
端で行程を規制さればね２９で付勢したロックピストン
２８と対向し、前記ピストンヘッド２６の前後に所要の
圧油が導入される構成である。
端にはロックセグメント２７を内蔵したピストンヘッド
２６が装着されて、バレル２１内に嵌入されエンドキャ
ップ２３で止着したスリーブ状のロックガイド２２内に
挿入され、揚降ロッド２５内端とピストンヘッド２６内
端で行程を規制さればね２９で付勢したロックピストン
２８と対向し、前記ピストンヘッド２６の前後に所要の
圧油が導入される構成である。
【００２０】ピストンシリンダ２４のダンパーシリンダ
３０内には、先端にピストンヘッド３２を装着したダン
パーロッド３１が挿入されてエンドキャップ３３で封止
してある。ピストンヘッド３２とダンパーロッド３１は
圧空にて押圧され、外部からの衝撃をダンパーシリンダ
３０内端とピストンヘッド３２間の圧空を圧縮して緩衝
する構成である。
３０内には、先端にピストンヘッド３２を装着したダン
パーロッド３１が挿入されてエンドキャップ３３で封止
してある。ピストンヘッド３２とダンパーロッド３１は
圧空にて押圧され、外部からの衝撃をダンパーシリンダ
３０内端とピストンヘッド３２間の圧空を圧縮して緩衝
する構成である。
【００２１】上述の図３の圧空によるダンパーの構成に
代えて、図４に示す如く、ダンパーシリンダ３０のダン
パーロッド３１内にフリーピストン３６を嵌入し、ダン
パーシリンダ３０内にオイル、ダンパーロッド３１内に
空気を封入し、ピストンヘッド３２の右端壁にオリフィ
スを設けて、ダンピングをオイルと空気の双方で行なう
構成とすることもできる。
代えて、図４に示す如く、ダンパーシリンダ３０のダン
パーロッド３１内にフリーピストン３６を嵌入し、ダン
パーシリンダ３０内にオイル、ダンパーロッド３１内に
空気を封入し、ピストンヘッド３２の右端壁にオリフィ
スを設けて、ダンピングをオイルと空気の双方で行なう
構成とすることもできる。
【００２２】以上の構成からなるこの発明の案内脚装置
は、案内車輪１を格納するには、揚降アクチュエーター
２０の揚降ロッド２５を収縮させることにより、ダンパ
ーロッド３１が揚降ロッド２５と一体でバレル２１内に
進入し底突きしてレバーアーム１２を引き込み、フォー
クアーム１１を水平位置へと引き込むことにより案内車
輪１を格納させる。
は、案内車輪１を格納するには、揚降アクチュエーター
２０の揚降ロッド２５を収縮させることにより、ダンパ
ーロッド３１が揚降ロッド２５と一体でバレル２１内に
進入し底突きしてレバーアーム１２を引き込み、フォー
クアーム１１を水平位置へと引き込むことにより案内車
輪１を格納させる。
【００２３】また、揚降ロッド２５を伸長させると、ダ
ンパーロッド３１も併せて伸長しレバーアーム１２が押
されて、フォークアーム１１が押し出されるとともに、
ロックセグメント２７がロックガイド２２の穴部に嵌ま
りロックピストン２８で固定されてロック状態となり、
続いてダンパーロッド３１が所要長さ収縮して案内車輪
１がガイドウェイ側壁５に当接し、案内車輪１の水平動
などの入力がレバー１０を介してダンパーロッド３１に
伝達されて緩衝支持し、すぐれた衝撃吸収能力を発揮す
る。
ンパーロッド３１も併せて伸長しレバーアーム１２が押
されて、フォークアーム１１が押し出されるとともに、
ロックセグメント２７がロックガイド２２の穴部に嵌ま
りロックピストン２８で固定されてロック状態となり、
続いてダンパーロッド３１が所要長さ収縮して案内車輪
１がガイドウェイ側壁５に当接し、案内車輪１の水平動
などの入力がレバー１０を介してダンパーロッド３１に
伝達されて緩衝支持し、すぐれた衝撃吸収能力を発揮す
る。
【００２４】この発明の案内脚装置に用いた揚降アクチ
ュエーター２０のバレル２１とダンパーシリンダ３０
間、ダンパーシリンダ３０とダンパーロッド３１間に
は、機能部であるピストンロッド等の保護ため、図３に
示す如く、揚降ロッド２５、ダンパーロッド３１の作動
範囲間を密封できる金属ベローズ３４，３５を装着し、
従来の布製ブーツの難点であった風雨による劣化、異物
による機能部の損傷を防止している。従って案内脚装置
としての信頼性が高くなる。
ュエーター２０のバレル２１とダンパーシリンダ３０
間、ダンパーシリンダ３０とダンパーロッド３１間に
は、機能部であるピストンロッド等の保護ため、図３に
示す如く、揚降ロッド２５、ダンパーロッド３１の作動
範囲間を密封できる金属ベローズ３４，３５を装着し、
従来の布製ブーツの難点であった風雨による劣化、異物
による機能部の損傷を防止している。従って案内脚装置
としての信頼性が高くなる。
【００２５】さらに、揚降アクチュエーター２０の伸縮
側シリンダであるダンパーシリンダ３０の外周面に平行
にバレル２１方向へ目視ロッド５０の一端を支持具５１
にて固着し、目視ロッド５０の他端側はバレル２１外周
の所要位置の２か所に配置した挿通孔を有する支持台５
２，５３内を挿通して、例えばバレル２１エンド側の支
持台５２に設けた指針を設け、この目視ロッド５０に刻
んだ目盛りと指針との相対位置関係により、揚降アクチ
ュエーター２０の内部ロック機構の作動状態を目視可能
にしたロック確認計を設けてあり、揚降アクチュエータ
ー２０の作動状態の点検が極めて容易になる。
側シリンダであるダンパーシリンダ３０の外周面に平行
にバレル２１方向へ目視ロッド５０の一端を支持具５１
にて固着し、目視ロッド５０の他端側はバレル２１外周
の所要位置の２か所に配置した挿通孔を有する支持台５
２，５３内を挿通して、例えばバレル２１エンド側の支
持台５２に設けた指針を設け、この目視ロッド５０に刻
んだ目盛りと指針との相対位置関係により、揚降アクチ
ュエーター２０の内部ロック機構の作動状態を目視可能
にしたロック確認計を設けてあり、揚降アクチュエータ
ー２０の作動状態の点検が極めて容易になる。
【００２６】また、目視ロッド５０に所要形状の倣い面
を設けて、支持台５２，５３内に配置した倣いリミット
スイッチの倣いローラを当接させることにより、揚降ロ
ッド２５の伸縮作動状態により、脚出し格納のための油
圧制御を自動化できる。
を設けて、支持台５２，５３内に配置した倣いリミット
スイッチの倣いローラを当接させることにより、揚降ロ
ッド２５の伸縮作動状態により、脚出し格納のための油
圧制御を自動化できる。
【００２７】以上の実施例は案内脚装置の場合である
が、補助車輪を路床へ昇降させるべく、車両の底部の台
車に同様に装着すれば、磁気浮上車両用支持脚装置とし
て同様の作用効果を奏する。
が、補助車輪を路床へ昇降させるべく、車両の底部の台
車に同様に装着すれば、磁気浮上車両用支持脚装置とし
て同様の作用効果を奏する。
【００２８】
【発明の効果】この発明は、車輪を軸支するフォークア
ームと揚降アクチュエーターを軸支するレバーアームと
からなるレバーのみで、懸架部材が極めて少なく簡単な
構造からなり、軽量化、メンテナンスが容易であり、低
速用補助車輪の支持脚あるいはガイドウエイ側壁に接触
する案内脚のいずれにも適用でき、軸受部を全て無潤滑
軸構造とすればメンテナンスフリーとすることができ
る。
ームと揚降アクチュエーターを軸支するレバーアームと
からなるレバーのみで、懸架部材が極めて少なく簡単な
構造からなり、軽量化、メンテナンスが容易であり、低
速用補助車輪の支持脚あるいはガイドウエイ側壁に接触
する案内脚のいずれにも適用でき、軸受部を全て無潤滑
軸構造とすればメンテナンスフリーとすることができ
る。
【００２９】揚降アクチュエーターがレバーを引動する
だけで車輪が格納されるため、車両に設ける格納スペー
スが小さくできる利点があり、また、揚降アクチュエー
ターに直列配置したダンパーが作動してすぐれた衝撃吸
収能力を発揮する。
だけで車輪が格納されるため、車両に設ける格納スペー
スが小さくできる利点があり、また、揚降アクチュエー
ターに直列配置したダンパーが作動してすぐれた衝撃吸
収能力を発揮する。
【００３０】さらに、車両側への取付け点が少なく着脱
が容易であり、揚降アクチュエーターおよびダンパーの
ピストンロッドの保護に金属ベローズを用いたことから
風雨による劣化、異物による機能部の損傷を防止して作
動信頼性が高くなる利点がある。
が容易であり、揚降アクチュエーターおよびダンパーの
ピストンロッドの保護に金属ベローズを用いたことから
風雨による劣化、異物による機能部の損傷を防止して作
動信頼性が高くなる利点がある。
【００３１】また、この発明による脚装置は、その台車
側支持部が実施例に示す如く、車輪後方の一壁面に集中
させてあり、台車側の補強部が片側で済むために台車全
体で見ると重量軽減が可能である。
側支持部が実施例に示す如く、車輪後方の一壁面に集中
させてあり、台車側の補強部が片側で済むために台車全
体で見ると重量軽減が可能である。
【００３２】また、この発明の脚装置の懸架主体は、レ
バーと油圧シリンダのみであるため、強い磁場中での使
用と軽量化を考慮し、例えばその材質をレバーにチタン
材、その他の構成部材にアルミニウム合金などを選択す
ることにより脚装置全体の軽量化が実現できる。
バーと油圧シリンダのみであるため、強い磁場中での使
用と軽量化を考慮し、例えばその材質をレバーにチタン
材、その他の構成部材にアルミニウム合金などを選択す
ることにより脚装置全体の軽量化が実現できる。
【図１】この発明による磁気浮上車両用案内脚装置を車
両側面から見た説明図である。
両側面から見た説明図である。
【図２】この発明による磁気浮上車両用案内脚装置を車
両前方から見た説明図である。
両前方から見た説明図である。
【図３】この発明による支持脚装置用のダンパーを有す
る揚降アクチュエーターの縦断説明図である。
る揚降アクチュエーターの縦断説明図である。
【図４】この発明による支持脚装置用の他のダンパーの
構成を示す要部縦断説明図である。
構成を示す要部縦断説明図である。
１ 案内車輪 ２ 車軸 ３，４ ブラケット ５ ガイドウェイ側壁 １０ レバー １１ フォークアーム １２ レバーアーム １３ 枢軸部 ２０ 揚降アクチュエーター ２１ バレル ２２ ロックガイド ２３ エンドキャップ ２４ ピストンシリンダ ２５ 揚降ロッド ２６ ピストンヘッド ２７ ロックセグメント ２８ ロックピストン ２９ ばね ３０ ダンパーシリンダ ３１ ダンパーロッド ３２ ピストンヘッド ３３ エンドキャップ ３４，３５ 金属ベローズ ３６ フリーピストン ５０ 目視ロッド ５１ 支持具 ５２，５３ 支持台
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩本 文雄 兵庫県尼崎市扶桑町１番10号 住友精密 工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平４−126655（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) B61B 13/08
Claims (2)
- 【請求項１】 枢軸を車両台車の脚格納室の所要壁面に
軸支したレバーの一方がフォークアームとなり車輪を軸
支し、前記枢軸を軸支した壁面で枢軸より車両中心側位
置に、内部ロック機構を備えた伸縮型の揚降アクチュエ
ーターのバレルヘッドを軸支し、該アクチュエーターに
内蔵配置したダンパーのロッド先端部と、上記レバーの
他方レバーアーム先端とを接続し、前記アクチュエータ
ーの前記取付壁面と略平行方向の伸縮により車輪を脚出
し格納可能となしたことを特徴とする磁気浮上車両用脚
装置。 - 【請求項２】 揚降アクチュエーターの伸縮側のダンパ
ーシリンダの外周面に平行に固定側のバレル方向へ向け
て固着した目視ロッドと、バレル外周に設けた指針とで
内部ロック機構の作動を目視可能にしたロック確認計を
設けたことを特徴とする請求項１記載の磁気浮上車両用
脚装置。
Priority Applications (2)
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|---|---|---|---|
| JP4108954A JP2843202B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 磁気浮上車両用脚装置 |
| US08/287,609 US5481984A (en) | 1991-03-31 | 1994-08-09 | Leg apparatus for the magnetically levitated vehicle |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4108954A JP2843202B2 (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 磁気浮上車両用脚装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05278602A JPH05278602A (ja) | 1993-10-26 |
| JP2843202B2 true JP2843202B2 (ja) | 1999-01-06 |
Family
ID=14497870
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4108954A Expired - Lifetime JP2843202B2 (ja) | 1991-03-31 | 1992-03-31 | 磁気浮上車両用脚装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5481984A (ja) |
| JP (1) | JP2843202B2 (ja) |
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|---|---|---|---|---|
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| US3131891A (en) * | 1961-08-08 | 1964-05-05 | Hispano Suiza Lallemant Soc | Retractable undercarriage for airplanes |
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| JPS5338012A (en) * | 1976-09-17 | 1978-04-07 | Hitachi Ltd | Magnetic levitation of vehicle by superconductor |
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1992
- 1992-03-31 JP JP4108954A patent/JP2843202B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1994
- 1994-08-09 US US08/287,609 patent/US5481984A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
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